新世代のパナメーラ、ライプツィヒで一貫生産

04. July. 2016
Vol.75/16
新世代のパナメーラ、ライプツィヒで一貫生産
従業員数が今秋には 4,000 名以上に増加
ポルシェ AG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)は、新た
な急成長を迎えます。今年の秋には、ライプツィヒ工場の従業員数が、初めて 4,000 名を超
える予定です。同工場は、2000 年 2 月に礎石が据えられて以来、独自のサクセスストーリー
を続けています。このストーリーを支えていくのが、新世代のスポーツサルーン「パナメーラ」
の一貫生産です。ニューパナメーラのワールドプレミアは、6 月 28 日にベルリンで開催され
ました。
パナメーラは 2009 年のデビュー以来、フォルクスワーゲンのハノーバー工場でボディシェル
を製造および塗装された後、ポルシェのライプツィヒ工場に送られて、予備組立と最終組立を
されていました。しかし現在は、ライプツィヒ工場がボディ組立ラインと塗装ラインを含む全
ての生産工程を受け持っています。ポルシェ AG 社長のオリバー・ブルーメは次のように述べ
ています。
「ポルシェは、市、州およびそこに暮らす人々との親密な関係を強化することをこ
の工場にはっきりと約束しています」
。ポルシェはこれまで、ライプツィヒの発展におよそ 13
億ユーロを投資してきました。
ライプツィヒ地域は、自動車産業にとって今や世界で最も魅力的で革新的な場所のひとつとな
っています。ポルシェは、スポーティ SUV「マカン」の生産によって、セグメントに新たな基
準を打ち立てました。
「私達の意欲にあふれる従業員は、極めて複雑な製品をポルシェ品質で
生産できることを証明しました」と、ポルシェ ライプツィヒ GmbH の社長兼 CEO のジークフ
リート・ビューローは説明します。
ポルシェは、パナメーラのフル生産を可能にするために、これまで 4 回にわたってライプツ
ィヒ工場を拡張してきました。プロジェクトには約 5 億ユーロが費やされました。その中に
は、
工場敷地内西側に約 56,000 平方メートルの生産エリアを持つ新しいボディ組立ラインを、
わずか 2 年で建設したことも含まれています。さらにポルシェは、組立工程とインフラも見
直しました。すべての車両最適化エリアは、新しい品質センターに集約されています。こうし
て新たに 600 名の雇用が創出されました。
ポルシェのライプツィヒ工場は、世界で最も環境に配慮した工場のひとつです。直近の工場拡
張では、資源保護が重要な要素となっていました。例として、ポルシェは新しいボディ組立ラ
インにおいては、圧縮空気を使わずエネルギー効率に優れた接合技術を対象に応じて使用して
います。また、年間で最大 80 万 kWh の電力が、太陽光発電で生み出されています。さらに、
新しいボディ組立ラインの最新冷却方式のロボット溶接トングも、年間 36 万 5,000kWh 以上
の消費電力を削減します。塗装ラインでは、ストーンダストフィルターシステムが、水を用い
るシステムと比べてエネルギー使用量を 60 パーセントも削減しています。
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