東川口病院 広報紙 平成21年8月1日発行 VOL.25 今号のけやきは・・・ ★お子さんのお薬の飲ませ方について ★特定健康診査のお知らせ ★“節塩”しましょう!! ★ペットボトルのキャップ回収始めました ★編集後記 お子さんのお薬の飲ませ方について 小児科 真野 智子 保護者の方のなかには、小さいお子さんにお薬を飲ませるのにご苦労なさっ ている方も多いかと思います。 2歳未満のお子さんは、お薬の味をわからないようにして 飲ませていただき、3歳からは、味をごまかすのは難しくなっ てくるので、「病気が良くなるようにお薬のもうね」とお話し していただければいいかと思います。 2歳以上3歳未満のお子さんは、お薬の大切さについて、何度 もお話ししていただければ、言っている意味ははっきりわからな くても、雰囲気でわかるものです。 上手に飲めて病気が良くなったら、「お薬を上手に飲めたから良くなってよ かったね」と褒めてあげると、経験として心に残り、次からは飲めるようにな ることがあります。 お薬の味をわからなくするために、コンデンスミルク、ジャム、チョコレー トペースト、かき氷用シロップ、ゼリーに混ぜるのもひとつの手段です。 グレープフルーツジュースに混ぜるとお薬の代謝が低下することがありま す。また、飲料とお薬の相性によっては味がまずくなることがありますので、 混ぜたら味見してくださるといいかもしれません。 特殊なお薬でなければ、おなかのすいている食前にあげると、その後の食事 で味がごまかせることもあります。 病気でご機嫌の悪いお子さんにお薬を飲ませるのは ひと苦労とは思いますが、元気になれるよう、保護者 のみなさま、がんばってください。 特定健康診査のお知らせ 生活習慣病予防のために、特定健康診査を受けましょう 私たちの健康をおびやかす、がん、心臓病、脳卒中、高血圧、糖尿病・・・。 これらの生活習慣病は、自覚症状がなく進行することが多く、 異常を確認するためには毎年の健診が欠かせません。 また、昨年の結果と今年の結果、さらに何年か分の結果を比べることで、 異常が出る前の段階で変化に気づくことができます。 年に一度の健診を健康管理に役立ててください。 特定健診を受けるには、各医療保険者が発行する受診券が必要です 受診券発行 問い合わせ先 40歳以上 75歳未満 川口市・鳩ヶ谷市 国民健康保険 加入者 国民健康保険課 川口市 TEL 259-7916 鳩ヶ谷市 TEL 280-1111 75歳以上 川口市・鳩ヶ谷市 後期高齢医療保険 制度加入者 40歳以上 川口市 生活保護を 受けている方 後期高齢者保険事業室 川口市 TEL 259-7953 鳩ヶ谷市 TEL 280-1111 保健センター 川口市 TEL 256-2022 ※1 会社員の扶養家族、公務員の扶養家族の方などは、加入している健康保険(医療保険者)に お問い合わせください。 ※2 川口・鳩ヶ谷市の国民健康保険、後期高齢医療保険加入者の方は、個別に通知書類が届いています。 ※3 川口・鳩ヶ谷市以外の国民健康保険、後期高齢医療保険加入者の方は 各市役所にお問い合わせください。 お申し込み方法 予約受付時間 完全予約制とさせていただいておりますので 月~金曜日 AM9:00~12:30 お電話または総合受付でお申し込みください。 PM14:00~17:00 土曜日 AM9:00~12:30 (日曜・祝日を除く) 参考文献・・・広報かわぐち 6月号 TEL 048-295-1000 医事課 日本人に最も多い病気は高血圧といわれています。脳卒中や心筋梗塞にもつながり ます。高血圧は血管に常に高い圧力がかかるため、血管壁の損傷が進み、動脈硬化 を促進させ、血管を詰まりやすくさせてしまいます。遺伝性の高血圧もありますが、加 齢に伴って血圧が上昇した人の多くは、まず生活習慣を見直すことで、改善が見込め るといわれています。 ①塩分を控えましょう 本来、生物としての人間はそれほど多くの塩分を必要と していません。 一日にせいぜい1gぐらいあれば生きていくのに充分 ですが、今の日本人は平均して11gの塩分をとっているそうです。 ②カリウムを摂取しましょう 高血圧の予防には、節塩の他に、ナトリウムの排泄を促すカリウムをとる ことが有効です。カリウムは野菜や果物、芋、豆、海藻、きのこ、牛乳など 幅広い食品に含まれますが、特に多いのは植物性の食品です。 ③加工食品に注意しましょう 最近は加工食品が多く利用されています。加工食品はおいしくするため と保存のために食塩を使っています。加工食品の食塩含有量表示を見て みましょう。 高血圧に加えて、コレステロール値・中性脂肪値・血糖値が 高かったりと、「異常がいくつか重なっている」状態が、 今話題になっているメタボリックシンドロームです。 その異常が多いほど病気になりやすいわけです。 ですから血圧はひとつの目印だと考えてください。 ほかのいろいろな数値も把握して自分の健康状態を知りましょう。 栄養科 ペットボトルのキャップの回収を始めま す。 キャップを分別回収し、再資源化を促進 することによって、二酸化炭素の発生抑 制をできると同時に、キャップの売却益 で世界のこどもたちにワクチンを届ける ことができます。 ≪回収方法≫ 左のポスターが張ってある専用の容器 に洗浄したものを入れてください。御協 力、よろしくお願いいたします。 このポスターが貼って ある回収専用容器が 目印です。 ≪編集後記≫ 夏の暑さも厳しくなってくると、気をつけたいことのひとつに熱中症があります。熱中症は、屋外の炎天 下で運動している時に起こりやすいのですが、室内でも条件によっては起こることがあります。特に、体温 調節するための発汗機能が低い高齢者や乳幼児、また肥満の方も皮下脂肪が多いと熱がこもりやすいの で熱中症になりやすいそうです。暑さに気をつけて、楽しい夏をお過ごしください。 《病院概要》 病院名 医療法人社団 協友会 東川口病院 設 立 昭和54年9月 住 所 〒333-0801 埼玉県川口市東川口2-10-8 病 床 数 198床 (一般病棟106床・障害者病棟92床) 診 療 科 内科、外科、脳外科、整形外科、小児科 その他 電話番号 FAX番号 ホームページ 048-295-1000(代) 048-295-5501 http://e-kawaguchi-hp.jp 泌尿器科、耳鼻科、胃腸科、皮膚科、 循環器科、呼吸器科、リハビリ、人間ドック 訪問看護ステーション 老人介護支援センター 面会時間 平日・土曜日 日 祭 日 午後 3時 ~ 7時 午前10時 ~ 7時 ※休診や代診のお知らせをホームページに掲載しています ★急な病気などでお困りの方は、お問い合わせください。 「けやき」は偶数月の1日に発行しています
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