29.7MB - 国立妙高青少年自然の家 - 独立行政法人 国立青少年教育

元気いっぱい、感動いっぱい、友達いっぱい ! 踏みだそう最初の一歩「オープン・ザ・ドア !」
国立妙高青少年自然の家
コミュニケーションマガジン
で生きる
日間
特集Ⅱ
特集Ⅰ 妙高ジュニアアドベンチャー 2011
森
15
Vol.6
MYOKO活動プログラム紹介
アドベンチャーオリエンテーリング
&クラフト
指導者養成事業
リーダーシップ測定尺度の開発
職員お気に入りの場所紹介
で生きる
日間
特集Ⅰ 妙高ジュニアアドベンチャー 2011
森
この夏 出会える
新しい自分
心も身体も大きく成長し、集団
活 動において主体性が発揮される
小 学 校 5・6年 生 の 子 ど も た ち を
﹁村づくり﹂を中心にした長期滞
在型キャンプを展開し、﹁つくる﹂
、
﹁チャレンジする﹂
、
﹁祭りを行う﹂
等 の 活 動 を 通 し て、
﹁次代を担う
リーダーの育成﹂に必要な力︵①
集 団 維 持 機 能、 ② 課 題 達 成 機 能 ︶
の育成を図りました。
また、得られた成果をもとに青
少 年のリーダー性を特定する要素
プログラムイメージ
国立妙高青少年自然の家では、現代を
生 きる青少年に関わる課題の一つである
年度から
年 間、
﹁リーダー性の育成﹂について、重点テー
マ と し て 掲 げ、 平 成
﹁次代を担うリーダーの育成﹂を目的と
意識し、集団の規範を守る力、⑤集団内
課 題 を 解 決 し よ う と す る 力、 ④ 役 割 を
る力、③情報を収集し、創造力をもって
かおうとする力、②計画的に考え行動す
その具現策として、リーダー性の資質・
能 力としてとらえた①困難に自ら立ち向
ができること。
﹂
﹁言われてやるのではな
そこで、 年間の計画事業の最終とな
る 今 年 は、
﹁失敗しても何度もやり直し
が明らかになりました。
を十分に確保することが重要であること
え、じっくりと活動できる場や時間など
して取り組んできました。
の人間関係を円滑にしようとする力、の
く、自ら必要感を感じ、主体的に活動で
それらの成果を考察し、リーダー性を
育 むためには、子どもたちが主体的に考
つの力の育成に重点をおいた長期間の
チャレンジキャンプを行いました。平成
マとして掲げ、活動を編成しました。そ
き る こ と。
﹂などを保障することをテー
た。子どもたちは、登山やマウンテンバ
ロ グ ラ ム を 開 発・ 編 成 し、 実 践 し ま し
子どもたちがリーダー性を発揮できるプ
︵ 信 濃 川 367 キ ロ 源 流 下 り ︶ を 行 い、
﹁妙高ジュニアアドベンチャー 2010﹂
チ ャ ー 2009﹂
︵佐渡海峡横断︶
、と
ンプを実施しました。
り︶を企画し、長期滞在型チャレンジキャ
ニ ア ア ド ベ ン チ ャ ー 2011﹂
︵村づく
プ が 最 も 適 し て い る と 考 え、
﹁妙高ジュ
所の敷地内での滞在型チャレンジキャン
らの手で一から開拓することのできる当
のねらいを達成するため、生活の場を自
泊 日の活動プログラムを活動内
容 のねらいや特性から1∼4ステージ
活動の特徴
保 護 者 か ら は、
﹁ そ の 後、 学 校 に 戻 っ て
に分け、それぞれのステージ毎のねら
に付け、大きな変容と成長を遂げました。
からも、子どもが、クラスや部活で進ん
いを明確にして、以下のような内容で
日
で考え行動することができるようになっ
月
活動に取り組みました。
リーダー性を発揮すると共に、自信を身
し い 条 件 の 中 に も 主 体 的 に 活 動 を 行 い、
イク、E ボート、手作りいかだなど、 厳
、
年 度 に﹁ 妙 高 ジ ュ ニ ア ア ド ベ ン
3
た。
﹂という声も多く寄せられました。
ステージ
﹁村づくり﹂
7 月 日∼
第
世 界 で 一 つ! み ん な の 夢
MJA 村 を 自 分 た ち の 手 で
プ内のコミュニケーションや協働作業が
女混合・各班5∼7人︶に編成し、グルー
としました。子どもたちを3 つの班︵男
ン と し た﹁ 夢 づ く り ﹂ の た め の ス テ ー ジ
住む場所が確保された後、炊事をする
た めに必要な﹁かまど﹂作りやより快適
化できるようにしました。
しく、よりよい村とは何かを考え、具現
6 日間の第2 ステージは、自分たちで
開 拓した村に住み、自分たちにとって楽
完成させよう!
自然に促されるよう配慮しました。また、
に食事をするためのテーブルやイスの準
備 を 行 い、 そ の た め に 必 要 な 木 材 や 竹、
ブロックなどの材料も多く準備すること
が必要と考えました。
生 活 を 快 適 に す る た め の ア イ テ ム は、
子 ど も た ち の ア イ デ ア で﹁ 看 板 ﹂
﹁薪置
き場﹂
﹁ブランコ﹂
﹁トイレ﹂
﹁広場﹂﹁ド
ラム缶風呂﹂
﹁足湯﹂などが作られるこ
とを想定し、最大限に具現化できるよう、
15
︵ 資 質・ 能 力 ︶ と し て 絞 り 込 み、
3
あらかじめ十分な道具をそろえておくこ
ととしました。
14
子どもたちがそれらの力を発揮し
やすい環境や特色あるプログラム
5
21
規則正しい生活のリズムづくりを目指
し、毎朝5 時起床としました。食事も
日間は班ごとの自炊による食事作りを基
本としました。
15
を開発し、青少年教育の振興に寄
与します。
ステージ
﹁夢づくり﹂
7 月 日∼7 月
日
第
仲間や森との出会いと森小
21
1
屋 づ く り! こ れ か ら 始 ま る
MJA 村 の 夢 を 大 き く 膨 ら
ませよう!
8
26
第1 ス テ ー ジ は 森 小 屋 を 建 て る と と も
に 、村の広場を開拓しながらどんな村を
27
24
つくりたいか夢を膨らませることをメイ
22
2
15
1
2
3 20
21
Open the Door! 2012
日∼
月
ステージ
日
新しい自分に出会おう!﹂と、子ども
グチャレンジをしてこれまでと違った
作り上げてきた村を離れ、全員でビッ
ステップアップを目指し、
﹁これまで、
ら一日の振り返りをすることで、チャ
で日本海まで歩き切り、夕日を見なが
たりする力が育つと考えました。全員
こしたり、疲れている仲間を思いやっ
早 朝 に 出 発 し、 ひ た す ら 歩 く こ と
は 、これまでの自分の頑張りを思い起
第
月
日∼
ステージ
月
日
﹁ 村祭り・ふりかえり﹂
MJA 村の活動のフィナーレ
させよう!
﹁村祭り﹂をみんなの力で成功
を と る。﹂ 事 を 意 識 し て 行 動 で き る よ
うになったのです。その背景には、毎
日のプログラム日程の中に、毎日必ず
班のメンバーが活動に向けて自分の気
持ちを話して班のメンバーの意識の共
有を促す時間が十分確保されていたか
らと考えます。
活動における意 見 の衝突が起こった
と きなどの話し合いを重ねながら、彼
女は絶対に自分の意見を曲げないとい
う意識から、メンバーの話を聞いて﹁最
善の方法は何か?﹂と考えられるよう
になった姿がありました。自分の意見
に固執するのではなく、広い視野での
思考が広がっていったことが考えられ
ます。このことは、協働作業によって
村づくりを行い、その成果として日々
進化する村の成長と共に、参加者自身
である彼女自身も大きく成長してきた
ということに他なりません。
4
5 20
21
Open the Door! 2012
月
第
キロ
﹁アクティブ
チャレンジ﹂
﹁日本海を目指して
を歩く﹂ビッグチャレンジ
を 通 し て、 新 し い 自 分 や 仲
間のよさを発見しよう!
たちに投げかけることとしました。子
レンジすることの意味や自他共に新た
MJA 村 が 完 成 し、 さ ら に 子 ど も
た ちのリーダー性を発揮させるための
どもたちには、どんなチャレンジにし
15
な気付きを促し、新しい自分や仲間と
間関係を円滑にしようとする力が大きく伸びた(5)。
260
たらいいのかという話し合いを大切に
これまで多くのチャレンジをして
き た子どもたちが、村で過ごす最後の
ループでの話し合いや作業が積極的になり、集団内の人
出会うことができるよう、スタッフの
考えと違う行動をしているメンバーや
そのことがかえって班の雰囲気をギク
示した(4)。最後の村祭りを成功させるために全体・グ
270
し、主体的なチャレンジになるよう配
日に、﹁MJA 村祭り﹂を開催するこ
と と し ま し た。 こ れ ま で の 村 づ く り
で 育 ま れ た 力 を 生 か し て、 自 分 た ち
が 楽 し め る 祭 り は 何 か を 考 え、 発 想
を も と に 内 容 の 計 画 を 立 て、 実 行 す
る こ と を 目 的 と し ま し た。 班 で 役
割 分 担 し て 料 理 を 作 っ た り、
出し物を練習したりすることに
よ り、MJA 村 づ く り を 通 し て 成
長 し た 自 分 や 仲 間、 家 族 や 周 囲 へ の
感 謝 の 心 や 絆 が 深 ま る こ と を 期 待 し、
日間の総決算とな
この村祭りを通して妙高ジュニアア
ドベンチャーの
るようにしたいと考えました。
もたちは、 日間の﹁村づくり﹂
子ど
と いう体験活動を通して、大きな成長
出された反対意見に対して、自分の主
﹁妙高ジュニアアドベンチャー
2011﹂ をふりかえって
を見せてくれました。その中の一人で
張 を 変 え る こ と が あ り ま せ ん で し た。
もって活動に臨んでいたので、自分の
ある参加した小学校5年生の女の子の
事例を紹介します。
シャクさせていた面も見られました。
しかし、
彼女が、 日間のMJA2011
活動全般において意欲的に取り組ん
で いた5年生の彼女。自らの意見を述
間関係を円滑にしようとする力としての要因は低い値を
280
声がけや、班のメンバー同士の励まし
る場の提供につながると考えられる(5)。
7
を 終えた時、自分の課題である﹁友達
アクティブチャレンジでは個人の挑戦要素が高く、人
290
した。
祭りは、計画立案から内容の話し合い、発表練習など、
べたり、率先して作業を行ったりして
300
トを行いました。また、毎日のふりか
活動の環境を整えていくことが、この力を十分発揮させ
280
15
えりで書いた作文やスタッフの参与観
題を適切に与えることができたと考える。特に最後の村
290
15
集団内の人間関係を円滑にしようとする力
察 で 記 録 さ れ た 子 ど も た ち の 姿 か ら、
造力をもって課題を解決したりしないと達成されない課
300
8
向上させたと考える(4∼5)。
日間を通して育まれた﹁リーダー性
310
の意見を聴き、全体をみて最善の行動
必要感による役割意識が生じた。このことが、この力を
5つの力﹂について考察しました。
情報を収集し、創造力をもって課題を解決しようとする力
4
では、メニューも自分たちで考えるところから関わらせ、
260
慮し、
﹁MJA 村から日本海までの約
計画的に考え行動する力
い ま し た。 し っ か り と 自 分 の 意 見 を
種類の役割に挑戦する、という役割意識と行動の向上
合いが深まるような時間設定を行いま
村づくり後の数値が大きく伸び、その背景には、村づ
キ ロ を 歩 く ﹂ こ と を 前 提 に、
﹁アク
の()内数字は、グラフの番号を表す。以下同様。
グラフの見方/縦軸は﹁リーダーシップ測定尺度質問用
15 日間の活動全般を通して常に情報を集めたり、創
320
ティブチャレンジ﹂と銘打ちました。
ようなサイクルの結果として、この困難に自ら立ち向かお
紙項目﹂の合計点を累計した数値である。
横軸はアンケー
することができるようになり、そのことが、この力を育
260
評価
再度チャレンジし、成功体験を得ることができた。この
260
トを実施した時期を表す。
立てたり、それを基にグループ内で意思疎通を図ったり
次代を担うリーダーの育成を掲げて
取 り組んできた﹁妙高ジュニアアドベ
イラルの保障)ことで、失敗してもその体験を生かして
2⋮1ステージ﹁夢づくり﹂後
られる(3∼5)
。マインドマップの手法を用いて計画を
ン チ ャ ー 2011﹂ で は、 以 下 の 方
270
1⋮ステージ前﹁出会い﹂
べきなのか考え、行動できるようになっていったと考え
270
法で子どもたちの評価を総合的に行い
いては、繰り返し挑戦できる場や日数を確保する(スパ
3⋮2ステージ﹁村づくり﹂後
覚が自然に身に付くと共に、自分はどう行動をしていく
280
ました。
に育んでいたと考えられる(1∼5)。滞在型の活動にお
280
15
290
妙高ジュニアアドベンチャー
2 011 で は、 子 ど も た ち を 対 象 に
290
4⋮3ステージ﹁アクティブチャレンジ﹂後
が見られた。アクティブチャレンジと村祭りのステージ
270
35
1∼4ステージ毎に﹁リーダーシップ
活動日数を経て得られる経験の蓄積が、この力を順調
300
5⋮4ステージ﹁村祭り﹂後
めは得意なもの、②繰り返してスキルを高める、③違う
280
3
困難に自ら立ち向かおうとする力
8
15 日間で 19 回行った野外炊事においては、①はじ
290
8
測定尺度質問用紙﹂を用いたアンケー
1 2 3 4 5
250
1 2 3 4 5
270
てるための大きな助けとなった。
1 2 3 4 5
250
うとする力が、確実に育まれていったと考える。※文中
1 2 3 4 5
250
1 2 3 4 5
250
くりの協働作業を毎日繰り返して行うことで、時間の感
300
35
リーダーシップ測定尺度の結果から考察する
「リーダー性5つの力」について
4
300
2
3
8
役割を意識し、集団の規範を守る力
幼児期にふさわしい
自然体験活動の
プログラム開発
2 年次の報告
子ども達がのびのびと思い切り
遊べる豊かな自然環境のある「妙
高青少年自然の家」
、そのフィー
ルドを利用して園の子ども達はい
幼児が夢中になる遊 び ~春夏秋冬~
冬
ろいろな自然体験を重ねています。
今年度もあちこちで夢中になって
遊ぶ姿が見られました。
昨年は、子ども達が活動してい
るところを観察して、エピソード
の分析・考察がありました。その
評価を基に、今年度は「指導計画
に位置付けされた活動を」という
春
幼児の諸感覚
幼児の気づき
幼児期にふさわしい
自然体験活動
たくさんの保育園・幼稚園にご
利用いただきました。
ありがとうございます。
平成 23 年度利用
保育園・幼稚園(順不同)
○たちばな・
たちばな春日幼稚園
「雪がいっぱいだよ!」
「なぜ、石の下にゲジゲジがいるの?」
○ふきのとう保育園・
「雪がふわふわで進めないよ!冷たーい!」
「この草なあに?」
坂戸はちの巣保育園・
⇩
⇩
深雪の中で、全身を使って遊び
ます。雪の重力感ややわらかさ、
冷たさなど諸感覚を通して感じて
いきます。どっぷりと雪と関わり雪
の特質や体の使い方を学びます。
探究心が豊かな幼児は、いろ
いろなことに興味を持ちます。
自分で確認し理解することで、
更なる関心を広げていきます。
幼児期の大切な学びです。
第二はちの巣保育園
○旭が丘幼稚園
⃝学校法人明照学園明照幼稚園
⃝社会福祉法人ときわ保育園
⃝上越教育大学附属幼稚園
ことで、自然の家職員と園とで企
⃝上越市立柿崎第一保育園
画から一緒に取り組み、運営・指
⃝聖公会紅葉幼稚園
幼児の挑戦
導援助を行いました。
事前に双方で情報を共有したこ
幼児の思いやり
とで今までの活動プログラムに広
「よし 登ってみよう!」
「見て ここまで登れたよ!」
「がんばって 助けてあげるよ!」
「ここつかんで!」
がりが出き、心動かされる体験が
⇩
⇩
自ら挑戦し、登りきったとき
の笑顔は自信に満ち溢れていま
す。自信を重ね更なる挑戦をし
ていきます。揺るがない自己効
力感を育みます。
幼児同士が声をかけ合い、手を
差し出し仲間を助けました。困難
な場面(小さな滝を登る)が幼児
の思いやりの心を育みました。多
様な環境で幼児は学びました。
できたと思われます。
また、四季を通じ継続して施設
のフィールドを利用したことも、
場所や時間が保障されている安心
感があり、主体的に遊びこむこと
⃝木更津むつみ保育園
⃝門前にこにこ保育園
⃝マリア愛児園
⃝妙高市立妙高保育園
⃝妙高市立矢代保育園
⃝妙高市立斐太北保育園
⃝妙高市立姫川原保育園
⃝妙高市立ひまわり保育園
⃝妙高市立新井北幼稚園
⃝妙高市立新井南幼稚園
ができました。さらに雨の時にも
野外に出るなど、自然に合わせた
経験をさせた園もあり、ここにも
学びがあったに違いありません。
今後は、自然の家のフィールド
で培った感覚や感性を日々の活動
のなかで生かし、新しいことに
チャレンジする勇気や未知のもの
秋
※本研究内容は別紙報告書を作成し、
ホームページに掲載しています。
幼児期に大切なこと
園指導主事 宮田友子
﹁鼻水をたらしても﹂
﹁服がよごれても﹂
﹁靴が濡れても﹂
﹁爪が真っ黒でも﹂
﹁顔が泥だらけでも﹂
﹁切り傷をつくっても﹂
﹁暗くなるまで遊んでも﹂
妙高市教育委員会
母は許してくれたな・・・
私の幼少時代の思い出です。
保育士でもあった母は、これらの
行 為を認めてくれていました。成人
して聞いたとき﹁そのときしか︵幼
事業担当 室井 修一
少 期 ︶出 来 ないか ら ね。
﹂と 話 して
いました。
現代の子ども達にどれだけ当ては
ま るでしょうか。豊かな社会ですが、
幼児期に何が大切なのかしっかりと
考えなければなりません。
幼 児 期 は 人 生の 基 礎 を 育 む とて
も 重要な時期です。多様な体験を通
して、子ども達は自分の揺るがない
力を身につけていくのです。
テ レ ビで 見 た もので は あ り ま せ
す。
ん。ゲームで勝ったことではありま
せん。
今、目の前にある自然や仲間が子
ど もの力になるのです。感情がぶつ
かり、認められ一喜一憂します。諸
感 覚 を 通 して 物 事 を理 解 し 納 得 を
していきます。
自分が主体的に関わると、他者と
の 関わりを通して自己の存在を意識
します。
妙 高 青 少 年 自 然 の 家 で は、幼 児
期 に ふ さ わ しい 自 然 体 験 活 動 を 研
究し、プログラムを提案しています。
ぜひ足を運んでください。子ども
達 の﹁豊かな体験﹂を一緒に深め広
げていきませんか。
への好奇心を育んでいきたいで
夏
⃝妙高市立水上保育園
⃝妙高市立第一保育園
⃝妙高市立第二保育園
⃝妙高市立斐太南保育園
⃝妙高市立和田保育園
延べ 1,695 名の幼児が夢中に
遊び(学び)ました。
『本気』
×
『 楽しむ』
=
『夢中になる』
『不思議』
×
『知りたい』
=
『好奇心』
『できるかな?』
×
『できた!』
=
『自信』
Open the Door! 2012
6
7 20
21
めざせ 王
険
就寝
冒
就寝
振り返り
就寝
つどい
起床
1日目 2日目
就寝
つどい
起床
1日目 2日目
で猛獣狩
り
ァイヤー
はじめて の
わんぱく キ ャ ン プ
才までの自然体験を
﹁妙高﹂ではじめよう!
小さな子どもの時期 に 自 然 と ど っ ぷ り と
かかわり、思いっきり 遊 ぶ 。 木 の 枝 や 地 面
の土、源流の水にまみ れ な が ら 、 や っ て み
たいこと、できること を た く さ ん 探 し て い
く。子どもは遊びの中 で 、 自 然 に 主 体 的 に
かかわります。自然が 、 子 ど も の 諸 感 覚 を
刺激し、健やかな心と 体 を 育 て ま す 。 自 然
に親しむことはもちろ ん 、 自 然 の 厳 し さ も
感じる子どもになって ほ し い 。 そ ん な 思 い
で、このキャンプを構 想 し ま し た 。
ちょっと冒険、
ちょっぴり大人!
わんぱくキャンプで は 、 子 ど も に と っ て
の﹁初めて!﹂がいっ ぱ い で す 。 ハ ン モ ッ
クに包まれて揺られた り 、 木 の 枝 を た く さ
ん集めて秘密基地を作 っ た り し ま し た 。 そ
して、包丁でキャベツ を 刻 み 、 ホ ッ ト ド ッ
グを作り、自分で火を 付 け て 焼 い て 食 べ ま
した。木に登ってター ザ ン 遊 び 。 川 の 中 を
ざ ぶ ざ ぶ 歩 い て 探 検。 落 ち 葉 を 投 げ 上 げ 、
子どもたちの活動は、遊びの形をとって、
つどい
起床
雪上運動会
バンバレース・ 式
そり
朝食
落ち葉シャワー。
目の前にあるものを使 い 、 ど ん ど ん 進 化 し
て い き ま し た。 や っ て み て 楽 し い こ と は 、
起床
昔遊び
雪灯ろう
点火
夕食
雪上活動・雪灯ろう
アイス
移動
昼食
そり・スノーシュー
ブレイク
22
1日目 2日目 3日目
22
20
19
18
17
16
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
8
9 20
21
Open the Door! 2012
フ
キャンプ
包丁とんとん慎重に!
ず っ と や り 続 け る。 一 人 で 楽 し い こ と は 、
かな
仲間を呼び集め、大勢 で 始 め る 。 子 ど も た
∼
21
ゃぶ探検だ!
王
火が上手にまわる
2月4日
(土)
∼5日
(日)
冬
朝食
キャンドル
入浴
セレモニー
夕食
アイス
昼食 森遊び・おやつ作り
ブレイク
式
源流じゃぶじ
式
式
クラフト祭り
22
20
19
18
17
16
15
14
13
12
11
10
9
8
7
式
いもほり
体験
朝食
夕食
森の探検
キャンプ
入浴
ファイヤー
野外炊事 ダッチオーブン
昼食
源流探検
野外炊事
カートンドック
ナイト
ハイク 入浴
星座
21
20
19
18
17
16
15
14
マイ
スプーン
作り
アイス
式
昼食
ブレイク
13
12
11
10
9
8
7
6
21
グうめ∼
11月5日
(土)
∼6日
(日)
秋
6
カートンドッ
ちは、自然とかかわり な が ら 、 少 し ず つ で
わんぱくキャンプ プログラム
険
ロープを渡って、向こうの木まで
できたぁ
秘密基地
ぼくらの
きることを増やし、進 化 し て い き ま す 。
冒冒冒
ぼくたち、わたしたち、わんぱく仲間!
8月26日
(金)
∼28日
(日)
夏
10
日
︵金︶
∼
日︵日︶
!
石 大 層
大 地 の 秘 密 探検隊 ス
イ
化
ヒ
! 断
好き!すき!ジオパーク! 9月
人 の お 話 を 聞 い た り、 体 験 や 見 学 を し た り
!
ジオまる
し た お か げ で、 今 で は、 答 え ら れ る く ら い
・ 最初は、少しやる気がない人が多数いた。
でも、活動していくう
に な り ま し た。
﹂と自らの成長を書いた子も
た。
−省略− みんなの意見を聞いてまとめるのは大変だったけ
名
いました。
野外炊事もあったけど、違う内容だったので、新しい発見ができ
今日からわたしも糸魚川
世界ジオパークの
ちびっ子博士!
竹 之 内 耕 先 生︵ フ ォ ッ サ マ グ ナ ミ ュ ー ジ
自分が行きたいコースに行けて良かった。前回と同じ源流探検や
県 内 各 地 と 東 京 都、 富 山 県 か ら 総 勢
就寝
・ 今回は自分たちで活動やコースなどを選ぶことができたので、
な 子 ど も が 集 ま り ま し た。 ど の 子 も﹁ 世 界
就寝
アム学芸員︶から分かりやすく教えていた
だきました。子どもは、先生の話に興味津々。
お か げ で、 す っ か り﹁ ジ オ パ ー ク 博 士 ﹂ の
気分。最終日に書いた、ジオパーク新聞に﹁初
め は、 糸 魚 川 ジ オ パ ー ク っ て ど う い う 所 な
ん だ ろ う っ て 思 っ て い た け ど、 た く さ ん の
子どもの感想から
︵小学校4∼6 年生︶の岩石好き、化石好き
ジオパークに行ってみたい。
﹂
、
﹁大断層って
−
静岡構造
何か知りたい。
﹂
、
﹁ヒスイや化石を見つけた
い。
﹂とやる気満々です。
子 ど も た ち は、 実 際 に 糸 魚 川
線 で 断 層 粘 土 に 触 れ た り、 天 然 記 念 物 の 小
移動
糸魚川ジオパーク
マスコットキャラクター
色とりどりの岩石
滝川ヒスイ峡でヒスイの原石を観察したり
はほとんど自分たちの力でやっていたので、心から楽しむことがで
し ま し た。 ま た、 化 石 や メ ノ ウ、 色 と り ど
小滝川ヒスイ峡
ぬーな
きた。
−省略− 来年も同じように自分達である程度企画・運営
り の 岩 石 を ひ ろ い、 世 界 に 一 つ だ け の 岩 石
解散
閉会式
朝食・清掃
朝のつどい
荷物整理・清掃
起床
晴天 荒天
/ ︵日︶
青海海岸で岩石ひろい
ちに、
どんどん楽しくなってきて最高の3日間になったと思う。
今回
標 本 を 作 り ま し た。 自 分 だ け の 宝 物 を 手 に
入れ、大満足の様子でした。
移動
出発
朝食・清掃
朝のつどい
荷物整理・清掃
起床
晴天 荒天
/ ︵土︶
また、活動がない時間でも、子どもたちは、
辺 の 広 場 を 使 っ て、 み ん な で 野 球 を し た
周
り、 凧 揚 げ を し た り す る な ど、 楽 し そ う に
遊んでいました。
出発
閉会式
IKR
キャンプに参加した子どもたちは妙高の
自 然 の 中 で、 そ れ ぞ れ の 活 動 を 心 の 底 か
大
就寝
ら楽しんでいるようでした。
就寝
バスで移動
バスで移動
自分でとった写真を
レイアウトして!
ど、
とても良い経験になったと思う。
開会式
受付
晴天 荒天
/ ︵金︶
キャンプ
感 じ 取 り、 こ れ か ら の 自 立 へ の エ ネ ル ギ ー
を培うことの2つです。
シ ャ ツ を つ く り ま し た。 班 ご と に ア イ デ ィ
ク ラ フ ト で は、 周 辺 か ら 採 集 し て き た 自
物を使って、自 分 だ け の オ リ ジ ナ ル の
然
る意欲的な様子が見られました。
レクや歌の時間には自分から楽しもうとす
認し、本番では、それぞれの役割を果たし、
分 担 を 決 め ま し た。 リ ハ ー サ ル で 動 き を 確
キ ャ ン ド ル セ レ モ ニ ー で は、 点 火 の 儀 式
歌の準備など、短い時間の打合せの中で、
や
各テーブルに笑顔があふれていました。
ました。お互いに料理のよい点を褒め合い、
し た。 で き た 各 班 の 料 理 を み ん な で 試 食 し
分担していた役割をそれぞれが行っていま
野 外 炊 事 で は、 班 長 が 中 心 と な っ て 材 料
切 っ た り、 道 具 を 準 備 し た り と、 事 前 に
を
︻子どもたちの様子︼
活動プログラム
わ
妙高ひ
り
ま
︻妙高ひまわりキャン プ と は ︼
﹁妙高ひまわりキャンプ﹂は、地元の施設
の連携の一環で実施した2泊3日︵幼児・
と
小 学 生 は 1 泊 2 日 ︶ の キ ャ ン プ で す。 実 施
に あ た り、 運 営 委 員 会 を 立 ち 上 げ、 上 越 教
育 大 学、 上 越 児 童 相 談 所 の 支 援 を 受 け て い
ます。
このキャンプのねらいは、子どもたちが、
高 の 豊 か な 自 然 の 中 で、 様 々 な 人 と 触 れ
妙
あ い、 協 力 し て い く こ と の 楽 し さ を 学 び、
気 持 ち を リ フ レ ッ シ ュ す る こ と と、 ま わ り
に は、 頼 れ る 大 人、 仲 間 が い る こ と を 肌 で
25
ア を 出 し な が ら、 楽 し そ う に つ く り、 最 後
開会式
19
起床
朝のつどい
(木の葉の
Tシャツ)
朝のつどい
起床
8
ジオパーク新聞
すればよいと思う。
また、
冬のキャンプもとても楽しみ。
○夢見平コース
○ドイツトウヒの森コース
晴天
荒天
/ ︵金︶
朝食
晴天
荒天
/ ︵木︶
⑥クラフト
④笹ヶ峰ハイク
妙高
に は、 で き た 作 品 を 自 慢 げ に み ん な に 紹 介
昼食
朝食
入浴
夕食
⑤
キャン
ドル
18
館OL
晴天
荒天
/ ︵水︶
8
③野外炊事
8
①北沢川散策
②
びっくり
入浴
ナイト
ハイク
夕食
昼食
17
23
22
21
20
19
18
妙高
T
17
16
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5時
時間帯
ジオパーク
新聞づくり
9
25
24
糸魚川
入浴
移動
〈ジオサイト巡検〉
〈ジオサイト巡検〉
昼食
③青海海岸
①フォッサマグナパーク
休憩
④弁天岩
移動
②小滝川ヒスイ峡
⑤浜徳合の砂泥互層
9
⇨
妙高山のでき方学習
妙高山モデル
岩石標本作り
夕食
休憩
妙高山モデル作り
岩石標本作り
ナイトハイク
星座観察
※糸魚川-静岡構造線断層露頭
糸魚川
していました。
活動プログラム
9
⇨
妙高
23
移動
23
23
22
21
20
19
妙高山
モデル
作り
青海中学校
セミナーハウス
・荷物整理
・夕食
・休憩
・入浴
フォッサマグナ
ミュージアム
・面識会
・講義
・化石探し
・館内見学
18
17
16
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5時
時間帯
34
浜徳合で砂泥互層観察
10
11 20
21
Open the Door! 2012
M Y O K O
活動プログラム
ビーズなどで
飾るとカワイイです。
Craft!
ふうに
こんな
すよ!
ま
き
で
白樺の壁掛け
木の実を
くっつけたり
Craft!
Craft!
ヒモを付ければ素敵な壁
掛けに ! ビーズや木の実
を使うときれい !
カラマツくん
カラマツの木
白樺の木
こんな形にな
るように
ヤスリで
削りました。
白樺の木はとっても大きいの
ほかにも
こんなものが
できますよ!
カラマツは年輪がとってもキ
ウッドバーニングで
字や絵も書けます。
レイ。磨けば磨くほど、スベ
スベのお肌になります。
怪力でねじ曲げたわけでは
ありません。
アレンジ次第で
オリジナリティが
う∼んとアップ!!
たり、いろいろなことができ
ますよ☆
<透かし葉>
自然散策で集めた木の枝や葉っぱ
を使って、デザインしてみましょ
う!
<白樺のハガキ>
自然の家から発送できます。
Craft!
何気ない木の枝が…
!!
身
変
大
ウッドバーニング
ペンで味わい深い
作品に早変わり!
シンプルに素材の良さを生か
し、ニスを塗って光沢を出す
だけでも、大切にしたい作品
になりますよ!
あとは好きなように色をつけた
り、表面全体にニスを塗ったり、
ヒートンをつけてひもを通して
出来上がりです☆
長∼い枝の
モッくんも
いいでしょ♪
ペンを使って
絵や文字を
入れてみよう。
マイスプーン・マイフォーク
枝から小枝のでていると
ころをみつけたらそこを
鼻に見立てると顔のイ
メージがつきやすい!
小枝のモッくん
※直径1cm∼1.5cm、
長さ5cm
程度の枝が適当です。
自然観察
︵ハイキングと兼ねるとよい︶
をしながら
顔のパーツの位置を少し変えるだけ
でも色々な表情が楽しめますよ♪
① 枝の股を人に見立てて必
要な部分をのこぎりで切り
ます。
枝を集めます。
※乾燥している枝が最適ですよ!
② 目を貼る部分を彫刻刀で
平らにし、動眼がつきやすい
ようにきずをつけ、口にする
部分を彫刻刀でけずります。
妙高の
クラフト特集
ひもを通して、
キーホールダーや
ストラップにも。
で、詩を書いたり、絵を描い
彫刻刀で文字を
入れたりナイフで
削ったり…
枝を人に見立てて切り取り、目をつけ
て出来上がるキーホルダーです☆自然
の素材を生かした手軽にできるクラフ
トなのでいくつも作ることができます!
こだわりは無限大!
自分の思いを作品に込めよう!!
Open the Door! 2012
14
15 20
21
平成
こ の 事 業 は、 環 境 教 育 等 の 講 義・ 演 習
渡辺径子先生から学校現場の現状を具体
あり方﹂では、上越教育大学特任准教授・
コースⅠ は
を生かす教育手法コース﹂です。
﹁妙高ア
ドベンチャープログラム﹂を用いた人間
泊
日 で﹁ 妙 高 ア ド ベ
関係づくりの手法を習得します。
コ ー ス Ⅱ は、
ンチャープログラム﹂のプログラム指導
日︵日︶
に実施
運営や指導など、多様なボランティア活
ランティア活動の意義 や 青 少 年 教 育 に つ
今年で5回目を迎えたこの事業は、ボ
山 で ボ ラ ン テ ィ ア し て み た い な ぁ。
﹂と
アしたいけど、夏休みは実家の近くの立
﹁今は、大学から近い妙高でボランティ
動をすることができます。
いて学んだり、応急手 当 の 方 法 や リ ス ク
い う 場 合 で も、﹁ 法 人 ボ ラ ン テ ィ ア ﹂ と
ボランティアのみなさ ん の 力 で す 。
マネジメントについての実践をしたり
もいるんですよ。
どさまざまな国立施設で活躍している人
妙高だけでなく立山や能登、信州高遠な
実 際 に、 学 生 ボ ラ ン テ ィ ア の 中 に は、
も活動することができます。
して登録してあれば、どこの国立施設で
名︵大学 生
名、社会人1
日となりました。
と、内容の濃い 泊
今回は、
名、教員1名︶にご参加いただき、その
うち、 名が法人ボラ ン テ ィ ア と し て 新
規登録、 名が実際に ボ ラ ン テ ィ ア と し
て活躍しました。
歳以
上︵中学生を除く︶で青少年教育に関心
法人ボランティアへの登録は、
申 請 す る と、﹁ 法 人 ボ ラ ン テ ィ ア ﹂ と し
のある方ならどなたでもできます。
ぜひ、
この﹁ボランティア養成所﹂に参加し、
て 登 録 す る こ と が で き ま す。﹁ 法 人 ボ ラ
元気いっぱい感動いっぱいの妙高で新し
ンティア﹂は、全国に あ る
い一歩を踏み出してみませんか。
か を 感 じ、 気 づ き 広 げ る こ と は 人 と し て 大
切 な こ と だ と 思 い ま し た。﹂﹁ ネ イ チ ャ ー プ
ログラムを体験してみようと思ってきまし
た が、 体 験 だ け で は な い こ と を 考 え さ せ ら
れました。多くの学びがありました。﹂とい
う感想がよせられました。この研修を通して
学 ん で い た だ い た こ と が、
﹁自然体験の楽し
さ ﹂ と し て、 子 ど も た ち に 伝 わ れ ば と 願 う
ばかりです。
日
︵月︶に実施
自然体験活動指導者養成事業
﹁小学校長期自然体験活動指導者養成研修﹂
9月 日︵土︶
∼
この事業は、﹁小学校の1 週間程度の自然
体験活動﹂において教育効果の高い自然体
験・生活体験活動の機会を提供するために、
プ ロ グ ラ ム 計 画 立 案 の 助 言、 活 動 時 の 全 体
指 導 や 活 動 の 様 子 の 把 握 と 助 言、 事 業 評 価
の助言などを行う指導者を養成することを
目 的 と し て 実 施 さ れ ま し た。 参 加 者 は 青 少
年 教 育 関 係 者、 学 校 教 育 関 係 者、 そ の 他 自
然 体 験 活 動 に 興 味・ 関 心 が あ り、 か つ 小 学
歳以上の方々
校の長期自然体験活動の全体指導者として
名の方にご参加いただきま
活 動・ 協 力 す る 意 志 の あ る
で す。 今 回 は
妙 高 で は、 自 然 体 験 活 動 を プ ロ グ ラ ム す
した。
る 上 で 大 切 な 企 画 力 を 大 切 に し、 プ ロ グ ラ
ム 企 画 立 案 の 時 間 を 多 く 設 定 し て い ま す。
ま た、 自 然 体 験 の 技 術 や 指 導 法 も 毎 年 同 じ
ではなく新たなプログラムを取り入れてい
ます。
16
17 20
21
Open the Door! 2012
指導者養成事業
年度
妙高ネイチャープログラム
指導者養成研修会
月 日︵金︶∼ 日
︵日︶に実施
や妙高ネイチャープログラムの体験を通
日︵日︶
に実施
な表情で実技や理論について学んでいま
プログラム開発事業
心の冒険教育 指導者養成研修
月 日︵金︶∼
し た。 講 師 は、 プ ロ ジ ェ ク ト ア ド ベ ン
妙高アドベンチャープログラムは当施
的な実践例を交えて分かりやすく説明し
﹁プログラム立案﹂の演習を行いました。実
月に心の冒険指導者養成研
設でとても人気の高い仲間づくりプログ
て い た だ き ま し た。 実 習 で は、 自 然 体 験
際 に 実 施 し た 学 校 の 状 況 調 査 票 を 用 い て、
年
し て、 環 境 教 育 の 指 導 者 と し て 必 要 な 資
ラ ム で す。 こ こ で 学 ば れ た 参 加 者 の 皆 さ
の 人 気 プ ロ グ ラ ム の 源 流 探 検、 藤 巻 山 探
源 流 探 検 の プ ロ グ ラ ム を 立 案 し ま し た。 そ
平成
修 が 行 わ れ ま し た。 こ の 事 業 は、 児 童 生
質や指導力の習得を目指しています。
ま す。 ま た、 妙 高 ア ド ベ ン チ ャ ー プ ロ グ
検︵森のダム︶を中心に実施しました。﹁川
れ ぞ れ の 立 場 か ら、 様 々 な 視 点 で プ ロ グ ラ
講 義 の﹁ 学 校 現 場 に お け る 環 境 教 育 の
ラムの指導者を育成するための事業でも
ん に は、 こ の 研 修 を 生 か し て ご 活 躍 い た
と 生 き 物 と の つ な が り ﹂﹁ 森 の ダ ム ﹂﹁ 川
ム 内 容 の 検 討 が 行 わ れ ま し た。 ま た、 活 動
あります。
だけることを心から期待しています。
と森とのかかわり﹂などを題材に参加者
中 は ス キ ル ア ッ プ で 参 加 し た 指 導 員 か ら、
日 で﹁ グ ル ー プ の 力
と 意 見 交 換 し な が ら 取 り 組 み ま し た。 そ
子どもたちへの対応や説明内容など具体的
泊
の他に、周辺環境の理解という視点から、
な 助 言 が あ り、 よ り 質 が 高 い も の と な り ま
名 の 参 加 者 の 皆 さ ん が、 真 剣
のために必要な知識や指導技術の習得を
図ります。
今年も
日︵土︶∼
22
MYOKOボランティア養成所
月
21
︵兼 文部科学省自然体験活動指導者養成事業 補助指導者養成研修︶
こ の 施 設 を 支 え る 大 き な 力。 そ れ は、
5
研修後の受講者からは、﹁自然にふれて何
妙 高 火 山、 野 鳥 観 察、 星 空 観 察 の 実 習 も
3
2
19
2
1
青少年教育施設で行わ れ て い る 各 事 業 で
18
2
を構築することのできる指導者を育成し
チャージャパンから2 名の先生をお迎え
3
し て、 専 門 的 な 内 容 を わ か り や す く 楽 し
1
徒のコミュニケーション能力の向上に資
29
す る 指 導 法 に つ い て 研 修 し、 実 際 の 教 育
君の笑顔が、
みんなの心の笑顔になる。
27
く教えていただきました。
5
現場で集団内のひとり一人の信頼と安心
7
23
加えました。最後に研修のまとめとして、
5
した。
23
か所の国立
15
44
28
23
1
46
17
21
28
12
1
1
(3)危ないことを予測して避けることができる。
5
4
3
2
1
(4)その場の状況にあわせて考えることができる。
5
4
3
2
1
(5)決めた時間にあわせて行動することができる。
5
4
3
2
1
(6)先のことを考えて行動することができる。
5
4
3
2
1
(7)内容を考えて話すことができる。
5
4
3
2
1
(8)反省したことを次の行動や活動に生かしている。
5
4
3
2
1
(9)物事をいろいろな方向から見ることができる。
5
4
3
2
1
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得られた数値と合わせて、総合的に考察さ
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れることをお勧めします。
㻝
㻞
ユーモア・明るさ
(16) 親や先生に言われなくても規則にしたがうことができる。
(17) 困っている友だちがいたら励ますことができる。
(18) 友だちの立場に立って話を聞くことができる。
(19) 明るく元気にあいさつや返事ができる。
(20) 場を和ますことができる。
下位指標は、
中位指標は、
「リーダーシップ5つの力」を表しています。
「付けたい力をさらに細分化した指標」
となります。
10
23
21
リーダーシップ5つの力を測定するための
リーダーシップ測定尺度とは・・・
㻝㻟
10
(15) ルールや約束を必ず守ることができる。
㻝㻢
伝達・コミュニケーション
(14) 全体の目標にあわせて活動に取り組んでいる。
測定尺度を開発する上で、もとになる考え方は、リーダーシップ行動論の﹁PM理
論 ﹂です。
ᙺ๭䜢ព㆑䛧䚸㞟ᅋෆ䛾つ⠊䜢Ᏺ䜛ຊ
9
(13) 自分がするべき役割をはっきりわかっている。
﹁ PM理 論 ﹂ と は、 三 隅︵1978︶ が、 リ ー ダ ー シ ッ プ の 機 能 は﹁ 課 題 達 成
㻞㻜
集団内の人間関係
を円滑にしようと
する力
(12) 興味のあることにチャレンジしてみたい。
に分けられると提唱したものです。課題達成機能とは、集団全体で何らかの目標を定
㻙㻟
規範意識
(11) うまくいくようにいろいろな工夫をすることができる。
erformance︶ 機 能 ﹂ と﹁ 集 団 維 持︵Maintenance︶ 機 能 ﹂
︵P
㻞㻣
8
) 物事をいろいろな方向から見ることができる。
(10) わからないことは自分で調べることができる。
サイエンス社より
観察した上で、リーダーシップ測定尺度で
㻟㻜
㻟㻜
り、子ども達にとってよりよい活動を編成
には、子ども達と活動を共有し様子をよく
䠄ຍ⟬ᚓⅬ᭱኱್㻠㻜䠅
役割意識
役割を意識し、集
団の規範を守る力
) 反省したことを次の行動や活動に生かしている。
(
M型﹂︵課題達成的ではないが、
㞟ᅋ⥔ᣢᶵ⬟
想像力
7
の開発
㻟㻜
6
) 内容を考えて話すことができる。
(
めて、その目標に向かって成員を動機づけ、目標を達成させる機能であり、集団維持
㞟ᅋ⥔ᣢᶵ⬟
情報収集
) 先のことを考えて行動することができる。
(
にし、結束させる機能です。三隅は、P機能とM機能の組合せによって、リーダーシッ
㻠㻞
㻠㻜
5
) 決めた時間にあわせて行動することができる。
(
機能とは、集団のメンバー同士のコミュニケーションを円滑にさせ、人間関係を良好
㻡㻜
情報を収集し、創
造力をもって課題
を解決しようとす
る力
省察・アクション
) その場の状況にあわせて考えることができる。
(
プ・スタイルを﹁PM型﹂︵課題達成的であり、かつ集団維持的でもある︶、﹁Pm 型﹂
㻙㻞
4
) 危ないことを予測して避けることができる。
(
︵課題達成的ではあるが、集団維持的ではない︶
、﹁
㻝㻠
᝟ሗ䜢཰㞟䛧䚸๰㐀ຊ䜢䜒䛳䛶ㄢ㢟䜢ゎỴ䛧䜘䛖䛸䛩䜛ຊ
計画的に考え行動
する力
(
m型﹂︵課題達成的ではなく、集団維持機能でもない︶に分
リーダーシップ測定尺度は、活動によっ
ㄢ㢟㐩ᡂᶵ⬟
㻠㻞
計画・判断
) すすんでお手伝いや勉強をすることができる。
けました。様々な企業組織における研究で、PM型のリーダーシップ・スタイルがもっ
㻝㻢
㻢㻜
危機意識
3
) 人が嫌がることでも自分から進んで取り組むことができる。
(
集団維持的である︶、﹁
㻝
2
調査項目
(
とも効果的であることが、一貫して示されました。
㻝㻡
意欲・自立性
吉田富二雄編
㻝㻠
下位指標
1
困難に自ら立ち向
かおうとする力
﹃心理測定尺度集Ⅱ﹄堀洋道監修
ィ⏬ⓗ䛻⪃䛘⾜ື䛩䜛ຊ
㻣㻜
中位指標
学童期におけるリーダーシップ測定尺度の指標 を作成するため 、平成 年3月に新 潟 県上越地区の小学校教諭から﹁子ども達のリーダーシップ行動についてのイメージ﹂
㻝
調査項目は、
「リーダーシップアンケート用紙の
調査項目」を表しています。
をキーワードで回答してもらい、そのキーワードをKJ法にて分類しました。平成
㻝㻟
③情報を収集し、
創造力をもって課題を
解決しようとする力
少年期(高学年)のリーダーシップ測定尺度 項目
上位指標
④役割を意識し、
集団の規範を守る力
年度までのアンケートについて項目の重回帰分析・分散分析等の見直しと改善により
㻝㻞
②計画的に考え
行動する力
⑤集団内の
人間関係を円滑に
しようとする力
リーダーシップ
の育成
上位指標︵2項目︶・中位指標︵5項目︶・下位指標︵ 項目︶に確定しました。
ᅔ㞴䛻⮬䜙❧䛱ྥ䛛䛚䛖䛸䛩䜛ຊ
㻤㻜
シップ能力を客観的に捉える手法は明らかにされてい
㻜
ませんでした。
㻠㻞
こ れ を 受 け、 国 立 妙 高 青 少 年 自 然 の 家 で は、 青 少 年
の 学 童 期︵ 小 学 校 高 学 年 ︶ に 求 め ら れ る リ ー ダ ー シ ッ
㻠㻞
䠄ຍ⟬ᚓⅬ᭱኱್㻢㻜䠅
①困難に自ら
立ち向かおうとする力
上位指標は、
集団維持機能
㻝㻜㻜
シップ5つの力を絞り込みました。
「集団維持(Maintenance)機能」に分けられます。
課題達成機能
㻙㻟
プ の 資 質・ 能 力 を 明 ら か に し、 リ ー ダ ー シ ッ プ 能 力 を
㻢㻥
国立妙高青少年自然の家では、上越教育大学准教授大前敦巳氏の協力
の下、青少年のリーダー性を特定する要素(資質・能力)としてリーダー
「課題達成(Performance)機能」と
少年期︵高学年︶のリーダーシップ測定尺度
㻣㻞
測定する尺度を開発し、一般化する研究を行いました。
䝸䞊䝎䞊䝅䝑䝥⬟ຊ
分析結果の出力と考察
ᚓⅬᕪ
㻞ᅇ┠
個人の結果は、リーダーシップ測定尺度の上
位 指標である﹁課題達成機能﹂と﹁集団維持機能﹂
䠄ຍ⟬ᚓⅬ᭱኱್㻝㻜㻜䠅
㻝ᅇ┠
の数値を比較することができます。また、同中
○○ ○○
位指標である﹁リーダーシップ5つの力﹂の項
Ặྡ
目毎の数値を比較することによって子どもにつ
㻝
㻞ᅇ┠
㻹䠄ᖹᆒ䠅 㻿㻰䠄ᶆ‽೫ᕪ䠅
㻣㻤
㻝㻞㻚㻢
けたい力を具体的に考察することができます。
㻺㼛
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㻹䠄ᖹᆒ䠅 㻿㻰䠄ᶆ‽೫ᕪ䠅
㻝㻜㻚㻤
㻣㻠
クラス︵集団︶全体の結果は、リーダーシッ
プ 5つの力を合計した得点の平均を表したも
⬟ຊ
䝸䞊䝎䞊䝅䝑䝥⬟ຊ
㻞
実施時期や実施期間、実施回数は特
に 決まっていません。各団体の測定し
㻝
た い と き に 測 定 す る こ と が で き ま す。
㻣㻞
のです。したがって、ある期間の前後で数値
㻣㻟
を比較することによってそのクラス︵集団︶
㻣㻠
㻣㻠
通常は行事の前後や学期始め・学期末
㻣㻡
などで実施し、数値を比較します。そ
㻣㻢
の総合的なリーダーシップの変化や傾向を考
察することができます。
㻣㻣
ㄢ㢟㐩ᡂᶵ⬟
めに開発されたツールです。指導者の皆様
の結果から、子どもに育まれた力を考
㻣㻤
㻣㻤
㻥㻜
するためのプログラムを見直したりするた
察し、活動内容を見直して次に生かし
ます。
リーダーシップアンケート用紙や統
計 処 理 ソ フ ト︵﹁ リ ー ダ ー シ ッ プ 測 定
尺度集計シート﹂/エクセル形式︶は、
国立妙高青少年自然の家ホームページ
からダウンロードして使うことができ
ます。
︵ http://myoko.niye.go.jp/
︶
少年期︵高学年︶のリーダーシップ測定尺度は、利用者のニーズ
に よって左記のような視点で評価することができます。
1.全体の傾向として、ある期間の前後で
推移を比較する。
2.個人の傾向として、ある期間の前後で
推移を比較する。
①上 位 指 標︵ 課 題 達 成 機 能・ 集 団 維 持 機 能 ︶
として考察する。
②中 位 指 標︵ リ ー ダ ー シ ッ プ 5 つ の 力 ︶ と し
て考察する。
䝸䞊䝎䞊䝅䝑䝥⬟ຊ
㻣㻥
これがリーダーシップ5つの力です。
︶ おける
学童期 ︵小学校高学年に
2
2
リーダーシップ測定尺度
3
3
なぜ、今、子どものリーダーシップが重要なのか。
4
4
小 学 校 や 青 少 年 教 育 団 体 等 の 活 動 に お い て、 教 師 や
指 導 者 は、 子 ど も が そ れ ぞ れ の 力 を 十 分 に 発 揮 し て、
5
5
生 き 生 き と 活 動 し て く れ る こ と を 願 っ て い ま す。 と り
(1)人が嫌がることでも自分から進んで取り組むことができる。
(2)すすんでお手伝いや勉 強 をすることができる。
䜽䝷䝇䛾䝸䞊䝎䞊䝅䝑䝥⬟ຊ䛻䛴䛔䛶
䝸䞊䝎䞊䝅䝑䝥⬟ຊ
て子ども達についた力を具体的に考察した
まったく
とてもよく
どちらでも 当てはまら
当てはまる
当てはま
当てはまる
ない
ない
らない
わ け 小 学 校 の 高 学 年 で は、 様 々 な 場 面 で リ ー ダ ー シ ッ
※これはテストではありません。ありのままに答えてください。
プを発揮し活動することを期待されています。
小学校 年 組 番 氏名: し か し、 こ れ ま で、 小 学 校 高 学 年 に お け る リ ー ダ ー
実施日 月 日 これがリーダーシップアンケート用紙です。
少年期におけるリーダーシップに関するアンケート調査
Open the Door! 2012
20
19 18
21
ための体験プログラムを行
ントが立ち並ぶエリアがあります。木立から太陽の日差し
階の学習室で星・星座の話
います
います。課題
ます。課題
ま
。課題を達成
を達成するた
を達成
するた
た
います。課題を達成するた
が漏れる光景は、まさに俗世間とは異なる別の世界です。
を聞いた後で、 二階のデッ
めの話
の し合い
し合いや協力
し合
いや協力
や協力する活
力する活
する活
る活
活
めの話し合いや協力する活
キで 星 空を観 察 する。 自
動を通
を通して
を通
して
し
て 勇気を出して
動を通して、
然の家で、 星座観察をしま
一歩前に踏
一歩前
に踏
に踏
一歩前に踏み出し、
新しい
せんか?
自分と
分 出会
分と
出会
自分と出会える希望の場で
赤井 一繁
二瓶 昭夫
なかよしホール
野外炊事場
ここには、
「子どもゆめ
自然の家には野外炊事棟が 5 つあります。
調理メニュー
長町 一郎
もあり
もありま
あり
ります
ます
もあります。
ダイニングホール銀河
(食堂)
サービス棟裏の広場
事務室
写真の中央から左上に延
受付をされる方、物品を借りに来る方、職員とお話を
基金」で買った本をはじめ、
もたくさんあります。ここでの活動はただ料理を作るだ
自然の家の食堂は、バイ
びる坂道は、キャンプセン
しに来る方など様々いらっしゃいます。たくさんの人と出
たくさんの本が揃っていま
道具を
道具
を大切
を大切
切にする心を育
にする心を育
にする
心を育
育む
けではなく、仲間との協力や道具を大切にする心を育む
キング方式でおかわり自由
ターへと続きます。雪で隠
会える事務室は私のお気に入りの場所です。
ですが、食べすぎには注意
場
れていますが、ここの広場
こ
ではMAも行われます。ここ
ことが
とができま
ができま
できます。
す
ことができます。
す。自然の本、星の本、歴
史の本、・・・ なんと百科事
してくださいね ^^ 妙高なら
典まで。ちょっとした図書
ではのオリジナルメニュー
じ
からの景色は、1年を通じ
館みたいです。
を味わえるのも楽しみのひ
て最高ですよ。
望月 美羽
とつです。
風間 健一
岸本 政和
河野 健一
葉山 憲一
テントサイト
ペガスス広場
自然の家の入り口から続く並木道
炊事場
朝 の つどい やキャンプ
変わる木の色や空の色、また木や葉の匂いが季節ごと
第2
ナラの木広場
は雪上運動会の会場になっ
たり、 子どもたちの元気な
声が聞こえる場所です。こ
に変わっていくのを見て、自然っていいなぁと感じます。
自然っていい
自然っ
自
然っていい
て
てい
なぁと感じま
なぁと
感じます
感じま
す。
す。
キャンプ場
かえで広場
こから眺める景色もとても
キレイですよ。
仲間づくりの森
MA 広場
桒原 靖
豊岡 佳苗
炭焼き広場
スバルの丘
夏はキャンプファイヤー
場所
ファイヤーを行ったり、 冬
ここの道を通るといつも心が癒されます。日によって
職員お気に入り の
キャンプセンターから一歩森の中に入ると8人用のテ
観察の活動ができます。一
キャンプ場
み なさんにぜひ紹介したい職員お気に入りの場所を紹介します!
ここでは、 仲間づくりの
妙高青少年自然の家での活動場所や施設について、職員からのおすすめコメントを
仲間づくりの森
スバルホールでは星座
すべて読んだら、きっと自然の家に行くのがもっと楽しみになること間違いなし!
スバルホール
イワナの里
と遊びの広場、冬はスキー
広 場となり
広場と
なりま
ります。こ
す。 こから
す。こ
から
ら
広場となります。ここから
幻想的でステキでしょ!
しく、
かっこいいです。また、
スバルの丘
寝ころんで見上げる満天の
ペガスス広場
星 空は言 葉で言いあらわ
分(^^)
こぐま広場
脇川
川 幸治
治
せません。
映画の世界に迷い込んだ気
ナラの木広場
つどいの広場
探検しながら、じゃぶ
じ ゃ ぶ 源 流 を 進 む の は、
紹介
源流探検コース
眺め
眺める
める妙高
妙高山はとて
妙高山
山はとて
は ても凛
も凛々
々
眺める妙高山はとても凛々
とっても気持ちいい♪子
ど も も お と な も み ん な、
ありの巣の森
友松 由実
楽しめますよ。
小池広場
ありの巣広場
「利用者からのお便り」
掲示スペース
サービス棟地下通路
平成3年の開所以来の主
プレイホール棟1階の
吹き抜け
ロータリー
スキールーム
玄関ホール
開所20周年記念事業の
夏期は室内に机・椅子を配置し、主にクラフト活動の
早寝・早起き・朝ごはん
皆さんからいただいたお
催事業の集合写真が飾って
ほらっ。教会みたい!
一環として、 平成23年9
場としてご利用いただけます。冬季はスキー用具、スコッ
運
運動の
キャラ
ャラクタ
クタ
タ 「はや
運動のキャラクター
便りを、 館内の数ヵ所に掲
りま
り
ます。
す。これを見
す。こ
れを見れば妙
れを
れば
れば妙
あります。これを見れば妙
自然の家には、 いくつか
月に芝生の張り替え、花壇
等を貸出し
貸出したりす
たりする場と
となり
なり
プ、スノーダンプ、ゼッケン等を貸出したりする場となり
ねちゃん」
ねちゃ
ん」「よふか
ん」
「
よふか
ふか
かしおに
お 」
ねちゃん」
「よふかしおに」
の吹き抜けがあります。 光
の設置、 ツツジの植栽等
てご利用下さ
用下さ
用下
用下さ
さい。
さい
い
ます。様々な活動に合わせてご利用下さい。
が差し込んだ吹き抜けは、
の整備を行いました。自然
示し
示して
し います
す。「
「楽
楽しかっ
示しています。
「楽しかっ
た」
」「
あ
「ありがとう」
など嬉
高の歴史がわかると言って
教会の様に見えませんか?
の家に到着した際に、最初
しい言
い言葉
葉
しい言葉がいっぱいで、
読
も過言ではありません ( 笑 )
高い天井の下で元気な
に目にする「妙高青少年
一度,
ゆっくりご覧になっ
あいさつを交わせば、きっ
むと
むと心が
むと心
が
むと心がほっこり。
元気を
望月 こずえ もらえる
もらえ
も
らえ
える
もらえる場所です。
てみてはいかがですか。
安田 大信
した、
した
、
や、愛・地球博に登場した、
雪を使った 簡 易 型 冷 房 ユ
君が、
が
ニット「雪のモリゾー」君が
自然の家」 の入口です。
湯浅 昭司
松木 光永 とよいことがありますよ。
島田 一馬
ありの巣の森
つどいの広場
クラフトルーム
正面玄関の階段
小池
子供達は外遊びが大好き。我が家の子供もここで遊ん
利用団体の方々が一堂
ここは活動のための工作室で、机や椅子、活動用具、
自然の家での活動を終
メダカやオタマジャク
だ事があって、 帰宅するなりキラキラした目で嬉しそう
し、朝の
朝の
のつ
つどい
ど を
に会し、朝のつどいを
器具がある場所です。 冬は衣替えして、 利用者の方に
え、 思い思いの表情で仲
シ、トンボのヤゴ!小池
にその時の様子を話してくれました。ここで活動したら、
なう場所
場所
所です
です。
す
おこなう場所です。
ーシ
ー
シュー等
ュー 、 冬の活動用具の置き
冬の活動用
冬の活動用
活
具の置
具
の置
置き
お貸ししたそりやスノーシュー等、
写 真を
真を撮
真
を
を撮る場所です。
撮る
る場所
所 です。
す
間と写真を撮る場所です。
の中は生きものがいっぱ
、間
違い無
い無
無し!
良い思い出が出来る事、
間違い無し
を浴びな
ながら
ら
朝日を浴びながら
清水 綾
葭谷内 名緒
場になります。
場
場にな
ります
ます。
。
の ビ オ ト ー プ! 今 日 は、
ラジオ体操をし、さわやか
ラ
も乗り越えてがんばったこ
どんな生きものに出会え
な
な一日が始まります。いっ
と、 仲間と過ごしたことな
るかな?
ぱ
ぱい体を動かして、おいし
ど充実した思いを写真に収
石黒 健也
國府 修治
い。ドキドキ、わくわく
楽しかったこと、 苦しくて
い
い朝ごはんをたべましょう。
す。
す。
みなさんをお迎えします。
めています。
室井 修一
水澤 哲 Open the Door! 2012
※背景の地図は、国土地理院発行の数値地図 50mメッシュ標高を使用しカシミール 3Dにて書き出したものです。
20
21 20
21
こどもも、おとなも 、
みんな﹁こくしょう﹂においで!
こ こ、 国 立 妙 高 青 少 年 自 然 の 家 は、
利 用 者 の み な さ ん や、 地 元 の み な さ ん
からは、
﹁こくしょう﹂と呼ばれていま
す。 私 の よ う な オ ジ サ ン は、 お ニ ャ ン
子クラブで活躍された国生さゆりさん
を 思 い 出 し て し ま い ま す が、 国 立 妙 高
青少年自然の家を略して﹁こくしょう﹂
と呼んでいただいています。
わ た し た ち﹁ こ く し ょ う ﹂ で は、 冬
の 雪 が 有 名 で す。 敷 地 内 で、 そ り 遊 び
や ス キ ー、 か ま く ら や 雪 灯 ろ う 作 り を
楽 し む こ と が で き ま す。 冬 以 外 で も、
森 林 の 中 を 冒 険 し た り、 炊 事 場 を 使 っ
て、 仲 間 た ち と 野 外 炊 事 を 楽 し む こ と
ができます。
青 少 年 自 然 の 家 だ か ら、 お と な は 利
用 できないと思われる方もいらっしゃ
る か も し れ ま せ ん が、 ど う ぞ ご 利 用 く
ださい。宿泊研修などに、
自然豊かな
﹁こ
くしょう﹂は最適です。
こ の﹁ こ く し ょ う ﹂ で は、 み な さ ん
に 日常とは異なった体験の機会を提供
し ま す。 一 つ は 上 に 述 べ ま し た 豊 か な
自 然 体 験 で す。 も う 一 つ は、 日 頃 と は
分に
時からは朝
異 な っ た 生 活 体 験 で す。 朝6 時
だきたいと思います。
時には
い た し ま す。 ぜ ひ、 気 軽 に ご 利 用 い た
そ し て、 お 帰 り の さ い も 笑 顔 で お 送 り
員 は、 み な さ ん を 笑 顔 で お 出 迎 え し、
が、 私 た ち 妙 高 の﹁ こ く し ょ う ﹂ の 職
国立というと、とっつきにくいイメー
ジ をお持ちの方もいるかもしれません
大切と考えております。
に 若 い 世 代 に 体 験 し て も ら う こ と が、
い 生 活 を、 こ の﹁ こ く し ょ う ﹂ で、 特
で あ る か ら こ そ、 こ の よ う な 規 律 正 し
た ち は、 い ろ い ろ な 物 に 恵 ま れ た 今 日
こ の よ う に 聞 か れ る と、 面 倒 だ な あ
と 思 わ れ る か も し れ ま せ ん。 で も、 私
と清掃を行っていただきます。
消 灯 で す。 帰 り の 際 に は、 寝 具 の 整 頓
間 を 決 め て 行 っ て い た だ き、
べ の つ ど い、 そ し て、 夕 食 も 入 浴 も 時
元 気 い っ ぱ い で す。 夕 方 に な る と、 夕
加です。ラジオ体操で眠気も吹っ飛び、
の つ ど い を 行 い、 ラ ジ オ 体 操 も 全 員 参
は 起 床 し ま す。 そ し て、
30
独立行政法人国立青少年教育振興機構
国立妙高青少年自然の家
所長 桒原 靖
浜田材木店、
三国コカ・コーラボトリング(株)上越支店、
(株)渡辺リネン
23
22
23 20
21
Open the Door! 2012
ス(株)
、
国際自然環境アウトドア専門学校、新星建機工業(株)
(株)
、
スワロースキー、
新潟みらい建設
(株)
(株)
、
7
私たちは子どもたちの自然体験活動を応援しています。
国立妙高青少年自然の家では、平成 23 年度に下記の方々からご寄付をいただきました。
(五十音順)
なお、
ご寄付をいただいた場合は、サービス棟玄関ホールやホームページにて報告しております。
(有)アイビーオート、家’Sハセガワ(株)、伊那美装(株)、大塚製薬
(株)
長岡出張所、
小山
(株)
新潟営業所、
頸南バ
■ 平成23年度 協賛企業・個人
(敬称略)
独立行政法人国立青少年教育振興機構
国立妙高青少年自然の家
コミュニケーションマガジン
最新情報は…
Vol.6
自然体験 をさせたい。
青少年自然の家は豊かな自然で満ち溢れて
い ます。
一 歩 踏み出すと、そこは驚きと感動の宝庫
で す。
四 季 折 々に様々な動植物と出会い、多くの
感 動を得ることができます。
そして、この感動は﹁本来動植物が生育する
環 境の中で出会うからこそ﹂と言われています。
自 然の 恵みとか神秘に触れてワクワク・ド
キ ド キ し た こ と は、 心 に 浸 透 し ま す。 き っ と
生涯残る記憶に蓄積されていくことでしょう。
で も、 森 に 囲 ま れ た 大 自 然 の 中 で の 活 動 で
す 。 冒 険 心 と と も に 不 安 も 伴 い ま す。 プ ロ グ
ラ ム の 大 半 は﹁ 協 力 ﹂ と﹁ 支 え 合 い ﹂ を 必 要
と し ま す。 当 然、 友 達 と の 葛 藤 の 場 面 も あ る
かもしれません。
そ う で あるからこそ、自然とのふれ合いの
み ならず、深い人間関係が培われるのです。
自 ら の こ と は 自 ら 行 う 生 活 習 慣 も 養 わ れ、
学 校や 地 域社会では、なかなか経験できない
体を通した学びの場がここにはあります。
ぜひ、新しい自分と出会ってみませんか。
国立妙高青少年自然の家
独立行政法人 国立青少年教育振興機構
子どもたち にもっと
Open the Door! Vol.6 平成 24 年 3 月発行
〒949-2235 新潟県 妙高市大字関山 6323-2 TEL 0255-82-4321 FAX 0255-82-4325 http://myoko.niye.go.jp/