平成22年度デザインパテントコンテスト募集要項

平成22年度デザインパテントコンテスト
募集要項
主催:文部科学省、特許庁、日本弁理士会、独立行政法人工業所有権情報・研修館
デザインパテントコンテストは、高校生、高等専門学校生及び大学等の学生
の皆さんの知的財産マインドを育てると共に、知的財産権制度の理解を促進す
ることを目的に開催いたします。
皆さんから応募いただいたデザイン(意匠)の中から優れたものは表彰され
ます。表彰される皆さんには、実際に特許庁へ意匠登録出願していただき、意
匠権の取得を目指すことで、知的財産権制度を実体験することができます。な
お、意匠登録出願の際には、弁理士のアドバイスを無料で受けることができる
とともに意匠登録出願に必要な経費(意匠登録出願料、意匠登録料(第1年分)
)
を主催者側にて負担します。
皆さん奮ってご参加ください。
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1.応募資格
本コンテストは、高校部門、高専部門及び大学部門の3部門(1)~(3)に分
けて実施します。各部門の応募適格者は次の通りです。なお、大学部門においては
社会人学生等職業に就いている者及び大学院生は、応募できません。
(1)高校部門
・高校生
・専修学校の高等課程の生徒
(2)高専部門
・高等専門学校生(専攻科を除く)
(3)大学部門
・大学生、短期大学生、高等専門学校の専攻科の学生
・専修学校の専門課程の生徒
(4)応募要件
本コンテストに応募するには、応募者が1)意匠権セミナーの受講、2)映像
コンテンツ等の視聴、3)産業財産権標準テキスト(意匠編)の学習
のいずれ
かを行って下さい。
なお、1)意匠権セミナーの受講、2)映像コンテンツ等の視聴、3)産業財
産権標準テキスト(意匠編)の学習は、過去に行ったものも含まれます。
1)意匠権セミナーの受講(下記の①又は②のいずれか)
①各地方経済産業局が開催する意匠制度に関するセミナーの受講
意匠制度に関するセミナーは、各経済産業局を通じて開催します。お近くの
経済産業局が開催する意匠制度に関するセミナーを受講して下さい。
各経済産業局の連絡先等は、以下のサイトをご覧下さい。
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/sesaku/daigaku_shien_01.htm
②弁理士の日(6月26日(土)
)
、東京(関東支部)と名古屋(東海支部)で
開催。
「弁理士の日」
(6月26日(土)
)にセミナー受講を希望される方は、以下
の HP をご覧下さい。
http://www.jpaa.or.jp/activity/seminar_support/service/benrishinohi/201
0/pdf/design_patent.pdf
2)映像コンテンツ等の視聴(下記の①~③の全て)
①DVD(「意匠権
ものづくりの強い味方」
)の視聴(*1)
②知的財産権制度説明会(実務者向け)テキスト(*2)
③応募書類作成要領
(*1)「意匠権 ものづくりの強い味方」(特許庁HPで視聴可能)
http://www.jpo.go.jp/seido/s_ishou/syoukai_video.htm
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(*2)知的財産権制度説明会(実務者向け)テキスト(平成21年度)
「意匠
の審査基準及び審査の運用」(特許庁HPでダウンロード可能)
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/ibento/text/h21_jitsum
usya_txt.htm
3)産業財産権標準テキスト(意匠編)の学習(下記の①及び②の全て)
①産業財産権標準テキスト(意匠編)の学習(*)
②応募書類作成要領
(*)産業財産権標準テキスト(意匠編)については、学校単位で「デザイ
ンパテントコンテスト事務局」へ必要部数をお申し込み下さい。
2.応募締切
平成22年7月1日(木)から10月1日(金) 最終日の当日消印有効
3.応募手続
(1)応募するデザインについて
・意匠法に定める「意匠」で、実施できるデザインであること(実現可能なデ
ザイン)
・応募者の創作によるもの
・当該デザインが公に発表されていないこと
・他のコンテスト等に応募していないこと
(応募者が在校している大学等が主催する学内コンテストについては本コン
テストに重複して応募しても結構です。ただし、学内コンテストに応募した結
果、デザインが公表されてしまう場合には、本コンテストに応募することがで
きません。本コンテストに重複して学内コンテストに応募した際は、速やかに
事務局までご連絡下さい。
)
(2)応募書類
・応募用紙(別紙1)(MS-WORD形式)
・デザインパテントコンテスト提出書(別紙2)(MS-WORD形式)
注)応募書類がこのページから正常にダウンロード出来ない方は、「デザインパテ
ントコンテスト応募書類」のページからダウンロードできます。
※応募書類を作成する際には、
「平成22年度デザインパテントコンテスト応募書
類の作成要領」 (PDF形式)を良く読んで下さい。また、
「デザインパテントコン
テスト提出書(見本)」 (PDF形式)もご参照下さい。
(3)応募方法
・上記の応募書類を、下記コンテスト事務局宛に紙又は電子データ(FD、CD、
DVD)で郵送にてご提出ください(メール、ファックス等の提出は受け付けま
せん)。
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【応募先】
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目4番3号(特許庁庁舎内)
独立行政法人 工業所有権情報・研修館 人材育成部内
デザインパテントコンテスト事務局
(4)応募上の注意
・応募は一人1件までといたします。また、1件の応募書類には、一つのデザ
インのみを記載してください。
・応募資格を有しない者との共同の創作は認められません。
・未成年(20歳未満)の応募者が本コンテストにおいて意匠登録出願支援対
象に選ばれた場合、以降の意匠登録出願手続に関しては原則として法定代理人
(親権者)の手続が必要となります。
・応募したデザインは、本コンテストの選考結果通知があるまで公表を差し控
えてください。その後、選考委員会において意匠登録出願支援対象に選ばれた
案件については、少なくとも出願手続が完了するまでは公表をしないようお願
いします。公表をした時点で意匠登録を受けられなくなる可能性がありますの
でご注意ください。
・新規性喪失の例外適用の申請を前提とした応募は、本コンテストの選考対象
外とします。
・意匠登録出願支援対象に選ばれ、その後意匠登録出願をする場合に、関連意
匠、部分意匠又は組物意匠の意匠登録出願をする必要が生じるデザインの応募
は、本コンテストの選考対象外とします。
・応募したデザインが、公表されたデザインを改良したものである場合(発表
会・展示会等で発表した内容や、他のコンテスト等に応募したデザインの改良
である場合など)は、公表されたデザイン(改良前の内容)、公表の形態(発
表会・展示会等の名称や主催者、開催場所及び日時など)について応募書類に
記入して下さい。
・応募において提出された書類等に不備があった場合は、事務局より応募者に
連絡することがあります。
・応募書類(FD等を含む)は、理由の如何を問わず返却しません。
4.審査・発表
(1)審査について
・応募されたデザインは、学識経験者、主催者で構成されるデザインパテント
コンテスト選考委員会において、審査・選考します。審査は、主催者が定めた
基準に基づき、意匠登録出願支援対象として相応しいデザインを選考します。
(2)発表について
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・結果発表は平成22年12月中旬頃を予定しています。
・応募者全員にお知らせすると共に、意匠登録出願支援対象に選ばれた案件はホ
ームページ上でも公表予定です。
(3)その他
・選考経過、結果等に関するお問い合わせはお受けできません。
・意匠登録出願支援対象となり意匠登録出願をしても、特許庁審査官による審査
の結果、意匠権を取得できないことがあります。
5.選考後について
本コンテスト選考委員会において意匠登録出願支援対象に選ばれた案件について
は、相談員として弁理士を配置します。相談員による個別指導の下に、応募者が出願
書類(≒デザインパテントコンテスト提出書)を作成し、特許庁に意匠登録出願をし
ます。意匠登録出願料、意匠登録料(第1年分)は、主催者において負担します。ま
た、特許庁から通知(拒絶理由通知等)があった場合は、通知の内容の説明と、応答
書類(意見書等)の作成と提出に関し、相談員による個別指導が受けられます。
意匠登録出願書類及び応答書類の作成等に関する指導には生徒、学生の在学する学
校等の協力が重要です。学校施設の利用、時間調整等のご協力を宜しくお願いいたし
ます。通常、意匠登録出願手続後、数ヵ月後から 1 年ぐらいの間に特許庁からの通知
があります。応答期限がありますので、短期間の間に確実にその通知が応募者(出願
人)に届くように、応募のとりまとめ者をできる限り学校関係者(学校教諭等)にお
願いします。
特に、応募者又はとりまとめ者が最終学年の学生・生徒の場合、連絡ができなくな
ることがありますのでご協力をお願いします。
6.表彰
意匠登録出願支援対象に選ばれたデザイン創作者を対象に表彰を行います。表彰式
は平成23年1月末に行うことを予定しています。
7.個人情報の取扱い、著作権について
デザインパテントコンテストの実施状況を広く一般に知らしめ、高校生、高等専門
学校生及び大学生等の皆さんの本コンテストへの関心を高めるとともに、知的財産権
制度の普及啓発を図るため、デザインパテントコンテスト事務局では、下記の条件の
下で応募者の個人情報及び著作物を利用します。ここで、利用とは、個人情報の一部
及び著作物をホームページ又は主催者の機関紙等に掲載すること並びに新聞、テレビ
等のマスコミに開示することをいいます。又、利用情報とは、応募者の個人情報及び
著作物のうち、デザインパテントコンテスト事務局で利用を予定する情報をいいます。
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【個人情報及び著作物の利用の条件】
(1)利用情報の範囲
①「デザインパテントコンテスト提出書」記載の各項目に記載された内容
②創作者の氏名
③学校・大学等名称(応募時点)
④学部・学科・学年(応募時点)
⑤表彰式等の集合写真、ポートレート等の創作者の写真
⑥プレゼンテーション資料等
⑦意匠登録出願状況
⑧審査・結果状況
(2)利用の形態
①主催者の発行する機関紙等及びホームページへの掲載
②新聞、テレビ等のマスコミへの開示
(3)利用情報の訂正
自己に関する個人情報に関し、当該の応募者又はその法定代理人から書面に
よる訂正の申出があったときは、デザインパテントコンテスト事務局は、その
管理する利用情報及びホームページ掲載の利用情報を遅滞なく訂正します。
8.その他
(1)意匠登録料の納付について
特許庁審査官による審査の結果、登録すべき意匠として認められた案件につい
ては主催者の負担により第1年目分の意匠登録料を納め権利化を図ります。なお、
主催者においては、2年目以降の意匠登録料は納付しません。2年目以降権利の
存続を希望される場合は、応募者による負担とさせていただきます。意匠登録関
係の料金については以下のサイトをご覧ください。
http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/ryoukin/hyou.htm
(2)意匠登録出願支援の中止について
意匠登録出願支援対象として選ばれたデザインが次に該当する場合は、主催者
の判断により出願手続を中止することがあります。
①創作者において意匠登録出願への意欲を喪失したと認められる場合。
②意匠登録出願が当該年度3月末を過ぎて相当の期間を経過しても完了しな
い場合。
③意匠登録出願前に、自ら創作の内容を公表している場合、または本コンテス
トに重複して学内コンテストに応募した結果、意匠登録出願前に当該学内コ
ンテストで創作の内容が公表された場合。
(3)係争時の対応について
本コンテストにより意匠登録出願したデザインが、意匠登録後に第三者による
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無効審判等の対象となった場合、あるいは反対に当該意匠権者において第三者を
相手取って裁判所に提訴する場合等、意匠登録後の係争につきましてはその態様
の如何を問わず、主催者は手続の支援・代行、諸経費の負担等関係する一切につ
いて応じかねますので予めご了承ください。登録意匠の実施化又はライセンス供
与に関する事項、さらに特許庁の審査結果である拒絶査定を不服として拒絶査定
不服審判を起す際も同様です。
9.問い合わせ先
〒100-0013
東京都千代田区霞が関3丁目4番3号(特許庁庁舎内)
独立行政法人
工業所有権情報・研修館
人材育成部内
デザインパテントコンテスト事務局
TEL: 03-5512-1202
FAX: 03-3581-7907
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Email: [email protected]