アラフォー認定中古車走行距離 40,000km以上中古車購入の最大の醍醐味は“低価格”。やはりこれに尽るでしょう。だけど安かろう悪かろうでは話にはならないし、保証がないのも困りもの。そんな贅沢な悩みを一挙に解決してくれるのが、走行4万km以上の認定中古車だ。きっちり整備が施され、何の気兼ねなくもなく乗れるあの憧れのモデルがこの値段で!? そんな驚きがこの認定中古車の新たな潮流には満ち満ちています。 Porsche Cayenne｜AROUND FOUR!! 「アラフォー」とは今月の物件案内人走行4万kmを数え価格はこなれているものの、インポーター規定の整備が施されており、トラブル等の心配ご無用な認定中古車。ポルシェセンター千葉　店長斉藤正美氏ポルシェはどのモデルもメカニズムの完成度が高く基本骨格がしっかりしていますから、走 che s r o P 4 ’0 行5万kmくらいでへたってくる e n n e y a C ようなクルマではありません。さらに当社の認定中古車は、納車整備の際に消耗パーツのほン・カイエポルシェとんどを基本的に交換してい 04年式 ’ ます。新車のコンディションとまではいきませんが、それ .0万円 D 415 BOAR 万9000km E IC 4 R P 4年式● ●200 に近い状態にしてお渡しすることができます。サンプルカーのカイエンも走行 4 万 9000kmですが、自社管理物件ですし、徹底的に仕上げますのでご安心ください。 SPECIFICATIONS ●新車本体価格：691.95万円●全長×全幅×全高：4782×1950× 1700mm●ホイールベース：2855mm●車輌重量：2335kg●エンジン形式：フロントV型6気筒, 3189cc●最高出力：250ps/6000rpm●最大トルク： 31.6kgm/2500-5500rpm●変速機：6段A/T●駆動方式：4輪駆動●タイヤサイズ：235/65R17 サンルーフやダークウッドインテリア、ナビなどのオプションを満載するチタニウムメタリックのV6。18インチアルミホイールを履く。 VWと共同開発のV6。ただし吸排気系はポルシェ・オリジナル。今なら現実的な予算でカイエンが狙える！ RRでもミドシップでも、セダンでもSUVでも、はたまた古くても新しくても、ポルシェは乗るとやっぱり理屈抜きにいい！　男なら一生に一度はポルシェ・オーナーになるべきだ。走行4万9000kmの個体にしてはレザーシートやフロアマットのコンディションは上々。オプションのウッドトリムが大人の雰囲気を醸す。 V6の燃費は街中で6km/ℓ、高速で9～10km/ℓが目安。意外に優秀だ。アラツーのX5でも触れたように、リーマンショックをついてくれたのは店長の斉藤正美氏だ。ちなみに「購入後の維持費もなるべく抑えたい」とを境として相場が急落し、いまではリーズナブルカイエン認定中古車の主流は2006年12月に実施さいう堅実な人にお薦めできるのがV6だ。V8を積むSやな物件が続出しているプレミアムSUV。ただし、超人気れたマイナーチェンジ以前の前期型で、V6は400万円ターボはメンテナンス料もそれなりにかかってしまう Shop of the month ポルシェ・カイエンのモデル遍歴ナナメ読み【’ 02年9月】ポルシェが生産する初のSUVとしてカイエンが登場。まずは 4.5ℓV8（ 340ps/42.8kgm ）を積む Sと4.5ℓV8 ターボモデルのポルシェ・カイエンだけは例外なのか？　これ前後～ 500 万円、V8 の S は500 万円前後～ 600 万円、が、V6なら国産車同様とまではいかないもののそれにがこのページの “お題” である。何と言っても2007年くターボは700 万円～800 万円付近が目安になる。また近い線の現実的なレベルでOK。クルマ好きならご存じらいまでは新車の納車待ちが1 年以上、町場の中古車後期型は、各モデルとも前期型の200～250万円高でのとおり、搭載されるのは基本的にVWトゥアレグと同【’ 03 年 9 月】3.2ℓV6を搭載するベースグレードが登場。トランス屋さんでは問答無用で新車と変わらないプライスタグ推移している模様だ。そう、さすがのカイエンもじりじりじ3.2ℓV6だけれど、ポルシェが吸排気系に手を入れてミッションは6 段ティプトロニックと6 段M/T 。右ハンドルのみの設が当たり前のように付けられていたクルマだ。それでもと値を下げていたのである。特に前期モノの値ごろ感 250psを叩き出すユニットに仕上げている。しかも高回 V6 のベースグレードなどは市場から見事に消え、どこが際立つ。しかも、タマ数は徐々に増えているようなの転化することによってプラスαのパワーを稼いだのでを探してもなかった。今も相場の高騰とタマ不足は続で今後はさらに探しやすくなるだろう。はなく、トルクバンドを広げて出力アップを実現していいているのだろうか。論より証拠ということで、足を運サンプルカーは2004年式、走行4万9000kmのコンるのだ。技あり一本の見事なチューニング！　実際、街んだのはポルシェセンター千葉である。フォートパッケージ付きV6（A/T）。で、価格は415万円！中では2500rpmも回してあげれば十分な加速が得ら「カイエン認定中古車の相場は最近になってようやくデビュー当時の過熱ぶりを知るものにとっては夢のよれるから非常に扱いやすいし、高速道路ではポルシェの落ち着いてきました。特に前期型は買い得感が高く狙うなプライスだ。アラフォーながら内外装のコンディクレストを掲げるに相応しい動力性能を発揮してくれい目だと思います。タマ数が多いのはSで、V6とターボションは上々で、18インチのターボホイール（標準は17 る。ポルシェ・カイエンは夢のクルマではない。今なら、は少なくなりますが、下取りは増える傾向にありますかインチ）に新品同様のブリヂストン・デューラー H/Pスそして認定中古車なら、買えるのだ。ら今後は流通量も増えていくでしょう」と、ズバリ核心ポーツまで装着されている。 138 AUTOCAR 6/2010 text: Yoshihiko Noda （野田義彦） photo: Hiroto Maruyama （丸山博人）（450ps/63.4kgm）のターボが上陸。トランスミッションは6段ティプトロニックと6段M/T。ハンドル位置は右/左が選択可能。今月のショップは4.6ℓから4.8ℓとなり385psに、そしてターボは500psにパワーアップ。【’ 07年9月】Sとターボの間を埋めるGTSが登場。パワーユニットは 405psを叩き出す自然吸気の4.8ℓV8。定。【’ 08年11月】大陸横断ラリーの優勝を記念するSトランスシベリアが登場。【’ 10年3月】各モデルのエンジンに手が入りパワーアップを果たし【’ 06年12月】各モデルのエンジンに手が入るマイナーチェンジをたほか、新たに8段ティプトロニックを採用。実施。V6は排気量を3.2ℓから3.6ℓに拡大して290psに、 NAのV8 ポルシェセンター千葉見積もり新古ソッコウ比較ポルシェ・カイエンV6コンフォートパッケージ ●車輌本体価格（付属品含む） ●税金＋諸費用 ■支払い総額（’ 04年式、4万9000km） 432.85万円 24万229円 456万8729円ポルシェ・カイエンV6 （’ 10年新車） 812.0675万円 60万2810円 872万3485円千葉県千葉市中央区東千葉2-8-15 ■営業時間　9:00～20:00 ■定休日　月曜 ■TEL　043-284-3350 ■http://www.porsche-chiba.jp www.autocar-mag.com 139