八木さとしの市議会レポート大町 2010年１月25日号俵町在住　37 歳 2003 年（H15）より大町市議会派「虹と緑の会」しらかば保育園訴訟　根拠不十分の控訴に反対！• • • • • • • • 12 月議会一般質問• • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • 12 月議会　主な議題／議会基本条例／医師不足• • • • • • • • • 活動日誌／信頼の社会／連絡先 • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • しらかば保育園訴訟根拠不十分の控訴に反対！目　次 No. 001 1 2 3 4 総務文教委員議会運営委員長高速交通網対策特別委員議会だより編集委員昭和２８年の最高裁の判決『公正な価格』とは、入札なる概念を離れて客観的に測定せらるべき公正な価格の意ではなく、当該入札において、公正な自由競争によって形成せられたであろう落札価格に他ならない。市の主張は下線にあたり、公正な価格としては認められません。１２月４日、長野地裁から「しらかば保育園訴訟」の判決がでました。足掛け５年の裁判でした。内容は、被告（牛越市長）に対して、市が被った損害その基準によると、市の主張は、公正な価格と３１７３万円余を腰原前市長（現副知事）ら４者に賠償して認められません。請求を命じるものでした。この最高裁判決は、談合訴訟などではよく引用市長は、判決に対し控訴する議案を議会に提案し、される主流の考え方で、市が控訴しても控訴審で賛成多数で可決されました。は高い確率で、市の主張は採用されないと思われ反対は、私を含めて４議員でした。ます。市長は控訴の理由を議会で２つ挙げました。市は、今までに弁護費用で約７５０万円税金を支出しています。職員が裁判に費やした時間をお金に換算 ①事実認定に誤認があるしたら何千万円にもなるのではないかと思います。八木の反論　議会において、その誤認の内容を具更に控訴して裁判を続けても市が勝てる見込みはほ体的に示しませんでした。具体的な事例を挙げなとんどなく、時間と税金の無駄づかいです。よっていで、事実誤認があると言われても、それが控訴控訴の議案には反対しました。の理由にあたるのか判断ができません。審議の過程で、腰原前市長（現副知事）が、議員に控訴するように働きかけていることがわかりまし ②市に損害がなかった。た。副知事が議員に働きかけることは、圧力にもな市長が損害はなかった理由としては、問題が発り、公正な判断を歪める可能性があります。どの議覚後、設計業者２者に、現在建っているしらかば員に、どの様な働保育園の建設費が高いのかどうか見積もってもきかけをしたのらったところ、そうでもなかったからとのことでか。働きかけは公す。正な判断の妨げに八木の反論　昭和２８年に最高裁がこの手の訴訟にならなかったのおいて、「公正な価格」とは何かとの判断をしてか、調査が必要だいます。と思っています。 1 12月議会　一般質問浄化槽の管理方法の変更を ! 高瀬荘改築計画見直しを！質問市営住宅の中で浄化槽を２戸、５戸、１０戸な質問社会福祉法人大北社会福祉事業協会で経営しどで共有している住宅では、定期点検や汚泥ている「特別養護老人ホーム高瀬荘」は老朽の引き抜き費用などは入居者が負担してい化しており、全面改築の時期を迎えている。る。空き室が出た、あるいは滞納者がでた場改築には大町市は建設費の補助を求められて合、周りの入居者がその費用の責任を持たなおり、この整備計画や団体について伺う。こければならない。不況の折、生活が苦しくての福祉法人では資産運用に、民間投資会社の滞納している場合であっても、連帯責任を負ファンドや国際復興開発銀行債などの外債をわされている周りの入居者は滞納者に請求し買っている。れんげ荘では、平成２０年度で、続けるのは精神的にかなりの苦痛である。浄配当金約12万円に対して評価損は約３０６万円化槽は大家である市が直接管理し、入居者にである。理事である市長はどの様な説明をうはかかる費用を定額で個別に請求するようにけているのか。答弁理事長の権限であり、資産運用の方法につい制度を改めるべきだと考えるが。ての説明や、投資についての承認は求められ答弁平成12年度に、新設・建て替え及び政策空きていない。平成21年２月の理事会および評議家団地において、入居率が90％を下回る場合、委員会において、積立金の減額修正の議案が空き家相当分の電気料や点検費を市が負担す提出され、承知した。る基準を設けた。この基準を、通常の管理の団地を含め、入居率にかかわらず、空き家相質問誰が投資先を決めているのか。当分の共益費を市で負担する仕組みを検討す答弁　承知していない。る。質問元金割れリスクのある投資を今後も行うのか。答弁今後は避けるべきと申し上げた。市議会インターネットライブ中継質問投資の結果の詳細を報告してもらいたい。答弁団体において了承が得られれば出せるが、今のところは出せない。市議会では、本会議などのインターネット中継を実施しています。ぜひ一度、市議会の雰囲気や各議員の質問内容をご覧下さい。 http://vod.city.omachi.nagano.jp/live/ また、過去の本会議の録画中継も平成19年分から公開されています。ライブ中継とは異なり議会の開催とは無関係にいつでもご覧頂けますので、ご都合に合わせての視聴が可能です。 http://www.city.omachi.nagano.jp/ ctg/00031017/00031017.html 全面改築予定の高瀬荘 2 議会基本条例 12月議会　主な議題昨年の５月に議会内で役職の交代があり、議会運営委員長になりました。議会運営委員会は、議会日程やルールなどを決める委員会です。私は自分の任期２年で議会基本条例を ❖補正予算つくりたいと考えました。議会基本条例は、主なものは、東小の大規模改修、庁舎・議会のあり方などを定める条例です。条例に図書館の省エネ・グリーン化推進工事、より市民に開かれた議会を目指したいと考え大原西原線改修などです。全会一致で可ています。決されました。議会運営委員会では、条例制定のための研修として、8 月17日に県内最初に議会基本条 ❖指定管理者制度例を制定した松本市議会へ研修に行きまし美麻ぽかぽかランド、上原の湯、ゆーた。10月９日に飯田市議会に、１１月の視察でぷる、麻の館など市の８施設の指定管理は、千葉県流山市議会、福島県会津若松市議者候補が提案されました。すべての議案会に行きました。11月29日、自治体議会改革に賛成しました。フォーラム代表であり、法政大学教授の廣瀬克哉先生を大町市にお招きし、研修会を行い ❖しらかば保育園訴訟の控訴ました。今まで、現場の声を聞いてきました私は控訴に反対しましたが、賛成多数が、先生により体系的に、理論的に、基本条で可決されました。例をまとめていただき、理解がより深まりました。会津若松市など、それぞれの議会での ❖市長選におけるビラ取り組みと、廣瀬先生のご講演により、議会市長選における選挙運動用ビラを公費基本条例の精神や、必要性が実感できました。で負担することが提案されました。県下これらを参考に大町独自の条例を模索してい 19市のうち、既に16市が公費で負担してきます。います。全会一致で可決されました。大町病院の医師不足が深刻に全国的に医師不足ですが、市立大町病院はその中で内科医不足というもっとも深刻な状況です。現在内科医は４名で、ピーク時の半分です。更に今年の３月で減る予定です。内科は、すべての診療科の中で基幹となる科であり、病院全体に影響します。このまま内科医が減り続ければ病院存続の危機となります。若い医師が立ち上がるなど病院内での動きに、行政、議会、市民が応え、全市を挙げての運動にしなくては、市民の健康は守ることができません。その様な流れの中で、市立大皆さんも、親戚、お知り合いに医師がいましたら、町総合病院対策委員会を全議員参加で立ち上げま大町病院に来てもらえるように働きかけてくださした。議会として何ができるのかを探り、具体的い。また可能性がある医師がいましたら、情報を行動に移していきたいと考えていきます。市民のお寄せ下さい。 3 八木活動日誌１８日１９日２０日 r 10 月戦没者追悼式廣瀬先生研修会議会運営委員会安曇野ベーシックインカム研究会２４日議会運営委員会２６日子育て支援について市へ要望２７日臨時議会１日議会だより編集委員会３日図書館記念イベント参加４日安曇野市議選挙手伝い 12 月５日議会だより編集委員会１日本会議、開会９日議会運営委員会視察（飯田市議会へ）１０日ふれあい広場参加１１日市民の森　芝はりボランティア１４～１６日総務文教委員会視察２日全員協議会８～１０日本会議一般質問１０日議会だより編集委員会１１日委員会１６日本会議、全員協議会１７日本会議、最終日仲間と大町映像文化財を残す会を２年ほど前に立ち上げ、８ｍｍフィルムのデジタル化や、老人ホームでの上映会など、積極的に活動しています。その一環で、昭和５５年仁科神明宮ご神木信頼の社会月末、北アルプス広域連合に設置した審査委員会で、ごみ処理場の場所を決めるお手伝いを１２ご意見などお聞かせ下さい！八十二銀行駐車場このニュースは、ひとりでも多くの市民に市政に関する情報をお伝えし、市民の声を市政に反映させることを目的に、作成しています。ぜひ、お気軽にご意見・質問をお寄せ下さい。電話・FAX・郵送・メール、どの方法でも構いません。長野銀行八木さとし Office 八木さとし Oﬃce するコンサルタントを決めました。「行政は信用ならない」との市民の意見をうけて、広域連合は業者に進行をお願いすることに決めました。行政がコンサルタントよりも信用されていないと自ら認めており、情けない話です。以前、スウェーデンの教育ではグループ学習を重視すると聞きました。小さい頃から助け合うことを教え、「自分だけよければよい」との自己中心的な子どもに育てないように気をつけているそうです。人は信用できる、社会は信用できるとの、至大黒町そうです。個々がバラバラになり、行政が信用できない、 N 企業が信用できない、親が信用できない、友達がいますので、是非ご参加ください。信用できない・・・、と不信感が高まっていく社安曇野ベーシックインカム研究会会は、決して個人を幸せにしません。自己中心的な人が増え、社会が助け合いの場で１１～１３日議会運営委員会視察はなく、奪い合いの場となっていくことに危機感の伐採の記録短編映画をつくっています。現在、資料調べや撮影などを行っています。完成した暁には上映会を行を覚えています。信頼のある社会の構築に向けて、２２日議会運営委員会議会だより編集委員会２５日議会だより編集委員会新年にあたって決意を新たにしました。３日大町市表彰式４日教育委員との懇談会「信頼」を社会インフラの一つと位置づけている 11 月仁科神明宮ご神木伐採の映画撮影中朝日生命至JR信濃大町駅〒398-0002 長野県大町市大字大町 4092 TEL/FAX 0261-26-3170 ウェブサイト http://www.shiftra.jp/yagi/ E-mail：[email protected] 4