7月19日 - 四国学院大学

時間 10:45~11:05a.m.
チャペルヘの招き
2010 年 7 月 19 日
№372(2010-8 号)
主よ、あなたはわたしの神
わたしはあなたをあがめ/御名に感謝をささげます。
(イザヤ書25章1節a)
7月19日(月)
担 当 得永幸子(宗教委員長)
題 目 牧主わが主よ
聖 書 ヨハネによる福音書10:11-12
讃美歌 345
奏
楽
7月26日(月)
補講日につき休みです。
川井田潤一(本学教授)
7月20日(火)
担 当 松田ちから(本学准教授)
題 目 2010
聖 書 ルカによる福音書12:22-27
讃美歌 354
奏 楽 野町太郎
7月27日(火)
担 当 得永幸子(宗教委員長)
題 目 ほむべきかな
聖 書 イザヤ書25:1
讃美歌 534
奏 楽 野町太郎
7月21日(水)
担 当 野町太郎(本学オルガニスト)
題 目 復活
聖 書 イザヤ書62:6-7
コロサイの信徒への手紙3:1-4
讃美歌 354
7月28日(水)
担 当 北村易則(図書課職員)
題 目 かかわるうえで
聖 書 ローマの信徒への手紙12:15
讃美歌 534
奏
楽
野町太郎
7月22日(木)
担 当 清水幸一(本学教授)
題 目 神さまの計画
聖 書 ローマの信徒への手紙8:28
讃美歌 354
奏
四国学院大学
宗教センター
www.sg-u.ac.jp
メールアドレス [email protected]
場所 清泉礼拝堂
楽
野町太郎
7月23日(金)
担 当 八木洋一(本学非常勤講師)
題 目 家族は今?
聖 書 マルコによる福音書3:31-35
讃美歌 354
奏 楽 野町太郎
奏
楽
野町太郎
7月29日(木)
担 当 三好一弘(父母の会 事務局長)
題 目 思い煩いの原因
聖 書 詩編23編
讃美歌 534
奏
楽
野町太郎
7月30日(金)
担 当 中澤加代(本学助教)
題 目 ありがとう
聖 書 コリントの信徒への手紙一10:13
讃美歌 534
奏 楽 野町太郎
8月2日(月)
担 当 村上茂樹(本学准教授)
題 目 土の器
聖 書 コリントの信徒への手紙二4:1-18
讃美歌 534
奏 楽 川井田潤一(本学教授)
チャペル
春季キリスト教強調週間後のチャペルアワーに出席して
田中
寿美子(文学部2年)
熊田茉依(社会福祉学部4年)
ああ鐘が鳴っている
一限が終わり、チャペルへ行かなくては
私は、今回のチャペルで各担当の先生からのお話を聞き、日々の生活の様々な場面で、
神様は私たちを支えてくださり、幸せへと導いてくださるのだと感じた。今までの月日を
振り返ると、人が人として生きる中でたくさんの事象が起きる。その事象により、人には
嬉しい・苦しい・悲しい・楽しいなどの感情が生まれ、人間性という性質が成長していく。
感情を感じる事は、人が成長するのに大切な経験で、神様から与えられたものではないだ
ろうか。各先生方は、毎日の中にその神様から得た考え方や自身を成長へ導く方法をお話
されたと思う。自分では気がつかない事に対し、友達や親や周りの人から教えてもらった。
そして自分は良い方へと歩いて行けた。その「人から教えてもらう」という機会そのもの
が神様から与えられた事象なのではないだろうか。自分では気がつかない事や、逆に自分
が気づいた人の良いところや悪いところ。それを教え合うという事で人は成長し合える。
更に相手と理解し合えていないと出来ない事であると思う。私は毎日の生活の中で、何を
大切にして生きているのかを考えた時に、人から取り入れた知識や技術をどこで・誰に発
揮できるかを探している様に思う。人から人に伝わる事には善し悪しがある。しかし、昔
から人から人へと伝えられてきたからこそ今がある。チャペルにてお話してくださった先
生方一人ひとりが、何を伝えたかったのかを考え、そしてその事を自分の中で上手く取り
入れてまた違う形でも人に伝えるという事が大切だと思う。なので、こうした機会を設け
てくださった神様は、きっと人から人へ伝える・伝えられるという事を大切にしていくこ
とを教えてくださっていると感じた。
人が生きていく中で覚えている事象のほとんどが、楽しかった事・辛かった事と相対的
な出来事だと思う。特に辛かった事は過去の事としてだけでなく、傷としても残る。辛さ
の重みは人それぞれだとしても、決して残していたくはない事は間違いない。人によって
辛い事は経験する必要は無いと考える人も居る。しかし私は、その出来事がもし神様から
与えられた事象だとしたら、どの様な意味を持つのだろうかと考えた。私が辛い出来事に
遭遇してしまったら、神様から与えたれたものは、その出来事の後に自分が何を思い、何
に重点を置き生きていかなければならないのかを“考える機会”を神様が与えてくださっ
ているのではないだろうかと思った。人は一人では生きていけない。だからその逆は共に
支えあっているからこそ生きているという事だと思う。嬉しい時には共に喜び、悲しい時
には共に助け合うという機会を神様は与えてくださっている。
前期のチャペルに出席し、日常の様々な出来事に対して、その時々に自分や人に対して
何を伝え支え合うのか。自分を立たして生きていく事は常に神様から与えられた事だと思
うと、一人ではないのだと思える様になれた。
讃美しなくてはと私はいそぐ
パイプオルガンの音が聞こえる
讃美歌を歌わなくては
その厳かな音色にあわせて
ああ鐘が鳴り終わる
休み時間なのに忙しくなってたいへんだけど
私でもお役にたてたらと入った聖歌隊
なんとか間に合った
さあ歌おう会衆の方とともに
お話を聞こう、お祈りをしよう、皆の魂のために
そのひとときは、私をすがすがしい気持ちにさせる
柔らかい朝の光が輝いている朝のチャペル
2010 年度前期最後の「チャペルへの招き」をお届けします。前期中、チャペルアワーにこつこ
つと出席して下さっている学生の中から、お二人が書いてくださった文章と詩で前期最後の「チ
ャペルへの招き」を締めくくれることを、本当に感謝いたします。
「チャペルを学生たちにとって
集いやすい場所にしてください」という祈りに、神様が耳を傾けてくださっていることを感じま
す。
チャペルに集う人、お話をする人、オルガンを弾く人、讃美する人、お祈りによって支える人、
日々の実務を滞りなく整える人、お掃除によって私たちを気持ちの良い礼拝堂に迎える人、皆様
に支えられて前期のチャペルアワーがここまで守られてまいりましたこと、神様と皆様に改めて
深く感謝申し上げます。
どうぞ、長い夏休みの間、皆様の健康を神様が守ってくださいますように。そして、後期授業
再開とともに、またチャペルで皆様にお目にかかれますように。心からお祈りいたします。
宗教委員長
得永幸子