ブロードリーフ社長１９６８年生まれ。年ビーイング入社。年取締役、２０００年副社長。年Ｋｅｉｅｉ．ｎｅｔＩｎｃ．代表取締役。年ＩＴＸ顧問。年１月ブロードリーフ（ＩＴＸ翼ネット）副社長を経て同年６月社長。年カーライルグループの支援によりＭＢＯ。（Photo/ 佐藤元樹）この日は海外事業部の中国人女性スタッフと打ち合わせ。「外国人社員はアグレッシブでよく働きます。毎年アジアを中心に定期的に採用しており、将来的には本国に帰国して当社の海外事業を担ってほしいですね」さまざまな業種や業界に特化したパッケージソフトを開発している。ビジネスフローを分析して最適なアプリケーションを提案する 06 常にイノベーションを求め続ける大山堅司社長 02 09 87 89 05 「社名であるブロードリーフ（ＢｒｏａｄＬｅａｆ）は広葉樹を意味します。広葉樹は春から夏にかけて成長し、冬には葉を落として土に養分を還し、他の植物と共生します。ビジネスも同じことで、お客さまと共に『感謝と喜び』を分かち合いながら、成長していきたいと思います」本社にいるときは、気軽にスタッフに声を掛ける大山堅司 FACE 大山堅司 FACE KENJI OYAMA 整備工場や、カー用品販売店などの自動車アフタ︱マーケット事業者向けにＩＴサービスを提供しているブロードリーフれた部品の情報は同社独自のできます。タブレット版も開発「ＢＬ（ブロードリーフ）コード」したので、工場側の集客アップとして、今や業界のデファクトにも役に立ちます」スタンダードになっている。Ｂ２Ｂが基本の同社だが、こ「部品単品のデータベースなら、のほど直接カーオーナーに訴求時間とコストを掛ければ誰でもするＢ２Ｂ２Ｃ戦略を打ち出し作れるかもしれませんが、当社た。「街のカーウンセラー」をキでは部品の属性や他の部品とのャッチフレーズに、メディアやつながりを把握し、年前にさインターネットをとおしてユーかのぼって車種を調べることがザー店舗の魅力を伝えるプロモーション活動などを行う。「われわれの仕事はユーザー支援を通じて、最終的にはカーオーナーの皆さまに喜んでいただくことです」という大山社長。高校生の時に、ソフト開発の事業経験があり、卒業後に国内で起業。その後は米国シリコンバレーに渡ってソフト開発やベンチャーキャピタル業務を行い、投資ファンドのチームの一員として企業評価にも携わった。同社も顧客企業の１つだったが、経営再建に尽力する過程で社長に就任した。組織や業務の大改革に成功し、東証１部への上場を果たしたわけだが「会社の知名度向上により、さまざまなパートナー企業に、より戦略的なご提案ができるようになりました」と次の飛躍に向けて意欲を燃やしている。自動車大国になった中国。アフターマーケット市場も拡大しており、中国でのビジネス展開も着実に進める取引先や地域の子どもたち、保護者を招いて命の大切さや環境保護を啓蒙する 30 上場記念の鐘を打つ。長く、苦しい道のりを経て、この日ばかりは笑みが絶えなかった自動車部品の管理ソフトでは圧倒的なシェアを誇る同社の次の目標は海外展開。特に自動車大国になった中国からはリサイクル工場の設計、運営、管理に関するオファーが寄せられ、それに全面協力する。管理の部分では同社のＩＴ技術が力を発揮するはずだＣＳＲの一環として08年から協賛しているミュージカル「葉っぱのフレディ－命の旅－」が７月28日、東京芸術劇場で開催された（大山堅司社長）が今年３月日、東証１部に上場した。同社の最大の強みは、自動車部品の管理ソフトにある。例えば顧客の整備工場が、特定の部品を調達する時、その部品情報をソフトに入力すれば在庫の有無や価格、納入時期などが即座に判明するので簡単に見積書が作成できる。年間にわたって蓄積さ 2013年3月22日に東証１部に上場を果たした。公開価格の1,080円を上回る1,200円の初値を付け、その後も株価は順調に推移している「感謝と喜び」を企業理念にユーザーの成長、発展に貢献します大山堅司 FACE 30 22