2011 年度 - 京葉総業

2011 年度
(2010 年 10 月~2011 年 9 月)
株式会社京葉総業は、資源リサイクル事業の取り組みを更に推進させる為、
廃棄物のリデュース(廃棄物の発生抑制)・リユース(再利用)・リサイクル(再生利用)の
3Rを通じて循環型社会の構築を目指します。
作成:2011 年 11 月 5 日
改訂:2012 年 1 月 26 日
株式会社
京葉総業
有限会社
京葉総業
ごあいさつ
日本の企業は、戦後の高度成長期を経て目覚ましい発展を遂げてきました。
それに伴う負の遺産として、使い捨てによる大量の廃棄物、二酸化炭素の増加による
環境破壊などが問題視されています。
今や環境問題は、一国のみならず世界全体で危惧されている最重要課題であり、
環境問題の原点の一つともいえるごみを扱う当社は、限られた資源を守り廃棄物の
分別の徹底によるリサイクルはもとより社員一人一人が環境を守るという意識で
あらゆる角度から「循環型社会の構築と実現」に向けて努力を続けていく所存で
あります。
株式会社 京葉総業
代表取締役
小出 俊雄
«環境方針»
当社は、「地域に貢献する企業」をモットーに、一般廃棄物の収集運搬、産業廃棄物の
収集運搬(特管廃棄物を含む)及び中間処理を通して、当社の関係する環境関連の
法律、規制、条例等の遵守はもとより、地球温暖化防止や資源の有効活用を図るため、
「循環型社会の構築と実現」に向けて、以下の環境目標に取組み、継続的改善に努めます。
(1)排出事業者とのコミュニケーションを密にし、分別の提案等により
廃棄物収集量の拡大を図ります。
(2)収集運搬車両の燃費向上をアイドリングストップ、エコドライブ等より推進し、
二酸化炭素排出量削減に努めます。
(3)水使用量は、節水に努めます。
(4)グリーン購入に努めます。
(5)排出事業者へ改善提案に努めます。
当社の環境方針は社内に掲示すると共に、全ての従業員に周知します。
また、環境活動を「環境活動レポート」で公表します。
作成 2007 年 4 月 1 日
改訂 2010 年 4 月 26 日
株式会社京葉総業
有限会社京葉総業
代表取締役 小出俊雄
1
1.組織の
組織の概要
株式会社京葉総業
有限会社京葉総業
法人設立年月日
昭和 56 年 11 月 13 日
平成 4 年 9 月 24 日
資本金
売上高
事業所名
1,600 万円
511 百万円 (決算期 9 月)
株式会社京葉総業
300 万円
157 百万円(決算期 8 月)
有限会社京葉総業
(産業廃棄物中間施設)
代表取締役 小出俊雄
千葉県白井市根 13 番 1
小出淳一
小出淳一
047-492-6227
047-492-6228
①産業廃棄物収集運搬業
②産業廃棄物中間処理業
2011 年度
代表者名
所在地
環境管理責任者氏名
担当者
担当者連絡先
(電話)
(FAX)
事業活動の内容
株式会社 京葉総業
代表取締役 小出俊雄
千葉県船橋市高根町 2712-1
小出勉
小出勉
047-407-7500
047-407-7520
①一般廃棄物収集運搬業
②産業廃棄物収集運搬業
③特別管理産業廃棄物収集運搬業
2010 年度
2011 年度
従業員(人)
20
20
敷地面積(㎡)
810
810
2010 年度
2011 年度
有限会社 京葉総業
従業員(人)
10
敷地面積(㎡)
6,600
株式会社京葉総業 2011 年度(2010.10~2011.9)
有限会社京葉総業 2011 年度(2010.9~2011.8)
10
6,600
2.対象範囲
対象事業所:
株式会社 京葉総業
関連事業所:
有限会社 京葉総業
認証・登録範囲: 一般廃棄物収集運搬業、産業廃棄物収集運搬業、
特別管理産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物中間処理業
2
<環境管理組織図>
環境管理組織図>
株式会社京葉総業
有限会社京葉総業
小出代表取締役
(統括責任者)
環境会議
環境事務局
有限会社京葉総業
白井作業所
小出取締役
株式会社京葉総業
本社
小出代表取締役
環境管理責任者
小出取締役
事務担当
責任者:齋藤部長
環境管理責任者
小出専務
事務担当
責任者:小出専務
処理場
責任者:齋藤部長
運輸担当
責任者:小出専務
<役割・
役割・責任・
責任・権限>
権限>
1.代表者:
1)環境マネジメントシステムの実施と管理に必要な人、物、金の提供
2)環境マネジメントシステムの実施、維持及び権限を有する環境管理責任者の任命
3)環境方針の制定、周知
4)環境関連文書・記録類の承認
5)マネジメントレビューの実施
2.環境管理責任者:1)環境目標計画書、環境目標・活動計画/進捗管理表の作成及び管理
2)外部環境情報の窓口及び対応
3)順法評価の実施
4)環境関連文書・記録類の作成
5)是正・予防処置の指示、有効性の確認
6)マネジメントレビューのための情報提供及び記録の作成
3.従業員:
1)環境目標・活動計画書の活動実施及び結果報告
2)是正・予防処置の実施
3
株式会社 京葉総業
ばいじん
がれき類
鉱さい
ガラス・コンクリート
くず・陶磁器くず
金属くず
ゴムくず
ク
ッ
チ
ス
ラ
゚
フ
類
動植物性残さ
繊維くず
木くず
紙くず
廃
廃アルカリ
13-00-026079
廃酸
東京都
H22.1.14
H26.12.14
H21.11.8
H26.11.7
廃油
1200026079
汚泥
千葉県
燃え殻
<産業廃棄物の
産業廃棄物の収集運搬の
集運搬の許可の
許可の内容>
内容>
自治体
許可番号
許可年月日
許可の有効
年月日
○ ○ ○ ○ ○ ● ○ ○ ○ ○ ○ ●
●
○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○
○
● 自動車等破砕物を除く
<一般廃棄物収集運搬の
一般廃棄物収集運搬の許可の
許可の内容>
内容>
自治体
許可番号
船橋市
第 19 号
八千代市
第8号
習志野市第 01-011 号
習志野市
許可有効期限
H22.4.1~H24.3.31
H22.4.1~H24.3.31
H22.4.1~H24.3.31
<特別管理産業廃棄物収集運搬の
特別管理産業廃棄物収集運搬の許可の
許可の内容>
内容>
自治体
許可番号
許可年月日・許可有効期限 廃棄物の種類
千葉県
第 01250026079 号
H20.1.17~H25.1.16
廃酸、廃アルカリ
感染性産業廃棄物
(特定有害産業廃棄物であるものを除く)
有限会社 京葉総業
○ ○
ク
ッ
チ
ス
ラ
゚
フ
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○
○ ○ ○ ○ ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ●
○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○
● 自動車等破砕物を除く
4
ばいじん
がれき類
鉱さい
○ ○ ○ ○ ○ ● ○ ○ ○ ○ ○ ● ●
ガラス・コンクリート
くず・陶磁器くず
金属くず
ゴムくず
動植物性残さ
00801107401
繊維くず
茨城県
木くず
01107107401
類
埼玉県
紙くず
01402107401
廃
神奈川県
廃アルカリ
13-00-107401
廃酸
東京都
H20.12.25
H25.11.17
H21.5.17
H26.5.16
H21.6.10
H26.5.9
H21.6.19
H26.5.20
H21.5.25
H26.5.24
廃油
01200107401
汚泥
千葉県
燃え殻
<産業廃棄物の
産業廃棄物の収集運搬の
収集運搬の許可の
許可の内容>
内容>
自治体
許可番号
許可年月日
許可の有効
年月日
<産業廃棄物処分
産業廃棄物処分の
棄物処分の許可の
許可の内容>
内容>
氏名
許可
許可番号
許可年月日
許可有効年月日
事業の区分
産業廃棄物の種類
有限会社 京葉総業
千葉県
第 01220107401 号
H21.2.5
H26.1.8
破砕及び圧縮による中間処理
<破砕による中間処理に係るもの>
①廃プラスチック類 ②紙くず ③木くず ④繊維くず
⑤ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず
<圧縮による中間処理に係るもの>
金属くず
(これらのうち、石綿含有産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物であるものを除く)
○処理能力
施設の種類
数量
破砕施設
1
圧縮施設
1
処理能力 (設置年月日)
廃プラスチック類 3.12t/日(0.39t/時×8 時間)
紙くず
3.28t/日(0.41t/時×8 時間)
木くず
3.92t/日(0.49t/時×8 時間)
繊維くず
3.92t/日(0.49 t/時×8 時間)
ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず
4.77t/日(0.596 t/時×8 時間)
(平成 15 年 11 月 21 日)
金属くず
4.22t/日
(平成 18 年 3 月 22 日)
○保管量
施設の種類
廃プラスチック類の保管場
木くずの保管場
紙くずの保管場
繊維くずの保管場
金属くずの保管場
数量
1
1
1
1
保管量
36.0㎡
16.2㎥
36.0㎡
16.2㎥
36.0㎡
16.2㎥
36.0㎡
16.2㎥
1
6.84㎡
6.84㎡
13.68㎡
13.68㎡
8.1㎥
8.1㎥
16.2㎥
16.2㎥
木くずの保管場
1
6.84㎡
8.1㎥
紙くずの保管場
1
6.84㎡
8.1㎥
繊維くずの保管場
1
6.84㎡
8.1㎥
金属くずの保管場
1
6.84㎡
8.1㎥
ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず
1
6.84㎡
8.1㎥
1
6.84㎡
8.1㎥
ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず
処理品保管施設
搬入品一時保管場
廃プラスチック類の保管場
残渣物保管場
○処理工程図
選別→破砕→出荷
選別→圧縮→出荷
1
1
1
5
<施設等の
施設等の状況>
状況>
株式会社 京葉総業
4トンパッカー車
3台
運搬車両
3トンパッカー車
4トンアームロール車
2トン平ボディ車
8台
2台
3台
有限会社 京葉総業
4トンパッカー車
1台
2トン平ボディ車
4トンアームロール車
2tダンプ車
1台
3台
1台
2トンロング平ボディ車 4台
4トンロータリー車
1台
冷蔵冷凍車
1台
車両系建設機械等
-
その他
-
ペーローダー
2台
ユンボ
4台
1.5t・2t フォークリフト 各 1 台
破砕機 55kW
圧縮機 2.2kW
<処理実績>
処理実績>
株式会社 京葉総業
2011 年度(2010.10~2011.9)
単位:t
2010 年度
2011 年度
一般廃棄物収集運搬量
7,564
6,863
産業廃棄物収集運搬量
1,973
1,961
医療系産業廃棄物収集運搬量
37.7
39.6
*2011 年度から活動期間を会計年度(10 月~9 月)に合わせた。
2010 年度は活動期間 2009.4 月から 2010.3 月のデータ
有限会社 京葉総業
2011 年度(2010.9~2011.8)
2010 年
産業廃棄物収集運搬量
単位:t
2011 年度
818
859
産業廃棄物処分量(中間処理)
2,341
2,644
うち再資源化等量
1,599
2,035
中間処理後再資源化等量
1,461
1,804
中間処理後最終処分量
88
174
*2011 年度から活動期間を会計年度(9 月~8 月)に合わせた。
2010 年度は活動期間 2009.4 月から 2010.3 月のデータ
*有限会社京葉総業の中間処理後の最終処分量が増加したのは、ガラス屑、コンクリート屑
陶磁器屑が 2011 年度は増加し、管理型最終処分量が92t増加したためである。
<廃棄物処理料金>
廃棄物処理料金>
個別見積による(見積料は無料)。
6
3.環境負荷の
環境負荷の実績
2011 年度(2010.10~2011.9)
単位
二酸化炭素排出量
合計
2010 年度
2011 年度
Kg-CO₂
441,933
419,665
購入電力
Kg-CO₂
18,370
16,686
化石燃料
Kg-CO₂
423,562
402,979
産業廃棄物等総排出量
一般廃棄物等総排出量
水資源投入量
再生利用
t
493
690
熱回収
t
962
1,114
単純焼却
t
65
57
最終処分量
t
88
174
可燃ごみ
0.15
0.13
不燃ごみ
0
0
地下水(㈱京葉総業)
㎥
未計測
未計測
地下水((有)京葉総業)
㎥
865
1,045
総排水量
公共用水域
1,045
865
㎥
((有)京葉総業)
電気の二酸化炭素排出係数:0.378 Kg-CO2/kWh
1.2011 年度から活動期間を会計年度(2010.10 月~2011.9 月)に合わせた。
2.2010 年度二酸化炭素排出量、水資源投入量、総排水量は 2009.10 月~
2010.9 月のデータ。
3.2010 年度廃棄物等総排出量は活動期間 2009.4 月~2010.3 月のデータ
数値は、株式会社京葉総業、有限会社京葉総業の合計値。
(株)京葉総業は、地下水メータが取り付けていないため未計測。推定投入量は70m3
4.中期環境目標
中期環境目標
環境目標
基準年度
2010 年度
2011 年度
2012 年度
(2010.4~
(2010.10~
(2011.10~
2011.3)
2011.9)
2012.9)
収集運搬車軽油燃費の
2009 年度 4 月~2010
現状維持
現状維持
基準年度比
向上
年 3 月の累計燃費
3.62km/ℓ以上
3.62km/ℓ以上
1%向上
3.62km/ℓ
木くず処理量の拡大
医療系廃棄物収集運
搬量の拡大
地下水使用量の削減
3.66km/ℓ以上
2009 年度 4 月~2010
基準年度比
基準年度比
基準年度比
年 3 月の処理量
1%増加
1%増加
3%増加
1050t
1060t 以上
1060t 以上
1080t 以上
2009 年度 4 月~2010
基準年度比
基準年度比
基準年度比
年 3 月の収集運搬量
5%増加
35.9t 以上
5%増加
37.7t
39.6t 以上
―
データ把握
39.6t 以上
865m3
2010 年度実績か
ら 1%削減
排出事業者への廃棄物
―
月5件以上
月5件以上
月5件以上
グリーン購入率
2010 年度実績か
処理改善提案件数
文房具類のグリーン購
―
データ把握
入率の向上
63%以上
7
ら 2%向上
2012 年度を開始年度とした 3 年計画を全面見直し、下表の通りとした。
2012 年度
2013 年度
基準年度
環境目標
-
(2011.10~
(2012.10~
基準値
2012.9)
2013.9)
環境
現状維持
1%向上
2010 年 10 月~
3.66km/ℓ
3.70km/ℓ
収集運搬車
2011 年 9 月 目標
エコドライブ徹底
エコドライブ徹底
軽油燃費の
達成
アイドリングストップ徹底 アイドリングストップ徹底
燃費:3.66km/ℓ
向上
手段
収集作業効率改善
廃棄物中間
処理リサイ
クル率の向
上
医療系廃棄
物収集運搬
量の拡大
2010 年 10 月~
2011 年 9 月
環境
目標
リサイクル率:88.6%
達成
手段
2011 年 4 月~
2011 年 9 月
収集運搬量:
1.95 トン/月
排出事業者
への廃棄物
処理改善提
案の推進
2012 年度実績
排出事業者への
廃棄物処理改善
提案:
5件/月以上
環境
目標
達成
手段
3%向上
91.3%
排出事業者への提案
排出事業者への提案
処理場内の分別徹底
処理場内の分別徹底
リサイクル業者の開拓
リサイクル業者の開拓
リサイクル業者の開拓
41%拡大
33 トン/年
71%拡大
40 トン/年
12.8%拡大
26.4 トン/年
医療関連ニッチへ
医療関連ニッチへ
の営業活動拡大
の営業活動拡大
医療系廃棄物営業
医療系廃棄物営業
ツールの作成
ツールの活用
2012 年度実績基準
2012 年度実績基準
で年度初めに設定
で年度初めに設定
散水の抑制
散水の抑制
散水の抑制
ワンストップノズ
ワンストップノズ
ワンストップノズ
ル使用による洗車
ル使用による洗車
ル使用による洗車
時の節水
時の節水
時の節水
の営業活動拡大
3 ヶ月平均目標値
(60 ㎥、80 ㎥、
80 ㎥、150 ㎥)
環境
目標
達成
手段
低燃費車への更新
処理場内の分別徹底
環境
目標
達成
手段
2%向上
90.4%
エコドライブ徹底
アイドリングストップ徹底
排出事業者への提案
医療関連ニッチへ
2011 年 10 月~
2012 年 9 月
水使用量の
削減
1%向上
89.5%
収集作業効率改善
2014 年度
(2013.10~
2014.9)
2%向上
3.73km/ℓ
月5件以上
月5件以上
月5件以上
排出事業者への改
Q& A 資料の作成
Q&A 資料の見直し
善提案/実施記録
Q&A 資料の顧客へ
Q&A 資料の顧客へ
の活用
の配布
の配布
改善提案資料の活
用
文房具類の
グリーン購
入率の向上
2010 年 10 月~
2011 年 9 月
環境
目標
グリーン購入率:63%
達成
手段
2 ポイント向上
65%
4 ポイント向上
67%
7 ポイント向上
70%
供 給 者 の 選 定
購買情報の活用
購買情報の活用
エコマーク商品等
エコマーク商品等
エコマーク商品等
の計画的購入
の計画的購入
の計画的購入
1.「ゼロ災害実施記
1.「ゼロ災害実施記
1.「ゼロ災害実施記
録」により活動し
録」により活動し
録」により活動し
記録作成
その他、主な環境活動
2.「破砕機日常点検
記録作成
2.「破砕機日常点検
記録作成
2.「破砕機日常点検
表 」「 圧 縮 機 点 検
表」
「圧縮機点検表」 表」
「圧縮機点検表」
表」による点検実
による点検実施
による点検実施
施
*PRTR 該当物質はなく、自社排出廃棄物は少ないため、化学物質使用量と廃棄物排出量の削減は目
標に取り上げない。
8
5.環境目標及びその
環境目標及びその実績
びその実績
2011 年度目標
2011 年度結果
(2010 年 10 月~2011 年 9 月)
<燃費の向上>
累計燃費 3.66km/ℓ
収集運搬車の軽油燃費を 2009 年
4 月~2010 年 3 月の累計燃費
3.62 km/ℓの現状維持
<廃棄物収集量の拡大>
木くず処理量 841t/年
木くず処理量を 2009 年 4 月~2010
年 3 月の処理量 1050t/年に対し
1%増加
1060t/年以上
<廃棄物収集量の拡大>
医療系産業廃棄物収集量
医療系廃棄物収集運搬量を 2009 年 39.6t/年
4 月~2010 年 3 月の収集運搬量
37.7t に対し 35.9t/年以上
<水使用量の削減>
地下水使用量を 2010 年度実績
865m3/年の現状維持
地下水使用量 1,045m3
評価
目標達成
○
目標未達成
木くず焼却場の定期点検
のため処理量を減らした
ことと 4 月以降地震の影
響で入荷量が減少したた
め
目標達成
おむつを一般廃棄物扱い
に変更した排出事業者が
あったため、4 月から収集
量は減少した。目標値を 7
月から下方修正したため
累計目標値は達成。
目標値未達成
ゴミ処理場で洗車できな
くなり車両の洗車を自社
ですることになり使用量
が増加したことと、夏場に
作業場の砂塵防止のため
散水を増やしたこと等に
よる。
排出事業者への廃棄物処理提案件 廃棄物処理提案件数は累
数 月 5 件以上
計で 108 件(月平均 9 件)
目標値達成
文房具類のグリーン購入率
63%以上
目標値達成
グリーン購入率は 9 月時
点で累計 63%
×
○
×
○
○
1.電気使用量及び燃料使用量が減少し、二酸化炭素排出量は、2010 年度 441,932kg-CO2 に
対し 2011 年度は 419,665 kg-CO2 となり減少した。
2.地下水使用量は、洗車時及び散水量の節水により使用量削減に努める。
3.医療系産業廃棄物は、2012 年度から目標値は下方修正するが、排出事業者拡大のため、
営業活動を強化する。
9
6.環境活動の
環境活動の内容と
内容と取組結果の
取組結果の評価
2010 年度環境活動の内容と取組み結果評価及び次年度取組み内容
環境目標・
環境目標・活動
環境活動内容
評価
取組結果 及び次年度の
次年度の取組内容
<二酸化炭素排出
収集運搬車のエコドライブ、
4
燃費改善コンテスト年 2 回実施やエコドライ
量の削減>
アイドリングストップの徹底
収集運搬車の
運搬収集での待機時間、走行
軽油燃費の向上
距離の短縮、走行ルートの見
ブ、アイドリングストップ教育等で運転者の
4
意識が向上し、燃費が改善してきたが数値は
横ばいだった。次年度も各活動を継続する。
直し
車両定期点検の実施
5
破砕機、圧縮機の点検実施
5
重機
5
燃料節約(作業能率の
向上)
<エネルギー投入
空調の適温化(冷房 28 度程度、 5
空調の適正温度設定は定着してきた。次年度
量の削減>
暖房 20 度程度の温度設定)
も自覚教育で実施の徹底を指示する。
電気使用量削減活
動
<廃棄物のリサイ
木くずのリサイクル量の拡大
3
クル量拡大>
木くず収集量は、震災後の収集量の減少等で
処理量が減少した。次年度からは目標を(再
・木くず処理量の
生利用と熱回収の合計値)/処理量のリサイ
拡大
クル率を採用し環境活動を実施する。
・医療系廃棄物の
医療系廃棄物の収集運搬量の
収集運搬量増大
増大
4
おむつを一般廃棄物扱いにした排出事業者が
あったため収集運搬量が減少した。したがっ
・排出者への提案
て次年度は、目標値は下方修正するが、排出
事業者開拓のため営業活動を強化する。
処分場内での分別の徹底
5
分別は実施しており継続する。
排出事業者への廃棄物処理改
5
改善提案件数は 108 件になり目標値も達成。
善提案
次年度も活動は継続するが、内容分析を行い
Q&A 作成を検討する。
<総排水量の削減
地下水使用量の削減
3
>
洗車、敷地の飛散防止のための散水での使用
量が増加し目標値を達成できなかったが、節
水等で使用量を前年比で減少させる。
<総物質投入量の
コピー用紙、名刺等の再生紙
削減>
への切り替え
5
紙使用量は、裏紙使用、両面コピー、リセッ
5
で実施の徹底を指示する。
トの徹底で減少してきた。次年度も自覚教育
紙使用量の抑制(資料の簡素
化、両面コピー、裏面使用、
電子メールの活用)
<環境活動>
事務所からの廃棄物排出抑制
5
環境配慮商品の優先購入
5
クリーン購入率を把握した結果、2010 年度は
・グリーン購入の
63%であった。次年度はクリーン購入率目標値
推進
を 65%に設定して活動する。
・周辺環境
油水分離層の定期点検
5
(地下水汚染防止)
事務所周辺の環境計測
月末に点検を実施しており、次年度も継続す
る。
5
(騒音測定)
騒音は基準値以下であり、年 1 回測定してい
る。次年度も継続する。
評価 実施状況又はスケジュールに対する進捗度等の対計画比で評価する
5 点:90%以上 4 点:70%以上 3 点:50%以上 2 点:30%以上 1 点:30%未満
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7.環境法規への
環境法規への違反
への違反、
違反、訴訟の
訴訟の有無
2011 年 10 月に環境関連法規等の順守状況を確認した結果、環境関連法規等への違反はない。
なお、過去 3 年間関係当局からの違反等の指摘はなく、また地域住民からのクレーム、利害関係者
からの訴訟等もない。
主な環境関連法規
廃棄物処理法、自動車 NOx・PM 法、道路運送車両法、貨物自動車運送事業法、浄化槽法
消防法、騒音規制法、労働安全衛生法
8.代表者
代表者による全体
による全体の
全体の評価と
評価と見直し
見直し
1.産業廃棄物業者向けエコアクション 21 ガイドラインが改訂になった時点で、環境経営
システムを見直し、環境経営マニュアルに反映させること。
2.排出者への改善提案を実施しているが、問い合わせ内容を分析しQ&A作成を検討すること。
3.2011 年度から会計年度に活動期間を変更した。このため以前の基準年度と整合性がなくなる
ため、2011 年度実績値を基準値として 2012 年度~2014 年度の環境活動計画を作成すること。
4.2009 年度を基準に目標、目標値を策定し活動してきたが、活動は定着してきた。
今後全員参加で取り組める目標の策定、及び目標値及び達成方法を見直し、中期計画を策定
すること。
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