SERVER STORAGE データシート Adaptec® SANbloc 2Gb RAID フレキシブル、ハイパフォーマンスファイバチャネル2Gb RAIDソリューションアダプテック SANbloc 2Gb RAIDは、SAN、そしてクラスタ化された環境への最大限の可用性と高いパフォーマンスを提供します。 SANbloc RAIDは、スループットが集中するノンリニアビデオ編集、および印刷製版、あるいは、膨大なトランザクションを必要とするデータベースからOLTPまで、ほとんどのアプリケーションの要求を満たし、そして共に成長を続けるために、キャパシティ、パフォーマンス、及び、機能性において柔軟性の高い構成を可能にし、様々な環境で活用することが可能です。 Windowsや、UNIX環境に費用対効果の優れたストレージを供給しているSANbloc RAIDは、大容量データストレージへの絶え間ないアクセスのためにループ、ファブリック、あるいは、Point-to-Pointの各トポロジのデュアルファイバインターフェイスと、膨大なデータストレージへの絶え間ないアクセスを維持するための冗長ループを提供。モジュール構造のコンポーネント設計により、SANblocは、キャパシティとパフォーマンスにおいて、高いレベルのスケーラビリティを提供します。 SANbloc RAIDは、冗長構造、ホットスワップ可能なドライブ、二重化されたホストポートを持つRAIDコントローラ、2台の電源ユニット及び、電源接続コネクタ、高機能冷却モジュール、ポートバイパス回路、環境モニタ、そしてバッテリー保護機能をもつミラードライトキャッシュなど、可用性を最大限に追求したハードウェア設計がなされています。その上で、マルチターゲットID のサポート、全てのドライブへの独立したパスを持つデュアルループ、アクティブ-アクティブ、透過的なフェイルオーバ/フェイルバック、LUNマスキング、キャッシュの同期、およびパリティ保護されたデータパスとECCで保護されたメモリといった機能が、データに対する最大限の可用性と途絶えることない確実なアクセスを提供します。革新的なモジュール・アーキテクチャ SANbloc RAIDは、先進のフレキシブルストレージアーキテクチャ（FSA）に基づいたアダプテックネットワークソリューションファミリーの一部です。モジュール構造で最先端のデザインであるFSAは、顧客の変わりゆくニーズ、アプリケーション要求、そしてネットワーク環境に対して、コンポーネントの構成要素を追加していくことで、すばやく、そして経済的に個々のストレージソリューションを最適化します。この構造により、予定外のシステム変更や、現在から将来にわたっての変化するニーズに対応できる、より柔軟なストレージシステムを探している企業にとって、SANbloc は、まさに理想的なソリューションです。統合的なストレージ管理と高い可用性を提供するソフトウェア Spherasストレージディレクタは、複雑なネットワーク中心のコンピュータ環境においてSANblocソリューションの容易なローカルあるいは、リモート管理を可能にします。直感的なコンソール・ユーザ・インターフェイスは、システム管理者に、サーバとアプリケーションをシステムに設定すると同様に、ネットワークを介してすべてのストレージリソースを集中的に監視そして調整することを可能にします。通知ユーティリティの包括的な機能は、システムの異常を管理者に警告します。高い可用性を実現するSpheras PATHpilot ソフトウェアは、障害の検知を通してのアプリケーションの実行維持、パスの自動的なフェイルオーバ、I/Oのリルートなどにより、危機的な情報リソースの可用性を提供します。パスの障害時、PATHpilotは、データ転送を途切れさせることなく、自動的にI/Oを冗長パスにリダイレクトします。また複数のパスにわたってI/Oのバランス（ロードバランス機能）を取ることで、ネットワーク資源の利用効率を高め、データスループットを向上させます。ワールドワイドサービスと相互運用性テストアダプテックは、弊社の提供するさまざまなサポートプログラムを通して、お客様のストレージネットワークのパフォーマンスと可用性の保証をサポートします。アダプテックは、お客様のニーズに合った形で、オンサイト（訪問）保守を含むフレキシブルなサポートサービスを備えています。またアダプテックは、完全なSANのコンフィギュレーションのために、業界をリードする企業と共に、シームレスな相互運用を保証するさまざまなストレージネットワーク技術及び、製品をテストしています。製品の特徴デュアルアクティブ、フェイルオーバ/フェイルバック機能搭載のコントローラが、最大100,000 I/O 及び350MByte/秒のパフォーマンスを提供自動速度調整（オートネゴシエーション）により、各ポートを最大速度に設定 LUNマスキング機能により生産性を上げ、所有コストを削減冗長構成で、ホットスワップ可能なコンポーネントにより単一障害をさけるシステム構成が可能 Spherasストレージディレクタによるストレージの簡易で統合的な管理が可能 Spheras PATHpilotソフトウェアとクラスタサポートにより透過的なフェイルオーバを提供デュアルオプティカルホスト接続、シリアルポート及びイーサネットポート（マネージメント用ポート）を各コントローラに搭載業界標準の19インチラックマウントまたはデスクサイド（縦置き型オプション）で112ドライブ（16.4テラバイト）まで拡張可能（最大8エンクロージャ） SERVER STORAGE データシート Adaptec SANbloc 2Gb RAID アダプテックSANbloc 2Gb RAID技術仕様 RAIDコントローラの仕様ホストインターフェイス・1台、もしくは2台のファイバチャネルコントローラは、それぞれデュアルオプティカル（LC）接続に対応。1チャネルあたり、200MB/秒（2チャネルの合計400MB/秒）・3ピンシリアル（RS232）ポート・オプティカルイーサネットポート・カッパー（HSSDC）拡張ポートディスクドライブインターフェイス独立したデュアルファイバチャネルループ、 1コントローラによる独立した2重のファイバチャネルループ、400 MB/ 秒のフェイルオーバ（1チャネルあたり 200MB/秒）計測パフォーマンス（デュアルコントローラ、RAID 5）最大350MB/秒（サステインリード）、 270MB/秒（サステインライト）、 100,000 I/O RAIDコントローラ仕様・Intel Xscale 600 MHz RISC プロセッサ・ハードウェアXOR ・コントローラあたり、最大512MBのメモリ容量・4MB フラッシュメモリ・ECC メモリ対応コントローラの特徴・透過的自動フェイルオーバ/フェイルバック機能搭載、デュアルアクティブ・速度自動調整（オートネゴシエーション）・インバンド及びアウトバンド管理・コントローラ交換時の自動ファームウェアリビジョンシンクロナイズ機能・セレクティブLUNディリーション（選択的なLUN削除機能）・LUN マスキング-最大32のLUNと256 のホストポートに対応・Fポート及びFLポート対応・キャッシュの同期機能・バッテリー保護されたミラードライトキャッシュ・ロジカルデバイスごとにライトスルー、ライトバック及びリードアヘッドキャッシュをサポート・キャッシュのラインサイズを変更可能・バックエンドループ内でのコントローラ間通信パス・ディスクスクラビングとソフトディスクアドレシング RAID レベル 0、1、0/1、3、5、10、30、 50をサポート・同じファイバチャネル（FC）ループ内で全てのRAIDレベルの組み合わせが可能・1つのRAIDグループは、最大16台のドライブで構成可能・オンラインRAIDグループ拡張/分割・最大32MBのI/Oリクエストサイズ・ストライプサイズを変更可能・グローバルホットスペアドライブシステムサブシステム毎に最大14ドライブ（2TB）容量に対応し、最大8台のサブシステムが拡張でき、その時の最大サポートドライブは、112ドライブ（16.4TB）冗長構成でホットスワップ可能なコンポーネント・最大2台のRAIDコントローラ・2つのパワーサプライモジュール・2つの独立したAC電源コネクタ・2つの高機能冷却モジュール・2ループレジレンシと2つのSES （SCSIエンクロージャサービス）モジュール・最大14ドライブ最大ケーブル長ホストポート（光ファイバ）：最長150m 拡張ポート（カッパー）：最長6m デスクサイド（縦置き型オプションキット）キャビネット外寸 H50.8cm×W22.9cm×D 50.8cm 重量（ドライブ搭載時）：最大29.5kg ラックマウントエンクロージャ外寸 H13.3cm×W44.5cm×D 50.8cm 重量（ドライブ搭載時）：最大29.5kg 3年間保証（ディスクドライブのみ5年間保証）モニタリング及び監視機能温度監視、高機能冷却モジュールおよび、冷却ファン速度制御、電源モジュール（アナログ電圧、電流を含む）、ディスクドライブ、ループレジレンシと、SESモジュール（ループ・ステータスと速度、I/O モジュール、14ドライブESI（エンクロージャサービスインターフェイス）を含む）障害通知機能 SFF-8067適合のインバンドSESを使用したエンクロージャサービス、LED、アラーム音、FRU（交換すべき障害ユニットの通知）リビジョン番号とシリアルアダプテックジャパン株式会社アダプテック製品に関するお問い合わせは番号の報告、および、イベントを Spherasストレージディレクタソフトウェアに通知ディスクドライブドライブ容量：18.4GB、36.7GB、 73.4GB、 146.8GB 回転速度：10K RPM、 15K RPM フォームファクタ：3.5インチ、高さ：1インチ電源入力電圧：85-264 VAC（自動レンジ調節）入力周波数：47-63 Hz パワーファクタコレクション：EN61000-3-2毎入力電流：100-240 VAC @ 10-5 A 出力電力：ピーク時853W、平均673W 動作環境温度：5℃∼40℃ 温度勾配：1時間毎に20℃ 相対湿度：5∼95パーセント（結露なきこと）海抜高度：-15.24ｍ∼3,048ｍ衝撃度：5G＠11ms、1/2正弦波パルス振動：0.2G ＠ 5Hz∼400Hz 電磁波に関する規格 CE Mark、EN55022 Class A、 EN61000 Class A、 FCC Class A、Canadian DOC Class A、VCCI Class A、BSMI Class A 安全規準 UL 1950、CSA 22.2-950、 EN 60950 品質規準高い品質を保証するISO-9002の認定を受けている工場で製造オペレーティングシステム Designed for Microsoft Windows 2000, Professional, Server, and Advanced Server ソフトウェア Spherasストレージディレクタ Microsoft Windows、Sun Solaris Sparc、 LINUX Redhat用のローカル/リモート管理、モニタリング、コンフィギュレーションをサポート高可用性ソフトウェア Spheras PATHpilot Windows、Sun Solaris、及びLINUX Redhat（Kernel 2.4）用の自動I/Oパスフェイルオーバ及びロードバランス機能〒164-8721 東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー3F アダプテック製品の品質 : アダプテックの製造工場は高い品質を保証するISO-9002の認定を受けています。サポートセンター…03-5308-6120 http://www.adaptec.co.jp サポート受付時間…9:00∼12:00/13:00∼18:00（土、日、祝・祭日を除く） Copyright2004 Adaptec,Inc. All rights reserved. Adaptec及びAdaptec logo、SANbloc、SpherasはAdaptec,Inc.の登録商標です。Microsoft、Windows、 Windows 2000、Professional及びAdvanced ServerはMicrosoft Coportationの登録商標で、使用許諾を得ています。その他、使われているすべての登録商標は、各権利所有者の所有によるものです。アダプテック社によって提供された情報は、印刷された時点において、正確であると確信していますが、本書中の誤記や情報の抜けに起因する結果に関して何ら責任を負うものではありません。また、記載された製品の仕様や情報等は予告無しに変更される可能性があります。