Alligator® スパイラル レース 取付け方法 - Flexco

Alligator スパイラル レース
®
取付け方法
3 つの 基本的な取付け方法:
フィンガー スプライス法
強度が高く、小さなプーリーにも対応しますが、取付け方法は最も複雑です。
プライ分離法
取付け方法は最も簡単ですが、
スプライス部の厚みと補強度が増すため、直径の大きいプーリーが必要です。
プライ ステップ法
小さなプーリーに対応可能で、
フィンガー スプライス法よりも取付け方法が簡単です。
プライ分離法による取付け方法:
ステップ 1 ベルトの仕上がり幅よりも約 50 mm (2 インチ) 広くスパイラル レースを切断
します。この余分な幅は、製造工程終了後に切り落とします。
ステップ 2 Alligator スパイラル レースの両端をかみ合わせ、加工済みのコネクティング
ピンよりも少し大きめの金属製ゲージ ピンをスパイラル レースに挿入します。これで、
ファスナー ループが加硫工程で破砕することがなくなり、
スプライス完成時に加工済みの
コネクティング ピンを挿入できます。
ステップ 2
ステップ 3 短めのヘア ブラシを使って、粘着増強剤 (PVC または PU) をウェビングの全面
に薄く塗り、増強剤を乾かします。
ステップ 3
ステップ 4 ベルトを仕上がり長に合わせてカットします。
ファスナー サイズが ASL60 の場合
は、9.5 mm (3/8 インチ) 未満、ASL90 の場合は 12.5 mm (1/2 インチ) 未満にカットします。
ステップ 5
ステップ 6
ステップ 5 ベルトの端をプライ分離します。このとき、
プライ分離の深さをよく確認してく
ださい。
ステップ 7
ステップ 8
ステップ 7 加工済みのウェビングをスプリッ ステップ 8 ヒート ガンを使って、ベルトの
ステップ 6 プライ分離したベルトの端が
このとき、ベル
ウェビング幅よりも長い場合は、余分な幅を ト ベルトの端に挿入します。
端から端までウェビングを鋲溶接します。
トの縁がスパイラルの真後ろにくるように
切り落とします。
調整してください。
ステップ 9 加工済みのスパイラル レース/ベルトをシリコン パッドの上に置き、別のシリ
コン パッドで覆って加硫プレスします。
ステップ 10 プレスを閉じます。ベルト メーカーが推奨する温度値と圧着値でスプライス
を加熱します。
ステップ 11 スプライスの温度が下がったら、
プレスを開けてスプライスを取り外します。
ステップ 9
ステップ 12 金属製のピンを取り外し、
スパイラル レースの余分な幅を切り落とします。
標準付属品のピンを挿入し、必要に応じて角の余分な部分を切り抜きます。
ステップ 13 コネクティング ピンの端をライターで加熱し、ピン材を先端で溶かします。
先端を変形させて隆起を形成することで、ピンがスプライスからずれるのを防ぎます。
ステップ 12
プライ ステップ法による取付け方法:
ステップ 1 ベルトの仕上がり幅よりも約 50 mm (2 インチ) 広くスパイラル レースを切断
します。この余分な幅は、製造工程終了後に切り落とします。
ステップ 2 Alligator スパイラル レースの両端をかみ合わせ、加工済みのコネクティング
ピンよりも少し大きめの金属製ゲージ ピンをスパイラル レースに挿入します。これで、
ファスナー ループが加硫工程で破砕することがなくなり、
スプライス完成時に加工済みの
コネクティング ピンを挿入できます。
ステップ 2
ステップ 3 短めのヘア ブラシを使って、粘着増強剤 (PVC または PU) をベルトに装着
ウェビングの底部
する側のウェビングに薄く塗り、増強剤を乾かします。注記: 完成時、
側は、ベルトの「底部プライ」になります。
ステップ 3
ステップ 4 ベルトを仕上がり長に合わせてカットします。
ファスナー サイズが ASL60 の
場合は、9.5 mm (3/8 インチ) 未満、ASL90 の場合は 12.5 mm (1/2 インチ) 未満にカット
します。
ステップ 4
ステップ 5 スパイラルからベルト縁までのウェビング幅を測定します。この測定により、
ベルトの底部プライを端から端までプライ分離します。
ステップ 6 スクエアとナイフを使って、ベルトの残りのプライまで切らないように注意しな
がら、底部プライを切断し取り外します。
ステップ 6
ステップ 7
ステップ 7 底部側を上に向けた状態でベルトをテーブルの上に置きます。加工済みの
ウェビングを、加工側 (粘着増強剤を塗布した側) を下に向けた状態でベルトの上に置き
ます。
ステップ 8
ステップ 8 ヒート ガンを使って、ベルトの
端から端までウェビングを鋲溶接します。
ステップ 9
ステップ 9 加工済みのスパイラル レース/
ベルトをシリコン パッドの上に置き、別の
シリコン パッドで覆って加硫プレスします。
ステップ 10 プレスを閉じます。ベルト メー
カーが推奨する温度値と圧着値でスプライ
スを加熱します。
ステップ 11 スプライスの温度が下がった
ら、
プレスを開けてスプライスを取り外しま
す。
ステップ 12
ステップ 12 金属製のピンを取り外し、
スパ
イラル レースの余分な幅を切り落とします。
標準付属品のピンを挿入し、必要に応じて
角の余分な部分を切り抜きます。
ステップ 13 コネクティング ピンの端をライ
ターで加熱し、ピン材を先端で溶かします。
先端を変形させて隆起を形成することで、
ピンがスプライスからずれるのを防ぎます。
フィンガー スプライス法による取付け方法:
ステップ 1 ベルトの仕上がり幅よりも約 50 mm (2 インチ) 広くスパイラル レースを
切断します。この余分な幅は、製造工程終了後に切り落とします。
ステップ 2 Alligator スパイラル レースの両端をかみ合わせ、加工済みのコネクティン
グ ピンよりも少し大きめの金属製ゲージ ピンをスパイラル レースに挿入します。これ
で、
ファスナー ループが加硫工程で破砕することがなくなり、
スプライス完成時に加工
済みのコネクティング ピンを挿入できます。
ステップ 2
ステップ 3
ステップ 3 短めのヘア ブラシを使って、粘
着増強剤 (PVC または PU) をウェビングの
全面に薄く塗り、増強剤を乾かします。
ステップ 4 Alligator スパイラル レースの
ダブル ウェビング製品をご使用の場合は、
ウェビング層の間にホイルを挿入し、各層間
のホイルを鋲溶接します。
ステップ 4
ステップ 5 ウェビングの上部および下部のホ
イルを鋲溶接します。
この作業は、加工済み
ウェビングの厚さがベルトの仕上げ厚より
若干薄くなるまで続けます。
注記: 厚みのあるベルトにスプライスを取り
付ける場合は、薄いホイル層に適したダブル
ウェビング製品のご使用をお勧めします。
ステップ 6
ステップ 6 加工済みのスパイラル レース/
ベルトをシリコン パッドの上に置き、別の
シリコン パッドで覆って加硫プレスします。
ステップ 7 プレスを閉じて、ベルト メーカー
が推奨する温度値と圧着値より少し低い
設定値で加熱します。
ステップ 8 加硫プレスした加工済みウェビ
ングを冷却し、取り外します。
ステップ 9
ステップ 9 加工済みのスパイラル レース
とベルトの両端をフィンガー状に打ち抜き
ます。
ステップ 10 加工済みのスパイラス レース
とベルトの両端をかみ合わせます。
ステップ 14
ステップ 11
ステップ 11 ベルトのフィンガー部分とウェ
ビングを、ベルトの端から端まで複数の箇
所で鋲溶接します。
ステップ 17
ステップ 14 加工済みベルトをプレスに置
ステップ 17 両側の余分なスクラップ ベル
きます。ベルト両縁のスプライス部分にベル トを切り落とします。
トのスクラップを置き、金属製のピンが通る
よう細長い切り込みを入れます。
ステップ 15 ベルト メーカーが推奨する温
度値と圧着値で加熱します。
ステップ 16 プレスしたベルトを冷却し、
取り外します。
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©2012 Flexible Steel Lacing Company. Alligator® は、登録商標です。02/12. 再注文: X2705
ステップ 13
ステップ 13 フィンガー スプライスを覆っ
た状態で、別のホイル層をベルトの両端に
置き、鋲溶接して固定します。
ステップ 18
ステップ 18 金属製のピンを取り外し、
スク
ラップ ベルトの縁を切り落とします。標準付
属品のピンを挿入し、必要に応じて角の
余分な部分を切り抜きます。
ステップ 19 コネクティング ピンの端をライ
ターで加熱し、ピン材を先端で溶かします。
先端を変形させて隆起を形成することで、
ピンが繋ぎ目からずれるのを防ぎます。