研究内容(PPT)

基盤造構学研究室
2015
http://muses.muses.tottori‐u.ac.jp/dept/symbiosis/kiban/
基盤造構学研究室
施設環境工学
農業造構学
兵頭 正浩
(HYODOU Masahiro)
緒方 英彦
(OGATA Hidehiko)
農業造構学
牧隆泰:農業水利造構学、丸善、昭和31(1956)年9月5日発行
農業造構学の名称は、大正14(1925)年4月、東京帝大農学部農学
科から農業土木科を分離独立せしめるとき学科目制定に当たり、著者
の恩師故上野英三郎教授は土地改良に関する構造物の設計計画建設
を研究する学科を別に設ける必要を感じ、農業造構学なる科目を創設
されたのであった。 (略) 我が国の農業土木学は土地改良という事
業が起こり、これに連れて明治末期にいたり始めて出来たのである。
(略) 土地改良事業とは、耕地の改良、拡張とそのほか土地と水の利
用価値を高める目的を以って、農村の福利を増進せんとする事業である。
而して耕地の改良拡張事業の殆ど全部は灌漑排水を伴わざるはなく、
土地改良は水に無関係なるは殆ど無いといい得る。故に土地改良の構
造物は農業水利構造物である。即ち農業造構学は土地改良造構学又
は農業水利造構学というべきものを単に、農業造構学なる名称を付け
たに過ぎない。 (略) 外国でもその起源を遡ると、即ち土地改良学は
農業水利学を考え、従って農業造構学は土地改良構造物の造構即ち
水利構造物の造構をその内容としていた。 (略) 抑も造構とは動作を
表し、構造とは名詞又は形容詞的に使用する。
研究対象
ダム
ため池
頭首工
農業水利施設・付帯施設の材料と機能
開水路
水路トンネル
農道
水利システムを構成する農業水利施設
水源施設
(頭首工)
堰本体
凡
取水口(頭首工取入口)
例
量水施設
用水路工(組織)
通水施設(幹線用水路)
放水工
分水施設(分水工)
補助的水源
(ため池等)
送水路
合流施設(合流工)
河川
管理施設
(管理所)
分水口
施設
名称
用水路施設
施設
名称
用水路施設以外
小用水路(<0.1m3/s)
調整施設(F.P.)
水位調整施設
通水施設(支線用水路)
通水施設
(支線用水路
≧0.1m3/s
保護施設、
安全施設
排水施設(小排水路)
施設環境工学
兵頭 正浩
(HYODOU Masahiro)
役
学
職:助 教
生年月日:昭和55年10月30日
歴:鳥取大学農学部卒業
鳥取大学大学院連合農学研究科修了
受
賞:コンクリート工学講演会年次論文奨励賞
担当講義:構造力学Ⅰ及びⅡ、土質・資材実験
更生されたパイプラインの
健全度評価手法に関する研究
 パイプラインの弾性係数の評価
手法の検討
 埋設管の浮上及び沈下防止対
策に関する検討
コンクリート構造物の更新・解体
総排出量:4億1700万トン
化学工業
1900万t(5%)
鉄鋼業
3100万t(8%)
その他
6700万t(16%)
電気・ガス・熱供給・水道業
9200万t(22%)
パルプ・紙等・製造業
建設業
3700万t(9%)
その他
建設廃棄物 100万t(2%)
300万t(4%)
建設汚泥
800万t(10%)
建設発生木材
500万t(6%)
コンクリート塊
3500万t(42%)
農業
9100万t(22%)
7500万t(18%)
環境省:平成15年度
建設廃棄物の排出量
循環型社会の形成
解体コンクリート(コンク
リート塊・微粒分)の有効
利用方法を検討すること
が必要不可欠
アスファルト・コンクリート塊
3000万t(36%)
国土交通省:平成14年度建
設廃棄物品目別排出量
物理および化学的処理により回収した
再生骨材の物性評価に関する研究
 廃コンクリートから資源を回収
 産業廃棄物を利用した回収
方法を提案
産業副産物の再利用・再資源化
(湖等の底質を再資源化した自然回帰型植裁基盤材の検討)
藻礁ブロック
土壌改良材
機能性覆砂材
 各種産業廃棄物の性能評価
 コンクリート微粒分を土壌改良
材・肥料として酸性硫酸塩土
壌に散布した時の影響評価
植栽基盤材
セメント結合材から溶出する有害物質
(重金属類)の抑制に関する研究
 有害物質溶出特性の明確化
と定量化
 供用条件に応じた安全性評
価手法の提案
農業造構学
緒方 英彦
(OGATA Hidehiko)
役
学
職:教授
生年月日:昭和44年9月20日
歴:宮崎大学農学部卒業
鹿児島大学大学院連合農学研究科修了
受
賞:農業農村工学会研究奨励賞、農業土木技術
研究会賞「企画・計画部門」、農業農村工学会
材料施工研究部会研究奨励賞
担当講義:資材利用学、基盤造構学、水利施設設計学
研究のキーワードのフロー図
積雪寒冷地
水利施設
開水路
貯水池
凍害
非破壊検査
農道
道路
土砂系舗装
植樹帯
低木街路樹
対策工法
積雪寒冷地における水利施設の凍害診断
に関する研究
現地試験(北海道、東北、甲信越)
土砂系舗装・アスファルト舗装のほ場内農道
の機能評価・保全に関する研究
 横断方向の「わだち掘れ」、
縦断方向の「平坦性」の改善
 雑草の繁茂抑制
 圃場整備に応じた農道の
簡易施工・再配置
 農道通行の安全・安心の確保
積雪寒冷地における道路植樹帯の機能保全
に関する研究
基盤造構学研究室の一年
 基礎勉ゼミ(週1回)
 研究ゼミ(週1回)
 月例会(ほぼ毎月)
 合同ゼミ&忘年会(12月)
 年明け地元自慢大会(1月)
 年度末実験室大掃除(2月)
 研究室旅行(随時)
 飲み会(随時)
基本的に
全員参加
基礎勉ゼミ
 3年生後期
 専門基礎科目の演習問題
 4年生前期
 数値解析
 統計解析
 4年生後期
 3年生の基礎勉ゼミの世話
研究ゼミ
 緒方研究室と兵頭研究室の交互
 卒業論文研究の途中経過
 教員・先輩の研究成果
鳥取大学・島根大学・高知大学・
松江高専による4機関合同ゼミ&忘年会
研究室旅行
福井県東尋坊
高知県
桂浜
島根県出雲大社
香川県小豆島
指導方針
 気づいたことは「歯に衣を着せずに言う」
教育的指導(パワハラ、セクハラでは絶対ない)
 「はい」の発言に責任を持つ
 時間厳守(5分前行動の徹底)
 体力勝負、耐力勝負、根性、気合いは大好き
 大変は「大いに変わる」チャンスである
(今井敏光談)
 「無理は心が決めること」
→ 本当に無理かを常に確認する
END