資料3 - 野洲市

新野洲市発達支援センター構想 <概要>
平成26年3月
資料3
1.野洲市ふれあい教育相談センター及び野洲市発達支援センターの現状と課題
<現状>
ふれあい教育相談
センター
関
係
機 連携
関
〔機能〕
○教育相談
○教育支援
○研修
*センターのあゆみ
・施設・・・昭和53年度 母子健康センターとして建設
(築36年が経過)
・平成4年度 母子健康センター移転に伴い、
「ふれあい教育相談センター」を設置
関 ・平成20年度
係 同施設内に「発達支援センター」を設置
発達支援セン
ター
〔機能〕
○相談支援
○発達支援
○就労支援
○研修啓発
連携
機
関
教育 連携 福祉
研修啓発
協働
社会基盤の充実
野洲市発達支援センター
(平成20年度~)
○対象者
野洲市ふれあい教育相談センター
(平成4年度~)
○対象者
・不登校やいじめ等の課題解決に向けての支援が必要な
児童生徒とその保護者
・言語発達等に支援が必要な幼児と特別支援学級在籍児
・心身の発達に支援を必要とする人及びその家族や支援者
(乳幼児期~成人期)
○今まで担ってきた主な役割
・乳幼児期から成人期までの発達に支援を必要とする人に対
する、発達に関する相談支援
・障がいやその疑いのある乳幼児に対する、早期療育
・発達障がいに関する研修・啓発
○事業内容
○今まで担ってきた主な役割
・いじめ、不登校、ことば等、子どもや保護者の不安や悩
みに関する教育相談・教育支援
○事業内容
・こころの教育相談
・適応指導教室(ドリーム教室)
・ことばの教室
・相談支援事業・・・相談支援(就労支援を含む)
巡回発達相談事業
社会参加促進事業
・早期療育通園事業にこにこ教室
・おやこ教室
・乳幼児サービス調整会議
・研修啓発事業
<課題>
★ふれあい教育相談センターの主な課題
★発達支援センターの主な課題
○内容が複雑化・多様化・深刻化し、長期化する
教育相談に対するセンターの役割の明確化と、
安定的な相談体制の整備
○いじめや不登校等の早期発見・早期支援・未
然防止の支援ネットワーク構築
○就学前後に一貫性のある言語教育の移行シス
テム
○一貫性のある包括的・継続的な支援のための情報管理システ
ムと移行システムが未整備
○保護者支援の充実
○早期療育を必要とする就園前の子どもの一部が、療育教室を利
用できない
○相談支援(就労支援を含む)におけるセンターの役割の明確化
○実延べともに増加する相談や、複雑・長期化する成人期の相談
に対する関係部署・機関との連携と役割分担
★両センター共通の課題
(ハード面)
★両センター共通の課題 (ソフト面)
○耐震化及び老朽化対策が
必要
○施設全体が狭い
○部屋数が少なく事業展開
に支障大
○増加する個人情報の保管
場所がない
○多目的トイレがない
○両センターの役割や対象がわかりにくい
○センター間の組織的な連携システムが未整備
○共通の対象年齢の子ども(幼児期から中学校まで)の発達や教育課題について、早期
発見・早期支援・未然防止のため、関係部署・機関との包括的な連携・支援のシステム構
築
○市民との協働による効果的な啓発の取り組み
○必要な職員配置と、業務遂行に係る最新の知識やスキルの獲得と資質向上に向けた
計画的な職員研修・育成システム
2.新野洲市発達支援センター構想
★めざす「新野洲市発達支援センター」像
「新野洲市発達支援センター」として、両センターを一体
的に整備
両センターが有機的・組織的に連携・協働
「気づき」・「支える」・「つなぐ」をキーワードに、生涯一貫し
て途切れることのない発達支援および教育支援を、関係
部署・機関とともに包括的・継続的に行う。
誰もがその人らしく自立し、地域社会の中で健康で豊かに
暮らせることをめざす。
★発達支援センター機能(概要)
○現行システムに加えて、発達に支援を必要とする人の早
期発見・早期支援システムを再構築し、乳幼児期から成人期
までのライフステージを通じた一貫性のある途切れのない相
談・支援をすすめる。
○発達障がいのある人の地域における支援体制に関する課
題について、情報の集約と発信の役割を担い、関係部署や
関係機関とその共有を図り、社会基盤の充実に向け、支援
体制の整備をすすめる。
★ふれあい教育相談センター機能(概要)
○いじめや不登校、ことばの育ち等への早期対応・支援を充実
させていくため、学校や関係機関との連携をより一層推進する
ためのシステム整備をすすめるとともに、支援体制の充実を図
る。
<将来像イメージ>
新野洲市発達支援センター
(※)
関
係
機
関 連携
ふれあい教育相談
センター
〔機能〕
○教育相談
○教育支援
○ネットワーク
○情報発信・啓発
○研修
教育
発達支援センター
〔機能〕
○相談支援
○発達支援
○就労支援
○研修啓発
児童発達
支援セン
ター
関
係
機
関
連携
連携・協働 福祉
研修啓発
協働
社会基盤の充実
例えば・・・
※(仮称)野洲市教育相談・発達支援センター
誰もがわかりやすい名称があるといいのでは?
<構想内での定義>
●「心身の発達に支援を必要とする人」とは、①発達障がいのある人(疑いを含む)、②知的な障がいのある人、③発達過程
での身体障がいのある人とし、その家族や支援者を含む。
●「発達障がいのある人(疑いを含む)」とは、発達障害者支援法に定められた『発達障害』のある人(疑いを含む)をいう。
*発達障害者支援法(第2条第1項)
発達障害とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他
これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをい
う。
★「新野洲市発達支援センター」の機能と取り組み
心身の発達に支援を必要とする人への相談・支援については、「発達支援センター」が中心になって行い、いじ
め・不登校・ことば等子どもや保護者の不安や悩みへの教育支援を「ふれあい教育相談センター」が中心に行い
ます。
なお、両センター共通の対象者である、幼児期から中学校卒業までの子どもの発達や教育上の課題について、
早期発見・早期支援・未然防止をするため、関係部署・機関との包括的・継続的な連携・支援・移行のためのシス
テムを構築します。
<発達支援センター>
① 相談支援機能
乳幼児期から成人期までの心身の発達に支援を必要とする人(本人、保護者・家族、支援者)から
の相談を受け、必要かつ適切な支援が受けられるよう、アセスメントを行う。(必要時には、フォー
マルアセスメントとして各種検査等を実施する。)そのアセスメント結果に基づき、保健・医療・福
祉・保育・教育・就労等の関係部署・機関との役割分担と有機的な連携により、乳幼児期から成人期
を見通した、一貫性のある包括的・継続的な一人ひとりに合わせた相談支援を行う。
② 発達支援機能
心身の発達に支援が必要な乳幼児に対して、可能な限り早期に早期療育通園事業(療育教室)へ繋ぎ、
発達段階に応じた本人支援・保護者支援・地域支援を行う。現在、児童発達支援事業として実施している療
育教室は、「児童発達支援センター」として事業所指定を受けて実施する。併せて保育所等訪問支援事業を
実施する。また、「児童発達支援センター」(18歳未満を対象。障がいの種別は問わない。)では、地域の障
がい児支援の中核を担うことにより、地域支援体制の強化を図る。
また、乳幼児健診等で早期に発見され、心身の発達の支援に関して経過観察が必要な乳幼児とその保護
者に対しては、「おやこ教室」を実施し、本人・保護者支援を行う。
③ 就労支援機能
本人の自己理解の促進を図り、市役所内の就労関係部署や、市内・外の就労関係機関と連携しながら、
特性に合ったジョブマッチングをめざした就労支援を行う。
必要時には各種検査等を実施し、適切なアセスメントを行い、それに基づいた就労支援を行う。
発達障がいのある人の就労支援としては、本人・家族・支援者のそれぞれが就労に必要なことを準備する
ための「就労前支援」に重点を置く。就労前支援として、まずは、本人の「自己理解」を深めること、及び、家
族の「本人理解」を深めるため、本人や家族への相談支援を行う。障がい特性の理解や生活や行動の振り
返りなどを通じて、本人の「自己理解」を促進し、安定した生活を送り、前向きに就労に向き合うことができる
よう相談支援を継続する。
また、学校との早期からの連携による「就労移行支援」のシステムを構築する。
④ 研修・啓発事業
関係部署や関係機関と連携しながら、発達障がいに関する正しい理解や支援に関する研修・啓発を計画
的・継続的に行う。
また、発達障がいのある人の地域における支援体制に関する課題について、情報集約と発信する役割を
担う。
<ふれあい教育相談センター>
① 教育相談機能
子どもの教育上の様々な悩み(不登校、いじめ、学校生活、家庭生活、ことばなど)について、その解決に
向けた専門相談を包括的・継続的に実施し、本人・保護者・教職員への支援を行う。
②
教育支援機能
言語発達に支援を必要とする子どもや、学校等に居場所を見つけることが出来にくい子ども等に、『ことば
の教室』や『適応指導教室』による具体的な指導実践の中で、「ことばの育ち」、「学校復帰」、「社会的自立」、
「未然防止」等への支援を行う。
③
ネットワーク機能
いじめ・不登校の未然防止・早期支援のための家庭・学校・地域ぐるみのネットワーク、就学前から一貫し
た連続性のある言語指導ができるよう、学校などの関係機関と連携を図り、 (仮称)教育支援ネットワークシ
ステムを構築する。
④
情報発信・啓発機能
いじめ、不登校等にある子どもの理解やかかわり方に関すること、子どものことばの育ちに関すること、学
校生活や子育て、家庭生活などの子どもの教育に関係することなどの相談窓口として広く市民に向けて情報
発信や啓発活動を行う。
⑤
研修機能
教育関係機関と連動しながら、専門職を有効に活用し、保護者や関係者への研修を行う。