水・大気の汚染防止 マツダは、大気や水質を保全するために、法規制よりも厳しい自主基準を定めて、 汚染物質の排出を適正に管理しています。 大気汚染防止 ■ サイト別環境データ 大気汚染物質 法規制よりも厳しい自主基準値を設定 本社工場 マツダは、SOx(硫黄酸化物)やNOx(窒素酸化物)対策、 大気汚染物質 ばいじん、粉じん、ミスト対策、さらにVOC(揮発性有機化 ボイラー 合物) 対策について、 法規制値よりも厳しい自主基準値を定 めています。 NOx 水資源の保存 規制値を余裕をもってクリアしています。また、生活系、工 めています。 なお生産工程で用いる水は、ほぼ全量工業用水を使用し ばいじん ており、地盤沈下を引き起こす恐れのある地下水は一切使 SOx [生活系] トイレ 手洗い 浄化槽 99 950 650 溶解炉 [廃液系] クーラント 洗浄廃液 雨水貯槽 油分離 メイン廃水貯槽 廃水のポンプ移送 初期降雨 NOx 生物処理 高次処理 ばいじん 放流 g/㎥N g/㎥N g/㎥N g/㎥N g/㎥N g/㎥N 35 150 56 130 91 220 54 0.30 0.0015 0.10 0.0013 0.40 0.0035 0.35 0.0015 0.20 < 0.004 0.15 0.0084 0.40 0.018 0.20 0.17 0.10 0.0015 0.10 0.02 0.40 0.0018 0.25 0.011 0.20 0.025 0.10 < 0.001 − 7 2.12 塗装施設 ppm 700 371 洗浄施設 ppm 400 163 SOx 単位 規制値 実績値 (最大) ボイラー ppm 250 160 ディーゼルエンジン ppm 950 740 ボイラー g/㎥N 0.30 0.058 ディーゼルエンジン g/㎥N 0.10 0.043 − 17.5 10.2 単位 規制値 実績値 (最大) K値規制 防府工場 西浦地区 濃厚貯槽 バキューム車 ppm 43 K値規制 大気汚染物質 凝集処理 放流 初期降雨のポンプ ppm 200 180 三次事業所 廃水処理場 サブ廃水貯槽 [工程系] 冷却水 洗浄廃水 廃水のポンプ移送 [雨水系] VOC し尿等の生活廃水の 浄化・殺菌 16 ppm ばい焼炉 ■ 排水処理システムの概要 (本社工場) 230 ディーゼルエンジン 加熱炉 利用するなど、 水資源を有効利用しています。 120 180 ディーゼルエンジン 用していません。 また、三次事業所では雨水を池に貯水して 62 250 ppm 乾燥炉 程系などの排水系統ごとに適正に処理し、排水の浄化に努 78 150 溶解炉 ボイラー 制値よりも厳しい自主基準値を定めて日常的に管理し、法 実績値 (最大) 180 ppm ばい焼炉 マツダでは、 排水の公共用水域への排出にあたって、 法規 ppm 規制値 乾燥炉 加熱炉 排水の浄化に努めるとともに、 水資源を有効活用 単位 大気汚染物質 社外処理 NOx ボイラー ppm 乾燥炉 ボイラー ばいじん 乾燥炉 150 56 130 78 ppm 230 200 g/㎥N 0.10 0.002 0.35 0.006 g/㎥N 0.30 0.01 0.20 0.006 K値規制 − 4.5 0.001 総量規制 ㎥N/h 46.38 0.014 塗装施設 ppm 700 360 大気汚染物質 単位 規制値 実績値 (最大) 溶解炉 ppm 180 38 0.25 < 0.002 SOx VOC 防府工場 中関地区 NOx ばいじん SOx 加熱炉 g/㎥N 0.20 < 0.002 溶解炉 g/㎥N 0.20 0.006 K値 4.5 5.75 ㎥N/h 17.47 0.76 K値規制 総量規制 Sustainability Report 2010 33-④ ■ 水質汚濁物質 防府工場 西浦地区 (排水の放流先:大海湾) 本社工場(排水の放流先:猿猴川、 海田湾) 水質汚濁物質 単位 規制値 水質汚濁物質 実績値 最大 最小 平均 PH(淡水系) − 5.8〜8.6 7.5 6.6 7.0 pH(海水系) − 5.5〜9.0 7.5 6.6 7.1 BOD mg/L 120 3.3 ND < 1.5 COD mg/L 15 9.6 1.8 4.0 ND < 2.7 SS mg/L 150 油 mg/L 5 ND 7.1 ND ND 銅 mg/L 3 0.03 ND < 0.01 フッ素(淡水系) mg/L 8 0.2 ND < 0.1 フッ素(海水系) mg/L 15 7.5 0.1 2.8 亜鉛 mg/L 2 0.33 ND < 0.08 溶解性マンガン mg/L 10 0.8 ND < 0.2 全窒素 mg/L 60 9.5 1.6 4.6 全リン mg/L 8 0.7 ND < 0.1 大腸菌郡数 個/㎤ 3000 460 ND < 23 フェノール mg/L 5 0.02 ND < 0.02 クロム mg/L 2 0.03 ND < 0.01 ホウ素(淡水系) mg/L 10 0.56 0.1 0.33 ホウ素(海水系) mg/L 230 2 0.1 1.2 アンモニア、 アンモニウム、 mg/L 亜硝酸、 硝酸化合物 100 5 1.1 3.1 上記以外の規制項目、カドミウム、シアン、有機燐、鉛、六価クロム、砒素、水銀、アルキル水 銀、 PCB、 トリクロロエチレン、 テトラクロロエチレン、 ジクロロメタン、 四塩化炭素、 1.2−ジ クロロエタン、1.1−ジクロロエチレン、シス−1.2-ジクロロエチレン、1.1.1−トリクロロエ タン、1.1.2−トリクロロエタン、1.3−ジクロロプロペン、チウラム、シマジン、チオベンカル ブ、 ベンゼン、 セレン、 溶解性鉄は全てNDであった。 三次事業所(排水の放流先:馬洗川) 水質汚濁物質 単位 規制値 − 最小 規制値 − 実績値 最大 最小 5.0〜9.0 7.0 5.8 6.7 11.3 2.9 8.0 COD mg/L 40 SS mg/L 30 14 ND <7 油 mg/L 2 ND ND ND 亜鉛 mg/L 2 0.39 0.09 0.2 全窒素 mg/L 60 6.7 0.6 3.5 0.6 全リン mg/L 8 1.67 0.01 大腸菌郡数 個/㎤ 3000 6 0 3 ホウ素 mg/L 230 0.39 ND < 0.2 フッ素 mg/L 15 1 0.71 0.86 アンモニア、 アンモニウム、 mg/L 亜硝酸、 硝酸化合物 100 5.5 0.72 3.1 上記以外の規制項目、カドミウム、シアン、有機燐、鉛、六価クロム、砒素、水銀、アルキル 水銀、 PCB、 トリクロロエチレン、 テトラクロロエチレン、 ジクロロメタン、 四塩化炭素、 1.2 −ジクロロエタン、1.1−ジクロロエチレン、シス−1.2−ジクロロエチレン、1.1.1−トリ クロロエタン、1.1.2−トリクロロエタン、1.3−ジクロロプロペン、チウラム、シマジン、チ オベンカルブ、 ベンゼン、 セレン、 フェノール、 銅、 溶解性鉄、 溶解性マンガン、 クロムは全て NDであった。 防府工場 中関地区 (排水の放流先:大海湾) 水質汚濁物質 pH 単位 規制値 − 実績値 最大 最小 5.0〜9.0 8.0 7.2 7.6 3.8 7.9 mg/L 40 13.0 SS mg/L 30 7.4 ND < 3.9 油 mg/L 2 0.8 ND < 0.5 亜鉛 mg/L 2 0.12 0.12 0.12 全窒素 mg/L 60 8.5 2.3 5.1 全リン mg/L 8 1.1 0.064 0.27 大腸菌郡数 個/㎤ 3000 63 ホウ素 mg/L 230 0.2 ND < 0.2 ND < 0.12 5.8〜8.6 7.6 7.1 7.3 フッ素 mg/L 15 0.12 mg/L 70 6.5 1.1 2.4 SS mg/L 70 8.0 0.7 2.5 アンモニア、 アンモニウム、 mg/L 亜硝酸、 硝酸化合物 100 4.5 油 mg/L 5 フッ素 mg/L 8 0.3 0.3 ND ND ND 0.3 亜鉛 mg/L 2 0.09 0.09 0.09 溶解性マンガン mg/L 10 0.3 ND < 0.2 全窒素 mg/L 60 2.4 2.4 2.4 全リン mg/L 8 0.02 0.02 0.02 大腸菌郡数 個/㎤ 3000 63 ND < 14 ホウ素 mg/L 10 0.05 0.05 0.05 アンモニア、 アンモニウム、 mg/L 亜硝酸、 硝酸化合物 100 0.8 0.8 0.8 上記以外の規制項目、カドミウム、シアン、有機燐、鉛、六価クロム、砒素、水銀、アルキル水 銀、 PCB、 トリクロロエチレン、 テトラクロロエチレン、 ジクロロメタン、 四塩化炭素、 1.2−ジ クロロエタン、1.1−ジクロロエチレン、シス−1.2−ジクロロエチレン、1.1.1−トリクロロ エタン、1.1.2−トリクロロエタン、1.3−ジクロロプロペン、チウラム、シマジン、チオベンカ ルブ、 ベンゼン、 セレン、 フェノール、 銅、 溶解性鉄、 クロムは全てNDであった。 33-⑤ Sustainability Report 2010 平均 COD BOD pH 平均 平均 実績値 最大 pH 単位 14 4.4 39.0 4.45 上記以外の規制項目、カドミウム、シアン、鉛、六価クロム、砒素、水銀、アルキル水銀、ト リクロロエチレン、 テトラクロロエチレン、 ジクロロメタン、 四塩化炭素、 1.2−ジクロロエ タン、1.1−ジクロロエチレン、シス−1.2−ジクロロエチレン、1.1.1−トリクロロエタン、 1.1.2−トリクロロエタン、1.3−ジクロロプロペン、チウラム、シマジン、チオベンカルブ、 ベンゼン、 セレン、 フェノール、 銅、 溶解性鉄、 溶解性マンガン、 クロムは全てNDであった。
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