INPUT 生 産 - 環境報告書プラザ

環境報告書
(2002年4月∼2003年3月)
ごあいさつ
2
■ ごあいさつ
IHIが製造・販売する種々の製品のなかには、
省エネ機器、
新エネルギー
システム、
廃棄物リサイクルプラントなど、
積極的に環境負荷を軽減するため
3
■ 会社概要 ・ 2002年度のおもな動き ・ 環境への取り組みの経緯
の製品が数多くありますが、
同時にその製造段階でも多くの原材料やエネル
ギーを使っています。これらの点での効率向上が、
環境改善に大きく寄与す
4
■ 環境基本方針 ・ 環境管理体制
ることは前号の冒頭で述べたとおりです。一方、
生産拠点では、
昨今の厳し
い経営環境のなかで、操業確保、生産効率の向上などが経営上重要な項
目ですが、
経営数値に表れない「安全」や「環境」なども大切な課題であるこ
5
■ 生産活動における環境負荷と環境保全の取り組み
とは言うまでもありません。
ところで、
IHIの行動指針の一つとして「安全五原則」が定められていま
9
■ 事業活動と環境との係わり
すが、
その中の一つに「安全は全てに優先する。」
という条項があります。
では「安全」と「環境」はどちらが優先するのでしょうか。これはとても難
しい問題です。先に結論を述べれば、
「どちらも同様に重要」ということ
■ 環境保全に貢献するIHIの製品・技術
13
になるのですが、両者は同じ軸の目盛りでは比較できない要素を多分に
含んでいるように思います。
■ トピックス
15
労働災害の撲滅は、
会社経営者なら誰でも常に考えていることで、
加害側・
被害側を問わず、
ご家族にまで、事故の直後から深刻な影響が出ます。
例えば、物を高いところから落とし、下にいる人に当たれば、即その場で重
■ 社会とのコミュニケーション
17
大事故発生となります。一方「環境」は、
「安全」
と比べると少し遅効性の厄
災を関係者にもたらすようです。
■ 環境に関する法規制遵守等の状況 ・ 外部からの表彰
18
エネルギーを無駄に消費したり、廃棄物を不適切に処理すれば、
やがて
企業の存続に係るような大きな社会的制裁を受けるのは必至ですが、直ち
大空へ、海へ、大地へ。
代表取締役社長
に咎められることは稀です。だからといって環境問題は二の次でよいというこ
IHIは、地球を舞台に
活躍する企業として、
技術を通して環境問題に取り組みます。
とでないのは、
当然です。
「環境」における不適切な行為は、
その影響が直近・
周囲だけにとどまらず、
子供や孫の世代にまで大きな問題を残します。
<この環境報告書について>
【作成目的】
大気や水の汚染問題、温暖化の問題は、
ゆっくりではありますが、着実に
憂慮すべき状態に近づいています。問題を先送りせず、今できることはすぐ
IHIが事業活動をする上で関係する環境関連情報等を、
地域住民を始めとする利害
関係者に開示することを目的として作成しました。
【範囲】
本報告書の対象範囲は主要6地区・事業所内の工場および事務所、
技術開発部門(関
実施するとの観点に立てば、
「環境」は「安全」に勝るとも劣らぬほどの優先
事項だと思うのです。
従って私はIHIの従業員に対して、
「奇を衒うことなく、
ISO14001で設定し
係会社を含む)です。対象期間は2002( H14)年度(2002年4月∼2003年3月)です。
(但しエネルギー・廃棄物処理などについては、経年変化を知るために、
さかのぼって
データを表示しています。)
【継続性】
本報告書は第3号です。今後も毎年1回、
夏に発行します。
【ガイドライン】
環境省「環境報告書ガイドライン
(2000年版)」に準拠して作成しています。
【WEB】
た目的・目標を目指して着実に日常業務をこなすこと。」
と具体的に指示して
います。
これが、
環境負荷の低減に最も有効であると考えているからです。
さてここに、
IHIの2002年度(平成14年度)の環境保全活動の概要をお
知らせするために「2003環境報告書」をお示しいたします。この報告書で
3号目になりますが、皆様からいただいたご意見を参考に、少しずつ改善し
て参りました。私たちの今後の活動をステップアップさせるために、本号に
本報告書と同様の内容をIHIのHPから参照することができます。
URL……http://www.ihi.co.jp/
【発行日】
2003(H15)年6月27日
1
ついても皆様のご意見・ご感想をお聞かせいただければ幸いです。
これからもIHIの全員が地道に真面目に日々の活動を続けてまいりますので、
よろしくお願いいたします。
2
ごあいさつ
IHIが製造・販売する種々の製品のなかには、
省エネ機器、
新エネルギー
システム、
廃棄物リサイクルプラントなど、
積極的に環境負荷を軽減するため
の製品が数多くありますが、
同時にその製造段階でも多くの原材料やエネル
ギーを使っています。これらの点での効率向上が、
環境改善に大きく寄与す
ることは前号の冒頭で述べたとおりです。一方、
生産拠点では、
昨今の厳し
い経営環境のなかで、操業確保、生産効率の向上などが経営上重要な項
目ですが、
経営数値に表れない「安全」や「環境」なども大切な課題であるこ
とは言うまでもありません。
ところで、
IHIの行動指針の一つとして「安全五原則」が定められていま
すが、
その中の一つに「安全は全てに優先する。」
という条項があります。
では「安全」と「環境」はどちらが優先するのでしょうか。これはとても難
しい問題です。先に結論を述べれば、
「どちらも同様に重要」ということ
になるのですが、両者は同じ軸の目盛りでは比較できない要素を多分に
含んでいるように思います。
労働災害の撲滅は、
会社経営者なら誰でも常に考えていることで、
加害側・
被害側を問わず、
ご家族にまで、事故の直後から深刻な影響が出ます。
例えば、物を高いところから落とし、下にいる人に当たれば、即その場で重
大事故発生となります。一方「環境」は、
「安全」
と比べると少し遅効性の厄
災を関係者にもたらすようです。
エネルギーを無駄に消費したり、廃棄物を不適切に処理すれば、
やがて
企業の存続に係るような大きな社会的制裁を受けるのは必至ですが、直ち
に咎められることは稀です。だからといって環境問題は二の次でよいというこ
とでないのは、
当然です。
「環境」における不適切な行為は、
その影響が直近・
周囲だけにとどまらず、
子供や孫の世代にまで大きな問題を残します。
大気や水の汚染問題、温暖化の問題は、
ゆっくりではありますが、着実に
憂慮すべき状態に近づいています。問題を先送りせず、今できることはすぐ
実施するとの観点に立てば、
「環境」は「安全」に勝るとも劣らぬほどの優先
事項だと思うのです。
従って私はIHIの従業員に対して、
「奇を衒うことなく、
ISO14001で設定し
た目的・目標を目指して着実に日常業務をこなすこと。」
と具体的に指示して
います。
これが、
環境負荷の低減に最も有効であると考えているからです。
さてここに、
IHIの2002年度(平成14年度)の環境保全活動の概要をお
知らせするために「2003環境報告書」をお示しいたします。この報告書で
3号目になりますが、皆様からいただいたご意見を参考に、少しずつ改善し
て参りました。私たちの今後の活動をステップアップさせるために、本号に
ついても皆様のご意見・ご感想をお聞かせいただければ幸いです。
これからもIHIの全員が地道に真面目に日々の活動を続けてまいりますので、
よろしくお願いいたします。
代表取締役社長
会社概要
社
名: 石川島播磨重工業株式会社
本
社: 〒100-8182 東京都千代田区大手町二丁目2番1号(新大手町ビル)
T E L: 03-3244-5111(番号案内)
F A X: 03-3244-5131
創
業: 嘉永6年12月5日(1853年)
設
立: 明治22年1月17日(1889年)
資本金: 649億円2,475万円(2003年3月現在)
工
2001年3月期
2002年3月期
2003年3月期
年間売上高
8,410億円
8,049億円
6,868億円
連結売上高
1兆1,148億円
1兆824億円
1兆190億円
従 業 員
11,842名
10,996名
8,836名
数
13工場
支社・営業所
場
35カ所
海外事務所
13カ所
関係会社数
連結子会社(含海外) 55社
非連結子会社(含海外) 49社
(2003年3月末)
主な製品・機種
(1)物流・鉄構事業・・・・・・・・・・・・・・・運搬機械、物流システム、駐車装置、橋梁
(2)機械事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・圧延設備、車両用過給機、汎用機械
(3)エネルギー・プラント事業・・・・・・ボイラ、
ガスタービン、原子力機器、環境装置、貯蔵設備
(4)航空・宇宙事業・・・・・・・・・・・・・・・航空エンジン、宇宙開発関連機器
(5)船舶・海洋事業・・・・・・・・・・・・・・・新造船、修理船、海洋構造物
(6)その他事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・ディーゼルエンジン、農業機械、建設機械、建材製品
2002年度のおもな動き
2002年
9月
技術開発本部の実験・研究設備の横浜移転および増強工事が完了
2002年 10月
船舶海洋事業分社化のため、横浜第三工場、呉第一工場がそれぞれIHI MU横浜工場、呉工場と変更
2003年
新潟原動機(株)、新潟トランシス(株)を設立
2月
環境への取り組みの経緯
1971年(S46) 6月 「中央公害対策委員会」発足
12月 「中央環境整備委員会」に名称変更
1973年(S48) 4月 本社総務部に「環境管理室」設置
1974年(S49) 9月 「環境保全に関する労使協定」締結
12月 各地区・工場に環境管理組織設置
1978年(S53) 7月 事業所ごとの環境管理組織に統合
1983年(S58) 11月 「エネルギー合理化委員会」設置
1994年(H6)
9月 「環境への取り組み」
(環境ボランタリープラン)策定
1996年(H8)
5月 「環境基本方針」制定
7月 「環境管理担当役員」任命
7月 「環境委員会」発足(「中央環境整備委員会」と「エネルギー合理化委員会」を統合)
1998年(H10) 7月 横浜事業所ISO14001認証取得
1999年(H11) 3月 環境・プラント事業本部プロジェクトセンター及びエンジニアリングセンターISO14001認証取得
1999年(H11) 12月 武蔵地区 ISO14001認証取得
2000年(H12) 5月 愛知事業所ISO14001認証取得
2000年(H12) 6月 相生事業所ISO14001認証取得
2000年(H12) 6月 呉事業所 ISO14001認証取得
2001年(H13) 3月 「グリーン購入基本原則」策定
2001年(H13) 9月 環境報告書(創刊号)発行
2002年(H14) 8月 環境報告書(第2号)発行
!
環境基本方針
当社は、以下の方針のもとに、環境保全活動に取り組んでいます。
[環境基本方針]
(平成8年5月27日制定)
[基本方針]
石川島播磨重工業株式会社は、その経営理念に基づき、地球環境保全に役立つ技術の開発と人材の育成に注力し、地球的
規模で持続的発展が可能な社会の構築への貢献を目指すとともに、一企業として、地球環境との調和を自らの責務である
と認識し、事業活動の全過程においてこれを考慮にいれて行動することを基本方針とする。
[行動指針]
石川島播磨重工業株式会社は、当社の基本方針を達成するため、以下に定める行動指針に従い、環境への影響の継続的改
善に積極的に取り組んでいく。
1. 国・地方自治体などの関係法・条例等を遵守する。
2. 地域環境、地球環境の保全に役立つ製品・技術を提供する。
3. 新技術、新製品の研究、開発、設計、製品化の各段階で環境配慮の組み込みに努める。
4. 常に汚染の予防、省エネルギー、省資源、廃棄物の最小化を目指し、工程の改善に努め、環境負荷低減を考慮したもの
づくりを指向する。
5. 省エネルギー、省資源リサイクル等に寄与する環境負荷の少ない物品・材料の調達に努める。
6. 従業員自らが環境問題に関心を持ち、環境意識の向上に努める。
7. 地域社会活動に参加し、地域との融和、地域環境の保全に努める。
8. 社内外の関係者に対し、環境改善活動に関する情報の提供に努める。
9. 各部門で構築した環境マネジメントシステムに従い、具体的な目的・目標を設定して確実に実行する。
環境管理体制
社 長
環境担当役員
環境委員会
委員長 環境担当役員
事業本部
地区・事業所
事業本部環境委員会
委員長 事業本部
副本部長
事業部
事業所環境委員会
委員長 事業所長
工 場
"
生産活動における環境負荷と環境保全の取り組み
エネルギー使用量(電力、燃料)
総エネルギー(電力、燃料)使用量は、昨年度より増加
しました。これは、横浜事業所で工場・研究開発部門
[TJ]
の移転に伴う電力需要の増加に対応すべく、自家発
電設備を導入したことによります。
電力使用量は、過去5年間ほとんど変わりません。
燃料使用量は、自家発電設備が稼動した分増加して
おります。
各地区・事業所とも環境マネジメントシステムの中で
電力
燃料
3,500
3,000
総
エ
ネ
ル
ギ
ー
使
用
量
エネルギー(電力、燃料)使用量削減を目標に掲げて
2,500
2,000
1,500
1,000
500
活動を実施しております。例えば、設備面では、変圧
0
器、照明等の省エネタイプへの更新や、操業面では、
98
燃料を多く使用する焼鈍炉の使用回数の削減等を通
99
00
01
02 (年度)
総エネルギー使用量の推移
じて省エネルギーに取り組んでいます。
※ 総エネルギー使用量は、購入電力量(自家発電分を除く)
と燃料使用
量の和です。
※ 電力使用量は、購入電力量と自家発電量の和です。燃料使用量には、
自家発電用燃料を含みます。
※ 総エネルギー使用量の単位[TJ]のT
(テラ)
は、10の12乗を意味します。
[百万kWh]
250
【参考】
(2003(H15)年3月現在)
●第一種エネルギー管理指定工場(電力1,200万kWh/年以
200
上または燃料を原油換算3,000kl/以上)
電気:田無工場、瑞穂工場、愛知事業所、相生事業所、呉昭和
地区
熱:瑞穂工場、相生事業所
電
力
使
用
量
150
100
50
●第二種エネルギー管理指定工場(電力600万kWh/年以
上または燃料を原油換算1,500kl/以上)
0
電気:相馬工場、横浜第一工場、横浜第二工場、技術開発本
98
99
00
01
02(年度)
01
02(年度)
部(横浜)、MU横浜工場、MU呉工場、東京エンジニア
電力使用量の推移
リングセンター
熱:田無工場、相馬工場、呉昭和地区
●いずれにも該当しない工場
呉新宮工場
[千kl]
40
30
燃
料
使
用
量
20
10
0
98
99
00
燃料使用量(原油換算)の推移
5
廃棄物発生量、減量化・再資源化
*1
地区・事業所から排出される廃棄物発生量 は前年
度とほぼ同じですが、
リサイクル活動に取り組んだ結
果、一般廃棄物処理量、産業廃棄物処理量は共に減
[t]
少し、再資源化量が増加し、再資源化率は75%と増加
一般廃棄物処理量
再資源化量(含スクラップ)
産業廃棄物処理量
再資源化率
[%]
60,000
100
50,000
90
40,000
80
30,000
70
20,000
60
10,000
50
しました。
*1 一般廃棄物処理量、産業廃棄物処理量及び再資源化量の合計
で、有価として取り引きされる「スクラップ」なども含みます。
地区・事業所別に見ると、生産品目により、スクラップ
が多く発生するところは、再資源化率が高くなります。
廃
棄
物
量
0
再
資
源
化
率
40
98
99
00
01
02(年度)
廃棄物処理・再資源化実績
各地区・事業所では、環境マネジメントシステムの一
リサイクル内容
環として、廃棄物の減量化、再資源化(リサイクル)に
廃棄物分類
主な廃棄物
リサイクル内容
紙くず
文書、雑誌、紙ごみ
再生紙、
トイレットペーパー、
RDF
し、
2003(H15)年度末には、廃棄物ゼロ達成を目標に
木くず
パレット、梱包材
燃料チップ
活動をしています。 動植物性残渣
残飯、貝殻
飼料、路盤材
廃油
廃油、廃シンナー
燃料、再利用
取り組んでいます。
横浜事業所では、廃棄物ゼロを目指した検討を開始
他の事業所でも、
「廃棄物ゼロ」を目指して活動を開
始しました。
汚泥
路盤材、土壌改良材
できるところから一歩ずつ着実に成果を出して行き
廃プラスチック
RDF、原材料、燃料
ます。
酸アルカリ
現像液
銀回収
鉱さい
サンドブラスト廃砂
セメント原料
ガラス等
空き瓶、
コンクリがら
ガラス原料、舗装レンガ、路盤材
6
化学物質の管理
PRTR法第一種指定化学物質の排出・移動量(2002
(H14)年度)
(1)化学物質の取扱
2002年度に5t以上(特定第一種指定化学物質は0.5t
*1
以上)使用したPRTR法 の第一種指定化学物質に
政令番号 物質名称
40
エチルベンゼン
63
キシレン
68
クロム及び三価クロム化合物
動量 は右の通りです。
69
6価クロム化合物
地区・事業所別では、武蔵地区を除いて、造船、橋梁等
179
ダイオキシン※4
の塗装用塗料の溶剤として使用しているキシレン、
ト
227
ルエンが大部分を占めています。
該当するものは9種類ありました。これらの排出量・移
*2
このため、削減対策として、溶剤を使用しない水性塗
料の採用、エアーレス塗装ガンの使用、廃塗料として
廃棄される量の削減などに取り組んでいます。
例えば愛知工場では、
アメリカ・カリフォルニア州向け
(単位: t )
排出量 移動量 事業所
70.1
13.4
愛知、呉
570.2
26.6
横浜、愛知、相生、呉
43.0
8.3
横浜、相生
武蔵
−
0.9
9.3
66.0
武蔵、横浜、呉
トルエン
149.4
11.3
愛知、相生、呉
231
ニッケル
0.0
5.4
横浜
311
マンガン及びその化合物
0.0
3.6
相生
346
モリブデン及びその化合物
0.0
0.0
相生
※3
※1 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律、Pollutant Release and Transfer Register
※2 排出量(大気、公共用水域、事業所の土壌、事業所での埋立)、移動量(下水道、廃棄物)
※3 特定第一種指定化学物質
※4 ダイオキシンの単位はmg-TEQ(毒性等量)
の橋梁(吊り橋)に水性ペイントを用い、溶剤(キシレ
ン)
97トンを削減しました。
(工期2001.11∼2003.1)
昨年11月末までに、実証炉を除く全焼却炉を廃止し
ました。
(2)有害大気汚染物質
ジクロロメタン
大気汚染防止法に基づく有害大気汚染物質のうち、
テトラクロロエチレン
当社に関係する物質は、
ジクロロメタン、
テトラクロロ
エチレン、
トリクロロエチレンの3物質です。当社は、
(社)日本産業機械工業会(以下、産機工)
「有害大気
汚染物質に関する自主管理計画」に沿って、大気排出
トリクロロエチレン
t
50
40
量削減に取り組んでいます。
①ジクロロメタン
機械部品の洗浄などに使用しています。
30
排
出
量 20
削減対策:代替物質の検討、活性炭吸着装置設置に
より排出量削減を図っています。
10
②テトラクロロエチレン
0
マスキング剤の溶剤として含有されています。
98
99
00
01
③トリクロロエチレン
航空エンジン精密部品の脱脂洗浄に使用しています。
(3)PCB使用電気機器
PCB使用電気機器は特別管理産業廃棄物として適正
保管が義務付けられており、各地区・事業所内の保管
庫で適正に管理しています。
東京地区の工場・研究施設の撤去・移転に伴い生じた
PCB廃棄物は、横浜事業所に保管庫を新設し、移設
いたしました。
7
有害大気汚染物質大気排出量の推移
02(年度)
CO2排出量
CO2の排出量は、各地区・事業所で、省エネ活動を展
[千t-CO2]
開しましたが、
自家発電設備の導入、
操業増加等により、
200
2002(H14)年度は、前年度比12%増の約14万5千ト
ン(炭素換算で3万9千トン)となりました。
※ 地球温暖化ガスであるCO2排出量の計算に用いたCO2換算係数は、
地球温暖化対策推進法施行令に従い、変更しました。したがって、
2001年度以前の値が変わっています。
150
CO2
排
出
量
100
50
0
98
99
00
01
02(年度)
CO2排出量の推移
水利用
利用している水の種類には、上水、工業用水、地下水
があります。
上水
[千t]
主な用途は、冷却水、ひずみ取り、耐圧試験などです
工業用水
地下水
3,000
が、冷却水の循環使用、節水コマの利用などに取り組
んだことにより、使用量は2000
(H12)年度まで減少
し、それ以降はほぼ横這いです。
横浜事業所は、東京地区からの工場移転で上水使用
水
使
用
量
量が増加し、自家発電用ボイラ用水として工水使用量
2,000
1,000
が増加しています。
0
98
99
00
01
02(年度)
水使用量の推移
環境保全設備投資
*1
環境保全設備投資額 は、
2002(H14)年度は、前年
度並となりました。廃棄物関係が増加していますが、
[百万円]
PCB廃棄物の東京から横浜への移転に伴うPCB廃
環境省「環境会計ガイドライン」に沿った環境保全費
用(人件費、分析計測費などの費用、効果など)の算
出についても、今後の検討課題としております。
*1 環境保全設備投資額:新設、更新、改造、修理などの設備費(新設
工事20万円以上、修理工事50万円以上)
水質
騒音
廃棄物
緑化
省エネ
1,000
棄物保管庫の増設、
リサイクルセンターの設置など
が含まれます。
大気
環
境
設
備
投
資
額
800
600
400
200
0
98
99
00
01
02(年度)
環境設備投資額の推移
8
事業活動と環境との係わり
INPUT
生 産
OUTPUT
I S O 1 4 0 0 1
環境マネジメントシステム
環
境
負
設
荷
製 品
低
減
計
活
動
開
発
生 産 管 理 : 工 程 改 善 、 日 常 管 理
[環境負荷低減活動]
[資源]
資源
鋼材
化学物質(塗料など)
■ エネルギー
電力
燃料(油、
ガス)
■ 水資源
上水
工業用水
地下水
■
総エネルギー使用量
武
蔵
地
区
産廃物削減・再資源化
廃棄物
省エネルギー
CO2
燃料
排水処理の管理強化
上水
工水
地下水
武蔵地区
01
電力
[TJ]
1,500
産業廃棄物処理量
[%]
再資源化率
100
0
02(年度)
燃料
98
99
00
上水
[千t]
800
01
工水
80
5,000
0
横浜事業所
・産業廃棄物+一般廃棄物の資源化率90%達成
1,000
60 再
資
源
化
40 率
廃
棄
10,000
物
量
02(年度)
地下水
98
99
00
一般廃棄物処理量
再資源化量
[t]
20,000
01
'
99
00
01
02(年度)
0
0
02(年度)
0
99
00
01
02(年度)
98
99
00
01
02(年度)
CO2排出量
[千t-CO2]
100
80
0
98
40
20
80
15,000
60 再
資
源
化
40 率
5,000
98
60
20
500
0
C
O
2
排
出
量
評価
廃
棄
10,000
物
量
400
80
産業廃棄物処理量
[%]
再資源化率
100
・前年度エネルギー原単位の1%削減
水
使
用
量
CO2排出量
[千t-CO2]
100
15,000
・環境リスク低減
平成14年度環境目標
総
エ
ネ
ル
ギ
ー
使
用
量
CO2排出量
評価
・教育・訓練の充実
横
浜
事
業
所
一般廃棄物処理量
再資源化量
[t]
20,000
・ペーパーレス化の推進
400
500
00
新造船、修理船、海洋構造物
悪臭
・省エネルギー前年度比1%減
99
航空エンジン、宇宙開発関連機器、
廃棄物処理量
1,000
98
汎用機械、駐車装置、農業機械、建設
機械
騒音・振動
日常管理
H14年度環境目標(重点施策)
0
ボイラ、ガスタービン、原子力機器、
環境装置、貯蔵設備、
大気への放出
工程変更
[千t]
800
水
使
用
量
圧延設備、製紙機械、運搬機械、物流
システム、橋梁
土壌への放出
有害化学物質の代替
・汚泥・切削水の処分量をH12年度の50%以下
総
エ
ネ
ル
ギ
ー
使
用
量
[製品]
水系への放出
水使用量
電力
[TJ]
1,500
[負荷]
98
99
00
01
C
O
2
排
出
量
60
40
20
20
0
02(年度)
0
98
99
00
01
02(年度)
OUTPUT
環
境
負
設
荷
製 品
低
減
計
活
動
開
発
生 産 管 理 : 工 程 改 善 、 日 常 管 理
[負荷]
[製品]
圧延設備、製紙機械、運搬機械、物流
システム、橋梁
廃棄物
CO2
ボイラ、ガスタービン、原子力機器、
環境装置、貯蔵設備、
水系への放出
汎用機械、駐車装置、農業機械、建設
機械
土壌への放出
大気への放出
航空エンジン、宇宙開発関連機器、
騒音・振動
新造船、修理船、海洋構造物
悪臭
廃棄物処理量
一般廃棄物処理量
再資源化量
[t]
20,000
CO2排出量
産業廃棄物処理量
[%]
再資源化率
100
CO2排出量
[千t-CO2]
100
80
80
15,000
60 再
資
源
化
40 率
廃
棄
10,000
物
量
5,000
0
98
99
00
一般廃棄物処理量
再資源化量
[t]
20,000
01
C
O
2
排
出
量
20
0
02(年度)
0
98
80
60 再
資
源
化
40 率
0
98
99
00
01
99
00
01
02(年度)
CO2排出量
[千t-CO2]
100
80
15,000
5,000
40
20
産業廃棄物処理量
[%]
再資源化率
100
廃
棄
10,000
物
量
60
C
O
2
排
出
量
60
40
20
20
0
02(年度)
0
98
99
00
01
02(年度)
事業活動と環境との係わり(続き)
INPUT
生 産
OUTPUT
I S O 1 4 0 0 1
環境マネジメントシステム
環
境
負
設
荷
製 品
低
計
減
活
動
開
発
生 産 管 理 : 工 程 改 善 、 日 常 管 理
総エネルギー使用量
愛
知
事
業
所
水使用量
電力
[TJ]
1,500
燃料
上水
[千t]
800
廃棄物処理量
工水
地下水
愛知事業所
H14年度環境目標
水
使
用
量
超過を皆無
相
生
事
業
所
0
98
99
00
01
電力
[TJ]
1,500
02(年度)
98
99
上水
[千t]
800
燃料
00
01
工水
5,000
0
02(年度)
地下水
相生事業所
H14年度環境目標
98
99
00
一般廃棄物処理量
再資源化量
[t]
20,000
01
水
使
用
量
呉
事
業
所
0
98
99
00
01
電力
[TJ]
1,500
02(年度)
燃料
98
99
00
上水
[千t]
800
01
工水
0
地下水
呉事業所
・電力・油脂・ガスの消費量削減
1,000
・リサイクル量の拡大
400
・塗装作業の改善、
PRTRデータ電算化
500
・環境関係資格者の増員
98
99
00
一般廃棄物処理量
再資源化量
[t]
20,000
01
98
99
00
01
02(年度)
0
98
99
00
01
02(年度)
98
99
00
01
02(年度)
CO2排出量
[千t-CO2]
100
80
C
O
2
排
出
量
60
40
20
20
0
02(年度)
0
98
産業廃棄物処理量
[%]
再資源化率
100
99
00
01
02(年度)
CO2排出量
[千t-CO2]
100
評価
80
80
15,000
・梱包材対策・ペーパーレス作業推進
水
使
用
量
0
0
60 再
資
源
化
40 率
廃
棄
10,000
物
量
02(年度)
H14年度環境目標
総
エ
ネ
ル
ギ
ー
使
用
量
0
02(年度)
産業廃棄物処理量
[%]
再資源化率
100
5,000
0
20
80
・水質/大気につき、行政との協定違反をゼロ
500
40
15,000
・各部門のエネルギー原単位H10年度比△4%
400
60
20
を前年より2%削減
1,000
C
O
2
排
出
量
評価
・最終処分場投棄量・相生市委託ゴミ処理量
総
エ
ネ
ル
ギ
ー
使
用
量
60 再
資
源
化
40 率
廃
棄
10,000
物
量
・排水のpH,
SS,
COD等の事業所基準値
500
80
80
・エネルギー原単位H13年度比1%削減
400
CO2排出量
[千t-CO2]
100
15,000
産業廃棄物:
35.
7%→60%)を目指す
1,000
0
産業廃棄物処理量
[%]
再資源化率
100
評価
・資源化率向上(一般廃棄物:
18.
5%→60%、
総
エ
ネ
ル
ギ
ー
使
用
量
一般廃棄物処理量
再資源化量
[t]
20,000
CO2排出量
60 再
資
源
化
40 率
廃
棄
10,000
物
量
5,000
0
98
99
00
01
C
O
2
排
出
量
60
40
20
20
0
02(年度)
0
98
99
00
01
02(年度)
OUTPUT
環
境
負
設
荷
製 品
低
計
減
活
動
開
発
生 産 管 理 : 工 程 改 善 、 日 常 管 理
廃棄物処理量
一般廃棄物処理量
再資源化量
[t]
20,000
CO2排出量
産業廃棄物処理量
[%]
再資源化率
100
CO2排出量
[千t-CO2]
100
80
80
15,000
60 再
資
源
化
40 率
廃
棄
10,000
物
量
5,000
0
98
99
00
一般廃棄物処理量
再資源化量
[t]
20,000
01
C
O
2
排
出
量
60
40
20
20
0
02(年度)
0
98
産業廃棄物処理量
[%]
再資源化率
100
99
00
01
CO2排出量
[千t-CO2]
100
80
02(年度)
80
15,000
60 再
資
源
化
40 率
廃
棄
10,000
物
量
5,000
0
98
99
00
一般廃棄物処理量
再資源化量
[t]
20,000
01
C
O
2
排
出
量
60
40
20
20
0
02(年度)
0
98
産業廃棄物処理量
[%]
再資源化率
100
99
00
01
CO2排出量
[千t-CO2]
100
80
02(年度)
80
15,000
60 再
資
源
化
40 率
廃
棄
10,000
物
量
5,000
0
98
99
00
01
C
O
2
排
出
量
60
40
20
20
0
02(年度)
0
98
99
00
01
02(年度)
環境保全に貢献するIHIの製品・技術
エネルギー
●溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)
●固体高分子形燃料電池(PEFC)
●風力発電設備
●太陽光発電設備
●事業用/産業用ボイラ
●排熱回収ボイラ
●ガス化複合発電設備(IGCC)
●原子力発電用機器・装置
●ガスタービン発電設備
●ディーゼル発電設備
●コージェネレーション設備
リサイクル・廃棄物処理
汚染防止/修復
●ガラスビン自動色選別装置
●プラボトル自動選別装置
●紙・プラスチック自動選別装置
●熱分解ガス化溶融設備
●ICリアクタ+水熱反応設備
●水処理設備(ICリアクタ)
●排煙脱硝装置
●排煙脱硫装置
●緑化改良土工法用ミキシング設備
●油回収船
メンテナンス
■低カロリー燃料ガス用燃焼器(IM270ガスタービン)
下水処理場や食品工場などから発生するバイオガスは、発熱量が少
なく、混合物を多く含むことからエネルギーとしてはほとんど利用さ
れる機会がありませんでしたが、
このガスを燃料とした低カロリー
燃料ガス用燃焼器を搭載したIM270ガスタービン発電装置で、一般
の都市ガスと同レベルの発電効率が出せることが確認できました。
■熱分解ガス化溶融システム
■排煙脱硫装置
ダイオキシン・NOxの排出が少ないシステムで、
工場や火力発電所の排ガス中から硫黄酸化物
排ガス量も少なく環境負荷低減に貢献します。
(SOx)を吸収して石膏などの副成品を回収す
■風力発電設備
さらに、良質の有価金属(未酸化)および溶融ス
国内最大定格出力1,900kWの風力発電設備を手掛けました。年間
ラグ(砂状)を回収することができます。
る装置です。
■ジェットエンジン保守・修理
世界中のエアラインから「V2500」、
「CF6」、
「CFM56」などのジェットエンジン整備を受
注しています。性 能 低 化 防 止 、長 寿 命 化に寄
与しています。
の発電能力は約400万kWh、二酸化炭素の削減量は約1,320tと見
込まれます。
その他
■溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)
■携帯用ガスタービン発電機
溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)は燃料電池の中でも効率が高く、
携帯用として利用できる世界で唯一のガスタービン発電機(燃料
地球温暖化対策の一つとして注目されています。小型分散電源か
は灯油)です。ガスタービンの特性から騒音、振動が低く、排気ガ
ら火力発電所代替の大容量までの電源として期待されていますの
スの有害物質が極めて少ないという特徴をもっています。
で、更なる効率の向上、
コンパクト化、長寿命化、低コスト化に取り
組んでいます。
●ITS(高速道路交通システム)ノンストップ・ゲート・システム
●天然ガス自動車急速ガス充填設備及びレシプロ圧縮機
●オイルフリーコンプレッサ
●二重反転プロペラ
●ストリップキャスター
●シールドマシン
■天然ガス自動車急速ガス充填設備及びレシプロ圧縮機
■シールドマシン
クリーンエネルギー自動車は、
二酸化炭素や窒素酸化物、
硫黄酸化物な
シールド工法は、現地の環境に与える
ど、
地球や人に悪い影響を与える汚染物質の排出が少ない自動車です。
影響を最小限に抑えることができます。
天然ガススタンド向けの充填設備を提供しています。
① 球体(タテヨコ)シールド
② DOT
(多連形泥土圧)シールド
③ DPLEX
(任意断面)シールド
④ セグメント自動搬送システム
⑤ 急カーブ急勾配シールド
⑥ セグメント自動組立ロボット
⑦ 大口径泥水式シールド
⑧ 岩盤・巨礫地盤対応シールド
■風力・太陽光ハイブリッド街灯
⑨ 親子抱込式シールド
小型風力発電と太陽電池の発電を
■固体高分子形燃料電池(PEFC)
組み合わせたクリーンエネルギーに
固体高分子形燃料電池(PEFC)は最も小型の燃料電池であり、作動
よる独立型電源街灯です。
温度が低いことから起動停止が容易で、自動車用、家庭用などの小
型発電装置として期待されています。燃料改質装置を改造して適
用燃料の拡大、
コンパクト化を図るとともに、低コスト化に取り組ん
でいます。
!
■ITS(高速道路交通システム)ノンストップ・ゲート・システム
■オイルフリーコンプレッサ
港湾のコンテナターミナルで、無線端末を搭載したトレーラがゲートに
水潤滑式オイルフリースクリュコンプ
進入すると同時にターミナル側システムの情報とチェックを行い、
ノン
レッサは、潤滑油を使用しないため、油
ストップでヤード内への進入を可能にします。
トレーラのゲート通過待
漏れによる汚れがなく、
あわせて高効率、
ち渋滞解消により排気ガス等の環境負荷低減に寄与します。
省エネルギーも実現しました。
"
環境保全に貢献するIHIの製品・技術
エネルギー
●溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)
●固体高分子形燃料電池(PEFC)
●風力発電設備
●太陽光発電設備
●事業用/産業用ボイラ
●排熱回収ボイラ
●ガス化複合発電設備(IGCC)
●原子力発電用機器・装置
●ガスタービン発電設備
●ディーゼル発電設備
●コージェネレーション設備
リサイクル・廃棄物処理
汚染防止/修復
●ガラスビン自動色選別装置
●プラボトル自動選別装置
●紙・プラスチック自動選別装置
●熱分解ガス化溶融設備
●ICリアクタ+水熱反応設備
●水処理設備(ICリアクタ)
●排煙脱硝装置
●排煙脱硫装置
●緑化改良土工法用ミキシング設備
●油回収船
メンテナンス
■低カロリー燃料ガス用燃焼器(IM270ガスタービン)
下水処理場や食品工場などから発生するバイオガスは、発熱量が少
なく、混合物を多く含むことからエネルギーとしてはほとんど利用さ
れる機会がありませんでしたが、
このガスを燃料とした低カロリー
燃料ガス用燃焼器を搭載したIM270ガスタービン発電装置で、一般
の都市ガスと同レベルの発電効率が出せることが確認できました。
■熱分解ガス化溶融システム
■排煙脱硫装置
ダイオキシン・NOxの排出が少ないシステムで、
工場や火力発電所の排ガス中から硫黄酸化物
排ガス量も少なく環境負荷低減に貢献します。
(SOx)を吸収して石膏などの副成品を回収す
■風力発電設備
さらに、良質の有価金属(未酸化)および溶融ス
国内最大定格出力1,900kWの風力発電設備を手掛けました。年間
ラグ(砂状)を回収することができます。
る装置です。
■ジェットエンジン保守・修理
世界中のエアラインから「V2500」、
「CF6」、
「CFM56」などのジェットエンジン整備を受
注しています。性 能 低 化 防 止 、長 寿 命 化に寄
与しています。
の発電能力は約400万kWh、二酸化炭素の削減量は約1,320tと見
込まれます。
その他
■溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)
■携帯用ガスタービン発電機
溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)は燃料電池の中でも効率が高く、
携帯用として利用できる世界で唯一のガスタービン発電機(燃料
地球温暖化対策の一つとして注目されています。小型分散電源か
は灯油)です。ガスタービンの特性から騒音、振動が低く、排気ガ
ら火力発電所代替の大容量までの電源として期待されていますの
スの有害物質が極めて少ないという特徴をもっています。
で、更なる効率の向上、
コンパクト化、長寿命化、低コスト化に取り
組んでいます。
●ITS(高速道路交通システム)ノンストップ・ゲート・システム
●天然ガス自動車急速ガス充填設備及びレシプロ圧縮機
●オイルフリーコンプレッサ
●二重反転プロペラ
●ストリップキャスター
●シールドマシン
■天然ガス自動車急速ガス充填設備及びレシプロ圧縮機
■シールドマシン
クリーンエネルギー自動車は、
二酸化炭素や窒素酸化物、
硫黄酸化物な
シールド工法は、現地の環境に与える
ど、
地球や人に悪い影響を与える汚染物質の排出が少ない自動車です。
影響を最小限に抑えることができます。
天然ガススタンド向けの充填設備を提供しています。
① 球体(タテヨコ)シールド
② DOT
(多連形泥土圧)シールド
③ DPLEX
(任意断面)シールド
④ セグメント自動搬送システム
⑤ 急カーブ急勾配シールド
⑥ セグメント自動組立ロボット
⑦ 大口径泥水式シールド
⑧ 岩盤・巨礫地盤対応シールド
■風力・太陽光ハイブリッド街灯
⑨ 親子抱込式シールド
小型風力発電と太陽電池の発電を
■固体高分子形燃料電池(PEFC)
組み合わせたクリーンエネルギーに
固体高分子形燃料電池(PEFC)は最も小型の燃料電池であり、作動
よる独立型電源街灯です。
温度が低いことから起動停止が容易で、自動車用、家庭用などの小
型発電装置として期待されています。燃料改質装置を改造して適
用燃料の拡大、
コンパクト化を図るとともに、低コスト化に取り組ん
でいます。
!
■ITS(高速道路交通システム)ノンストップ・ゲート・システム
■オイルフリーコンプレッサ
港湾のコンテナターミナルで、無線端末を搭載したトレーラがゲートに
水潤滑式オイルフリースクリュコンプ
進入すると同時にターミナル側システムの情報とチェックを行い、
ノン
レッサは、潤滑油を使用しないため、油
ストップでヤード内への進入を可能にします。
トレーラのゲート通過待
漏れによる汚れがなく、
あわせて高効率、
ち渋滞解消により排気ガス等の環境負荷低減に寄与します。
省エネルギーも実現しました。
"
トピックス IHIには環境に配慮した製品が数多くあります。
環境に配慮したスクリュ・コンプレッサ
焼酎副産物リサイクル設備
オイルフリーのコンプレッサ(圧縮機)は、吐出空気に油分が入ら
これまで海洋投棄していた焼酎粕の地域内完結・最終処分量極小
ないだけでなく、潤滑油を一切使用しない高効率水潤滑式コンプ
の食品リサイクル対応型産廃処理システムを成功させました。廃
レッサです。
棄物処理分野での実用機第1号である亜臨界水熱反応設備は類
ウェステック大賞2002
総合部門賞受賞
似廃棄物への応用が期待され、
また廃棄物から回収したメタンガ
・クリーンエアーをお求めの・・・
スの利用は、化石燃料の消費量及びトータルの二酸化炭素量の削
}
・ISO14001取得または見込みの・・・ お客様にぴったり
・環境に関心を持ちの・・・
減に寄与します。
このスクリュ・コンプレッサでは、ほとんどの素材が鉄で、構造的に
もリサイクルし易く、国内の運送には梱包材を使わないといった
長所もあります。この様に製品の環境配慮を検討するため、環境
製品が油で汚染されない ⇒ ●洗浄剤が削減できる
※
NPOの推奨する手法 を参考にするなどして、性能の向上と環境
排油が出ない ⇒ ●排油処理が不要
に配慮した製品の開発を行っていきます。
オイルフリーとして最高クラスの省エネ ⇒ ●CO2削減に効果的
※スウェーデンで発足した国際的な環境団体ナチュラル・ステップが提唱する「4つ
油煙が出ない ⇒ ●周囲を汚さず、圧縮機もきれい
のシステム条件」。持続可能な社会の発展に必要な条件とされている。デュポン・松
ドレンが油で汚染されない ⇒ ●排水がきれいで処理も不要
下電器グループ等でも活用。
(http://www.tnsj.org/)
●有機性固形物可溶化「水熱反応設備」
●高速メタン発酵処理「ICリアクタ」
高温・高圧の熱水の性質を利用した水熱反応設備で、排水処理か
嫌気性排水処理で、バイオガスとグラニュール(メタン生成細菌群)
ら発生する余剰汚泥や洗浄水の沈殿物等の固形廃棄物を可溶化し、
と処理水を2段階で分離・回収することにより、
コンパクトかつ効
矩形の大断面を小断面に分割して、一台の小型シールドマシンで
ICリアクタでバイオガス化させます。このバイオガスを再利用す
率的に排水中の有機物をバイオガスに分解し、設備内のボイラ用
複数の断面を繰り返し掘削することにより、
長距離、
曲線のアンダー
る事で水熱反応設備での消費エネルギーの抑制、
ダイオキシンの
燃料として利用できます。
パスを非開削で掘ることが出来、施工中の渋滞緩和や安全で低コ
発生防止、固形廃棄物の外部排出のゼロ化を可能としました。
都市再生に向けた地下立体交差の新技術 ∼大断面分割シールド「ハーモニカ」工法の開発∼
ストの施工が可能になります。
クリーンエネルギーのハイブリッド街灯
●ハーモニカ工法には以下の特長があります。
公園、港湾、学校など
環境教育の一環としても役立ちます。
「リナジーライトSWシリーズ」は、小型風力発電機と太陽電池を
1.100mを超える施工が可能
組み合わせたクリーンエネルギーの独立電源街灯です。
2.曲線施工が可能
スパイラル型
3.大型のシールド機と比較してマシン価格が低いため、工事費は
●特徴
サボニウス風車
太陽光発電
モジュール
安価となる
1.3本の柱から構成されるタワー形状により、少ない材料で十分
4.部分的な施工が可能なため、作業帯を縮小することで地上交通
な強度を得ている。設置面積が少ない。
の渋滞緩和に役立つ
1日あたり最大9.
5
2.3面採光方式により、設置場所の制約がなく、
5.密閉型の機械を使用するため、地表面の沈下に与える影響は
少ない
3面採光方式の
鋼製セグメントの転用
!
時間の点灯が可能。
(無日射保証日数7日間)
3.3タイプの風車(プロペラ型多翼風車、直線翼垂直軸風車、スパ
6.一つの断面が小型のため土被りを浅くとれる
イラル型サボニウス風車)のなかから、環境にあわせ最適なタ
7.トンネルの分岐部にも利用できる
イプの風車を選ぶことができる。
マシンは新たに開発した揺動型シールド機により、
2枚のブーメラ
ン型カッタを揺動させることで安価に矩形断面が掘削できるほか、
小断面に分割された内部のセグメントは最終的に鋼殻である構造
部材(鉄骨)として再利用します。
#
"
4.照明には高輝度発光ダイオードを採用。寿命が飛躍的に向上し、
消費電力も少ないので省エネ・省メンテの運用が可能。
5.光源に紫外線領域が多く含まれているので、昆虫が寄りつきにくい。
6.2002∼2003のグッドデザイン賞受賞
高輝度発光
ダイオード灯具
バッテリーボックス
$
トピックス IHIには環境に配慮した製品が数多くあります。
環境に配慮したスクリュ・コンプレッサ
焼酎副産物リサイクル設備
オイルフリーのコンプレッサ(圧縮機)は、吐出空気に油分が入ら
これまで海洋投棄していた焼酎粕の地域内完結・最終処分量極小
ないだけでなく、潤滑油を一切使用しない高効率水潤滑式コンプ
の食品リサイクル対応型産廃処理システムを成功させました。廃
レッサです。
棄物処理分野での実用機第1号である亜臨界水熱反応設備は類
ウェステック大賞2002
総合部門賞受賞
似廃棄物への応用が期待され、
また廃棄物から回収したメタンガ
・クリーンエアーをお求めの・・・
スの利用は、化石燃料の消費量及びトータルの二酸化炭素量の削
}
・ISO14001取得または見込みの・・・ お客様にぴったり
・環境に関心を持ちの・・・
減に寄与します。
このスクリュ・コンプレッサでは、ほとんどの素材が鉄で、構造的に
もリサイクルし易く、国内の運送には梱包材を使わないといった
長所もあります。この様に製品の環境配慮を検討するため、環境
製品が油で汚染されない ⇒ ●洗浄剤が削減できる
※
NPOの推奨する手法 を参考にするなどして、性能の向上と環境
排油が出ない ⇒ ●排油処理が不要
に配慮した製品の開発を行っていきます。
オイルフリーとして最高クラスの省エネ ⇒ ●CO2削減に効果的
※スウェーデンで発足した国際的な環境団体ナチュラル・ステップが提唱する「4つ
油煙が出ない ⇒ ●周囲を汚さず、圧縮機もきれい
のシステム条件」。持続可能な社会の発展に必要な条件とされている。デュポン・松
ドレンが油で汚染されない ⇒ ●排水がきれいで処理も不要
下電器グループ等でも活用。
(http://www.tnsj.org/)
●有機性固形物可溶化「水熱反応設備」
●高速メタン発酵処理「ICリアクタ」
高温・高圧の熱水の性質を利用した水熱反応設備で、排水処理か
嫌気性排水処理で、バイオガスとグラニュール(メタン生成細菌群)
ら発生する余剰汚泥や洗浄水の沈殿物等の固形廃棄物を可溶化し、
と処理水を2段階で分離・回収することにより、
コンパクトかつ効
矩形の大断面を小断面に分割して、一台の小型シールドマシンで
ICリアクタでバイオガス化させます。このバイオガスを再利用す
率的に排水中の有機物をバイオガスに分解し、設備内のボイラ用
複数の断面を繰り返し掘削することにより、
長距離、
曲線のアンダー
る事で水熱反応設備での消費エネルギーの抑制、
ダイオキシンの
燃料として利用できます。
パスを非開削で掘ることが出来、施工中の渋滞緩和や安全で低コ
発生防止、固形廃棄物の外部排出のゼロ化を可能としました。
都市再生に向けた地下立体交差の新技術 ∼大断面分割シールド「ハーモニカ」工法の開発∼
ストの施工が可能になります。
クリーンエネルギーのハイブリッド街灯
●ハーモニカ工法には以下の特長があります。
公園、港湾、学校など
環境教育の一環としても役立ちます。
「リナジーライトSWシリーズ」は、小型風力発電機と太陽電池を
1.100mを超える施工が可能
組み合わせたクリーンエネルギーの独立電源街灯です。
2.曲線施工が可能
スパイラル型
3.大型のシールド機と比較してマシン価格が低いため、工事費は
●特徴
サボニウス風車
太陽光発電
モジュール
安価となる
1.3本の柱から構成されるタワー形状により、少ない材料で十分
4.部分的な施工が可能なため、作業帯を縮小することで地上交通
な強度を得ている。設置面積が少ない。
の渋滞緩和に役立つ
1日あたり最大9.
5
2.3面採光方式により、設置場所の制約がなく、
5.密閉型の機械を使用するため、地表面の沈下に与える影響は
少ない
3面採光方式の
鋼製セグメントの転用
!
時間の点灯が可能。
(無日射保証日数7日間)
3.3タイプの風車(プロペラ型多翼風車、直線翼垂直軸風車、スパ
6.一つの断面が小型のため土被りを浅くとれる
イラル型サボニウス風車)のなかから、環境にあわせ最適なタ
7.トンネルの分岐部にも利用できる
イプの風車を選ぶことができる。
マシンは新たに開発した揺動型シールド機により、
2枚のブーメラ
ン型カッタを揺動させることで安価に矩形断面が掘削できるほか、
小断面に分割された内部のセグメントは最終的に鋼殻である構造
部材(鉄骨)として再利用します。
#
"
4.照明には高輝度発光ダイオードを採用。寿命が飛躍的に向上し、
消費電力も少ないので省エネ・省メンテの運用が可能。
5.光源に紫外線領域が多く含まれているので、昆虫が寄りつきにくい。
6.2002∼2003のグッドデザイン賞受賞
高輝度発光
ダイオード灯具
バッテリーボックス
$
社会とのコミュニケーション
「第26回磯子祭り」に参加
秋晴れの10月27日に、横浜市磯子区のJR磯子駅付近で「第26回
磯子祭り」パレードが行われました。本年は磯子区政75周年記念
ということもあって大々的なパレードが企画され、横浜事業所から
は横1・横2連合とIHI MUの御神輿2基、担ぎ手・世話人合わせて約
300名が参加しました。パレードに
は30団体、約1,800人が参加しまし
たが、IHIはパレードのシンガリを仰
せつかり、急造の横断幕とともにパ
レードし、沿道の観衆に社名と御輿
を大いにアピールすることができ、
パレード盛り上げに一役買いました。
チビッコも飛び入りで参加
「そうま市民まつり」で、ジェットエンジンが大人気
11月2∼3にかけて、福島県相馬市で「第2回そうま市民まつり」が開催されました。
相馬工場は企業展示コーナーにロールス・ロイス社製のジェットエンジンモデルな
どを出展し、参加者の注目を集めました。日常目にするのはジェットエンジンの前面
のみ、エンジン全体を見ることが少ないためか、
30分近くも見学し、数々の質問をす
る熱心な方に、説明者がたじろぐ場面もありました。
また、相馬工場で働く従業員の家族・親戚の方も多く訪れ、我が子(親族)が作って
いるものを前にして話が弾む姿も見られました。
そうま市民まつり
開所30周年を記念して「事業所見学会」を開催
愛知県知多市にある愛知事業所は今年5月に開所30周年を迎えました。その記念
行事の一環として、
地域住民のみなさんや従業員の家族を招いて、
「IHI愛知事業所」
の見学会を、
2月8日土曜日に開催しました。
この見学会では、外径約13メートルの巨大なシールドやDOT(メガネ型)シールド
のカッター部回転・セグメント組み立ての模様や、デッキクレーン吊り上げ実演、
ゴ
ライアスクレーン体験登頂・吊り上げ実演など、
日常では見られない、体験できないことを公
開しました。特にシールドは普段見慣れない
せいか、
稼動実演には見物者があとをたたず、
13mシールドの側面
「どうやって掘るの?工事現場にどうやって持っ
ていくの?など、
色々な質問を受けましたよ。」
と担当者が嬉しそうに話してくれました。
シールド工場。左が13mシールド
%
環境に関する法規制遵守等の状況
(1)事故
2002(H14)年12月に、事業所内関係会社から油流出事故がありまし
した。流出油回収・防除等の処置をするとともに、再発防止のため施
た。ディーゼルエンジン試運転用冷却器(油で装置を冷却し、その油
設総点検を行いました。
を海水で冷却)のチューブが破損し、油が排水口から海上に流出しま
一方、環境関連の訴訟はありませんでした。
(2)苦情
2002(H14)年度は合計4件の苦情が寄せられましたが、それぞれ対策
をとり改善しております。今後とも地域住民の生活環境への配慮には
万全を尽くしていくつもりです。
分 類
00年度件数
01年度件数
02年度件数
2002年度の内容
騒音
2
1
2
蒸気ブローテスト、修理船の発電機の音がうるさい
塗料ミスト飛散
−
2
1
塗料作業時のミスト飛散による自動車への塗料付着
電波障害
1
1
−
排気ガス
−
−
1
工場外部へ落ち葉の飛散
(3)行政の指導
2002(H14)年度の行政指導は2件ありましたが、設備改善を含めた対
策をとり、
改善いたしました。
分 類
00年度件数
01年度件数
02年度件数
排水管理
2
2
1
届出・報告
1
−
−
危険物管理
−
−
1
防止協定義務違反
1
−
−
排ガス濃度
−
1
−
2002年度の内容
CODが規制値オ−バー
保管場所の表示について
外部からの表彰
1996年(H8)
5月
呉新宮工場:
「資源エネルギー庁長官表彰」受賞
1997年(H9)
2月
東京第一工場:関東地区電気使用合理化委員会「優秀賞」受賞
1999年(H11) 6月
横浜事業所:横浜市第7回「環境保全活動賞」受賞
2000年(H12)12月
横浜第三工場:神奈川県廃棄物自主管理調整会議(神奈川県・横浜市・川崎市・横須賀市・相模原市)から「廃棄物自主管
理事業」の優秀事業所に認定
2002年(H14) 1月
呉新宮工場:エネルギー管理優良工場(電気部門)で経済産業大臣賞受賞
&
地区・事業所所在地
東京地区
東京エンジニアリングセンター 〒135-8733 東京都江東区豊洲3-2-16
東京エンジニアリングセンター別館 〒135-8731 東京都江東区豊洲2-1-1
TEL 03-3534-2010
TEL 03-3534-2010
武蔵地区
田無工場 〒188-8555 東京都西東京市向台町3-5-1
TEL 0424-60-1111
瑞穂工場 〒190-1297 東京都西多摩郡瑞穂町殿ヶ谷229
TEL 042-568-7000
相馬工場 〒976-0001 福島県相馬市大野台1-2-1
TEL 0244-37-3712
横浜事業所 横浜第一工場、横浜第二工場
横浜エンジニアリングセンター、技術開発本部(横浜)
〒235-8501 神奈川県横浜市磯子区新中原町1
TEL 045-759-2002
IHI MU横浜工場
〒235-8501 神奈川県横浜市磯子区新杉田町12
TEL 045-759-2643
愛知事業所 愛知工場 〒478-8650 愛知県知多市北浜町11-1
TEL 0562-31-8000
相生事業所
相生工場、相生鋳造部、宇宙ロケット試験センター 〒678-0041 兵庫県相生市相生5292
TEL 0791-24-2206
呉事業所 呉第二工場、IHI MU呉工場 〒737-0027 広島県呉市昭和町2-1
TEL 0823-26-2105
呉新宮工場 〒737-0831 広島県呉市光町5-17
TEL 0823-26-1228
本報告書に関するお問い合わせ先
石川島播磨重工業株式会社総務部環境グループ
〒100-8182東京都千代田区大手町二丁目2番1号
新大手町ビル
TEL 03-3244-5070 FAX 03-3244-5096
ホームページアドレス http://www.ihi.co.jp
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91313-001-00-0306-2000R