154号(平成23年5月)PDF - 新美南吉記念館

平成 23 年 5 月 1 日発行(隔月刊)
第 154 号
新 美 南 吉 生 誕 1 0 0 年 ま で 2 年 3 か 月
新美南吉の幼年童話が載った戦前の児童雑誌と、彼が制作したと思われる陶製のカップ
が見つかり、それぞれ当館に寄贈されました。両資料ともに現在公開中です(~十二月末)。
初期、東京の精文館が発行
イ二年小学生』です。昭和
学生』と『カシコ
『カ シ コ イ 一 年 小
られている) のほか、掲載
きな神さま」という題で知
ま」
(※現在は「子どものす
認されていた「小さい神さ
これまで同誌への掲載が確
が 寄贈してくださいました。
子 さ ん( 東 京 都 千 代 田 区 )
月号)に「影」
(※「タレノ
し」
)が、同誌(昭和九年九
月号)
に
「ウマノアシ」(※
「あ
イ二年小学生』
(昭和八年十
そして今回新たに、
『カシコ
分 か っ て い た「 ア メ ダ マ 」
、
された可能性があることが
開 中 の 児 童 雑 誌 は、
していました。昨年秋、当
▲ 『カシコイ一年小学生』(昭和八年三月号)と掲載された「アメダマ」
時の同社社長の次女北村好
カゲ」
)が掲載されているこ
とが確認できました。
南吉の当時の日記を見る
と、確認できた作品以外に
も精文館のために書いたも
のがあるようです。未見の
号もあり、今後新たに掲載
高さ約五・四㎝、口径七・三㎝。
▲
たコレクションを遺族が整
知県瀬戸市)に遺されてい
昨年、戸田先生の自宅(愛
し た。 こ の 陶 製 カ ッ プ は、
瀬戸焼の研究家でもありま
戸田先生は、骨董が趣味で
さ ん か ら 寄 贈 さ れ ま し た。
戸田紋平先生の長女鵜飼文
をしていたときの同僚、故
もう一点は陶製カップで
す。安城高等女学校で教諭
要』第十七号で詳しく取り
※『新美南吉記念館研究紀
ておらず珍しいものです。
造形作品は今まで見つかっ
ていませんが、南吉による
こで作られたのかは分かっ
と推定しました。いつ、ど
などから、南吉の作である
「正」と 署名していたこと
名の正八の一字を取って
帖などに絵を描くとき、本
左は裏側。左下に「正」の字
深 緑 色 の 釉 が 施 さ れ て い る。
理した際出てきたもので
あげています。
が分かる可能性もあります。
す。裏側には「正」という
ふみ
署名があります。南吉が画
-1-
公
発行 新美南吉記念館 〒 475-0966 愛知県半田市岩滑西町 1-10-1 TEL0569(26)4888 http://www.nankichi.gr.jp
今年も、六月一日(水)から、新美南吉童話賞の作品募
集が始まります。
議所が始めました。当館が
新美南吉童話賞は、平成
元年、社団法人半田青年会
募集を行います。
今年も創作童話の
美南吉記念館では
します。
月の中旬頃、入選者を発表
四名によって行われ、十一
(児童文学評論家)
、酒井晶
童文学作家)
、藤田のぼる氏
童文学者)、末 吉 暁 子氏(児
すえよしあき こ
開館したのに伴い、第七回
代氏(児童文学研究者)の
なお、昨年の作品集(左
写真)は、新美南吉記念館
【募集内容及び応募規定】
●日本語で書かれた「創作童話」。テーマは自由です。
〃 5枚以内
〃 3枚以内
〃 5枚以内
自作未発表のもので、同時に他の創作童話賞へ応募をしていないこと。
400字詰原稿用紙7枚以内
●募集部門 ◎一般の部(高校生以上) ◎中学生の部 ◎小学生高学年の部(4年生以上) ◎小学生低学年の部
●原稿は必ず縦書き。濃い筆記用具を使用すること。
(ワープロの場合は1枚 字× 行で印刷。感熱紙の使用は不可)
●題名、郵便番号、住所、氏名(学生の場合は保護者名も)、年齢(学生の場
合は学校名、学年も)、電話番号(携帯電話でも可)を記載した紙を1枚添
えること。
●作品は左記応募先まで郵送または持参。
月
日(木)
●応募作品の返却はいたしません。入選作品の著作権は半田市教育委員会に
帰属するものとします。
【応募期間】 平成 年 月 日(水)~
―1
(電話: 569―26―4888) http://www.nankichi.gr.jp
【発 表】 平成 年 月中旬予定(入選者にのみ連絡します)
〒475―0966 愛知県半田市岩滑西町1―
新美南吉記念館 新美南吉童話賞係
※当日の消印有効。海外から発送したものは当日必着。
【応募先・問合わせ先】
15
まさ
からは半田市が主催してい
入選作品は、作品集『赤
いろうそく』にまとめ、各
でお求めいただけます。(一
9
よ
ます。
も応募がありました。その
冊五〇〇円)詳しくは記念
地の図書館、児童書の出版
総数は二四六四点。その中
20
【表 彰】 最優秀賞…1編 賞金 万円
優 秀 賞…各部門 編 一 般 の 部 賞金5万円
万円
知多信用金庫 後 援(予定) 文化庁、愛知県教育委員会、中日新聞社
協 賛(予定) 株式会社ミツカングループ本社、中部電力株式会社半田営業所、
新美南吉事業推進協議会「ごんぎつねの会」
主 催 半田市教育委員会
共 催 新美南吉顕彰会、社団法人半田青年会議所、 知多管内小中学校教諭ほか
藤田のぼる(児童文学評論家)、酒井晶代(児童文学研究者)、
●選考委員 浜たかや(児童文学者)、末吉暁子(児童文学作家)、
その他の部門 賞品
50
社などに寄贈いたします。
から二回にわたる審査を経
館まで。
20
1
1
ここ数年、応募数が増え
て お り、 前 回 は 全 都 道 府
て 十 六 名 が 入 選 し ま し た。
6
11
県、そして海外五か国から
昨年は、地元の中学生が最
皆様からのご応募お待ち
しています。
10
3
優秀賞を受賞するという大
き な話題の
あった年で
もありまし
た。
締め切り
は九月十五
日( 木 ) で
す。 最 終 審
査 は、 浜 た
かや氏(児
23
23
0
-2-
募集要項
第23回 新美南吉童話賞
新
平成 23 年 5 月 1 日発行
第 154 号
年、
「影絵の幻想
団角笛は昭和三十八
行ってきました。
ジアなど海外で の活動も
り、ヨーロッパや東南ア
沖縄まで日本中を飛び回
た。これまで、北海道から
門劇団として結成されまし
た ち に 」 と の 思 い で影 絵 専
三月二十一日(祝・月)、新美南吉生誕百年記念のプレ
事業の一つとして、劇団角笛による影絵「ごんぎつね」の
公演が行われました。会場となった雁宿ホール大ホールに
は、約八百名が集まりました。
同時に半田第二尋常
年 に 新 校 舎 が 完 成、
場所です。明治四十四
で選ばれたのが現在の
地 が 必 要 に な り、 そ こ
延 び る と、 よ り 広 い 土
育が四年から六年に
明 治 四 十 年、 義 務 教
舎 が 建 築 さ れ ま し た。
半田口駅辺り)に校
本 城 山( 現 在 の 名 鉄
期
今回の展示は、昭和初
に 撮 影 さ れ た 岩 滑 小 学校 の
生かされていきました。
後の創作活動の中で大 いに
が岩滑小学校で得たものは、
た 代 用 教 員 の 五 か 月 間。彼
と直接触れ合うことが でき
の六年間、そして子ども達
当 時 の 南 吉 )。 子 ど も 時 代
立の年に初演され、その
トを切ったのです。
(※
小学校と改称 しスター
す。そのほとんどを山本仁
子 ど も た ち の 写 真 が 中心 で
▲
後も語りを録り直したり、
さんの柔らかい語りに
ま し た。 女 優 市 原 悦 子
がりをも感じさせられ
が 表 現 さ れ、 空 間 の 広
遠近や時間の経過など
面でありながら背景の
舞台には大小三つの
ス ク リ ー ン が 並 び、 平
屋があった安明寺(現・光
す。学制発布に伴い、寺子
治六年の温新社に始まりま
校でもあります。 岩滑小学校の歴史は、明
た代用教員として勤めた学
新美南吉の母校であり、ま
百年に当たります。同校は
場所に移設されて
滑小学校が現在の
あることが分かり、代用教
ころ、同校の教員に欠員が
校時代の恩師に相談したと
てしまいます。そこで小学
が体格検査で不合格になっ
崎師範学校を受験しまし た
和六年三月に卒業すると岡
後、半田中学校に進学、昭
に 恵 ま れ て い ま し た。 そ の
成 績 は 良 く、 当 時 か ら 文 才
南吉の入学は大正九年の
こ と。 体 格 は 華 奢 で し た が
訓練(昭和十五、六年頃)
ポンプ車を使っての消防
市立岩滑小学校に改称)
三 先 生 が 撮 影 さ れ ま し た。
幼児にも分かるように全
体を作り直したりと、手
幻想的な影絵が合わさ
蓮 寺 ) に 設 け ら れ ま し た。
員として採用されることに
を入れながら繰り返し上
今
り、 大 人 も 子 ど も も 引
その後、改称と移転をくり
なったのです 右
( 下 写 真・
演してきたものです。
き込まれていました。
返し、明治十六年になって
年は、半田市立岩
昭 和 二 十 二 年、 半 田
昭和初期の岩滑小学校
現在、半田市立岩滑小学校の移設百年を記念するミニ展
示を行っています。(~五月十五日)
美を全国の子ども
パートリーの一つで、創
▲
「ごんぎつね」の舞台の表と裏
-3-
「 ご ん ぎ つ ね 」 は、 同
劇団の四十作余りあるレ
劇
平成 23 年 5 月 1 日発行
第 154 号
▲
治三十六年、知多郡佐布里
山 本 先 生( 右 写 真 ) は 明
していたそうです。
角には暗室があ り、現像も
二尋常小学校の理科室の一
撮影していたとか。半田第
校の写真を一手に引き受け
した。カメラが趣味で、学
六年、九十歳で亡くなりま
知多市長を務められ、平成
を 歴 任 し た 後、 知 多 町 長、
りいただけると思います。
時代の雰囲気もよくお分か
と と も に、 作 品 に 描 か れ た
の。 当 時 の 子 ど も 達 の 生 活
さに同時代に撮影されたも
ん。 展 示 し て い る 写 真 は ま
ことは想像に難くありませ
岩滑小学校がモデルである
校を舞台にしたものも多く、
な ど、 南 吉 の 作 品 に は 小 学
や、紙芝居を上演します。
南吉童話の絵本の読み語り
千葉県を中心に活動す
る「天童おはなしの会」が、
~絵本読み語り・紙芝居・うた~
親子で楽しむ南吉童話
子どもの日企画
品を創って提出(希望者の
1回の講座を受けた後、作
講師は井上寿彦氏です。第
童 話 作 家 を 目 指 す 人 や、
童話の創作に興味を持つ方
演 目 「ごんぎつね」
「赤いろうそく」など
としひこ
を 対 象 に 講 座 を 行 い ま す。
からご講評いただきます。
み )、 第 2 回 の 講 座 で 講 師
【井上寿彦氏プロフィール】
昭和 年、名古屋市生ま
れ。名古屋大学文学部国文
学 科 卒。「 田 園 詩 人 は ど こ
当館が建築された際、南吉
に な っ た と こ ろ。
狐」の舞台(中山)
月八日(金)には除幕式を
てくださったものです。四
念事業の一環として寄贈し
ブ(小栗孝久会長)が、記
る中山家に伝わる甲冑を展
戦国時代の岩滑城主で
「ごんぎつね」にも登場す
中 山 家 の 甲 冑 展 示
東海学園大学名誉教授、中
童 文 学 文 庫 ) な ど。 現 在、
猫電通り』(講談社)、『マー
へ行く」で北川千代賞を受
ともありました。半田市内
文学に描かれた知多半島の
行 い、 関 係 者 に お 披 露 目 さ
日 時 6月5日(日)
部児童文学会会長、日本児
▲
時
月 日(水)、 分から電話でお申
込みください。
申込み 定 員 名(申込み順)
受講料 1000円
場 所 記念館会議室
対 象 中学生以上
7月 日(日)
時~ 時
童文学者協会会員。
期 間 ~ 月 日(日)
場 所 記念館エントラン
チ ン グ・ マ ー チ 』( 日 本 児
賞。著書に『みどりの森は
の小学校で教 頭、校長など
自然に触れられる場所とし
示しています。
品に登場するいろいろな植
岩滑小学校移設百年記念展
物が観察できます。
新 美南吉生誕百年を二年
後 に 控 え、
「童話の森」を
アルバムの中の久助たち
スホール
訪れた人たちにより楽しん
クイズ形式のネームプレー
会 期 ~ 月 日(日)
場 所 記念館エントラン
でいただけるよう、散策案
当時は、五、六年生になる
トを付けました。
スホール
10
12
11
会 期 終 了 ま で あ と 少 し。
ぜひご覧ください。
と、 夏 に 海 ま で 出 か け て
これは、創立六十周年を
10
20
5
30
キやヒサカキなど、南吉作
れました(左写真)
。
対 象 子ども~大人
※予約不要、参加無料
童 話 創 作 講 座
村に生まれました(旧姓加
「 久 助 君 の 話 」「 耳 」「 嘘 」
日 時 藤 )。 大 正 十 二 年 に 愛 知 県
第 一 師 範 学 校 を 卒 業 後、 半
に 採 用 さ れ た 際 に は、 同 僚
30
て整備されました。ハンノ
として一緒に働いていたこ
30
月5日(祝・木)
田 第 二 尋 常 小 学 校 に 赴 任、
時 分~ 時 分
場 所 記念館会議室
当時四年生だった南吉は理
科を教わっています。後に、
南 吉 が 代 用教 員 と し て 同 校
今年四月、「童話の森」の入口に案内看板と、森の樹々
にネームプレートが付けられました
話 の 森 は、「 ご ん
迎える半田ロータリークラ
童
11
8
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-4-
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5
5
5
内看板を設置し、樹々には
水泳訓練を行っていた
9
平成 23 年 5 月 1 日発行
第 154 号
展 示 室 ガ イ ド
ガイドボランティアが常
設 展 示 室 を ご 案 内 し ま す。
場 所 記念館会議室
時 間 時~ 時
号
川人形の土雛を寄贈される
▽同日 ガイドボランティ
ア例会。於記念館会議室▽
第
月
たち」始まる。於記念館エ
日 岩滑小学校移設百年記
念展「アルバムの中の久助
号を
『新美南吉記念館研究紀要』
ている研究紀要。第
実施日 毎週土曜日の午後
分
と、 日 曜 日 お よ び 祝 日、
時
ントランスホール(~
分~
半田市観光協会主催「おぢ
日( 月 )、
日( 日 )
日( 火 )、
新美南吉記念館まで
大ホール。約800名来場
日 劇団角笛が「ごんぎ
つね」上演。於雁宿ホール
日( 月 )
なことから喧嘩になった二
話の一つ。冬眠前、ささい
ましましたが…。
匹の蛙は、春になり目を覚
日( 月 )
日( 月 )
日( 火 )
日(月)は祝日のため
日( 月 )
日( 火 )、
日( 月 )、
〈7月の休館日〉
※
開館いたします。
次のとおりです。
」
南吉が、東京外国語学校
在学中の昭和十年五月に書
蛙
午後 時 分~ 時 分
※申込みは不要です。都合
の
ペーパーアート紹介
すみ こ
いた、二十編余りの幼年童
榊原澄香作
日)▽ 日 半田市立花園
小学校で出前授業▽ 日
ビ授業▽ 日 第 回新美
南吉研究会。於記念館会議
室。 名参加
℡0569(26)4888
名参加
回新美南吉研究会。於
〈6月の休館日〉
記念館会議室。
第
▽ 日 南吉の命日。臨時
開館。新収蔵品公開▽ 日
21
新館長 山本 英夫
よろしくご指導ご支援をいただきますようお願い申
し上げます。
だき、広げていくよう務めたいと思っております。
今後、微力ではありますが、半田に生まれた南吉と
南吉文学の魅力を、いっそう多くの方々に知っていた
ていることを強く感じます。
問してこられる方々……。多くの人々に南吉が愛され
就任以来一か月、遠く県外からの来館者の多さに驚
かされます。じっと展示に見入られる方々、熱心に質
に代わり、新しく館長に就任させていただきました。
七年間にわたり新美南吉記念館の運営、南吉文学の
研究・顕彰等に多大な実績を上げられた矢口栄前館長
館長就任のごあいさつ
前館長矢口栄に代わり、四月から山本英夫が館長に就任
いたしました。
半田市立亀崎小学校とテレ
月
匹
いさんのランプ作品展~ち
回
精文館発行の児童雑誌に
掲載された幼年童話
・新 資 料 紹 介
される陶製カップ
※一部800円で販売もし
校で出前授業▽ 日 半田
市立亀崎小学校で出前授業
三月(弥生)
小野敬子さん
ています。
▽3日 半田市立宮池小学
新 美 南 吉 研 究 会
も入会できます。
●これからの予定
日(日)
日 誌 抄‥
日 岩滑戌亥会から乙
二月(如月)
▽
27
月
日(日)
「雀とり。」「白い鼠」
月
「サルトサムライ」「ミチコ
サン」「カタツムリノウタ」
「ラッパ」
二
・新美南吉と童謡―第
行っています。
場 所 記念館図書室
31
25
▽ 日 第2期ガイドボラ
ンティア文学散歩研修会▽
新美南吉が作ったと推定
3
92
以上の事業・行事についての
時 間 時 分~ 時
出 演 左近治樹さん
27
23
毎月数作ずつ南吉作品を
読んでいます。南吉文学に
14
お問い合わせ、お申込みは
30
興味がある方ならどなたで
13
22
17
あります。
によりガイドできない日も
日)▽ 日 半田市立板
山小学校で出前授業▽ 日
20 13
「
発行しました。収録論文は
5
19
いさな灯り」始まる。於ギャ
18
ラリー蔵のまち(~
時
南吉研究の発展と、南吉
文学の普及を目的に発行し
11
振替休日の午前と午後
ガイドが待機している時間
16
新美南吉顕彰講演会― 午前 17
19 11
14
畑中 圭一
・南吉文学の魅力(十一)
30 30
う た と お 話 の 会
15 12
矢口 栄
・新 資 料 紹 介
30 30
毎 月 第 4 日 曜 日 の 午 後、
図書室でうたとお話の会を
15
12
11
12
26
24
22
93
6
7
-5-
13 10
27 14 6
25 12 4
18
17
6
平成 23 年 5 月 1 日発行
第 154 号
市)です。南吉をイメージ
る予定です。一般事業者の
利用も広く受け付けていき
ます。いつまでも愛される
キャラクターに育てていき
たいと考えています。皆さ
んでぴったりの名前を付け
てあげてください。
また優秀賞には、山本彩
乃 さ ん( 愛 知 県 常 滑 市 )、
松村和弥さん(埼玉県ふじ
み野市)の作品が選ばれま
した。
おめでとうございました。
南吉ゆずりの中折れ帽と
ジャケットを着込んだこの
國 宗 尚 久 さ ん
1応募資格 応募資格に制限はありません
2応募方法 葉書に必要事項を記入のうえ郵
送してください。Eメールでの応募も可。
※応募数に制限はありませんが、一通一案で
)愛称
4締め切り 5月 日(火)必着
5審査発表 7月中旬頃(予定)受賞者には
※中学生以下は学校名、学年も
(5)電話番号(携帯でも可)
※応募者が中学生以下の場合は保護者名も
(4)年齢
(3)氏名
(2)郵便番号、住所
(
お願いします。
3必要事項
新美南吉童話イメージキャラクター愛称募集
トするのが仕事です。
現在、そんな彼の愛称を
募集しています。今後、印
させる服装やそのオリジナ
刷物やグッズ、着ぐるみな
昨年十一月にスタートした新美南吉童話のイメージキャラ
クターの募集は、一月十五日(土)に締め切りを迎えました。
美南吉生誕百年
キャラクター、手には、童
三十六歳。グラフィック
デザイナーとして広告制作
クター愛称係
〒475―0966
―1
電話:0569(26)4888
愛知県半田市岩滑西町
属するものとします。
Eメール: [email protected]
8そのほか 愛称に関する権利は半田市に帰
1―
新美南吉記念館 南吉童話イメージキャラ
※同名応募複数の場合は抽選。
7応募先及び問い合わせ先
半田市報などでも発表します。
6賞 最優秀賞1点 図書券1万円分
直接連絡します。また当館ホー ムページ、
31
どさまざまな用途に使用す
を 二 年 後 に 控 え、
メージキャラクターの募集
話「手袋を買いに」にちな
会 社 に 勤 務 す る か た わ ら、
-6-
1
選考の結果、最優秀賞(左写真)が決定しました。現在、
このキャラクターの愛称を募集しています。
新
リ テ ィ が 評 価 さ れ ま し た。
を行いました。期間中、全
ん で 手 袋 を は め て い ま す。
個 人 的 に も グ ラ フ ィ ッ ク、
ひさ
国各地から一一五九点の作
彼 は、 実 は 南 吉 の 弟 子 で、
Webなどを制作活動中。
なお
品が集まりました。その後
師匠に代わって、皆さんを
むね
二回の審査を経て最優秀作
南吉童話の世界へナ ビゲー
くに
品が決まりました。作者は、
南吉童話のPRのため、イ
半田市は、南吉や
ぼくに名前をつけてね!
國宗尚久さん(愛知県東海
10
平成 23 年 5 月 1 日発行
第 154 号