品川区二世代住宅 新築・購入に対する 助成のご案内

平成 23 年度
品川区二世代住宅
新築・購入に対する
助成のご案内
夫婦とそのいずれかの親とが同居する二世代世帯の
住宅(マンションを含む)の新築・購入に対し、助成
します。
助
成
額
申 込 資 格
1件につき
90万円
新築:平成23年3月31日までに着工し、
平成23年1月1日∼12月31日に
竣工する住宅に二世代世帯で居住される方
購入:平成23年3月31日までに売買契約し、
平成23年1月1日∼12月31日に
引渡しになる住宅に二世代世帯で居住される方
※詳しくは3ページ以降をご覧ください
助 成 件 数
10件
申込受付期間
平成23年4月1日(金)∼4月22日(金)
申込方法
※予定件数を超えた場合は抽せんになります
・公開抽せん(予定) 4月27日(木)10時
255会議室(第 2 庁舎 5 階)
《下記の書類(1)∼(3)を担当窓口に提出してください》
(1) 品川区二世代住宅取得等助成申込書(第 1 号様式)
(2) 住宅の平面図
(3) 確認済証(竣工前に申込む場合)または検査済証(竣工済の場合)の写し
※購入の場合は、売買契約書の写しを提出してください。
1
検査から助成金交付まで
現場検査
二世代住宅への入居後、現場検査を行います。ご都合のよい日を都市計画課まで
ご連絡ください(申請時の新築予定日と変更が生じた場合もご連絡願います)。
(検査項目)
・二世代世帯の居住状況
・バリアフリー基準の適合状況
合格通知送付
書類審査
都市計画課にて書類審査を行います。現場検査合格後、必要書類を揃えてくだ
さい。
(必要書類)
(1) 戸籍謄本(同居親族との親子関係が確認できるもの)
(2) 入居者全員の住民票(本籍・続柄が記載されているもの)
(3) 入居者全員の住民税納税証明書または非課税証明書(平成22年度相当分)
(申込者等の扶養親族になっている方の分は不要です)
(4) 申込者本人の住民税課税証明書(平成23年度相当分)
※(4)については 6 月上旬頃までは証明書が出ませんので前年度の証明書および平成 22 年度
源泉徴収票(または確定申告の控え)を提出してください
(5) 建物の登記事項証明書(所有権保存登記)
(提示書類)※現物をご持参ください
(1) 契約書(新築工事または売買)
(2) 領収書(出納印のある振込証も可)または住宅ローン契約書
(3) 健康保険被保険者証(入居者全員分)
(4) 検査済証(竣工前に申込みをした場合)
助成決定通知送付
助成金交付請求、助成金の口座振込み
助成決定取り消し
①
助成金の交付決定を受けた方が次のいずれかに該当する場合には、助成金の
交付決定を取り消します。
(1)二世代住宅を自己居住の用途以外に使用したとき。
(2)偽りその他の不正行為により助成金の交付決定を受けたとき。
(3)その他関係法令に違反したとき。
2
②
助成金の交付決定を取り消した場合、既に交付した助成金があるときは、助
成金の返還を命じます。
申込者の資格
次の①∼⑦すべてにあてはまる方のみ、申込みすることができます。
①
申込者本人または二世代世帯の構成員のいずれかが区内に引き続き1年以上
居住していること。
(そのことを住民票、戸籍謄本または外国人登録原票記載事項証明書で証明できること。
)
※ 住宅の名義人が申込者本人となること(共有の場合は持分が 1 番多い方)
。
※ 外国人の方については、原則として日本国に永住することを認められた方。
※ 内縁関係にある方は、住民票で「未届けの夫」「未届けの妻」となっており、戸
籍上の配偶者がいないこと。
※ 婚約者については、資格審査の日までに婚姻し、そのことが証明できること。
※ 建築工事中に仮住まいのため、一時的に区外転出し、住民票を異動した方も区内
に引き続いて居住しているとみなします。
②
申込者本人が平成 23 年 1 月 1 日から平成 23 年 12 月 31 日までに二世代住宅
を新築もしくは購入したこと、またはする見込みがあること。
※
③
二世代住宅の要件については4ページをご参照ください。
申込者本人および同居親族が二世代住宅(4ページの助成対象住宅)に平成
23 年 1 月 1 日から平成 24 年 3 月 31 日までに二世代世帯として居住し、または
居住する見込みがあり、そのことが住民票または外国人登録原票記載事項証明
書で証明できること。
二世代世帯とは…
少なくとも夫婦(内縁および婚約者を含む)とそのいずれか
の親で構成されている世帯、またはこれに準ずると認められる
世帯を言います。
※ 夫婦の一方が死別または離別し、その子と親の三世代で構
成される世帯は準ずる世帯とします。
④
申込者本人が助成額以上の費用を二世代住宅の新築・購入に要したこと。
⑤
申込者本人の平成 22 年の所得金額の合計が1200万円以下であること。
3
※
所得金額とは納税証明書などの所得金額です。ただし、所得税法上の譲渡所得、
一時所得、雑所得、退職所得、山林所得を含みません。
※ 給与収入の方の所得金額は、源泉徴収票の給与所得控除後の金額になります。
※ 確定申告をした方の所得金額は、確定申告書の所得金額の合計になります(青色
申告をしている方は、青色申告控除額を合算)
。
⑥
申込者本人および同居親族が区市町村民税を滞納していないこと。
⑦
申込者または同居親族が二世代住宅の取得等について過去に助成を受けてお
らず、また下記の助成を受けていないこと。
(1)品川区建築物不燃化促進事業の助成
(2)品川区住宅・建築物耐震化支援事業の助成
(3)品川区密集住宅市街地整備促進事業の助成
助成対象住宅
二世代世帯が居住する住宅で、次の①∼⑤すべてにあてはまる住宅(「二世代住宅」
といいます)に限ります。
①
建築基準法その他関係法令の基準を満たしていること。
※ 建築確認は原則として品川区建築課で取得してください。助成交付申請時には、
検査済証が必要になります。建物が竣工したら、速やかに品川区建築課に完了届を
提出して検査を受けることが必要になります。
※ 新耐震基準に適合していること。
②
区内に所在する自己居住用の住宅であること。
※
土地は借地でもかまいません。建物は自己所有のもので、かつ、自己居住用のも
のでなければなりません。店舗・工場等との併用住宅も該当します。
③
区で定めるバリアフリー基準に適合すること。
※
④
バリアフリー基準については5ページ以降の基準をご覧ください。
居住部分の延べ床面積が下記の基準内であること。
(1) 一戸建住宅
80㎡以上175㎡以下
(2) マンション
75㎡以上175㎡以下
※ 床面積については検査済証、登記事項証明で確認します。
※ 店舗・工場等との併用住宅は住宅部分の床面積をいいます。
⑤
居室(食事室を含む)を4室以上有し、居室合計面積が46㎡(28畳)以
上であること。
※
完了検査時点における居室数とします。
4
バリアフリー基準
次の①∼⑥すべてにあてはまる住宅のみ助成対象となります。
①
部屋の配置について
高齢者の寝室(現場検査の時点で高齢者が居住しない部屋であっても将来高齢者の寝
室に用いることが想定される居室を含む)と便所とを同一階に配置していること。
②
段差について
以下の(1)から(5)の床およびこれらをつなぐ廊下の段差を解消していること。
(1)高齢者の寝室がある階のすべての居住室(食事室を含む)。食事室が同一階にな
い場合は、これを含む。
〔例外〕居室の部分の床のうち次の(ア)∼(オ)のすべてに適合するものとその他の
部分の床の 300mm 以上 450mm 以下の段差
(ア)介助用車いすの移動の妨げとならない位置であること。
(イ)面積が 3 ㎡以上 9 ㎡(当該居室の面積が 18 ㎡以下の場合にあっては、当
該面積の 1/2)未満であること。
(ウ)当該部分の面積の合計が、当該居室の面積の 1/2 未満であること。
(エ)間口(工事を伴わない撤去等により確保できる部分の長さを含む。)が
1,500mm 以上であること。
(オ)その他の部分の床より高い位置にあること
(2)高齢者の寝室がある階の便所
(3)洗面所(2以上ある場合は、高齢者が主として使用するもの。
)
(4)脱衣室(2以上ある場合は、高齢者が主として使用するもの。
)
(5)玄関ホール(土間の部分は除く。)
※
③
床の段差は施工誤差を見込んで、3㎜以内とし面取りをしていること。
便所について
(1)便器は腰掛け式であること。
(2)便所内に暖房機設置のためのコンセントがあること。
④
浴室について
浴槽の高さは(すのこ等を敷く場合にはその上端から)400㎜から500㎜である
こと。
ドアは引き戸または折り戸であること。
5
⑤
手すりについて
浴室および住宅内の階段に手すりを設置していること。
※
浴室については、将来手すり設置が可能な下地補強をされていることが確認でき
れば可。
《参考
手すりの推奨規格》
手すりの断面は原則として円形とし、直径は 28mm∼35mm であること。ただし、階段で滑
らして使用する場合は直径 30mm∼40mm であること。
手すりは、構造体に直接堅固に取り付けているか、取り付け位置に受け材を設け堅固に
取り付けていること。
手すりは壁から 30mm∼60mm あけ、支持材は下方に取り付けていること。
手すりの端部は、壁側か下方に曲げ込んでいるか、Rのエンドキャップを付けているこ
と。
階段の手すりは、原則として連続した構造となっていること。
階段の手すりの高さは、750mm∼800mm 程度となっていること。
手すりの設置位置は、安全性、使いやすさ、収まり等を考慮したものであること。
手すりの推奨規格<参考図>
6
⑥
階段について
住宅内の階段の各部寸法は、次の各式に適合するものであること。
(1)踏面(ふみづら)の寸法≧195㎜
(踏面が195㎜以上あること)
(2)蹴上(けあげ)の寸法/踏面の寸法≦22/21(急な階段でないこと)
(3)550mm≦(踏面の寸法)+(蹴上の寸法)×2≦650㎜(巨大な階段でない
こと)
※ 階段昇降機またはホームエレベーターがある場合は上記の限りではありません。
※ 踊り場・曲がり角は対象外となります。
階段の蹴上寸法・踏面寸法の基準値
踏面寸法(mm)
蹴上寸法(mm)
(勾配 22/21 以下)
195
178∼204
200
175∼209
205
173∼214
210
170∼220
215
168∼217
220
165∼215
225
163∼212
230
160∼210
235
158∼207
240
155∼205
245
153∼202
250
150∼200
255
148∼197
260
145∼195
265
143∼192
270
140∼190
275
138∼187
280
135∼185
285
133∼182
290
130∼180
295
128∼177
300
125∼175
7
共用部分(マンション等共同住宅の場合)
①
共用階段について
共用階段(専ら避難の用に供するものは除く。以下同じ)の各部の寸法は、次の各号
に適合するものであること。ただしエレベーターが設置されている場合を除く。
(1)踏面の寸法≧240mm
(2)550mm≦(踏面の寸法)+(蹴上の寸法)×2≦650㎜
②
手すりの設置
共用階段に手すりが設置されていること。ただしエレベーターが設置されている場合
を除く。
③
スロープ
住棟の出入口からエレベーターに至る通路部分に段差がある場合には、スロープを設
けていること。
④
エレベーター
エレベーターの出入口の幅員は80cm 以上であること。またエレベーターの乗降ロビ
ーは1.5m角以上の広さを確保すること。
品川区「バリアフリー住まい館」をご利用ください。
○住空間のなかで福祉用具を体験できます。
○高齢期の暮らしのノウハウやバリアフリー住宅について見学・相談できます。
開館日時:火曜∼金曜、第1、3土曜 午前 10:00∼午後 3:00(祝日は休み)
〒140-0002 品川区東品川3丁目1番5号
電話・FAX: 03−5479−5033
*社会福祉法人福栄会・東品川在宅介護支援センター隣
(品川区立高齢者住宅東品川わかくさ荘1階)
<問い合わせ先>
品川区防災まちづくり事業部 都市計画課 住宅運営担当
☎5742−6777(本庁舎 6 階)
〒140−8715 品川区広町2−1−36
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