1 ) ( http://www16.ocn.ne.jp/~tokufuhm ℡072-858-4058 〒573-0112 枚方市大字尊延寺 4592-24 平成 22 年 4 月発刊 第 125 号 伸一 施設長:有信 とくふうホーム 社会福祉法人徳風会 再出発! 有信伸一 年度が始まりました。毎 施設長 平成 え し て き ま し た が 、 い よ いよ 障 害 は 再 出 発 で あ り ま す 。 何 度か お 伝 大 き な 転 換 点 で あ り 、 そ の意 味 で さて、今年はとくふうホームの もあります。 択 肢 」 が 少 な い か 、 と い うこ と で に 障 害 者 の 生 き て い く 上 での 「 選 喜 べ る 状 況 で は あ り ま せ ん。 い か こ と の 証 明 で も あ り 、 長 期的 に は 反 面 ホ ー ム 利 用 者 の 行 き 場が な い 前 号 で 述 べ ま し た よ う に 、こ れ は が た い 状 況 で は あ り ま す 。し か し の で 施 設 運 営 と し て は 非 常に あ り 入所枠があかない故の「0」な 新利用者は「0」でした。 を 刻 み 始 め た わ け で す が 、今 年 の 7 名 の 新 利 用 者 と 共 に 新 しい 歴 史 身 が と く ふ う ホ ー ム で 再 出発 し 、 の 時 期 で も あ り ま す 。 昨 年は 私 自 年 の 事 な が ら 様 々 な 別 れ と出 会 い 22 者 自 立 支 援 法 に 則 っ た 新 事業 の 始 ま り の 年 に な り ま す 。 正 式に は 8 月 か ら の 予 定 で す が 体 制 はそ れ に 準 じ た 形 で ス タ ー ト し て いま す 。 利 用 者 ・ 職 員 そ れ ぞ れ が それ ぞ れ の 不 安 を 抱 え て い る こ と だろ う と 思 わ れ ま す 。 も っ と も 、 その 障 害 者 自 立 支 援 法 自 体 が 廃 止 され る こ と が 既 定 路 線 な の で す か ら、 そ の 不安は当然のことかもしれませ ん 。 で も 、 ど ん な 状 況 で あろ う と 私 た ち は 歩 み を 止 め る わ けに は い きません。 薄暗い前途ではありますが、全 く の 闇 ば か り が 広 が っ て いる わ け で も あ り ま せ ん 。 大 阪 府 の取 り 組 みとして「大阪ハートフル基金 障 ( 害者雇用促進基金 」 )と名づけられ た 、 障 害 者 雇 用 を 支 え る 人材 の 育 成・活用や障害者の雇用を拡大し、 定着させる制度が始まっていま す 。 も っ と も 授 産 施 設 の 工賃 が 全 国 最 低 と い う 汚 名 が 晴 ら せて い な い 中 で 、 こ の 制 度 が ど れ ほど 寄 与 し て くれ る か は ま だま だ 楽 観 で きる 状 況 に は あり ま せ ん。 ともあれ、新生「とくふうホー ム 」 は ス タ ー ト し ま し た 。書 類 上 の 大 き な 変 化 は 生 活 介 護 グル ー プ と 就 労 継 続 支 援 B 型 グ ル ープ と の 2 事 業 体 制 に な っ た こ と です が 内 容 的 に は そ れ 程 の 変 化 は あり ま せ ん 。 利 用 者 の 方 も 新 体 制 に伴 う 部 屋 移 動 を 職 員 と 共 に 楽 し そう に や とくふうホームと密接に関連す っておられました。 る 組 織 に グ ル ー プ ホ ー ム 「オ リ オ ン 」 と 地 域 移 行 支 援 セ ン ター 「 ち ぇ ん じ 」 が あ り ま す 。 兼 務の 職 員 も お り 、 事 務 所 も 重 な っ てい る た め に 誤 解 や 不 安 を 生 じ て いる の で す が 、 相 互 に 協 力 し 合 い なが ら と く ふ う ホ ー ム に 関 わ る 利 用者 の 長 期 的 な 支 援 に つ な が る 施 設に な っ て い け る よ う に し て い き たい と 思 います。 ( ☆さらに輝く食品科へ☆ 2 ) 食品製造科 食品科では製パン・製菓の技術を身につける、質の 良い商品開発をすすめる、売上げを伸ばし工賃アップ につなげる、という3つの大きな柱をたてて、常に前向 きによりベターな支援ができるように取り組んできまし 一年を振り返って・・・ た。 また今年度に向けての思いなど なかなか口で言うほど出来ていないことも多かった 各クラスの担当職員に のですが、メンバーは作業が忙しく休憩も取れない時 もへこたれず、汗をかきながら本当によくがんばってく 語ってもらいました。 れました。 一人ひとりのがんばりと日々の積み重ねが自信に つながり、メンバーの大きな宝物となりました。 これからもみんなで新しい事にチャレンジし困難な 事も乗り越えて、輝く食品科でありますように・・・! ☆生活訓練から生活介護へ☆ 生活訓練B ☆助け合って頑張りました☆ 請負科 請負科の1年間を振り返ってみると、利用 者メンバーと職員が変わる中、バタバタと スタートしましたが、年度半ばになると多く の利用者が主体的に動き、目標としてい た報告も出来る様になり、請負科としての 雰囲気もとても良くなりました。利用者間 での助け合いもよく見受けられました。 平成22年度は新しい利用者6名が入れ 代わり、利用者20名と職員3名でスタート しました。利用者の工賃が1万円は貰える ように力合わせて頑張っていきましょう。 ☆競い合い、成長しました!☆ 生活訓練科として、利用者のこの数年間の変化 は一言で言うなら「落ち着いてきた」いうことになりまし ょうか。サークル、生活学習や、普段行なった一発芸な どで培った集団参加の力と柔軟性はクラスの遺産とし て、継続発展させたいです。 個人のペース尊重型の自己表現のあらゆる機会を提 供するための支援のあり方は今後も模索を続けます。 1人ひとりに即した精神安定を土台とする作業支援の あり方も同じく充実に向けて、頑張ります。 ☆業者が増え張り切っています☆ 友栄科 生活訓練A 平成19年春に誕生した「生活訓練Aクラス」は3月、 その役目を終えました。同じ年代の人が一つのクラス で学ぶという経験はこれまでのホームには無いもので したが、互いに競い合い教えあえる貴重な経験を積み 重ねてきました。買物学習・通勤指導・体力作りなど、 この年代だからこそこれからの生活に活かせてもらえ るのではないでしょうか。 やわらかいあたま・心・体で、これからもそれぞれの クラス(班)でがんばってくださいね! ☆就労に向かい 取り組みました☆ 作業面は、利用者の皆さんは日々のピッキン グ作業、梱包作業、内職作業に頑張って取り 組む姿が印象的でした。また、3月からは、新 業者も加わり、ピッキング作業が増え、利用者 の皆さんで力を合わせて頑張っています。 生活面ではとくふうまつり、一泊旅行の参加人 数が共に増加し、より一層行事を楽しむことが できました。 今年度は、新しい利用者さんも増え、職員体 制も3名になりました。メンバーも気持ちもあら たに、友栄科一同、力を合わせて頑張ります。 就労科 平成21年度、就職者は1名で したが、体験実習や会社見学 等様々な取り組みを行いまし た。今、新たにトライアル雇用 や実習の話も出ています。 今年度は「就労科」はなくなり ますが、昨年度同様目標に向 かって頑張りましょう。 ☆作品展は好評でした☆ 工芸科 3月に開催したカフェドコパンさんでの作 品展は、天候に恵まれなかったにもかか わらず、沢山の方に来場していただきまし た。毎年来てくださる方もおられ、みんな の商品を見て誉めてくださり、利用者のみ んなも鼻高々。また、「がんばらなあかん なぁ~」と嬉しそうでした。 一年間を振り返ると、それぞれが自分の 力を発揮してきたな・・・と感じます。個性 豊かな作品も増え、自信をもって作業に取 り組む姿が見られます。 新しいメンバー・職員を加えて、さらに前進 していきたいと思います。 ( 3 ) ダイエットコーラも 飲みすぎはダメよ! ダイエット飲料や食品が出回る中、「カロリーオフ」って カロリーゼロの事!?と思われている方もいらっしゃるかと 思います。ですが、カロリーゼロではないのが落とし穴!! 「カロリーオフ」「低カロリー」・・・100ml中 20kcal未満 「カロリーゼロ」「ノンカロリー」・・・100ml中 5kcal未満 「無糖」「ノンシュガー」「低糖ダイエット」・・・100ml中 糖分 0.5g未満 「低糖」「糖分控えめ」・・・100ml中 糖分2.5g以下 カロリーゼロではないことが分かりましたよね!取りすぎには注意しましょう。 去る2月3日、恒例となった保 幸いこの10年大きなトラブルも無く、無事終 護 者 会 との合 同 研 修 会 を 行 い をするようになったのは7月頃からでした。 ました。テーマは「問題行動への は主任から運転の手ほどきを受け、正式に運転 理 解 と対 応 」で、発 達 障 害 の専 なバスを運転するのは初めてでした。最初の頃 門 家 であ る 中 山 清 司 氏 を 講 師 2000 年4月1日、スタートしました。大き に迎え、自閉症の基礎知識や映 10 年を振り返って 像 を 交 えた豊 富 な 事 例 を 紹 介 ~バス運転手 松尾國男さんよりメッセージ~ していただきました。 **************** えられましたことは皆々様のおかげです。あり がとうございました。 一日でした。でも、終わってみたらあっという 間でした。楽しい思い出がいっぱいです。特に **************** 松尾 國男 松尾 國男 2010.3.31 松下 憲次 会いして、皆様から元気をもらう為に! 人事異動のお知らせ ホームにたびたび来たいと思います。皆様にお 新 年 度 にな り人 事 異 動 があ りま ・ 送迎バス運転 ・ “さよなら”の挨拶はなしです。これからも 定年退職 少しでもご恩返しができたらなと思います。 新規採用 送迎バス運転 これからの人生、今までお世話になった事に、 した。よろしくお願い致します。 2泊3日の北海道旅行が心に残っています。 お話 しを 聞 いて、『わ かってい 毎日、朝7時過ぎから夕方5時過ぎまで長い るつもり』 で支援していたことも 重ねて、御礼申し上げます。 多 かった な と感 じま した 。この ひとりでは乗り越えられなかったと思います。 研 修 を き っかけに更 に学 び 、保 ら、今日を迎えることができました。多分、私 護者の皆 様とも連携して、より でも、日々利用者、職員の皆様に励まされなが 良い利用者支 援をしていき たい 急逝し、私の人生もどん底に落とされました。 と思っているところです。 ************* 途中、3年目で徳風会本部に勤めていた妻が 「ちぇんじ」活動報告 名 障がい者地域移行支援センター『ちぇ んじ』事 業 の1年 目 の利 用 状 況 は の方が新しく生活移行(地域移行)しま した。しかし、残念ながら2名の方が退 所されました。 利 用 の目 的 は自 宅 から 生 活 移 行 (地 他府県や入所施設からの地域移行の 方 は、実 家 が枚 方 にあ り小 さ い頃 から 枚方で育ったことから枚方のグループホ ー ムで生 活 を したかった人 が枚 方 市 の 福祉事 務所を通じて相 談にこられまし た。 グループホームの利用の仕方は ① 月 曜 日 から 日 曜 日 ま で毎 日 利 用 す る・・・4名 曜 日 は自宅 に帰 宅さ れ 、日曜日 にグ ② 月 曜日 ~ 土曜 日 朝まで利用して、土 地域移行の相談者は1年間で たくさんありました。当初 は入 所施設等に地域移行支援センタ ーから説明にいかなければなら な いと考 えていま した が、枚 方 市の福祉事務所や枚方市の生活 支援センターからの相談者が多 くあ りま した 。また 、児 童 入 所 名 程 度 の増 員 を 予 年 度 は男 女 共 に5名 施設からの相談もあります。 平成 程 度 合計 22 定します。 太田章輔・増市邦雄 域移行)された方が9名、府内のグルー ループホームに戻る・・・2名 (2名のうち1名は夕食を自宅で食べ てから帰られます、グループホームか 三.第三者委員 プ ホ ー ムから 地 域 移 行 さ れ た 方 が 1 名 、他 府 県 のグ ルー プホー ムから の地 域 移 行 が1名 、府 内 の入 所 施 設 から の 地域移行が1名でした。 らの方が通勤に便利だからです。) ③ 月 曜 日 夕 方 ~ 土 曜 日 朝 ま で利 用 す る・・・8名 10 とくふうホームが実施している事業(サ ービス)についての苦情がある場合、受 付窓口を次の通り常時開設しています。 自宅から生活移行(地域移行)された 歳 を 過 ぎ た 頃 から 自 立 (土日は自宅で生活をされます。) グループホームを運営す る立場とし ては、運営費はとくふうホームと同じよ う に日 割 りです ので、でき る 限 り 利 用 していただきたいです。少なくとも③の 利用方法はお願いしたいです。自立にむ けて、グ ルー プホー ムを 利 用 す る 方 法 は色 々 あ る と思 いま す ので、ご相 談 下 さい。 現 在 の府 営 住 宅 を 大 阪 府 に斡 あ り ま した ら 是 非 紹 介 してくだ ループホームに適している物件が 所を 探したいと思いますので、グ でJR長尾・藤阪・津田駅近辺の場 ン事業所の増員を考えていますの したいと思います 。現 在のオリオ いますが、民間の住宅も同時に探 旋してもらうことを第1に考えて ********************** 障がい者地域移行支援センター さい。 『ちぇんじ』 西村 和彦 【編集後記】 新年度体制に向けて、作業室の 移動などで慌しい毎日でしたが、 やっと一段落。利用者の皆さんも 新しい環境に少しずつ慣れていっ てくれる事でしょう。 今年度もよろしくお願いします。 方の理由は、 *本人が を考えていた れて生活がしたかった *年齢はまだ若いが今から家族と離 * とくふうホー ムにあまり行けな く て生活のリズムをつけたかった *就職も したいし生活も自立したか った *家族の人が入院することになり入 などがありました。 ★苦情解決体制について★ 12 所施設も考 えたがグループホー ム を選んだ 伸一 有信 施設長 秀喜 山田 一.苦情受付担当者 二.苦情解決責任者 40 4 ) ( ******************************************* **********************
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