会 議 録 - 三豊市

会 議 録
会 議 名
第1回 三豊市産業振興審議会
開催日時
平成 26 年 5 月 21 日(水) 午後 16 時 00 分から午後 17 時 40 分まで
開催場所
三豊市役所 西館大会議室
出席委員
古川尚幸
武内政敏
小林稔明
稲田 覚
川北 哲
山本重明
福本修一
吉田美和子
白川大輔
綱島邦朗
中西廣喜
白川博樹
欠席委員
湯川洋久
大平保利
真鍋雅彦
オブザーバー
政策部長 小野英樹
建設経済部長 尾崎 清
三豊市港湾水産課長
大西敏明
農業振興課長 武田茂義
三豊市商工会指導課長 椎野貴士
㈱五星 織田雅文
事 務 局
綾 章臣課長
西岡直樹主任
真鍋裕亮副主任
(産業政策課)
1 事務局より開会
(事務局)
ご案内の時間になりましたので、ただいまより三豊市産業振興審議会の平成 26 年度の第 1
回目の会議を開催したいと思います。
昨年度、産業振興基本計画においては、各委員からご意見をいただきながら作成いたしまし
た。
それに基づき今年度は具体的な実施施策、アクションプランについて御審議いただきながら
進めていきたいと考えております。
今年度は会の資料作成及び進行をコンサルに委託しており、今後の進行についてはお願いし
ます。
2 会長挨拶
非常に良い季節となり、今年度の第 1 回目の審議会が今日からスタートします。
昨年1年間協議したことについては、市長の方へ中間報告を行っています。
コンサルの方で司会進行ということで、私個人としても少し意見を述べさせていただければ
と思います。
1
3 議事
(1) 三豊市産業振興アクションプランについて
(司会)
今年度は実施計画(アクションプラン)をつくっていくための審議会となります。
アクションプランは、住民、企業、三豊市(行政)等が主体となって進めていく必要があり
ます。
中には三豊市が中心となって進めていく事業もありますし、企業や住民の皆さんが中心とな
って進めていく事業もあります。
それらを踏まえた形でご意見をいただければと思います。
まず、三豊市産業振興アクションプランについて説明をお願いします。
(コンサル)
(協議資料 1∼3 について説明)
(司会)
今の説明について、ご質問のある方はいらっしゃいますか。
質問がなければ次の議題に移ります。
(2) 三豊市農業振興計画の概要について
(農業振興課長)
(協議資料 4 について説明)
(司会)
今の説明について、ご質問のある方はいらっしゃいますか。
質問がなければ次の議題に移ります。
(3) 重点施策と実施事業について
(コンサル)
(協議資料 1(4 章以降)について説明)
(司会)
基本目標「販路の拡大及び経営革新」
(1)
「販路の拡大」に関する事業から議論をしていき
たいと思います。
事業1 新技術・新製品情報発信事業について、御意見をいただければと思います。
この事業は継続事業であり、本年度は三豊マーケットの中の一部として新技術・新製品の発
表が行われましたが、この事業にも参加された福本委員、ご意見はどうでしょうか。
2
何か改善点等についてのご意見はあるでしょうか。
(福本委員)
議論の仕方について、どのようにすれば良いのか考えてしまう。
(司会)
三豊市として産業を活性化させるために、どのような事業を行っていけばよいのか、また、
何かについて改善すればもっと良くなるという点について考えていただければと思います。
(綱島委員)
記載されていることは理解できるが、1 年間の中で、3 月、4 月、5 月はこういった活動を行
ったというのが、年間活動としてあればわかりやすいと思います。
また、Mブランド開発プロジェクトの記載(事業 5)がありますが、4 月に説明会が開催され
ていますが、どのような内容であったのか、参加された方はわかるのでしょうが、出席してい
ない私などは興味がありますが、内容がわからないものとなっています。
また、今後のプロジェクトの流れについても記載がありますが、どういったことが、どこま
で進んでいるといったことがもう少しわからないと踏み込んだ議論が難しいのではと感じます。
(司会)
内容については、調べるようにいたします。
また、記載している事業にこだわらずに、もっと他の事業であるとか、このようなことを行
っていけば良いといったご意見もあれば、お願いいたします。
(山本委員)
確認ですが、新規販路開拓事業(事業 2)では、ビジネスマッチングを開催するとあります
が、規模としては三豊市で開催すると意味でしょうか。
(コンサル)
三豊市または西讃という規模で開催すれば、三豊市の企業がより多く、商談できるのではな
いかと考えています。
(山本委員)
ビジネスマッチングは重要ですが、これが成功するにはかなり広範囲でないと難しいと思わ
れます。大手企業のバイヤーが参加しないと成功しません。よって、規模として三豊市・観音
寺市で実施しても成功しないと思われます。
実効性をとるのであれば、広範囲を対象とするのが望ましく、他のマッチング事業に相乗り
をしていく、例えば、私どもでもかがわ産業支援財団が実施しているマッチングに対して三豊
市の企業を紹介し、出展の御手伝いをすることを行っています。
マッチングを成功させるには、かなりの市場規模がないと難しいと思われます。
大きなマッチングイベントに出展の援助をすることが有効ではないかと考えます。
(コンサル)
三豊市または西讃でマッチングを行っても困難であれば、かがわ産業支援財団、香川県の方
3
へ、県内企業を対象とした現在のマッチングイベントの回数を増やしてもらうように働きかけ
るということもあると思います。
(山本委員)
伊予銀行のように広域の銀行であれば、愛媛全域におけるビジネスマッチングを開催できま
す。また、トップの銀行(静岡銀行、八十二銀行などの 7∼8 つのグループ)であれば、東京等
を対象とした大手の市場におけるビジネスマッチングが開催できると思います。
また、香港などの海外を対象としてビジネスマッチングも可能かと思います。
最少の範囲として限定しても県内一円となっています。
(川北委員)
企業や農業の方にしても、参加しやすい状況の中で、参加を促していくことが必要と思いま
す。東京のビッグサイトに行けば、あらゆる業種・業態の方も来られていると思うが、とりあ
えずは、県等の協力を得ながら考えていくようなことをしないと、西讃地区、三豊市だけだと
限定されてしまうおそれがある。
仮に参加したけど、ブースに話が来なければ、次回は参加しないといったことに繋がりかね
ない。
参加しやすいためにどうするかといった企画力も重要だと感じます。
(吉田委員)
確認したいのですが、本日の議論の着地点はどういったことをイメージすればよいのでしょ
うか。
三豊市でこういった重点施策を考えています、過去にはこういった事業も行ってきました、
他にもこんな事例がありますといった内容かと思いますが、それに関して意見を述べて審議す
るということでしょうか。
(コンサル)
案として様々な事業を記載しており、補足として既存事業であれば今まで行ってきた概要に
ついて記載をしており、新規事業であれば、他市町ではこんなことを取組んでいるとか、また
民間ではこんなことを実施しているといったことを記載しています。
それらを参考にして、継続事業であれば今後も続けていくのがよいか、また、新規事業であ
ればこのようなことを今後行っていくことが望ましいということを考えていただきたいと思っ
ています。
事業化に向けて、細かな部分については、事業関連主体の中で今後も議論する必要はあると
考えていますが、意図としてはこのような事業を行っていかないと産業振興につながらないの
ではないかという視点で議論いただければと思います。
中には、このような事業は不要というご意見もあるかもしれませんが、もっとねらいや手法
を変えて、やっていけば良いといったご意見とか、自らの会社がこういう場面であれば、支援、
参画できるといったご意見をいただければと思います。
(吉田委員)
4
ここで決定するという訳ではなく、それを参考に詰めていくということでしょうか。
(司会)
今回はアクションプランということで、
実現化できるように決めていきたいと考えています。
また、ここに記載している事業は全て、三豊市において予算化している訳ではありません。
そのような意味からも、ご意見によって内容が変わっていくことは十分に考えられます。
決して、これらが担保されており、決定しているといった意味ではありません。
(吉田委員)
当社として参加させていただいたのは、三豊マーケットで実施した新技術・新製品の情報発
信事業(事業 1)であり、2 回ほど参加させていただきました。このような取組みは、今までな
かったので、非常に有りがたいと感じています。
是非、継続していただきたいと考えますが、三豊マルシェ、企業の説明、採用に向けた説明
会という内容で、まずは人を呼ぼうというねらいかと思います。
企業でブースを構えている者としては、今度は採用の方に特化するといったことも考えてお
り、少しねらいが混在している感もあり、ここに来ようとしているのは主婦なのか、学生なの
かといったターゲットが曖昧になっていると感じました。
非常に参加してよかったのですが、次はターゲットを絞った内容で呼んでいただけると有り
がたいと感じています。
(稲田会長)
実は、そういう曖昧な状況で本事業は始まりました。新卒を対象とした企業説明会として実
施するのであれば開催時期としては好ましくないと思っています。
私も三豊市中小企業振興協議会として、新技術・新製品の情報発信事業(事業 1)に出展し
ています。
当初からどのような形式で実施しようかと考えた時に、周辺に実家がある人達にも来ていた
だければ、子ども、孫にこのような企業があるということを話ができると考え、さらに来てい
ただくためには、食べ物も出展していた方が良いということで始まりました。
ということで、なかなか目的を識別しないままに実施してきたのが現状です。
2 年間実施してきたわけですが、もう少し継続してから見直しを考えても良いのではという
気持ちです。
就職に向けた企業説明会は 5 月、6 月に実施するというのも将来にはあって良いと思ってい
ますが、現在は模索状態で実施しているのが実情です。
参加された企業は困惑されたと思いますが、三豊市にはこのような企業があるということを
知ってもらうのを第一義として実施しています。
新規販路開拓事業(事業 2)については、大手が主催しているものがありますが、私が知っ
ているものの一つとして、伊予三島市でジェトロ(日本貿易振興)が食品のバイヤーを海外か
ら呼んできているというものがあります。何故、そういったものが実施できたのか、またどう
5
して実施したのかを考えると、既に海外の企業と取引している企業が伊予三島市にあったから
だと思います。
海外の企業がせっかく、伊予三島市に来るので、伊予三島市だけではなく周辺の企業も巻き
込んだというのが実情でないかと考えます。
三豊市の企業が単独で大手企業を三豊市に呼んでくるというのは、
非常に困難と思われます。
よって、ジェトロ等が開催している商談会に、三豊市の企業として参加できるように促した
り、参加費用の一部を補助するなどが必要かと思っております。
産業見本市出展支援事業(事業 3)については、今までも見本市等の出展に際し補助金を出
しています。これは、自分で見本市の開催を見つけ、参加したいという要望があった企業には
支援を行っており、平成 26 年度も 4 社に対して支援したという実績があります。
先ほどの新規販路開拓事業(事業 2)については、関連主体の方から一般の企業に対して、
このような商談会等があるから参加を呼び掛けていくような事業ではないかと思っています。
事業 2 と事業 3 は少し異なっており、事業 2 は新規事業ですが、今後、実施に向けて取り組
んでいくことは良いと考えています。
特産品販売拡大事業(事業 4)については、三豊市の既存のネットワークを活かしてPRし
ていくといった意味かと思います。
(司会)
本日も限られた時間となっておりますが、武内委員、ご意見はどうでしょうか。
(武内委員)
今のところございません。
(司会)
白川委員、ご意見はどうでしょうか。
(白川大輔委員)
数年前に三豊市農業振興課の方からの紹介で「アグリフーズエキスポ」という大きな展示会
に出展させてもらいました。
農家では自分で営業することも少なかったので、展示会でバイヤーから見積書を求められた
際に見積書の書き方がわからなかった経験があります。出展する際には予備知識が必要だと感
じました。
(司会)
展示会に参加するために、例えば講習会等を開催し、そこで予備知識をもって参加するとい
ったことも必要ということかと思います。
(川北委員)
先ほどの白川委員の意見のように、本当はやりたいが、やり方がわからないといったことが
あると思います。そのため、やりたいという人に対して、指導をしていただける人が必要と感
じます。
費用負担のこともあると思うが、それについては三豊市の協力も得ながら行っていければと
6
思います。
個人的には「三豊ナス」があるが、これを活かせないかと思っています。三豊市に住んでい
る訳ではないが、外から見ると活かせないかと思います。
講習会もさることながら、場面においては協力してあげるといった仕組みづくりが重要では
ないかと考えます。
(コンサル)
先ほどの白川委員の意見では「アグリフーズエキスポ」に参加されたということですが、商
談会・見本市の開催情報というのは、皆様は知っているのでしょうか。
もし、皆様が商談会・見本市が開催されているということを御存じなければ、そのような情
報発信も必要でないかと思っております。
さらには、先ほどありました見積書の書き方等の講習会、勉強会等も必要ではないかと考え
ます。
(白川大輔委員)
「アグリフーズエキスポ」については、情報はなく三豊市からの勧誘という形でした。
主催が日本政策金融公庫でしたので、
農家で公庫と付き合いある人は案内があったようです。
特に自分から見つけてというはじまりではないです。
(コンサル)
もし、他の方でそういう情報を知っていれば参加したという人が多ければ、広く情報発信を
することが重要かと思いますが、それについてはいかがでしょうか。
(白川大輔委員)
私も最初は行ってみたいという気持ちで参加しましたが、いざ行ってみると全国のレベルの
違いというのもわかりましたし、出展ブースの飾りつけなどの仕方についても良い勉強となり
ました。
そういう意味では参加した経験というのは大事と思いますので、参加していない農家に対し
て、次につなげていきたいと思います。
(中西委員)
情報発信については、例えば三豊市中小企業振興協議会に入会しておれば、展示会・補助金
等の情報については送られてきていると思います。
他には、情報収集を自分で行いたいというのであれば、四国経済産業局、香川県、中小企業
団体中央会のホームページにアクセスすれば各種の補助金の情報は得ることができると思いま
す。そのあたりを啓発すれば、自分で必要な情報は得ることができると思っています。
新技術・新製品情報発信事業(事業 1)については、私も昨年、今年と訪問しました。特に
今年は多くの人が訪れており、盛大だったと思います。
このような展示会は続けて開催していただければと思います。最初は自社PR、就職説明等
を合わせていろいろと行うのは大変と思いますが、企業には何らかのメリットがあり、三豊市
にこのような企業があるということをPRできるので喜んでいた出展企業も多数あったと思い
7
ます。
展示会等については、できればもう少し補助率を上げていただくことが良いと思います。
例えば三豊市のがんばる企業応援事業の採択結果も発表されたと思いますが、応募件数も従
来の半分以下に減ってきていると思います。補助の採択金額も減少していたと思います。
その分、展示会出展に対する補助金を上げれば良いと感じます。主だった企業は研究発表型
の補助金についてはある程度、補助を受けたような感じもありますので、製品のPRや販路拡
大につながる補助金に移行していくことも然るべきかと考えます。
ただ、新規企業の発掘等を考えると必ずしもそうとは言えないのかもしれません。
今年の三豊マーケットに出展された企業は、スペースは確保してくれるのですが、かなりの
出費があったと聞いています。
新しいチラシ、パンレット等を作成するにもかなりの費用が必要だったようですので、これ
らに対する助成について、考えていただければと思っております。
(白川博樹委員)
企業として幕張やビッグサイトの展示会等に参加したこともありますが、仕事に直結型だと
参加しにくいという気がします。自分がビジネスマッチングに出展する場合もありますが、気
楽に入れる展示会の方が行きやすく商談につながるのではないかと思います。
交流を促進するようなイベントの方が良いと個人的には思います。
(司会)
アクションプランでは、今後、指標について定めていきたいと考えています。また、今回は
会議を 6 回予定していますが、その中で、皆さんのご意見を基に決めていければと考えており
ます。
(川北委員)
個人事業でも企業でも同じですが、皆さんが思っているのは、自分の考えの情報が欲しいの
だと思います。
企業を立ち上げても最初は情報が入ってこないが、10 年、15 年してやっと情報が入ってくる
ようになると感じます。
素直な気持ちとして私ならこうしたい、私ならこうするといった意見を出すことが必要では
ないでしょうか。そうしないと、結果的には着地点として何をするのといった的が絞れていな
いようなことにならないように注意しなければいけないと思います。
(司会)
ご意見いただいたことに留意しながらアクションプランを作成していきたいと思っておりま
す。
(コンサル)
少し今までに議論の整理についてですが、新規販路開拓事業(事業 2)については、現時点
では三豊市で商談会を開催するのは困難であることから、香川県全域で開催するようにかがわ
産業支援財団、香川県の方に働きかけていくといったことで、整理をしたいと考えています。
8
産業見本市出展支援事業(事業 3)については、見本市等に関する情報発信や支援する仕組
みとして、見積もりの書き方や出展ブースの飾りつけ等も含めて教えていただけるような説明
会の開催や体制づくりについて整理したいと考えています。
また、気軽に参加しやすいイベントというご意見もありましたので、他の事業での記載とな
るかもしれませんが、整理をしていきたいと考えています。
特産品販売拡大事業(事業 4)については、今後、考えていきたい事業として計上したいと
考えています。
(稲田会長)
ただ、特産品販売拡大事業(事業 4)につながりのあるネットワークとあり、それは人脈の
ことを指していると思いますが、例えば三豊市ふるさと会とパイプは繋がっているのか、友好
都市についてもこちらが思っているだけで、相手は買いたいと思っているのか、そのような営
業を誰がしてきているのかということもあり、熟すところまで誰がやるのかということが必要
かと思います。
記載していて実際できなかったというのでも良いのかもしれませんが。
(司会)
言われたように誰がやるのかといったことは重要かと思います。
本日の振り返りですが、各事業の下段に記載しているのは経緯等の説明であり、上段の表内
に記載している内容を詰めていきたいと考えています。
本審議会の中で何をするのかといったことを、作成していきたいと考えています。下段に記
載されているのは例であって、これを基に作成するといった意味ではありません。
今回の資料については、事前にお送りできませんでしたので、次回からは事前に資料をお送
りするようにいたします。
また、川北委員が言われたように自分であればこうするといった意見、また誰がするのかと
いったことが重要かと思います。
ただ、全てを行政がするというのではなく、市民が主役になったり、企業が主役になったり
することを考えていかなければいけません。全てを行政が実施するとか、補助がないとできな
いというものでもないと思います。
(事務局)
本日は、協議資料 3 における基本目標「販路拡大及び経営革新の促進」における基本的な取
組み(1)
「販路の拡大」に関する、事業 1∼4 についてご議論をいただきました。
三豊市ではこんな事業を今まで行っています、他市ではこんなことを行っています、また新
規事業としてこんなことを行えば良いのではないか、ということで例として 4 つの事業を掲載
させていただいております。
本来であれば事前に資料を配布する中で、他にもこんな事業を行えば良いとか、他市の事例
で知っているが、見直してやり方を変えてこういった内容で三豊市で行えば良いといった点で
ご議論いただければと思っています。
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本日ご議論いただいた事業 1∼4 については、会議録と合せてお送りするようにいたします。
また、
(3)6 次産業化の推進、
(4)環境保全型農業の促進に関連する事業、あるいは次の基
本目標「産業を担う人材育成及び雇用確保」における(1)企業立地の推進ほかに関する事業に
ついても事前にお送りいたしますので、事前に資料をご確認いただき、これ以外にもこんな事
業が考えらえるとか、これについてはもっとこうして実施した方が良いといったことをご議論
いただければと思います。
最後、協議資料 5 になりますが、簡単な年間スケジュールを記載しており、本日のような会
をあと 5 回ほど予定しております。
2 ヶ月に 1 度のペースで開催していきたいと考えていますが、合間で我々の方から本日ご議
論いただいたような項目を提示いたします。
次の会は 7 月頃を予定しております。
なお、日程については、会長をはじめ皆様と調整させていただいて決定したいと考えており
ます。
(稲田会長)
短い時間でありましたので、皆さんには言い足りないこともたくさんあったと思います。
2 回目以降、スムーズにできることを期待しております。
第 1 回目ということで、お忙しい中、本日はありがとうございました。
−以上−
第 1 回三豊市産業振興審議会開催状況
10
協議資料
三豊市産業振興アクションプラン
(第 1 回産業振興審議会協議資料)
平成 26 年 5 月
1
目
1章
次
三豊市産業振興アクションプランとは ...................................................................................................... 1
1 策定の意義 ...................................................................................................................................................................... 1
2 策定の経緯 ...................................................................................................................................................................... 1
3 位置付け ........................................................................................................................................................................... 2
4 期間..................................................................................................................................................................................... 2
5 構成..................................................................................................................................................................................... 3
2章
三豊市の産業を取り巻く現状と課題........................................................................................................... 5
1
人口 ................................................................................................................................................................................... 5
2
労働力人口 ..................................................................................................................................................................... 6
3
事業所・従業者数 ...................................................................................................................................................... 7
4
財政の強化 ..................................................................................................................................................................... 8
3章
産業振興に向けた将来像及び基本目標 ...................................................................................................... 9
1 将来像及び基本目標................................................................................................................................................... 9
2 産業振興に向けた基本的な取組み ................................................................................................................. 10
4章
重点施策と実施事業 ........................................................................................................................................ 11
1 販路の拡大及び経営革新 ..................................................................................................................................... 13
(1)販路の拡大 .......................................................................................................................................................... 13
(2)地域ブランドの創出及び販売・流通網の構築 ................................................................................. 19
(3)6 次産業化の推進 ........................................................................................................................................... 23
(4)環境保全型農業の促進.................................................................................................................................. 23
(5)地産地消の推進 ................................................................................................................................................ 24
(6)経営革新の促進 ................................................................................................................................................ 27
5章
産業振興に向けた指標 ................................................................................................................................... 31
1 販路の拡大及び経営革新 ..................................................................................................................................... 31
1 章 三豊市産業振興アクションプランとは
1 章 三豊市産業振興アクションプランとは
1 策定の意義
平成 24 年末に誕生した現政権による景気対策として「アベノミクス」が一定の効
果を見せる中で、平成 26 年 4 月から消費税の増税が開始され、景気の動向は楽観視
できない状況です。
このような状況の中、本市の財政運営としては、本市独自の財源である市税、税外
収入金等の自主財源の確保に努めていくことが求められています。
また、人口減少、少子高齢化が進行する中において、平成 20 年に策定した「三豊
市新総合計画」では、まちづくりの基本理念を「自主・自立」と掲げ、まちの将来像
を「
“豊かさ”をみんなで育む市民力都市・三豊」とし、市民との協働体制と地域内分
権を進めながら“豊かさ”を常に創造・発信するまちづくりに挑戦するものとし、平
成 30 年の目標人口を「65,000 人」に設定しています。
この目標の実現のためには、住環境の向上、保健・福祉・教育環境の充実等の他に、
産業振興による雇用の創出を図り、これに伴い新たに本市へ定住する人口を増加へと
つなげることが必要です。
2 策定の経緯
長引く景気の低迷や国際競争の激化、人口減少に伴う購買力の低下、消費者の価値
観やライフスタイルが多様化するなど、産業を取り巻く環境は、非常に厳しいものと
なっています。
このような中、産業振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進することにより、
事業者の自主的な経営意欲を助長するとともに、その経営基盤の強化を図り、もって
市民の生活の向上、活力ある地域経済及び環境と調和した地域社会の実現に寄与する
ことを目的とした「三豊市産業振興基本条例」を平成 25 年 4 月に制定しました。
また平成 26 年 3 月には、産業振興に向けた将来像、将来目標を設定するとともに、
産業振興に向けた基本的な取組みをまとめた「三豊市産業振興基本計画」を策定しま
した。
これらを踏まえ、産業振興の実現に向けたより具体的なアクションプランを策定し
ます。
1
1 章 三豊市産業振興アクションプランとは
3 位置付け
三豊市産業振興アクションプランは、平成 26 年 3 月に策定した「三豊市産業振興
基本計画」を継承するものであり、産業振興に向けた具体的な事業・施策をとりまと
めるものです。
なお、農業振興に関する分野については、別途、
「三豊市農業振興計画」
(平成 26
年 3 月)を策定しており、当該計画と本アクションプランの連携を図るものとします。
また、観光振興に関する分野については、今後、個別に「三豊市観光基本計画」を
策定する予定です。
三豊市新総合計画(基本構想)
基本理念:自主・自立
まちの将来像:
「
“豊かさ”をみんなで育む市民力都市・三豊」
期間:平成 21 年度∼平成 30 年度
三豊市新総合計画 後期基本計画
重点プロジェクト
①仕事をするなら 三豊が一番! ⑥生 涯 健 康 三豊が一番!
②うまいもんなら 三豊が一番! ⑦子育てするなら 三豊が一番!
③住んでみるなら 三豊が一番! ⑧学 習 す る な ら
④地 球 を 守 る ぞ
三豊が一番!
三豊が一番! ⑨市 民 の 情 熱 三豊が一番!
⑤安 全 ・ 安 心 三豊が一番! ⑩むだをなくすぞ 三豊が一番!
期間:平成 26 年度∼平成 30 年度
三豊市産業振興基本条例
各種分野別計画
三豊市産業振興基本計画
・三豊市土地利用計画
・三豊市都市計画マスタープラン
三豊市産業振興
アクションプラン
・三豊市環境基本計画
・三豊市地域福祉計画
連携
など
三豊市農業振興計画
連携
三豊市観光基本計画
(策定予定)
図 1-1 三豊市産業振興アクションプランと他の計画との関係
2
1 章 三豊市産業振興アクションプランとは
4 期間
本アクションプランの計画期間は、
平成 26 年度∼平成 30 年度までの 5 年間とし、
目標指標を設定した事業については、中間年(平成 28 年度)において事業進捗状況
を確認するための※モニタリングを実施いたします。
平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度
三
豊
市
産
業
策
振
定
興
基
本
計
画
三豊市産業振興アクションプラン
ア
ク
シ
ョ
モ
ニ
タ
リ
ン
グ
策
定ン
プ
ラ
ン
図 1-2 三豊市産業振興アクションプランの計画期間
※
モニタリング
設定しておいた目標、指標について、その進捗状況を随時チェックすることです。
5 構成
本アクションプランの構成は、目指すべき「将来像」を定め、それを支える「基本
目標」を置き、さらに産業振興に向けた「基本的な取組み」
、実現するための「実施事
業」からなっています。
将来像
基本目標
基本的な取組み
実施事業
図 1-3 アクションプランの構成
3
1 章 三豊市産業振興アクションプランとは
なお、将来像の実現に向けた各事業の実施にあたっては、産業振興に係る様々な主
体がそれぞれの役割を果たし、お互いに連携を図りながら、遂行していくことが肝要
です。
団 体
三豊市
商工会
三豊市
将来像
市 民
NPO
三豊市中小企業
振興協議会
三豊市観光協会
企 業
図 1-4 事業主体における連携のイメージ
4
2章 三豊市の産業を取り巻く現状と課題
2章 三豊市の産業を取り巻く現状と課題
1 人口
平成 22 年の本市の人口は約 68,500 人ですが、昭和 60 年と比較すると約 1 万人
の減少となっています。また、年少人口及び生産年齢人口は減少傾向にあって、老年
人口は増加するといった少子高齢化が進行しており、高齢化率は 30%を超えています。
(人)
90,000
80,000
78,282
77,284
75,845
73,494
71,180
68,512
70,000
60,000
50,064
49,201
50,000
年少人口
47,286
44,515
42,254
40,000
老年人口
30,000
20,000 15,256
13,232
12,961
10,000
0
生産年齢人口
39,478
昭和60年
14,832
11,282
平成2年
9,997
平成7年
20,006
18,970
17,277
総人口
8,346
8,920
平成12年
20,623
平成17年
平成22年
資料:国勢調査
注:総人口には年齢不詳も含まれている。
図 2-1 人口の推移
国立社会保障・人口問題研究所の推計(平成 20 年 12 月推計)によると、平成 30
年における本市の人口は、62,787 人と推定されています。
平成 20 年に策定した「三豊市新総合計画」では、平成 30 年度の目標人口を
「65,000 人」に設定しており、自然減の人口減少を抑え、転入等による社会増の人
口増加を図ることが求められています。
人口(平成26年1月1日)
66,664人
(人)
80,000
71,180
目標人口(平成30年度)
65,000人
68,512
70,000
65,329
61,984
60,000
50,000
42,254
40,000
年少人口
39,478
35,382
30,000
22,516
22,337
20,623
20,006
32,710
0
8,920
平成17年
老年人口
総人口
20,000
10,000
生産年齢人口
8,346
平成22年
7,610
平成27年
6,758
平成32年
資料:日本の地域別将来人口推計(H25.3 推計)人口問題研究所
注:平成 17 年、22 年は国勢調査による実績値。
図 2-2 将来人口
5
2 章 三豊市の産業を取り巻く現状と課題
2 労働力人口
本市の労働力人口は、平成 7 年まではほぼ横ばい状態でしたが、それ以降は、減少
傾向が続いています。一方で、非労働力人口はゆるやかですが、増加傾向にあります。
また、完全失業者は年々増加傾向にあります。
このような状況の中、雇用機会の創出に向けた環境整備が求められています。
(人)
90,000
80,000
78,282
77,284
75,845
73,494
71,180
39,594
37,972
70,000
68,512
60,000
50,000
42,033
41,145
41,752
40,000
30,000
35,309
20,953
22,841
22,780
23,848
24,117
23,604
昭和60年
平成2年
平成7年
平成12年
平成17年
平成22年
20,000
10,000
0
総人口
労働力人口
非労働力人口
資料:国勢調査
注:労働力人口:15 歳以上の人口のうち、就業者と完全失業者(就職活動をしている就業者)の
合計。
非労働力人口:15 歳以上の人口のうち、就業しておらずかつ就業の意思のない者(専業主婦、
学生、定年退職した高齢者等)
図 2-3 総人口、労働力人口、非労働力人口の推移
(人)
完全失業率
50,000
45,000
10%
42,033
41,145
41,752
39,594
40,000
9%
37,972
35,309
35,000
7%
5.41%
30,000
4.72%
25,000
4%
2.94%
2.20%
3%
2.15%
10,000
5,000
6%
5%
3.99%
20,000
15,000
8%
2%
926
883
1,228
1,580
昭和60年
平成2年
平成7年
平成12年
1,794
1,909
平成17年
平成22年
0
1%
0%
完全失業者
労働力人口
完全失業率(%)
資料:国勢調査
注:完全失業率:完全失業者を労働力人口で除した値。
図 2-4 完全失業者、完全失業率の推移
6
2章 三豊市の産業を取り巻く現状と課題
労働力人口の性別を比較すると女性より男性の方が多いですが、近年では徐々にそ
の差は減少しており、女性の働く機会が増加しているといえます。
このような状況の中、女性にとって働きやすい環境となるような子育て中における
支援や子育て後の再就職環境の向上が求められています。
(人)
50,000
45,000
42,033
41,752
41,145
39,594
37,972
40,000
35,309
35,000
30,000
25,000
23,541
23,483
23,138
22,130
21,254
19,611
20,000
15,000
18,492
18,007
18,269
17,464
16,718
15,698
昭和60年
平成2年
平成7年
平成12年
平成17年
平成22年
10,000
5,000
0
労働力人口(男)
労働力人口(女)
労働力人口
資料:国勢調査
図 2-5 男女別労働力人口の推移
3 事業所・従業者数
本市は、現在までに 12 箇所の工業団地を整備し、約 100 社の企業誘致を図ってき
ました。しかしながら経済不況の影響もあり、平成 14 年には、豊中町に立地してい
た大規模な精密機械用部品製造工場が撤退するといった影響もありましたが、平成 20
年にはその跡地を利用して大型商業施設を誘致するなどの対策を行ってきました。
残念ながら事業所数は減少傾向にあり、平成 24 年には約 2,900 事業所となり、昭
和 56 年と比較すると約 1,000 事業所が減少しています。
また、従業者数は、平成 8 年には約 29,000 人とピークを迎えましたが、その後は
やや減少傾向にあります。
(事業所)
(人)
50,000
45,000
5,000
4,064
3,930
4,500
3,931
40,000
3,628
35,000
30,000
25,455
25,429
3,784
3,470
28,694
28,146
24,887
24,632
3,725
4,000
3,273
27,511
22,964
25,000
3,308
3,264
25,231
26,650
2,909
23,312
3,500
3,000
2,500
20,000
2,000
15,000
1,500
10,000
1,000
500
5,000
0
0
昭和56年
昭和61年
平成3年
平成6年
平成8年
平成11年
従業者数
平成13年
平成16年
平成18年
事業所数
資料:事業所・企業統計調査、経済センサス
図 2-6 事業所・従業者数の推移
7
平成21年
平成24年
2 章 三豊市の産業を取り巻く現状と課題
このような状況の中、本市としても新事業展開や新商品開発に取組む事業者に対す
る援助やあらたに創業するベンチャー企業に対する援助のほか、中小企業者の事業活
動に対する融資や無利子資金の貸付といった資金援助を行ってきましたが、今後も企
業の実情に応じた更なる支援が求められています。
4 財政の強化
本市の歳入の内、約 3 割を占める市税は、その多くを市民税(個人市民税、法人市
民税)と固定資産税が占めています。
市民税については、労働力人口の減少や事業所数、従業者数等の減少により、減少
が懸念されます。
また、固定資産税については、土地価格の低迷や工場・大型商業施設等の大規模な
建物需要が見込めないなどの理由から、厳しい状況が続くと想定されます。
このような状況の中、事業規模の拡大、新規創業等による活力ある産業を推進し、
財政の強化へと繋げることが求められています。
(百万円)
10,000
9,000
8,000
7,000
8,051
7,177
7,376
3,727
3,859
3,743
2,513
2,743
6,822
7,852
7,806
7,709
7,511
3,825
3,862
3,799
3,867
3,616
3,452
3,332
3,195
3,421
3,355
7,532
6,000
5,000
4,000
3,747
3,750
3,000
2,000
3,052
1,000
0
平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度
市民税
固定資産税
資料:みとよの身の丈
図 2-7 市税の推移
8
市税 計
3章 産業振興に向けた将来像及び基本目標
3章 産業振興に向けた将来像及び基本目標
1 将来像及び基本目標
本市は産業の振興とともに雇用の創出を図り、経済の活性化のもと、人々の活気が
みなぎる都市をめざしています。
そこで、産業振興基本計画にて定めた将来像は、市民一人ひとりが産業に携わって
いるという意識を持ち、さらに地域における資源や特性を活かして産業を育て、創り
あげていくという考えから、
「人と地域で育てる産業創造のまち 三豊」としています。
また、将来像の実現に向けた産業振興の基本目標として 9 つの目標を掲げています。
< 将 来 像 >
「人と地域で育てる産業創造のまち 三豊」
【 基 本 目 標 】
① 販路拡大及び経営革新の促進
② 産業を担う人材育成及び雇用確保
③ 農林水産業の担い手の確保及び育成
④ 新技術及び新製品の開発並びに知的財産の創造支援
⑤ 新規創業及び事業者の連携促進
⑥ 事業者の経営基盤強化及び経営健全化の支援
⑦ 観光資源の創出及び観光産業の振興
⑧ 伝統産業の技術継承
⑨ 事業者の受注機会の増大及び物品、役務等の市内消費の拡大
注:
「③ 農林水産業の担い手の確保及び育成」及び「⑦ 観光資源の創出及び
観光産業の振興」については、別途、個別計画にて事業を検討する。
9
3章 産業振興に向けた将来像及び基本目標
2 産業振興に向けた基本的な取組み
本市の特性や地域の魅力を活用した産業振興を進めるための基本的な取組みは、以
下のとおりです。
基本目標
産業振興に向けた基本的な取組み
(1)販路の拡大
(2)地域ブランドの創出及び販売・流通網
の構築
販路拡大及び経営革新の促進
(3)6 次産業化の推進※
(4)環境保全型農業の促進※
(5)地産地消の推進※
(6)経営革新の促進
(1)企業立地の推進
(2)職場環境の向上
産業を担う人材育成及び雇用確保
(3)人材育成環境の向上
(4)人材交流の推進
(5)就業機会の拡充
(1)新技術及び新製品の開発
新技術及び新製品の開発並びに知的
(2)知的財産取得に関する支援
財産の創造支援
(3)産学※コンソーシアムの推進
(1)ベンチャー企業の発掘
新規創業及び事業者の連携促進
(2)同業種及び異業種間の連携強化
(3)新規分野への支援
(1)近代化農業の促進
(2)栽培漁業への取組み
事業者の経営基盤強化及び経営健全
(3)支援体制の充実
化の支援
(4)未利用資源の有効活用
(5)遊休農地対策の推進※
(1)伝統産業のPR
伝統産業の技術継承
(2)技術の継承
(3)伝統産業の発掘、育成
事業者の受注機会の増大及び物品、
(1)購入機会の拡大
役務等の市内消費の拡大
(2)販路の拡大(再掲)
※ 「三豊市農業振興計画」と関連する取組み
※
コンソーシアム
2 つ以上の個人、企業、団体、政府から成る団体のことで、共同で何らかの目
的に沿った活動を行うことや共通の目標に向かってリソース(資源・人材等)をプ
ールする目的で結成されます。
10
4章 重点施策と実施事業
4章 重点施策と実施事業
「三豊市新総合計画 後期基本計画」では、将来像の実現にあたり今後のまちづく
りにおいて、特に重点的に取組むテーマを重点プロジェクトと位置づけ、さらにその
中から重点施策を設定しています。
このうち、産業振興に関連するものとして以下の重点施策があげられます。
表 4-1 後期基本計画における重点プロジェクト、重点施策
重点プロジェクト①
仕事をするなら 三豊が一番!
●企業誘致のための情報収集体制の整備
・潜在する企業立地情報を速やかに収集し、企業誘致を効果的に進めるため、金融機関と
の連携や民間データバンクの積極的な活用を図るとともに、民間企業OBなどによる情報
収集網を整備します。
●企業誘致優遇措置の強化
・現行の企業誘致優遇措置の充実強化を図り、企業誘致競争力を向上させます。
●地域企業の支援
・市内に立地する事業所間の交流や情報交換の機会を設け、事業所間の連携による相互発
展や新たな企業活動の創造を図ることにより、地域企業の支援を行います。
●新産業の創出
・異業種交流による新事業の創出や産学連携による新製品開発等を支援し、新産業の創出
を図ります。
●雇用情報の提供
・ハローワーク等関係機関や市内事業所等との連携のもと、就職相談や情報提供、職業あ
っ旋等を進め、若者の地元就職及び※U・J・Iターンを促進します。
重点プロジェクト②
うまいもんなら 三豊が一番!
●多様な担い手の育成
●農業生産基盤の充実
●農産物の流通・販売の促進
重点プロジェクト③
住んでみるなら 三豊が一番!
●観光PR活動の強化
注:
「三豊市新総合計画 後期基本計画」より抜粋
重点プロジェクト②は「三豊市農業振興計画」と関連
重点プロジェクと③は「
(仮)三豊市観光振興計画」
(策定予定)と関連
※
U・J・Iターン
Uターンは出身地から地域外へ出た後に出身地へ戻ること。
Jターンは出身地から地域外へ出た後に出身地以外の近隣地域へ戻ること。
Iターンは出身地にかかわらず住みたい地域へ移り住むこと。
11
4章 重点施策と実施事業
実施事業は産業振興に向けた基本的な取組み毎に定めるものとし、事業名、事業関
連主体、事業実施時期等について定めます。
また、事業に関連すると考えられる支援策・支援団体等について整理します。
なお、
「三豊市新総合計画 後期基本計画」における重点施策と関連性の高い事業に
ついては、
「重点事業」と位置づけます。
注:重点事業は★で示す。
12
4章 重点施策と実施事業
1 販路の拡大及び経営革新
(1)販路の拡大
★1
(関連重点施策:地域企業の支援)
目 的
地域産業の商品や新技術をPRする機会を創出する。
事業名
新技術・新製品情報発信事業
継続・新規
継続
三豊市中小企業振興協議会:企画、運営
関連主体
三豊市商工会:出展企業の斡旋
香川高等専門学校:技術発表
三豊市:技術・商品に関する表彰
市内中小企業による会社紹介や自社製品を広く一般の方にPRする場
事業概要
を設ける。併せて、地域地場産品のPRを兼ねた販売を行う。
また、開催時期、会場のレイアウト等について検討を行う。
実施時期
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
実施
実施
実施
実施
支援策、支援団体等
●事業概要
・第 1 回
日時:平成 25 年 2 月 23 日(土) 10 時∼15 時
場所:三豊市文化会館(マリンウェーブ)
企業数:24 社
・第2回(三豊マーケットとして開催)
開催日:平成 26 年 2 月 1 日(土) 10 時∼15 時
場所:三豊市市民交流センター、豊中町農村環境改善センター
来訪者数:約 550 人
ブース出展企業数:37 社
マルシェ出展企業数:12 社
ブース出展企業面談平均人数:26.8 人
総評:前回より来場者数は増加した。ただし、学生の来場者数が少なかった。
来場者の感想では、
「就職・商談したい、またおもしろい企業はあった(77%)
」
、
「次
回参加したい(99%)
」
、出展企業の感想では、
「イベントは非常に有益(31%)
」
「イ
ベントは有益(42%)
」
、
「次回参加したい(95%)
」であった。
【今後の検討課題】
開催場所:会場が狭いと感じる、公共交通の便利な場所で開催等の意見があった。
交通手段:学生の移動を考え、シャトルバス等の運行、開催場所の検討が必要との意見
があった。
開催日:休日の開催を望む意見や香川高専詫間の期末試験との調整等の意見があった。
13
4章 重点施策と実施事業
イベントコンセプト:一般の方の参加しやすい環境として企業PR、販売、就職説明等
の全てを盛り込んだ内容としたが、逆にコンセプトやターゲットが分かりづらくなっ
た。
会場レイアウト:就活と企業PRのブースが一緒となっており、就職説明を受けづらい
環境であった。
●確認の視点
・内容についての改善点等について
14
4章 重点施策と実施事業
2
目 的
販路拡大に向けた大手企業とのマッチングを促進する。
事業名
新規販路開拓事業
継続・新規
新規
三豊市中小企業振興協議会、三豊市商工会:企画・検討、出展企業の
関連主体
斡旋
三豊市:支援
事業概要
実施時期
支援策、支援団体等
新たな販路の拡大に向けて市内企業が県外の大手企業に対し、技術・
商品をPRする展示会・商談会等を開催する。
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
企画・検討
実施
実施
実施
かがわものづくり新技術展示商談会開催事業
かがわ産業支援財団
販路開拓コーディネート事業
中小企業基盤整備機構
●類似事業例
・
「食品輸出相談会 in 四国」
主催:ジェトロ(日本貿易振興)
開催日:平成 26 年 3 月 12∼13 日
場所:高松シンボルタワー
日本食品の輸入を希望する 7 ヶ国・8 社の海外バイヤーを招聘し、商談会を開催
参加料:無料(通訳付き)
定員:50 社
・
「全国キャラバン!食の発掘商談会in大阪」
開催日:平成 26 年 1 月 16∼17 日
主催:㈱JTB西日本
場所:大阪ベイタワーホテル
全国の百貨店、スーパー、ホテル・旅館、小売、卸、飲食店等のバイヤーを対象に地
域の食品の販路拡大にむけた商談会
・
「食品商談会」
主催:かがわ産業支援財団、香川県、㈱百十四銀行、㈱香川銀行
高松信用金庫、観音寺信用金庫
開催日:平成 25 年 9 月 13 日
場所:ホテルクレメント高松
香川県内の食品加工業者と県内外のバイヤーとの商談会
募集企業:50 社程度
バイヤー:20 社程度
※平成 24 年も 9 月に開催
●確認の視点
・商談会が開催されている情報を知っているか(知らない、聞いたことがない)
・参加する上での問題・障壁は(出展希望者が多くて参加したくてもできない、参加費は
無料だが、持ち込み費用がかかる、スタッフが不足しているなど)
・一過性の商談会となっている(通年開催が希望)
・自社の商品・製品にあった商談会ではない。
15
4章 重点施策と実施事業
3
目 的
ものづくり事業者の事業拡大を図る。
事業名
産業見本市出展支援事業
継続・新規
新規
関連主体
三豊市中小企業振興協議会、三豊市商工会、三豊市
事業者や団体による産業見本市等への出展に際し、支援する仕組みを
事業概要
検討する。
実施時期
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
検討
実施
実施
実施
三豊市がんばる企業応援事業補助金
支援策、支援団体等
三豊市
(展示会等出展支援事業)
地域企業国内販路開拓支援事業
かがわ産業支援財団
●三豊市がんばる企業応援事業補助金の概要
・展示会等出展支援事業
補助金額:補助対象経費の 2/3 以内、海外 50 万円以下、県外 30 万円以下
・申請時期:平成 26 年 4 月 23 日
※申請書、事業計画書
表 展示会等出展支援事業の採択企業数、補助金
年 度
企業数
補助金(千円)
平成 24 年度
3
900
平成 25 年度
3
1,100
平成 26 年度
4
1,100
※内 1 件は海外
●類似事例
【見本市等出展支援事業】
・厚木市(佐賀県)
面積:93.83k ㎡
人口(H22):224,420 人
補助対象見本市:国又は地方公共団体が主催、共催又は後援する見本市であること、
100 以上の出展者がある国内の見本市等であること。ほか
補助対象経費:出展料、会場設営費、運搬費、資料作成費
補助金額:県内 補助対象経費の 2 分の 1 以内(上限 15 万円)
県外 補助対象経費の 2 分の 1 以内(上限 15 万円)
その他:見本市等開催の 2 週間前までに見本市等出展予定票の提出
出展終了後、原則として 1 箇月以内に申請書等を提出
・糸魚川市(新潟県)
面積:746.24k ㎡
人口(H22)
:47,702 人
市では自社開発した技術及び製品の新規販路開拓を支援するため、見本市等に出展す
16
4章 重点施策と実施事業
る中小企業者等に対して、補助金を交付
補助対象:新潟県以外の国内及び国外で開催される見本市、展示会、商談会等で、商品
見本、カタログ、パネル等の展示を伴うもの
補助対象経費:会場費、輸送費
補助金額:国内 補助対象経費のうち 20 万円上限(同一年度内で1企業1回限)
県外 補助対象経費のうち 50 万円上限(同一年度内で1企業1回限)
その他:交付申請書を、開催日の 15 日前までに提出。後に実績報告を提出
●類似事業例
【見本市・展示会】
・
「第 3 回 日本全国名産品・特産品展」
開催日:平成 26 年 7 月 29∼31 日
主催:外食ビジネスウィーク実行委員会
場所:東京ビッグサイト
地方色豊かな農畜産物、加工食品、飲料のお取扱い企業が出展する商談展示会
出展料金:378,000 円(9 ㎡)
・
「第 48 回スーパーマーケット・トレードショー2014」
主催:新日本スーパーマーケット協会
開催日:平成 26 年 2 月 12∼14 日
場所:東京ビッグサイト
スーパーマーケット、百貨店、飲食店、食品メーカー等のバイヤーが来場し、小売業
界に決裁権を持つ経営者等を招待する展示会に香川県及びかがわ産業支援財団が県ブ
ースを出展。
試飲、試食が可能。
出展数(県ブース)
:20
出展参加料:40,000 円
※その他展示台、展示ケースのレンタル代、調理器具使用のための電気工事等
・
「かがわのおみやげ発掘商談会・展示会」
開催日:平成 25 年 10 月 23 日
主催:かがわ産業支援財団
場所:サンメッセ香川
土産需要に特化した商談会で、小ロット生産の地域性の高い商品におけるビジネスの契
機とする(バイヤーとセラーのマッチング)
。
参加費:無料
セラー:10 社
※セラー数が限られているため、展示スペースを設けPR。
後日、訪問形式にて商談が可能。
●確認の視点
・展示会が開催されている情報を知っているか(知らない、聞いたことがない)
・参加する上での問題・障壁は(出展希望者が多くて参加したくてもできない、参加費が
高い、スタッフが不足しているなど)
・一過性の展示会となっている(通年開催が希望)
・自社の商品・製品にあった展示会ではない。
17
4章 重点施策と実施事業
4
目 的
特産品の販売機会の拡大を図る。
事業名
特産品販売拡大事業
継続・新規
関連主体
新規
三豊市商工会、三豊市観光協会、三豊市
三豊市とつながりのあるネットワーク(三豊市ふるさと会、友好都市
事業概要
(美波町、洞爺湖町)等)を活用して、三豊市特産品等を広くPRす
るとともに、販売機会の創出、販売手法について検討する。
実施時期
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
検討
実施
実施
実施
支援策、支援団体等
●類似事業例
【ネットワークの活用】
・
「三豊市ふるさと会へのPR」
主催:三豊市中小企業振興協議会
三豊市出身の方で設立している三豊市ふるさと会を対象とした会員(関東・関西圏)
への地域商品のPR
【アンテナショップ等の活用】
・
「徳島・香川トモニ市場∼ふるさと物産館∼」
主催:トモニHD
香川県のアンテナショップである徳島・香川トモニ市場∼ふるさと物産館∼において
3 周年記念事業としてマルシェ(青空市)における出展
開催日:平成 25 年 11 月 9∼10 日
開催場所:東京交通会館前
出展料:45,000 円
※三豊市、香川銀行、香川高専(みらい技術共同教育センター)と連携して出展
●確認の視点
・姉妹都市との連携の仕方。
・アンテナシヨップの活用の仕方。
・他にネットワークとして利用できるものはないか。
18
4章 重点施策と実施事業
(2)地域ブランドの創出及び販売・流通網の構築
★5
(関連重点施策:新産業の創出)
目 的
地域資源を活用した三豊市発の新たな地域ブランドを創出する。
事業名
地域ブランド創出事業
継続・新規
関連主体
新規
三豊市中小企業振興協議会:説明会の開催、ブラントの創出
三豊市:支援
三豊市発のブランド(Mブランド)の開発に向けて、説明会を開催す
事業概要
る。また、地域ブランドとなる資源を調査・分析し、
「三豊市のおいし
い素材」と「三豊市のこだわりの技術」を融合した新たなブランドを
創出する。
実施時期
支援策、支援団体等
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
検討
検討
検討
検討
特定地場産業活性化ブランド確立支援事業
かがわ産業支援財団
●事業概要(Mブランド開発プロジェクト)
三豊市の「おいしい」を作り続ける企業(生産者)と「こだわり」を守り続ける企業
の技術とをひとつに束ね、三豊市を代表する新しい商品を開発します。
三豊市の魅力を凝縮した商品を、瀬戸内、四国、三豊市へ注目を誘導しやすいア二バ
ーサリー旋風に乗せ、一気に地元への普及と、市外への販路拡大を狙います。
説明会開催日:平成 26 年 4 月 14 日(土) 19 時∼20 時 30 分
場所:三豊市役所西館大会議室
参加費:無料
プロジェクトの流れ:説明会→エントリー→セミナー→商品開発チーム結成→
商品開発→マーケティング・改良→試作品完成→認定品完成
●三豊市ビジネス活性化プロデュース事業の概要(Mブランド開発プロジェクトの前身)
選考会:平成 25 年 5 月 27 日
※平成 24 年度も実施
プロデュース:平成 25 年 8 月∼平成 26 年3月 (8 回訪問、月 1 回)
プロデューサー:株式会社 日本雇用創出機構
内容:採用事業者 3 社の商品開発から販路構築までを実践
総評:インターネットを活用し、新たなサイトの登録・活用により売上が向上
販売所の他に休憩・交流スペースを新たに設けることにより情報発信する。また、
イベントの開催による商品の情報発信
19
4章 重点施策と実施事業
6
目 的
三豊市の地域ブランドとして認定する仕組みを創出する。
事業名
地域ブランド認定事業
継続・新規
関連主体
新規
三豊市商工会、三豊市観光協会、三豊市
新たな三豊市の地域ブランドとして認定する制度等について検討す
事業概要
る。
さらには、地域ブランドをPRする手法(※地域団体商標の登録、品評
会等への出品等)を検討する。
実施時期
支援策、支援団体等
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
検討
認定・PR
認定・PR
認定・PR
三豊市がんばる企業応援事業補助金
(展示会等出展支援事業)
三豊市
※
地域団体商標
地域の事業協同組合や農業協同組合等が「地名」に関した「地域ブランド」を使用
して、その地域である程度有名になった場合に「地域団体商標」として「商標登録」
することができる制度です。
香川県では、
「ひけた鰤」
「庵治石」
「讃岐牛」
「伊吹いりこ」が地域団体商標に登録
されています(平成 26 年 4 月時点)。
●類似事業例
【ブランド等の認定】
・瀬戸内ブランドの認定等
瀬戸内エリア特有の「自然(島や内海)
、
「食」
、
「歴史」といった資産を基に、創意工夫
によって開発され、瀬戸内のブランドアイデンティティを体現するような商品及びサービ
スを認定したもの。
例:大きな地どれえび入り天ぷら(香川県:山地蒲鉾株式会社)
炙りいりこ酒(香川県:川鶴酒造株式会社)
国司憲一郎のリンだ RiN だ(山陽放送株式会社)
【品評会等への出品】
・
「世界にも通用する究極のお土産」
主催:観光庁
旅のきっかけにつながる「究極のお土産」を発掘し、イベントでの販売等を行う他、
「究
極のお土産」自体がその地域を旅する動機づけとなるよう取組んでいく。
開催日:平成 25 年 11 月 29 日選定
・
「第 1 回地場もん国民大賞」
9 品選定
主催:農林水産省
日本の食材や料理の魅力、食文化の多様性を広く国内外に発信することを目的として、
20
4章 重点施策と実施事業
全国各地域にある農林水産物や加工食品、料理など、地域の食資源を活用した食品を募集
し、より優れたものの表彰を行う。
開催日:平成 25 年 11 月 3 日選定
金賞他
●確認の視点
・先ずは三豊市のブランドとして認定(ルールづくり、手法:公募、コンテストなど)
・全国に向けての情報発信の手法
21
4章 重点施策と実施事業
7
目 的
地域の特産品等の情報を集約化し、ITを活用してPRする。
事業名
みとよカタログの充実
継続・新規
継続
三豊市観光協会、三豊市商工会:企業への情報提供、カタログ掲載の
関連主体
推進
三豊市:カタログの作成、HP掲載
市内の事業者が製造している商品を電子カタログ化し、ITを活用し
事業概要
て広くPRするとともに、企業HPとリンクすることにより商品の販
売を行う。
実施時期
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
実施
実施
実施
実施
支援策、支援団体等
●みとよカタログの概要
三豊市内の事業所が製造販売している商品を募集し、カタログ化することで、市内産
業の販路拡大のため、Web サイトを製作(平成 25 年度より開始)
。
サービス名:みとよカタログ
内容:カフェ・食事・宿泊・土産・部品・サービス等情報を提供
「食べよう」
「買おう」
「遊ぼう」
「泊まろう」
「みとよの企業」のジャンル毎に紹介
その他:スマートフォン等で閲覧できる、Location site を作成
三豊カタログ
●確認の視点
・掲載数を向上させるには
・みとよカタログのリンク先の充実(観光協会との連携)
22
4章 重点施策と実施事業
(3)6 次産業化の推進
「三豊市農業振興計画」における施策として【6 次産業化・農商工連携の推進】が
掲げられており、その対応策の内容は、以下のとおりです。
【6 次産業化・農商工連携の推進】よる対応策
○農産物の生産・加工・販売を一体化(6 次産業化)する取り組みや、大学や研究機関と
の連携による、新たな産業創出を目指す農業者等を支援します。
○農商工連携による農産加工食品の開発により、双方が継続的な取引ができる関係を構築
する環境づくりを促進します。
○地元農産物を活用した地域ブランド商品開発と、その延長線上に期待される新たな産業
の創出のための事業展開を支援します。
○ソーシャルネットワークなどITを活用した栽培管理や販売網の拡大などに向けた取
り組みを支援します。
(4)環境保全型農業の促進
「三豊市農業振興計画」における施策として【環境保全型農業の推進】が掲げられ
ており、その対応策の内容は以下のとおりである。
【環境保全型農業の推進】よる対応策
○環境保全型農業は、その導入時に経営の不安定性があるため、環境保全型農業直接支援
対策の積極的な活用を推進します。
○耕畜連携等により堆肥や稲わらを利用するなど、農業資源の有効活用を推進します。
○農業廃材の適正処理など、環境にやさしい農業を支援します。
○コストに見合った適切な対価が支払われ、持続的な生産が可能となるよう、消費者等へ
の効果的な PR や農業の持つ多面的機能の理解促進に努めます。
23
4章 重点施策と実施事業
(5)地産地消の推進
★8
(関連重点施策:地域企業の支援)
目 的
地域素材の生産者と実需者のマッチング機会を提供し、地域素材の普
及を図る。
事業名
地域素材活用事業
継続・新規
新規
香川県農業協同組合、粟島漁業協同組合、詫間漁協協同組合、西詫間
漁協協同組合、仁尾町漁協協同組合:生産者への情報提供
関連主体
三豊市商工会:実需者への情報提供
三豊市:支援
地域素材の生産者と地域素材の実需者(飲食店等)が意見交換や情報
交換ができる場を設ける。
事業概要
また、飲食店等との協力による地元食材を使用したオリジナルレシピ
の開発や飲食店等での提供について検討する。
実施時期
支援策、支援団体等
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
検討
実施
実施
実施
農商工連携事業
かがわ産業支援財団
●類似事業例
【マッチング機会の提供】
・
「みとよ農商工連携ビジネスマッチング」
主催:三豊市商工会
県産の農畜水産物や地域資源を使った新商品開発と販路開拓に取組む中小企業や三豊
市内で農商工連携や 6 次産業化を志向する農林漁業者を支援するためのビジネスパート
ナーマッチングを行う。
開催日:平成 26 年 2 月 18 日
開催場所:三豊市商工会
参加費:無料
募集内容:事業パートナーマッチング商談会
農水産物の一次加工、食品加工のOEMメーカー相談会
【オリジナルレシピ】
・三豊の特産品料理コンク ルにおいて、ブロッコリーを利用した創作料理メニューが発
表されている。また、ブロコッリーのシフォンケーキは、洋菓子店で販売されている。
・丸亀市では、市制 100 周年(平成 11 年)を記念して、さだまさし(歌手)が作詞・
作曲した「城のある町」の一節に出てくる月菜汁(架空の料理)のレシピを募集した。
※月菜:さぬき菜
●確認の視点
・みとよ農商工連携ビジネスマッチング事業の状況は(参加者数、成果など)
24
4章 重点施策と実施事業
9
目 的
地域の農産物等の情報を広く発信し、消費機会の拡大を図る。
事業名
地産地消推進事業
継続・新規
新規
香川県農業協同組合、粟島漁業協同組合、詫間漁協協同組合、西詫間
関連主体
漁協協同組合、仁尾町漁協協同組合:食材の提供
三豊市食生活改善推進協議会:食生活改善委員の派遣
三豊市:支援
事業概要
地元の食材や旬の食材を利用した料理教室の開催や地元食材を利用し
た調理方法についてITを活用したPRを行う。
実施時期
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
検討
実施
実施
実施
支援策、支援団体等
●類似事業例
【地産地消推進委員会の立ち上げ】
・北見市では、地元で生産された農林水産物を地元で消費する活動を推進するために、商
工会議所、農業協同組合、消費者協会、北見市等で構成する「北見市地産地消推進委員会」
を立ち上げた。
北見地産地産地消フェスタの開催、地産地消協力店や地産地消推進に関する情報発信
(会報の発行等)
、農林水産業体験イベントの実施などに取組んでいる。
・足利市では、地域の特産品の生産と消費の拡大並びに食文化の継承のための施策などを
支援するために、
「足利市地産地消推進協議会」を設置。
消費者が求める情報を、ホームページやチラシなどを通じて、市民の皆さんに提供し、
地産地消の啓発に取り組んでいる。
【料理教室】
・
「男性料理教室」
主催:三豊市(公民館)
栄養士や食生活改善委員が講師となり、男性向けの料理教室を開催している。
三豊郡漁業協同組合連合会から食材が無料提供されている。
・他都市では地産地消料理教室、旬産旬消料理教室、親子料理教室などが開催されている。
●確認の視点
・地産地消推進委員会の立ち上げは
25
4章 重点施策と実施事業
「三豊市農業振興計画」における施策として【地産地消の推進】が掲げられており、
その対応策の内容は以下のとおりである。
【地産地消の推進】よる対応策
○子供の食育を推進するため、教育機関等と連携し、農業体験活動などの取り組みを継
続・拡大していきます。
○学校給食施設への地元農産物の供給システムの整備など地産地消活動をより一層推進
します。
○市内の伝統食などの情報も取り入れた直売マップの作成や地産地消サポーター養成講
座を展開するなどし、多様な援農者の育成に努めます。
○三豊産農産物表示等をアピールする出荷体制を支援します。
○市のホームページ等で季節毎に旬の情報などを発信し、広くPRします。
○多様な地産地消形態が本市農業の理解の推進につながることから、契約栽培の促進を行
うとともに、地元商店や庭先販売等の直売の推進、観光と結びついた観光農園の展開など
の諸方策を積極的に取り入れます。
26
4章 重点施策と実施事業
(6)経営革新の促進
10
目 的
企業の経営を安定化し、事業拡大を促進する。
事業名
経営相談事業
継続・新規
関連主体
事業概要
実施時期
支援策、支援団体等
継続
三豊市商工会:経営相談
三豊市:支援
企業経営に関する相談窓口を設置し、窓口訪問による相談や企業訪問
による相談を実施する。
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
実施
実施
実施
実施
三豊市経営相談事業
三豊市
相談事業
かがわ産業支援財団
専門家派遣事業
かがわ産業支援財団
簡易経営診断(ビジネスクリニック)事業
かがわ産業支援財団
●経営相談事業の実績
平成 24 年度相談件数実績:72 件
平成 25 年度相談件数実績:129 件
平成 26 年度(4 月末時点)
:32 件
●確認の視点
・経営相談に関する改善点は(利用のしやすさ、日程調整が困難、回数など)
27
4章 重点施策と実施事業
11
目 的
企業の経営を安定化し、事業拡大を促進する。
事業名
経営革新促進事業
継続・新規
新規
関連主体
三豊市商工会:セミナー・講習会の開催
具体的な問題解決から経営戦略の立案といった経営革新に関するセミ
事業概要
ナー・講習会の実施や※経営革新計画策定に向けた相談会を実施する。
実施時期
支援策、支援団体等
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
実施
実施
実施
実施
経営革新支援事業
かがわ産業支援財団
経営実務支援事業
中小企業基盤整備機構
専門家継続派遣事業
中小企業基盤整備機構
※
経営革新計画
中小企業新事業活動促進法に基づき、「経営革新の目標」「経営革新による経営の向
上の程度を示す指標」
「経営革新の内容及び実施時期」
「経営革新を実施するために必
要な資金の額及びその調達方法」等を取りまとめた計画書のことで、計画書を作成す
ることで、資金調達、税制等の支援が受けることが可能となります。
●類似事業例
・
「経営革新塾」
主催:町田商工会議所
ベテラン経営者や若手経営者を対象とし、自社の現状をみつめ、経営に取組む意欲を引
き出し、具体的な経営戦略の立案を行う。
全 10 回の開催(現状分析、マーケティング、経営戦略の立案など)
定員:30 名
参加費:5,000 円
●経営革新計画の推移
表 経営革新計画承認数
単位:件
年
三豊市
香川県全体
平成 21 年
2
12
平成 22 年
0
11
平成 23 年
1
9
平成 24 年
1
15
平成 25 年
1
8
28
4章 重点施策と実施事業
12
目 的
企業の経営の安定化及び育成を図る。
事業名
がんばる企業応援事業
継続・新規
継続
関連主体
三豊市
市内の中小企業を対象に新規事業展開や新製品開発等の事業に対し、
事業概要
研究費用等を助成する。
助成の条件等について検討する。
実施時期
支援策、支援団体等
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
実施
検討・実施
検討・実施
検討・実施
三豊市がんばる企業応援事業補助金
(地域資源を活用した新事業展開又は新製品開発
に取組む事業)
三豊市
かがわ新型ビジネスモデル奨励事業
かがわ産業支援財団
先端技術成果実用化支援事業
かがわ産業支援財団
地域技術事業化推進事業
(次世代自動車関連技術開発研究会支援事業)
中小企業・小規模事業者
ものづくり・商業・サービス革新事業
かがわ産業支援財団
中小企業庁
●三豊市がんばる企業応援事業補助金の概要
・地域資源を活用した新事業展開又は新製品開発に取組む事業
補助金額:補助対象経費の 2/3 以内、300 万円以下
・補助対象経費:謝金、旅費、人件費、事業経費、委託費
・申請時期:平成 26 年 4 月 23 日
※申請書、事業計画書
表 地域資源活用事業の採択企業数、補助金
年 度
企業数
補助金(千円)
平成 24 年度
2
1,846
平成 25 年度
6
13,413
平成 26 年度
2
2,647
●類似事例
・丸亀市(香川県)
面積:111.79k ㎡
人口(H22)
:110,473 人
丸亀市産業振興支援補助事業として、新商品の研究開発や新しい事業を展開したいと
考えている事業者に対してその経費の一部を補助。
29
4章 重点施策と実施事業
補助対象経費:これまでの事業分野における新技術又は新製品の研究開発及び新しい事
業分野への取組に係る費用
※補助対象外経費:人件費、家賃及び光熱水費
消耗品、備品、通信費、公租公課及び通常の設備投資費用
企業の通常活動とみなされる経費
補助金額:補助対象経費の 2/3 以内、100 万円以下のいずれか低い方
・戸田市(埼玉県)
面積:18.17k ㎡
人口(H22):123,079 人
市内の中小企業者が行う新製品、新技術の開発等に要する研究経費の一部を補助する
ことで中小企業の研究開発を促進し、高付加価値製品の開発、技術力の向上、競争力強
化により、市内産業の振興を図る目的で補助を行っている。
補助対象者:市内に事業所を有する中小企業基本法第2条に定める事業者で、製造業・
情報通信業・事業所向けサービス業(浴場、娯楽場を除く)
・建設業・運送
業を営み、自ら研究・開発をしていること。ほか
応募対象:製技術水準の向上及び新製品・新技術の開発にかかわる事業で、戸田市新技
術研究開発支援補助金審査会が本市の産業及び経済の発展に寄与すると判
断する事業。ほか
対象経費:原材料、外注加工費、改造・移設費、機材購入費、機械等の賃借料、事務経
費、調査委託費、宣伝費、旅費、研究対価の人件費等
助成限度額:150 万円(限度額)
、補助率 1/3 以内
・福島市(福島県)
面積:767.74k ㎡
人口(H22)
:292,590 人
中小企業者が自らおこなう新製品や新技術の開発事業を促進し、付加価値の高いもの
づくりにより新たな産業や事業の創出を図るため、開発事業に要する対象経費の一部を
補助。
対象者:中小企業基本法に規定する製造業者および製造に関する業務を営む企業者ほか
助成限度額:対象経費の 1/2 以内(上限 100 万円)
●確認の視点
・補助を受けるにあたっての要望事項、改善点など(申請条件、申請時期(4 月)など)
30
5章 産業振興に向けた指標
5章 産業振興に向けた指標
1 販路の拡大及び経営革新
指標
三豊市のブランド認定数
瀬戸内ブランド・地域団体商
標の登録数
経営相談件数
※窓口相談、訪問相談
経営革新に関するセミナー・
講習会の開催数
経営革新計画策定数
目標値
現状値
中間値
該当事業
号
(平成 30 年度) (平成 28 年度) 番
0
平成 26 年 4 月
129
平成 25 年度
0
平成 26 年 4 月
1
平成 25 年度
31
6
10
11
11
協議資料 2
●三豊市の財政見通し
三豊市の財政の見通し
区 分/年 度
歳
入
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
平成28年度
平成29年度
平成30年度
歳 入 合 計 (A)
31,224
30,857
30,737
29,738
29,997
31,280
37,189
28,602
26,123
25,801
市 税
7,709
7,511
7,852
7,532
7,510
7,582
7,341
7,221
7,234
7,024
地方譲与税・交付金
1,369
1,349
1,280
1,185
1,188
1,320
1,539
1,823
1,823
1,823
地 方 交 付 税
10,681
11,541
11,735
11,441
11,252
10,650
10,532
10,211
9,727
9,161
813
818
787
806
924
832
822
822
822
822
国 庫 支 出 金
5,487
4,524
4,097
3,640
3,766
4,344
4,396
3,655
3,113
3,144
繰 入 金
434
199
191
232
1,217
1,150
1,065
897
945
1,180
繰 越 金
897
1,406
1,871
1,873
799
50
50
50
50
50
市 債
2,354
2,534
2,054
2,097
2,417
4,058
10,577
3,061
1,551
1,743
負担金・使用料・手数料
そ の 他 歳 入
1,480
975
870
932
924
1,294
867
862
858
854
29,818
28,986
28,864
27,600
29,967
31,250
37,159
28,572
26,093
25,771
人 件 費
5,873
5,572
5,524
5,301
5,328
5,124
5,038
4,938
4,787
4,686
扶 助 費
2,634
3,443
3,645
3,672
3,343
3,289
3,322
3,355
3,389
3,423
公 債 費
3,339
3,073
3,138
3,083
2,984
2,891
2,798
2,797
2,827
3,014
物 件 費
3,603
4,102
4,283
4,090
5,632
5,861
5,625
5,513
5,375
5,214
維 持 補 修 費
290
368
344
391
145
127
140
140
140
140
等
5,072
3,494
3,627
3,507
2,823
3,736
3,210
2,945
2,687
2,633
繰 出 金
3,061
2,677
2,790
2,875
3,429
3,532
3,602
3,674
3,711
3,748
積 立 金
1,311
1,993
2,051
1,412
1,015
642
525
525
525
525
投資・出資・貸付金
320
71
69
72
73
80
75
75
75
75
普通建設事業費
4,302
4,192
3,322
3,196
5,147
5,968
12,824
4,610
2,577
2,113
歳出合計(B)
歳
出
単位:百万円
平成21年度
補
助
費
調 整 額
差引額(A−B)
13
1
71
1
48
0
0
0
0
0
1,406
1,871
1,873
2,138
30
30
30
30
30
30
出典:三豊市第6期実施計画
財政の見通し
金額(百万円)
40,000
35,000
30,000
25,000
20,000
15,000
10,000
5,000
0
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度
歳入合計(A)
歳出合計(B)
協議資料
三豊市産業振興基本計画体系図
産業振興
の将来像
産業振興の基本目標
産業振興に向けた取組み
(1)販路の拡大
(2)地域ブランドの創出及び販売・流通網の構築
(3)6 次産業化の推進
(4)環境保全型農業の促進
(5)地産地消の推進
(6)経営革新の促進
販路拡大及び経営革新の促進
人と地域で育てる産業創造のまち 三豊
(1)企業立地の推進
(2)職場環境の向上
(3)人材育成環境の向上
(4)人材交流の推進
(5)就業機会の拡充
農林水産業の担い手の確保及び育成
(1)新規就農者の確保
(2)組織化、法人化への推進
(3)地域リーダの育成
(1)新技術及び新製品の開発
(2)知的財産取得に関する支援
(3)産学※コンソーシアムの推進
新技術及び新製品の開発並びに知的財産の創造支援
※
新規創業及び事業者の連携促進
(1)ベンチャー企業の発掘
(2)同業種及び異業種間の連携強化
(3)新規分野への支援
(1)近代化農業の促進
(2)栽培漁業への取組み
(3)支援体制の充実
(4)未利用資源の有効活用
(5)遊休農地対策の推進
(1)広域観光に向けた連携強化
(2)観光戦略の立案
(4)体験型・交流型の推進
(5)イベントの充実
伝統産業の技術継承
(1)伝統産業のPR
(2)技術の継承
事業者の受注機会の増大及び物品、役務等の市内消費の拡大
(1)購入機会の拡大
(2)観光地、特産品等の情報発信(再掲)
産業を担う人材育成及び雇用確保
コンソーシアム:2 つ以上の個人、企業、団体、政府から成る団体のことで、共同で何らかの目的に沿った活動を行うことや共通の
目標に向かってリソース(資源・人材等)をプールする目的で結成されます。
事業者の経営基盤強化及び経営健全化の支援
観光資源の創出及び観光産業の振興
1
(3)観光地、特産品等の情報発信
(3)伝統産業の発掘、育成
(3)販路の拡大(再掲)
3
協議資料 4
協議資料 5
三豊市産業振興実施計画(アクションプラン)策定業務工程表
月 日 項 目
テーマ別事業施策の検討
事業主体、実施時期の検討
評価指標の検討
国、県等の支援策の検討
パブリックコメント資料作成
産業振興実施計画のとりまとめ
産業振興審議会(6回予定)
協議打合せ
ヒアリング
※審議会委員、三豊市中小企業振興協
議会、三豊市商工会、三豊市観光協会
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
10 20
10 20
10 20
10 20
10 20
10 20
10 20
NO.1
12月
10 20
三豊市産業振興実施計画(アクションプラン)策定業務工程表
月 日 項 目
テーマ別事業施策の検討
1月
2月
3月
月
月
月
月
月
10 20
10 20
10 20
10 20
10 20
10 20
10 20
10 20
事業主体、実施時期の検討
評価指標の検討
国、県等の支援策の検討
パブリックコメント資料作成
産業振興実施計画のとりまとめ
産業振興審議会(6回予定)
協議打合せ
NO.2
パブコメ実施