歩掛参考見積募集要領 次のとおり歩掛参考見積を募集します。 平成25

歩掛参考見積募集要領
次のとおり歩掛参考見積を募集します。
平成25年8月21日
独立行政法人水資源機構
水路事業部
部長 島田 眞司
1.目的
この歩掛参考見積の募集は、独立行政法人水資源機構で予定している業務の積算
の参考とするための作業歩掛を募集するものです。
2.参考見積書提出の資格
(1)水資源機構における平成25・26年度一般競争(指名競争)参加資格業者の
認定を受けていることとします。
(2)営業に関し法律上必要とされる資格を有していることとします。
(3)当機構から「工事請負契約に係る指名停止等の措置要領」(平成6年5月31日
付け6経契第443号)に基づき、利根川水系及び荒川水系関連区域において指
名停止を受けていないこととします。
3.参考見積書の提出等
(1)参考見積書は作業項目毎に必要な技術者の人数等を記載して提出して下さい。
なお、参考見積書の様式は問いませんが、別紙「見積書記載内容」に示す、項目
毎に必要な技術者の人数等が分かるように記載願います。
(2)提出期間
平成25年8月28日(水) から平成25年9月4日(水) まで
持参する場合は、上記期間の土曜日、日曜日及び祝日を除く毎
日、午前10時から午後4時まで
(3)提出場所
独立行政法人水資源機構 水路事業部 部長 島田眞司 宛
【担当】水路事業部 設計課 三上
〒330-6008 埼玉県さいたま市中央区新都心11番地2(L.Aタワー7階)
TEL048-600-6531
FAX048-600-6580
(4)提出方法
書面は持参、郵送又はFAX(社印があること)により提出するものとします。
4.参考見積内容
(1)業務内容
本業務は、ストックマネジメント等に関する国の手引き等の比較検討、土木施設、
電気・機械設備、建築物の一体的な保全計画作成手法の提案、機構が別途実施した
21施設の機能保全計画の整理・分析を行い、機構におけるストックマネジメント
技術の向上等を図るものである。
(2)業務作業項目、作業内容
別紙2「業務見積仕様書」に基づき、「見積書記載内容」を記入して下さい。
(3)務費の構成と歩掛見積範囲
① 本歩掛参考見積を適用する業務費の構成は、当機構が別に制定する「積算基準
及び積算資料(各編)」(以下「基準書」という。)によるものとします。
② 歩掛参考見積の募集範囲は基準書で定義されている直接工事費(直接人件費)
のうち、上記(2)「業務作業項目、作業内容及び作業数量」を実施する為に必要な
技術者の人数等を募集します。
(4)技術者の職種と定義
国土交通省が公表している「平成25年度設計業務委託等技術者単価」における「技
術者の職種区分定義」によるものとします。
5.募集要領に対する質問
この募集要領に対する質問がある場合においては、次に従い、書面(様式は自
由)により提出してください。
(1)提出期間:平成25年8月22日(木)から平成25年8月26日(月)まで
持参する場合は、上記期間の土曜日、日曜日及び祝日を除く毎日、
午前10時から午後4時まで
(2)提出場所:3.(3)に同じ。
(3)提出方法:3.(4)に同じ。
6.質問に対する回答
質問に対する回答書は、次のとおり閲覧に供します。
(1)閲覧期間:平成25年8月27日(火)から平成25年9月4日(水)まで
(2)閲覧方法:ホームページに掲載します。
7.参考見積書作成及び提出に要する費用
参考見積提出者の負担とします。
8.ヒアリング
提出していただいた参考見積書についてヒアリングを実施することがあります。
別 紙 1
見 積 書 記 載 内 容
歩掛内容(人)
項目
単位
備考
主任技術者
(1)手引き等の比較検討
式
(2)一体的な保全計画作成手法の提案
式
(3)調査困難箇所の調査手法の情報収集・整理
式
(4)データ確認・抽出
式
技師長
主任技師
技師(A) 技師(B) 技師(C)
技術員
計
①開水路
㎞
(335㎞)
②サイホン
㎞
(118㎞)
③トンネル
㎞
(232㎞)
④管水路
㎞
(298㎞)
施設
(89施設)
⑤頭首工、機場
(5)機能保全計画書整理・分析
業務
①開水路
㎞
(335㎞)
②サイホン
㎞
(118㎞)
③トンネル
㎞
(232㎞)
④管水路
㎞
(298㎞)
施設
(89施設)
⑤頭首工、機場
(6)リスクコミュニケーション資料作成
(事例収集)
式
(7)リスクコミュニケーション資料作成
式
別紙2
業
務
見
積
仕
様
書
(1)業務目的
本業務は、ストックマネジメント等に関する国の手引き等の比較検討、土木施
設、電気・機械設備、建築物の一体的な保全計画作成手法の提案、機構が別途実
施した21施設の機能保全計画の整理・分析等を行い、機構におけるストックマ
ネジメント技術の向上等を図るものである。
(2)業務内容
2-1
ストックマネジメント等に関する国の手引き等の比較検討
「農業水利施設の機能保全の手引き【総論編】
【工種別編】
【参考資料編】」
(「農
業水利施設ストックマネジメントマニュアル【共通編】【工種別編】」を含む)
(農林水産省)、
「水道事業におけるアセットマネジメントに関する手引き」
(「水
道施設機能診断の手引き」、「機能診断評価調査実施要領」、「水道施設機能診断
マニュアル」を含む)(厚生労働省)、「機械設備管理指針」(水資源機構)、「電
気通信設備管理指針」
(水資源機構)、
「建築保全指針」
(水資源機構)について、
以下の比較項目について簡潔(キーワードや主要事項の概要の整理)にとりま
とめ、特徴や相違点の整理を行う。
(比較項目)
①基本的考え方
②実施方法
a.機能診断調査(調査内容、調査頻度)
b.機能診断評価(評価基準、評価の方法、健全度指標)
c.劣化予測(劣化予測の方法及び種類)
d.保全計画策定(長期保全(整備)計画の内容及び策定手法)
③データベース化(データ項目)
④その他調査職員が指示する項目
なお、「農業水利施設の機能保全の手引き【総論編】【工種別編】【参考資料
編】」(「農業水利施設ストックマネジメントマニュアル【共通編】【工種別編】」
を含む)(農林水産省)は、上記項目について、複数の編を比較する必要はな
く、各編から代表箇所及び必要箇所等を抽出して整理するものとする。
2-2
土木施設、電気・機械設備、建築物の一体的な保全計画作成手法の提案
2-1を踏まえ、土木施設、電気・機械設備、建築物が一体となって機能を発
揮する揚水機場等の施設における合理的な保全計画作成手法について、提案を
行う。
2-3
調査困難箇所の調査手法の情報収集・整理
管水路,トンネル、サイホン等において施設内の排水ができない調査困難箇
所について、管内が充水されたまま調査可能な手法・事例について情報収集を
行い、概要・概算調査費用、課題などについてその内容を整理する。
2-4
機能保全計画整理・分析
2-4-1 対象施設
下表のとおり
整理番号
施設名
整理番号
施設名
①
群馬用水
⑫
愛知用水
②
利根導水
⑬
木曽川右岸
③
秋ヶ瀬取水堰
⑭
濃尾第二
④
埼玉合口二期
⑮
長良導水
⑤
印旛沼開発
⑯
三重用水
⑥
成田用水
⑰
正蓮寺川利水
⑦
北総東部用水
⑱
香川用水
⑧
東総用水
⑲
両筑平野用水
⑨
房総導水路
⑳
筑後川下流用水
⑩
霞ヶ浦用水
㉑
福岡導水
⑪
豊川用水
2-4-2 データ確認・抽出
整理・分析に先立ち、21施設の機能診断結果及び機能保全計画データの確認
及び2-4-3の整理・分析に必要なデータの抽出を行い、施設毎に整理する。
2-4-3 機能保全計画整理・分析
貸与資料に基づき以下の整理を行う。
(1)構造物別(開水路、トンネル、サイホン、管水路、堰(頭首工)、機場)
に共用開始経過年数と法定耐用年数を比較表として整理する。
(2)共用開始経過年数と健全度評価の集約を行い、度数分布の特性を整理す
る。
(3)構造物別に21施設の劣化予測を統計処理し、統計的に有意な劣化予測曲
線を算定し、分析を行う。
(4)構造物別に劣化要因分析の集約を行い、その特性を整理する。
(5)構造物区分における保全対策工法の整理・分析
① 21施設の機能診断調査結果等により、構造物区分毎に、健全度評価を
勘案した保全対策工法を一覧表として集約する。
② 健全度評価と採用されている保全対策工法について、保全対策後の耐
用年数とコストとの関係などを取りまとめ妥当性を分析する。
2-5
リスクコミュニケーション資料作成
2-5-1 事例の収集
公共事業等において実施されているリスクコミュニケーション資料の事例を
収集するとともに、現在における課題と求められている事項をとりまとめ、費
用負担者への適切な説明手法、資料公表の手法について提案する。
2-5-2 リスクコミュニケーション資料作成
2-5-1を踏まえ、機構から貸与する資料に基づきモデル地区におけるリスク
コミュニケーション資料を作成する。作成にあたっては、関係者への説明を分
かりやすく説明するため、図・表・グラフ・画像・CG等を多用したものとし、
作成形式はパワーポイントによるものとする。
なお、モデル地区は1地区とし、調査職員が別途指示する。
(作成項目)
①施設が果たしてる役割と貢献度の定量的評価
②施設の資産価値に係る定量的評価
③事故履歴と要因、対応実績
④施設毎の事故発生頻度と今後の発生予測及び被害想定の定量的評価
⑤大規模地震に対する対応(耐震照査及び対策工(予定を含む))
⑥保全計画の作成経緯と技術的改題
⑦その他調査職員が指示する項目
参考資料
21施設位置図
①群馬用水
⑬木曽川右岸
②利根導水路
⑲両筑平野用水
⑩霞ヶ浦用水
⑯三重用水
⑱香川用水
㉑福岡導水
③秋ヶ瀬取水堰
⑤印旛沼開発
⑧東総用水
⑦北総東部用水
⑰正連寺利水
⑫愛知用水
⑭濃尾第二
⑳筑後下流用水
⑮長良導水
⑪豊川用水
⑥成田用水
⑨房総導水路