平成18年7月18日 - 青森市

第1回 通学区域再編に係る栄山小学校での話し合いの概要
1 日 時 平成18年7月18日(火)18:30∼19:40
2 場 所 栄山小学校 1階 「校長室」
3 出席者
町会関係者:安田町会長及び副町会長、細越町会長
計 3名
PTA関係者:栄山小学校PTA会長及び関係者
計 3名
事 務 局:学務課長、学務課主幹、学務課関係職員
4 会議次第
(1)通学区域の再編について
(2)検討の進め方について
(3)意見交換
(4)その他
5 意見交換の主な内容(町会・PTA関係者:●、事務局:○)
● 2年前に教育委員会で学区変更の線引きをしたものを持ってきた際に、栄山小学校の関係者は了
承し、同じものを泉川小学校へ持っていき、その結果を教えるとの話であったが、結果を教えても
らえなかった。泉川の人からは「栄山の人がごねるので栄山小へ行かないとだめになりそうだ」と
いう感じで責められた。学区について色々と意見はあるのだが、過去の経緯も考えると、なかなか
意見は出しにくい。
○ 進め方について反省すべき点だと考えている。いただいたご意見を基に改めたい。
● 栄山小学校がなくなるという話はあるのか。
○ どこがなくなるという話は現時点ではないが、今回の学区再編は統廃合も含めて検討するとい
うことで進めている。
● 泉川小学校の校舎はかなり古くなっているのではないか。
○ 年数だけいくと、泉川小学校よりも古い校舎はたくさんある。これから古くなる校舎が増える
中にあって、それら全てを建て替えるだけの財政的な余裕は現在の青森市にはない。
● 普段から、建物を長持ちさせるように、少しずつ修繕するなど考えていかなければならないので
はないか。例えば、屋根は何年かに一回はペンキの塗り替えをするのが普通だと思うが、あれほど
放っておくのはどうかと思う。
○ 予算上の問題でもあるかもしれないが、そういったことも含めて全体でどうすべきかを考えて
いきたい。
● 話し合うと言っても、教育委員会である程度具体的な案、例えば、通学するためには一定の距離
が大事なので、その距離内に何人くらいの児童がいるかというような資料に基づいて話し合いをし
なければ、何を話して良いかわからない。
● 学区は地域に根ざしているだけに、地域の問題である。また、教育の問題も含んでいる。いずれ
にしても同じレベルで教育を受けさせる必要があるのではないか。
○ 再編検討委員会の中間報告でも提言されているが、今回の通学区域再編の検討は、よりよい教
育環境を目指すための新たなスタートと考えている。
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○ 現在、栄山小学校は複式学級となっているが、支障を感じているということはないか。
● 感じている。子どもが減っている状況の中で、どうにかこれを解決する必要があると思う。
● 泉川小学区に住んでいるが、通学時間と冬の通学上の安全を考えて、栄山小学校に通学させ
ている。授業風景を見たことがあるが、先生も工夫して授業を行っているので、複式に不自由
は感じていないし、不安や疑問もない。
● 自分の子どもを見たとき、大きい小学校では子どもがないがしろにされていたが、仕事の関係で
小さい学校に通学させる機会があり、その結果、子どもは見違えるほど成長した。
● 小さい小学校は、アットホームでみんなが一生懸命やっていていいと思う。
● 安田地区と細越地区で一つの学校ということで、今の栄山小学校の配置となっている。安田地区
が栄山小学校に元々来ないという想定であれば、学校の配置は、細越の中心にきたはずである。
● 栄山小学校は、元々公民館の近くにあった。改築の時に今の場所になったが、集落の真中に位置
する田んぼの中に建て替えるという話もあった。
● かつて、安田地区が栄山小学校学区になるという話があったが、最終的にはどうなったかよく分
からない。噂が一人歩きしていることがあるので、もっと地域の人がそういった動きを知ることが
できる機会があればいいのではないか。
● もう少し学区を柔軟に考えるべきではないか。
○ 学区を自由にすると、学校が近くに隣接していると小さな学校から大きな学校に子ども達が流
動して、廃校になる可能性もある。難しい面があると考えている。
● 栄山小学校を廃校にするとなると、反対という声が多くなると思う。
● 前回の件もあって、町会としてはかなり神経質になっており慎重にならざるを得ない。
○ 難しい問題だが、今回は将来を見越して検討していきたいと考えている。
● 実際の線引きの変更はいつ頃の予定か。
○ 平成19年度に計画を策定するとなっているが、その実施時期は計画の中で決まることになる
と考えている。
● 就学前の子どもがいる近所の人から、栄山小学校のことを聞かれることがある。平成19年度に
計画を策定すると言っているが、小さい子どもを持っている親の中には悩んでいる方も多いので、
平成19年度と言わずに、早めに方向性を示してほしい。
○ 色々な意見を聞きながら計画を作っていきたいと考えているので、一度、町会やPTAに戻っ
て、通学区域再編について意見等を伺っていただき、そこで出た問題点などに関する意見を、次
回の話し合いの時にこちらにお話いただきたい。町会やPTAとして意見を一本化するというこ
とではなく、様々な意見をこちらに伝えていただきたい。
○ 隣接する学区や中学校の学区を検討するためにも、少し広いエリアでも検討したいと思うので、
次回の話し合いの時には、少し広いエリアである西南部ブロックでの話し合いに出席する人も町
会長の中から決めていただきたい。
○ 次回は9月から10月頃になる予定なので、日程が決まり次第案内をお送りする。
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