キャンパスニュース39号を発行~インターンシップ体験記ほか - 杏林大学

2012
大学病院E
Vajira
に臨床留学をし
R
campus news
インターンシップに参加して
総合政策学部総合政策学科 2年 松井菜々子
三鷹キャンパスの杏林学園広報・調査企画室で4日
間、インターンシップをさせていただきました。
広報の仕事は、事実を伝えるだけでなく、学園全体
のイメージを背負ってメッセージを発信しなくてはな
らず、組織の玄関口に当たるとても重要な役割を担う
部署だという説明を受けました。
情報は学内に発信するだけでなく、マスコミや企業、
受験生など外部に積極的に発信し、杏林学園のイメー
ジや認知度を世間に広めていく役割りが広報には求め
られています。そのためには、広報自らが取材をし、
体験することも必要だとわかりました。
私 は、 学 園 内 で 行 わ れ た 防 災 訓 練 の 記 事 を 書 く た
め、取材に挑みましたが、大勢の人が見る杏林大学の
HPに自分が書いた記事が載ることに、責任とプレッ
シャーを感じました。
インターンシップを通して感じ
た責任やプレッシャーが、働くこ
との重みなのだとわかり、一歩自
分を成長させることができたので
はないかと思います。
横田基地日米友好祭 ボランティア体験
外国語学部応用 コミュニケーション学科3年 野口茉希子
8月に行われた日米友好祭に学生ボランティアとし
て参加し、たくさんの出会いと自分を成長させる貴重
な体験をしました。きっかけは、ゼミの先生から教え
ていただいて興味を持ったことです。英語も使う環境
の中でのボランティア活動は、自分を成長させる良い
経験ができると思い、友人を誘って申し込みました。
当日は会場案内の配布、質問対応、迷子預り、落し
物の受付をしました。慣れない
仕事で、英語での応対に十分答
えられずに悔しい思いもしまし
たが、スタッフの方々が優しく
フォローして下さり、無事に終
えることができました。自分の
英語力の見直しやコミュニケー
ションの大切さ、決められた役
割を責任もって全うすることの
重要さを改めて感じることがで
き ま し た。 こ の 経 験 を 生 か し、
今後もいろいろなことに挑戦し
ていきたいと思います。
で、 医 学 的 に も 多 く の こ と を 経
でも経験を積める環境だったの
強を教えたり、夏休みの思い出づくりの手伝いをする
タデースクールは加住小学校の児童に勉
8月 日に加住市民センターで行われ
たサタデースクールに参加しました。サ
保健学部臨床検査技術学科 2年 山田悠騎
ルが終わったあとも何人かの男の子に誘われて校庭で
みんなで流しそうめんを食べました。サタデースクー
思わず祖父母に会いたくなってしまいました。昼食は、
は、お孫さんのことなどを話すお年寄りに接し、私も
わり、いろいろなレクリエーションを楽しみながら交
らしい財産になると思います。英
異文化で生活することはすば
ボランティア活動です。普段からアルバイト先の塾で
サッカーをしました。
をして汗を流しました。全員で楽しんだ輪投げ大会で
流を深めました。子供たちとは体育館でドッジボール
語漬けの生活で、少しだけ自分に
子供たちとふれあう機会は多いのですが、大学の事務
験することができました。
自信を持つこともできました。皆
の方に勧められたこともあり、参加を決めました。
人のほか、保護者やお年寄りも加
さんも機会があれば海外留学に是
加住サタデースクールに参加して
2012
最後に子供たちから「また来てね」と言われ、こん
なふれあいもあるのだな、
ととても嬉しく感じました。
に し た り、 や る 気 次 第 で い く ら
本では稀な感染症を目の当たり
ん な で 必 死 に 勉 強 し ま し た。 日
学 生 の や る 気 も 十 分 で、 毎 日 み
を持ちました。医療レベルは日本と比較しても劣らず、
タイの人々は、医師も学生も町の人も優しく親切でし
た。暑さは想像以上でしたが、非常に過ごしやすい印象
習が始まるとそんな不安はなくなっていきました。
出発前は、知らない国へ一人で行くこと、習慣の違
いや英語力など多くの不安がありました。しかし、実
てきました。
バンコクにある
開発途上国の医療に関心があり、4月のクリニカル
クラークシップの1ヵ月を利用して、タイ王国の首都
医学部6年 宇野 枢
できたタイ王国への臨床留学
たくさんの貴重な経験を積むことが
キャンパスを離れ、さ
まざまな学びの場で経
験を積んでいる杏林生
たち。人との出会いや
体験は、大学生活や進
路を改めて考えるきっ
かけになったのでは。
その中の 6 人の学生
の感想を紹介します。
当日は小学生約
11
自分
レジデントの皆さんと。中央が宇野さん
黒田ゼミ、マクミランゼミ、古本ゼミの 6 人が参加
発見 !
非挑戦してみてください。
50
がんばる杏林生の応援紙
No .39
2012 | 10
campus news
No .39
2012 | 10
がんばる杏林生の応援紙
保健学部看護学科1年 松原江里子
自分が今思っていることの大半は、今「しか」思って
うなこともありますし、いろいろな体験を重ねるうちに
考え方が変わることだってあります。そうして変わって
いくのが私は自然だと思います。
そうやって変わっていってしまう中にある残したい想
い、伝えたい想い、そういうものを切り抜いて作ったの
が今回の「白きカーネーション」という連作でした。こ
れからも何か貴重な体験をした時、自分がどう思ったの
か、何を感じたのか、その時の生の自分を作品に残して
いけたらいいなと思っています。
剣道部 学生・OB・教職員 三鷹市民体育祭に出場
三鷹市・市民体育祭剣道
大会が 9 月 30 日(日)総
総合政策学部 2 年 山際 秀
編集長:外国語学部教授 黒田有子
事務局:4 学部・看護専門学校事務、入学 C、CSC、広報・企画調査室
*皆さんの声をお聞かせください。
0422(44)0611 [email protected]
click!
→
フェアトレードカフェ MARCHE(マーチェ)
◆アーチェリー部 ( 全医体 )
・男子団体 優勝、女子団体 優勝
・シングル男子 1 位、2位(M4 飯島、M2 酒井)
・シングル女子(M2 野口 ) 1位、(M3 森 ) 2位
◆端艇部
・女子クォ-ドブル(M4 北条、羽二生、
M3 前田、M2 橋本) 1位
医療系レガッタ
第 回 東日本医科学生総合体育大会
男子バレーボール部優勝
してみませんか?
東医体の結果
の皆さん、私たちと MARCHE で活動
8月6日から8日まで鹿沼総合体育館
で行われた東医体・バレーボール大会で、
いか分からない」と思っている学生
野口健朗
MARCHE メンバーとカンボジアへ渡航することを計画しています。「何
かに挑戦したい、でもどうすれば良
責任など多くの事を学んでいます。フェアトレードの実態を知るため
杏林大学男子バレーボール部は出場した
や売場のレイアウトを任されています。活動をとおして経営や仕事上の
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校のトップに立つことができました。
ドカフェ・MARCHE に出会いました。現在、部門長として商品の発注
( 、木、土 )
男子バレー部は、週3回 火
松田記念館で練習に励んでいます。部員
「新しい事に挑戦し、成長したい」と考えていたとき、フェアトレー
は少ないのですが、一人ひとりのつなが
MARCHE に来てみませんか
りが深く、結束力が強い良いチームです。
他大学の学生たちと生産者を経済的
に支援するフェアトレードで途上国
を応援しています
今回、素晴らしいタイトルを手にしま
したが、部員の気持ちは、来年度の東医
ちろんですが、地元の方と交流する楽しみも味わうことができました。
バレーボール部主将医学部3年
武道館、日本無線㈱、国際
基督教大学など 16 団体が参加。日頃の練習成果を発揮することはも
体へ向けられています。常に挑戦者であることを忘れ
ました。大会には他に三鷹
ず、日々切磋琢磨しながら練習に励みたいと思います。
林大から 4 チームが参加し
合第2体育館で行われ、杏
使い、杏林大学病院の外来と皮膚科病棟でボラン
いないことだと思います。時間がたてば忘れてしまうよ
杏林病院でのボランティアに参加して
総合政策学部総合政策学科3年 祓川拓実
私は、将来は臨床経験を積んでから養護教諭と
して働きたいと思っています。夏休みの4日間を
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インターンシップに参加して
8月 日から7日間、武蔵境自動車教習所で
インターンシップをさせていただきました。
ティアをさせていただきました。
コミュニケーションの難しさ
わたしの長所は「人のために行動できる」こと
だと思っています。研修中に教習所で開かれたイ
楽しませたり、笑顔に
を感じました。話相手の他に、
ベントのサポートをしたとき、
スタッフの方に「気
なってもらえるような
少しですが、入浴介助をお手
連作「白きカーネーション」より一部抜粋
外来では、改めて様々な患者さんがいらっしゃ
ることに気がつきました。明るく挨拶をすること
イベントやプログラム
伝いしました。丁寧な対応と
覗き見るプレパラートの異世界を我ら等しく身に宿すらし
が利くね」と褒めていただきました。どのように
を計画したり、実施に
患者さんの希望を優先する看
実習のニベリン条虫小さなる体よぢらす「我も生きたし」と
を心がけましたが、多くの方が挨拶を返して下さ
関わったりする仕事が
あ
護師さんの姿は、目指す理想
「物言わぬ師」とふ献体者に捧ぐカーネーションの白き花びら
したいと思うようにな
せな
開きたる胸に埋まる両の肺背まで深く質量を持つ
像になりました。
うず
イベント会場で。(右から 2 番目本人)
りました。
初のメス献体の背に入るる友刃先細かく震へるが見ゆ
行動したら、皆さんの役に立てるか、常に考えて
作品
り、挨拶の大切さを実感しました。
品づくりに対する気持ちを寄せてもらいました。
いたことが良かったのかもしれません。
部 3 年生の渡邉理紗さんが 3 位に入賞。受賞作品と作
病棟では患者さんとお話をさせてもらいまし
た。
私が相槌を忘れると話が止まってしまうなど、
短歌研究社が主催する第 55 回短歌研究新人賞で医学
研修では自分の長所を活かして活動できる場
面もありました。このような経験から、相手を
医学部 3 年 渡邉理紗さん
55 回短歌研究新人賞で 3 位
第
55
・男子シングルスカル(M3 下元)2 位
◆陸上競技部
・女子 100mH(M1 小林) 1 位
◆水泳部
・女子 50m バタフライ(M4 西岡)1 位
ほかにも多くの団体が健闘!