2.72 MB - 市川市

第3章
生涯学習
第1節
生涯学習の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49
1
生涯学習の推進
2
市民協働による生涯学習
3
菅平高原いちかわ村
第2節
地域教育の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・・・・・・52
1
コミュニティサポート
2
コミュニティクラブの推進
3
体験事業の推進
第3節
学校施設の開放・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57
1
ねらい
2
概要
3
利用状況
第4節
第5節
青少年の健全育成の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58
1
青少年健全育成活動の推進と非行防止への取り組み
2
青少年育成団体の支援と育成
3
自主活動・社会参加の促進
4
良好な環境づくり
文化財の保護と活用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66
第3章
第1節
生涯学習
生涯学習の推進
1.生涯学習の推進
超高齢化社会に突入しつつある社会情勢の中、
生涯学習への期待は年毎に高まり、市民一人ひと
りが、生涯を通して学び続けることのできる学習
環境の実現は喫緊の課題といえる。
また、市民が学ぶだけでなく、学んだ学習成果
を地域社会で活かせる学習環境の構築や、生きが
いを持って地域・社会に貢献できるような体制づ
くり、多様な市民ニーズにも的確に応えられる体
制づくりが必要とされている。
そこで、『生涯を通して学び続けられる学習環
境の実現』を基本目標に掲げ、「いつでも、どこ
でも、だれでも」学ぶことができる生涯学習社会
の実現を目指した「第三次・市川市生涯学習推進
計画」を策定した。
2.市民協働による生涯学習
市民が生涯学習活動をとおして、自主的に活動
する力を身につけることで、市川市が抱える、さ
まざまな諸課題を協働により解決できるように、
市民、学校、高等教育機関、行政等との連携によ
る学習や活動を支援し推進します。
って、本市PTA研究大会や情報交換及び研修の
場としてのオリエンテーションを年2回、昨年度
から教育フォーラムを1回開催。また、スポーツ
大会など各種活動を展開している。
○市川善行会(会長:北川善樹)
善行精神の普及を通じて、社会の福祉に貢献す
ることを目的とする活動を行う。
○市川市婦人団体連絡協議会(会長:芝田滋子)
地域婦人団体7団体をもって構成し、各種活動
を展開している。
(3)いちかわ市民アカデミー講座
市内にある昭和学院短期大学・千葉商科大学・
和洋女子大学の協力を得て、各大学の持つ専門的
かつ高度な機能や施設と恵まれた環境の中で、新
しい知識を習得し広く仲間づくりを図るととも
に、学習の成果を地域活動の中に生かし、市川市
における地域社会づくりの構築に資することを
目的としている。
【平成 22 年度】
コース名
昭和学院短期大学
コース
(2)団体活動等
○市川市PTA連絡協議会(会長:齋藤匠)
市立小中特別支援学校PTA56 団体をもって
構成し、各PTA活動の連携や、推進の中心とな
84 名
千葉商科大学コース
134 名
和洋女子大学コース
64 名
※学習期間
(1)家庭教育学級
保護者等が家庭において子どもを正しく理解
し、健やかに成長していくことを願って、子ども
に関わる様々な問題について、共通のテーマで、
一年間、計画的・継続的に学習することを目的と
して開設している。自主的に運営を行う。
子どもが誕生して以来ずっと子育てに関わる
親の生き方は、子どもの人格形成に最も大きな影
響を与えるものである。子どもがしっかりと自立
した大人に成長するために、親はどのように関わ
っていったらよいか、あらためて我が家の家庭教
育を見直しながら、親としての望ましいあり方を
学ぶことを目指す学習の場である。
(別表参照)
定員
統一テーマ
健やかな暮らし
~優しく生きる~
続市川・国府台今昔物語
生命(いのち)を支え
る内なる力
平成 22 年6月~平成 23 年 2 月
(4)成人式
成人の日を期して、新たな成人の前途を祝福し、
市川市文化会館において、式典及び催し物を開催
する。なお、平成9年度の成人式から実行委員会
方式をとっている。
○平成 21 年度実績結果(平成 22 年1月 10 日)
H 元年 4 月2日~H2 年 4 月 1 日生
対象
対象者
4,114 名
出席者
2,505 名(60.9%)
記念品
携帯お箸
(5)還暦式
還暦を迎えられる方々の人生の節目を祝福するとと
もに、今後の人生を充実させるための学びへの意識の高
揚や個々の培った力を地域で活かしてみたいという行
動の契機の場として式典を開催する。
- 49 -
【各家庭教育学級の学習テーマ】
No.
学校名
人数
年間学習テーマ
1
市
川
217
楽しく、リフレッシュ、和気あいあい
34
塩
焼
197
わくわくわいわい憩いの場
2
真
間
161
備えあれば癒しあり
35
稲
越
118
心のつながり ~なかよく、かしこく、たくましく~
3
中
山
343
ふれあい
36
塩
浜
72
楽しく健康を学ぼう!
4
八
幡
219
『あったかはあと』愛情あふれる家庭環境
37
大和田
219
『心豊かな時間を過ごそう』
5
国
分
139
楽しく子育てをするために
38
福
栄
269
チャレンジ&ステップアップ!!
6
大
柏
322
今、スタートの時 輝く生活はじめよう
39
妙
典
634
心も体も栄養たっぷり
7
宮
田
174
家族が元気でいるために!
40
一
中
150
「心・技・体」~鍛えよう 心と体~
8
冨貴島
100
ゆとりと好奇心をもって
41
二
中
168
ゆとりを持って、楽しく子育てⅡ
9
若
宮
167
レッツ エンジョイ
42
三
中
210
みんなで ふれ愛・なごみ愛・たすけ愛
10
国府台
228
楽しく学んで心も体も元気になろう
43
四
中
223
子育てと自分育て健康を考える
11
平
田
138
ゆとりをもってもっと元気に PartⅡ
44
五
中
187
ひとりひとりの未来のために
12
鬼
高
215
豊かな心を育もう~子どものために自分のために~
45
六
中
226
笑顔と心豊かな出会いをもとめて!
13
菅
野
188
心と体をリフレッシュ
46
七
中
226
☆自分磨き☆ 母親だって輝くぞ!
14
行
徳
526
見たい、知りたい、やってみ隊
47
八
中
146
明るい親子関係を育てよう
15
信
篤
384
親子のコミュニケーション・ふれあい子育て
48
下貝塚
131
見ること、聞くこと、考えることから始めよう
16
稲荷木
142
enjoy!! 輝くママ
49
高谷中
138
共に学び
17
南行徳
351
楽しくみんなで学びましょう!
50
福栄中
259
せんせいといっしょ!パート2
18
鶴
指
170
子育て、親育て!共に学び語り楽しもう
51
東国分中
71
心も 体のも スッキリと
19
宮久保
169
楽しく学ぼう
52
大洲中
169
聞いて、やって、楽しんで!
20
二
俣
210
自分のため子どものため ステップアップパート3
53
塩浜中
62
フットワークを軽くしてネットワークを広げよう!
21
中国分
136
「明るく、楽しく、親・子育て~新しい事への挑戦~」
54
南行徳中
206
ビューティフルハート~心に潤いを~
22
曽
谷
103
「ゆめ、あすから」への協力
55
妙典中
394
自分を大切にしよう
23
大
町
99
子どもはほめて育てよう
56
須和田の丘
134
心豊かに日々を過ごそう
24
北
方
165
親子で学ぶ思いやり
57
稲荷木幼
294
「楽しく
25
新
浜
165
親・子育て共に学び楽しもう
58
南行徳幼
385
チェンジ!~心にビタミンを~
26
百合台
152
リフレッシュ!心も体も楽しもう♪
59
塩焼幼
502
笑顔で楽しもう 園生活!
27
富美浜
141
心も体もリフレッシュ~子育てを楽しもう~
60
新浜幼
241
大きな体で楽しい毎日
28
柏
井
271
未来のために~体も心もリフレッシュ~
61
信篤幼
306
のびのび子育て ~親子で育てよう豊かな心~
29
大
洲
106
楽しく子どもと向き合える親をめざして!
62
百合台幼
218
子どもと一緒に楽しく成長しよう
195
チャレンジ精神で楽しく学ぼう!
63
大洲幼
181
心も体も丈夫になあれ
30
幸
リフレッシュ!
学んで
輝こう!」
31
新
井
198
相互交流
64
二俣幼
286
~親子でSmile
32
南新浜
135
「育ててゆこう! 深めてゆこう! 親の輪!!
65
めぐみ
463
おやこで世界を広げよう!~わくわくチャレンジ~
33
大
127
今年も元気に楽しみましょう!
66
みのり
250
親子のつながりを深め体験を通して
野
いっぱい園生活~
子どもの心と体の成長を育もう
- 50 -
3
菅平高原いちかわ村
〒 382-2211
長 野 県 須 坂 市 大 字 仁 礼 字 峰 の 原 3153-3
TEL/FAX 0268- 74- 2358
〈特 色〉
「菅平高原いちかわ村」のある峰の
原は、上信越高原国立公園のほぼ中央
部 、 標 高 1,540m に あ り 、 北 ア ル プ ス を
一望に見渡すことができます。恵まれ
た自然の中で、市民が心を豊かにし、
体を鍛えるために四季を通じて利用で
きる林間施設として設置しています。
春には、レンゲツツジ、スズラン、
秋にはリンドウが咲き、皆さんの目を
楽しませてくれます。夏には平均気温
20度 と い う 涼 しさの中 でキャンプ生 活 、 秋
には紅葉が楽しめ、冬は徒歩でも行か
れるゲレンデでスキーを楽しむことが
でき、一年を通じて、利用できます。
〈沿
昭 和 54年
平成元年
平成元年
∫
平成7年
平 成 19年
用〉
○利用できる人
本市に在住、在勤、在学の方
○ 休 村 日 毎週水曜日(特定期間を除く)
※火・水曜日の宿泊はできません。
○申込方法
使 用 開 始 日 の 3ヶ 月 前 か ら 4日 前 ま で
に電話または来庁で予約し、使用開
始 日 の 4日 前 ま で に 申 請 手 続 き を 行 う 。
な お 、 7 月 下 旬 か ら 8 月 下 旬 及 び 12 月
下 旬 か ら 2月 中 旬 の 期 間 に つ い て は 往
復ハガキでの申込による抽選(抽選
終了後は電話予約可)
革〉
昭 和 50年
昭 和 51年
〈施
〈利
用地購入
ロッジ
バンガロー
新築
バンガロー
増築
ロッジ増改築
( 個 室 4部 屋 新 築 )
〈主なみどころ〉
*徒歩で行ける
根子岳登山・大笹街道散策・峰の原ス
キー場ゴルフ場
*車で行ける
別所温泉、上田城、善光寺、前山寺、
角間渓谷、つつじヶ丘牧場、その他多
数
バンガロー改修
大ホール改修
( 個 室 4部 屋 増 築 )
設〉
〈交通手段〉
33,059㎡
最 大 102名
866.86㎡
・ 個 室 ( 定 員 5名 )
8部 屋
・ 大 部 屋 ( 定 員 16名 )
男 女 各 1部 屋
○ バ ン ガ ロ ー (夏のみ)
6棟 ( 1棟 定 員 5名 )
○共同炊事場 調理場、流し、
炉 床 4ヶ 所
○敷 地 面 積
○収容人数
○ロ ッ ジ
*JR利用
市川から約4時間
< 長 野 新 幹 線 > 東 京 か ら 上 田 ( 約 1時 間 半 )
<路線バス>上田から菅平高原ダボス
(約1時間)
<送迎>菅平高原ダボスからいちかわ村
(約15分)
*自動車利用
市川から約4時間半
(外環道及び上信越自動車道利用)
- 51 -
第2節
地域教育の推進
(3)コミュニティサポートシステム
コミュニティサポートシステムとは、55
1.コミュニティサポート
(1)コミュニティサポートのねらい
コミュニティサポートは、家庭・学校・地域が
の学校区に設置されている「コミュニティ
サポート委員会」の活動をバックアップす
る体制です。
それぞれの枠を超え、子どもたちの教育・育成に
組織としては、各学校区ごとに設置され
関し、情報交換・意見交換・協議等を行います。
地域の子どもたちのために連携・協力する
「コミュニティサポート委員会」と、推進
○子どもたちの健全育成
子どもたちの健やかな成長のために、地域や学
校が力を合わせて子どもたちを支えていきます。
のための話し合いや事例発表などを行う全
市的な推進組織の「コミュニティサポート
推進委員会」があります。
22年度より学校・地域コーディネータ
○子どもたちを支えるコミュニティづくり
子どもたちの成長を支える豊かな人間関係
と、高い教育力に支えられた地域社会を築い
ていきます。
・小学校区→地縁型のコミュニティ
・中学校区→目的指向型のコミュニティ
(文化・スポーツサークル活動など)
○生涯学習社会の創造
子どもたちの活動を地域や学校で支えてい
くことで、子どもも大人も活動(学習)でき
る場と機会を、身近な地域に築いていきます。
ーの育成のために研修会を予定しています。
また、広報活動では、コミュニティサポー
トだよりや学校だより、学校のホームページ
に各団体の活動予定や会議の内容が掲載さ
れています。こうしたコミュニティサポー
トの推進体制を総称して「コミュニティサ
ポートシステム」と呼んでいます。
( http://www.city.ichikawa.lg.jp/edu01/1111
000074.html)
(2)今年度の目標
「より多くの地域住民が、子どもたちの健全育
成にかかわっていけるしくみ作り」
-学校教育の支援の拡充-
学校
家庭
連携・協働
地域
◇各学校区コミュニティサポート委員会◇
◇コミュニティサポート推進委員会◇
コミュニティサポートシステムを全市的に推進し、各学校区のコミュニティサポート委員会の運
営を充実・発展させていくための会議。原則として年に 3 回開催する。
- 52 -
(4)コミュニティサポート委員会
全小中学校 55 委員会で、地域団体関係者・学校
関係者等が、子どもたちに関わる情報交換・意
見交換を行う。
〔コミュニティサポート委員会での議題例〕
○地域団体間の情報交換・意見交換
・各団体の活動予定、活動報告、活動協力
○地域・学校間の情報交換
・学校での子どもたちの様子
・学校よりの情報発信
(教育活動、行事、子どもの様子等)
○子どもたちの安全・安心
・防犯、防災、交通安全
○家庭・学校・地域の協力協議
・三者間が協力しあうための話し合い
・学校教育の支援
○必要に応じた課題協議
・地域や各団体が抱えている課題
★学校教育方針の共通理解
★ボランティアの派遣
★ボランティアの育成と発掘
コミュニティ
青少年
クラブ代表
相談員
保護者・
PTA
コミュニティサポート委員会概略
★安心安全なまちづくりについて
★各団体の情報交換・連絡調整
★地域防災 ★地域合同行事
★各団体の活動への支援
★子どもたちの健全育成について
(ボランティアの協力、参加支援)
子ども会
代表
自治会
代表
- 53 -
民生児童
委員
体育指導
委員
学習支援
施設開放 クラブ代表
団体代表
2.コミュニティクラブの推進
(1)ねらい
地域が中心となり「みんなで子どもたちを、み
んなでボランティア」を合言葉に、地域教育力を
高めながら、子どもたちに自主性・社会性・創造
性等のいわゆる「生きる力」を培わせることを目
的とし、併せて子どもたちの成長を支えるコミュ
ニティづくりをねらいとしている。
また、子どもたちのためのボランティア活動
を通して、地域の方々の生涯学習意識の高揚や、
ボランティア意識の醸成を図りながら生涯学習
社会の構築をめざしている。
(2)活動内容
ボランティアで組織された16の実行委員会
(各16中学校区)が中心となり、それぞれの
地域性を活かしながら「遊び」を通して、子ど
もたちが主体的に関われる体験的活動、スポー
ツ・レクリエーション的活動、文化芸能的活動
や豊かな対人関係を築いていくための異年齢交
流・世代間交流が図れる活動を実施していく。
①活動計画:各ブロック実行委員会で決定
(ボランティアの意向・子どもたちの要望)
②実施:ボランティア、子どもたち、当日の協
力者等による
③実績 (平成 21 年度)
活動回数:905 回
参加者数:子 ど も 25,001 名
(延べ人数) 大
人
7,392 名
ボランティア 6,848 名
計 39,241 名
合
④予算:一般配分として1ブロック 44 万円~
48 万円の委託料。
特別配分として、次の4項目のいずれかに該
当する活動
・年度途中で新たに計画された活動
・ブロックとして、より深く積極的に推進し
たい活動
・地域の諸団体と連携・協力をする活動
・市内全域対象活動や近隣ブロック連携活動
【主な活動】
通年(定期開催)活動
ス
ポ
・
レ
ク
活
動
文
化
的
活
動
恒例(複数開催)活動
スポーツクラブ
バレーボール
スポーツ教室
自由遊び広場・教室
ネイチャーゲーム
スケート体験教室
グラウンド・ゴルフ
ジャグリング
スポンジテニス教室
スピードボール
ハイキング
スポーツ大会
テニススクール
ウォーキング大会
海辺・川辺体験
囲碁・将棋教室
和太鼓教室
手芸クラブ
フラワーアレンジメント教室
読み聞かせ・パネルシアター
折り紙教室
マジック教室
ハンドベルクラブ
生け花教室
和紙工芸教室
吹奏楽団
農作業体験教室
書道クラブ
クラフト教室
琴体験教室
音楽会
小物教室
和紙工芸教室
茶道教室
お菓子づくり教室
ガーデニングクラブ
工作教室
スライム作り教室
- 54 -
イベント型活動
軽スポーツ大会
相撲教室
スケート体験教室
寺社散策
宿泊体験
地域運動会
ウォークラリー
お化け大会
つり大会
ヨット体験教室
あそび塾
デイキャンプ
料理教室
地域文化祭
琴体験教室
天体望遠会
クリスマスツリー作り
人形劇・読み聞かせ会
茶道教室
写生大会
凧づくり&凧あげ大会
クラフト教室
お正月作り
もちつき大会
クリーン・グリーン活動
子ども祭り・フェスティバル
キッズビジネスタウン
(3)組
織
コミュニティクラブ推進会議
各 ブ ロ ッ ク 実 行 委 員 会
ボ
ラ
ン
テ
ィ
ア
研
修
会
①推進会議:ブロックの代表者による会議で、
各ブロックの活動に関する情報交換、意見交
換及び課題等を協議する。
②実行委員会:ボランティアにより構成され、
活動を企画・運営する。小・中・高・大学生
の参加もある。
(実行委員会の中に子ども部を
設置しているブロックもある)
③ボランティア研修会:ボランティアの資質・
技能を高めるための、ボランティア自身によ
る研修会。
(4)成果と課題
①子どもたちの成長
コミュニティクラブの活動により、子どもた
ちの社会性・協調性などが様々な体験活動によ
り培われ、『生きる力』が育まれている。また、
ボランティアとして関わっている中学生・高校
生には、企画・運営することにより創造性やリ
ーダー性が育っている。
②新しい人間関係の構築
異年齢・異世代の交流や、より広い地域での
活動を通して、子どもたちの人間関係に広がり
が見られ、豊かな交流が成されてきている。
③新たなコミュニティの広がり
コミュニティクラブの活動に対して、地域で
の協力者が増えている。
ボランティアの意識も、少しずつコミュニテ
ィづくりを意識したものに変化してきている。
また、子ども会、自治会等の団体との連携・
協力は、地域活動を推進していく上で不可欠な
ことであり、家庭、学校とを含め、子どもを中
心においた連携・協力システムであるコミュニ
ティサポートの一員としてさらに積極的に参加
する必要がある。
④中学生以上の子どもたちの参画
異年齢交流が大切なことから、ボランティア
として,また、活動のリーダーとして中学生以
上の子どもたちの参画を、活動内容の工夫や広
報活動を通し促進していきたいと考えている。
また、近隣の大学からの申し出により、コミ
ュニティクラブの情報提供を行っており、興味
のある大学生が当日のボランティアとして参加
している。このようにさまざまな形での連携・
協力をすすめることも必要と考えている。
(5)今後に向けて
①継続活動の充実
・ボランティアや地域の方の特技を生かした「○
○教室型活動」の充実を図る。
・子どもたちの活動ニーズに応えた「サークル
型活動」の充実を図る。
②「自由遊びの場」づくりの推進
・集まった子どもたちで遊びを決めて自由に遊
べる場を多く設定していく。
③イベント型活動の精選と充実。
・地域で大勢の方が協力し合う協働型活動、年
中行事的な活動、季節感に富んだ活動。
・子どもたち自身が企画や運営を行う活動、活
躍できる場の活動。
④中学生、高校生、大学生が主体的に関われる
活動の推進。
・中学生、高校生、大学生が企画・運営に関わ
る活動の推進。
・中学生、高校生、大学生が参名に興味を示す
活動の推進。
- 55 -
3.体験事業の推進
21年度
日
1
ねらい
稲作体験活動の記録
付
内
容
4月11日
参加者説明会
子どもたちの心の成長には、地域での豊かな
4月18日
代かき
体験が不可欠であり、異年齢による社会体験・
4月25日
田植え
自然体験という共同作業を通し、社会を経験し
5月
補植・田草取り
自然の中で汗を流すことは、友人関係の希薄な
5月16日
田草取り・サツマイモ植え
子どもたちにとって大変有意義なことである。
6月13日
防鳥網支柱準備
6月27日
防鳥網張り・田草取り・ジャ
平成13年度から稲作体験、平成17年度か
9日
ら農業体験を通して、自然や人とのふれあい、
ガイモ掘り
勤労と収穫の喜びを体験させることにより、心
7月11日
防鳥網補修・案山子作り
豊かな子どもたちを育てることを目的とし、心
7月25日
おだ作り
に残るものをひとつでも見つけられる体験とし
9月
稲刈り・おだ掛け・おだ補修
て、この事業を実施している。
9月19日
2
稲作体験活動
5日
脱穀・サツマイモ掘り
10月17日
収穫感謝祭
11月21日
わら細工作り
市川市大野町4丁目、県立市川北高等学校裏
2月27日
田起し・ジャガイモ植え
の「小川再生親子ふれあい農園」内の水田にお
(天候不順のため中止)
いて、幼児・児童・生徒及びその保護者に稲作
を体験させる。実際の米作りの指導と助言のた
3
め、「市川米っ人くらぶ」に事業委託している。
農業体験活動
稲作体験と同様に小川再生親子ふれあい農園
において、自然とふれあい作物の生長に関わり、
【21 年度】
○田の位置
勤労と収穫の喜びを体験する。指導・助言のた
大野町4丁目
○田の耕作面積
○収穫量
960 ㎏
○参加者
156 名
○予
算
め特定非営利活動法人「寺子屋」に事業委託し
2,640 ㎡
ている。
【21 年度】
80 万円
○農園の位置
大野町4丁目
○農園の耕作面積
3,186 ㎡
○生
産
物
ジャガイモ、枝豆、トウモロ
コシ、大根、白菜、ひまわり、
コスモス等
○予
算
21年度
4月
64.6 万円
農業体験活動の記録
ジャガイモ・サトイモ植え
枝豆・トウモロコシ等の種まき
5月~7月
草取り、コスモス種まき、ネット、追
肥、ジャガイモ収穫
こども水田の田植え風景
- 56 -
8月
草取り・耕運・トウモロコシ収穫
9月
白菜・大根等の種まき
10月~12月
大根・サトイモ等収穫
第3節
学校施設の開放
2校の計30校に設置している。
平成22年度当初、施設開放委員会に登
録されている団体は742団体で、登録者
数 に つ い て は 2 1 ,2 1 9 人 に 及 ん で い る 。
利用されている施設は、運動場や体育館
のほか、会議室、音楽室、視聴覚室などが
ある。
また、学校施設開放の一環として夏季休
校 期 間 中 の う ち 、学 校 教 育 に 支 障 の 無 い 期
間で開放日時を設定し、市民の方々に小
学校プールの開放も行っている。
1
ねらい
学校施設の開放により、スポーツ及び文
化活動の振興を図り、地域住民の生涯学習
意識の高揚を図ることを目的とする。
2
概 要
本 市 に は 、小 学 校 3 9 校 、中 学 校 1 6 校 、
特別支援学校1校の計56校があり、学
校教育活動に支障のない範囲で学校を開
放している。
また、夜間照明は小学校28校、中学校
3
利用状況
平成21年度
運 動 場
利用回数
16,693回
利用人数
670,744人
学校施設開放利用状況
体 育 館 等
利用回数
28,643回
プ ー ル
利用人数
利用回数
623,514人
504回
利用人数
17,788人
【主な活動内容】
活 動 内 容
運動場
サッカー、野球、フットべース、ソフトボール等の練習や試合
体育館
卓球、バレーボール、バスケットボール、バドミントン、
ソフトバレー、インディアカ、体操、剣道、空手等の練習や試合
教
室
コーラス、読書サークル、華道、書道、手芸、ダンス、吹奏楽等
- 57 -
計
利用回数
45,840回
利用人数
1,312,046人
第4節
青少年の健全育成の推進
1.青少年健全育成活動の推進と非行防止への取り組み
(1)ねらい
青少年問題の複雑化・多様化という状況にあ
を取り合う中で地域の実態に合わせて青少年健
って、豊かな心とたくましい体を持った青少年
全育成活動と非行防止活動に取り組むことで、
を育成することは、大人の責務と考えられる。
本市の青少年の健全な育成を図ることを目的と
学校・家庭・保護者が一体となり、相互に連絡
する。
(2)少年健全育成連絡協議会
平成21年度 各健全育成連絡協議会の活動状況
協
議
会
名
称
(単位:人)
会員数
48 ・パトロール活動 ・花いっぱい運動
・インターネット利用上の注意点犯罪
防止の講演会
・パトロール活動
29
・地域こども安全マップ作成
一中ブロック少年健全育成連絡協議会
二中ブロック少年健全育成連絡協議会
69 ・パトロール活動 ・標語コンクール
・挨拶運動・クリーン作戦
78 ・パトロール活動 ・花いっぱい運動
・地域クリーン作戦
32 ・パトロール活動 ・花いっぱい運動
・標語ポスター作成・危険箇所点検
三中ブロック少年健全育成連絡協議会
四中ブロック少年健全育成連絡協議会
第五中学校ブロック少年健全育成連絡協議会
第六中学校区青少年健全育成連絡協議会
行徳地区教育協議会(第七中・妙典中)
第八中学校ブロック青少年健全育成会
主 な 活 動 内 容
68 ・パトロール活動 ・安全マップ作成
・安全マップ学区調査
291 ・パトロール活動 ・花いっぱい運動
・地域清掃活動
・防犯講演会
・標語ポスター、標語短冊作成
34 ・パトロール活動 ・標語作成
・看板作成、配付
86 ・パトロール活動
・安全マップ・危険箇所点検
31 ・パトロール活動 学区クリーン作戦
・地区懇談会
下貝塚中学校ブロック少年健全育成連絡会
高谷中学校ブロック青少年健全育成連絡協議会
福栄中学校区少年健全育成連絡協議会
80 ・パトロール活動
・挨拶運動
東国分中学校区少年健全育成連絡協議会
67 ・パトロール活動
・花いっぱい運動
44 ・パトロール活動 ・防犯マップ作成
・地域清掃活動
47 ・パトロール活動
・安全マップ作成・配布
大洲中ブロック少年健全育成連絡協議会
塩浜中学校区青少年健全育成連絡協議会
南行徳中学校区少年健全育成連絡協議会
40 ・パトロール活動
・子育て講演会
- 58 -
(3)少年センター
①設置の趣旨
少年センターは、小学校入学から20歳に
達するまでの少年の非行防止と、その健全
な育成を図るために、街頭補導・少年相談
・少年を取り巻く環境の浄化活動及び啓発
活動を、市川市少年補導員の協力と関係諸
機関との連携を図りつつ推進している。
設置年月日
所 在 地
②主な事業
ア. 街頭補導
(少年非行の早期発見と専門機関への連絡)
教育委員会から委嘱された少年補導員や、
警察の少年補導専門員とともに少年の非行防
止のために補導活動や環境浄化活動を行って
いる。
昭和43年4月1日
市川市鬼高1-1-4
平成21年度街頭補導実施状況
実施区分
従 事
延人数
回数
午前( 10:00 ~ )
71
午後( 14:00 ~ )
(単位:人)
地区補導
補 導
延人数
少年数
計画補導
延人数
380
57
323
4
200 1,143
159
984
125
薄暮( 16:00 ~ )
64
308
43
265
5
夜間( 19:00 ~ )
124
675
123
552
240
382 2,124
374
合
計
459 2,506
※ 少年補導員…2,378名 警察関係者…18名 教員…0名 少年センター職員…110名
平成21年度補導少年行為・学職別状況
(単位:人)
児童・生徒・学生
その他
計
小学生 中学生 高校生 その他 有無職者
男 女 男 女 男 女
喫
煙
怠
学
飲
酒
3
6 24
12
女
男
2
18
47
0
0
0
4
0
4
4
0
4
39
13
52
33
116
62
178
66
23
89
0 258 116
374
4
4
危険な遊び
11
1 22 12
自転車2人乗り
19
7 55 22 42
その他
15
5 44 12
7
6
合
49 13 124 52 80
51
過去5年間の補導少年数の推移
平成17年度
平成18年度
327
337
女
29
ゲームセンターの出入
計
男 女 男
合計
3
3
5
平成19年度
276
- 59 -
0
0
平成20年度
366
(単位:人)
平成21年度
374
イ. 少年相談(少年に関する相談活動、電話相談・面接相談・eメール相談)
市内の少年(小学校入学から20歳に達するまで)や、その保護者からの悩みに対して援助を
行うとともに、必要に応じて専門機関へも紹介している。
平成21年度電話相談状況
(単位:件)
計
2
学 業
7
女 男
9
8
6
7
1
2
3
0
女
男 女 男
1
78
88
29
1
29
7
36
43
24
0
24
3
24
27
1
1
1
17
2
19
29
0
30
7
38
45
59
3
110
28
112
140
1
9
1
16
1
異 性
1
3
8
1
2
7
8
1
1
2
2
51
家庭生活
4
9
学校生活
1 10
5
3
1
25
5
4 105
6
6 125
2
4 14
17
虐 待
0
0
しつけ
0
不登校
非 行
1
仕 事
1
1
2
2
5
7
1
4
その他
2
1
合 計
8 22 29 24 22 13 165
0
8
39
218
257
1
0
1
0
1
1
0
6
0
6
0
6
6
0
0
24
3
3
24
3
24
27
0
0
11
2
5
12
5
12
17
9
5
17
0
17
9
22
31
5
0
1
4
19
4
20
9
20
29
5
3
2
1
1
1
3
6
6
12
7
3
193 10
(単位:件)
平成21年度
2,488
平成20年度
2,106
(単位:件)
その他
仕 事
進 路
- 60 -
非 行
0
不登校
47
しつけ
虐 待
9 131
過去5年間の面接相談件数の推移
平成17年度
平成18年度
平成19年度
219
318
479
1
65 23 1,747 37 384 60 2,131 292 2,196 2,488
学校生活
0
201
家庭生活
0
健 康
2
異 性
3
性
7
学 業
件 数
いじめ
交 友
平成21年度面接相談状況
3
8 17
6 232
過去5年間の電話相談件数の推移
平成17年度
平成18年度
平成19年度
877
1,148
1,310
1
23
14 11 1,340 13 243 24 1,583 149 1,597 1,746
22
進 路
女
10
3
23
男
70
3
1
女
1
47
性
健 康
総
5
計
5
1
合
6
計
1
1
人
小
いじめ
2
成
一般成人
計
男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男
交 友
保護者
小
有職・
無職少年
その他の学生
大学生
年
高校生
中学生
小学生
少
総 数
1
平成20年度
596
41
3
4
1
(単位:件)
平成21年度
249
0
249
平成21年度eメール相談状況
(単位:件)
計
異 性
1 12
健 康
4
学校生活
7 34
3
男
女
3
0
151
151
7
1
0
7
1
8
3
12
0
3
12
15
4
0
4
0
0
4
4
9
1
21
8
8
1
29
30
5
16
1
1
5
17
22
58 181
224
405
15
22
133
155
3
16
家庭生活
総
性
女 男 女 男 女 男 女
0 148
53
1
12
計
学 業
合
7
35
計
いじめ
39
人
小
21
成
一般成人
計
男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男
交 友
保護者
小
有職・
無職少年
その他の学生
大学生
年
高校生
中学生
小学生
少
5
3 15 55 162 30
5 64
78 181 166
3 20
15 118
54
7
4
15
7
虐 待
0
0
0
0
0
0
しつけ
0
0
0
0
0
0
0
28
31
0
59
59
0
0
0
0
0
0
0
47
4
0
51
51
0
10
19
0
29
29
0
2
0
0
2
2
7 139 219
712
931
不登校
2
26
非 行
進 路
36
仕 事
その他
合 計
1
10
10
1
1
0 23 19 102 23 246 170 114
0 88 212 573
過去5年間のeメール相談件数の推移
平成17年度
平成18年度
平成19年度
1,175
1,193
1,602
平成20年度
1,512
30
1
4
19
7 106
0
33
(単位:件)
平成21年度
931
ウ.少年を取りまく環境の浄化・啓発活動
a) 少年のたまり場調査等の実施。
b) 各地区の少年健全育成連絡協議会活動への支援。
c) 市川市明るい環境をつくる会推進会議の開催。
d) 薬物乱用防止街頭キャンペーンの開催に学生ボランティア100名の参加。
e) 市内小・中・高校への万引き防止リーフレットの配布。
- 61 -
2.青少年育成団体の支援と育成
(1)ねらい
地域社会に対し、青少年育成等の意義につ
いての理解を深めるよう啓発活動を行う。
そのため、各育成団体が自らの力で自主運営
できるように指導していく。
又、青少年自身の自覚を促し、積極的に地
域社会に参加するよう呼びかけていく。その
ことによって、関連事業を関係機関、関係団
体等の協力を得ながら計画的に推進してい
くことを目的とする。
(2)推進目標と重点施策
団体補助と団体育成
・市川市子ども会育成会連絡協議会
・市川市青少年相談員連絡協議会
・青少年育成団体等への活動支援
・青少年研修バスの利用促進
・育成団体への指導
3.自主活動・社会参加の促進
(1)事業概要
①指導者育成講座
〔わんぱくセミナー〕
目
的
・
【わんぱくセミナー
内
冒険キャンプ】
容
異年齢集団による遊びや自然体験を通し
て、集団活動の仕方や仲間作りを進める。ま
た、様々な遊びを通して、創作意欲や基本的
な生活技術を身につける。
郷土の自然や文化財に触れながら、市川に
ついて知るとともに、郷土を愛する心を育て
る。
対象
小学生
実施回数
21年度参加数
年間
5回
内宿泊 1回
会場 3会場
140人
【みんなでテント張り】
【ジュニアリーダー講習会・ヤングカルチャ
ースクール合同トレーニングキャンプ】
〔ジュニアリーダー講習会〕
目
的
・
内
容
野外活動を核とした集団活動を通して、リ
ーダーシップ及びメンバーシップを体験的
に学ぶ。また、日常生活や社会生活に必要な
知識や技術を学ぶとともに、中学生としての
資質の向上を図る。
対象
中学生
実施回数
21年度参加数
年間
7回
内宿泊 1回
会場 2会場
53人
【シャワークライミング】
- 62 -
〔ヤングカルチャースクール〕
目
的
・
内
【グループリーダーアカデミー】
容
集団活動を通して、仲間の輪を広げるとと
もに、青少年リーダーとして、青少年団体活
動ボランティアや地域活動などに必要な知
識の向上や技術の習得を図る。
基本的な野外生活技術やレクリエーショ
ン実技の習得及び参加者相互の情報交換に
努める。
対象
実施回数
年 間
内宿泊
高校生
21年度参加数
7回
3回
14名
【室内で楽しめるレクリエーションゲーム】
〔グループリーダーアカデミー〕
目
的
・
内
【いちかわこども村】
容
青年層のリーダーの発掘や地域への定着
を狙って、子ども会、野外活動、青少年団体
活動の指導者としての資質向上を図る。歌や
レクリエーション技術の習得を目指し、参加
者同士の交流と情報交換を図る。
対象
18 歳以上一
般成人
実施回数
年間
21 年度参加数
5回
55名
【マシュマロ焼き】
②青少年団体育成事業
〔青少年相談員連絡協議会〕
目
的・内
〔子ども会育成会連絡協議会〕
目
容
千葉県知事と市川市長より委嘱され、スポー
ツ、野外活動等を通した体験学習等の促進を図
り、社会環境浄化の推進を行うことで、青少年
健全育成の担い手とし各地域の指導者として
活動し、また、青少年の相談に応じ、助言指導
にあたる。
対
象
青少年相談員
25 歳以上
45 歳以下
実施及び支援事業
・連絡協議会事業
・地区事業
・子ども村キャンプ
21 年度
相談員数
175 名
・機関紙発行
- 63 -
的・内
容
市内の子ども会の健全な活動と発展を図り
未来を担う青少年の健全育成を推進する。
子ども会の各種行事を支援するとともに、
育成会会員の研鑽に関する指導を支援する。
対
象
子ども会員:
幼児∼中学生
育成会員:
高校生以上
実施及び支援
事業
21 年度
会員数
・市子連主催
・共催事業
・育成援助
・指導者養成
・青少年健全
育成事業
子ども会員数
5,731名
育成会員数
3,788名
4.良好な環境づくり
(1) 放課後保育クラブ
①概要
放課後保育クラブ事業は、「働くことと子
育ての両立」を願う、共働き・母子・父子家
庭等の子育て支援事業として、児童が放課後、
保護者の保育を得られない状態である場合、
その保護者に代わり児童の生活指導等を行
うことを目的に運営している。現在、市内
43 の保育クラブを開設しており、平成 22 年
4 月末日現在 2,953 人の児童が入所している。
②対象
小学校1∼3年生まで〔定員に余裕がある
と認めるときは、心身に障害を有する者にあ
っては6年生まで、その者以外の者にあって
は4年生(夏季休業の期間の末日までに限
る。)まで〕の者。
③開所時間
平日は、下校時から午後6時30分。土曜
日、学校休業日等は午前8時から午後6時3
0分。
④費用
ア.保育料 児童1人当たり月額 8,000 円
同一世帯で複数利用する場合は、2人目
から 4,000 円。
イ.おやつ代 月額 2,000 円
⑤開設場所
下表のとおり。
〔保育クラブ開設場所一覧〕
開設場所
所在地
開設場所
所在地
市川小
真間小
市川 2-32-5
真間 4-1-1
北方小
新浜小
北方町 4-1356-1
行徳駅前 4-5-1
中山小
中山 1-1-5
百合台小
曽谷 6-10-1
八幡小
国分小
八幡 3-24-1
東国分 2-4-1
富美浜小
柏井小
南行徳 2-3-1
柏井町 1-1149-1
大柏小
大野町 2-1877
大洲小
大洲 4-18-1
宮田小
新田 4-8-15
幸小
幸 1-11-1
冨貴島小
八幡 6-10-11
新井小
新井 1-18-13
若宮小
国府台小
若宮 3-54-10
国府台 5-25-4
南新浜小
大野小
新浜 1-26-1
南大野 1-42-1
平田小
平田 3-28-1
塩焼小
塩焼 5-9-8
鬼高小
菅野小
鬼高 2-13-5
菅野 6-14-1
稲越小
塩浜小
稲越町 518-2
塩浜 4-5-1
行徳小
富浜 1-1-40
大和田小
大和田 1-2-6
信篤小
福栄小
稲荷木小
鶴指小
原木 2-16-1
欠真間 1-6-38
相之川 1-3-7
稲荷木 1-14-1
大和田 4-11-1
南行徳 2-2-1
妙典 2-14-2
妙典 2-11-13
幸 1-16-18
宮久保小
宮久保 5-7-1
二俣小
二俣 678
中国分小
中国分 1-22-1
曽谷小
曽谷 7-18-1
大町小
大町 84-10
南行徳小
妙典小
幸公民館
富 美浜地 域
ふれあい館
欠真間 2-31-5
香取地域
ふれあい館
香取 2-19-1
行徳地域
ふれあい館
富浜 2-5-19
- 64 -
【ただいま!お勉強中】
【楽しいおやつの時間】
②対 象
小学生から高校生まで。放課後は、帰宅し
てから利用できる。
※ 利用方法は各ビーイングによって異
なる。
(2)子どもの居場所づくり(ビーイング)
①ねらい
学校の施設等を活用し、放課後等における
子どもの居場所をつくり、地域の人々とのふ
れあいや異年齢間の交流による豊かな生活
体験の機会を提供することで、子どもの生き
る力、創造性豊かな心及び共感する心を養い、
児童生徒の健全な育成を図っている。
この事業は、平成14年4月開室の曽谷小
学校に始まり、21年9月には、富美浜小学
校に新設した。
現在、市内9ヶ所で開室し、21年度は、
一日平均で約 19 名、延べ利用者 36,759 名の
児童生徒が利用している。
③開室時間
平日 下校時から午後6時まで
但し、土曜日及び長期休業中等は午前10
時から午後6時まで
※ 各ビーイングによって異なる。
④開室場所
下表のとおり
〔ビーイング開室場所一覧〕
開室場所
(開設年月)
所
在
活動の様子①
【みんなで仲良く】
活動の様子②
【楽しくカプラ】
地
曽
谷
小
曽谷7−18−1
(平成 14 年 4 月)
塩
浜
小
塩浜4−5−1
(平成 15 年 3 月)
鶴
指
小
大和田4−11−1
(平成 15 年 3 月)
市
川
小
市川2−32−5
(平成 15 年 3 月)
宮
田
小
新田4−8−15
(平成 15 年 6 月)
八
幡
小
八幡3−24−1
(平成 16 年 10 月)
稲 荷 木 小
稲荷木1−14−1
(平成 17 年 9 月)
平 田 地 域
ふ れ あ い 館 平田2−16(高架下)
(平成 18 年 11 月)
富 美 浜 小
南行徳2−3−1
(平成 21 年 9 月)
- 65 -
第5節
文化財の保護と活用
本市には、先人によって古くから残された歴
本市は、文化財の調査、指定の拡充と修理等に
史的な文化財も数多く存在する。文化財は郷土
おける補助、史跡の環境整備、博物館等の郷土
の歴史を伝え、また一度失われたら二度と元に
理解のための施設などを通じて、文化財の保護
戻せない貴重な国民的財産である。
と活用の推進に努めている。
<文化財の保護・活用例>
「常夜灯公園内に設置された常夜灯」
「法華経寺黒門保存修理工事(写真は着工前)」
- 66 -