特 薬学と漢方

2011
目次
特
薬学と漢方
3刀
オビニオン薬学における漢方研究ヘの期待
374
カレンダー 2011 2012
379
ι7dhoR3 ι'yι
38]
ベランタ'
見えてきた! AIMECS 11
389
挑戦者力ちの
偶然からモノを見つけだす能力を生かす
392
メッセージ
最前線
山田陽城
柴崎正勝・高柳輝夫・藤井信孝・
横山祐作・小尾紀行
服部征雄
腸内細菌による和漢薬の代謝研究を振り返って
漢方薬の最新エビデンスと今後の展開
加瀬義夫
臨床で用いられる漢方処方ランキングから
397
最前線
漢方薬のがん治療・緩和ケア領域での応用
403
巖前線
甘草の扇Ⅲ乍用偽アルドステロン症の発症メカニズムと
その予防策について
伊東俊雅
牧野利明・大嶽信弘
408
セミナー
漢方医学における基本用語
柴原直利
413
セミナー
漢方処方エキスの日本薬局方収載と一般用漢方製剤承認基準の見直し
袴塚高志
419
話題
生薬・薬用植物の資源確保,生産流通およぴ品質規格の動向
医薬基盤研究所薬用植物資源研究センターの取り組み
川原信夫
424
話題
求められる漢方医学の専門性
秋葉哲生
429
話題
薬学部の漢方教育の心意気
岡村信幸
435
わだい
OTC市場でこんなに使われている耶急れ漢方薬」
大崎達弘
434
FYI
(用語解説)
弁証論治,グレリン(8hrelin),バニロイド受容体,さく葉標本
特集にあたって
全国80の医学部すべてで,漢方や東洋医学の講義が行われている.また,薬学教育モデルコア・カリキュラ
ムのユニットの 1つにも「現代医療の中の生薬・漢方薬」があり,薬剤師国家試験の出題範囲となっている.さ
らに,漢方薬を保険適応から外す話が持ち上がったときには,非常に多くの反対署名が短期間に集まった.今や
漢方は,医学・薬学教育,そして医療に深く根付いていると言える.このような背景から,今回ファルマシアと
して初めて漢方の特集を組んだ.漢方は全く知らないという読者から,かなり精通している読者までが満足でき
る内容になるように,漢方の基礎から最前線まで幅広く取り上げた.本特集により,漢方に対する理解と認識が
少しでも深まれば幸いである.
小委員長/Ξ巻祥浩小委員/市瀬浩志,大野道博,小池一男,東田道久,中村成夫,山本弘史
372 .ファノιマシア V01.47 NO.5 2011
Faru mas
V01.47 NO.5 2011
httPゾ/farumashia.pharm.or.jp
436 トビックス
ファルマシア委員
委員長)有賀寛芳
A 化学系薬学
パラジウムを用いた配位子制御による選択的な複素環合成
硫黄イリドの新しい調製法
岩崎宏樹
生長幸之助
B 生薬・天然物化学
道は1つじゃない.ファルネシルニリン酸からのカジナン骨格構築
齋藤義紀
C 物理系薬学
親水性りガンドの結合はタンパク質の自由度を増す
山乙教之
D 生物系薬学
仲矢道雄
坂根洋
E 環境・衛生
外来DNAに対抗する細菌の「獲得免疫」機構
和田崇之
F 医療薬科学
トリプルネガティブ乳がんには,デュアルシグナルブロックが有効?
峯垣哲也
G 医薬化学
アプタマーによる標的分子補足機構の解明
バンデミツクHIN12009:耐性ウイルスの蔓延は防げるか
糸召ノ 1
453
東元祐一郎
松原輝彦
学術貢献賞受賞 武田健氏の業績
井村伸正
学術振興賞受賞 上杉志成氏の業績
杉浦幸雄
加藤晃一氏の業績
今川正良
水島徹氏の業績
小田切優樹
中島美紀氏の業績
山添康
平成24年度昌本薬学会学会賞受賞候補者の推薦忙ついて/関係機関の賞・助成ヘの日本
薬学会からの推薦について
461
伊藤清美大野道博
黒川洵子小林恒文
佐藤康夫白川久志
東田道久戸塚裕一
長田裕臣花輪剛久
平山武司北條泰輔
深澤征義松井礼子
Ξ巻祥浩山本明子
ファルマシアアドバイザー
心線維芽細胞から心筋細胞に直接的りプログラミングできる
細胞膜の損傷修復には酸性スフィンゴミエリナーゼ活性が必須である
448
(副委員長)矢ノ下良平
赤井周司石井伊都子
薬学会アツプトゥディト第27回創薬セミナーの開催について/日本薬学会役員(平成
23年度)の紹介
Inform臼tion
465
交信地区通信/業界通信/掲示板/求人広告
472
会合予告主催学術集会/共催その他学会等
380, 396, 407, 480, 481
481
482
中村成夫中島克佳
福山透藤原泰之
峯村純子最上(西巻)知子
山本弘史米持悦生
トビックス小委員
下川淳高橋万紀
原田真至佐藤忠章
田口貴章福村基徳
岡部弘基長士居有隆
平倉穣厚味厳一
大澤匡弘山崎正博
阿南弥寿美黄倉
立花研岡田
恩田健二花田和彦
田中善仁藤井秀明
小西一豪
トビックス専門小委員
沖津貴志兒玉哲也
吉田昌裕金子哲夫
中村誠宏松浪勝義
小野正博宮本和英
本山敬一杉山晶規
田畑裕幸米田宏
見坂武彦古武弥一郎
杉山剛志小柳悟
吉道辻本雅之
直樹鈴木孝禎
山口拓
表紙の説明
漢方処方は,通常2種
類以上の生薬で構成され
4刀
37フ
447
402
418
37フ
池田幸弘小尾紀行
金子次男関野祐子
玉井栄治田村修
ている.表紙中央には,
桂皮や人参など,漢方処
方に頻用される代表的な
生薬を描いた.右下の漢
文は,傷寒論の注釈本の
1つである傷寒明理論の
冒頭である傷寒論は後
漢の時代に著された治療
医学雪で,漢方の原点と
MEDCHEM NEVVS 目次
薬剤師の素描
薬学昔むかし
講義室
も言うべきものである
左下の図は,六君子湯が
シスプラチン投与時の食
最近の新刊書から
新刊紹介
欲不振を改善するメカニ
ズムを示したものであ
るΞ巻祥浩
次号掲載予告
編集後記
ファルマシアについて
国立情報学研究所の情報
サイト http ://ci nii.己C
IP/から,一定期間を経
過した本誌をこ覧いただ
薬学研究奨励財団のぺージ
けます
V01.47 NO.5 2011
373