第53期 中間事業報告書

53期
第
株主メモ
決
算
期
定時株主総会
基
準
日
配当金受領株主確定日
証 券 コ ー ド
名義書換代理人
同事務取扱場所
(郵便物送付先)
(電話照会先)
インターネット
( ホームページURL )
同 取 次 所
単元未満株式買取
請求および買増請求
公
告
方
法
毎年 3 月31日
毎年 6 月
毎年 3 月31日
そのほか必要があるときは、あらかじめ公告
して定めた日
利益配当金
3 月31日
9 月30日
中間配当金
9931
大阪市中央区北浜四丁目 5 番33号
住友信託銀行株式会社
大阪市中央区北浜四丁目 5 番33号
住友信託銀行株式会社 証券代行部
〒183-8701 東京都府中市日鋼町 1 番10
住友信託銀行株式会社 証券代行部
(住所変更等用紙のご請求) K0120-175-417
(その他のご照会)
K0120-176-417
http://www.sumitomotrust.co.jp/STA/
retail/service/daiko/index.html
住友信託銀行株式会社 全国各支店
単元未満株式の買取請求および買増請求は、
上記名義書換代理人において受付けておりま
す。株券保管振替制度をご利用の株主様は、
お取り引きの証券会社にお問い合わせ願いま
す。なお、買増請求につきましては3月31日
および9月30日のそれぞれ12営業日前から当
該日までの期間お取り扱いを停止いたします。
日本経済新聞に掲載。ただし、商法特例
法第16条第 3 項に定める貸借対照表お
よび損益計算書に係る情報は、
〈http://www.kazokutei.co.jp〉において
提供しています。
中間事業報告書
平成15年4月1日から平成15年9月30日まで
株式会社
ホームページアドレス
http://www.kazokutei.co.jp
家 族 亭
株主の皆様へ
株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のことと
お喜び申し上げます。
平素は格別のご支援を賜り厚くお礼申し上げます。
ここに第53期営業年度上半期(平成15年4月1日から平
成15年9月30日まで)の営業概況及び下半期の見通しにつ
きましてご報告申し上げます。
当上半期におけるわが国経済は、心配された戦争や疫病
などの影響は余り受けず、少しづつ回復の兆しを見せ始め
ました。しかしながら、個人消費は依然として横ばいが続
く状況となりました。
外食産業界を取り巻く環境は、この持ち直し気味の国内
景気に関らず、雇用や所得環境の厳しさが将来に対する不
安感をあおり、外食支出に悪影響を及ぼす状況となってい
ます。
このような環境下で当社は、利益率を高める「収益構造
改革」を経営の最重要課題と位置付け、店舗のスクラップ
を大胆に進めるとともに、組織改善を進め、既存店の収益
力の強化に努めました。
営業網の整備におきましては、7月に東京都新宿区「新
宿店」を契約満了により閉店、また、7月に大阪市中央区
「心斎橋店」、8月に兵庫県西宮市「西宮店」、大阪市北区
「梅田北野阪急店」、福岡市博多区「博多ヨドバシ店」、9
月に神戸市中央区「おいでやす神戸店」の5店を不採算店
に至ったため閉店いたしました。一方、4月に東京都江東
区「亀戸店」、新業態では、「そば居酒屋」3号店として4
月に東京都港区「蕎菜汐留店」を新規出店いたし、営業網
の拡充に取り組んでまいりました。
これらの結果、当上半期末の営業店舗数は78店となりま
した。
販売促進面では、毎月18日をそばの日とした謝恩メニュ
ーのご提供やそばぼうろプレゼントを実施したほか、季節
商品等の新メニューなどを強化するなど来客数の増加に努
めました。
組織改善面では、東京支店を廃止いたし、本社に機能を
集中し、スピード感あるフラットな組織体への変更をいた
しました。
以上の不採算店閉鎖などの諸施策により、当上半期の売
上高は36億2千6百万円と対前年同期比2.6%減になりま
した。既存店売上高は外食全般の対前年同期比6.4%減に
対し、対前年同期比6.5%減となりました。
利益につきましては、営業利益は9千8百万円(前年同
期比25.8%減)、経常利益は8千2百万円(前年同期比
25.3%減)となり、閉店等に伴う特別損失1億3千2百万
円を計上しました結果、6千9百万円の中間純損失となり
ました。
なお、当期の中間配当金につきましては、株主様への継
続的な利益還元をいたしたく、すでにご案内のとおり、1
株につき2円(支払開始日12月5日)とさせていただきま
す。
今後の見通しにつきましては、国内景気はわずかながら
回復の兆しも見受けられますが、まだまだ厳しい経済状況
が続くものと思われます。
外食産業界を取り巻く環境も、消費者の生活防衛意識が
更に高まり、消費不況が続くものと思われ、更に生き残り
をかけた企業間競争が繰り広げられることが予想されま
す。
このような状況のなか、当社はカッパ・クリエイト株式
会社との業務提携に基づき、来年度以降の業績回復を狙い、
業務改革計画を強力に推進してまいる所存であります。
具体的には、下期に10店舗の閉店を予定し、不採算店の
一掃を予定しております。そのため当期純損益につきまし
ては、5億円ほどの損失となる見込みであります。
出店につきましては下期に3店舗を新規出店いたし、引
き続き収益力のある案件を検討してまいります。また、商
品部を新設し、仕入物流の改善を計り、利益体質の強化に
努めてまいります。
配当金につきましては、別途積立
金の一部取崩を行い、1株当たり通
期4円にする計画であります。
株主の皆様におかれましては、尚
一層のご支援ご指導を賜りますよう
お願い申し上げます。
1
2
きょうさい
平成15年12月
代表取締役社長
永 幡 泰 彦
中間貸借対照表(平成15年 9 月30日現在)
平成15年 4 月 1 日から
中間損益計算書(平成15年 9 月30日まで)
(単位:千円)
科
目
金 額
科
(資産の部)
目
(単位:千円)
金 額
科
(負債の部)
営
営
流
動
資
1,067,991
産
現 金 及 び 預 金
627,493
売
金
168,861
産
50,428
他
223,808
掛
棚
卸
そ
資
の
貸 倒 引 当 金
流
金
1,647,668
122,658
業
短 期 借 入 金
973,048
経 損
1年以内返済の社債
200,000
未 払 法 人 税 等
16,100
動
買
負 債
掛
そ
△
固
の
定
負
1,772,194
社
2,600
定
資
5,668,643
産
建
物
1,375,723
土
地
946,507
の
他
の
負
2,499,263
有形固定資産
そ
そ
債
計
金
1,162,824
1,123,546
本
資 本 準 備 金
177,033
111,300
敷金及び保証金
2,537,739
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
資
産
合
計
1,123,546
329,922
1,150,000
固定資産圧縮積立金
45,731
中間未処分利益
22,806
土地再評価差額金
△ 272,271
株式等評価差額金
28,114
△ 24,035
己
△
式
5,954
計
3,316,772
負債・資本合計
6,736,635
資
6,736,635
株
本
合
(注)1.消費税は税抜方式を採用し、仮受額と仮払額を相殺して流動負債
(その他)に計上しております。
2.貸借対照表に計上した固定資産のほか、リース契約により使用して
いる機械及び装置、車両運搬具ならびに事務機器があります。
3.有形固定資産の減価償却累計額
3,369,235千円
4.下記の資産を社債及び長期借入金に対し担保に供しております。
投資有価証券
31,474千円
建 物
331,502
土 地
866,685
敷金及び保証金
331,049
計
1,560,711
3
益
上
業
費
用
3,204,110
販売費及び一般管理費
323,873
上
原
業
利
益
98,909
受取利息及び配当金
そ
の
他
の
収
益
24,215
支
払
の
息
24,849
費
用
16,899
利
他
の
25,013
常
利
益
82,173
特
別
利
益
10,276
特
別
損
失
147,661
中
間
引
前
人
中
税
間
純
調
損
整
純
期
間
41,748
経
失
法人税、住民税及び事業税
中
797
営 業 外 費 用
特益
別の
損部
前
3,527,983
営 業 外 収 益
そ
法
3,626,893
高
価
営
益 営
業
の 外
損
益
部
の
部
税
金 額
部
61,975
別 途 積 立 金
自
損
収
売
の
1,280,513
利 益 準 備 金
2,954,927
投 資 有 価 証 券
3,419,862
資 本 剰 余 金
資
214,452
投資その他の資産
28,234
(資本の部)
利 益 剰 余 金
無形固定資産
1,343,960
他
合
営
400,000
債
長 期 借 入 金
固
335,861
他
債
業
売
益
常
目
繰
未
損
越
処
利
分
利
額
55,211
16,805
△ 2,280
失
69,737
益
92,543
益
22,806
(注)1株当たりの中間純損失 11円57銭
4
会社の概要(平成15年 9 月30日現在)
商
号
役 員(平成15年 9 月30日現在)
永 幡 泰 彦
株式会社 家 族 亭
代表取締役社長
KAZOKUTEI CO., LTD.
専務取締役 戸 田 幸 信
設 立 年 月 日
昭和26年 4 月 5 日
資
本
金
1,162,824,000円
取 締 役 加 藤 眞 人
管理部門統括
従
業
員
296名(男性235名、女性61名)
取 締 役 乾 光 宏
営業部・商品部統括
その他、パート社員1,242名
取 締 役 三 木 信 夫
関西営業部部長
大阪市北区茶屋町 8 番25号
取 締 役 櫻 澤 孝 治
関東営業部部長
関東営業部
東京都大田区東六郷1丁目13番7号
取 締 役 入 江 一 晃
商品部部長
店
大 阪 府
29店
2店
取 締 役 関 口 弘 一
経理部部長
京 都 府
兵 庫 県
11店
取 締 役 荒 木 操
奈 良 県
1店
監査役(常勤) 秋 楽 功
東 京 都
21店
埼 玉 県
4店
千 葉 県
3店
神奈川県
4店
北 海 道
2店
静 岡 県
1店
計
78店
事
業
本
所
社
舗
工場及び配送センター
監 査 役 山 崎 武 徳
弁護士
監 査 役 田 淵 正 信
公認会計士・税理士
(注)取締役のうち荒木 操氏は、商法第188条第 2 項第 7 号丿2 に定める
社外取締役であります。
監査役のうち山崎武徳及び田淵正信の両氏は、株式会社の監査等に
関する商法の特例に関する法律第18条第 1 項に定める社外監査役で
あります。
兵庫県西宮市
主 な 事 業 内 容 『そば・うどん』を主とした飲食店
を経営するとともに業務用食材を
販売しております。
会計監査人
新日本監査法人
株主ご優待
毎年 9 月及び 3 月末日現在の1,000株以上ご所有の株主
様に、お食事券(500円券12枚)又は自社商品(市価5,500
円)をアンケートにより贈呈いたします。
なお、お届けは12月及び 6 月となります。
5
6