「太田道灌と山吹」 - ようこそ、斎藤洋一のブログえ

七 進 法 の 、 +/-(プラマイ)式 数 字 楽 譜
「太田道灌と山吹」
漢詩、不明
和 歌 、 兼 明 (カネアキラ)親 王
漢詩訳と作曲、斎藤洋一
分速60拍。1小節8拍
漢数字わ、小節番号。
和 音 名 わ 、 ら 短 =Am、 れ 短 =Dm、 み 短 =Em。
|一、ら短
|二、れ短
|
| -61 -7 -6 -7-7| ∼ 1 -7∼ 0 | 1 3 ∼ 6 4 ∼ | 3 ∼ 4 3 0 |
|ラドシ ラ シシ|
ドシ
|ドミ
ラハ
|ミ
ハミ
|
|ひとり う まで|
エエ
|でか
けて
|エ
エエ
|
|三、み短
|四、ら短
|
| 7 6 6 4 3 ∼ | 4 3 ∼ ∼ 0 | 6 7 7 6 7 7 +1| ∼ 7 6 ∼ 0 |
|シララハミ∼|ハミ∼∼ 0|シララ シララド|∼シラ∼ 0|
|あめにイイ
|あい
|五、ら短
|みのを かりんと|
オオ
|六、ら短
|
|
| 6 7 7 7 7 +1| ・ 7 6 4 3 0 | 1 3 4 3 3 4 3 | ∼ 1 -7-6 0 |
|ラシシシシド|
シラハミ
|ドミハミミハミ|
ドシラ
|
|かやぶきのオ|
オオオオ
|とをたたくウウ|
ウウウ
|
|七、ら短
|八、ら短
|
| -6 -7 -7 -7∼ -6-7| 1 -7∼ -60 | 1 4 3 3 ∼ 3 | ∼ 4 3 ∼ 0 |
|ラ シ シ シ
ラシ|ドシ
ラ
|ドハミミ
ミ|
ハミ
|
|しょオじょが あら|われ
て
|やまぶき
の|
オオ
|
- 1 -
|九、ら短
|十、れ短
|
| 6 7 0 6 7 +17 | 6 4 3 ∼ 0 | 1 3 ∼ 6 4 ∼ | 3 4 3 ∼ 0 |
|ラシ
ラシドシ|ラハミ
|ドミ
ラハ
|ミ ハミ
|
|はな
ひとえだ|をオオ
|さし
だす
|ウ ウウ
|
|十一、ら短
|十二、ら短
|
| +1 7 ∼ 7 7 ∼ | +17 ∼ ∼ 0 | 6 +17 6 7 +1| ・ 7 6 ∼ 0 |
| ド シ
シ シ
|ドシ
|ラドシラシド|
シラ
|
|しょオ じょわ
|アア
|いわずウウウ|
ウウ
|
|十三、ら短
|十四、み短
|
| 6 7 7 ∼ +1| ・ 7 6 4 3 0 | 1 3 3 3 ∼ 4 3 | ∼ 1 -7 -6 0 |
|ラシシ
ド|
シラハミ
|ドミミミ
ハミ|
ドシ ラ
|
|はなも
オ|
オオオオ
|かたらず
ウウ|
ウウ ウ
|
|十五、ら短
|十六、ら短
|
| 1 -7 -7 -6 -71 -7| ∼ -6∼ 0 | 1 3 3 3 ∼ | 4 3 ∼ ∼
0|
|ドシ シ ラ シドシ|
ラ
|ドミミミ
|ハミ
|
|わけ の わ からぬ|
ウ
|えいゆの
|オオ
|
|十七、ら短
|十八、ら短
|
| 1 3 4 6 ∼ 7 +1| 7 6 ∼ 4 3 0 | 1 3 3 6 4 3 | 4 3 3 ∼ 0 |
|ドミハラ
シド|シラ∼ハミ
|ドミミラハミ|ハミミ
|
|こころは
みだ|れて
|もつれいとの|ごとし
|
|二十、ら短
|
エエ
|十九、ら短
| -6 -7 -7 1 -7∼ | 1 -7∼ -6 0 | 1 4 3 4 3 ∼ | 4 3 ∼ ∼ 0 |
|ラ シ シ ドシ
|ドシ
ラ
|ドハミハミ∼|ハミ
|
|は な の オオ
|いみ
わ
|ななえやえ
|
- 2 -
|エエ
|二十一、ら短
|二十二、ら短
|
| 6 7 7 6 7 7 +1| ∼ 7 6 ∼ 0 | 1 3 6 4 ∼ 3 | ∼ 4 3 ∼ 0 |
|ラシシ ラシシド|
ラシ
|ドミラハ
ミ|
ハミ
|
|はなわ さけども|
オオ
|やまぶき
の|
オオ
|
|二十三、ら短
|二十四、ら短
|
| -6-7∼ 1 3 4 3 | 3 ∼ 4 3 0 | 7 6 6 ∼ 4 6 | ∼ 7 6 ∼ |
|ラシ
ドミハミ|ミ
ハミ
|シララ
ハラ|
シラ
|
|みの
ひとつだ|に
イイ
|なきぞ
かな|
しき
|
(1)漢 詩
孤 鞍 衝 」雨 叩 2茅 茨 1、 少 女 為 贈 花 一 枝 、 少 女 不 」言 花 不 」語 、 英 雄 心 緒 乱 如 」糸 。
訳 文 。 独 り 馬 で 出 か け て 、 雨 に 会 い 、 蓑 (み の )を 借 り ん と 茅 ぶ き の 戸 を 叩 く 、
少女が現れて山吹の一枝を差し出す。少女わ言わず、花も語らず。わけの判ら
ぬ英雄の心は乱れて、もつれ糸の如し。
漢詩の作者わ、はっきりしていません。大槻磐渓や愛敬四山の説もあります。
(2)和 歌
( 山 吹 の 意 味 わ ) 七 重 八 重 、 花 わ 咲 け ど も 、 山 吹 の 、 実 (= 蓑 )の 一 つ だ に 、
無きぞ悲しき。
作 者 の 兼 明 親 王 (914∼ 987)わ 、 醍 醐 (だ い ご )天 皇 の 御 子 で す 。
(3)太 田 道 灌 (オータ・ドーカン、 1432∼ 1486)わ 、 足 利 氏 が 政 権 を 握 っ て い た 室 町 時 代
(1338∼ 1573)の 武 将 で 、 江 戸 城 を 築 い た 人 と し て も 知 ら れ て い ま す 。
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