環境活動レポート

平成25年度
(平成25年4月~26年3月)
環境活動レポート
平成 26年 5月 10日
博多グリーン開発株式会社
1.組織の概要
(1) 事業者名
代表者
博多グリーン開発株式会社
代表取締役 木上正利
(2) 所在地
〒811-1353 福岡市南区柏原6-4-20
TEL:092-566-8396
連絡先
E-mail:[email protected]
(3) 環境管理責任者
担当者
本部長 主任 (4) 事業内容
造園工事業・土木工事業
(5) 事業の規模
売上高
松本道夫
山本理恵
299,000 (千円)
・・・平成24年度実績による
10 (名)
382 (m2)
・・・本社社屋、倉庫を含む
従業員数
床面積
(6) 事業年度
FAX:092-566-2907
4月~翌年3月
2.対象範囲
(1) 事業者名
所在地
博多グリーン開発株式会社
〒811-1353 福岡市南区柏原6-4-20
(2) 対象事業所
本社
(3) 活動
造園工事業・土木工事業
(4) 資格者
1級造園施工管理技士 4名、2級造園施工管理技士5名
1級土木施工管理技士 3名、
なし
(5) 対象外事業所
1/8
2/8
4.環境目標とその実績
環境目標
1
二酸化炭素排出量
注1)
の削減
目標
・実績
目標
平成24年度
単位
kg-CO2/
月
実績
2
3
本社社屋一般廃棄
物のうち、【焼却量
+最終処分量】削
減
循環資源の推進(再
資源化)
4
平成26年度
平成27年度
平成24年3月~25年3
月
平成25年4月~
26年3月
平成26年4月~
27年3月
平成27年4月~
28年3月
平成25年度実
績の1%削減
2,624
平成26年度目
標の1%削減
2,597
30,636÷12ヶ月
=2,,553
基準年度実績の
1%削減
2,527
31,802÷12ヶ月
=2,650
平成25年度目
標の1%削減
22.9
平成25年度目
標の2%削減
22.6
245.0÷12ヶ月=
20.4
過去3年平均の
1%削減
23.1
238.0÷12ヶ月
=19.8
目標
kg/月
実績
工事毎の
目標値設定
目標
%
87.51÷443.35
=0.197
実績
循環資源の有効活
用(再使用+再生
使用)
平成25年度
(基準年度)
維持継続
100
維持継続
100
平成25年度目
標の維持管理
62.9
平成25年度目
標の維持管理
62.9
773.0÷12ヶ月
=64.4
過去3年平均の
維持管理
62.9
803.0÷12ヶ月=
66.9
平成25年度目
標値0.5%増加
75.2
平成25年度目
標値1%増加
75.5
40,018÷56,321=
0.71
過去3年平均の
1%増加
74.8
99,904÷130,
966=0.76
目標
%
実績
0
目標
5
水使用量の削減
m3/月
実績
6
グリーン購入の推
進
目標
%
実績
7
8
環境ニーズに対応
した設計・施工の推
進
化学物質の削減
目標 提案数/
件
実績
9
製品及びサービス
への環境配慮
発生なし
目標
実績
実施
目標
実績
207.35÷436.84
=0.47
維持継続
100
291.6÷291.6=
1.00
街路樹及び公 街路樹及び公
園管理50%、U 園管理50.5%、
R工事10%
UR工事10.1%
発生なし
入札時、施工時の 入札時、施工時 入札時、施工時
提案実施
の提案実施
の提案実施
1提案/件以上 1提案/件以上 1提案/件以上
2件
化学物質の
化学物質の
化学物質の
数量管理
数量管理
数量管理
実施
要望・苦情への 要望・苦情への 要望・苦情への
適切処置
適切処置
適切処置
発生なし
注1) 二酸化炭素排出量削減の算出において、購入電力の排出係数は、0.525kg-CO2/kwh(平成23年度 九
州電力のデータ)を使用。
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5.環境活動計画及びその取組結果とその評価並びに次年
度の取組内容
a)本社社屋及び倉庫
1.二酸化炭素排出量の削減
取組対象
電気使用量の
1%削減
ガソリン使用量の
1%削減
軽油使用量の
1%削減
目標の
目安
実績
1,733
1,942
kwh/月 kwh/月
391
ℓ/月
274
ℓ/月
402
ℓ/月
257
ℓ/月
達成
状況
×
取組計画
実施
状況
・空調の温度を設定(夏季冷
房28度程度、冬期暖房20度
程度)し、実行する
×
・未使用時の照明を消す。
○
・夜間、休日は、パソコンの電
源を切る。
○
・燃費効率の良い運転(急発
進・急加速の排除)を心掛け
る。
○
×
○
評価(今後の取組方向も含む)
昨年度に比べ元請工事が増え、書類整理
のため事務所で作業する時間が増えた。
ほぼ目標に近い実績であった。
タイヤの空気圧を定期的に
確認し、適正値を保つように
努める。
〇
アイドリングストップ等の運転
方法(空ふかしの排除、駐停
車中のエンジンの停止)を配
慮する。
○
昨年度に比べ下請工事の割合で減り、建設
機械の使用時間が減った。
実施
状況
評価(今後の取組方向も含む)
○
ごみの分別は徹底している。今後も継続し
て、その他不燃ごみの発生を削減するように
分別を徹底する。
ミスコピー用紙はミスコピー
ボックスに入れ、使用可能な
ものはメモ・コピーに再利用
する。
○
昨年度に比べ元請工事が増え、書類作成
用の紙の購入が増加した。ミスコピー用紙の
再利用も徹底している。
取組計画
実施
状況
評価(今後の取組方向も含む)
2.循環資源以外の廃棄物排出量の削減
目標の
目安
実績
その他不燃ごみ
発生量1%削減
2.67
kg/月
0.0
kg/月
紙の使用量1%
の抑制
11.95
kg/月
13.3
kg/月
取組対象
達成
状況
取組計画
・その他不燃ごみの分別を徹
〇 底し、循環資源を増やす。
×
3.循環資源の推進(再資源化)
取組対象
廃棄物のうち循環
資源(再使用+再生
使用)の割合を1%
増やす。
目標の
目安
調査
実績
47.0%
達成
状況
剪定枝は、可能な限りリサイ
クルセンターに搬入する。
○ 今年度は、工事の種別にリサイクル率を調
循環資源量/廃棄物総量を
算出する。
○
○
4/8
査した。来年度は、街路樹及び公園管理は
リサイクル率を50%、UR工事はリサイクル率10%を
目標値とする。
4.循環資源の有効活用(再使用+再生使用)
取組対象
粒調砕石は、循環
資源である再生ク
ラッシャーランを
100%使用する。
目標の
目安
実績
100%
100%
達成
状況
取組計画
実施
状況
契約図書を確認し、粒調砕石
の設計数量を確認する。
ー
再生クラッシャーランを使用
する。
ー
評価(今後の取組方向も含む)
契約とおりに再生クラッシャーランを100%使用し
た。
○
5.水使用量の削減
取組対象
漏水“ゼロ”の達
成
目標の
目安
62.9
m3/月
実績
66.9
m3/月
達成
状況
取組計画
実施
状況
蛇口及び水道配管からの水
漏れが無いことを日々確認
する。
○
蛇口及び水道配管からの水
漏れが発生した場合、早急に
補修する。
ー
取組計画
実施
状況
カタログ等でグリーン製品に
該当する基準及びリストを作
成する。
○
評価(今後の取組方向も含む)
今後も継続して、蛇口及び水道配管からの
水漏れが無いように日々確認する。
×
6.グリーン購入の推進
取組対象
事務用品購入金
額のうち、グリー
ン製品割合を増
やす。
発注者が指定した
「環境物品」を購入
する。
目標の
目安
75%
実施
実績
70%
9,100円
達成
状況
× グリーン製品を優先的に購
入する。
○
基準及びリストに基づく調達
状況を集計する。
○
契約図書で「環境物品」の指
定を確認する。
○
指定された「環境物品」を購
入する。
○
今年度は、目標値よりやや低い実績であっ
た。今後も事務用品のグリーン製品購入を
推進する。
福岡市指定の「バーク堆肥」と「博多のびの
び」を契約図書とおりに購入した。
〇
5/8
評価(今後の取組方向も含む)
7.環境ニーズに対応した設計・施工の推進
取組対象
目標の
目安
実績
発注者から依頼が
あった場合、環境
1提案/
ニーズに対応した
2件提案
件以上
設計・施工を提案す
る。
達成
状況
取組計画
実施
状況
緑被率の高い造園計画を提
案し、マルチング及び肥料は
リサイクル製品を使用する。
ー
ー 他工事からの撤去した資材
(樹木、フラワーポット、砂、
真砂土)を再利用する。
ー
再利用可能な資材(ベンチ、
縁台、遊具、車止め)を再利
用する。
ー
取組計画
実施
状況
化学物質の購入量を把握す
る。
○
評価(今後の取組方向も含む)
今年度は、UR工事の入札時に環境に配慮
した提案を行った。
8.化学物質の削減
取組対象
化学物質の使用を
管理する。
目標の
目安
数量管
理
実績
記録有
達成
状況
○ 化学物質の使用量を把握す
る。
化学物質の残量(購入量ー
使用量)を管理する。
評価(今後の取組方向も含む)
〇 適切に管理している。
○
9.製品及びサービスへの環境配慮
取組対象
要望・苦情への適
切処理する。
目標の
目安
実績
適切処
発生なし
理
達成
状況
取組計画
実施
状況
要望・苦情を受付け、適切に
処置する。
ー
要望・苦情の記録を作成し、
保管する。
ー
内部コミュニケーション又は
教育・訓練を目的として、従
業員及び関係者に周知す
る。
ー
当期間においては、苦情・要望は発生しな
かった。
ー
6/8
評価(今後の取組方向も含む)
6.環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価
の結果並びに違反、訴訟等の有無
当社の事業活動において法的義務を受ける主な環境関連法規は次のとおりである。
適用される法規制等
a)建設機械に関する技術指針【排出ガ
ス対策型建設機械指定要領】
適用される事項(施設・物質・活動等)
排出ガス対策型建設機械は、次のとおりです。
・バックホウ・・・大型コンクリート解体時
A)一般廃棄物に該当するものは、次のとおりです。
1)剪定・除草作業に伴い発生する樹木・枝葉・草
2)側溝清掃作業に伴い発生する埋立可能な土砂(廃棄物
処理法2条2項に基づき、福岡市西区の埋立地に運搬し、
埋め立て処置)
B)産業廃棄物に該当するものは、次のとおりです。
b)廃棄物の処理及び清掃に関する法
律
1)構造物撤去に伴い発生するコンクリート殻
2)構造物撤去に伴い発生する金属くず
3)排水桝と排水升の間の排水管に詰まった木の根と土砂
(高圧洗浄車とバキューム車で加圧水排除する方法。含水
比が高い為、産業廃棄物処理法2条4項の汚泥としてマニ
フェストを作成し、処理業者に委託。業者は天日干しにて脱
水後、再生土砂として使用。)
特定建設資材に該当するものは、次のとおりです。
c)建設リサイクル法
・コンクリート殻
再生利用及び再資源する資材は次のとおりです。
d)再生資源利用省令
1)土木工事の基礎工で使用するクラッシャーラン・砂
2)土壌改良材として使用するリサイクル堆肥(博多のびの
び、バーク堆肥)
平成26年3月15日に上記の環境関連法規の遵守状況を確認・評価した結果、違反はありま
せんでした。
関係機関等からの指摘・利害関係者からの訴訟等はありませんでした。
7/8
7.代表者による全体評価と見直しの結果
平成22年10月1日に運用を開始し、3年6ヶ月が経過しました。
社会・環境に調和した造園工事・土木工事に取り組んでいる当社にとって、環境マ
ネジメントシステムは、大変有意義なことと思っています。
従業員各人は、設定した環境目標を手順に従って運用することに日々研鑚していま
す。
システム開始当社は平成22年度の半年間(秋季・冬季)の実績で次年度以降の目
標値を設定していましたが、目標値が現状と乖離していました。
又、東北大震災の影響で、エネルギー供給バランスが変わり、二酸化炭素排出係数
も増えました。
平成25年度は、過去3年の実績を基準として時世の変化に対応した目標に見直しま
した。今後3年間は平成25年度を基準年として目標値を設定しました。
そして、全てのステークホルダーに信頼され魅力ある企業となるため、法令の趣旨を
理解し、コンプライアンスを遵守してまいります。
平成26年5月10日
代表取締役社長 木上正利
8/8