RTM成形プロセスモニタに最適!

KISTLER NEWS No.88 February 2013
キスラー製品紹介
RTM成形プロセスモニタに最適!
低粘度樹脂用型内圧センサ 6161AA発売開始
RTM(Resin Transfer Molding:樹脂注入)成形法は、CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic:炭素繊維強化プラスチック)
の成形法の一種で、溶融した熱硬化性樹脂を金型に封入された強化繊維プリフォームに注入して硬化成形する方法です。
最近では自動車の軽量化部品用途に注目されています。
低粘度樹脂用型内圧センサ(型式:6161AA …)はφ4のダイヤフラムをφ9の本体に組込み後、特殊溶接構造により
圧力測定部への樹脂の侵入を防いでいます。また、Oリングを使用する事で減圧時の負圧の評価も可能となりました。
6161AA …はRTM成形以外に高圧RTM成形(HP-RTM)、SMC成形、その他RIM成形等の低粘度樹脂成形の開発から
生産モニタリングまで使用可能です。
新製品
低粘度樹脂用型内圧センサ 6161AA
6161AAの寸法図
技術データ
測定範囲:
0∼200 bar
感度:
≒­18.5 pC/bar
過負荷:
300 bar
使用温度範囲: 200℃
<450℃
0∼200℃
金型(センサ、ケーブル)
溶融樹脂(センサ先端部)
コネクタ
KN88-002-02.13