開発設計コース - 長岡モノづくりアカデミー

モノづくり革新人材群形成事業
2012
長岡モノづくりアカデミー
開発設計コース
5月開講
募集案内
長岡技術科学大学
Nagaoka University of Technology
協力:
Nagaoka Activation Zone of Energy
NPO法人長岡産業活性化協会NAZE
新潟県工業技術総合研究所
http://www.n-phoenix.jp/
ごあいさつ
モノづくりの基盤技術は、上流から下流に向けて「設計」、「製造」、「検証」の三つから
成り立つと考えられます。このうちモノづくりフローの中流に位置する生産活動が他の二つに
比べて強調される傾向にありました。しかし、価値の大きなモノづくり、質の高いモノづくりは
上流の設計技術に大きく依存するものであり、また、下流に位置する検証技術がそれを裏付
ける切札となります。他方で、国際分業が常態化した今日では、一国のモノづくりルールが
標準規範とはなりえず、グローバルかつ合理的な概念及び方法論が必須とされ、またそれら
が普及していくことになります。したがって、開発技術者は必要不可欠な基礎・専門知識の
習得に加えて、モノ(製品)が造られるプロセスの最適化及び普遍化を志向した「想像力」
及び「創造力」を醸成しなければなりません。
本アカデミーは地域発の自立化事業ではありますが、科学技術立国を支える高度な開発
設計技術者を持続的に育成する類まれなプログラム構成に仕上がっています。モノづくりフ
ロー実践を通した「循環型の人創りフロー」を築き上げること、今年度はそれに主眼を置く
べく関係者が気持ちを一つにして誠意を尽くすことを誓います。
設計
製造
モノづくりの基盤技術
平成24年3月
検証
長岡技術科学大学 機械系 教授
柳 和 久
「長岡モノづくりアカデミー」は産学官が連携して
実践的なカリキュラムを提供し、企業の「人づくり」
支援を通して地域産業の発展を目指す取組みです。
地域産業の発展
機械の製造で培った
高い設計技術
学
長岡技術科学大学
長岡工業高等専門学校
テキストの作成
講座の実施
運営管理 等
運営管理 等
長岡モノづくりアカデミー
開発設計コース
開発設計コース
カリキュラム
企 業
企業見学の受入
技術指導者の派遣
社員の参加
等
会 場
官
にいがた産業
創造機構
創造的開発設計者
(マシンシステムデザイナー)
の育成
NICO テクノプラザ
長岡技術科学大学
長岡工業高等専門学校
地域企業 ほか
産
産業団体
各種協力・事業PR
コーディネーター派遣
等
支援機関
長岡鉄工業協同組合、新潟県電子機械工業会(NEIA)、長岡技術科学大学協力会、長岡技術科学大学技術開発教育研究振興会、
長岡工業高等専門学校技術協力会、長岡技術者協会、長岡商工会議所、長岡市、新潟県
1
開 発 設計 コース
長岡モノづくりアカデミー
コースの特 徴
基礎から応用まで開発設計者に必要な幅広いカリキュラムが学べます。
1.これからの技術者に求められる基礎知識の習得
技術者倫理、安全工学など、国際化に対応したこれからの技術者に必要な基礎知識が得られます。
2.日ごろの業務では得にくい専門分野の知識の習得
非鉄金属、脆性材料、樹脂材料の特性や先進アクチュエータなどの専門知識が得られます。
3.コンピュータを使った先進的な設計手法の習得
3次元CADの操作から有限要素法を用いた構造解析
(CAE)まで、先端の設計手法が学べます。
(使用ソフト CAD:So
l
i
dWorks CAE:So
l
i
dWorksSimu
l
at
i
on)
4「
.モノづくり企業」の技術探訪
中越地域で活躍する企業を訪問して各社が得意とする技術の説明や工場見学を行い、
「モノづく
り」への取組みを学びます。
5.技術懇談による受講者同士のディスカッション
受講者が日ごろ疑問に思っていることを発表し合い、様々な意見から「気づき」を促します。
また、受講者同士の交流も深めます。
募 集要項
対 象 者
機械関連企業で働く開発・設計の技術者
受 講 期 間
平成24年5月10日㈭ から 平成24年9月28日㈮ まで
受 講 時 間
77時間
受 講 料
100,000円(テキスト代金、消費税を含む。)
定 員
12名
会 場
NICOテクノプラザ ほか
受 講 条 件
受講する講座を選択することはできません。
申 込 期 間
平成24年3月6日㈫ から 平成24年3月21日㈬ まで
申 込 手 順
受講手続のご案内(15ページ)をご覧ください。
2
カリキュラム
科目
講 座
講 師
日 時
開 講 式
5月10日㈭
専門基礎
長岡技術科学大学
システム安全系 教授
三上 喜貴
5月10日㈭
2 エネルギー変換技術
長岡技術科学大学
機械系 准教授
山田 昇
5月17日㈭
3 システム安全工学の基礎
長岡技術科学大学
システム安全系 教授
福田 隆文
5月24日㈭
1 −幾何公差と表面性状−
長岡技術科学大学
機械系 教授
柳 和久
5月31日㈭
2 公差設計・解析
㈱プラーナー
代表取締役
栗山 弘
6月14日㈭
3 機械設計のための計測制御
長岡技術科学大学
機械系 教授
明田川正人
6月21日㈭
4 トライボロジーの基礎と接触面の観察
新潟大学
自然科学系(工学部) 教授
新田 勇
6月28日㈭
5 転がり軸受の設計
長岡技術科学大学
機械系 准教授
太田 浩之
7月 5日㈭
長岡技術科学大学
機械系 准教授
南口 誠
7月12日㈭
7 −硬くするだけが目的ではない−
長岡電子㈱
代表取締役
桑原 美博
7月19日㈭
8 非鉄金属の材料特性
新潟県工業技術総合研究所
中越技術支援センター
主任研究員
片山 聡
7月26日㈭
9 プラスチック材料の基礎
新潟県工業技術総合研究所
中越技術支援センター
専門研究員
毛利 敦雄
8月 9日㈭
10 精密機械加工とその機械技術
㈱アビコ技術研究所
代表取締役
高野 泰夫
8月16日㈭
11 エネルギービーム加工
長岡工業高等専門学校
電気電子システム工学科 教授
中村 奨
8月23日㈭
12 硬脆材料の超砥粒加工技術
長岡技術科学大学
産学融合トップランナー養成センター
産学融合特任准教授
松丸 幸司
8月30日㈭
13 機械設計のためのアクチュエータ
長岡技術科学大学
機械系 准教授
磯部 浩已
9月 6日㈭
日本フローサーブ㈱
柏崎工場 次長
三宮 進
9月13日㈭
1 技術者倫理
地球と都市の温暖化と
新しい図示規格
鉄鋼材料
6 −基礎から応用まで−
専 門
金属の表面改質
機械の振動
技術懇談
14 −基礎とポンプの振動−
17:00~17:25
17:30~20:00
N I C O
テクノプラザ
地域技術探訪
CAD
実習・演習・その他
技術懇談
コーディネーター(地元企業OB)等
モノづくりフローの実践見聞
㈱第一測範製作所
㈱太陽工機
㈱ツガミ
6月 8日㈮
9:00~17:00
地元企業3社
材料特性と寸法計測
新潟県工業技術総合研究所
中越技術支援センター
7月26日㈭
15:30~17:00
中 越 技 術
支援センター
3次元設計概論
長岡工業高等専門学校
機械工学科 教授
山田 隆一
9:00~17:00
3次元CADシステム
吉田 正則
吉田 祥
9月20日㈭
㈱テクノソリューションズ
CAE
特別科目
クリーンディーゼルエンジンの
高圧燃料噴射システム動向
(注)内容は変更になることがあります。
※
※
ほか
CAE
(Computer Aided Engineering)
閉 講 式
3
会 場
新潟県工業技術総合研究所
CAE研究室
片山 聡
9月21日㈮
9:00~17:00
ボッシュ㈱ ディーゼルシステム事業部
開発部門 CR システム開発部長
小西 康正
9月28日㈮
14:00~17:00
9月28日㈮
17:10~17:30
ほか
長岡工業高等
専 門 学 校
アトリウム長岡
※ 5月10日㈭・17日㈭ 20:00~20:30、6月21日㈭、7月12日㈭、8月9日㈭・30日㈭ 15:00~17:00
講座概要
【専門基礎科目】
1
技術者倫理
ねらい
講師
新技術を生み出す技術者には、その技術が社会や自然
に及ぼす影響を洞察する能力と自らの能力を何のために
使うのかという倫理観を養います。
三上喜貴
内容
完全な形で残る人類最古の法典といわれるハンムラビ法典には、「家を建て
たものは、建築が適切に行われなかったことにより家が壊れ、その住人を死な
せることがあった場合には死罪に処す」という条文があります。更に前の条文
には、外科医、獣医などについての規定がありますが、専門家としての行為(手
術など)の失敗に対して死罪が規定されているのはこの条文だけです。建築家
あるいは大工に対してこのように重い罰が科せられているのは、専門家として
のスキルに対する世間の期待値の高さの裏返しでもあるでしょう。当時のバビ
ロニアの建築技術の完成度は当時の医療技術の完成度などと比べてはるかに高
い水準にあったと想像されます。そうした高い技術水準を持つはずの技術者に
対する世間の信頼の「裏返し」として、期待を裏切るような技術者の注意不足
や失敗に対して極めて重い罰を科していたのです。専門家は、常に世間の期待
を裏切らないだけの緊張感と倫理観をもって職務に当たらなくてはなりません。
本講義では、歴史上の人物についての逸話、最近の事故(特に福島原発事故)
で問われた技術者責任の事例などを交えながら、技術者倫理、技術者の責任に
ついて考えます。
2
【プロフィール】
[専 門] 技術経営論、安全管理論
[研究テーマ] 安全の制度設計、技術者論ほか
[論文・著書・資格等]
安全・安心社会を構想した明治の先覚者達、
インドの科学者ほか
受講者のコメント
◦モノづくりに携わる人間には、高い技術と重い責任が求め
られるということに大変共感しました。
◦安全に対する設計の考え方を再確認できましたので、これ
からの業務でも生かしたいと考えております。
◦工学系のアカデミーが、古い文献、法律、思想家の発言な
どを用いた文学的アプローチで説明された所に興味を惹か
れました。
地球と都市の温暖化とエネルギー変換技術
ねらい
地球温暖化・都市温暖化メカニズムとエネルギーの関
係、太陽エネルギー利用をはじめとする各種エネルギー
変換・利用技術の概要を学びます。
内容
近年、化石燃料の枯渇化や地球温暖化・都市温暖化といったエネルギー・
環境問題が顕在化し、政策や産業へのインパクトが益々大きくなっています。
また、再生可能エネルギー利用技術や省エネ技術などのいわゆるグリーンテ
クノロジーの研究開発は、我々の想像を超えたスピードとパワーで世界各国
が行っています。
本講義では、始めに、地球温暖化と都市温暖化のメカニズムの違いと動
向などについて解説します。次に、熱機関や太陽エネルギー利用をはじめと
する各種エネルギー変換・利用技術について、熱力学の基礎や最新トピック
ス等を交えながら解説します。
3
長岡技術科学大学
システム安全系 教授
講師
山田 昇
長岡技術科学大学
機械系 准教授
【プロフィール】
[専 門] エネルギー・環境工学、熱工学
[研究テーマ] 各種エネルギー変換デバイス/システムの開発、
都市熱環境評価ほか
受講者のコメント
◦自社の開発でも様々な動力源を使用していますので、今後
のエネルギーに注目したいと考えております。
◦エネルギー効率という観点から、改めて自社の製品を見直
すきっかけとなりました。
◦エンジンの熱効率の部分など興味深いお話もあり、今後の
業務にも生かしたいと思います。
システム安全工学の基礎
ねらい
システム安全工学の中から、ISO12100 で示される
機械安全設計を中心とした設計の考え方を理解し、その
上で広く応用できることを学びます。
内容
機械安全を中心に行いますが、基本的な考え方は、広い分野に応用でき
ます。キーワードは「リスクアセスメント」、「3−ステップメソッド」及び「使
用者による安全方策」です。意外に思われるかも知れませんが、事故を完
全になくすことは不可能であると、国際的には考えられています。
では、安全設計とは何か?この問題を考えます。
1.機械災害はどのような状況で発生しているか−現状と問題点
2.機械安全の歴史
3.国際安全規格の体系
4.機械安全設計規格ISO12100
5.リスクアセスメント
6.設計者とユーザの間の情報交換
7.第三者認証
8.まとめ
講師
福田隆文
長岡技術科学大学
システム安全系 教授
【プロフィール】
[専 門] 工学基礎理論
[研究テーマ] 国際規格に基づく機械設計論、
安全装置の作動特性の信頼性工学による検討、
リスクアセスメント
[論文・著書・資格等]
IEC/TC44及びISO/TC130の国内委員会主査
受講者のコメント
◦日本の労働災害や安全に対する認識がEUに比べて低いこ
とを初めて知りました。安全性の向上も技術者の責務とし
て追及し続けていきたいと思います。
◦この講義を聞いて、自分の「安全に対する責任」が甘かっ
たことを痛感しました。
◦座学を受けるだけでなく実際に機械を使った説明もあって
非常におもしろかったです。
(注)受講者のコメントは「平成23年度事後アンケート」を抜粋
4
【専門科目】
1
新しい図示規格 −幾何公差と表面性状−
ねらい
講師
機械製図の CAD 化に際し、寸法公差に加えて「幾何公
差と表面性状」の図示方法に傾注が必要となります。世界
標準規格と合致しない従前の製図規則を洗い出します。
柳 和久
内容
ISOが導入したGPS(製品の幾何特性仕様)規格は、サイズ・形状・姿勢・位置、
表面粗さなどの幾何特性ごとに公差の定義、図面指示方法、評価方法、測定機器
の要求事項、校正方法、測定の不確かさの算定方法などを規格として体系化した
ものです。設計図面にはこれらのGPS規格が反映される必要があります。新方式
の設計図面を生産技術や製造部門が正当に理解し、図面指示どおり加工をどう行う
か、また、品質保証・検測部門では公差をどのような測定機器で検証するか、さら
に、測定の不確かさをいかに算定し合否判定するかが問われています。生産のグ
ローバル化を意識して、新しい設計図面の図示規格を身につけようとするものです。
1.ISO/GPS基本規格の構成
2.幾何公差方式入門、幾何公差の重要な要素
3.14特性の検証方法
4.表面性状とエッジの図示方法及び検測方法
5.仕様に対する合否判定基準
6.「誤差」から「測定の不確かさ」への移行
7.測定標準と校正作業
2
【プロフィール】
[専 門] 加工計測、表面工学、機能性評価
[研究テーマ]
表面性状の計測と評価、光応用機械計測、データ処理
[論文・著書・資格等]
①小径エンドミルの回転振れ軌跡と切れ刃プロファイルに基づ
く加工面性状の推定 ②面領域の表面性状測定機を対象とし
た測定標準に関する研究 いずれも精密工学会誌
受講者のコメント
◦J
ISの定義を踏まえて実践的な解釈を説明したのは参考に
なった。
◦規格等が日々変化していることに改めて気づきました。今
後はJ
IS機械製図はもとより、その他の規格にも アンテナ
を立てて行きたいと思います。
◦新J
ISの図示規格をきちんと学ぶことができたのは初めて
だったので大変良い機会になりました。
◦GPSや表面性状など、最新のJ
IS規格を学ぶことができ、
勉強になりました。
公差設計・解析
ねらい
講師
多くの設計方法の中でも、設計者にとって基本中の基
本である「公差設計」について解説し、製品仕様と製造(部
品・組立)条件及びトータルコストを考慮したバランス感
覚に基づいた「公差」の設定と「解析」の実際について、
正しい理論に基づいて習得します。
栗山 弘
内容
簡単な演習を交えながら、公差の考え方や公差の計算方法・評価など、
公差設計・解析の基礎知識を身につけてもらうように構成しています。
1.公差とは
2.公差設計概要
3.公差のつけ方について
4.工程能力指数
5.公差設計演習(基礎)
3
㈱プラーナー 代表取締役
【プロフィール】
[専 門] 機械工学、公差設計、3次元CAD/CAE
[論文・著書・資格等] 公差設計入門 (日経ものづくり)
公差設計・解析「基礎」「応用」(プラーナー)、ベーシック
公差設計(日経ものづくり2008年1~3月号連載)、3次元C
ADから学ぶ機械設計入門(森北出版)ほか
受講者のコメント
◦実際の業務にもすぐ使えると感じました。また会社の方針など
とも関係しており、大変興味深い内容で勉強になりました。
◦Σ計算と√計算の使い分けの目安を聞くことができたので、
弊社の設計にぜひ生かしたいと思います。
◦今回の講義で不完全互換性の方法を用いた公差の考え方
を初めて知ることができ、とても勉強になりました。
機械設計のための計測制御
ねらい
講師
計測及び制御は設計・製造にとって品質を確保する上で
重要です。 設計技術者に計測と制御のこれだけは知って
欲しい事項について理解を深めます。
明田川正人
内容
機械設計者に必要な計測の基礎(メートルの定義・アッベの原理など)と
制御の基礎(フィードバック制御)について講義します。「機械設計のため
のアクチュエータ」の講義及び「地域技術探訪 −モノづくりフローの実践見
聞−」と併せて、計測・制御の基礎を実例を通して説明します。
1.長さ1mの定義
2.測定の基本的手法(直接測定・間接測定 偏位法・零位法)
3.アッベの原理(ノギスとマイクロメータの差異)
4.計測機の実例とその管理(長さ測定機・角度測定機・温度計その他)
5.周波数応答
6.フィードバック制御の基礎
5
長岡技術科学大学
機械系 教授
長岡技術科学大学
機械系 教授
【プロフィール】
[専 門] 精密機械計測、光計測
[研究テーマ] 結晶格子を基準とした精密機械計測、
ピコメートル精密機械制御、光干渉計ほか
[論文・著書・資格等]
論文:結晶格子と走査型トンネル顕微鏡を用いた原子トラッキング制御
の高安定化−原子エンコーダの検証−、精密工学会誌 Vol.70 No.11
(2004)pp. 1433−1438 ( 精 密 工 学 会・論 文 賞(2005年3月)
とファナックFAロボット財団・論文賞(2006年3月)を受賞)
著書:実用精密位置決め技術事典、実用精密位置決め技術事典編集委
員会編集(監修大塚二郎・委員長吉本成香)、産業技術サービスセンター
(2008年12月)pp.258−263(ISBN 978−4−915957−49−9)
受講者のコメント
◦アッベの原理を再確認することができて良かったです。
◦精密さと正確さの違いなどを思い出す良い機会となり良
かったです。
◦図解でしか見た事のなかったオートコリメータの現品を見れ、
勉強になりました。
4
トライボロジーの基礎と接触面の観察
ねらい
講師
機械の安定動作のために、しゅう動面の摩擦低減は必
要不可欠です。
本講義では、摩擦がなぜ生じるのか、その低減方法な
どについて理解を深めます。
新田 勇
内容
トライボロジーは、日本語では「摩擦学」と訳され、摩擦、摩耗及び潤
滑をひとまとめにした学問分野です。
機械工学は、学ぶべき科目が多い学問分野です。いわゆる「4力」であ
る材料力学、機械力学、熱力学及び水力学を基礎として、機械材料や機械
製作方法等を勉強します。これらの知識を使って機械を設計することになり
ます。しかし、このようにして製作された機械は必ずしも予想した性能を満
足するとは限りません。それは、
摩擦や摩耗の知識が欠如しているために、
しゅ
う動部分に対して適切な潤滑方法の決定や材料選択ができないからです。
本講義では、トライボロジーの基礎を習得するとともに、トライボロジー
の応用例を概観します。また、接触をキーワードとして、機械要素の強度評
価に不可欠な接触圧力や接触面の観察方法について最近のトピックスを交え
て解説します。
新潟大学
自然科学系(工学部) 教授
【プロフィール】
[専 門] 機械要素、トライボロジー
[研究テーマ] 広視野レーザ顕微鏡を用いた接触解析ほか
[論文・著書・資格等]
①シュリンクフィッタを用いた広視野レーザ顕微鏡、
精密工学会誌
②ボルト頭部頂面の変形に基づいた軸力測定方法の基礎研究、
日本機械学会論文集
受講者のコメント
◦実際に鋼材を滑らせて摩擦係数を求めたり、接触面の広が
りを空き缶を使って実験するなど、目で見て理解する内容
が多くて分かりやすかった。
◦「トライボロジー」という分野は、今まであまり知らなかっ
たため勉強になりました。摩擦の原因についても、理解す
ることができ、今後の設計業務に役立てたいと思います。
◦設計等は摩擦に対して注視する必要があると感じました。
1.トライボロジーの基礎(学会誌50年を代表する応用例)
2.接触圧力の話(簡単なヘルツ接触理論と実際への適用)
3.広視野レーザ顕微鏡を用いた接触面観察の話
5
転がり軸受の設計
ねらい
講師
転がり軸受は、回転機械を支える重要な機械要素で
す。最近の技術動向を交えながら転がり軸受の種類、用途、
精度、寿命計算の方法及び転がり軸受を使用した機械の
設計方法などの理解を深めます。
太田浩之
内容
近年、高精度化、静粛化、ロングライフ化が進んでいる「転がり軸受」
の現状を概観するとともに、転がり軸受を用いた機械の設計方法を習得し
ます。
「転がり軸受」は、安価で使いやすく便利であるため、広く用いられてい
ます。近年、より高精度、静粛、更にはロングライフ化された高度な転がり
軸受が種々開発されています。
本講義では、以下のポイントに絞り「転がり軸受」の概略及び転がり軸受
を使用した機械の設計方法について解説します。
・「転がり軸受」はどういうところに使われているか。
・「転がり軸受」はどのくらい製造されているか。
・「転がり軸受」の最新技術はどんなものか。
・「転がり軸受」を使用した機械の設計は如何に行うべきか。
長岡技術科学大学
機械系 准教授
【プロフィール】
[専 門]機械要素、機械力学、トライボロジー
[研究テーマ]
転がり軸受の振動、転がり案内の音響・振動ほか
[論文・著書・資格等]
論文:ボールスプラインの音の発生機構(日本機械学会)ほか
資格:ISO機械状態監視診断技術者(振動)カテゴリーⅢ
受講者のコメント
◦軸受の寿命についてかなりのバラつきがあることを知りま
した。
◦いろいろなベアリングを見たり触れたり出来たので、良い
経験ができました。
◦軸受の種類、選定方法、検討事項に関して分かりやすい講
義だったと思います。今後、軸受を選定する際の参考に大
変有効な内容だと思いました。
1.「転がり軸受」の用途
2.「転がり軸受」の生産量と製造プロセス
3.「転がり軸受」に関する最新技術
(1)セラミック軸受、DLC軸受
(2)ポリマー潤滑剤を封入した転がり軸受・転がり案内
4.「転がり軸受」を使用した機械の設計
6
6
鉄鋼材料 −基礎から応用まで−
ねらい
講師
最も利用されている機械材料及び鉄鋼材料の基礎知識
を深め、機械設計に結びつける足がかりとします。
南口 誠
内容
鉄鋼材料の特性を理解して応用するため、金属材料の変形機構、状態図
と合金元素の役割、熱処理の基礎を習得します。
鉄鋼材料は機械材料のうち最も基本的な材料であり、近年では最も利用
されている材料です。現在においても最も重要な機械材料といえるでしょう。
鉄鋼材料の歴史は古いことは言うまでもありませんが、同時に、新しい合金
鋼が開発されている先端材料でもあります。また、現在では極めて多様な
合金鋼が利用されています。それらの全てを網羅することは困難ですので、
変形機構・状態図・合金元素の効果・熱処理の基礎を学び、いくつかの実用
材料でどのように設計されているかを説明します。
また、最近、本学で行っている古代製鉄を紹介します。
1.原子からなる金属
2.金属の変形
3.合金を理解するための状態図
4.合金元素の効果
5.鋼の熱処理
6.事例解説
7.お話:古代の製鉄
7
【プロフィール】
[専 門]材料工学、高温物理化学
[研究テーマ]
焼結、金属とセラミックスの高温酸化・腐食、多孔質材料
[論文・著書・資格等]
パルス通電加圧焼結によるNi−20Cr合金粗粉末の緻密化
(日本金属学会誌)ほか
受講者のコメント
◦材料の強度等を理解する上でとても重要な内容なので興味
を持てました。学術的な話だけではなく、J
ISで用いられた
材料記号を含めた内容だったので、理解しやすく、また活
用していきたいと思いました。
◦腐食について聞けたので良かったです。今後の業務で、部
品の材質や形状などでそういった点にも気を使っていきた
いと思います。
◦今後、設計を進めていく中で材料についての性質を良く考え
ながら適切なものを選べるようになっていきたいと思います。
◦鉄鋼材料は弊社装置の大部分の主材料なのでそれらについ
て今回の講義で今まで知らなかった特徴などを学ぶことが
でき、今後の参考にしていきたいと感じました。
金属の表面改質 −硬くするだけが目的ではない−
ねらい
講師
設計者は熱処理、表面改質を特殊工程と考えず、も
のづくり全体の流れのなかに位置づける発想が大事です。
手段の選択で材料、加工手順及びコストが変わることを理
解し、業務に役立てます。
桑原美博
内容
金属熱処理や表面改質は専業化されており、その設備や作業に接する機
会が少ないせいか、新しい情報やもっと有利な使い方があるのに旧来の技
術で設計されていることが多く見受けられます。
本講義では、金属熱処理にかかわる表面改質方法の紹介と、実際には何
を基準に処理方法を選択するか実例を挙げて解説します。金属材料は熱処
理をすることで様々な特性が出ます。単体の処理だけでなく、いろいろな組
合せ(いわゆる複合熱処理)の手段も選択できることを紹介します。
1.硬さの種類、材料記号の見方
2.表面改質の種類と特徴
3.目的に応じてどのように使い分けるか
(1)熱処理をする表面改質
(2)熱処理をしない表面改質
(3)硬さ以外の特性を得たい熱処理
(4)機械部品の表面改質
4.熱処理屋が困る図面
5.熱処理方法とコスト、納期
7
長岡技術科学大学
機械系 准教授
長岡電子㈱
代表取締役
【プロフィール】
鉄鋼部品の機械的性質を向上させる表面技術に定評がある。長年
積み重ねた独自のノウハウを活かし、硬さだけでなく、圧縮残留
応力により疲れ強さ、耐摩耗性も向上させるなど、部品の用途に
合わせた最適な処理で、顧客から厚い信頼を得ている。NAZEの
NEXT道場(後継者育成)の塾長。
受講者のコメント
◦焼入れについて、各処理のメリット・デメリットを詳しく知る
ことができて良かった。設計側も熱処理に対する知識をしっ
かり持って図面指示をしなければ、と思いました。
◦事例等を含めた説明もあり、分かり易く大変興味深く聞くこ
とができました。
◦使用目的により、材料と熱処理(表面改質)を適切に選択
することが重要であるとわかりました。部品形状によっては
できないこともあるということを知り、他の方法で出来ない
か検討することで設計に生かしたいと思います。
◦焼入れのコストについての話は私自身良く知らなかったので、
大変勉強になりました。
8
非鉄金属の材料特性
ねらい
講師
非鉄金属の種類と特徴を学び、機械設計における材料
選択の幅を広げます。
片山 聡
内容
機械設計において、非鉄金属の持つ優れた特性を最大限に活用するには、
各金属・合金の種類や特徴を把握することが必要不可欠です。
本講義では、アルミニウム合金を中心に合金の種類と特徴を説明します。
また、その前段として金属の持つ物理的性質・機械的性質が機械設計にお
いてどのような意味を持つのか説明します。
新潟県工業技術総合研究所
中越技術支援センター
主任研究員
【プロフィール】
新潟県の公設試験研究機関として、県内製造業の技術相談や依頼
試験、研究開発を行っている。
主に金属材料の強度試験、製品の寸法測定を担当。
1.機械設計における物理的性質、機械的性質の意味
2.非鉄金属の種類と特徴
(1)アルミニウム合金
(2)銅合金
(3)チタン等、その他の合金
3.加工からみた非鉄金属
9
プラスチック材料の基礎
ねらい
講師
プラスチック材料の基本的な特性について理解を深め
ます。
毛利敦雄
内容
プラスチックは経済性、軽量化等の面から広く工業製品に利用されていま
す。しかし、プラスチックに直接携っている方でも、十分その特性を理解さ
れていないことが見受けられます。
本講義では、主に化学の観点から、プラスチックの性質をやさしく説明し
ます。
新潟県工業技術総合研究所
中越技術支援センター
専門研究員
【プロフィール】
新潟県の公設試験研究機関として、県内製造業の技術相談や依頼
試験、研究開発を行っている。
専攻分野は、有機化学、金属材料分析セラミックス、表面処理。
1.プラスチックとは、原料、生産量
2.プラスチックの分類
3.ポリエチレン
4.プラスチックの性質を変える
5.プラスチックの成形方法
6.金属とプラスチック
7.プラスチックの性質
8.プラスチックの弱点
9.エンプラ各論
10.金属部品のプラスチック代替について
8
10
精密機械加工とその機械技術
ねらい
講師
精密加工をキーワードとした 0.01 ミクロンから 0.1 ミ
クロンまでの加工精度及び機械精度を実現するための機
械技術について理解を深めます。
高野泰夫
内容
精密加工現状についての実例をいくつか紹介しながら、その加工精度と
機械の運動精度、機械構造、それらを実現するための機械要素技術につい
て学びます。 超精密加工というキーワードが注目されてきたのは1985年頃と比較的新
しい技術分野です。 その精度領域は、もう1桁上のナノメートルへ、精密
加工分野は1ミクロンからサブミクロンの精度領域へと変革してきています。
精密加工ではサブミクロン精度が当たり前になってきました。アルミニュー
ム合金や銅合金、Niメッキ層などの非鉄金属加工ではダイヤモンド工具が使
われます。そのなかでも単結晶ダイヤモンド工具を使った精密加工について
事例を紹介しながら、加工技術を中心に機械構造を学びます。
1.位置決め技術
リニアモーターやレーザースケールなどを使った設計技術や
ナノ位置決め技術
2.空気静圧技術
静圧技術を使った機械要素(エアースピンドル、エアースライド)の
機械構造
3.高速スピンドル
工作機械の高速スピンドルの設計事例とその構造
4.ダイヤモンド工具
単結晶ダイヤモンド工具のナノ研磨技術
11
【プロフィール】
[専 門]
超精密加工、ナノ加工機の開発、微細ダイヤモンド工具
[論文・著書・資格等] 技術士(機械部門、総合技術監理部門)
労働安全コンサルタント、
技術士2次試験「機械部門」完全対策を共著
受講者のコメント
◦磁性流体シールについては、今まで聞いたことがなかった
ので、とても参考になりました。
◦昔から、現在に至るまでの精密加工技術について、学べる
機会があってよかったです。
◦リニアモーターを使用しての具体的な設計の話をもっと詳し
く聞きたいと思いました。
◦精密加工についての具体的な事例を多く取り上げた内容で
これまで知らなかったことも多く、とても勉強になりました。
エネルギービーム加工
ねらい
講師
もの作りにおける各種加工方法のうち、エネルギービー
ム加工について解説し、新しい加工方法を考案するため
の能力を養います。
中村 奨
内容
加工に用いられる高密度エネルギービームとしては、レーザービーム、電
子ビーム、イオンビーム等が挙げられます。この3つのビームは全て多少の
加工機構の違いはあるものの、除去加工、付着加工及び改質加工に利用で
きます。レーザービームと電子ビームは、どちらもその使い方により、熱的
加工と非熱的加工に分類することができます。熱的加工の場合、両者とも
穴あけ、切断、接合及び改質等に利用できます。イオンビームはスパッタリ
ングを利用した尖鋭部分の仕上げ加工に用いられ、熱源として利用する例は
ほとんどありません。
本講義では、これらのエネルギービーム加工方法の原理と最近の動向に
ついて説明します。特にレーザービーム加工については詳しく解説します。
1.電子ビーム加工の原理
2.電子ビーム加工の最近の動向
3.イオンビーム加工の原理
4.イオンビーム加工の最近の動向
5.レーザー発振のしくみ
6.レーザー加工の原理
7.レーザー加工の最近の動向
9
㈱アビコ技術研究所
代表取締役
長岡工業高等専門学校
電気電子システム工学科 教授
【プロフィール】
[専 門] レーザー応用工学
[研究テーマ]
赤外光から紫外光までのレーザーを利用した材料加工
[論文・著書・資格等]
YAGレーザー溶接におけるインプロセスモニタリング、パル
スレーザーによる薄板材料への微細穴加工ほか
受講者のコメント
◦レーザーの原理については、初めて講義を受け、大変参考
になりました。
◦ビーム加工のイメージとして、加工面が先細りすると思って
いたが、逆テーパにすることも出来ると聞いて、今後ビー
ム加工の需要がとても増えていくのではないかと思いまし
た。
◦レーザービーム加工にあたって、どういった要素が影響して
くるのかがわかり今後、レーザー加工を行う際の材料指定
などで参考にしていきたいと思います。ビーム加工でどう
いったことが出来るのか具体的なお話が多く大変参考にな
りました。
12
硬脆材料の超砥粒加工技術
ねらい
講師
研削加工の基礎を習得し、適切な加工条件の選択がで
きることを目指します。
松丸幸司
内容
セラミックス材料はその優れた機械的・機能的特性から、広く工業材料と
して採用されており、今後、更なる応用が期待されています。しかし、優
れた機械的特性ゆえの難加工性が、その普及を阻害しています。シリコン、
サファイヤ、炭化珪素などの単結晶基板や水晶、ガラスなどの光学材料の
加工では、年々高度な技術が要求されています。
本講義では、研削加工の基礎から実用化目前までの最新加工技術につい
て紹介します。
1.硬脆材料とは?
2.研削加工の基礎
3.研削理論
4.最新研削加工技術の紹介
13
長岡技術科学大学
産学融合トップランナー養成センター
産学融合特任准教授
【プロフィール】
[専 門] 材料工学
[研究テーマ] セラミックスの研削性評価ほか
[論文・著書・資格等] 定圧送り研削盤によるセラミックスの超
平坦・薄板加工(セラミックス)ほか
受講者のコメント
◦加工原理の基本から学ぶことができて大変参考になりました。
◦研削理論等を教えていただき、砥石に関して理解を求めら
れました。
◦工作機械にも研削加工が必要な箇所は非常に多く、また研
削加工についてもあまり詳しく知らなかったので、今回の講
義は、今後の開発業務にとても役に立つと思いました。
機械設計のためのアクチュエータ
ねらい
講師
各種アクチュエータの特徴や動作原理を学び、計測及
びアクチュエータを組み込んだフィードバック制御システ
ムの設計について理解を深めます。
磯部浩已
内容
サーボ制御システムにおいて不可欠なアクチュエータ及びそれを活用する
ための周辺要素について講義します。主に、機械装置で利用される各種電動
モータについて、原理、構造、特性及び周辺装置について説明します。そ
して計測、アクチュエータを組み込んだフィードバック制御システムについて、
1次元移動ステージを例に挙げて、その設計方法について習得します。また、
固体アクチュエータである圧電素子を用いた精密機構について紹介します。
1.アクチュエータの種類と原理
2.アクチュエータのためのセンサー
3.アクチュエータのための機械要素
4.フィードバック制御システムの設計
5.制御システムの実例(1次元移動ステージ)
6.圧電素子を用いた機構
14
長岡技術科学大学
機械系 准教授
【プロフィール】
[専 門] 精密加工、精密計測、精密機構
[研究テーマ]
超音波振動を援用した金型の鏡面仕上げ加工、音響粘性流を
利用した非接触搬送機構、超音波振動を援用した硬脆材への
小径ドリル加工、ペレットストーブの燃料自動供給装置
[論文・著書・資格等]
超音波音響粘性力と空気静圧を組み合わせた非接触基板搬送
路の試作ほか
受講者のコメント
◦自社の開発でも様々な動力源を使用していますので、今後
のエネルギーに注目したいと考えております。
◦エネルギー効率という観点から、改めて自社の製品を見直
すきっかけとなりました。
◦エンジンの熱効率の部分など興味深いお話もあり、今後の
業務にも生かしたいと思います。
機械の振動 −基礎とポンプの振動−
ねらい
講師
OA機器から、重工業で使用される大型機械、建物に
至るまで振動問題はつきまといます。難しいと思われる振
動について理解を深めます。
日本フローサーブ㈱
柏崎工場 次長
内容
機械には様々な振動が発生します。機械の高性能化、高効率化を追求す
るときに大きな障壁となるのが振動問題です。
本講義では、まず振動の基礎を解説し、続いてポンプに発生する振動と
対策事例について紹介します。
1.機械の振動
様々な振動とその波形、振動事故例、振動緩和の例
2.振動の基礎知識
振動系のモデル化、運動方程式と振動系のエネルギ、
振動の表現
3.振動の測定方法、許容基準
4.回転機械の振動
回転機械の振動概説、危険速度と不釣り合い振動、
ロータの釣り合わせ
5.ポンプの種類とポンプに特有な振動
6.ポンプの振動とトラブルシューティング事例
三宮 進
【プロフィール】
1971年4月 長岡工業高等専門学校 電気科卒業
新潟ウオシントン㈱入社、2011年12月合併により社名変更し、日
本フローサーブ㈱となる。
柏崎工場設計課で蒸気タービン、竪型ポンプ、横型遠心ポンプの
設計に従事。設計全般、竪型、横型ポンプの振動問題にかかわる。
現在はフローソリューショングループの一員として、海外BUとの技
術交流や、納入機器の性能改善、改良の提案、トラブル解決等の
テクニカルサービス、顧客支援にかかわっている。
受講者のコメント
◦振動にも強制振動や自励振動など、様々な振動の種類があ
ることに気づきました。
◦トラブルの解決方法等を、実際の事例を用いて説明して頂
き分かりやすかったです。
10
【実習・演習・その他】
技 術 懇 談
技術懇談
ねらい
講師
受講者同士のディスカッションから「気づき」を促します。
また、受講者同士の交流を深めます。
コーディネーター(地元企業 OB)等
内容
◦他社でも、弊社と同じ悩みを抱えていることに共感を持ち、
その悩みに対して、自分が知らないことや思いつかないよ
うな考えを聞くことができました。
◦自社の問題について、他社の先入観のない意見を聞くこと
は大変参考になると思う。
◦多くのテーマが自分にも当てはまる内容だったため、とても
参考になりました。また、同年代の他者の技術者と意見を
交わす機会はこれまでなかったので良い刺激になりました。
受講者が日ごろ気になっている技術的な事柄や他社に聞いてみたいことな
どを提案してもらい、解決策や他社の取組みについて意見交換を行います。
懇談には、地域のコーディネーター等が同席し、活発な意見交換が出来るよ
うサポートします。
地域技術探訪
モノづくりフローの実践見聞
ねらい
講師・訪問先
中越地域で活躍する企業を訪問し、各社の得意技術に
触れ、自社の業務に役立てます。
㈱第一測範製作所
㈱太陽工機
㈱ツガミ
内容
㈱第一測範製作所では、計測機器を支える徹底した品質管理と超精密加
工技術を学びます。
㈱太陽工機及び㈱ツガミでは、様々な産業製品を生み出す研削盤及び精
密自動旋盤の製造工程を知ることで、開発設計の原点を学びます。
地域技術探訪
受講者のコメント
◦普段は見ることの出来ない他の企業を見学させて頂いて、
素晴らしい経験が出来ました。
◦他社のモノづくりに対する考え方が勉強になりました。
◦他社ではどのような仕事の進め方をしているかなど、いろ
いろ見ることが出来ました。
材料特性と寸法計測
ねらい
講師・訪問先
専門科目で学ぶ金属材料の特性や寸法計測の原理・方
法について、実際の試験・計測を介して理解を深めます。
新潟県工業技術総合研究所
中越技術支援センター
内容
新潟県工業技術総合研究所中越技術支援センターの試験機器を用いて実
際に試験・計測を行い、金属材料の特性や寸法計測の原理・方法への理解
を深めます。
万能材料試験機による引張試験では、設計に必要とされる金属材料の機
械的性質の取得方法について説明します。三次元測定機による寸法測定で
は、測定方法によって生じる誤差や不確かさについて説明します。
1.万能材料試験機による引張試験
2.三次元測定機による寸法測定
3.その他
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受講者のコメント
C
A
D
3次元設計概論
ねらい
講師
3次元設計の必要性を理解するとともに、機械技術者
が押さえておくべき設計の基本的項目について理解を深
めます。
山田隆一
内容
最近の設計技術者には、3次元設計能力が求められています。
本講義では、始めに、3次元設計のプロセスを概説します。次に、機械技
術者に必要とされる機械設計の基本7項目について説明します。
1.3次元CAD/CAEを用いた設計プロセス
(1)企業における製品開発プロセスと機械設計の役割
(2)3次元設計とは
(3)3次元CADが製品設計にもたらしたもの
(4)3次元CADとコンカレントエンジニアリング
長岡工業高等専門学校
機械工学科 教授
【プロフィール】
専門は光応用計測。現在は開発設計技術者の人材育成に力を注
いでいる。
受講者のコメント
◦「3次元CADで設計を行う場合、
どういうことができるのか」
といったことを体験できたと思います。弊社でも3次元CA
Dはいずれ導入が必要になってくるのだろうと感じました。
◦2次元CADしか使用したことがありませんでしたが、3次元
CADはメリットとしてはとても大きいものがあると思います。
2.機械設計における基本7項目
(1)3次元CAD (2)J
IS製図法 (3)精度設計 (4)材料選定 (5)強度設計 (6)信頼性設計 (7)要素設計
C
A
D
3次元CADシステム
ねらい
講師
3次元CAD(SolidWorks)の操作を通して、3次元
と2次元の開発プロセスの違いを学び、3次元データの特
性を理解することで、その利用可能範囲の理解を深めます。
吉田正則
吉 田 祥 ほか
内容
3次元CADで作成されたデータは、その豊富な情報量と表現力により、
設計の初期段階で行うデザインレビューを通して多角的に評価することが可
能です。それにより、手戻りの少ない製品開発が可能となるほかに、製造
部門ではNCデータ作成、品質管理部門での検査作業など後工程での業務
効率向上に寄与します。また、形状とともにその製品に関係する多くの情報
が付属するため、製品情報を管理するシステムの入口としての側面もありま
す。3次元CADは設計者だけでなく、ものづくりに関わるすべての人にとっ
て、共通のコミュニケーションツールと言えます。
本講座では、3次元CAD(SolidWorks)の操作の経験がなく、基本的
な操作習得を目指す初級操作実習と経験者でさらに高い技術の習得を目指
す中級操作実習に分かれて行います。
㈱テクノソリューションズ
SolidWorks認定資格者
(CSWP、CSWST、CSWI、CSPST、CFSST、CEPDM)
【プロフィール】
CADの自社開発を行う一方、世界的に利用されている3次元CAD
/CAM/CAEなど最新ツールの導入サポートによりものづくり企
業をバックアップ。SolidWorksのサポート技術者はメーカー認定
の各種資格を取得しています。
受講者のコメント
◦ひとつひとつの手順を理解しながら作業が出来ました。
◦初めて3次元CADを操作する人にも優しい速度での講義
だったので、楽しんで講習を受けることが出来ました。
◦3次元CADを利用するメリットは非常に大きいので、使いこ
なせるようになりたいと思いました。
初級操作実習
1.基本操作方法の習得
2.SolidWorksの特徴
3.部品ドキュメントの作成方法
4.構成部品の作成とアセンブリ、図面作成
中級操作実習
1.
一歩進んだモデリング方法の習得
2.トップダウンアセンブリ
3.応用モデリング演習
12
【実習・演習・その他】
C
A
E
CAE(Computer Aided Engineering)
ねらい
講師
製品開発におけるCAEの役割と活用方法について学ぶと
ともに、その有用性を体験します。
片 山 聡 ほか
内容
CAEは、コンピュータ上で製品性能や加工方法を評価・検証することで、
開発期間の短縮・低コスト化を実現する技術です。
本講義では、有限要素法を中心としたCAEの技術背景と適用分野、活用の
ポイントを学びます。講義後半では実習を行い、構造解析・伝熱解析・振動
解析を通じて、CAEソフトウェア(SolidWorks Simulation)の操作を学び
ます。
1.CAEの技術背景、ソフトウェアの種類
2.CAE活用のポイント、事例紹介
3.操作実習(構造・伝熱・振動解析)
特 別 科 目
【プロフィール】
新潟県の公設試験研究機関として、県内製造業の技術相談や依
頼試験、研究開発を行っている。CAE研究室では、CAEを用い
た技術支援・研究開発を行っている。
受講者のコメント
◦CAEの適用分野、効果、費用、導入する時の注意点など、
商社からは聞けないことを聞けて良かったです。
◦いろいろな解析の仕方があることが実感できたり、自分
で考えながらものを書いていくといった演習ができたりし
て、とても良かったです。
◦解析ソフトの活用方法も体験できたのでどのように活用す
るのか、より具体的に学ぶことが出来たと思います。
クリーンディーゼルエンジンの高圧燃料噴射システム動向
ねらい
講師
自動車用のクリーンディーゼルエンジンの燃焼改善と
CO2排出量低減への取組みから技術者と社会のつながりや
社会貢献に対する意識づけを養います。
ボッシュ㈱ ディーゼルシステム事業部 開発部門
CRシステム開発部長
内容
現在、地球温暖化の進行に伴い、その原因物質の一つであるCO2の排出
量低減に関する技術への注目度が高くなっています。とりわけ自動車のCO2
の低減に関しては多くの人々が関心を寄せており、自動車用のパワートレーン
である内燃機関のCO2低減技術の発展に貢献することは、重要な社会貢献の
一つと考えます。
本講義では、最新のクリーンディーゼルエンジンの燃焼改善とCO2排出量
低減戦略の方向性を中心に紹介し、最新のクリーンディーゼル車をご覧いただ
きます。技術者として社会環境及び社会要件からくる要求に対応し、仕事をす
ることによる社会とのつながりや、社会貢献等について考えます。
1.マーケットトレンド
2.地球温暖化防止に効果的なディーゼル
3.日本とヨーロッパにおける認識の違い
4.燃料噴射制御の概要
5.各構成部品の作動原理について
6.ディーゼルが大気汚染に与える影響
7.石油エネルギー・セキュリティーにおいて重要な意味を持つ
ディーゼル
13
新潟県工業技術総合研究所
CAE研究室
小西康正
【プロフィール】
1981年日産自動車㈱入社。 北米向けディーゼルエンジンの
開 発を担 当(エンジン性 能、 排 気ガス規 制 適 合 )。1993年
~1997年、スペインの日産モトー ルイベリカ(NMISA) 勤
務。1997年~2000年ガソリンエンジンVK45DD型V型8気筒
DOHC直噴4494cc(日産シーマ搭載)の性能開発の取りまと
めを担当。
2000年4月ボッシュ㈱入社。 乗用車用コモンレールシステム
開発を担当、2008年システム・アプリケーション開発 部長、
2011年現在のコモンレールシステム開発部長。
実施状況
受講実績
平成23年度は30名(30社)、開講7年間で162名(90社)が受講!
【業種別】
【地区別】
県外 1%
表面処理装置ほか
産業廃棄物処理装置、
鋼構造物ほか
その他 鉄鋼業
製造業
13%
11%
下越地区
13 %
上越地区
8%
中越地区
78 %
(長岡市・小千谷市以外
18%)
(長岡市
47%)
(小千谷市
13%)
精密機械部品、
測定機器 、
医療機器 ほか
精密機械器具
製造業
17%
電気機械器具
製造業 7%
制御用部品、
半導体・液晶用製造装置ほか
【年齢別】
金属製品
製造業
22%
一般機械器具
製造業
30 %
板金加工、
部品加工、
金属プレスほか
工作機械、
産業用機械、
機械部品ほか
【職種別】
40歳以上
35歳以上
∼
40歳未満
9%
20歳以上
∼
25歳未満
17%
営業(営業技術含む) 3%
その他 5 %
品質保証 1%
加工・組立 9 %
生産技術 3%
13%
25歳以上
∼
30歳未満
30歳以上
∼
35歳未満
37%
24 %
受講者の評価
【満足度】
設 計
(開発設計含む)
79 %
(平成23年度全体アンケートから)
不満 4 %
概ね満足
59 %
とても
満足
37%
受講後の感想
(平成23年度全体アンケートから)
自社で学んだ知識しかなかったがセミナーに参加したことで加工や材料に関することだけでなく、
幅広い知識が身につきました。
知っておきたいと前から思っていた知識の多くが、コースの中に含まれており勉強になった。
技術懇談は受講生の出し合ったテーマについて他社の方と解決策を話し合うことができて非常に良かった。
今更ながらなかなか聞けない基礎的なことについても講義や資料を用いて教えて頂き自分の知識として
得られたと思います。
どの内容も非常におもしろく自分の知識が広がることが楽しくなりました。
14
受講手続のご案内
【受講申込みから受講までの流れ】
申込方法
受講申込みは、
申込期間内にホームページ又はFAXからお申込みください。
当機構では、
お申込みを受付けた旨の確認メールの届くホームページからのお申込みを推奨しています。
申込期間
平成24年3月6日(火)から平成24年3月21日(水)まで
留意事項
受講決定の方法は、申込開始日からの先着順とします。
申込多数の場合は、多くの企業から受講していただきたいため、
1社1名で調整させていただくことがあります。
受講申込締切日後のキャンセルは、受講料相当額をお支払いいただきますので、
ご了承願います。
定員に満たないときは、実施を見送ることがあります。あらかじめご了承願います。
申込みの流れ
FAX
ホームページ
申込書を送信
受講申込 入力・送信
必要事項を入力の上、送信します。
受付確認メールが届く
入力いただいたアドレスに確認メールが
送信されますのでご確認ください。
受講
申込書
申込期間︵約
日間︶
14
申込締切日
請求書・受講票が届く
発送
振込期間︵約8日間︶
講座初日
15
申込締切日後5日以内に申込責任者宛に
「請求書」
と
「受講票」
を送付します。
請求書
受講票
受講料を振込む
最寄りの金融機関で振込期間内に
振込をお願いします。
受講票を持参する
受講票を持参して受付に提示してください。
¥
受講日
(初日)
持参
受講票
【オンライン申込手続】
本講座の受講申込みは、以下のURLから手続をお願いします。
ホームページ ⇨ URL http://www.n-phoenix.jp/
1
4
Click
希望のコースを します。
入力した内容を確認していただき、内容に誤りが
Click
なければ「送信する」を します。
5
2
Click
受講お申込みフォームを します。
3
送信完了画面が表示され、
「お申込み入力フォーム」で入力
いただいたアドレスに「【確認】お申し込みを受け付けま
した。」メールが直後に届きます。
メールが届かない場合は、以下までご連絡ください。
財団法人 にいがた産業創造機構
人材育成担当
1
TEL:0258−46−9711
FAX:0258−46−4106
E-mail:[email protected]
2
①希望のコースを選び、必要事項を入力の上、
Click
②「確認画面へ」を します。
16
受講申込書
申込先(FAX)
0258
(46)
4106
行
受講申込書
コ ー ス名
長岡モノづくりアカデミー 開発設計コース
会 社 情 報
( フ リ ガ ナ )
貴 社 名
所 在 地
〒 −
T E L
従業員数
F A X
事業内容
申込責任(担当)者情報
受講者情報①
受講者情報②
( フ リ ガ ナ )
氏 名
年 齢
所属部課名
職務内容
役 職 名
E-mailアドレス※
※申込責任(担当)者及び受講者情報のE-mail アドレス欄は必ずご記入ください。
個人情報の取扱いについて
ご提供いただいた情報は、本講座の連絡及び情報提供に利用し、プライバシーポリシーに基づき適正に取扱います。
なお、プライバシーポリシーについては、当機構のホームページをご覧ください。
(http://www.nico.or.jp/)
17
受講 料助成制度
当機構が実施する講座の助成制度について、以下のとおりご案内いたします。
助成金の詳細については、受講前に実施機関にお問合せください。
●国の助成制度
実施機関
名 称
概 要
問合せ先
厚生労働省新潟労働局
キャリア形成促進助成金
中小企業の事業主に対して、教育訓練に要し
た経費を助成します。
受講料及び賃金の 1/3 相当、1 人 1 コース
5 万円限度。
職業安定部職業対策課
助 成 金 セ ン タ ー
☎ 025 278 7181
名 称
概 要
問合せ先
㈶長岡市米百俵財団
中 小 企 業 従 業 員・ 農 業
者派遣研修助成制度
市内に事業所を有する中小企業の従業員が受
講した場合に自己負担経費を助成します。
自己負担が 6 万円以下のときは全額、6 万
円を超える場合は超えた分の 2/3 を加算。
長
総
小 千 谷 市 役 所
中小企業研修補助金
市内の中小企業者又はその従業員が受講した
場合に補助金を交付します。
受講料の 1/3。
商工観光課商工振興係
☎ 0258 83 3512
㈶ 新 発 田 育 英 会
中小企業従業員等派遣
研修費助成制度
市内の中小企業及びその従業員等が受講した
場合に助成します。受講料が 3 万円以内の
ときは全額、3 万円を超える場合は超えた分
の 1/2 を加算、1 事業所 9 万円限度。
新 発 田 市 教 育 委 員 会
生 涯 学 習 課 内
☎ 0254 22 9534
新
潟
市
役
所
新潟市工業振興条例助成金
市内の工場に勤務する従業員が受講した場合
に助成します。
受講料の 1/2 以内。
企業立地・ポートセールス課
工
業
振
興
係
☎ 025 226 1689
魚
沼
市
役
所
中小企業人材育成支援事業
市内事業所に勤務する従業員等が受講した場
合に事業主に対して補助金を交付します。
受講料等の 1/2 以内、5 万円限度。
商
十 日 町 市 役 所
中小企業大学校等受講
料補助金
市内事業所に勤務する従業員等が受講した場
合に事業主に対して補助金を交付します。
受講料の 1/3、3 万円限度。
産業振興課商工振興係
☎ 025 757 3139
糸 魚 川 市 役 所
人材育成研修受講補助金
市内中小企業に勤務する従業員が受講した場
合に事業主に対して補助金を交付します。
受講料等の 1/2、3 万円限度。
商工農林水産課企業支援室
☎ 025 552 1511
(一般職業訓練)
●地方自治体等の助成制度
実施機関
岡
市
役
所
務 部 庶 務 課 内
☎ 0258 39 2203
工
観
光
課
☎ 025 792 9753
会 場案内
●NICOテクノプラザ
至新潟
●長岡工業高等専門学校
片貝入口
高専前
裏門
至 成願寺町
長岡技術科学大学
悠久山球場
長岡市
中央図書館
長岡市
悠久山プール
コンビニエンスストア
経 由)
(裏 門
行
悠 久山
中沢 I.C.
〒
悠久山
旭町地下 道
︶
パス
バイ
︵東
号
川
栖吉
404
コンビニエンス
ストア
至 東京
至長岡ニュータウン
コンビニエンスストア
長岡新産
管理センター
福島江
長生橋
長岡西
ゴルフガーデン
橋
大手口
大手大
信濃
川
長岡I.C
17
長岡駅
日越交差点
道
関越自動車
至柏崎
8
17
国道
長岡J.C.T
長岡駅東口バス
ターミナル
至 新潟
至新潟
至東京
住所:長岡市新産4丁目1番地9
住所:長岡市西片貝町888番地
国道8号線の日越交差点から小千谷方面に
向かって約3分(三つ目の信号左脇)
国道17号線の中沢I.C.から成願寺方面に向かって約5分
問合せ先
長岡技術科学大学
〒940−2188 新潟県長岡市上富岡町1603-1
TEL:0258−47−9278 FAX:0258−47−9040
【担当/産学・地域連携課 山田・峰村】
〒940−2127 新潟県長岡市新産4丁目1番地9
TEL:0258−46−9711 FAX:0258−46−4106
【担当/テクノプラザ 鈴木・小林】
http://www.n-phoenix.jp/
18
長岡モノづくりアカデミー
開発設計コース