(2)水 質 - 熱海市

(2)水
質
〔表−27〕平成16年度水質測定点(河川、海域等)
測 定
No
河川名
測定点
5月
8月
1 千 歳 川 千
歳
橋
○●
○
2 鳴 沢 川 ビーチライン橋
○●
○
3-1
ビーチライン橋
○●
○
3-2 逢 初 川 逢
初
橋
○●
3-3
消防第4分団下
○●
4 藤 沢 川 芹沢新聞店前
○●
5-1
渚 橋 付 近
○●
○
5-2 糸
川 新
柳
橋
○●
○
5-3
来 宮 神 社 前
○●
○
6-1
瑞
穂
橋
○●
○
6-2 初
川 水
口
橋
○●
○
6-3
梅
園
内
○●
○
7-1
臨
港
橋
○●
○
7-2 和 田 川 赤
宮
橋
○●
○
7-3
大 石 原 橋
○●
○
8 大
川 潮
路
橋
○●
○
9 戸又港側溝 側 溝 出 口
○
10 宮
川 宮
川
橋
○●
○
11 仲
川 仲
川
橋
○●
○
12 鍛 冶 川 鍛 冶 川 橋
○●
○
13 水 神 川 潮
騒
橋
○●
○
14 栄町排水溝 排 水 溝 出 口
○
15 町場排水溝 排 水 溝 出 口
○
そ の 他
◇×19
16
市 内 指 定 点
◇
地下水他
☆×10
No
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅵ
Ⅶ
Ⅷ
海域名
相
模
測
測定点
7月
○●◎
○●◎
○●◎
○●◎
○●◎
○
○
○
大 黒 崎 沖
鳴 沢 川 沖
初 川 河 口 沖
大 川 河 口 沖
灘
水神川河口沖
東 海 岸 町 沖
長浜海水浴場沖
中野海水浴場沖
○一般項目(河川等)
定
区 分
11月
○
○
○
区
2月
○◎
○
○◎
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○◎
○
○
○◎
○
○
○
○
○
○◎
○
○
○
○
○
○
○◎
○
◇
◇×19
分
8月
△
△
△
△
△
○
○
○
pH、BOD、COD、SS、DO、大腸菌群数、流量(水深、流速)
その他(水温、採水時間、写真等)
○一般項目(海域等) pH、COD、SS、DO、大腸菌群数、その他(水温、採水時間、写真、透明度等)
●指定項目
導電率、窒素(T-N)、燐(T-P)、陰イオン界面活性剤(MBAS)、有機体炭素(TOC)
◎健康項目
鉛、六価クロム、砒素、総水銀
◇特別項目
トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、1.1.1-トリクロロエタン、ジクロロメタン
☆指導項目
pH、BOD、COD、SS
△底
pH、COD、硫化物含有量、強熱減量、含水量、その他(水深、採取時間、写真、透明度等)
質
20
①
市内河川の水質
本市を流れる河川で準用河川以上は11河川あります。距離の短い河川が多く、流量も少
ないため、生活排水や事業場排水の占める割合が多くなっていると思われます。
本市の河川には、環境基準の類型指定はありませんが、環境基準河川C類型の達成を当面
の目標としています。
平成16年度末における本市の下水道普及率は62.7%であり、県内他市町村と比べ高
くなっています。しかし、今後も開発や生活様式の向上により、汚濁の進行が予想されます。
公共下水道の整備が最も有効な対策ですが、これには多額の費用と時間がかかります。当面
の対策として、河川流域の各家庭、事業場等における個別の生活排水対策(合併処理浄化槽
の設置等)や、河川環境保護の啓発活動を進める必要があります。
〔表−28〕生活環境の保全に関する環境基準(河川C類型)
水素イオン濃度
生物化学的酸素
浮遊物質量
類型
(pH)
要求量(BOD)
(SS)
溶存酸素量
(DO)
AA
6.5 以上 8.5 以下
1mg/l以下
25mg/l以下
7.5mg/l以上
A
6.5 以上 8.5 以下
2mg/l以下
25mg/l以下
7.5mg/l以上
B
6.5 以上 8.5 以下
3mg/l以下
25mg/l以下
5mg/l以上
C
6.5 以上 8.5 以下
5mg/l以下
50mg/l以下
5mg/l以上
D
6.0 以上 8.5 以下
8mg/l以下
100mg/l以下
2mg/l以上
〔表−29〕市内河川水質測定結果
①
千歳川・千歳橋(2級河川)
市・県境を流れ、流量(平均 115.53m3/分)は11河川中で最も多くなっています。神奈川
県よりの水量が50%以上を占めます。環境基準河川C類型(5mg/l 以下。以下同じ。)を満
足しています。
10.0
千歳川・千歳橋
年度
7
(単位:mg/l)
BOD経年変化
8
9
10
11
12
13
14
15
75%値
16
平均値
1.6
2.2
1.5
2.6
1.3
1.4
1.7
1.9
1.4
1.2
75%値
2.0
2.5
1.7
3.5
1.8
1.7
1.9
1.5
1.5
1.3
平均値
5.0
0.0
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
②
鳴沢川・ビーチライン橋(準用河川)
伊豆山・七尾地区を流れている本川は急流で、流域はリゾートマンションや企業の保養所
が建ち並んでいます。流量は平均 5.69m 3/分です。環境基準河川C類型を満足しています。
10.0
鳴沢川・ビーチライン橋
(単位:mg/l)
BOD経年変化
年度
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
平均値
3.4
4.4
3.4
4.2
2.7
2.5
2.6
3.4
4.5
4.3
75%値
6.6
5.2
6.0
6.3
3.0
2.7
2.4
4.2
4.9
4.9
平均値
75%値
5.0
0.0
21
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
③
逢初川・ビーチライン橋、逢初橋、消防第4分団詰所下(2級河川)
伊豆山地区の住宅地を流域とする本川は、水質変動が大きくなっています。流量は平均
12.71m3/分(ビーチライン橋)です。環境基準河川C類型を満足しています。汚染形態を把握
するため、逢初橋と消防第4分団詰所下の2測点でも、1回ずつ測定を行いました。BOD
は 2.1mg/l(逢初橋)、0.5mg/l(消防第4分団下)であり、下流部ほど汚濁が進行している
ことがわかります。
10.0
逢初川・ビーチライン橋
年度
7
8
9
10
11
12
平均値
(単位:mg/l)
BOD経年変化
13
14
15
75%値
16
平均値
4.9
6.7
4.3
4.7
4.7
4.2
7.8
3.7
4.5
4.3
75%値
5.5
7.6
5.8
6.3
5.4
4.6
5.5
4.0
4.9
4.9
5.0
0.0
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
④
藤沢川・芹沢新聞店前(普通河川)
林ガ丘町付近から咲見町にかけてを流域とし、下流部は暗渠内を流れます。生活排水が大
部分を占めると思われます。汚染状況を把握するため、測定を1回行いました。流量は 0.72
m3/分、BODは 1.4mg/lです。環境基準河川C類型を満足しています。
⑤
糸川・渚橋、新柳橋、来宮神社前(2級河川)
市中心部を流れますが、流域は下水道処理区域内のために、水質は比較的良好です。流量
は平均 9.28m3/分(渚橋)です。環境基準河川C類型を満足しています。
10.0
糸川・渚橋
(単位:mg/l)
BOD経年変化
年度
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
平均値
2.3
2.9
4.2
4.2
3.4
3.0
2.3
2.4
2.1
2.2
75%値
3.2
3.2
4.9
4.9
4.3
3.2
2.6
2.7
2.1
2.3
75%値
5.0
0.0
10.0
糸川・新柳橋
年度
(単位:mg/l)
BOD経年変化
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
平均値
2.3
2.5
1.9
2.4
3.2
2.8
1.8
1.8
1.9
2.4
75%値
2.9
3.5
2.0
3.7
3.5
2.8
2.1
2.0
2.2
1.8
平均値
7 8 9 10 11 12 13 14 15平均値
16
75%値
5.0
0.0
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
⑥
初川・瑞穂橋、水口橋、梅園内(2級河川)
10.0
糸川・来宮神社前
年度
7
8
9
10
11
12
平均値
(単位:mg/l)
BOD経年変化
13
14
15
75%値
16
平均値
1.2
1.1
1.2
1.4
1.2
1.5
1.3
1.3
1.1
1.1
75%値
1.9
1.4
1.3
1.7
1.5
1.5
1.5
1.8
1.0
1.4
5.0
0.0
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
22
市中心部を流れ、生活排水等の影響を受けやすい河川です。流量は平均 40.5m3/分(瑞穂橋)
です。良好な水質で、環境基準河川C類型を満足しています。
15.0
初川・瑞穂橋
年度
7
8
9
平均値
1.2
1.7
75%値
1.3
2.9
平均値
(単位:mg/l)
BOD経年変化
10
11
12
13
14
15
16
1.7
4.5
1.4
1.6
0.8
1.1
1.2
1.3
3.4
12.3
1.5
1.8
0.9
1.4
1.1
1.3
75%値
10.0
5.0
0.0
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
10.0
初川・水口橋
平均値
(単位:mg/l)
BOD経年変化
年度
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
平均値
0.8
0.7
0.6
1.2
0.8
1.1
0.7
1.0
0.8
1.5
75%値
1.0
1.0
0.8
1.8
1.0
1.3
0.9
1.1
0.8
1.1
75%値
5.0
0.0
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
10.0
初川・梅園内
平均値
(単位:mg/l)
BOD経年変化
年度
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
平均値
0.8
0.7
0.7
0.8
1.0
1.1
0.8
1.0
0.8
0.9
75%値
1.3
1.1
0.9
1.1
1.2
1.4
0.7
1.2
0.9
1.0
75%値
5.0
0.0
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
⑦
和田川・臨港橋、赤宮橋、大石原橋(2級河川)
市中心部を流れ、生活排水の影響を受けやすいと思われます。流量は平均 13.2m3/分(臨港
橋)です。環境基準河川C類型を満足しています。
和田川・臨港橋
(単位:mg/l)
BOD経年変化
年度
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
平均値
2.7
8.1
2.2
4.5
2.4
2.4
1.8
4.7
1.3
1.8
75%値
3.7
17.8
3.0
8.9
3.1
2.4
1.7
2.8
1.3
2.6
15.0
平均値
75%値
10.0
5.0
0.0
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
23
10.0
和田川・赤宮橋
平均値
(単位:mg/l)
BOD経年変化
年度
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
平均値
1.7
2.0
1.5
1.6
1.4
2.7
1.5
1.2
1.0
1.5
75%値
2.6
2.1
2.2
2.4
2.9
3.4
1.3
1.6
1.0
1.2
75%値
5.0
0.0
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
10.0
和田川・大石原橋
平均値
(単位:mg/l)
BOD経年変化
年度
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
平均値
0.9
1.5
1.3
1.4
1.2
1.1
2.0
1.3
0.8
1.1
75%値
1.6
2.6
1.6
2.2
1.2
1.2
2.5
1.2
1.0
1.2
75%値
5.0
0.0
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
⑧
戸又港側溝
上多賀・戸又港にそそぐ側溝出口において、水質の状況を把握するために測定を1回行い
ました。流量は 0.43m3/分、BODは 2.9mg/lで、環境基準河川C類型を満足しています。
近年、下水道が普及したことにより、水質が改善しています。
⑨
大川・潮路橋(2級河川)
10.0
大川・潮路橋
平均値
(単位:mg/l)
BOD経年変化
年度
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
平均値
3.2
3.3
2.6
2.2
2.0
2.0
1.5
2.1
2.4
1.7
75%値
5.1
4.9
3.3
3.3
2.6
2.5
1.4
2.1
1.5
1.6
75%値
5.0
0.0
7
9
11
13
15
上多賀地区を流れ、生活排水の影響を受けやすいと思われます。流量は平均 14.66m3/分
です。環境基準河川C類型を満足しています。
⑩
宮川・宮川橋(2級河川)
下多賀地区を流域とする本川は、生活排水の流入が少なく良好な水質を保っています。流
量は平均 13.98m3/分です。環境基準河川C類型を満足しています。
10.0
宮川・宮川橋
(単位:mg/l)
BOD経年変化
年度
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
平均値
0.7
1.0
1.1
1.0
1.3
0.5
1.3
0.9
0.8
0.8
75%値
1.0
1.2
1.2
1.7
1.4
1.8
1.6
1.0
0.7
0.7
平均値
75%値
5.0
0.0
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
24
⑪
仲川・仲川橋(2級河川)
下多賀中野地区を流域とする本川は住宅密集地を流れ、生活排水の影響を受けやすくなっ
ています。流量は平均 4.52m3/分です。環境基準河川C類型を満足しています。
10.0
仲川・仲川橋
年度
7
8
9
10
平均値
(単位:mg/l)
BOD経年変化
11
12
13
14
15
16
平均値
1.6
3.0
2.4
1.2
2.2
3.8
1.8
1.9
1.1
1.7
75%値
2.4
4.5
4.1
1.9
4.4
4.4
1.9
2.5
0.8
2.1
75%値
5.0
0.0
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
⑫
鍛冶川・鍛冶川橋(2級河川)
本川は、河口部において仲川と隣接しています。生活排水の影響を受けやすく、水質の変
動が見られます。流量は平均 5.24m3/分です。環境基準河川C類型を満足しています。
10.0
鍛冶川・鍛冶川橋
年度
7
8
9
10
平均値
(単位:mg/l)
BOD経年変化
11
12
13
14
15
16
平均値
3.9
2.4
2.0
2.2
1.6
3.8
1.7
1.3
1.3
2.0
75%値
9.8
3.3
2.6
3.0
1.9
4.4
1.7
1.5
1.3
2.0
75%値
5.0
0.0
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
⑬
水神川・潮騒橋(2級河川)
下多賀和田木地区を流れる本川は、生活排水の影響が大きいと思われ、水質の変動が非常に
大きくなっています。流量は平均 4.58m3/分です。環境基準河川C類型を満足していません。
10.0
水神川・潮騒橋
年度
7
8
9
10
平均値
(単位:mg/l)
BOD経年変化
11
12
13
14
15
16
平均値
3.3
5.7
5.0
3.4
2.1
5.2
2.4
4.1
3.8
4.5
75%値
4.3
8.5
7.2
7.6
2.8
4.7
2.4
5.2
3.6
6.7
75%値
5.0
0.0
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
⑭
その他(網代栄町排水溝出口、網代町場排水溝出口)
網代地区には河川が無いために、網代漁港にそそぐ代表的な二つの排水溝において、測定
を1回行いました。流量は 0.25m3/分(栄町排水溝出口)、0.03m3/分(町場排水溝出口)、BO
Dは 34mg/l(栄町排水溝出口)、6.6mg/l(町場排水溝出口)です。汚濁が激しくなってい
ます。排水溝出口では臭気も激しく、早急な排水対策が望まれます。
※
75%値とは、BOD値を水質の良いものから順に並べた時、75%のところ(12データの時は9番
目の数値)の値であり、環境基準の達成とは、75%値が基準に適合することをいう。年平均値は単純平
均を示した。
25
P26 別紙
26
P27 別紙
27
P28 別紙
28
②
海域の水質
海域については、昭和51年1月1日から伊豆沿岸海域A類型の環境基準が指定されてい
ます。水質の状況を把握するために、県において年間4回、4測点(神奈川県境沖、熱海港
港中央、網代漁港港中央、網代漁港沖)の測定が実施されています。当市では、これを補う
ために年間2回の測定を行っています。汚濁状況を代表的指数である化学的酸素要求量(C
OD)でみると、概ね良好な水質が保たれています。
測定結果は次項のとおりです。
〔表−31〕生活環境の保全に関する環境基準(伊豆沿岸海域A類型)
水素イオン濃度 化学的酸素要求量
溶存酸素量
大腸菌群数
(PH)
(COD)
(DO)
1,000MPN/100
7.8 以上 8.3 以下 2mg/l以下
7.5mg/l以上
ml以下
③
n−ヘキサン抽
出物質(油分等)
検出されない
こと
地下水質
地下水は、自然がもたらした貴重で良好な水資源です。しかし、一度汚染されてしまうと、
回復には長い時間を必要とし、資源としての価値が無くなってしまいます。
地下水汚染は、全国的な広がりを見せています。当市においても、飲料水を地下水に依存
する割合は高く、広域的に対策を立てる必要があります。そこで、近隣市町と協力し、有機
溶剤使用事業所の調査、指導及び市内各所の地下水質調査を実施しています。
平成4年度に伊豆山地区の井戸でトリクロロエチレンが環境基準を超えて検出されました
が、定期的に水質調査を行い監視しています。この井戸は現在使用されていませんが、今後
も継続して監視を行う予定です。
測定結果は次々項のとおりです。
〔表−32〕地下水の水質汚濁に係る環境基準(一部抜粋)
トリクロロエチレン テトラクロロエチレン 1、1、1-トリクロロエタン
(TCE)
(PCE)
(MC)
0.03mg/l以下
0.01mg/l以下
1mg/l以下
29
ジクロロメタン
(DCM)
0.02mg/l以下
P30 別紙
30
〔表−35〕平成16年度市実施分地下水質調査実施結果
TCE
PCE
№
所在地
採水年月日
(mg/L)
(mg/L)
16.8.27
0.004
0.0005 未満
1 伊豆山①
17.2.1
0.001
0.0005 未満
河
16.8.27
0.001 未満 0.0005 未満
川
2 伊豆山②
17.2.1
0.001
未満 0.0005 未満
水
16.8.27
0.001 未満 0.0005 未満
3 伊豆山③
17.2.1
0.001 未満 0.0005 未満
16.8.27
0.019
0.0005 未満
4 泉
17.2.1
0.014
0.0005 未満
16.6.24
0.044
0.0005
16.8.27
0.052
0.0007
5 伊豆山①
16.11.8
0.050
0.0005 未満
17.2.1
0.042
0.0006
井
16.8.27
0.001 未満 0.0005 未満
6 伊豆山②
17.2.1
0.001 未満 0.0005 未満
16.8.27
0.001 未満 0.0005 未満
戸
7 中央町
17.2.1
0.001 未満 0.0005 未満
16.8.27
0.001 未満 0.0005 未満
8 清水町
17.2.1
0.001 未満 0.0005 未満
水
16.8.27
0.001 未満 0.0005 未満
9 上多賀①
17.2.1
0.001 未満 0.0005 未満
16.8.27
0.001 未満 0.0005 未満
10 上多賀②
17.2.1
0.001 未満 0.0005 未満
16.8.27
0.001 未満 0.0005 未満
11 網代
17.2.1
0.001 未満 0.0005 未満
16.8.27
0.001 未満 0.0005 未満
12 泉
17.2.1
0.001 未満 0.0005 未満
16.8.27
0.010
0.0005 未満
13 伊豆山①
17.2.1
0.010
0.0005 未満
16.8.27
0.012
0.0005 未満
14 伊豆山②
17.2.1
0.009
0.0005 未満
湧
16.8.27
0.001 未満 0.0005 未満
15 伊豆山③
17.2.1
0.001 未満 0.0005 未満
16.8.27
0.002
0.0005 未満
水 16 伊豆山④ 17.2.1
0.002
0.0005 未満
16.8.27
0.001 未満 0.0005 未満
17 桜町
17.2.1
0.001 未満 0.0005 未満
16.8.27
0.001 未満 0.0005 未満
18 下多賀①
17.2.1
0.001 未満 0.0005 未満
16.8.27
0.001 未満 0.0005 未満
19 下多賀②
17.2.1
0.001 未満 0.0005 未満
※
TCE:トリクロロエチレン
PCE:テトラクロロエチレン
M
C:1,1,1−トリクロロエタン
DCM:ジクロロメタン
31
MC
(mg/L)
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
0.0005 未満
DCM
(mg/L)
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
0.002 未満
④
事業場等の調査指導
事業場排水
水質汚濁防止法に基づく特定事業場は、435事業場(内、旅館業347事業場)ありま
す。このうち、排水基準の適用を受ける事業場は86事業場(内、旅館業50事業場)です。
排水基準適用事業場については、県と協力して水質汚濁防止法に基づく立入り検査を実施
しました。施設の管理状況の聞き取り、書類審査、排出水の分析測定を行い、違反のある事
業場については、個々に改善を指導しています。平成16年度は、立入り調査を25件実施
しました。
また、平成3年度から、熱海市土地利用事業指導要綱()に基づく浄化槽の排水調査を市
独自に行っています。平成16年度は10件調査しましたが、2件を除き基準に適合してい
ました。
⑤
生活排水対策
河川や海域など公共用水域の水質保全を図るためには、工場及び事業場における排水規制
の遵守とあわせ、家庭における生活排水対策を進めることが重要となってきています。
生活排水とは台所排水や洗たく排水など、すべての家庭に関わるものです。そのため、対
策の推進にあたっては、行政の取り組みと同時に、地域住民の理解と主体的な取り組みが必
要です。
生活排水対策としては公共下水道の整備のほか、専用住宅に既設の単独処理浄化槽を 10
人槽以下の合併処理浄化槽に付け替え設置する者に対して、事業費の一部を助成しておりま
す。
今後も生活雑排水の未処理排出の防止を促進すると同時に地域住民が主体的になって生活
排水浄化活動に取り組めるよう、啓発活動を進めていく予定です。
32
⑥
特定施設の施設別届出状況
〔表−36〕施設別届出状況
施設
番号
平成15年度末
届出数
施設の種類
1の2
畜産農業(イ)(ロ)
水産食料品製造業の用
に供する施設(イ)(ロ)(ハ)
パン若しくは菓子製造
業の粗製あんの沈殿槽
飲料製造業の用に供す
る施設(ロ)(ハ)
動物系又は有機質肥料
の製造業(イ)(ハ)(ニ)(ホ)
動植物油脂製造業の用
に供する施設(ニ)
めん類製造業の
湯沸施設
豆腐又は煮豆の
製造業の湯沸施設
生コンクリートの
バッチャープラント
ガス供給業又は
コークス製造業(ロ)
3
8
10
11
12
16
17
55
64
64 の 2 水道施設の浄水施設
66 の 2 旅館業(イ)(ロ)(ハ)
66 の 4
弁当仕出屋又は
弁当製造業
66 の 5 飲食店
68
洗たく業の
用に供する洗浄施設
写真現像の
自動フィルム洗浄施設
71
自動式車両洗浄施設
67
71 の 3
一般廃棄物処理施設で
ある焼却施設
72
し尿処理施設
73
下水道終末処理施設
74
特定事業場から排出
される水の処理施設
施
設
計
(工場・事業場数)
※
平成16年度中の届出状況
設 置 使 用 変更等 廃 止
平成16年度末
届出数
11
(11)
3
(2)
1
(1)
2
(1)
4
(1)
1
11
(11)
3
(2)
1
(1)
2
(1)
4
(1)
1
3
(3)
4
(4)
3
(3)
1
(1)
2
(1)
749
(347)
1
(1)
3
(1)
17
(17)
2
(2)
13
(13)
3
(3)
4
(4)
3
(3)
1
(1)
2
(1)
748
(346)
1
(1)
3
(1)
17
(17)
2
(2)
13
(13)
1
(1)
33
(24)
2
(1)
1
(1)
1
(1)
32
(23)
2
(1)
1
(1)
(6)
1
(1)
856
1
(435)
(1)
1
(1)
(2)
(8)
1
856
(1)
(435)
施設の重なる事業場については、番号の早い方でとらえた。
33