アルツハイマー型認知症 検査のご案内 富田林病院 認知症は、 加齢による「もの忘れ」との 区別がつきにくい病気です。 アルツハイマー病は、 日本で認知症を引き起こす 原因のうち、もっとも割合 の多い疾患になります。 MRIにより撮影した脳全体のデータを 健康成人のデータベースと 照合・解析します。 (VSRADにて解析) 早期アルツハイマー型認知症では、脳の中の 海馬(かいば)・海馬傍回(かいばぼうかい) と呼ばれている「記憶にかかわる重要な部 位」が最も早く萎縮することがわかっていま す。 診断結果は、海馬・海馬傍回の萎縮の程度を 画像で色づけします。 萎縮の程度は、0以上の数値で表され、海馬 の萎縮が強いほど、大きな数値となります。 ★ 数値 0~1:萎縮ほとんどなし 1~2:萎縮がややみられ、軽度認知症障害 関連を疑い、経過観察が必要 2~ :早期アルツハイマー型認知症の疑い アルツハイマー型認知症の診断は、 医師による臨床情報に基づき総合判 断されるものであり、この検査結果 のみでアルツハイマー型認知症と診 断することは出来ません。 VSRADはあくまでも補助検査となります。 尚、診断対象は50歳以上の方となります。 富田林病院では、 アルツハイマー型認知症の早期診断・ 治療を行っています。 詳しくは、内科外来でご相談ください。
© Copyright 2024 ExpyDoc