1. 平成20年度 子牛の下痢症の診断および治療 - 家畜感染症学会

平成20年度日本家畜臨床感染症研究会アンケート事業調査報告
子牛の下痢症の診断および治療
についての全国アンケート
日本家畜臨床感染症研究会事務局
(作成責任者:菊 佳男)
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構
動物衛生研究所
〒305-0856 茨城県つくば市観音台3-1-5
TEL: 029-838-7795、FAX: 029-838-7795
e-mail: [email protected]
The Japanese Society for Clinical Infectious Disease in Farm Animals
回答者情報1
回答者について
ホルスタイン
黒毛和種
(人)
169
依頼回答者
180
33
一般回答者
25
36
(空白回答)
37
日本家畜臨床感染症研究会
回答者情報1
都道府県名
ホルスタイン
黒毛和種
(人)
6162
日本家畜臨床感染症研究会
未実施府県
福井
長野
静岡
和歌山
大阪
茨城
群馬
神奈川
新潟
山梨
奈良
岡山
鳥取
徳島
佐賀
26
23
15
14
6
12
7
4
910
54
55
12
10
54
7
2
43
55
10
7
6
11
3
4
3
44
55
9
8
77
34
44
45
6
5
1
6
1
78
7
6
12
8
6
1
回答者情報1
地方名
ホルスタイン
黒毛和種
(人)
61
62
北海道
30
東北
関東
中部
42
17
9
19
13
42
近畿
38
中国
14
15
四国
14
九州
21
日本家畜臨床感染症研究会
34
49
回答者情報2
所属
ホルスタイン
黒毛和種
(人)
204
NOSAI
213
16
開業
17
6
その他の団体
6
12
(空白回答)
6
日本家畜臨床感染症研究会
回答者情報2
性別
男性
(空白回答)
女性
(%)
ホルスタイン
黒毛和種
84.9
88.4
10.5
4.6
8.7
日本家畜臨床感染症研究会
2.9
回答者情報2
年齢
50代≦
40代
30代
20代
(空白回答)
(%)
ホルスタイン
黒毛和種
30.7
28.5
31.9
34.7
21.0
13.4
2.9
19.4
14.9
2.5
日本家畜臨床感染症研究会
回答者情報2
臨床経験
30年~
20~29年
10~19年
3~5年
0~2年
(空白回答)
6~9年
(%)
ホルスタイン
黒毛和種
16.4
15.3
27.7
29.3
22.7
12.6
25.6
9.9
9.2
9.9
6.7
7.0
日本家畜臨床感染症研究会
4.6
2.9
子牛の下痢症の診断について
下痢の発症要因の鑑別で目安としているものは
何ですか?(3つ選択)
ホルスタイン
(n=238)
黒毛和種
(n=242)
(%)
84.5
85.1
便性状
73.1
74.8
発症日齢
50.8
52.5
稟告
34.5
発熱
30.3
28.9
顕微鏡検査(寄生虫検査を含む)
抗体検査(BIOX)
糞便培養検査
心拍数
その他
41.7
4.2
5.0
3.8
2.9
2.1
0.8
3.8
2.1
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の診断について
感染性下痢と非感染性下痢の類症鑑別で
目安としているものは何ですか?(3つ選択)
ホルスタイン
(n=238)
黒毛和種
(n=242)
(%)
81.5
82.2
便性状
61.8
61.2
発熱
46.2
43.0
稟告
44.1
発症日齢
29.4
26.4
顕微鏡検査(寄生虫検査を含む)
糞便培養検査
心拍数
抗体検査(BIOX)
その他
56.6
2.9
2.9
2.5
4.1
1.7
5.0
6.7
7.0
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の診断について
病態把握のための目安としているものは
何ですか?(3つ選択)
ホルスタイン
黒毛和種
(n=238)
(n=242)
(%)
83.2
脱水状態
86.8
83.2
83.9
歩様・起立の状態
48.7
吸乳反射
53.7
39.5
口腔内温度
31.0
17.6
15.7
四肢温度
6.7
8.7
腸蠕動音
可視粘膜色調
3.4
3.7
その他
2.9
3.3
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(治療全般について①)
治療法を選択する際に、重視する子牛の
個体情報は何ですか?(2つ選択)
ホルスタイン
黒毛和種
(n=238)
(n=242)
(%)
79.8
81.8
日齢
45.4
45.9
初乳の摂取状況
25.2
23.1
既往歴
21.4
他の子牛の状況
15.3
14.3
18.2
母乳あるいは人工哺乳の違い
性別
血統
その他
4.6
0.4
0.4
7.9
6.3
3.3
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(治療全般について①)
治療法を選択する際に、重視する母牛の
個体情報は何ですか?(2つ選択)
ホルスタイン
(n=238)
黒毛和種
(n=242)
(%)
62.6
分娩時のトラブル
42.1
52.9
母牛の健康状態
54.5
29.4
産次回数
36.8
15.1
年齢
血統
その他
23.1
1.7
16.9
10.1
9.9
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(治療全般について①)
治療法を選択する際に、重視する飼育環境は
何ですか?(2つ選択)
ホルスタイン
黒毛和種
(n=238)
(n=242)
(%)
51.7
過去の疾病発生状況
54.5
48.3
牛舎の清潔度
45.9
44.1
季節、気候
45.0
21.8
飼育密度
23.6
19.3
施設構造
その他
20.7
1.3
2.1
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(治療全般について①)
治療法を選択する際に最も重視するものは
何ですか?(3つ選択)
ホルスタイン
(n=238)
黒毛和種
(n=242)
91.2
91.7
臨床所見
45.8
49.2
糞便検査所見
45.0
47.1
飼育環境
36.6
33.5
畜主の飼育技術
29.0
27.3
血液検査所見
16.0
個体情報
その他
(%)
20.2
1.3
3.3
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(治療全般について②)
軽症時(軽度脱水、自力哺乳可能の場合)に、
主に行う治療法は何ですか?(複数選択)
ホルスタイン
(n=238)
黒毛和種
(n=242)
(%)
70.6
68.6
抗菌剤
63.0
64.9
生菌剤
65.1
経口電解質
58.7
29.4
断乳
24.0
18.5
18.2
炭製剤
12.6
輸液
抗炎症剤
その他
19.4
4.6
7.4
9.2
9.5
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(治療全般について②)
重症時(重度脱水、自力哺乳不可能の場合)
に、主に行う治療法は何ですか?(複数選択)
ホルスタイン
黒毛和種
(n=238)
(n=242)
(%)
90.8
輸液
94.2
80.7
抗菌剤
84.7
44.1
44.6
経口電解質
35.7
38.0
断乳
34.0
生菌剤
40.1
21.8
23.6
抗炎症剤
16.4
19.0
炭製剤
その他
日本家畜臨床感染症研究会
3.8
7.0
子牛の下痢症の治療について(治療全般について②)
上記以外の薬剤で、子牛の下痢に
使用するものは何ですか?(3つ以内選択)
ホルスタイン
(n=238)
黒毛和種
(n=242)
(%)
45.0
エンドコール
40.3
ウルソ
37.8
トラネキサム酸
ベルベリン
36.0
17.6
Vit B1
13.0
メチオニン
KCL
使用しない
その他
53.3
43.8
45.0
38.2
19.8
15.3
3.4
2.1
0.4
0.8
2.5
3.3
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(軽症時における抗菌剤の使用について)
軽症時(軽度脱水、自力哺乳可能の場合)に、
抗菌剤を使用しますか?(1つ選択)
抗菌剤を使用する
抗菌剤を使用しない
(%)
ホルスタイン
70.6
29.4
(n=238)
黒毛和種
68.6
31.4
(n=242)
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(軽症時における抗菌剤の使用について)
軽症時(軽度脱水、自力哺乳可能の場合)に、
第一次選択薬で最もよく使用する抗菌剤は
何ですか?(1つ選択)
ホルスタイン
(n=170)
黒毛和種
(n=180)
(%)
カナマイシン
22.2
18.8
18.3
テラマイシン
17.6
アンピシリン
ニューキノロン
7.1
6.7
6.5
6.1
サルファ剤
その他
12.9
8.9
ペニシリン
セファゾリン
20.6
2.9
7.2
10.0
10.0
日本家畜臨床感染症研究会
24.1
子牛の下痢症の治療について(軽症時における抗菌剤の使用について)
軽症時(軽度脱水、自力哺乳可能の場合)に、
抗菌剤を使用する理由は何ですか?(1つ選択)
ホルスタイン
(n=170)
黒毛和種
(n=174)
(%)
50.0
対症治療のため
53.4
37.1
二次感染防止効果のため
36.2
4.7
慣例的使用
4.6
8.2
その他の理由
5.7
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(軽症時における抗菌剤の使用について)
軽症時(軽度脱水、自力哺乳可能の場合)に、
最もよく行う投与方法は何ですか?(1つ選択)
ホルスタイン
(n=170)
黒毛和種
(n=177)
(%)
64.1
注射のみ
65.0
28.2
経口と注射
28.8
7.1
経口投与のみ
5.1
0.6
その他
1.1
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(軽症時における抗菌剤の使用について)
軽症時(軽度脱水、自力哺乳可能の場合)に
「抗菌剤」を選択しなかった方は抗菌剤を
使用しない理由は何ですか?(2つ選択)
ホルスタイン
(n=86)
黒毛和種
(n=87)
(%)
50.0
他の治療が有効
48.7
35.7
効果が不明
28.9
20.0
薬剤耐性菌の出現を危惧
免疫機能低下を危惧
その他の理由
18.4
7.1
7.9
10.0
9.2
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(重症時における抗菌剤の使用について)
重症例(重度脱水、自力哺乳不可能の場合)
に、抗菌剤を使用しますか?(1つ選択)
抗菌剤を使用する
抗菌剤を使用しない
(%)
ホルスタイン
81.0
19.0
(n=237)
黒毛和種
84.7
15.3
(n=242)
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(重症時における抗菌剤の使用について)
重症例(重度脱水、自力哺乳不可能の場合)
に、第一次選択薬で最もよく使用する抗菌剤は
何ですか?(1つ選択)
ホルスタイン
(n=198)
黒毛和種
(n=210)
(%)
21.2
カナマイシン
ニューキノロン
20.5
14.6
アンピシリン
テラマイシン
12.9
9.6
セファゾリン
ペニシリン
サルファ剤
その他
4.8
1.4
25.2
22.7
15.7
14.6
12.4
6.1
4.0
7.1
7.1
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(重症時における抗菌剤の使用について)
重症例(重度脱水、自力哺乳不可能の場合)
に、抗菌剤を使用する理由は何ですか?
(1つ選択)
ホルスタイン
黒毛和種
(n=198)
(n=206)
(%)
62.1
対症治療のため
61.7
27.8
二次感染防止効果のため
慣例的使用
31.1
4.0
3.9
6.1
その他の理由
3.4
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(重症時における抗菌剤の使用について)
重症例(重度脱水、自力哺乳不可能の場合)
に、抗菌剤で最もよく行う投与方法は
何ですか?(1つ選択)
ホルスタイン
(n=200)
黒毛和種
(n=212)
68.5
注射のみ
66.5
29.0
経口と注射
経口投与のみ
その他
(%)
31.1
2.0
1.4
0.5
0.9
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(重症時における抗菌剤の使用について)
重症例(重度脱水、自力哺乳不可能の場合)
に、「抗菌剤」を選択しなかった方は抗菌剤を
使用しない理由は何ですか?(1つ選択)
ホルスタイン
(n=23)
黒毛和種
(n=25)
56.5
他の治療が有効
60.0
8.7
薬剤耐性菌の出現を危惧
効果が不明
免疫機能低下を危惧
その他の理由
(%)
8.0
8.7
0.0
4.3
12.0
21.7
20.0
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(血管内輸液について)
軽症時(軽度脱水、自力哺乳可能の場合)で
使用する輸液組成(複数選択)
ホルスタイン
(n=47)
黒毛和種
(n=60)
等張糖加リンゲル
80.9
等張重曹注
26.7
リンゲル
29.8
生食
29.8
30.0
27.7
5%ブドウ糖
25%ブドウ糖
10.6
乳酸加リンゲル
10.6
10.0
34.0
33.3
35.0
15.0
2.1
3.3
その他1
その他2
87.2
68.3
7%重曹注
アルギメート
(%)
10.0
2.1
3.3
17.0
日本家畜臨床感染症研究会
88.3
子牛の下痢症の治療について(血管内輸液について)
重症時(重度脱水、自力哺乳不可能の場合)で
使用する輸液組成(複数選択)
ホルスタイン
(n=216)
7%重曹注
等張糖加リンゲル
5%ブドウ糖
生食
25%ブドウ糖
等張重曹注
リンゲル
アルギメート
乳酸加リンゲル
アミカリック
その他1
その他2
黒毛和種
(n=228)
(%)
66.7
46.3
72.8
54.4
30.6
31.1
24.5
30.7
19.9
21.1
22.2
19.7
16.2
7.4
20.4
9.6
7.9
7.0
0.9
1.8
13.4
13.2
1.9
2.2
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(血管内輸液について)
輸液速度の調節について(2つ以内選択)
ホルスタイン
黒毛和種
(n=238)
(n=242)
(%)
59.7
症状によって調節する
69.4
25.6
日齢によって調節する
25.6
16.8
薬剤の種類によって調節する
その他の理由によって調節する
常に遅く行う
常に早く行う
17.4
2.5
3.3
10.5
9.9
8.4
7.9
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(血管内輸液について)
輸液の際に留置針を使用しますか?(1つ選択)
普段から使用する
ほぼ留置針を使用する
時々留置針を使用する
使用しない
(空白回答)
(%)
ホルスタイン
(n=238)
黒毛和種
37.4
39.4
14.3
10.9
19.1
20.2
10.0
17.2
20.3
11.2
(n=241)
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(抗炎症剤について)
抗炎症剤を使用しますか?(1つ選択)
抗炎症剤を使用する
抗炎症剤を使用しない
(%)
ホルスタイン
29.8
70.2
(n=238)
黒毛和種
34.9
65.1
(n=241)
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(抗炎症剤について)
ステロイド製剤を使用しますか?(1つ選択)
普段から使用する
症状によって使用する
使用しない
(%)
ホルスタイン
5.1
71.8
23.1
(n=78)
黒毛和種
8.9
58.9
32.2
(n=90)
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(抗炎症剤について)
非ステロイド製剤を使用しますか?(1つ選択)
普段から使用する
症状によって使用する
使用しない
(%)
ホルスタイン
4.1
65.8
30.1
(n=73)
黒毛和種
5.7
52.9
41.4
(n=87)
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(抗炎症剤について)
抗炎症剤の使用理由は何ですか?(1つ選択)
ホルスタイン
黒毛和種
(n=71)
(n=84)
(%)
70.4
対症治療のため
69.0
16.9
悪化防止のため
15.5
9.9
その他の理由
10.7
2.8
慣例的使用
4.8
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症の治療について(抗炎症剤について)
抗炎症剤を治療に使用しない方 は、抗炎症剤を
使用しない理由は何ですか?(1つ選択)
ホルスタイン
(n=116)
黒毛和種
(n=113)
(%)
28.4
作用機序が不明
29.2
28.4
さらに悪化する事を危惧
25.7
15.5
所属機関の診療指針に則していない
炎症を抑制するべきでない
その他
15.0
7.8
8.0
日本家畜臨床感染症研究会
19.8
22.1
母牛へのワクチン接種について
子牛の下痢対策として母牛にワクチン接種を
行っていますか?(1つ選択)
行っている
行っていない
(空白回答)
(%)
ホルスタイン
34.5
49.2
16.4
(n=238)
黒毛和種
66.8
22.8
10.4
(n=241)
日本家畜臨床感染症研究会
母牛へのワクチン接種について
主に使用しているワクチンは以下のうち
どれですか?(1つ選択)
ホルスタイン
(n=119)
(%)
90.7
18.3
牛異常産3混
11.2
18.3
ストックガード5
その他
(n=201)
82.9
牛下痢5混
牛嫌気性菌3種
黒毛和種
9.9
2.4
1.9
23.2
11.2
日本家畜臨床感染症研究会
農家への指導について
子牛の下痢が頻発する農家に対しての
管理指導を実施していますか?(1つ選択)
積極的に実施
農家の依頼に応じて実施
(空白回答)
ホルスタイン
14.3
農家によって実施
実施しない
(%)
45.1
19.8
3.4
17.3
(n=237)
黒毛和種
20.7
47.7
18.7
1.7
11.2
(n=241)
日本家畜臨床感染症研究会
農家への指導について
農家に対して子牛の下痢症の管理指導をする
場合、どのようなことに重点を置いていますか?
(3つ以内選択)
ホルスタイン
黒毛和種
(n=188)
(n=210)
(%)
80.3
79.5
環境衛生
初乳の給与
42.4
哺乳の仕方(温度・量)
49.5
36.7
19.0
飼養施設
27.1
25.7
ワクチネーションの実施
26.6
50.5
19.7
22.4
初乳製剤の給与
12.8
母牛の飼養管理
凍結初乳の利用
3.2
4.3
その他
3.7
2.9
34.8
日本家畜臨床感染症研究会
農家への指導について
軽症時(軽度脱水、自力哺乳可能の場合)に、
農家の自家治療についてどのような
指示をしていますか?(3つ以内選択)
ホルスタイン
(n=238)
黒毛和種
(n=242)
経口電解質
64.3
57.9
60.9
生菌剤
29.4
その他の止瀉薬
37.6
22.7
20.7
断乳
18.9
17.4
炭製剤
13.9
抗菌剤
7.1
獣医師を依頼
その他
(%)
2.1
3.3
16.9
15.7
日本家畜臨床感染症研究会
67.8
農家への指導について
重症時(重度脱水、自力哺乳不可能の場合)
に、農家の自家治療についてどのような
指示をしていますか?(3つ以内選択)
ホルスタイン
黒毛和種
(n=238)
(n=242)
(%)
60.5
獣医師を依頼
54.6
56.2
経口電解質
27.7
断乳
23.1
生菌剤
30.6
26.4
15.1
16.9
抗菌剤
11.3
その他の止瀉薬
炭製剤
その他
66.9
8.7
3.4
3.3
14.5
11.3
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の治療後に関する情報および下痢症に対する意識について
治療終了後の子牛の経過を
意識していますか?(1つ選択)
非常に気に掛けている
ほとんど気に掛けている
どちらともいえない
ほとんど気に掛けていない
全く気に掛けていない
(空白回答)
(%)
ホルスタイン
13.5
37.1
23.6
8.9
0.4
16.5
(n=237)
黒毛和種
20.4
41.3
19.2
8.3
0.4
10.4
(n=240)
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の治療後に関する情報および下痢症に対する意識について
治療終了後の子牛の成長状況について
意識していますか?(1つ選択)
非常に気に掛けている
ほとんど気に掛けている
どちらともいえない
ほとんど気に掛けていない
全く気に掛けていない
(空白回答)
(%)
ホルスタイン
4.6
24.5
33.3
19.0
1.3
17.3
(n=237)
黒毛和種
14.2
29.6
31.3
13.3
1.7
10.0
(n=240)
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の治療後に関する情報および下痢症に対する意識について
子牛の下痢症に対する有用な情報は
充分にあると思いますか?(1つ選択)
充分にある
(空白回答)
充分ではない
(%)
ホルスタイン
27.4
54.4
18.1
(n=237)
黒毛和種
28.8
60.0
11.3
(n=240)
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の治療後に関する情報および下痢症に対する意識について
牛の下痢症に対する有用な情報源として
今後期待するものは何ですか?(1つ選択)
ホルスタイン
黒毛和種
(n=131)
(n=147)
(%)
40.5
学術論文や雑誌での解説や特集等
42.2
33.6
所属機関外部での講習会等
34.0
13.0
所属機関内部での勉強会
13.6
8.4
大学教育
その他
6.8
4.6
3.4
日本家畜臨床感染症研究会
子牛の下痢症予防・治療に対する自己評価
子牛の下痢症予防・治療に対する
自己評価をお聞きします(1つ選択)
自信がある
まあまあ自信がある
どちらともいえない
やや苦手である
苦手である
(空白回答)
(%)
ホルスタイン
4.2
30.9
39.0
7.6
1.7
16.5
(n=236)
黒毛和種
6.7
31.3
43.8
7.5
0.8
10.0
(n=240)
日本家畜臨床感染症研究会
謝辞
本アンケート調査は、日本家畜臨床感染症研究会の平成20年
度事業計画に則って行われ、実施に賛同頂いた会員各位に深謝
致します。実施に当たり、各都道府県から72名の臨床獣医師(コ
ア協力者)に各地域のアンケートの実施および取りまとめの協力
を頂き、さらにコア協力者の依頼により各地域において延べ480名
の臨床獣医師にアンケートを回答頂きました。また、アンケートの
集計にあたり動物衛生研究所 高橋英子氏に協力頂きました。こ
れらの方々のご協力ならびにご尽力に、心より感謝いたします。