デジタルパネルメータ テクニカルガイド デジタルパネルメータ 参考資料 ■直流高電流測定 ■交流高電圧測定 当社製品の形式にもよりますが、2A 以上など計測範囲を越える 直流高電流測定には、入力部に直流電流を直流電圧に変換する分 流器を用いて測定できます。 当社製品の計測範囲を越える交流電圧を測定する場合は、外部に 計器用変圧器(PT)を設けて電圧値を落として測定します。 または、外部にPT変換器を設けて、直流電圧/直流電流信号に変 換して測定します。 + 入力 デジタルパネルメータ 形K3HB-XVD□□ 形K3HB-VLC□□ 形K3GN-NLC 形K3HB-S 形K3TE-V1□など 電圧 (mV) 電流 − デジタルパネルメータ 形K3HB-XVA□□ 計器用変圧器(PT) 分流器 ※分流器については ボルティジ・センサ 形SDV-SH□を参照ください。 分流器の選択に当たっては、分流器にかかる 最大電流値を考慮の上選択ください。 PT変換器 形K3FL-V□□ 形K3FK-P□ 形K3FM-P□ デジタルパネルメータ 形K3HB-XVD□□/XAD□□ 形K3MA-J 形K3GN-N□□ 計器用変圧器(PT) ■直流電圧測定 当社製品の計測範囲を越える直流電圧を測定する場合は、外部に 分圧回路を設けて電圧を分圧して測定します。 入力 電圧 (E1) デジタルパネルメータ 形K3HB-XVD□□ 形K3HB-VLC□□ 形K3MA-J 形K3GN-N□□ 形K3HB-S 形K3TE-V□□など 抵抗 (R1) 抵抗 (R2) 電圧 (E2) ※分圧されるにあたっての計算式 E2 = R2 R1+ R2 × E1 ※R1、R2の容量(W)は下記の計算式を 目安にしてください。 W=3(l2×(R1 or R2)) ※lはR1、R2に流れる電流になります。 ■その他の信号形態、 各種センサ信号や 非線形な信号測定 電力、無効電力、力率、周波数、位相といった電力量に関する測 定、各種センサ信号や非線形な信号を測定する場合は電力用トラ ンスデューサ、または、信号変換器を設け、直流電圧/直流電流 に変換して測定します。 電力 形K3FL-W□□ 無効電力 形K3FL-Q□□ 力率 形K3FL-C□□ 周波数 形K3FL-F□□ 位相 形K3FL-P□□ ロードセル 形K3FK-G/GS 非線形な信号 形K3FK-X ■交流高電流測定 当社製品の計測範囲を越える交流電流を測定する場合は、外部に 変流器(CT)を設けて電流値を落として測定します。 または、外部にCT変換器を設けて、直流電圧/直流電流信号に変 換して測定します。 デジタルパネルメータ 形K3HB-XAA□□ ※CTの定格負荷は0.5VA より大きいものを選んで ください。 変流器(CT) CT変換器 形K3FL-A□□ 形K3FK-C□ 形K3FM-C□ デジタルパネルメータ 形K3HB-XVD□□/XAD□□ 形K3MA-J 形K3GN-N□□ 変流器(CT) お問い合わせ 0120-919-066(窓口番号[3]) または直通電話 055-982-5000(通話料がかかります) www.fa.omron.co.jp 2D・3D CADデータ/マニュアル/最新の商品情報は 10 デジタルパネルメータ テクニカルガイド ■内部接続に用いられる図記号の説明 名称 a接点 図記号 カタログ表記 JISにおける表記 または または 摘要 継電器入力が印加されていないとき、 開路している接点をいう。 b接点 継電器入力が印加されていないとき、 閉路している接点をいう。 c接点 相互に共通な接点端子を有するa接点、 b接点を一括してc接点という。 ダイオード フォトカプラ または 交流電源 直流電源 NPNトランジスタ PNPトランジスタ 定電圧ダイオード ■設定データの表記について デジタルパネルメータのパラメータ記号のうち、アルファベットについては次のように表記しています。 ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア www.fa.omron.co.jp 11
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