P26-27先駆者/05月 10.4.27 2:55 PM ページ1 ﹁サービス﹂を市民事業として事業化し、自生活者の視点から地域に必要な﹁もの﹂やズ・コレクティブとは、地域に暮らす市民がズ・コレクティブとの協働です。ワーカー老人ホームにさまざまな好影響を与えていま鎖的、組織的、管理的になりがちな特別養護ーカーズ・コレクティブの存在は、とかく閉入居者の生活支援など多岐にわたります。ワや、施設の課題を多くの対話により聞きとル藤沢の活動を通じて見えた地域の課題民ボランティアに丁寧にかかわり、ラポー者と市民を繋ぐ架け橋となっています。市窓口業務、洗濯、清掃、通所介護事業、送迎、とにより、地域と施設、施設と市民、入居います。︵ワ市ー民カがー創ズる・① コレクティブ︶ラポール藤沢の大きな特徴は、ワーカーは、ボランティアコーディネーターや総務室ティブのメンバーがコーディネートするこつの団体との協働に広がりました。具体的にした。地域市民であるワーカーズ・コレク設立され、協働してきましたが、現在では九は３倍以上︵年間２１００人強︶となりまら市民の暮らしの道具になることを目指して基本理念とし、市民の参加と協働を図りなが分たちで出資し、経営し、労働を担う新しい立当初には二つのワーカーズコレクティブが働き方の組織をいいます。ラポール藤沢の設で、わずか３年で市民ボランティアの人数（2）ー市すカ民。ーボズラ・ンコテレィクアテのィコブーにデ依ィ頼ネしーたトこをとワました。﹁人権﹂を何よりも優先することをポール三ツ沢︵横浜市保土ヶ谷区︶を開設し人として二つめとなる特別養護老人ホームラ業を展開しています。２００９年４月には法 16 年目を迎えた現在では、神奈川県内に 25 事川県藤沢市の特別養護老人ホームの設立から立した日本で最初の社会福祉法人です。神奈人のカンパと生協事業の積立金自己資金で設として、生活クラブ運動グループに集う７万ラブ生協神奈川﹂創立 20 周年記念事業の一つ社会福祉法人いきいき福祉会は、﹁生活クはじめに特別養護老人ホームラポール藤沢施設長 ▲ラポール藤沢ズマンであり、地域を創る市民でもありまは協働者であり、入居者にとってのオンブりも大切にします。つまり、法人にとってした目線であるため、入居者の人権を何よ合﹂を想定利用した場ール藤沢を家族がラポは﹁自分や点のベースり、その視社会福祉法人いきいき福祉会（1）すが。主地体域で市あ民阿部充宏････ P･R･O･F･I･L･E ････阿部参加型福祉の実践︵市民と共に地域を創る︶充宏●あべ・みつひろ社会福祉法人いきいき福祉会特別養護老人ホームラポール藤沢施設長 1970年生まれ。社会福祉法人に15年勤務。2007 年より現所属先の事業部長。2008年より現職。社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員。現在、NPO法人神奈川県介護支援専門員協会理事長、NPO法人ウエルエイジ小規模多機能型居宅介護「絆」副理事長を務める。「介護支援専門員ハンドブック」（中央法規出版共著）、「ケアマネジャー試験パーフェクトガイド」（同）等著書多数。この著作物は著作権法、国際条約およびその他の知的財産権に関する法律や条約によって保護されています。版権者（独立行政法人福祉医療機構）ならびに著作権者の許可を得ない複製（コピー）、再配布を、固くお断わりいたします。 WAMー2010.5 ● 26 P26-27先駆者/05月 10.4.27 2:55 PM ページ2 医療・福祉・介護の持続可能なサービスの強化、充実、発展に向け、現場の第一線で活躍されている方や学識者の方から、問題提起や政策提言を目指した主張をいただき、お届けします。もなっています。とりわけ、労働力人口の減少をはじめ、少子化とその影響は社会問題にを迎えます。日本人の人口は平成 17 年より減日本は２０２５年に向けて高齢化のピーク自分たちが介護を学ぶことで地域へその知識的であり、市民力の強さに感銘を受けました。もなくあがりました。この言葉は非常に衝撃い﹂という声が市民ボランティアの誰からとなくして、﹁私たちも介護のことを勉強したンね﹂という会話が聞こえてきました。ほどど、私には車いすの操作ができないからゴメいから入居者をお散歩に連れていきたいけいた市民ボランティアから﹁今日は天気がよある日のことです。特養ホームで活動してま機す市す軸。民。に制参お度加いに型たあの活わ組動せ織をるで今のあ後でりもな続さくけら、るに市こ進民とめのがて生大い活切きをでのためには、多くの市民の参加と知恵を得て、いくことが使命であると考えます。その実現はさまざまな社会問題に正面から取り組んでであり大歓迎です。その中で、社会福祉法人います。それは、市民の選択肢が増えることし、多くの設置主体が高齢者介護に参入して 27 ● ︵キ市ャ民リがア創パるス② 講座の開催︶ WAMー2010.5 て訪れた方の感想となっています。わからない﹂。これが、ラポールにはじめ員や市民が入り混じります。﹁誰が誰だか服は必要なしと考えるラポールでは、職暮らしを支えています。暮らしの場に制たり前にあるはずの入居者一人ひとりのボランティアの活動によって、そんな当中で、ワーカーズ・コレクティブや市民職員だけでは十分に行うことができないにあるはずの当たり前の暮らし方を施設わってきました。方﹂と﹁ 24 時間３６５日の支援体制﹂にこだ目を背けることなく、ラポールでは﹁住まいこの街で住み続けられるのか。この事実から分の老後は安心できるのか。自分が住みたい大きな影響を及ぼします。社会保障だけで自は、私たちの未来に少と介護職員の不足します。それは、社会福祉法人の使命ともいも、﹁便利﹂な道具であり続けることを目指ラポールは、市民の道具であること。それえます。介護保険制度の創設から 10 年が経過歌ってみる。暮らしの中画をみる、懐かしい歌を歩に出る、観たかった映話す、天気がよいから散ーでお菓子を食べながらングで珈琲を飲む、ロビてくれます。食後にリビ﹁しなやかさ﹂を演出し暮らしに﹁うるおい﹂と（3）は市牽、民制入ボ力居ラと者ンなのテっ当ィてたアいりのま前存すの在。りでなく、よい意味での明らかにしてくれるばかることで、施設の課題をその行動力に繋がる一歩になるが住み続けられる地域づくりと、や技術を広げていきたい。それ ▲アロママッサージをする様子 ▲ひと仕事を終えて、談笑する市民ボランティアさん︵未市来民にの向道け具てになる︶た講足。座しを、開市催民すのる手こでとキとャなリりアまパしス人は講座の修了者約 20 人︶が発年はキャリアパスＯＢ会︵発起企画運営をしていましたが、今はラポール藤沢の職員が研修のの力を発揮し始めました。当初計 80 人の市民が地域や施設でそら開催され、３期が終了し、合ス講座と題して、２００９年かということでした。キャリアパこの著作物は著作権法、国際条約およびその他の知的財産権に関する法律や条約によって保護されています。版権者（独立行政法人福祉医療機構）ならびに著作権者の許可を得ない複製（コピー）、再配布を、固くお断わりいたします。