独立行政法人福祉医療機構 WAMは福祉と医療の民間活動を応援します Press Release NO.12 平成28年7月28日 独立行政法人福祉医療機構 福祉医療貸付部長 道躰 正成 福祉審査課長 藤田 晴彦 福祉審査課 深澤 宏一 (電話)03-3438-0207 (F A X)03-3438-0659 ユニット型特別養護老人ホームの実態調査の結果について 独立行政法人福祉医療機構では、ユニット型特別養護老人ホーム(以下「ユニット型特養」といい ます。)を整備する事業者の安定的な運営を支援するため、当機構の資金を利用してユニット型特養 を整備された法人を対象に、計画の初期段階から施設運営が軌道に乗るまでの状況について実態調査 を行っています。 本調査は平成21年度から実施しており、このほど平成27年度の結果を取りまとめました。 なお、調査結果の内容は、機構ホームページ (http://hp.wam.go.jp/guide/fukushikashitsuke/tabid/146/Default.aspx)にも詳細を掲載し ておりますので、ご参照ください。 1.実態調査の概要 実施期間 平成28年1月20日から2月19日 対 象 715件 (平成24年度から26年度までに当機構の福祉貸付資金を利用して整備したユ ニット型特養) 回 答 299件/回答率41.8% 2.調査結果の概要 1 ㎡あたりの建築単価、定員 1 人あたりの経営資金単価及び定員 1 人あたりの借入単価が、過 去調査と比較して上昇していました。建築工事費高騰や介護人材不足への対応としての先行採 用等により、開設コストがかさんでおり、その一部が借入金に転嫁されたことが伺えました。 開設後 1 年時点での稼働状況については、ユニット型特養は高い稼働率を維持しているものの、 併設のショートステイやデイサービスは過去調査と比較して低下していました。要因としては、 様々な事業者の参入による競争激化と介護人材の不足によるものと思われます。 その他、自由記述によりご回答いただいた、施設開設後 2 年程度までの間のハード・ソフトの 両面に関する実感等を掲載しています。 以上 1 / 1
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