≪標準給付費(介護サービス費)の見込み≫ ≪第 1 号被保険者数の見込み≫ 介護サービス費は高齢化の進行による利用者の増加や介護 サービスの充実を図っているため年々伸びています。 第 1 号被保険者である 65 歳以上の人口は団塊世代が 65 歳を迎 えていることから高齢化が進んでいます。 ■介護サービス費の推移 (棒グラフ内の数字の単位:千円) 在宅サービス 4,283,602 832,539 1,559,561 その他(※1) 施設サービス 4,742,606 930,664 1,730,909 5,045,100 947,593 1,845,140 5,719,836 1,042,374 2,159,259 6,494,149 6,167,696 2,350,347 2,328,559 1,891,502 2,081,033 2,252,367 ᐕᐲ ᐕᐲ ᐕᐲ ᐕᐲ 3年間合計 㧔ㄟ㧕 14,071,308 千円 2,754,447 ᐕᐲ 92,846 人…表 3 I 3,012,090 ᐕᐲ 3年間合計見込 79,381 人 2,518,203 3年間合計 1,131,712 1,084,690 ■第1号被保険者数(※2)の推移 (人) (億円) 3年間合計見込額 25,461 人 ᐕᐲ 26,463 人 27,457 人 ᐕᐲ 29,539 人 ᐕᐲ ᐕᐲ 30,948 人 ᐕᐲ 32,359 人 ᐕᐲ ※1 その他は、居宅介護 (介護予防) 支援費、住宅改修費、特 定入所者介護サービス費、高額介護サービス費などです ※2 第1号被保険者数は保険料の段階ごとに、対象人数と 負担割合 (調整率) を乗じた補正後の人数です 18,381,681 千円…表3A ≪介護保険料の基準額算定の概要≫ 65歳以上の皆さんの介護保険料を決めるためには、 平均額 (基準額) を 決めることになります。下記表に基づき基準額が決まりました。 (A) 標準給付費見込額(今後3年間の介護サービス費の予測) (B) 地域支援事業費(今後3年間の介護予防事業費の予測) 表3 18,381,681 千円 387,559 千円 3,941,541 千円 (C) 第 1 号被保険者負担分相当額( (A+B)× 21%) (D) 調整交付金相当額(A×5%) 919,085 千円 (E) 介護給付費準備基金取崩額(介護保険料積立金) 450,000 千円 22,636 千円 (F) 財政安定化基金取崩による交付額(茨城県から交付) 98.4% (H) 予定保険料収納率 (I) 第 1 号被保険者数(※2) (今後3年間の第1号被保険者数の合計人数) 92,846 人 (J) 第 1 号被保険者の保険料基準額(年額) (G÷H÷I) 48,030 円 (K) 第 1 号被保険者の保険料基準額(月額) (J÷ 12 カ月) 4,002 円 (L) 決定した第 1 号被保険者の保険料基準額(月額) 4,000 円 保険料基準額の増加を抑えるために、下記の 基金を活用しました。 基金の取り崩し額(平成 24 年度~ 26 年度) ・介護給付費準備基金…表 3 E 4億5千万円 〔効果額:△ 410 円(月額)〕 ・財政安定化基金…表 3 F 2千 263 万6千円 〔効果額: △ 21 円(月額)〕 ※介護給付費準備基金および財政安定化基金の 取り崩しがなかった場合の保険料基準額は、 月額 4,433 円になります。 ≪介護保険料の決定通知の郵送≫ 取手市 12.5% 茨城県 12.5% 国 25.0% 第1号被保険者 (65歳以上) 21.0%…表3⒞ 第2号被保険者 (40歳~64歳) 29.0% 4,387,990 千円 (G) 保険料収納必要額 (C+D)-(E+F) ≪基金を利用し保険料の負担軽減≫ 【介護保険給付費の財源】 介護サービスの利用に掛かる費用は 10%を利用者 が負担し、90%は介護保険財源 (介護保険給付費)で 賄 わ れ ま す。 介 護 保 険 給 付 費 (90 %)の 財 源 内 訳 は 50 % が 公 費 ( 税 金) ( 国 25 %、 茨 城 県 12.5 %、 取 手 市 12.5%) で賄われています。 残りの 50%の費用については、65 歳以上の第1号 被保険者 (負担割合 21%)と 40 歳以上 65 歳未満の第 2号被保険者 ( 負 担 割 合 29 %)の 保 険 料 で 賄 う こ とになります。 なお、65 歳以上の方の財源の負担割合は、平成 24 年度より 20%から 21%に上がりました。これは全国 ベースで 40 歳以上 65 歳未満人口と 65 歳以上人口の 比率が変わったことにより改正されました。 【用語の説明】 ・地域支援事業費…表 3 B 要介護状態の発生予防を目的とした介護予防を推進する事業です。これに掛かる費用は政令により上 限が定められており、今期計画では標準給付費Aの 3%以内の範囲で実施します。 ・調整交付金…表 3 D 介護を受ける可能性の高い 75 歳以上の高齢の方が多いほど、また第1号被保険者の所得の水準が低 いほど、第1号被保険者の保険料の基準額が高くなります。調整交付金はこのような市町村の努力で は対応できない第1号被保険者の保険料の格差を調整するために、国から市町村に交付されます。 ・介護給付費準備基金…表 3 E 市町村が設置する基金で、介護保険特別会計において安定的な運営を図るために積み立てしている お金です。計画期間の最終年度において残高がある場合には次期保険料を見込むに当たりこの準備 基金を取り崩すことができます。 ・財政安定化基金…表 3 F 市町村において計画を上回る介護給費等の増加により、財源不足が生じた場合に、必要な資金の貸付・交付を するため、都道府県 ( 茨城県 ) が設置しているお金です。都道府県の条例改正により平成 24 年度に 限り財政安定化基金を取り崩し、市町村に交付することができることとされました。 介護保険料の段階区分は、世帯の方の市県民税課税状況や本人の所得状況などにより決まります。平成 24 年度の介護保険料は7月に決定 しますので、保険料の支払方法により次の通知を郵送します。 ◎現金納付 (口座振替含む) の方 〔普通徴収〕・・・ 「平成 24 年度介護保険料納入通知書」(7月中旬郵送) ◎年金からの天引き納付の方 〔特別徴収〕・・・ 「平成 24 年度介護保険料額決定通知書兼特別徴収開始通知書」(7月末郵送) なお、すでに年金天引きされている方は、年間保険料が決定するまでの間、4月・6月・8月に支給される年金から暫定的に平成 24 年2 月支給の年金から天引きされた額と同じ額が天引き (仮徴収)されますが、今回の保険料改定により8月または 10 月支給の年金から天引きす る額が調整 (増額) されます。 ≪保険料のお支払が困難な方は≫ 特別な事情があり、保険料の納付が困難になった場合には、保険料の減免を受けられることがありますのでご相談ください。 お問い合わせ先 取手市役所 健康福祉部 高齢福祉課 介護保険係 ℡:0297-74-2141 (代表) 内線 1328
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