ゾピクロン 錠 7.5mg 溶出試験 本品 個をとり,試験液に の 酢酸・酢酸

ゾ ピ ク ロ ン 7.5mg 錠
溶出試験
本 品 1 個 を と り , 試 験 液 に pH 4.0 の 0.05mol/L 酢 酸 ・ 酢 酸 ナ ト リ ウ
ム 緩 衝 液 900 mL を 用 い , 溶 出 試 験 法 第 2 法 に よ り , 毎 分 50 回 転 で 試 験 を 行
う . 溶 出 試 験 を 開 始 30 分 後 , 溶 出 液 20mL 以 上 を と り , 孔 径 0.45µm 以 下 の
メ ン ブ ラ ン フ ィ ル タ ー で ろ 過 す る . 初 め の ろ 液 10mL を 除 き , 次 の ろ 液 を 試
料 溶 液 と す る . 別 に ゾ ピ ク ロ ン 標 準 品 を 100 ℃ で 24 時 間 減 圧 乾 燥 し , 表 示
量 の 約 2.8 倍 量 を 精 密 に 量 り , pH 4.0 の 0.05mol/L 酢 酸 ・ 酢 酸 ナ ト リ ウ ム 緩 衝
液 に 溶 か し , 正 確 に 100mL と す る . こ の 液 4mL を 正 確 に 量 り , pH 4.0 の
0.05mol/L 酢 酸 ・ 酢 酸 ナ ト リ ウ ム 緩 衝 液 を 加 え て 正 確 に 100mL と し , 標 準 溶 液
と す る . 試 料 溶 液 及 び 標 準 溶 液 に つ き , pH 4.0 の 0.05mol/L 酢 酸 ・ 酢 酸 ナ ト リ
ウ ム 緩 衝 液 を 対 照 と し ,紫 外 可 視 吸 光 度 測 定 法 に よ り 試 験 を 行 い ,波 長 304nm
に お け る 吸 光 度 AT 及 び AS を 測 定 す る .
本 品 の 30 分 間 の 溶 出 率 が 85% 以 上 の と き は 適 合 と す る .
ゾ ピ ク ロ ン ( C17H17ClN6O3 ) の 表 示 量 に 対 す る 溶 出 率 ( % )
= WS ×
AT 1
× × 36
AS C
WS : ゾ ピ ク ロ ン 標 準 品 の 量 ( mg )
C : 1 錠 中 の ゾ ピ ク ロ ン ( C17H17ClN6O3 ) の 表 示 量 ( mg )
ゾピクロン標準品
C17H17ClN6O3 : 388.81
[ 6- ( 5- ク ロ ロ -2- ピ リ ジ ル ) -6 , 7- ジ
ヒ ド ロ -7- オ キ ソ -5H- ピ ロ ロ [ 3 , 4-b ] ピ ラ ジ ン -5- イ ル ] 4- メ チ ル -1- ピ ペ ラ ジ
ン -カ ル ボ キ シ レ ー ト で , 下 記 の 規 格 に 適 合 す る も の . 必 要 な 場 合 に は 次 に
示す方法により精製する.
精製法
本 品 を 2- プ ロ パ ノ ー ル に 加 温 し て 溶 か し た 後 , 冷 所 に 放 置 し , 白
色の結晶を析出させる.同様の操作を 3 回繰り返して得た結晶を水で 2
回 洗 っ た 後 , 100 ℃ で 24 時 間 減 圧 乾 燥 す る .
性状
本品は白色∼微黄色の結晶性の粉末で,においはない.本品は旋光
性を示さない.本品は光によって徐々に着色する.
確認試験
( 1 ) 本品の 0.1mol/L 塩酸溶液(1 → 100000)につき,紫外可視吸光度測定
法により吸収スペクトルを測定するとき,波長 214 ∼ 218nm 及び 303 ∼ 305nm に吸収
の極大を示し,波長 243 ∼ 245nm に吸収の極小を示す.
( 2 ) 本 品 を 乾 燥 し , そ の 2mg を と り , 赤 外 吸 収 ス ペ ク ト ル 測 定 法 の 臭 化
カ リ ウ ム 錠 剤 法 に よ り 測 定 す る と き , 波 数 2800cm-1 , 1720cm-1 , 1578cm-1 ,
1465cm-1 , 1375cm-1 及 び 850cm-1 付 近 に 吸 収 を 認 め る .
融 点 176 ∼ 178 ℃
塩化物 本品 1.0g にアセトニトリル 35mL 及び希硝酸 6mL を加えて溶かし,水を加えて
50mL とする.これを検液とし,試験を行う.比較液は 0.01mol/L 塩酸 0.40mL にアセト
ニトリル 35mL,希硝酸 6mL 及び水を加えて 50mL とする(0.014%以下)
.
類縁物質 本操作は遮光して行う.本品 0.10g をとり,クロロホルムに溶かし,正確に 10mL
とし,試料溶液とする.この液 2mL を正確に量り,クロロホルムを加えて正確に 100mL
とする.この液 5mL を正確に量り,クロロホルムを加えて正確に 100mL とし,標準溶
液とする.これらの液につき,日局一般試験法の薄層クロマトグラフ法により試験を行
う.試料溶液 10µL 及び標準溶液 10µL,20µL ずつを薄層クロマトグラフ用シリカゲル(蛍
光剤入り)を用いて調製した薄層板にスポットする.次にクロロホルム・メタノール・
酢酸エチル混液(85:15:2)を展開溶媒として約 15cm 展開した後,薄層板を風乾する.
これに紫外線(主波長 366nm)を照射するとき,試料溶液から得た主スポット( Rf 値
約 0.50 )以外のスポットは,標準溶液 10µL から得たスポットより濃くない(0.1%以下)
.
また,試料溶液から得た主スポット( Rf 値 約 0.50 ) 以外のスポットの総量は 0.5%以
下である.
2- プロパノール 本品 0.50g を正確に量り,ジメチルホルムアミドを加えて溶かし,正確
に 10mL とし,試料溶液とする.別に 2- プロパノール 0.50g を正確に量り,ジメチルホ
ルムアミドを加えて正確に 100mL とする.この液 5mL を正確に量り,ジメチルホルム
アミドを加えて正確に 100mL とし,標準溶液とする.試料溶液及び標準溶液 1.0µL に
つき,次の条件でガスクロマトグラフ法により試験を行う.それぞれの液の 2- プロパ
ノールのピーク面積 AT 及び AS を自動積分法によって測定するとき,AT は AS より大き
くない(0.5%以下)
.
試験条件
検出器:水素炎イオン化検出器
カ ラ ム : 内 径 3mm , 長 さ 3m の ガ ラ ス 管 に ジ エ チ レ ン グ リ コ ー ル サ ク シ
ネ ー ト を , 177 ∼ 250µm の ガ ス ク ロ マ ト グ ラ フ 用 ケ イ ソ ウ 土 に 5% の 割
合で被覆したものを充てんする.
カ ラ ム 温 度 : 130 ℃ 付 近 の 一 定 温 度 .
キャリヤーガス:窒素ガス
流 量 : 2- プ ロ パ ノ ー ル の 保 持 時 間 が 約 1 分 に な る よ う に 調 整 す る .
乾燥減量 0.5%以下(0.5g,減圧,100 ℃,24 時間)
含量 99.0%以上 定量法 本 品 を 乾 燥 し , そ の 約 0.3g を 精 密 に 量り , 非 水 滴 定
用 酢 酸 ( 100 ) 20mL に 溶 か し , 更 に 無 水 酢 酸 80mL を 加 え た 後 , 0.1mol/L 過
塩 素 酸 で 滴 定 す る ( 電 位 差 滴 定 法 ). 同 様 の 方 法 で 空 試 験 を 行 い , 補 正 す
る.
0.1mol/L 過塩素酸 1mL=38.881mg
C17H17ClN6O3
ゾ ピ ク ロ ン 10mg 錠
溶出試験
本 品 1 個 を と り , 試 験 液 に pH 4.0 の 0.05mol/L 酢 酸 ・ 酢 酸 ナ ト リ ウ
ム 緩 衝 液 900 mL を 用 い , 溶 出 試 験 法 第 2 法 に よ り , 毎 分 50 回 転 で 試 験 を 行
う . 溶 出 試 験 を 開 始 30 分 後 , 溶 出 液 20mL 以 上 を と り , 孔 径 0.45µm 以 下 の
メ ン ブ ラ ン フ ィ ル タ ー で ろ 過 す る . 初 め の ろ 液 10mL を 除 き , 次 の ろ 液 を 試
料 溶 液 と す る . 別 に ゾ ピ ク ロ ン 標 準 品 を 100 ℃ で 24 時 間 減 圧 乾 燥 し , 表 示
量 の 約 2.8 倍 量 を 精 密 に 量 り , pH 4.0 の 0.05mol/L 酢 酸 ・ 酢 酸 ナ ト リ ウ ム 緩 衝
液 に 溶 か し , 正 確 に 100mL と す る . こ の 液 4mL を 正 確 に 量 り , pH 4.0 の
0.05mol/L 酢 酸 ・ 酢 酸 ナ ト リ ウ ム 緩 衝 液 を 加 え て 正 確 に 100mL と し , 標 準 溶 液
と す る . 試 料 溶 液 及 び 標 準 溶 液 に つ き , pH 4.0 の 0.05mol/L 酢 酸 ・ 酢 酸 ナ ト リ
ウ ム 緩 衝 液 を 対 照 と し ,紫 外 可 視 吸 光 度 測 定 法 に よ り 試 験 を 行 い ,波 長 304nm
に お け る 吸 光 度 AT 及 び AS を 測 定 す る .
本 品 の 30 分 間 の 溶 出 率 が 85% 以 上 の と き は 適 合 と す る .
ゾ ピ ク ロ ン ( C17H17ClN6O3 ) の 表 示 量 に 対 す る 溶 出 率 ( % )
= WS ×
AT 1
× × 36
AS C
WS : ゾ ピ ク ロ ン 標 準 品 の 量 ( mg )
C : 1 錠 中 の ゾ ピ ク ロ ン ( C17H17ClN6O3 ) の 表 示 量 ( mg )
ゾピクロン標準品
C17H17ClN6O3 : 388.81
[ 6- ( 5- ク ロ ロ -2- ピ リ ジ ル ) -6 , 7- ジ
ヒ ド ロ -7- オ キ ソ -5H- ピ ロ ロ [ 3 , 4-b ] ピ ラ ジ ン -5- イ ル ] 4- メ チ ル -1- ピ ペ ラ ジ
ン -カ ル ボ キ シ レ ー ト で , 下 記 の 規 格 に 適 合 す る も の . 必 要 な 場 合 に は 次 に
示す方法により精製する.
精製法
本 品 を 2- プ ロ パ ノ ー ル に 加 温 し て 溶 か し た 後 , 冷 所 に 放 置 し , 白
色の結晶を析出させる.同様の操作を 3 回繰り返して得た結晶を水で 2
回 洗 っ た 後 , 100 ℃ で 24 時 間 減 圧 乾 燥 す る .
性状
本品は白色∼微黄色の結晶性の粉末で,においはない.本品は旋光
性を示さない.本品は光によって徐々に着色する.
確認試験
( 1 ) 本品の 0.1mol/L 塩酸溶液(1 → 100000)につき,紫外可視吸光度測定
法により吸収スペクトルを測定するとき,波長 214 ∼ 218nm 及び 303 ∼ 305nm に吸収
の極大を示し,波長 243 ∼ 245nm に吸収の極小を示す.
( 2 ) 本 品 を 乾 燥 し , そ の 2mg を と り , 赤 外 吸 収 ス ペ ク ト ル 測 定 法 の 臭 化
カ リ ウ ム 錠 剤 法 に よ り 測 定 す る と き , 波 数 2800cm-1 , 1720cm-1 , 1578cm-1 ,
1465cm-1 , 1375cm-1 及 び 850cm-1 付 近 に 吸 収 を 認 め る .
融点
176 ∼ 178 ℃
塩化物 本品 1.0g にアセトニトリル 35mL 及び希硝酸 6mL を加えて溶かし,水を加えて
50mL とする.これを検液とし,試験を行う.比較液は 0.01mol/L 塩酸 0.40mL にアセト
ニトリル 35mL,希硝酸 6mL 及び水を加えて 50mL とする(0.014%以下)
.
類縁物質 本操作は遮光して行う.本品 0.10g をとり,クロロホルムに溶かし,正確に 10mL
とし,試料溶液とする.この液 2mL を正確に量り,クロロホルムを加えて正確に 100mL
とする.この液 5mL を正確に量り,クロロホルムを加えて正確に 100mL とし,標準溶
液とする.これらの液につき,日局一般試験法の薄層クロマトグラフ法により試験を行
う.試料溶液 10µL 及び標準溶液 10µL,20µL ずつを薄層クロマトグラフ用シリカゲル(蛍
光剤入り)を用いて調製した薄層板にスポットする.次にクロロホルム・メタノール・
酢酸エチル混液(85:15:2)を展開溶媒として約 15cm 展開した後,薄層板を風乾する.
これに紫外線(主波長 366nm)を照射するとき,試料溶液から得た主スポット( Rf 値
約 0.50 )以外のスポットは,標準溶液 10µL から得たスポットより濃くない(0.1%以下)
.
また,試料溶液から得た主スポット( Rf 値 約 0.50 ) 以外のスポットの総量は 0.5%以
下である.
2- プロパノール 本品 0.50g を正確に量り,ジメチルホルムアミドを加えて溶かし,正確
に 10mL とし,試料溶液とする.別に 2- プロパノール 0.50g を正確に量り,ジメチルホ
ルムアミドを加えて正確に 100mL とする.この液 5mL を正確に量り,ジメチルホルム
アミドを加えて正確に 100mL とし,標準溶液とする.試料溶液及び標準溶液 1.0µL に
つき,次の条件でガスクロマトグラフ法により試験を行う.それぞれの液の 2- プロパ
ノールのピーク面積 AT 及び AS を自動積分法によって測定するとき,AT は AS より大き
くない(0.5%以下)
.
試験条件
検出器:水素炎イオン化検出器
カ ラ ム : 内 径 3mm , 長 さ 3m の ガ ラ ス 管 に ジ エ チ レ ン グ リ コ ー ル サ ク シ
ネ ー ト を , 177 ∼ 250µm の ガ ス ク ロ マ ト グ ラ フ 用 ケ イ ソ ウ 土 に 5% の 割
合で被覆したものを充てんする.
カ ラ ム 温 度 : 130 ℃ 付 近 の 一 定 温 度 .
キャリヤーガス:窒素ガス
流 量 : 2- プ ロ パ ノ ー ル の 保 持 時 間 が 約 1 分 に な る よ う に 調 整 す る .
乾燥減量 0.5%以下(0.5g,減圧,100 ℃,24 時間)
含量 99.0%以上 定量法 本 品 を 乾 燥 し , そ の 約 0.3g を 精 密 に 量り , 非 水 滴 定
用 酢 酸 ( 100 ) 20mL に 溶 か し , 更 に 無 水 酢 酸 80mL を 加 え た 後 , 0.1mol/L 過
塩 素 酸 で 滴 定 す る ( 電 位 差 滴 定 法 ). 同 様 の 方 法 で 空 試 験 を 行 い , 補 正 す
る.
0.1mol/L 過塩素酸 1mL=38.881mg
C17H17ClN6O3