2014年（平成26年）4月17日（木曜日）毎日新聞 1 Oh Me オー！ミーこの情報紙は「滋賀ガイド」と提携していますインターネットと連動した【滋賀生活情報紙】 vol.511・4月17日号毎週木曜発行 4面にプレゼント情報！ ● Oh!Me 編集室／株式会社ヤマプラ：近江八幡市桜宮町294 TEL0748-34-8872 FAX0748-34-8927 ●広告／滋賀毎日広告社：大津市打出浜3-16 TEL077-522-2603 発行部数：100,000部 ●発行／毎日新聞大阪本社開発宣伝部：大阪市北区梅田3-4-5 工場内に「環境道場」を実感しているという。従業員5000人の意識を変える！学びの場を地域に開放滋賀（竜王）工場では毎年５月、「ダイハツ竜王フェスティバル（今年は竜王フェ竜王町にある自動車メーカー、ダイハツ工業滋賀（竜痛感した。スタ4025）」が開かれている。ツツジが王）工場は、従業員5000人以上が働く巨大工場。環今から約10年前、環境への意識の高ま満開の工場を開放し、地元の人たちに境の保全は場内だけでなく地域へ与える環境も大きりからＩＳＯへの関心が高まったが、感謝の気持ちを伝え交流を深めるイベい。環境に対する従業員の意識を変えることに大き事業所内での世代交代が進み、関心がントだ。今年は操業40周年の節目の年な成果を上げているのが、昨年２月にスタートした「環薄れてきているような気がした。年配に当たるため、地域の人たちにも「環境境道場」だ。生みの親の乾良幸さんに話を聞いた。の人と話をしてみても「そう言えば昔聞道場」を公開する。いたな……」という反応で、若い人も、ダイハツ工業株式会社　滋賀（竜王）工場　工務部課長いぬいよしゆき乾良幸さん（　）甲賀市在住 41歳「先日、環境の仕事を勧めてくれた上司よく分からないまま仕事をしている人から、『君は環境の仕事に向いているとが多かった。思っていたよ』と言われました。最初の「環境問題にはやり廃りがあってはならうちは違和感がありましたが、今では感資格取得へ夢中で勉強たが、そのうち環境のことが少しずつ分ない！常に高い意識を持っていなけれ謝しています」乾さんはもともと建築設計事務所で設かってきた。人脈ができてくると、仕事ばいけない！」最近は家族と遊びに行くときでさえ「環計士をしていたが、30歳のときダイハツの重要性も理解できて面白くなった。そう思った乾さんは昨年２月、従業員が境」や「エコ」に関連する所に足が向い環境について学ぶための場を工場内にてしまうという。（取材・福本）が建築関係のスタッフを募集していると知り、転職。工務部施設環境保全課で流行に終わらない取り組み常設しようとを考え建物に関する仕事をしてきた。そんなとき、工場内で樹木用の虫除けた。名付けて「環境４年前、大きな転機が訪れた。突然上剤を誤ってこぼした作業員が、それを道場」。専属トレー司から環境保全の仕事を命じられたの水で洗うというミスが起きた。薬剤はナー４人による環境だ。建築畑一筋の乾さんにとっては全流出防止の水槽に止まり、外部にもれ講座をほぼ毎日開講く未知の分野だった。ることはなかったが、ちょっとした知識し、事業所にある二不足が事故につながりかねないことをつの工場から８人ず「建築と違う分野の仕事をやっていけるつ出席。全従業員が１年間にのだろうか……」詳しくは www.gaido.jp/suteki １回は受講できるようにした。ダイハツ工業株式会社滋賀（竜王）工場とばかりで、不安に押しつぶさ事故の事例をパネル展示した１５１０ ●０７４８‐５７‐ れそうだったが、気を取り直しり、工場全体の模型を作って排竜王フェスタ4025 てチャレンジ。社外の講習会水がどこに流れるのかが一目で ●場所：ダイハツ工業株式会社滋賀（竜王）工場に参加し、環境マネジメントシ分かるように工夫。環境の話に（蒲生郡竜王町大字山之上３０００） ●時間：１０：００∼１５：００ ●料金：入場無料ステムの国際規格「ＩＳＯ興味を持ってもらえるように資 14001」の審査員資格取得を目料も手作りした。指して夜遅くまで勉強した。１年が経ち、最近は少しずつみ最初の１年間は無我夢中だっんなの意識が変わってきたこと環境については分からないこ地域のみなさんと環境パトロール 5/11 （日）滋賀生活情報紙【滋賀生活情報紙滋賀生活情報【Oh!Me Oh!Me】はお近くの】はお近くの毎日新聞販売店からお届けしています。毎日新聞販売店からお届毎日新聞販売店らお届けしていまています。毎日新聞のご購読お申し込みはフリーダイヤルヨムハフリーダイヤルヨムハマイニチマイニチ