H2受容体拮抗剤 (ファモチジン口腔内崩壊錠) ●効能・効果、用法・用量、禁忌を含む使用上の注意等については添付文書をご参照ください。 成 分 名 ファモチジン 規格 10mg 1 錠 診療報酬上の区分 含量・性状 1 錠中にファモチジン10mgを含有する白色∼淡黄白色の割線入りの口腔内崩壊錠である。 後発品 軽質無水ケイ酸、ジメチルポリシロキサン(内服用)、スクラロース、トウモロコシデンプン、ポリビニルアルコール 添 加 物 (部分けん化物)、D マンニトール、 l メントール 承認年月日 2008年 7 月15日 薬価収載日 2008年11月 7 日 貯 法 室温保存。開封後湿気を避けて保存すること。 製造販売元 サンノーバ㈱ 製剤の特徴 白色∼淡黄白色の口腔内崩壊錠である。 包装・容量 販 売 元 JANコード 100錠(PTP) 4987623107117 140錠(PTP) 4987623107131 1000錠(PTP) 4987623107124 500錠(バラ) 4987623107148 発売年月日 2008年11月12日 エルメッド エーザイ㈱ 剤形 識別コード 口腔内崩壊錠 EE24 薬価基準収載 医薬品コード 2325003F3175 使用期限 3年 販売提携 エーザイ㈱ 外形 表 裏 側面 直径(mm) 8.0 質量(mg) 165 厚さ(mm) 3.4 〈安定性試験結果〉 試験方法 加速試験 長期保存試験 熱に対する 安定性 苛 酷 試 験 保存条件 40℃・75%RH 包装形態 ・PTP包装品 (PTPシートをアルミ袋に 入れた状態) ・バラ包装品 (錠剤をアルミ袋に入れた 状態) 保存期間 6 ヵ月 25℃・60%RH ・PTP包装品 (PTPシートをアルミ袋に 入れ、紙箱に入れた状態) ・バラ包装品 (錠剤をアルミ袋に入れ、 紙箱に入れた状態) 45℃ ・PTPシート ・バラ包装品 (錠剤をアルミ袋に入れた 状態) 3 ヵ月 ・錠剤をシャーレに入れ蓋 をしない状態(開放) 2 ヵ月 光に対する 1000 lx 安定性 (144万 lx・hr) 湿度に対する 25℃・75%RH 安定性 ・錠剤をアルミ袋に入れ封 をしない状態(バラ包装品 の封を開けた状態) 36ヵ月 3 ヵ月 測定項目 性状 確認試験 純度試験 製剤均一性 崩壊試験 溶出性 含量 性状 確認試験 純度試験 崩壊試験 溶出性 硬度 含量 性状 崩壊試験 溶出性 乾燥減量 硬度 含量 結果 いずれの測定項目とも変化は認 められなかった。 PTPシートでやや硬度低下が認 められたが、規格値内であった。 その他の測定項目に変化は認め られなかった。 錠剤の照射面が微黄白色に変化 したが、規格値内であった。 その他の測定項目に変化は認め られなかった。 やや硬度低下が認められたが、 規格値内であった。 その他の測定項目に変化は認め られなかった。 (2014年 7 月作成) H2受容体拮抗剤 (ファモチジン口腔内崩壊錠) ●効能・効果、用法・用量、禁忌を含む使用上の注意等については添付文書をご参照ください。 〈生物学的同等性試験〉 「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン(平成13年 5 月31日医薬審発第786号別紙) 」に従って、健康成人男性13名 (水あり) 、14名(水なし)にクロスオーバー法にて本剤と標準製剤(同一成分含有錠剤)を 2 錠(ファモチジンとして20mg) 絶食下、水あり及び水なしで単回経口投与した。その結果、生物学的同等性の判定パラメータであるAUC 0 −24hr及びCmax の対数値の平均値の差の90%信頼区間は、いずれも「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」の基準であるlog (0.80) ∼log(1.25)の範囲内にあり、両製剤は生物学的に同等と判断された。 ●本剤 2 錠と標準製剤を 2 錠(ファモチジンとして20mg)投与時の平均血漿中濃度推移 (ng/mL) 平均血漿中濃度推移(水あり) 血漿中ファモチジン濃度 血漿中ファモチジン濃度 Mean±S.D.(n=13) 80 60 40 20 0 0 6 12 18 平均血漿中濃度推移(水なし) (ng/mL) 100 100 Mean±S.D.(n=14) 80 60 40 20 0 24 0 6 12 (hr) 時 間 ファモチジンD錠10mg「EMEC」 標準製剤 判定パラメータ Tmax (hr) 24 (hr) ファモチジンD錠10mg「EMEC」 参考パラメータ AUC 0−24hr Cmax (ng・hr/mL) (ng/mL) 18 時 間 判定パラメータ 参考パラメータ AUC 0−24hr Cmax (ng・hr/mL) (ng/mL) T1/2 (hr) 標準製剤 Tmax (hr) T1/2 (hr) 本 剤 522.21±119.44 78.68±16.84 2.54±1.05 3.38±0.68 本 剤 482.12±112.00 70.40±13.85 2.93±0.83 3.91±1.20 標準製剤 493.57± 92.82 71.59±16.65 2.77±1.01 4.06±1.39 標準製剤 468.64±117.09 69.08±17.78 2.71±0.99 3.67±1.02 (Mean±S.D.,n=13) (Mean±S.D.,n=14) 〈公的溶出試験規格への適合性〉 本剤は、溶出試験規格を設定して承認された。15分間の溶出率75%以上(回転数:50rpm、試験液:水) 〈本剤と標準製剤の溶出挙動の比較〉 ●「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン(平成13年 5 月31日医薬審発第786号別紙) 」に従い実施した本剤と標準製剤の溶出挙動 溶出挙動 (回転数:50rpm、試験液:pH1.2) 溶出挙動(回転数:50rpm、試験液:pH5.0) 100 100 溶出率 ︵%︶ 溶出率 ︵%︶ 80 60 40 20 80 60 40 20 0 0 0 10 時間(分) 20 ファモチジンD錠10mg 「EMEC」 30 0 標準製剤 10 時間(分) 20 ファモチジンD錠10mg 「EMEC」 30 標準製剤 溶出挙動(回転数:50rpm、試験液:水) 溶出挙動 (回転数:50rpm、試験液:pH6.8) 100 溶出挙動(回転数:100rpm、試験液:pH6.8) 100 60 40 80 60 40 20 20 0 0 0 10 時間(分) ファモチジンD錠10mg 「EMEC」 20 30 標準製剤 溶出率 ︵%︶ 溶出率 ︵%︶ 溶出率 ︵%︶ 80 100 80 60 40 20 0 0 10 20 時間(分) ファモチジンD錠10mg 「EMEC」 30 40 標準製剤 0 10 時間(分) ファモチジンD錠10mg 「EMEC」 20 30 標準製剤 参考資料:ファモチジンD錠10mg 「EMEC」製造販売承認申請資料 (2014年 7 月作成) H2受容体拮抗剤 (ファモチジン口腔内崩壊錠) ●効能・効果、用法・用量、禁忌を含む使用上の注意等については添付文書をご参照ください。 成 分 名 ファモチジン 規格 20mg 1 錠 診療報酬上の区分 含量・性状 1 錠中にファモチジン20mgを含有する白色∼淡黄白色の割線入りの口腔内崩壊錠である。 後発品 軽質無水ケイ酸、ジメチルポリシロキサン(内服用)、スクラロース、トウモロコシデンプン、ポリビニルアルコール 添 加 物 (部分けん化物)、D マンニトール、l メントール 承認年月日 2008年 7 月15日 薬価収載日 2008年11月 7 日 貯 法 室温保存。開封後湿気を避けて保存すること。 製造販売元 サンノーバ㈱ 製剤の特徴 白色∼淡黄白色の口腔内崩壊錠である。 包装・容量 販 売 元 JANコード 100錠(PTP) 4987623107216 140錠(PTP) 4987623107230 1000錠(PTP) 4987623107223 500錠(バラ) 4987623107247 発売年月日 2008年11月12日 エルメッド エーザイ㈱ 剤形 識別コード 口腔内崩壊錠 EE25 薬価基準収載 医薬品コード 2325003F4198 使用期限 3年 販売提携 エーザイ㈱ 外形 表 裏 側面 直径(mm) 8.5 質量(mg) 200 厚さ(mm) 3.5 〈安定性試験結果〉 試験方法 加速試験 長期保存試験 熱に対する 安定性 苛 酷 試 験 保存条件 包装形態 保存期間 測定項目 6 ヵ月 性状 確認試験 純度試験 製剤均一性 崩壊試験 溶出性 含量 25℃・60%RH ・PTP包装品 (PTPシートをアルミ袋に 入れ、紙箱に入れた状態) ・バラ包装品 (錠剤をアルミ袋に入れ、 紙箱に入れた状態) 36ヵ月 性状 確認試験 純度試験 崩壊試験 溶出性 硬度 含量 45℃ ・PTP包装品 (PTPシートをアルミ袋に 入れた状態) 3 ヵ月 40℃・75%RH ・PTP包装品 (PTPシートをアルミ袋に 入れた状態) ・バラ包装品 (錠剤をアルミ袋に入れた 状態) 光に対する 1000 lx 安定性 (144万 lx・hr) 湿度に対する 25℃・75%RH 安定性 ・ 錠剤をシャーレに入れ蓋 をしない状態(開放) 2 ヵ月 ・錠剤をアルミ袋に入れ封 をしない状態(バラ包装品 の封を開けた状態) 3 ヵ月 性状 崩壊試験 溶出性 乾燥減量 硬度 含量 結果 いずれの測定項目とも変化は認 められなかった。 錠剤の照射面が微黄白色に変化 したが、規格値内であった。 その他の測定項目に変化は認め られなかった。 いずれの測定項目とも変化は認 められなかった。 (2014年 7 月作成) H2受容体拮抗剤 (ファモチジン口腔内崩壊錠) ●効能・効果、用法・用量、禁忌を含む使用上の注意等については添付文書をご参照ください。 〈生物学的同等性試験〉 「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン(平成13年 5 月31日医薬審発第786号別紙) 」に従って、健康成人男性それ ぞれ14名にクロスオーバー法にて本剤と標準製剤(同一成分含有錠剤)を 1 錠(ファモチジンとして20mg)絶食下、水 あり及び水なしで単回経口投与した。その結果、生物学的同等性の判定パラメータであるAUC 0 −24hr及びCmaxの対数値 の平均値の差の90%信頼区間は、いずれも「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」の基準であるlog(0.80) ∼log (1.25)の範囲内にあり、両製剤は生物学的に同等と判断された。 ●本剤1錠と標準製剤を 1 錠(ファモチジンとして20mg)投与時の平均血漿中濃度推移 (ng/mL) 平均血漿中濃度推移(水あり) 血漿中ファモチジン濃度 血漿中ファモチジン濃度 Mean±S.D.(n=14) 80 60 40 20 0 0 6 12 18 平均血漿中濃度推移(水なし) (ng/mL) 100 100 Mean±S.D.(n=14) 80 60 40 20 0 24 0 6 12 (hr) 時 間 ファモチジンD錠20mg「EMEC」 参考パラメータ Tmax (hr) 24 (hr) ファモチジンD錠20mg「EMEC」 標準製剤 判定パラメータ AUC 0−24hr Cmax (ng・hr/mL) (ng/mL) 18 時 間 判定パラメータ 参考パラメータ AUC 0−24hr Cmax (ng・hr/mL) (ng/mL) T1/2 (hr) 標準製剤 Tmax (hr) T1/2 (hr) 本 剤 565.46± 98.59 77.44±17.67 2.71±1.20 3.96±0.92 本 剤 505.98±123.63 73.14±20.56 3.29±1.07 3.97±0.94 標準製剤 595.05±114.03 83.33±19.01 2.71±1.33 3.69±0.90 標準製剤 484.51± 92.44 69.43±15.17 3.21±1.05 4.20±1.27 (Mean±S.D.,n=14) (Mean±S.D.,n=14) 〈公的溶出試験規格への適合性〉 本剤は、溶出試験規格を設定して承認された。20分間の溶出率75%以上(回転数:50rpm、試験液:水) 〈本剤と標準製剤の溶出挙動の比較〉 ●「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン(平成13年 5 月31日医薬審発第786号別紙) 」に従い実施した本剤と標準製剤の溶出挙動 溶出挙動 (回転数:50rpm、試験液:pH1.2) 溶出挙動(回転数:50rpm、試験液:pH5.0) 100 溶出挙動(回転数:50rpm、試験液:pH6.8) 100 100 60 40 80 60 40 20 20 0 0 0 10 時間(分) 20 ファモチジンD錠20mg「EMEC」 溶出率 ︵%︶ 溶出率 ︵%︶ 溶出率 ︵%︶ 80 30 10 時間(分) 20 ファモチジンD錠20mg「EMEC」 0 30 溶出挙動(回転数:50rpm、試験液:水、f2関数) 40 60 40 20 0 0 0 10 時間(分) 20 ファモチジンD錠20mg「EMEC」 30 標準製剤 20 30 標準製剤 溶出挙動(回転数:100rpm、試験液:pH6.8) 80 20 時間(分) 100 溶出率 ︵%︶ 溶出率 ︵%︶ 溶出率 ︵%︶ 60 10 ファモチジンD錠20mg「EMEC」 標準製剤 100 80 40 0 標準製剤 溶出挙動 (回転数:50rpm、試験液:水) 60 20 0 100 80 80 60 40 20 0 0 15 時間(分) 30 ファモチジンD錠20mg「EMEC」 45 標準製剤 0 10 時間(分) 20 ファモチジンD錠20mg「EMEC」 30 標準製剤 参考資料:ファモチジンD錠20mg 「EMEC」製造販売承認申請資料 (2014年 7 月作成)
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