開館記念 シ ン ポ ジ ウ ム - 日本銀行

●開館記念シンポジウム当日配布プログラム-2/13
●開館記念シンポジウム当日配布プログラム-2/14
メインテーマ
メインテーマ
「近代建築と日本映画からみた大正から昭和への文化の変遷」
「近代建築と日本映画からみた大正から昭和への文化の変遷」
「絹代が残した日本映画への足跡」
「近代建築物の意匠に見る生活文化の変遷」
第一部
2月13日(土)14:00∼16:30
第二部
2月14日(日)14:00∼16:30
平成22年
中学校教諭、山口新聞編集局長、企画室長を経て、文筆生活に入る。
1991年藤原義江を描いた「漂白者のアリア」で第104回直木賞受賞。
書著は「暗殺の森」、
「花も嵐も 女優・田中絹代の生涯」など多数。
郷土の歴史に根ざした文学作品を多く執筆する。また執筆のかたわら、
幕末の攘夷戦争の際に四カ国連合艦隊に持ち去られた長州砲を探し、
フランスから長期貸与という形で返還してもらうなど、郷土文化の顕彰に
も多く貢献している。
2.パネルディスカッション 15:00∼16:30
安藤和津(下関市文化振興財団理事長、エッセイスト)
パネラー 奥田瑛二(映画監督・俳優) パネラー 藤井浩明(映画プロデューサー)
パネラー 松坂慶子(女優)
パネラー 古川 薫(田中絹代ぶんか館名誉館長、作家)
コーディネーター
コーディネーター
安藤和津(下関市文化振興財団理事長、エッセイスト)
大学卒業後の1970年、イギリスで2年間学んだ後帰国。女性の生き方、教
育問題、身近な環境やエネルギー問題、ファッション、料理をテーマにした講演
会、
トークショー、司会、審査員、パネラーなど、幅広く活躍中。2003年4月か
らは、下関市文化振興財団の理事長を務め、下関市の文化の振興に寄与し
ている。2007年、文化戦略会議エンジンゼロワンメンバーとして、
「エンジン01
文化戦略会議i
n下関」に関わる。
主な著書は、
「長い散歩」
「オムツをはいたママ」
「愛すること愛されること」
など。
パネラー
奥田瑛二(映画監督・俳優)
パネラー
松坂慶子(女優)
1952年東京生まれ。69年に映画デビューし、
81年に『青春の門』
、
『男はつ
らいよ・浪花の恋の寅次郎』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。
その後、
『道頓堀川』
(82年)
、
『蒲田行進曲』(同)、
『火宅の人』(86年)、
『華
の乱』(88年)など、深作欣二監督の作品に多く出演した。90年に『死の棘』
で第45回毎日映画コンクール女優主演賞に輝き、
97年には第51回同コンクー
ルで継続的に映画界に貢献している女優に贈られる田中絹代賞を受賞。近
年では『火垂るの墓』(08年)で第63回同コンクール女優助演賞を受賞した。
08年にNHK大河ドラマ「篤姫」で篤姫付きの老女・幾島(いくしま)役を演じ
るなど、第一線で活躍するトップ女優。
パネラー
藤井浩明(映画プロデューサー)
早稲田大学を卒業後、大映に入社。東京撮影所企画部に配属され、市川
崑、増村保造、両監督の作品を中心にプロデュース。1968年に企画部長、
1971年に取締役企画本部長となる。71年に大映を退社後、独立プロダ
クション
「行動社」
を設立。大映時代には
「巨人と玩具」
('58)、
「炎上」
('58)、
「ビルマの竪琴」
('85)、
など、
フリーとなってからは
『曽根崎心中』('78)『鱒(L
A TRUITE)』('82/ジョゼフ・ロージー監督)、
『利休』('89/勅使河原宏
監督)などを手がけた。田中絹代とは、
「おとうと」
「流転の王妃」
「三婆」
「大
地の子守歌」等を制作する。
主催/下関市 共催/財団法人下関市文化振興財団 後援/総務省 協力/毎日新聞社
主催/下関市 共催/財団法人下関市文化振興財団 後援/総務省 協力/毎日新聞社
1979年藤田敏八監督「もっとしなやかに もっとしたたかに」
で主演デビュー。
「海と毒薬」
「棒の悲しみ」などで、その個性的な演技が高い評価を得る。
2001年に「少女」で監督デビュー。3作目の「長い散歩」は、第30回モントリ
オール世界映画祭でグランプリ・国際批評家連盟賞・エキュメニック賞を受
賞。2006年には下関を舞台とした映画「風の外側」を監督。第33回モント
リオール世界映画祭では日本人初の審査員を務める。また下関に残る最後
の映画館が閉館することを知り、自らが経営するゼロ・ピクチュアズが映画館
を借受け、
「シアターゼロ」
としてリニューアルオープンし、支配人を務める。
2
1
1.基調講演/日本銀行下関支店 支店長 岩下直行 14:00∼14:45
年度 宝くじ助成事業
古川 薫(田中絹代ぶんか館名誉館長、作家)
平成
講 師
会場/下関市民会館「中ホール」
下関市立近代先人顕彰館
﹁田中絹代ぶんか館﹂
年度 宝くじ助成事業
2
1
1.基調講演/田中絹代ぶんか館 名誉館長 古川 薫 14:00∼14:45
開館記念シンポジウム
平成
下関市立近代先人顕彰館
﹁田中絹代ぶんか館﹂
開館記念シンポジウム
会場/シーモール下関4階「シーモールホール」
平成22年
講 師
岩下直行(日本銀行下関支店
支店長)
1962年生。84年3月、慶應義塾大学経済学部卒業。同年4月に日本
銀行に入行し、営業局、長崎支店、調査統計局、企画局、システム情
報局に勤務後、94年7月に金融研究所に異動。以後、約15年間にわ
たり、金融分野で利用される情報セキュリティ技術の研究に従事するとと
もに、国際標準化機構(ISO)
・金融専門委員会の日本事務局長として、
金融情報技術の国際標準化を担当。06年4月、金融研究所内に情報
技術研究センターを設立し、同センター長に就任。09年6月の下関支店
長就任後は、エコノミストとして地元経済の景気判断を担う傍ら、歴史や
文化、自然など、幅広い分野を題材とした講演を行っている。09年10
月に経済産業省から情報化促進貢献にかかる個人表彰を受章。
2.パネルディスカッション 15:00∼16:30
倉本 昭(梅光学院大学 教授)
パネラー 岡崎新太郎(梅光学院 学院長) パネラー 岩下直行(日本銀行下関支店
パネラー 髙月鈴世(下関市教育委員会 文化財保護主事)
コーディネーター
コーディネーター
倉本 昭(梅光学院大学
教授)
1967年大阪生。早稲田大学大学院文学研究科修了。専門は近世文
学・文化史。特に江戸時代中期の和学者である上田秋成・荒木田麗女
に関する研究に従事。関門に居住して以来、田上菊舎句の評釈を進め
ている。
『近世文学研究の新展開―俳諧と小説』
『俳諧から俳句へ』
『松
本清張を読む』
(いずれも共著)
などがある。梅光学院大学文学部教授・
同大学地域文化研究所所長。梅光学院生涯学習センター創設メンバー
の一人で、同学院における
「関門学」の推進にも努める。
パネラー
岡崎新太郎(梅光学院
学院長)
1945年生。東京大学工学部建築学科卒業。建設・設計業界の就
労を経て、81年に梅光女学院高等学校助教諭に就く。中学・高等学
校の校長就任後、現在学校法人梅光学院の学院長及び梅光学院幼
稚園の園長を務め、開かれた学院を目指し積極的な地域貢献・連携
に取り組んでいる。梅光学院大学では経験を活かして学生に下関を
中心とした文化を育む街づくり、また街を支える文化の創造、その創造
の主体たる人間の在り方を指導講座の中で展開している。
パネラー
髙月鈴世(下関市教育委員会
文化財保護主事)
1972年下関市生。奈良大学文学部文化財学科、大阪工業大学工
学部Ⅱ部建築学科卒業。98年下関市役所入庁。以来、教育委員会
文化財保護課にて、建造物を中心とする文化財保護業務を担当。専
門は、日本建築史。
これまでに、下関市指定有形文化財(建造物)高林寺山門保存修理、
下関市指定有形文化財(彫刻)功山寺韋駄天立像保存修理などを担
当。また、旧逓信省下関郵便局電話課庁舎(建造物)などの文化財
指定を担当し、現在は旧下関英国領事館の保存修理を担当。
支店長)