平成28年度診療報酬改定等の影響に関するアンケート調査の結果について

- 独立行政法人福祉医療機構
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Press Release
NO.19
平成 28 年 10 月 6 日
独立行政法人福祉医療機構
経営サポートセンター長 岐部 宏幸
経営サポートセンター リサーチグループ
グループリーダー
佐野 伸
リサーチチーム
関 悠希
(電
話)03-3438-9932
(F A X)03-3438-0371
平成 28 年度診療報酬改定等の影響に関する
アンケート調査の結果について
独立行政法人福祉医療機構では、標記に関するリサーチレポートをとりまとめました。
なお、同レポートの内容は、機構ホームページ※にも掲載しております。
※ 機構ホームページ http://hp.wam.go.jp/guide/keiei/report/tabid/1853/Default.aspx
1. アンケート調査の概要
目
的:平成 28 年度診療報酬改定等が、病院経営に与えた影響について把握する
対
象:病院 1,119 施設
回
答
数:195
有効回答数:192
有効回答率:17.2%
実 施 期 間:平成 28 年 8 月 16 日(火)~平成 28 年 8 月 31 日(水)
実 施 方 法:Web アンケート
2. レポートの概要
医業収益については、一般病院、療養型病院、精神科病院のいずれにおいても前年度から減少した
とする回答が約半数を占めました。
全体では医業収益が増加した病院は 3 割に過ぎず、そのうち医業利益が増加した病院は半数にとど
まりました。
施設基準が厳格化された 7 対 1 では、算定している病院の 9 割が今後も 7 対 1 を維持すると回答し
ました。また、7 対 1 の施設基準のうち、もっとも満たすのが厳しい要件として、看護必要度を挙
げた病院が 6 割、うち半数が A 項目の算定が厳しいと回答しました。
以上