Title Author(s) 「大名評判記」の基礎的研究II 若尾, 政希; 小田, 真裕; 黒須, あずみ; 島田, 佳香; 綱川, 歩美; 矢森, 小映子; 坂口, 真理; 小川, 和也; 野本, 禎司; 大橋, 佑季子; 湯川, 真人; 杉, 岳志; 望 月, 良親; 室田, 悠子; 和田, 雄介; 鈴木, 愛; 小関, 悠一郎 Citation Issue Date Type 2007-03 Research Paper Text Version publisher URL http://hdl.handle.net/10086/16640 Right Hitotsubashi University Repository 研 究 H 的 礎 基 の 記 判 評 名 ﹁大 学会”学 科社 大 こ ⋮特嚇 囚珊 基 皿 究 研 的 礎 基 の 判 評 訥 名 吠 はじめに 利用できるのである︵昨年話題となった磯田道史氏の﹃殿様の通信簿﹄[二〇〇 六年六月、朝日新聞社]は、このような基礎的作業を行わず、証拠を示すこと なく﹃土芥憲灘記﹄を幕府隠密の機密報告書と断定している。この点で研究史 を後退させるものと言わざるを得ない︶。 会史特論﹂︵夏学期︶で、この書物を取り上げ、半期にわたり院生・学生らとグ さて、如上の問題意識から、我々は二〇〇三年度の一橋大学の講義﹁日本社 本書は、﹃﹃土芥憲雌記﹄の基礎的研究﹄︵研究代表者若尾翠黛、二〇〇四年四 とめた。そして、二〇〇五年度の講義﹁日本社会史特電﹂︵夏学期︶では、﹃土 ループ学習・討論を行い、その成果を﹃﹃土芥憲雌記﹄の基礎的研究﹄にとりま 名評判記﹂研究の第三集にあたる。今、なぜ﹃土芥憲麟記﹄なのか、また﹁大 芥皇土記﹄の十年ほど後に編まれた﹃諫懲記後唄﹄という︵やはり作者不詳の︶ 書物と比較対照することによって、﹃土芥冠位記﹄を相対化し、﹃土芥憲離記﹄ の歴史的位置を見極めようとした。その報告書が、﹃﹁大名評判記﹂の基礎的研 諫忍記﹄、﹃武家勧懲記﹄、﹃土芥憲儲記﹄、﹃諌懲記後正﹄等といった一群の﹁大 月︶、﹃﹁大名評判記﹂の基礎的研究﹄︵同、二〇〇六年二月︶の続編であり、﹁大 どかいニうしゆうき 名評判記﹂とは何か。我々の問題意識については前二書で述べたが、本書を最 初に手にされる方のために、繰り返しになるが、ここで再三しておきたい。 ﹃土芥冠離記﹄とは、元禄三年︵一六九〇︶段階の全国の大名二四三名につい て書き上げたもので、各大名の、家系・家族、略歴、居城︵陣屋︶、領内の様子、 支配の状況、主な家老、及び大名の人柄・行跡・評判などを列挙し、論評を加 えた書物である。全四三巻のこの史料︵現在東京大学史料編纂所に所蔵︶は、 金井圓氏が一九六七年に翻刻︵﹃江戸史料叢書一土芥冠離記1﹄入物往来社、一 九六七︶して以来、世に知られるようになり、その地方知行の記載が驚くほど 名評判記﹂を検討の対象として、グループ学習・討論を行った。その成果をと 究﹄である。この二〇〇五年のグループ学習・討論のなかで、﹃±芥窪窪記﹄以 前に、﹃武家諌忍記﹄・﹃武家勧懲記﹄といった、諸大名を対象にした評判記− 正確なことも手伝って、一七世紀末の大名を論じる際にしばしば引かれる重要 表は二〇〇七年二月末日時点における﹁大名評判記﹂の調査結果を一覧でき りまとめたのが本書である。 仮に﹁大名評判記﹂と総称しておこう が作られていたことがわかってきた。 それをうけて、.一〇〇六年度の講義﹁日本思想史晶群﹂︵夏学期︶では、﹃武家 な史料とされ、今日に至っている。 確かに﹃土芥憲雌記﹄は魅惑的な史料である。何よりも幕藩領主の意識・思 想に迫るための絶好の史料となる可能性をもっている。しかしながら、魅惑的 であるが故に、価しげな近寄りがたい雰囲気を醸し出している。より直接的な 表現を使えば、史料として使うには、謎が多すぎるのだ。作者が誰か、一人な れた。﹁調査﹂の欄には、調査済みのものには○を付けた。﹁写/刊﹂の欄には、 した。﹁国書﹂の欄には、﹃国書総目録﹄﹃古典籍総合目録﹄所載のものに○を入 番号を振った。﹁書名﹂欄には書名を、﹁所蔵者﹂の欄には、現在の所蔵先を記 るようにしたものである。表の見方を説明しよう。﹁番号﹂の一〇〇番台には﹃武 家諌官記﹄、二〇〇番台には﹃武家勧懲記﹄というように、便宜上、書名ごとに のかグループなのか、また編集意図は如何、等といった基礎的情報がまったく である。﹁冊数﹂の欄には里馬からなるのか、﹁巻︵順序︶﹂の欄には、その構成 写本・刊本の別を記した。現存が確認されている﹁大名評判記﹂はすべて写本 よって、これを史料として利用する以前に、その謎を解き明かす基礎的作業 各大名を論評した本文の他に、附録として﹁国郡部類﹂﹁教法之巻﹂を収載して おうとすることは、きわめて難しいのである。 が必要である。すなわち﹃土芥冠離記﹄の内容・表現を綿密に分析し、作者︵あ るいは作者たち︶がそれを執筆する上で参考にした書物や、影響を受けた人物 いる場合には、それぞれの欄に記入した。﹁作者・書写者欄﹂は、作者あるいは 書写者についての情報があれば、ここに記すために、欄を設けたが、現在のと わからない。現状では、﹃土芥冠耳管﹄によりかかってこれを史料として何か言 等を特定し、作者のいわば思想的基盤を掘り起こしていく研究を行っていかな ければならない。こうした地道かつ困難な作業を積み重ねていくことによって、 表を一覧すれば、﹃武家諌忍記﹄が二五部︵現存を確認できるもの.一二部、一 における所蔵先を記した。 ころ、書写者の名前が五人程判明しているだけである。﹁旧所蔵者﹂欄は、近世 を順に記した。﹁序﹂の欄には、序があるものについてその名称を記した。また ﹃土芥憲灘記﹄の作者と編集意図に迫り、﹃土芥憲雌記﹄という史料の歴史的位 置を探ることができる。そのような基礎的作業巨史料批判︵これを史料批判と 呼ぶことができるであろう︶を踏まえてはじめて﹃土芥冠雌記﹄を史料として ︸ レ 二三∼五の三部は、日録等に名前は記載されているが現存しているかどうか未 詳︶。﹃武家勧懲記﹄が二六部︵現存確認は二一部、.二七∼.二の五部は現存 しているかどうか未詳︶と、この講書の数が抜きんでている。七〇〇番台に載 本書は、受講生が取りまとめたレポートからなる。未熟な点は多々あろうが、 今後の議論のたたき台として活用していただけたらという思いを込めて、冊子 体として残しておくこととした。大方の御批判・御叱正をお願いしたい。各班 また全体の取りまとめについては、博士課程の小川和也君︵﹁書物・出版と社会 変容﹂研究会幹事︶の手を煩わせた。ここに記しておく。 なお、本研究は筆者が代表としている日本学術振興会科学研究費補助金・基 盤研究︵A︶﹁日本における書物・出版と社会変容﹂︵二〇〇五∼人年度交付予 定︶の重点プロジェクトの一つである。関連資料の収集・調査及び本書の作成 のレポートの取りまとめに際しては特に班長に多大な労力を提供してもらった。 容されたと推定される。しかも興味深いことに、﹁旧覇者﹂の欄をみればわかる ように、その多くが旧大名家の蔵書の中から出てきている。自ら︵あるいは自 分の父祖︶の政治や行動等を批評した書物を、なぜ所蔵していたのか、その書 にはこの交付金の一部を使用した。 せた﹃土芥憲併記﹄が二部のみ そのうち現存が確認できるのが東京大学史 料編纂所蔵本のみ であり出回ったとは言い難く、きわめて限定された読者 しか持たなかった可能性すらあるのと比べると、この吉書はより広い範囲に受 物をどう読んだのか。非常に興味深い。 ︷杉上沢米 ノ〃上沢米 治 書纒正古太 蔵氏山 田前用金 草加に二丁 庫、悪口 略 ︷田 川、吉−岩 幅松 婚14冊魂13 嫁御 ︷宗 衛喉渡樋 論謄灘騒蟹聯﹄賦勧 写3︶皿3徳正 方直A ≧広 888藝淫望薄⋮ 館墨譜 W ︷路小 文松 が刈 翻小﹂内宮 頑物屋、野大 ︷出小部 耀謄二二、家武二二﹃編 鮎柵蔵所口書図立目凹量萩蔵 衛兵灘樋 島島依佐 猴! Z戸戸水 ︷野武雀∋広 、島広 副鮒繍讐財一う ,﹃の 歩引綱凧難詰翰査藩調 ︷!臣重代松 査調郎一難小 ︷即知高 轍一一空 文松 贈主氏橋大 蛤 田七松 ’︸鰹罵 ’︸経宗松驚 写46脂留ム 雨 口盛 写義騰奥 ︸884︸88縮響の 郎騰財瞭絢銚㎝ 輩讐奥 ︷盛 ︷照覧広 若尾 政希 また、資料所蔵機関には、資料の閲平等でさまざまな御便宜をはかっていた だきました。末尾ながら、御礼申し上げます。 一〇〇七年三月 ところで、ここに挙げた﹁評判記﹂の他に、これに先行して、﹃堪忍記﹄︵浅 井了意﹃堪忍記﹄とは別物︶なる書物が作成されている。深沢秋男氏が翻刻紹 介されている、松平文庫本﹃堪忍記﹄︵福井県立図書館所蔵︶と内閣講談所本﹃堪 忍記﹄︵国立公文書館内閣文庫所蔵︶・内閣学問所本﹃堪忍記﹄︵同前︶である︵深 沢秋男﹁舟偏子の﹃堪忍記﹄︵1︶∼︵3︶﹂﹃近世初期文芸﹄六∼八、一九八九 ∼九一︶。深沢氏はこの作者を仮名草ア作家の如偏子と見なすが、その当否も含 ︷田前聖大 占冠 購勝部坂 坂 1 2 3 4 5 6 7 8 9 f61 1516 171819 54 55 56’5758 5960 10111213 14 35 36 37 3839 4041 66 23’6465 22 45’2627 28 29 30 31 32 33 34 42 43 44 45 46 4748495051’5253 20 212223 めて、﹃堪忍記﹄と﹁大名評判記﹂との関連を問わねばならない。 考備 者蔵旧 賭魯儲 岨 巻之法教 類部郡国 訥咋序 酌早帰 蜷雛蘇 鮒騨昧 序罪源諫武 法教 法一 序記忍豪武 法國 序記忍燕犀武 巻弼法肩 類部國 四四忍=武 巻之法教 法國 醇奮諫︷武 !之法国 蜷掛下灘餅丁目. 記忍回心 法國 湘鋤灘 湘淘個 旧劇︵ 極端悪目 昭削 巻之法教 鮒酔膝 序記忍一=武 之法教 法﹁ 巻之法教 法國 鵜講謂家武 書之法教 靴脚個 鞭割︵ 諾。1法組目目 巻之法教 離脚昧 序記忍’=武 巻之法 法一 序記忍朔武 法赦法酌 分部國 巻湘分目國 巻之法教 法國 削劇︵ 部分國 5 5 5 8 3 7 3 8 3 6 6 21 21 21 21 21 20 21 19 撒 2121 庫文堂賢養咽宮 記忍≡’武 記忍莞武 記忍’=武 記忍諌︷武 ○ ○ 記忍諫武 館書図会国立国 記忍諫武 ○ ○ ○ 記忍諫武 麹童庁内宮 記忍=︷武 館文愚大京東 記忍一二武 ○ 記忍一=武 館書図立崎岡 記忍諫︷武 ○ 記忍諌武 記忍諫︷武 記忍諫武 館料則歴馬対 ○ ○ ○○ ○○ 館Z 記忍諌︷武 駝忍一=武 ○ 記忍一=武 記忍=武 館咽里旧 蜷雛隔 蜷一一 蜷一軸 ウ.浄 38 蜷雛服 捲撚麟 卿記避︵序 巻18 蜷撚⋮⋮ 卿36避︵序 巻溺国哩序 10レ巻 9 2 12 37 42 42 42 13 卯乙幽幽序 層冨国配 卯白白蔚 白縮7 1瞭[、蹄 一一一 12τ 6 1 記忍薩π武 庫文食ノ/旧 ○○ ○○ 記懲勧武 部陵書庁内宮 記懲勧︷武 館物立京東 記懲︷武 ○ 記徴武 記懲勧︷武 記懲勧︷武 臣珍31瞼巻 雛秘陥 蜷撚螂 ○ 記懲勧武 国配 3一宝挺序 巻39哩蒋下目 8 庫文出小町部 記徴勧︷武 ○ 庫文田 記懲勧︷武 写 館書図立市萩 記懲勧家武 写 記懲勧家武 10 16 21 卯乙宝薩序 2 記懲勧武 ○ ○○○ ○ 記懲勧武 ○ ○○○ ○○○ ○ 記彪勧︷武 ︸’聾記懇 ’︸﹃懸聲蹄 ’ ○ 一 一 一’○ 写 写写 写写写写写写写写写写写写写写 記忍諫家武 τ0 112’20 m 昭16巻 ︸一﹁一一 1 33 33 99 41 22 館図野浅旧 記懲︷武 庫文館拷旧 記懲勧︷武 庫文館考彰旧 記懲勧︷武 記懲勧︷武 酌儒勧武 館物宝田真 一 ︸ 一 一 一○ 写写写写写写 記懲勧︷.武 館量図野浅旧 ○○○ ○ 1 記懲勧︷武 序陶17駅永安 元面輔大柄馬 誼酌懲 図附学大京中 四 之 巻言記葦 懲抜 勧中 家之武武五 部陵庁内宮 勾目元御目総 ハ 〃層’﹂’﹃志辮襯 庫文達図県宮 ’乱騨 8可鱗r 勿保境叙 母野戦勢目 ハ 15 馴ー 館物宝田真 蕪 4 140’50 旬水姫湘張幌抄 傳戚桝要目 傭 旬胴鵬轟抄百 ’ 層藤簾立蕗蕪 粥騰記記繋武烈 D媛記懲一=武 ロ す 示 を と こ ず 調 能 不 査 で あ 卿 る 一 8層一84霧脚 90 紐冠芥土 館量図野浅旧 ’r輪騨 蹴記鶴 予勧国目 録はは﹁ 家井、 は武序は ﹃﹁ 7 ﹂ 2際録の ア﹂ア﹂﹁ 134査 ※実目欄 ※※※調 麗 f61 63’64 65 62 3 1■60’70 ㎝ 4 150’60 鵬鵬 正後記諫︷武 ’ 続 正舘麦離懲 正嚢伯 正懲 詔 徴諌諫 ρ0 122’30 姻魏鄭 庫文左蓬市屋 き 。で 銅 い認 な確 しが 存存 一 現現 がで ーみ 序の ﹁る 抄 3 −層20 −6置43 、い 8 1 1 −範 聾1㎜ 31 31 3 20 ㎜ 。がて ーるるれ 写動 写層写 写 写ハ 醒 写 写 写 写8 写 写 写 写層 写 写 ああさ でと載 ’○ ○○○ ○ ○ ○○’○ ○ 一 ○ ○ ○ 一序﹂記 ’ ○ 法﹄冊に ○’○ ○ ○ ○’ ○ ○ ○’○ ○ ○ 國記一等 井懲分録 記懲勧家武 ㎜㎜鋼騰鵬餅鵬㎜ 皿肥鵬 脳 騰 鵬脚鵬㎜㎜蹴糀 鵬 謝 晒 54 55 56﹁5758 5960 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 30 31 32 33 34 35 36 37 3839 4041 42 43 44 45 46 4748495051’5253 28 29 20 212223 22 45’2627 田朋⋮⋮㎜皿 皿 鵬躍 ⋮⋮ 記忍一膚武 辻.月岩秋 記忍3武 記忍藏武 学愚大龍、 田 池 大谷山 ○○○ ○ ○○○ ○○ ○ ○ ○ ○ 騨写 写 写 写 写 写 写 写 写 写 写 写 写 写 写 写 写 写 写 写 写 記忍諌武 融 ○ ○○ 瀦○ ○ ○ 者蔵所 名書 号番 m m皿m恨価 2 3 4 5 6 7 8 9 皿皿鵬⋮⋮鵬鵬斯鵬㎜ 1 一 一 ⋮皿 究 研 H 的 の 礎 基 目次 −若尾政希 ﹁大名評判記﹂諸本の関係性に関する一考察 その成立事情をさぐる ⋮⋮⋮⋮⋮⋮︵文責・野本禎司︶皿 ︻各論︼ ﹁大名評判記﹂諸本の比較検討⋮⋮⋮⋮⋮⋮・・⋮・⋮・−杉 岳志捌 ﹁大名評判記﹂における仏教関連記述⋮⋮⋮⋮⋮大橋佑季子而 土ハ同研究参加者=覧⋮⋮・・ ﹁日本社会史特論﹂研究報告記録− −制 −蜘 ﹁大名評判記﹂の受容をめぐって⋮⋮⋮⋮⋮小関悠一郎第 ︻各論︼2 近世後期における ︻各論︼1﹁大名評判記﹂の相互関係についての覚書⋮⋮・⋮小関悠一郎描 ︻各論︼﹃武家諌青隈﹄諸本の検討 ﹁愚評の項﹂の比較1﹁前後ノ評﹂一⋮⋮⋮⋮⋮−・⋮鈴木愛蜘 ︻各論︼酒井家︵庄内藩松山藩、大山藩︶からみる大名評判記⋮和田雄介π ︻各論︼﹁東北大教養本﹂の書込み・訂正箇所の検討⋮−室田悠子” ︻各論︼﹃堪忍記﹄と﹃武家諌忍記﹄の比較⋮⋮⋮⋮⋮⋮−・望月良親川 一⊥三才記﹄・﹃武家諫忍記﹄・﹃武家勧懲記﹄から一︵文責・望月良親︶陶 ︻総論︼﹁大名評判記﹂の成立をさぐる 第四班 ︻各論︼ 一﹁牢人﹂記述の展開とア皿気ノ勇﹂の否定 ⋮⋮⋮⋮⋮野本禎司師 ︻各論︼ ︻総論︼ 対馬歴史館所蔵﹃武家諌忍記﹄の基礎的検討 第三班 庸、隔、亀、魅、隔、亀、亀、噂、亀、亀、亀、亀、亀、口\隔、﹂■覆−、唾、陶、辱、亀、亀、亀、馳、職、亀、亀、曉、陶、亀、隔、趣、陶、隔、鴫\剛、亀\陶\亀、陶、陶\竜\隔\亀、隔、陶、亀、隔、亀、驚、亀、﹂ はじめに: 第一班 ︻総論︼﹁大名評判記﹂の成立とは⋮⋮⋮⋮⋮−︵文責・小田真裕︶ 2 ︻各論︼﹃武家諌忍記﹄の創作動機と思想基盤について ﹃可笑記﹄﹃可笑記評判﹄の影響から ⋮⋮⋮⋮⋮⋮島田佳香5 ︻各論︼﹃武家諌忍記﹄諸本をめぐる試論⋮⋮⋮⋮⋮・⋮⋮⋮綱川歩美12 ︻各論︼﹃武家諌忍記﹄成立過程の考察 大聖寺本を中心に一⋮⋮⋮⋮⋮⋮・⋮⋮⋮⋮⋮⋮黒須あずみ27 ︻各論︼﹃武家諌忍記﹄評の成立過程 大聖寺本を中心に一⋮⋮⋮⋮⋮⋮・⋮⋮⋮⋮⋮⋮−矢森小映子94 ﹃ 武家諌忍記﹄の形成過程と読ま れ 方 を 探 る ﹃武家諌忍記﹄国法の位置づけ⋮⋮⋮⋮⋮⋮・⋮⋮・−坂口真理84 浪人説と﹃徒然草﹄の読者一⋮⋮⋮⋮−・⋮⋮⋮⋮⋮小川和也67 ﹃ 武家丁丁記﹄の﹁序﹂から探る 作 者 像 大聖寺本を中心に一⋮⋮⋮⋮⋮⋮︵文責・矢配小映子︶46 ﹁国法﹂﹁教法﹂から探る﹃武家諌忍記﹄の作者像 加筆行為への注目から −⋮⋮⋮⋮⋮⋮・⋮⋮⋮⋮⋮小田真裕37 第二班 ︻総論︼ ︻各論︼ 妻口 ︻ 各 論 ︼ 山 判 ︻ 各 論 ︼ 評年 名7 吠蹴
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