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REPORT 2007
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REPORT 2007
経営理念・経営方針
金融機関です。
相互扶助型の農業専門金融機関
当会の資金は、
その大半が県内のJ
Aにお預けいただいた農家組合員およ
び地域の皆さまの大切な財産である
であるとともに、
貯金を源泉としております。当会では
資金を必要とする農家組合員の皆さま
地域経済の活性化に資する
方や、
JA・農業に関連する企業・団体
および県内の地場企業や団体、地方
地域金融機関です。
公共団体などにもご利用いただいてお
ります。
当会は、
JAとの強い絆とネットワーク
(1)経営理念
を形成することによりJA信用事業機能
当会は、滋賀県を事業区域として、
強化の支援を行うとともに、地域社会
地元のJA等が会員となって、
お互いに
の一員として地域経済の持続的発展
助け合い、
お互いに発展していくことを
に努めております。
共通の理念として運営している相互扶
また、
金融機能の提供にとどまらず、
助型の農業専門金融機関であるととも
環境、文化、教育といった面も視野に
に、地域経済の活性化に資する地域
入れ、広く地域社会の活性化に積極
的に取り組んでおります。
当会の経営理念
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会員農協の負託と信頼に応えて、安定的な収益還元をは
かるとともに、県内系統信用事業の中核的機関としての
機能を発揮する。
組合員および地域の人々に対する快適な生活の実現と、
農業の発展に貢献する事業を展開する。
役職員の相互信頼を基礎として、能力開発を進めるととも
に、社会的および経済的地位の向上をはかる。
これからも、
当会は、
この経営理念に基づき、
JA信用事業の中核的機関として、
経
営の健全性を確保しながら、
農家組合員等利用者・地域に貢献するという使命に邁
進してまいります。
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REPORT 2007
(2)経営方針
第11次中期経営計画『∼躍動と躍進に向けて∼』
当会は平成16年度から18年度まで
の3か年において、
当会並びにJA信用
事業の活性化と再生に向けた「経営
改善計画」を実践し、
業務の選択と集
中等による組織機構と要員の効率化
等を推し進めた結果、
概ね所期の目標
を達成することができました。
これを受け、
平成19年度からの3か
年は、当会並びにJAバンク滋賀の躍
動と躍進に向けた3か年と位置づけ、
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組合員等利用者との対面性機能を強化し、地域社会の繁
栄に貢献するリテールバンクとしてのJAバンクの地位を
確固たるものとする。
ポスト経営改善計画という位置づけを踏まえた「攻め」の
事業を展開する。
右記を基本的考え方に据え、平成19
年4月より第11次中期経営計画『∼躍
動と躍進に向けて∼』を開始しました。
第11次中期経営計画『経営の基本方針』
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JA事業運営基盤の強化
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収益力の向上
経営管理体制の拡充
第11次中期経営計画『重点施策』
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JAバンクとしての一体的事業運営の強化
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農業金融支援の強化
3.
JASTEMシステムの更改
4.
JAバンク全体での新たなビジネスモデル(事業方式)の検討・整理
5.
資金運用力の強化
6.
安定的な資金調達
7.
内部管理態勢の強化
8.
新BIS規制導入への取組み
9.
中長期的展望に基づく人材の確保・育成
を重点施策とし、その目標達成に向け鋭意取り組んでおります。
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