及び「釧路市阿寒湖まりむ館条例施行規則」 【PDF:67KB】

釧路市阿寒湖まりむ館条例・規則等素案へのご意見を募集します。
○ 募集期間:平成20年6月30日(月)∼平成20年7月30日(水)
釧路市では、平成21年4月のオープンに向け、阿寒湖まりむ館の建設を進めて
います。
これに併せまして、「釧路市阿寒湖まりむ館条例」及び「釧路市阿寒湖まりむ館
条例施行規則」の制定並びに施設の利用料の減免基準等を定めた「阿寒地区コミュ
ニティ、福祉、生涯学習施設に関する減免取扱運用基準」(以下これらを「条例等
」とします。)の一部改正の検討を進めています。
このことに伴い、その条例等の素案をまとめましたので、この案に対する皆さん
のご意見を募集します。
今後は、お寄せいただきましたご意見を考慮しながら、さらに検討を進め、最終
的な条例案については、釧路市議会に提案する予定です。また、皆さんからいただ
きましたご意見などの概要は、それらに対する市の考え方と併せて、平成20年8
月上旬をめどに釧路市のホームページなどで公表します。
よりよい条例等とするために、この素案に対するご意見をいただきますよう、よ
ろしくお願いします。
【目次】
1 条例制定の背景、目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2 釧路市阿寒湖まりむ館条例素案・・・・・・・・・・・・・・・・・1
3 釧路市阿寒湖まりむ館条例施行規則素案・・・・・・・・・・・・・5
4
阿寒地区コミュニティ、福祉、生涯学習施設に関する減免取扱
運用基準の一部改正素案・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
5
意見募集要領・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
問合先
釧路市阿寒町行政センター阿寒湖温泉支所
〒085-0467
釧路市阿寒町阿寒湖温泉3丁目8番1号
電話 0154-67-2505
ファックス 0154-67-2839
E-mail:[email protected]
1
条例制定の背景、目的
阿寒湖まりむ館は、地域コミュニティの中心的な役割を担うとともに、観光客の
交流や観光情報の案内・発信の場としての複合的な機能を持つ施設として、人間性
豊かな地域社会の形成に寄与するとともに、地域観光の振興や人的交流の推進など
に資することを目的として、建設を進めてきました。
また、阿寒湖まりむ館は、釧路市の阿寒町行政センター観光商工課や阿寒湖温泉
支所が置かれ、地域の行政サービスの拠点としての役割を担う施設でもあります。
2
釧路市阿寒湖まりむ館条例素案
(設置)
第1条
地域住民の生活、文化及び教養の向上並びに健康の増進を図り、もって人
間性豊かな地域社会の形成に寄与するとともに、地域観光の振興及び人的交流の
推進等に資するため、釧路市阿寒湖まりむ館(以下「まりむ館」という。)を設
置する。
(位置)
第2条
※
まりむ館は、釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目6番20号に置く。
阿寒湖まりむ館は次の場所に設置します。
(事業)
第3条
まりむ館は、第1条の設置目的を達成するために、次の事業を実施する。
(1) 地域住民の利用に供すること。
(2) 地域住民の文化及び教養の向上に関すること。
(3) 地域住民の健康の増進に関すること。
(4) 地域観光の情報を提供すること。
(5) 観光客の憩いと交流の場を提供すること。
(6) 観光関連の各種イベントの場を提供すること。
(7) その他市長が必要と認める事業
1
(指定管理者による管理)
第4条
市長は、次に掲げるまりむ館の管理に関する業務を行わせるため、地方自
治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項の規定により、指定管理
者(同項に規定する指定管理者をいう。以下同じ。)を指定するものとする。
(1) 前条に規定する事業の実施に関する業務
(2) まりむ館の施設の利用の承認に関する業務
(3) まりむ館の施設の利用に係る料金(以下「利用料金」という。)の収受に関
する業務
(4) まりむ館の施設又は設備の維持管理に関する業務
(5) その他市長が定める業務
(指定管理者が行う管理の基準)
第5条
指定管理者は、この条例及びこの条例に基づく規則の規定に従い、まりむ
館の管理を行わなければならない。
(利用の承認)
第6条
まりむ館の施設のうち別表に掲げるものを利用しようとする者は、あらか
じめ指定管理者の承認を受けなければならない。
2
指定管理者は、管理運営上必要があると認めたときは、その利用について条件
を付し、及びこれを変更することができる。
(利用の制限)
第7条
指定管理者は、次の各号のいずれかに該当するときは、まりむ館の施設の
利用を承認せず、又は利用させない。
(1) 公益を害するおそれがあると認められるとき。
(2) 他の入館者に迷惑をかけるおそれがあると認められるとき。
(3) まりむ館の建物又は附属設備を損傷するおそれがあると認められるとき。
(4) 集団的又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれのある団体の利益になると
認められるとき。
(5) 管理運営上支障があると認められるとき。
(利用料金の納入等)
第8条
第6条第1項の規定により利用の承認を受けた者(以下「利用者」という。
)は、利用料金を指定管理者に納入しなければならない。
2
利用料金は、利用の承認を受けたときに納入しなければならない。ただし、指
定管理者が特に必要があると認めたときは、この限りでない。
3
利用料金は、指定管理者の収入とする。
(利用料金の設定基準等)
第9条
利用料金は、別表に定める金額の範囲内において、あらかじめ市長の承認
を得て、指定管理者が定める。
2
2
指定管理者は、利用料金の額について変更しようとするときは、あらかじめ市
長の承認を得なければならない。
3
市長は、前2項の規定により承認したときは、その内容について速やかに告示
するものとする。
(利用料金の減免)
第10条
指定管理者は、規則で定めるところにより、利用料金を減額し、又は免
除することができる。
(利用料金の不還付)
第11条
既納の利用料金は、還付しない。ただし、指定管理者は、規則で定める
ところにより、その全部又は一部を還付することができる。
(転貸等の禁止)
第12条
利用者は、まりむ館の施設を利用する権利を譲渡し、又は転貸してはな
らない。
(特別の設備等の承認)
第13条
利用者は、利用に当たり特別の設備をし、施設に変更を加え、又は備付
け以外の器具を持ち込み利用しようとするときは、あらかじめ指定管理者の承認
を受けなければならない。
(利用承認の取消し等)
第14条
指定管理者は、利用者が次の各号のいずれかに該当するときは、利用の
承認を取り消し、又は利用を停止することができる。
(1) 不正の手段をもって利用の承認を受けたとき。
(2) 利用の目的以外に利用したとき。
(3) 第6条第2項の規定により付され、又は変更された条件に違反したとき。
(4) この条例又はこの条例に基づく規則に違反したとき。
(5) 管理運営上支障があると認められるとき。
(原状回復の義務)
第15条
利用者は、その利用を終わったときは、直ちにこれを原状に復して返還
しなければならない。前条の規定により利用の承認を取り消され、又は利用を停
止されたときも、同様とする。
2
市長は、利用者が前項の義務を履行しないときは、これを代行し、それに要し
た費用を利用者から徴収する。
(損害賠償の義務)
第16条
利用者は、まりむ館の建物、附属設備等を損傷し、又は滅失したときは、
その損害を賠償しなければならない。ただし、市長が特別の理由があると認めた
ときは、その全部又は一部を免除することができる。
(市による管理)
3
第17条
第6条から第11条まで(第8条第3項並びに第9条第2項及び第3項
を除く。)、第13条、第14条及び別表の規定は、指定管理者に代わって、市
がまりむ館の管理を行う場合について準用する。この場合において、これらの規
定中「利用料金」とあるのは「使用料」と、第6条及び第7条中「指定管理者」
とあるのは「市長」と、第8条第1項中「指定管理者」とあるのは「市」と、同
条第2項ただし書中「指定管理者」とあるのは「市長」と、第9条の見出し中「
設定基準等」とあるのは「額」と、同条第1項中「あらかじめ市長の承認を得て、
指定管理者が」とあるのは「規則で」と、第10条及び第11条ただし書中「指
定管理者は、規則で定めるところにより」とあるのは「市長は、特に必要がある
と認めたときは」と、第13条及び第14条中「指定管理者」とあるのは「市長
」と、別表中「利用料金設定基準」とあるのは「使用料」と読み替えるものとす
る。
(委任)
第18条
附
この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。
則
この条例は、規則で定める日から施行する。ただし、第4条の規定は、公布の日
から施行する。
別表(第6条、第9条関係)
利用料金設定基準
1
施設
利用区分
第1種
第2種
1時間当たり
1時間当たり
5月∼10 月
11 月∼4月
210 円
250 円
1,050 円
1,260 円
420 円
500 円
2,100 円
2,520 円
700 円
840 円
3,500 円
4,200 円
ステージ
330 円
400 円
1,680 円
2,010 円
調理実習室
560 円
670 円
2,800 円
3,360 円
会議室(1室につき)
100 円
120 円
520 円
630 円
研修室
280 円
330 円
1,400 円
1,680 円
和室(1室につき)
140 円
160 円
700 円
840 円
多 体育及びレクリェ
目 ーション
的 参加人数が 100 人
ホ 未満
| 参加人数が 100 人
ル 以上
4
5月∼10 月
11 月∼4月
備考
1
第1種は、市内の諸団体又は個人の利用の場合
2
第2種は、市外の諸団体又は個人の利用の場合
3
入場料又はこれに類するものを徴収して利用する場合及び営利を目的とし
て利用する場合の料金は、この表の規定による金額に2を乗じて得た額とす
る。
2
備品
名称
3
金額
音響ワゴン(ワイヤレスマイク含む。)
一式
830 円
手動式スクリーン
一式
230 円
電動式スクリーン
一式
460 円
DLPプロジェクター
1台
690 円
体育器具
種目等
3
単位
単位
金額
バドミントン
1面
50 円
卓球
1面
50 円
ソフトバレーボール
1面
100 円
フットサル
一式
210 円
柔道用畳
1畳
10 円
釧路市阿寒湖まりむ館条例施行規則素案
(趣旨)
第1条
この規則は、釧路市阿寒湖まりむ館条例(平成20年釧路市条例第
号。
以下「条例」という。)の施行について、必要な事項を定めるものとする。
(開館時間等)
第2条
釧路市阿寒湖まりむ館(以下「まりむ館」という。)の開館時間及び休館
日は、次のとおりとする。ただし、指定管理者は、特に必要があると認めたとき
は、これらを変更することができる。
(1) 観光インフォメーションセンター以外の施設(以下「施設」という。)
ア
開館時間
イ
休館日
午前9時から午後10時まで
1月1日から1月5日までの日及び12月31日
(2) 観光インフォメーションセンター
ア
利用時間
イ
休館日
午前9時から午後6時まで
1月1日から1月5日までの日及び12月31日
5
2
指定管理者は、前項ただし書の規定により開館時間又は休館日を変更しようと
するときは、市長に報告しなければならない。
(利用の承認)
第3条
条例第6条第1項の規定により、まりむ館の利用の承認を受けようとする
者は、利用申込書を指定管理者に提出しなければならない。
2
指定管理者は、まりむ館の利用を承認したときは、利用承認書を交付するもの
とする。
(利用料金の設定等の申請)
第4条
指定管理者は、条例第9条の規定により利用料金又はその額の変更につい
て承認を受けようとするときは、利用料金設定(変更)申請書に次に掲げる書類
を添付し、市長に提出しなければならない。
(1) 利用料金に関する規程
(2) 利用料金の収入に関する書類
(3) まりむ館の管理費用に関する書類
(4) その他市長が必要と認める書類
(利用料金の減免)
第5条
条例第10条の規定により指定管理者が利用料金を免除する場合は、次の
とおりとする。
(1) 市、教育委員会又は指定管理者が主催し、又は共催する条例第3条に規定す
る事業に利用する場合
(2) その他指定管理者が特に必要と認めた場合
2
条例第10条の規定により指定管理者が利用料金を減額する場合は、次のとお
りとする。
(1) コミュニティ活動を行う団体(町内会、老人クラブその他これに類する団体
をいう。)その他指定管理者が認めた団体が行事等に利用する場合
(2) 文化、教養及び福祉の向上を目的として自主的な学習活動を行うサークル又
は団体で、市又は教育委員会に登録しているものがその活動に使用する場合
3
前2項の規定により利用料金の減免を受けようとする者(指定管理者を除く。
)は、第3条第1項の利用申込書(以下「利用申込書」という。)の提出の際、
当該利用申込書に附属する減免申請書に必要事項を記入のうえ指定管理者に提出
し、承認を受けなければならない。
(利用料金の還付)
第6条
条例第11条ただし書の規定により指定管理者が利用料金の全部又は一部
を還付する場合は、次のとおりとする。
(1) 天災その他利用者の責めに帰さない理由により、施設の利用ができなくなっ
た場合
6
(2) その他指定管理者が特に必要と認めた場合
2
利用料金の還付を受けようとする者は、還付申請書を指定管理者に提出しなけ
ればならない。
(特別の設備等の承認)
第7条
条例第12条の規定により特別の設備等の承認を受けようとする者は、利
用申込書の提出の際、当該利用申込書に附属する特別設備等承認申請書に必要事
項を記入のうえ指定管理者に提出し、承認を受けなければならない。
(利用者の遵守事項)
第8条
利用者は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。
(1) 所定の場所以外において飲食若しくは喫煙をし、又は火気を使用しないこと。
(2) 許可を受けないでまりむ館内で物品を販売しないこと。
(3) 他人の迷惑となるような行為をしないこと。
(4) まりむ館の管理運営上支障のきたすような行為をしないこと。
(5) その他係員の指示に従うこと。
(市による管理)
第9条
第2条(第2項を除く。)、第3条、第5条から第7条の規定は、指定管
理者に代わって、市がまりむ館の管理を行う場合について準用する。この場合に
おいて、これらの規定中「利用料金」とあるのは「使用料」と、第2条第1項た
だし書及び第3条中「指定管理者」とあるのは「市長」と、第5条第1項各号列
記以外の部分中「指定管理者」とあるのは「市長」と、同項第1号中「市、教育
委員会又は指定管理者」とあるのは「市又は教育委員会」と、同項第2号中「指
定管理者」とあるのは「市長」と、同条第2項中「指定管理者」とあるのは「市
長」と、同条第3項中「受けようとする者(指定管理者を除く。)」とあるのは
「受けようとする者」と、「指定管理者に」とあるのは「市長に」と、第6条及
び第7条中「指定管理者」とあるのは「市長」と読み替えるものとする。
(委任)
第10条
附
この規則に定めるもののほか、必要な事項は、市長が定める。
則
この規則は、条例の施行の日から施行する。
4
阿寒地区コミュニティ、福祉、生涯学習施設に関する減免取扱運用基準の一部改
正素案
阿寒地区の公の施設の利用料金の減免等の基準を定めた「阿寒地区コミュニティ、
福祉、生涯学習施設に関する減免取扱運用基準」に阿寒湖まりむ館を加えることと
し、別紙のとおり改正します。
7
5
意見募集要領
(1) 意見募集期間
平成20年6月30日(月)∼平成20年7月30日(水)
(2) 資料の公表場所
・釧路市阿寒町行政センター阿寒湖温泉支所
・釧路市役所1階市政情報コーナー
・各行政センター1階市政情報コーナー
・各支所
・釧路市役所ホームページ(http://www.city.kushiro.hokkaido.jp/)
(3) 意見の提出方法(様式は問いません。)
・郵送若しくは信書便又はご持参の場合
釧路市阿寒町行政センター阿寒湖温泉支所
〒085-0467
阿寒町阿寒湖温泉3丁目8番1号
※ご持参の場合の受付時間 平日の8時50分∼17時20分
・ファックスの場合:0154-67-2839
・E-mailの場合:[email protected]
・その他
①電話によるご意見の受付は応じかねますので、ご了承ください。
②ご意見の提出にあたっては、お名前、ご住所、電話番号をご記入ください。
(取得した個人情報は、ご意見の具体的な内容等を必要に応じて確認するため
に使用し、その他の目的で使用することはありません。)
(4) お問い合わせ先
釧路市阿寒町行政センター阿寒湖温泉支所
〒085-0467
釧路市阿寒町阿寒湖温泉3丁目8番1号
電話:0154-67-2505(直通)
ファックス:0154-67-2839
E-mail:[email protected]
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