Zambia TB & Tryps. Research Project News Letter No.111 (26th to 30th Mar 2012 ) ザンビア国結核及びトリパノソーマ症の診断法と治療薬開発プロジェクト関係者各位一日に晴れたり雨が降ったりそして暑くなったり涼しくなったりとめまぐるしく天候が入れ替わる季節です。しかも雷鳴が轟きわたり、いよいよ雨の本陣が来るぞと思ったらそれで終わりだったりと面白い現象もありました。そろそろ雨季も終わりかと思うのですがこのぶんで行くと 4 月いっぱいはこのような天候が続くのかも知れません。 11 月 8 日から開始された結核の臨床検体採取および検体の LAMP(Loop-Mediated Isothermal Amplification)試験結果の比較調査も 20 週目となり 3 月 30 日まで累計で 263 検体となりました。現在実施している臨床検体調査で採取速度を加速させるために Kanyama クリニックを加える事になりました。26 日に Chest Clinic の看護師の指導のもとで Kanyama クリニックの 2 名のスタッフに採取方法や記録方法を技術移転してもらい 27 日から検体採取が開始されました。このクリニックだけで一週間に 20 検体程度の採取可能性があるところ、しばらく様子を見てもう二つのクリニックでの採取を実施するかを判断する事になりました。 3 月 26 日には鈴木チーフアドバイザーもルサカに到着しましたので翌 27 日には前述した Kanyama クリニックの現場を訪問してもらいました。更に 3 月 28 日にはそのフィードバッグも含め結核ラボと Chest Clinic の合同会議で検討しました。この会議に参加できなかった Dr.Chanda とは 3 月 29 日に直接これまでの内容を検討しました。 30 日には JICA 事務所長と大関担当との会合で進捗状況を説明しました。結核ラボと Chest Clinic の合同会議で説明する、鈴木チーフアドバイザー（写真右から 2 人目）Chest Clinic UTH、Lusaka City, 28th Mar. 2012 結核ラボのプロジェクト事務所で臨床検体の調査結果について検討する Dr. Duncan Chanda（左）と鈴木チーフアドバイザー（右）。結核ラボ、UTH,Lusaka City, 29th Mar. 2012 ザンビア大学医学部付属教育病院（University Teaching Hospital：UTH)への P3 施設導入計画では、4 月上旬での建設業者入札と工事開始を目指して準備が進められています。いよいよ来週より 2012 年会計年度が始まります。来年度では特に P3 施設の完成及びその関連施設の設置、そして施設の開所式や Scientific 会議の開催、第 3 回 JCC の開催が第 2 四半期に開催が予定されています。 30 日の JICA での会合の際に、JICA 事務所の本プロジェクトの担当が 4 月中に大関所員から岡田所員に異動する旨の紹介がありました。まだ残務処理がありますが、大関さんには大変お世話になりました。少々早いですがこの場をお借りして御礼申し上げます。岡田さん、どうぞよろしくお願いいたします。ザンビア国結核及びトリパノソーマ症プロジェクト調整員：飯塚昌 Tryps ラボのシークエンサーの設定を協議する鈴木チーフアドバイザー（左）と小川寛人北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターザンビア拠点助教（右）、UNZA Vet, Lusaka City, 30th Mar. 2012 __________________________________________________________________________________________________________________________________ TB and Tryps. Research Project (postal address at JICA Zambia Office) c/o Japan International Cooperation Agency(JICA) Zambia Office Plot No.11743A, Brentwood Lane, Longacres, P.O.Box 30027, Lusaka 10101, ZAMBIA ,TEL;+260-211-254501/254508 FAX:+260-211-254935 http://www.jica.go.jp/project/zambia/002/index.html TB and Tryps. Research Project office in UTH TB Laboratory, University Teaching Hospital（UTH）Nationalist Road, P/B RW IX, Lusaka, ZABIA, TEL;+260-211-252911 Zambia TB & Tryps. Research Project News Letter No.111 (26th to 30th Mar 2012 ) 今後のプロジェクト関連活動予定 ********************************* 1. UTH の Chest Clinic での臨床検体採取第 22 週目（3 月 30 日現在 263 検体採取） 2. Miller 専門家休暇（3 月 23 日から 4 月 8 日） 3. コンサルタント付帯施設工事入札手続き 3 月下旬 4. 結核ラボ既存施設及び導入 P3 施設用のバックアップ発電装置設置契約 3 月内予定 5. 第 9 回四半期報告（TB Lab）開催 4 月 2 日 2011 年カウンターパート日本研修発表追加予定 6. 鈴木チーフアドバイザーと Dr.Chizema 保健調査局長との面談 4 月 3 日（2 日から変更） 7. イースター祭日（連休）4 月 6 日（金）から同月 9 日（月）まで 8. 第 3 回 Scientific Meeting （テーマは Tryps Research）と４月以降に再設定 9. Gene Xpert 購入 4 月以降購入予定で再設定専門家派遣予定 (派遣期間は日本出発日から帰国日まで) ********************************************************** 1．鈴木定彦（結核迅速診断法・四半期報告会） 2012 年 3 月 25 日から 4 月 8 日 2．浅野喜造（結核およびトリパノソーマ症の迅速診断法導入指導）2012 年 5 月 8 日から 6 月 5 日予定 3. 浅野喜造（結核およびトリパノソーマ症の迅速診断法導入指導）2012 年 6 月 15 日から 7 月 12 日予定 __________________________________________________________________________________________________________________________________ TB and Tryps. Research Project (postal address at JICA Zambia Office) c/o Japan International Cooperation Agency(JICA) Zambia Office Plot No.11743A, Brentwood Lane, Longacres, P.O.Box 30027, Lusaka 10101, ZAMBIA ,TEL;+260-211-254501/254508 FAX:+260-211-254935 http://www.jica.go.jp/project/zambia/002/index.html TB and Tryps. Research Project office in UTH TB Laboratory, University Teaching Hospital（UTH）Nationalist Road, P/B RW IX, Lusaka, ZABIA, TEL;+260-211-252911