環境活動レポート - エコアクション21

エコアクション21
環境活動レポート
環境活動レポート
平成24年度
運用期間:平成24年9月~25年8月
有限会社クリーン
有限会社クリーン山口
クリーン山口
平成25年11月11日
(取組の対象組織・活動の明確化)
取組の対象組織・活動
◆組織の概要
(1)名称及び代表者名
有限会社クリーン山口
代表取締役 山中
岳寿
(2)所在地
本社
山口県周南市新地2丁目8番13号
(3)環境管理責任者及び担当者氏名並びに連絡先
環境管理責任者 代表取締役
山中
岳寿
TEL : 0834-31-7937
E-mail : [email protected]
環境管理担当者 事務局
山中
恵子
TEL、E-mail : 同上
(4)事業内容
1.各種プラント清掃業
2.産業廃棄物処理業(汚泥天日乾燥)
3.産業廃棄物収集運搬業
4.環境資材の斡旋及販売
(5)設立年月日
昭和 51 年 11 月 29 日
(6)資本金
1000万円
(5)事業規模
活動規模
単位
22 年度
23 年度
24 年度
売上高
百万円
79
79
76
従業員
人
6
6
7
述べ床面積
m2
77.6
77.6
77.6
産業廃棄物受託量
m3
3303.3
3240.3
3293.15
(6)事業年度
9月~8月
(7)エコアクション21取得
2012 年 10 月
認証・登録番号 :
0008841
◆認証・登録の対象範囲(全組織・全活動)
(1)対象事業者名 有限会社クリーン山口
(2)対象事業所
本社
(3)対象活動
1.各種プラント清掃作業
2.産業廃棄物処理業務
3.産業廃棄物収集運搬
4.環境資材の斡旋及販売
1
環
境 方 針
基本理念
基本理念
近年環境問題と共に産業廃棄物処理に対する関心は、年々日本はもとより世界的に高く
なっています。産業廃棄物も多様化しており法律も厳しく複雑なことよりその処分について
は、排出業者として対策に苦慮しています。当社は、排出業者への廃棄物の適切な分別、処
理までのアドバイスを実施すると共に中間処理過程においてリサイクルを推進することに
より環境保全に努めるとともに、地域社会への貢献を意図した事業活動を行います。
行動指針
環境経営システムを構築・運用し、環境負荷の低減を継続的に推進します。そのために
以下の事項を重点的に取り組みます。これらを環境目標及び活動計画に定め、定期的な見直
しを実施します。
1.二酸化炭素排出削減
使用エネルギー(電気、ガソリン、軽油)の削減に努めます。
節電に努めます。
エコドライブを意識づけ実施します。
産業廃棄物の収集運搬・中間処理を適切かつ安全に行い、また、同作業上で与える環境
負荷の低減かつ環境汚染を予防します。
2.廃棄物の削減
分別を徹底してリサイクルを推進します。
環境保全につながる物品の使用に努め、必要時排出業者へ効率的使用の説明をします。
汚泥処理のリサイクルを推進します。
3.水使用量の削減
節水に努め、水使用量の削減に取り組みます。
4.紙の使用量の削減に取り組みます。
5.グリーン購入を積極的に推進します。
6.事業の実施に当たっては環境に配慮したサービスに取り組みます。
7.事業活動に関連する環境関連法規等を遵守します。
8.地域や自治体等関連団体などと協働し清掃活動や環境美化につとめます。
9.この環境方針は、社員全員に周知するとともに、社外へ公表します。
制定:平成
制定:平成 23 年 10 月 1 日
改訂:平成
改訂:平成 24 年 9 月 25 日
有限会社クリーン山口
有限会社クリ
ーン山口
代表取締役 山中岳寿
2
EA21実施体制
代表取締役
山中岳寿
環境管理責任者
山中岳寿
車輌管理部門、運行管理部門
中間処理施設維持管理部門
処分管理計画部門
白崎保、山中桂次
磯村保、恵谷健吾
総務部門(事務局兼)
山中恵子
役割分担表
氏名
所属(役職)
山中岳寿
代表者
(代表取締役)
山中岳寿
環境管理責任者
(代表取締役)
全体の把握/環境経営システムを構築し、運用し、その状況を
社員全員に報告し、意識づける。
山中恵子
総務部門
(事務局兼)
電力、水消費量の管理、車燃料(ガソリン、軽油)灯油消費量管理、
EA21文書及び記録類の作成・維持・管理
廃棄物の廃棄量管理、リサイクル率管理
白崎保
運行管理部門
処分管理計画
山中桂次
磯村保
恵谷健吾
役割・責任・権限・使命
全体の統括、環境方針の設定、全体の評価と見直し
年間、月間、週間及び毎日の運行、収集・運搬計画及び管理
月間処分計画及び管理
中間処理施設維持
毎日の管理計画、記録の確認、施設清掃計画と管理
管理部門
車輌管理部門
車輌整備の最終確認及び管理 年間訓練計画
平成25年11月1日変更
作成責任者:山中恵子
3
(事業の範囲)
⑴ 産業廃棄物収集運搬業
県名
山口県
島根県
福岡県
広島県
産業廃棄物の種類
許可番号
許可年月日
03503013193 廃プラスチック、金属くず、ガラスくず・ 平成21年1月25日
コンクリートくず(がれきを除く。)・
陶磁器くず(自動車等破砕物を
除く。以上3種類)、汚泥、廃油、
廃酸、廃アルカリ、紙くず、木くず、
繊維くず、動植物性残渣、
鉱さい、がれき類
(これらのうち、特別管理産業
廃棄物であるものを除く。)
以上13種類
3200013193 廃油、廃酸、廃アルカリ、汚泥、
平成22年4月30日
廃プラスチック、金属くず、がれき類
以上7品目、
石綿含有産業廃棄物であるもの
を除き、特別管理産業廃棄物で
あるものを除く
04000013193 廃プラスチック、金属くず、ガラスくず等 平成25年10月25日
(以上3品目については、自動車等
破砕物を除く。)、汚泥、廃油、廃酸、
廃アルカリ、紙くず、木くず、繊維くず、
動植物性残さ、鉱さい、がれき類
以上13品目 3400013193 汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、
平成25年11月6日
廃プラスチック類、紙くず、木くず、
繊維くず、動植物性残さ、金属くず、
ガラスくず、コンクリートくず(工作物の新築
改築又は除去に伴って生じたものを
除く。)、陶磁器くず、鉱さい及びがれ
類(これらのうち廃プリント配線板、廃
ブラウン管、鉛製の管又は板、
廃石膏ボード及び廃容器包装を含み
鉛蓄電池の電極、自動車等破砕物、
判定基準に適合しないもの、石綿
含有産業廃棄物及び特別産業廃棄
物であるものを除く。)
有効年月日
平成26年1月24日
平成27年4月29日
平成30年10月24日
平成30年11月5日
⑵ 産業廃棄物処分業
県名
山口県
許可番号
事業の区分
03523013193 中間処理
(天日乾燥)
産業廃棄物の
種類
汚泥
(特別管理産業
廃棄物である
ものを除く。)
許可年月日
有効年月日
平成21年1月25日
平成26年1月24日
事業の用に共するすべての施設
天日乾燥施設 設 置 場 所 : 山口県周南市新地二丁目8番13号
設置年月日 : 昭和53年1月25日
処 理 能 力 : 0.6t/日
■各拠点より搬入された汚泥を天日乾燥処理のため沈殿、油水分離等の前処理(調質)をします。
前処理後、天日乾燥床にて含水率85%以下の完成土にいたします。
■当社の中間処理後の汚泥は、産業廃棄物処理業者(再中間処理)へ委託します。
最終的にセメント原料として再利用となります。
4
⑶ 車種一覧
・4tバキュームダンパー
・4t強力吸引車
・8t超強力吸引車
・軽トラック
4台
1台
2台
1台
⑷ 産業廃棄物処理料金
取扱う産業廃棄物の性状等により、都度協議により決定と致します。
⑸ 受託した産業廃棄物の処理量
<中間処理(汚泥:天日乾燥)>
単位
22年度
3
3303.3
受託量
m
委託量
t
143.94
23年度
3240.3
179.99
24年度
3293.15
187.85
<収集運搬(廃棄物等種類とその処理量)>
単位
22年度
23年度
汚泥
t
3306.98
3348.8
廃油
t
18.74
9.17
24年度
3304.22
12.84
5
環
環境目標
二酸化炭素総排出量
単位
境
103.2
1-1 電力使用量
kWh
17141
1-3 灯油使用量
ℓ
100
1-4 ガソリン使用量
ℓ
4780
1-5 軽油使用量
ℓ
30900
1-6 LPG ガス使用量
m
3
標
平成 22 年度 平成 24 年度
(基準年度)
目標
t- CO2
1
目
平成 25 年度
目標
平成 26 年度
目標
98 以下
96 以下
96 以下
(5%)
(7%)
(7%)
16284 以下
15942 以下
15942 以下
(5%)
(7%)
(7%)
95 以下
93 以下
93 以下
(5%)
(7%)
(7%)
4541 以下
4445 以下
4445 以下
(5%)
(7%)
(7%)
24 年度維持
24 年度維持
1.4 以下
1.4 以下
(7%)
(7%)
24 年度維持
24 年度維持
60 以上
60 以上
70 以上
438 以下
429 以下
429 以下
(5%)
(7%)
(7%)
積極的購入
積極的購入
29355 以下
(5%)
1.4~
1.4~1.5 以
下
1.6
(5%)
2-1 自社発生廃棄物
受 託 廃 棄 物 のリ サ イ
2-2
クル率
3
総排水量(使用水量)
4
グリーン購入の推進
5
会社周辺の清掃
1.0614 以下
ton
1.1173
%
52
m3
461
個
0
10 以上/年
1 回/1M
回/1M
1 回/1
回/1 週以
上
実施回
数
(5%)
1 回/1
回/1 週以 1 回/1
回/1 週以
上
上
備考:1 PRTR 対象化学物質を使用していないので、化学物質使用量の削減の目標は掲げません。
備考:2 ( )内%は、H.22 年度実績をベースとした削減率または向上率を示す。
備考:3 電力の二酸化炭素排出係数は、平成 21 年度の中国電力の 0.628kg-CO2/kWh を用いた。
6
平成24年度 環境活動計画
1.二酸化炭素排出量の5%削減
取組目標
1 電気使用量の5%削減
3 灯油使用量の5%削減
4 ガソリン使用量の5%削減
5 軽油使用量の5%削減
6 LPGガス使用量の5%削減
活動項目
1
エアコン設定温度を決め、実行する
2
休憩時間の消灯
3
残業時の不要な照明の消灯
4
長時間席を離れる時、パソコンの電源OFF
5
高効率蛍光灯、インバーター照明機器の導入
6
高効率機器の導入
1
暖房温度の適正管理
1
省エネドライブの励行
2
冷暖房の適正使用
3
アイドリングストップの励行
1
省エネドライブの励行
2
配車計画の合理化
3
アイドリングストップ手順を決め、実行する
4
車輌始発前点検及び不具合の早期発見整備
5
作業者間や作業者事務方間のスムーズな連携
1
お湯の沸かしっぱなしはしない
2-1 自社発生廃棄物の5%削減
取組目標
1 紙使用量の削減
活動項目
1
ペーパーレス化の推進
2
裏紙の利用
3
封筒や用紙の再利用
2-2 受託廃棄物のリサイクル率60%以上へ
活動項目
取組目標
1 リサイクルの推進
1
分別の徹底
3.総排水量の5%削減
活動項目
取組目標
1 水使用量の削減
1
2 事務所における節水活動
1
洗濯等の水の止め忘れ防止
4.グリーン購入の推進(1以上/年)
取組目標
1 グリーン購入
活動項目
1
グリーン購入法特定調達物品情報提供システム掲載品を購入
6.会社周辺の清掃
取組目標
1 会社周辺の清掃(1回/週)
活動項目
1
社内清掃時点検兼清掃の意識づけ
※ グリーン購入法特定調達物品情報提供システム(http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/gpl-db/)
7
(環境目標とその実績)
単位
平成 22 年度
(基準年度)
平成 24 年度
目標
t- CO2
103.2
98 以下
105
(5%減)
(1.7%増)
1-1 電力使用量
kWh
17,141
16,284 以下
16,420
(5%減)
(4.2%減)
1-3 灯油使用量
ℓ
100
ℓ
4,780
ℓ
30,900
環境目標
二酸化炭素総排出量
1
ガソリン使用
1-4
量
1-5 軽油使用量
1-6
2-1
LPG ガス使用
量
自社発生廃棄物
受託廃棄物のリサ
2-2
イクル率
総排水量(使用水
3
量)
4
グリーン購入推進
5
会社周辺の清掃
Kg
1.12
%
52
m3
461
個
0
実施
回数
1 回/1M
×
×
95 以下
105
(5%増)
4,541 以下
3,726
(5%減)
(22%減)
29,355 以下
32,701
(5%減)
(5.8%増)
1.5 以下
1.1
(5%減)
(31%減)
1.06 以下
1.1
(5%減)
(1.8%減)
60 以上
90
○
438 以下
427
○
(5%減)
(7.4%減)
10 以上
10 以上
○
1~4回/M
△
1 回/1 週間
※年度目標は、9月1日~翌8月31日までとする。
8
達成
状況
(5%減)
1.6
ton
平成 24 年度
実績
以上
×
○
×
○
×
(取組の結果及び評価、および、次年度の取組内容)
1. 二酸化炭素排出量の削減 : 基準年度(H22 年度)に対しても目標値も未達成
①電力使用量削減:基準年度比 4.8%削減したが、目標値(5%減)には未達
年度途中、事務所、控室とも蛍光灯から LED に半分切り替えた。
年度末、事務所のエアコンを省エネ型に更新した。
次年度は、エアコン更新の効果を確認する。投資として、省エネ型複合機へ
の切替えを計画している。夏のエアコンの適正温度(28℃)は、事務所はあ
る程度適応できるが、控室は、外からかえってくるので、熱中症と疲労を考慮
します。
②燃料:ガソリンは達成。軽油は未達。
大型車の増車、増員による軽油使用量の増加が大きいと考える。
次年度は、基準年度を今回の24年度に変更して目標を決めたいと考える。大
型車の稼働率向上の影響を確認する。事務所に省エネエアコンを導入したので、
灯油使用量を大幅に減少できると考えている。
2. 廃棄物排出量の削減:基準年度(H22 年度)に対して減少したが、目標に対して未達成
増員の影響が大きいと考えられる。次年度も、分別を継続・徹底する。
3.受託廃棄物のリサイクル率:大幅達成
汚泥のセメント原料化を進めた。
次年度は、焼却炉の燃焼安定化材料として使用するのでリサイクル率が少し低下
することが予想される。
4.水資源投入量の削減:達成できた。
洗濯のまとめ洗いなど計画通り実施できた。
次年度も節水をこころがけていく。
5.グリーン購入の推進:文房具などのグリーン購入は完了した。
次年度は、購入機会毎にグリーン購入を配慮します。
6.会社周辺の清掃
自社近くの公園周囲を会社周辺の清掃時一緒に清掃しています。
次年度も継続します。
9
(環境関連法規への違反、訴訟の有無)
過去、当社に関わる環境関連法についての違反及び、他社からの訴訟等はありませ
ん。また、地域住民及び関連する機関等からの苦情もありません。
(代表者による全体評価と見直しの結果)
今季は、増車、増員による目標未達成がみられたため、基準年を今季の値に設定し
て次年度は、取り組みたい。
地域の安全・安心に貢献できるよう、設備管理、受託管理、車輌管理、安全運転等
に更に取り組んでいきたい。
又、継続的に環境負荷低減を達成していく為にもエコアクションに更に取り組み、
目標設定、実行、評価のサイクルをつくりあげていきたい。
10