別記様式第2号(その1の1) 基 本 計 画 書 基 事 項 計 画 フ の 区 リ 設 ガ リ 大 学 学 ガ の 本 名 部 の 位 計 記 分 置 フ 大 本 画 入 欄 備 学部の学科の設置 ナ ガッコウホウジン ソウシガクエン 者 学校法人 創志学園 ナ カンタイヘイヨウダイガク 称 環太平洋大学 (International Pacific University) 置 岡山県岡山市東区瀬戸町観音寺721番地 的 本学は,教育研究上の理念に「健康づくりに寄与できる心身ともに健全な人材の育成」と 「次世代教育に携わる現世代の教育」を掲げ,国際社会において,教育・スポーツの両面を通じ て豊かな人格を備えた指導者・教育者を育成するとともに,深い専門性と実践力を兼ね備えた 真に次代をになう国際人となりうる人材を育成する。 また,次世代を含む全世代を通じて「持続的に発展可能な社会」の形成に貢献しうる,地球的 視野をもった人材を岡山の地から育み,その教育研究効果を地域社会や教育界さらには産業界 へ還元・共有していくことで,地域の文化や教育に貢献できる高等教育機関としての使命を果 たすものとする。 新 設 学 部 等 の 目 的 現代社会において,体育・健康運動やスポーツに対する需要はますます拡大するとともに多 様化している。本学部はこのような需要に対応して,体育・健康科学分野の教育研究を展開し てきたが,学部としての完成年度を節目として,本学部における教育内容をさらに発展させる 形で,現行の「スポーツ医科学コース」の教育課程を発展的に改組し,健康科学科の設置を行 う。これにより,健康科学分野において科学的知識と実践力とを備えた健康実現社会で活躍で きる人物の育成を目的とする。 大 学 の 目 新 設 学 部 等 の 名 称 新 設 学 体育学部 部 (Faculty of Physical Education) 等 健康科学科 (Department of Health Science) の 概 要 計 考 修業 年限 年 入学 編入学 定員 定 員 人 年次 人 4 収容 定員 人 60 (0) - 240 (0) 60 (0) - 240 (0) 学位又 は称号 学士 (健康科学) 開設時期及 び開設年次 年 月 第 年次 所 在 地 (第1キャンパス) 岡山市東区瀬戸町 平成24年4月 観音寺721番地 第1年次 (第2キャンパス) 岡山市東区矢津 2050番地13 平成23年3月収容定員関係学則変更認可申請中 大学全体の入学定員 300→ 500 大学全体の収容定員 1,200→2,000 同一設置者内における変更状況 (定員の移行,名称の変更等) 平成24年4月入学定員変更 体育学部 体育学科[定員増] ( 40) 平成24年4月名称変更・入学定員変更予定 次世代教育学部 乳幼児教育学科→こども発達学科[定員減] (△20) 学級経営学科 →教育経営学科[定員増] ( 20) 学級経営学科 →教育経営学科 [通信教育課程] [通信教育課程] 新設学部等の名称 教育 課程 講義 体育学部 健康科学科 開設する授業科目の総数 演習 実験・実習 109科目 学 部 等 の 名 称 教 新 体育学部 員 組 織 の 概 要 設 健康科学科 次世代教育学部 国際教育学科 分 計 体育学部 体育学科 既 次世代教育学部 乳幼児教育学科 設 学級経営学科 次世代教育学部 学級経営学科(通信教育課程) 分 計 合 計 16科目 27科目 計 卒業要件単位数 152科目 専任教員等 教授 准教授 講師 助教 計 助手 人 人 人 人 人 人 6 3 2 1 12 1 (5) (3) (2) (1) (11) (1) 4 2 4 0 10 (4) (2) (4) (0) (10) () 10 5 6 1 22 1 (9) (5) (6) (1) (21) (1) 5 0 11 2 18 (5) (0) (11) (2) (18) () 3 3 4 0 10 (3) (3) (4) (0) (10) () 8 2 6 0 16 (7) (2) (6) (0) (15) () 6 2 6 0 14 (5) (2) (6) (0) (13) () 16 5 21 2 44 (15) (5) (21) (2) (43) () 26 10 27 3 66 1 (24) (10) (27) (3) (64) (1) -1- 124単位 兼 任 教員等 人 13 (13) 8 (8) 21 (21) 12 (12) 9 (9) 21 (21) 21 (21) 42 (42) 63 (63) 平成23年4月 設置届出中 通学課程との 兼務者14名 職 種 教 員 以 外 の 職 員 の 概 要 専 任 217,957.81㎡ ― ㎡ 10 (10) 1 (1) 3 (3) 4 (4) 18 (18) 共用する他の 学校等の専用 ― ㎡ 地 55,813㎡ ― ㎡ ― ㎡ 計 273,770.81㎡ ― ㎡ ― ㎡ 他 10,319㎡ ― ㎡ ― ㎡ 10,319㎡ 計 284,089.81㎡ ― ㎡ ― ㎡ 共用する他の 学校等の専用 ― ㎡ 284,089.81㎡ 務 職 員 技 術 職 員 書 そ 館 の 専 門 他 の 職 38 (38) 3 (3) 1 (1) 5 (5) 47 (47) 員 職 員 計 区 分 校 地 等 校 舎 運 動 専 用 敷 場 地 用 小 そ の 合 計 人 事 図 兼 任 人 共 用 専 用 校 舎 共 用 23,180.67㎡ ― ㎡ (13,738.54㎡) ( ― ㎡) ( ― ㎡) 講義室 教室等 演習室 実験実習室 13 室 35 室 任 教 員 研 究 計 23,180.67㎡ (13,738.54㎡) 25 室 語学学習施設 2 室 (補助職員1人) 1 室 (補助職員0人) 室 数 体育学部 健康科学科 12 室 図書 学術雑誌 視聴覚資料 機械・器具 〔うち外国書〕 〔うち外国書〕 電子ジャーナル 冊 種 〔うち外国書〕 点 点 新設学部等の名称 図 書 ・ 設 備 室 ・平成22年5月 設置計画変更協 217,957.81㎡ 議済用地 69,821.29㎡ 55,813㎡ を算入。 273,770.81㎡ 計 情報処理学習施設 新設学部等の名称 専 人 48 (48) 4 (4) 4 (3) 9 (9) 65 (65) 体育学部 健康科学科 計 50,000〔4,500〕 140〔17〕 11〔8〕 1,161 4357 534 (140〔17〕) (11〔8〕) (680) (4,190) (520) 50,000〔4,500〕 140〔17〕 11〔8〕 1161 4357 534 (46,525〔4,153〕) (140〔17〕) (11〔8〕) (680) (4,190) (520) 面積 閲覧座席数 収 納 可 能 冊 数 1,081.51㎡ 280席 50,000 面積 体育館 3,109.40㎡ 区 分 柔道場3面、剣道場2面 ダンス場2面 開設前年度 第1年次 第2年次 第3年次 第4年次 第5年次 第6年次 備考参照 備考参照 備考参照 備考参照 -千円 -千円 経費 の見 共 同 研 究 費 等 2,000千円 2,000千円 2,000千円 2,000千円 -千円 経 費 の 積り 図 書 購 入 費 4,000千円 4,000千円 4,000千円 4,000千円 4,000千円 -千円 見積り 及び維 設 備 購 入 費 30,000千円 30,000千円 10,000千円 10,000千円 10,000千円 -千円 持方法 学生1人当り の概要 第1年次 第2年次 第3年次 第4年次 第5年次 納付金 1,900千円 1,600千円 学生納付金以外の維持方法の概要 学 既 設 大 学 等 の 状 況 学 部 の 等 名 の 名 学級経営学科(通信教育課程) 学 の 既 学 部 等 の 設 大 学 等 の 子ども学科 状 況 健康スポーツ学科 名 名 1,600千円 ― 千円 -千円 -千円 -千円 第6年次 ― 千円 私立大学等経常経費補助金,証明手数料収入,雑収入 等 称 環太平洋大学 修業 入学 編入学 収容 称 年限 定員 定 員 定員 年 人 年次 人 人 体育学部 体育学科 次世代教育学部 乳幼児教育学科 学級経営学科 大 1,600千円 4 100 ― 4 4 100 100 ― ― 4 300 400 学位又 は称号 開設 年度 所 在 地 体育学部3,4年次 (第2キャンパス) 400 学士(体育学) 400 400 2000 定 員 超過率 倍 岡山市東区矢津2050番地13 1.29 平成19年度 学士(次世代教育学) 0.83 1.18 体育学部1,2年次 平成19年度 次世代教育学部 平成19年度 (第1キャンパス) 学士(次世代教育学) 0.10 平成19年度 学位又 は称号 定 員 超過率 倍 開設 年度 学士(次世代教育学) 称 愛媛女子短期大学 修業 入学 編入学 収容 称 年限 定員 定 員 定員 年 人 年次 人 人 岡山市東区瀬戸町観音寺721番地 所 在 地 2 50 ― 100 短期大学士 (幼児教育学) 1.06 愛媛県宇和島市 昭和41年度 伊吹町馬場421番地 2 100 ― 200 短期大学士 (体育学) 0.64 平成18年度 -2- 大学全体での 共用分を含む 大学全体 体育館以外のスポーツ施設の概要 教員1人当り研究費等 大 点 (46,525〔4,153〕) 図書館 体育学部 健康科学科 標本 届出学科全体 ・職位別個人研究費 教授30万円 准教授24万円 講師18万円 助教12万円 ・図書購入費には 電子ジャーナル・ データベースの整 備費(運用コスト 含む)を含む。 附属施設の概要 環太平洋大学附属鍼灸整骨院の概要 所在地:芸術棟(第1キャンパス内) 設置年月:2007年7月 収容人員:約50人 開院時間:月曜日~金曜日 9:00~17:00 スタッフ:柔道整復師、機能訓練認定柔道整復師、博士(栄養科学)、健康運動指導 士、健康運動実践指導者、日本体育協会公認アスレチックトレーナー、看 護師、鍼灸師 -3- 別記様式第2号(その2の1) 教 育 課 程 等 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 単位数 科目 区分 語 学 と 基 礎 技 能 の 理 解 人 間 の 理 解 教 養 科 目 自 然 の 理 解 社 会 の 理 解 キ ャ リ ア プ ラ ン ニ ン グ 授業科目の名称 英語Ⅰ(基礎) 英語Ⅱ(応用) 英語Ⅲ(発展) 英語Ⅳ(実践) 英会話 体育理論・実技 情報リテラシーⅠ(基礎) 情報リテラシーⅡ(応用) 統計学 小計(9科目) 心理学 コミュニケーションの心理学 生涯学習論 人権と教育 人間と法 小計(5科目) 数学 物理学 生化学 生物学 食育論 地球環境と生活 小計(6科目) 日本国憲法 社会学 歴史学 岡山学 政治・経済学 地理学 時事問題 日本の伝統文化 小計(8科目) フレッシュマンセミナー キャリアディベロップメント キャリアデザイン キャリアサポート 基礎ゼミナールⅠ 基礎ゼミナールⅡ 小計(6科目) 合計(34科目) 配当年次 必 修 1後 2前 2後 3前 1前 1通 1前 1後 3前 9 1前 3前 3後 2前 4前 5 2後 3前 3前 3後 3前 3後 6 1後 2前 3前 1前 2後 3後 3後 1前 8 1通 2通 3通 4前 1通 2通 6 34 2 2 選 択 授業形態 自 由 講 義 2 2 2 0 0 0 2 2 2 准 教 授 ○ 2 2 8 2 2 2 2 2 10 2 2 2 2 2 2 12 2 2 2 2 2 2 2 2 16 1 47 講 師 助 教 助 手 1 ○ ○ ○ 0 - 0 0 1 0 0 - 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0 0 ○ ○ ○ ○ ○ 0 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 0 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 0 ○ ○ ○ ○ 1 2 2 10 20 教 授 ○ ○ ○ ○ ○ 2 2 10 演 習 専任教員等の配置 実 験 ・ 実 習 0 0 -1- ○ ○ - - 0 0 2 2 2 2 2 2 2 2 0 0 0 0 備考 兼4 兼3 兼1 兼1 兼4 兼7 兼3 兼3 兼1 兼14 兼1 兼1 兼1 兼1 兼1 兼3 兼1 兼1 兼1 兼1 兼1 兼2 兼5 兼1 兼1 兼1 兼1 兼1 兼1 兼1 兼1 兼5 兼5 兼5 兼1 兼1 兼6 兼30 ※実技 オムニバス 共同 共同 教 育 課 程 等 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 単位数 科目 区分 体 育 学 授業科目の名称 体育原理 体育心理学 運動生理学Ⅰ スポーツ栄養学 障害者スポーツ論 トレーニング論Ⅰ 体育測定・評価 生涯体育教育総論 発育と発達 体育社会学 体育行政学 スポーツ法学 コーチング論 トレーニング論Ⅱ ス ポ ー ツ メ ン タ ル ト レ ー ニ ン グ 論 コミュニティスポーツ論 国際スポーツ論 幼児スポーツ論 スポーツイベント論 スポーツイベント運営実習 ス ポ ー ツ リ ス ク の マ ネ ー ジ メ ン ト スポーツ相談の実際 運動学 武道指導論 動きの発達とスキルの獲得 運動遊び・ゲームの実際 小計(26科目) 健康管理概論 健康科学概論 フィットネスプログラム論 トレーニング演習 解剖学Ⅰ 生理学Ⅰ 病理学Ⅰ トレーナー論 専 門 基 礎 科 目 アスレティックリハビリテーション論 健 康 科 学 スポーツ障害論 スポーツ心理学 スポーツと食事 スポーツバイオメカニクスⅠ スポーツバイオメカニクスⅡ 予防とコンディショニングⅠ 予防とコンディショニングⅡ 予防とコンディショニングⅢ 運動学特論A 運動学特論B 公衆衛生学Ⅰ 解剖・生理学実習 基礎柔道整復学Ⅰ(総論) 基礎柔道整復学Ⅱ(骨折) 基礎柔道整復学Ⅲ(脱臼) 基礎柔道整復学Ⅳ(捻挫) 基礎柔道整復学Ⅴ(軟部組織) 小計(26科目) 合計(52科目) 配当年次 必 修 1前 1前 2後 2後 1後 2後 3前 3後 1後 2前 3前 2後 3後 3前 2前 4前 3前 3前 2前 3後 2後 3後 2前 2後 2前 2前 26 1後 1後 3前 3後 1前 1前 2後 1前 1後 4後 1後 4前 2後 3前 3前 3後 4前 2後 3前 1前 3前 1前 1後 2前 2後 3前 26 52 2 2 2 2 4 6 選 択 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 1 2 2 2 2 2 1 48 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 1 2 2 2 2 2 47 95 授業形態 自 由 講 義 演 習 専任教員等の配置 実 験 ・ 実 習 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 教 授 准 教 授 講 師 助 教 助 手 兼1 兼1 1 1 1 1 1 1 1 兼1 兼1 兼1 兼4 兼1 兼1 兼1 兼1 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ - 2 1 ○ ○ ○ 1 2 0 0 1 兼1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 1 1 1 1 1 兼1 兼1 1 兼1 兼1 兼1 兼1 1 1 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ -2- 兼2 兼2 兼9 兼1 兼1 兼2 兼1 兼1 兼16 1 ○ 0 0 オムニバス オムニバス 1 ○ 0 備考 1 1 1 1 - - 5 5 1 1 2 3 2 2 1 1 0 0 兼7 兼20 共同 共同 オムニバス オムニバス 教 育 課 程 等 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 単位数 科目 区分 健 康 運 動 分 野 ア ス レ テ ィ ッ ク ト レ ー ナ ー 分 野 コ ア 科 目 柔 道 整 復 分 野 授業科目の名称 スポーツ健康論 スポーツ健康実習 介護演習 運動障害と予防および救急処置 小計(4科目) アスレティックトレーナーの役割 保健体育科指導法Ⅰ(基礎) 運動器の解剖と機能Ⅰ 運動器の解剖と機能Ⅱ 救急処置 健康管理とスポーツ医学 検査・測定と評価Ⅰ 検査・測定と評価Ⅱ スポーツ外傷・障害の基礎知識Ⅰ スポーツ外傷・障害の基礎知識Ⅱ 運動生理学Ⅱ アスレティックリハビリテーション基礎 アスレティックリハビリテーションⅠ アスレティックリハビリテーションⅡ 小計(14科目) 医学・柔道整復の歴史 解剖学Ⅱ 生理学Ⅱ 公衆衛生学Ⅱ 病理学Ⅱ 外科学Ⅰ 外科学Ⅱ 内科学Ⅰ 内科学Ⅱ 整形外科学Ⅰ 整形外科学Ⅱ リハビリテーション医学Ⅰ リハビリテーション医学Ⅱ 関係法規 臨床柔道整復学Ⅰ(骨折Ⅰ) 臨床柔道整復学Ⅱ(骨折Ⅱ) 臨床柔道整復学Ⅲ(脱臼) 臨床柔道整復学Ⅳ(捻挫) 臨床柔道整復学Ⅴ(軟部組織Ⅰ) 臨床柔道整復学Ⅵ(軟部組織Ⅱ) 臨床柔道整復学Ⅶ(臨床応用) 小計(21科目) 合計(39科目) 配当年次 3後 4前 3前 4前 4 1前 2前 1前 1後 4前 1後 2前 2後 2前 2後 3前 3前 3後 4前 14 1前 1後 1後 1後 3後 2前 2後 2前 2後 3前 3後 3前 3後 3前 1後 2前 2後 3前 3前 3後 3後 21 39 必 修 0 0 0 選 択 2 1 2 2 7 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 28 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 42 77 授業形態 自 由 講 義 演 習 専任教員等の配置 実 験 ・ 実 習 教 授 ○ 1 准 教 授 ○ 0 1 1 1 1 - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 0 0 1 備考 兼2 兼1 兼1 0 0 1 1 1 オムニバス オムニバス オムニバス 兼3 兼1 兼1 兼1 兼1 兼1 1 1 1 1 3 - 1 1 0 0 0 オムニバス オムニバス オムニバス 兼4 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 オムニバス 1 1 1 ○ -3- 助 手 兼1 兼1 兼1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 0 助 教 1 1 1 ○ ○ 講 師 - - 1 5 6 2 3 1 1 1 オムニバス 0 0 0 0 兼7 教 育 課 程 等 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 単位数 科目 区分 配当年次 必 修 1前 1後 1前 1後 1後 2前 1前 1後 2前 2後 3前 3後 3通 13 3集 2前 2後 3前 3後 4前 2通 3通 1・2・3後 9 3通 4通 4通 3通 4通 2 11 1 1 1 149 37 水泳 雪上スポーツ 集団行動 ダンス 柔道Ⅰ(基礎) 柔道Ⅱ(応用) 整復学実技Ⅰ(包帯法Ⅰ) 整復学実技Ⅱ(包帯法Ⅱ) 整復学実技Ⅲ(上肢・固定法Ⅰ) 整復学実技Ⅳ(上肢・固定法Ⅱ) 整復学実技Ⅴ(下肢・固定法Ⅰ) 整復学実技Ⅵ(下肢・固定法Ⅱ) 整復学実技Ⅶ(総合) 合計(13科目) 健康運動実習 体 育 実 技 ・ 柔 道 整 復 実 技 キ ャ リ ア 形 成 科 目 授業科目の名称 イ ン タ ー ン シ ッ プ ア ス レ テ ィ ッ ク ト レ ー ナ ー 実 習 Ⅰ ア ス レ テ ィ ッ ク ト レ ー ナ ー 実 習 Ⅱ ア ス レ テ ィ ッ ク ト レ ー ナ ー 実 習 Ⅲ ア ス レ テ ィ ッ ク ト レ ー ナ ー 実 習 Ⅳ ア ス レ テ ィ ッ ク ト レ ー ナ ー 実 習 Ⅴ 整復臨床実習Ⅰ 整復臨床実習Ⅱ 海外研修 小計(9科目) ゼミナールⅠ(基礎) ゼミナールⅡ(応用) 卒業研究 課題研究Ⅰ 課題研究Ⅱ 小計(5科目) 合計(14科目) 他学部・他学科科目 その他科目 他大学科目 総合計(152科目) 学位又は称号 学士(健康科学) 3 0 4 4 8 8 選 択 1 1 1 2 2 2 2 2 2 2 17 2 1 1 1 1 2 1 1 1 11 授業形態 自 由 講 義 0 演 習 専任教員等の配置 実 験 ・ 実 習 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ - 4 2 2 4 15 0 0 - ○ ○ ○ ○ ○ - - 251 0 - 学位又は学科の分野 卒業要件及び履修方法 准 教 授 講 師 1 1 助 教 助 手 備考 兼1 兼2 兼5 共同 共同 兼1 兼2 共同 1 1 1 1 1 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 0 教 授 1 1 1 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 兼8 集中 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 2 1 1 2 3 2 3 3 3 3 3 1 1 1 2 2 2 2 1 1 2 2 6 3 2 1 1 1 1 1 1 兼1 兼1 1 1 1 1 1 0 兼1 1 1 兼45 体育学関係・保健衛生学関係 授業期間等 教養科目より必修科目20単位を含む24単位以上、専門基礎科目より必修科 目6単位を含む28単位以上、コア科目より36単位以上、体育実技・柔道整復 実技より必修科目3単位を含む4単位以上、キャリア形成科目より必修科目8単位 を含む8単位以上を修得し、合計124単位以上を修得すること。 (履修科目の登録の上限:40単位(年間)) -4- 1学年の学期区分 2学期 1学期の授業期間 15週 1時限の授業時間 90分 集中 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 英語Ⅰ(基礎) 英語Ⅰは、英語学習4部構成シリーズの第1部である。この授業は、主に基本的な英単語力と 文法力の養成を目指している(語形と文構造・語順の理解から始まり、読解演習までを行う)。 今まで習った英語の知識を確かなものにする。目的は、教員採用試験及び就職試験に向け て十分英語力を身につけることである。 英語Ⅱ(応用) 英語Ⅰの授業で初級レベルの英語を学びました。英語Ⅱで中級レベルの英語を学習します。 英語Ⅱは、「文法」と「作文」を学習します。 英語Ⅲ(発展) 英語Ⅲは、英語学習4部構成シリーズの第3部である。この授業は、主に中級レベルの英単語 力と文法力の養成を目指している(語形と文構造・語順の理解から始まり、読解演習までを行 う)。今まで習った英語の知識を確かなものにする。目的は、教員採用試験及び就職試験に向 けて十分英語力を身につけることである。 英語Ⅳ(実践) 英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの授業で初級・中級レベルの英語を学びました。この英語Ⅳでは、教員採用試 験の基本的構成要素(出題されやすい問題形式等)に慣れる為に、過去の教員採用試験に 出題された問題と類似した演習を行っていきます。しっかりと授業でやりこなせば、先の教員採 用試験では良い結果が得られるはずです。 英会話 この授業のねらいは、基本的なスピーキングとリスニングの力をつけることに焦点を当て、話す 能力を向上させることである。言語習得の為の鍵は直接的な練習量にある。学習したことを何 度も声に出して練習することなしにスキルアップすることは不可能である。そのため、授業中 しっかりと練習するチャンスを用意している。2回実施されるスピーキングテストは、授業で学習 した内容が出題されるので、授業の中で十分に練習することが大切である。 語 学 と 基 体育理論・実技 礎 技 能 の 教 理 養 解 科 情報リテラシーⅠ(基礎) 目 人 間 の 理 解 講義等の内容 本講義では、体育の理論と実践方法を学ぶことにより、自分自身の健康のために必要な体力 づくりを理解し、生涯を通じて継続的に運動が実践できるようになることを目標とする。理論で は、生活習慣病予防のための運動や健康のために必要な体力などに関する講義だけでなく、 現在の自分の体力を知る体力測定も行う。また、バドミントン、ターゲットバードゴルフ、ソフトバ レー、ペタンクなどの各種の運動の実践を通して、運動の楽しさを味わうことができるようにす るとともに、体調の管理、体力の向上をはかり、健康や体力の維持増進に役立てていく。 学校教育現場において、効果的な教材作成や提示の手段としてのコンピュータ利用は今や 必須のスキルである。 本講義においては、まずコンピュータ操作に習熟するために、ワード、エクセル等のアプリケー ションを駆使してグラフィカルな教材を効果的に作成する技法を身につける。 またこれに並行して、インターネットメールやweb情報検索の基礎、および情報モラル、メディ ア・リテラシーに関する知識を盛り込みながら、情報のトータルな理解を目指す。 情報リテラシーⅡ(応用) 「情報リテラシーI(基礎)」で習得した技能をもとに、さらに高度なスキルの獲得を目指す。 まず、web情報検索および他のアプリケーションを駆使して作成した教材を、パワーポイントに よるプレゼンテーションとして効果的に提示する技法を学び、次に、作成したプレゼンテーショ ンをもとにwebページを作成、FTP等を用いて公開する技法を学ぶ。またこれらの過程を通し て、web情報に対する知的財産(著作権物)としての認識と情報セキュリティへの意識を明確に もち、良識とスキルを兼ね備えた情報消費者・提供者となることを目指す。 統計学 本講義では、初めに、与えられたデータの特徴を知るための基本的な手法である、平均値、 分散、標準偏差、偏差値、度数分布表、ヒストグラムなどの求め方と、2つのデータ間の関係を 知るための相関図、相関係数、回帰直線などを学習する。次に確率変数と確率分布について 解説し、正規分布、二項分布、ポアソン分布、カイ二乗分布とその応用について学習する。最 後に母数の推定及び独立性の検定の概念やその具体的手法の解説を行う。 心理学 日常生活では、科学的な方法論を用いない心や行動の法則性が流布し、それに伴い学問と しての心理学も誤解されることが多い。心理学とは、多様で複雑な心と行動を細分化し、それ ら1つ1つの法則性、関係性を科学的に解明することを試みる学問である。その手法は実験や 調査であり、得られた結果には客観性、再現性が求められる。本講義では、我々にとって非常 に身近な心と行動の問題についての、心理学の基礎的な研究をテーマごとに概説する。 本講義の到達目標は、以下の2点である。本講義の到達目標を達成する過程で、学問として の心理学の奥深さ、面白さに触れてほしい。 1. 心理学で取り扱う主要分野を概観し基礎的な知識を得ること 2. 心理学における科学的な考え方を理解すること 1 備考 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 コミュニケーションの心理学 人 生涯学習論 間 の 理 解 教 養 科 目 改正教育基本法には、国民の一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができ るよう、生涯にわたって、あらゆる機会と場所において学習でき、その成果を生かすことのでき る社会の実現が図られなければならないと、(生涯学習の理念)が謳われている。本講義では 生涯学習を支援する施設・組織の職員が必須の素養として求められている基本的知識並び に理念を探っていきたい。 人権とは、人が生まれながらにして持っている権利である。これは、個人の尊厳に根ざした考 え方である。しかし、現実の社会生活では、個人の尊厳が脅かされる状況が多々ある。本講義 では、毎回、具体的なテーマを設定し、社会における差別の現状についての認識をもつととも に、問題解決のために教育が果たす役割について検討していくこととしたい。 人間と法 法は、人々が安心して生活を送ることができるようにするための規範であるといえる。それゆ え、私たちは法とのかかわりで毎日の生活を送っていることになる。本講義では、人間と法との かかわりについて、具体的なテーマを設定し、検討していくことにしたい。 数学 本講義の目的は数学が非常に身近なものであることの認識を深めることである。 はじめに身 近な話題として、無限に多くあるものの比較はどのようにするか、どのくらい大きな素数が知ら れているか、コンピュータはどのくらい早いか、一筆書きとグラフなどの話題を歴史を交えなが ら紹介する。次に現在使われている暗号の数理について解説する。これには誰でも理解でき るやさしい数学が使われている。最後に行列を利用して図形の対称性について解説する。対 称性についてはいろいろな考え方があるが、数学や物理学などにおいては重要な概念であ る。 必要に応じてプリントを配布し、それに基づいて講義を行う。また講義の理解を助けるために、 講義時間内に問題演習を行う。 この授業では物理学の初等的概念を、自分で式の導出ができることを目標として講義する。 物理学は数学の理解と一体となっており、主な項目として、①数学的準備 ②力学 ③弾性体 と流体 ④電磁気学 ⑤熱力学と統計力学 ⑥量子力学 生命活動は多種多様な生体分子に支えられている。近年、遺伝子をはじめ、体の中で重要な 働きをしている分子に関する知見が増大してきている。このような現代生化学の発展を踏まえ て、本講義では生命活動の基本となる細胞内の生化学的な働きや、様々な生体分子の構造 と機能について講義する。そして、疾病や栄養と密接に関連させた内容をもって生化学の理 解を深めさせる。 合理的でかつ柔軟な自然科学の思考法を養うために生物学の基本諸原理を習得する。地球 上にはさまざまな生物が住んでいる。それらは大きさ、形あるいは行動様式において甚だ多様 性に富む。一方、体を構成している物質や遺伝情報伝達のルール、あるいはエネルギー獲得 の機構など生命現象の基本部分はおどろくほど統一的であり、大腸菌からゾウに至るまで共 通の原理によって支配されている。多様性と共通性はどう繋がりをもつのであろうか。「進化」を キーワードとして論議しよう。 生化学 自 然 の 生物学 理 解 備考 本講義の目的は、主として社会心理学の立場から、対人コミュニケーションを理解することであ る。人は本来、社会的な生物であるので、自己と他者の関わり方の法則を理解することも人の 心を理解するために重要である。我々がどのように意思の伝達を図っているのか、他者とどの ように関わっているのか、といった日常の疑問に対して、科学的な手法を用いて回答してきた 心理学研究の意義と価値を考察していただきたい。なお、対人コミュニケーションを理解する 上で、その主体、すなわち自分自身に対する理解も重要であるため、本講義では自己の仕組 みや特性に対する理論も併せて紹介する。本講義の到達目標は、以下の2点である。 1. 社会心理学の研究手法を用いた、対人コミュニケーションの基礎的な研究を理解すること 2. よりよい人間関係を構築する礎となる知識を身につけることで、自身の対人関係のあり方 を再考すること 人権と教育 物理学 社 会 の 理 解 講義等の内容 食育論 人間が心身ともに豊かな暮らしを営むためには、食生活のあり方が大きな役割を果たし、「食」 が人間の心身の健康に必須である。この授業では、平成17年度に制定された食育基本法を ベースに、現代の食の問題点を踏まえ、食生活に関する基本的な理解を深め、高い見識を もって健全な食生活を実践できる力を身に付けることを目的とする。 地球環境と生活 地球環境問題は、私たちの今と未来に関わる重大な問題である。本授業は、地球環境問題を オムニバス方式 具体的に認識・理解し、何を為せばどうなるかを予測できるだけの知識と意識と方法を身につ けてもらい、適切な実践行動ができる人になって頂くことを目標とする。特に、本授業は、国連 主導のもとで2005年から世界中で進められているESD(持続発展教育)を取り入れ、持続可 能な社会づくりのために国際社会が環境面でどういう取り組み、人づくり、地域づくりをしてい るかを学び合える授業にしたいと考えている。 日本国憲法 1947年5月3日に日本国憲法が施行されてから、すでに60年が経過した。戦後復興、経済発 展、IT時代の到来など、この半世紀で我々の生活は大きく変わった。しかし、憲法を取り巻く 状況、憲法を支える状況が変化しているにもかかわらず、日本国憲法は一度も改正されること なく現在に至っている。本講義では、そのような問題意識を持ちながら、われわれの日常生活 での具体的な事例に照らしあわせ、21世紀の日本国憲法のあり方について考えていくことにし たい。 2 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 講義等の内容 社会学 社会学は,何気ない日常に目を留め,日常を疑い,日常に埋め込まれた様々な事実を再発 見する思考技法の一つである。この思考技法の習得は,変動著しい社会にあって,その潮流 を冷静に見極め対処する上で極めて有用となる。 本講義では,我々が日常的に経験する様々な事象の成立や構造を理解するための“健全な 懐疑心”の開発を目指す。 歴史学 日本・西洋・東洋の各歴史を、小・中・高等学校時代に学んできたはずである。しかし、歴史は 歴史的事項[事件名・人物名・年号など]を頭から記憶する科目であると思い込み、歴史を苦 手にしている人のための歴史学入門講座である。 本講義では、歴史学の概説であるので“教養としての歴史学”言い換えれば基礎的なレベル [=学ぶ楽しさを通して]を第一義的の目的とし、あわせて学生の教員採用試験対策を織り込 んだものとする。 岡山学 岡山で学ぶにあたり、岡山そのものをよく理解することが、充実した大学生活をすごすために は大切である。ここでは、岡山の自然と歴史、人物、産業、文化等について学び、岡山に関す る知織と理解を深める。本講義はこのように岡山を多角的な視点から検討・理解することで、保 育者・教育者に要求される「地域の自然や文化を教育に生かす」ための資質能力を養う。 政治・経済学 現代経済を理解するために役立つ経済学の基礎を、特に多くの人々にとって最も関心がある と思われる雇用と賃金との関係に焦点を置いて勉強する。現在の世界には対立するいくつか の経済学が存在する。たとえば、雇用(賃金、所得格差)をめぐっては、実質賃金を引き下げる と雇用が拡大すると主張する新古典派理論と、そうした理論は現実離れした仮定に立ってお り、成立しないというポスト・ケインズ派理論とが対立している。この講義では、現実世界の経済 を理解するために、主に後者の立場から、現代経済のしくみや制度(市場、企業、家計、政 府、金融、外国貿易など)を説明する。 現代世界の地理的な諸課題を地域性を踏まえて考察し、現代世界の地理的認識を養うととも に、地理的な見方や考え方を培い科目目標、国際社会に主体的に生きる日本人としての自 覚と資質を養う。地域の自然環境と社会環境について、世界的視野で大観し、文化地理的環 境と人びとの生活・文化を関連づけて考える視点や方法について理解する。 社 会 の 理 解 地理学 時事問題 教 養 科 目 日本の伝統文化 フレッシュマンセミナー キャリアディベロップメント キ ャ リ ア プ ラ キャリアデザイン ン ニ ン グ キャリアサポート インターネット、テレビ、新聞などのメディアは、毎日、政治、経済、社会などさまざまなニュース を伝えており、私たちは、そうした時事問題に関する多くの情報を享受している。時事問題は 広範囲にわたっており、これらを理解するためには、問題を整理し、基本的な事柄を理解し、 その上で時事用語を学ぶ必要がある。この授業では、時事問題を理解する上で重要な日本の 政治、経済、社会などの基本的な流れと枠組みについて説明し、それぞれのニュースの背景 や意義、使われている用語について解説し、時事問題を全体として自らの問題として理解でき るようにする。 私たちは、縁あって日本に生まれてきた。しかし、戦後の学校教育においては、日本の伝統文 化についてほとんど学ぶことがなかった。教育基本法の改正で、伝統文化を尊重する教育が 復活した。歴史・伝統文化は私たちの父祖の足跡であり、これを継承・発展させることが私たち の義務である。授業では、日本の歴史を民族の生命の流れとして受けとめ、それを縦糸にして ながら、歴史に裏打ちされた伝統文化を捉え、その象徴的なものを取り上げて講義するととも に、私たちが、歴史・伝統文化の橋渡し、継承者であるとの自覚を持つことを目標とする。 大学4年間の学生生活は、その後の人生に大きな影響を与える。この4に年間をどのように生 共同 きるのか、学生一人ひとりが責任もって社会人として成長するための助言・指導をおこなう。本 時では、基礎基本教育の徹底をおこない、基礎基本の学力、日常生活を管理し自己コント ロールができる自主自律した学生の育成を目指す。また、読むこと、書くこと、聞くこと、伝える ことの4つのスキルの獲得を狙う。 「就職」は、生活の安定や社会貢献など、豊かで人間らしい生活を送る上で重要な意義をも 共同 つ。本講義では社会人として社会の中でどう生きていくのかを考えながら、求められているスキ ルについて分析し、身につけていく。教員およびゲストスピーカーによる「仕事」の意味や仕事 の適性、求められる能力について講義から、必要な社会人基礎力について学んでいく。さらに は、次の進路に向けた「ビジョン」を明確に持ち、実現に向けての具体的な課題を設定できる ことが、この授業の到達点である。 卒業後の人生を実りあるものにするためには、きちんとしたキャリアプランを立て、早期から準 備に取り組む必要がある。前期は進路別の就職活動の基本的スケジュールを理解するととも に、自己理解、職業・仕事の理解を通じ、自身の目指すべき方向性を明確にする。後期は、就 職活動で必要なビジネスマナー、自己分析、業界研究、面接対策などについて実践的に学 習していく。教職志望者については、求められる教師の姿や論作文、面接、討論の方法等を 実践的に学び、教員としての資質を伸ばしていく。 進路別に対策を実施し、それぞれの希望進路への内定を目指していく。 また、卒業後、社会人として活躍するための心構えや、ビジネスの現場で必要とされるビジネ ススキル、マナーを修得し、即戦力として活躍できる力を身につける。 教員志望者については、採用試験の応募書類の書き方、論作文や面接、集団討論や場面指 導、模擬授業の方法等を具体的に学び、教員としての実践力を身につける。 3 備考 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 基礎ゼミナールⅠ 教 養 科 目 キ ャ リ ア プ ラ ン ニ 基礎ゼミナールⅡ ン グ 講義等の内容 本ゼミナールは、体育学科の教育方針及びカリキュラムを理解し、学業と部活動を両立できる よう、様々なアドバイスや共同討議を行っていき、心豊かでたくましい社会人になれるよう教育 していく。大学生としての生活習慣の確立、人間性や社会人基礎力の育成を目標とし、大学 における学びの基礎を培うことを主旨とする。 基礎ゼミⅠで学んだ事をもとに、スポーツに関わる多くの局面(スポーツの特異性、競技にお ける動きの特異性、技能・技術と適応性、人間性、社会人基礎力等)について観察し、それぞ れの事象について考察、ディスカッション等をおこなうことを通じてスポーツに関する実践的な 知識を得る。そして、その獲得した知識を専門分野にいかすために検討・討議を行い、体育学 科学生としての素養を身につけると共にスポーツを通しての人間形成を目的に授業を行う。 4 備考 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 体育原理 体育心理学 運動生理学Ⅰ スポーツ栄養学 講義等の内容 人は何故に運動・スポーツに熱中するのか、運動欲求とその充足、スポーツの本質、また様々 に派生するスポーツの課題などについて探究し、現代社会における運動・スポーツの意義を 社会文化的側面から捉える。また運動の必要性とスポーツ教育としての意義について考察す る。最終的には、スポーツとは何か、体育とは何かということを自分の頭で考えられるようになっ て欲しい。 「心・技・体」という言葉に表されるように、身体活動を主とする体育・スポーツにおいても心理 面への取り組みは大事である。パフォーマンスの発揮や効率的なトレーニング、運動・スポー ツの継続や指導など様々な場面で心理学的知見が役に立つ。そこで本講義では、運動学習 理論、モチベーションの心理、パーソナリティと集団、パフォーマンス発揮を中心として体育・ス ポーツの実践、指導場面で役立つ体育心理学の基本事項を習得することを目標とする。 運動生理学は、運動によってからだにどのような応答および適応が生じるのか、その現象とし くみを研究する学問である。本講義では、筋の形態的・機能的な特徴の把握、運動時の代謝 調節、ホルモン分泌や呼吸・循環調節など、様々な観点から運動時の生理的な調節機序の理 解を習得させ、さらに、トレーニングによる骨格筋や呼吸・循環器の適応効果などについて理 解を深めることを目的とする。また、運動生理学の基礎的な理論はもとより、トップアスリートの 特性や高齢者および生活習慣病患者に対する運動効果を十分に理解し、より実践的・実際 的な知識の習得を目指す。 スポーツを行う者において、栄養は、トレーニングや休息とともに、競技力を向上させる重要な ファクターである。本講義では、「スポーツにおける栄養の重要性」についての正しい理解を得 ることを目的とする。具体的には、からだづくりやスタミナ作り、疲労回復など、スポーツ行う上 で必要となる食品(サプリメント)・栄養素ならびにそれらの摂取方法について概説する。また、 スポーツ現場や学生生活ですぐに活用できる食事法やサポートの実例なども紹介する。 障害者スポーツ論 本科目において障害者スポーツの意義および現状を学ぶと同時に、障害者スポーツは障害 のある人の体力の維持・増進、残存能力の向上、障害者に対する理解を促すものであること 及び、リハビリテーションの重要な方法として位置づけられ、近年は個々人の生活を豊かにす るものとしてとらえられるようになってきていることを理解する。 トレーニング論Ⅰ 本講義では、トレーニングの原理原則を理解し、各種体力要因(持久力、筋力、筋パワーな ど)を効果的に高めるためのトレーニング理論や方法論について知識を深め、さらに、トレーニ ング効果の評価法や自らのトレーニングをマネージメント(計画・実践・評価)する能力の育成 を目的とする。具体的には、各種体力要因を効果的に高めるためのトレーニング手段や、その 実施手順、作成上の留意点など、実際のトレーニング現場を念頭においた実践的な体力ト レーニング法について説明する。 体育測定・評価 「体育測定評価」は体育科における目標(生理的・心理的・社会的)に対していかなる教育内 容をどのような計画で実践し、いかにそれが達成されたか評価することである。形態発育や運 動機能の発達、感情制御・情緒の発達、主導性・協同性など社会性の発達について測定をお こない、その結果の評価がおこなわれる。また定性・定量法によって得たその結果を統計処理 し、その結果を目標へと還元する循環システムの形成が「測定・評価」のねらいである。 生涯体育教育総論 経済成長率の鈍化、産業構造の高度化、人口の高齢化など現代社会は成熟期に入るととも に複雑化してきている。それに伴って現代の健康問題は病気や死因にも構造的変化が起こっ ている。したがって健康の維持・増進に必要な、スポーツや運動を実施するうえでの正しい知 識をもつとともに、ストレスなどの生活環境と上手に共存してゆく術を幅広く理解できるように講 義を行う。 発育と発達 本講義では、ヒトの一生である受精から、胎生期、新生児期、乳児期、幼児期、尐年期、思春 期、青年期に至って成熟に達し、加齢に伴って、生体の構造や機能が変容していくライフスパ ン(人の生涯)の発育・発達およびについて、また老化が顕著にすすむ高齢期の衰退に関す る基礎的知識を習得することを目的とする。さらに、発育・発達と年齢に応じた運動、栄養など の生活様式との関係、また遺伝や環境との関係についての知識の獲得を目指す。 体育社会学 現在、スポーツは多様な場面で展開され、もはやそれの存在しない社会や文化が考えられな いほど、強大な社会現象となっている。こうした現代におけるスポーツのあり方やそこから派生 する諸問題などについて、どのように捉え、どのように理解するかは、種々のスポーツ指導者を 目指す者にとって、専門性にかかわる基礎的教養として重要な意味をもっている。本講義では 現代スポーツの文化的側面を主として社会学的な視点から検討する。 体育行政学 体育行政の理論と実際について理解し、望ましい体育行政を実現するための基本原理や性 格をはじめとして、体育行政の任務や組織・制度さらには体育行政についても理解を深める。 例えば、組織について具体的には、中央では文部科学省について、地方では都道府県およ び市町村教育委員会の保健体育関連部局の現状を把握するとともに体育・スポーツの振興 基本計画についても理解する。 専 門 体 基 育 礎 学 科 目 5 備考 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 スポーツ法学 コーチング論 講義等の内容 備考 スポーツ法とは、スポーツまたはそれに関連する事業を対象としたルールを定めた固有の法 体系を意味し、スポーツ法という個別の法が存在するわけではない。本講義では、スポーツ実 定法の他、スポーツ・ルール、スポーツ団体規約、スポーツ精神(条理)等のスポーツ慣習法、 スポーツ判例法、スポーツ条理法によって構成されている。これらの理念体系を総合的に検討 する。 現代は多種多様なスポーツが行われており、その目的もざまざまである。それぞれのスポーツ オムニバス方式 をより楽しむために、あるいは効率よく技術・戦術を習得し、パフォーマンスを向上させるため に、さらには競技会での勝利を目指すためには、体系的な指導を受けることが望ましい。そこ で、現代社会における多様化したスポーツ活動形態とコーチの様々な役割を踏まえた上で、 コーチング実践に関する基礎的な理論を理解し、それらを基に実際のコーチングについての 理解を深めることをこの授業の目標とする。 (オムニバス方式/全15回) (藤本 元/4回) ①コーチングの目的と流れ ②現状の分析と課題抽出 ③コーチング計画の立案 ④コーチング実践と計画修正 (一柳 昇/4回) ①オリエンテーション ②運動の学習過程とそのコーチング ③コミュニケーションスキル ④プレゼンテーション (矢野 智彦/4回) ①現場における実際のコーチング例 ②現場における実際のコーチング例 ③運動と健康の関連について ④スポーツプログラマーの役割について 専 門 体 基 育 礎 学 トレーニング論Ⅱ 科 目 (西口 聡/3回) ①チームのマネージメント ②トレーニングのマネージメント ③大会でのマネージメント 本講義では、マラソン競技トレーニングの基本的な理論、方法論を概観することと並行して、各 オムニバス方式 受講生が普段から関わっている競技におけるトレーニングの内容について、受講生同士で意 見交換する。それらの共通点や相違点から、自分が関わっている競技のトレーニングに関する 具体的な改善策を提案していくとともに、自分がこれまで関連の薄かった競技種目のトレーニ ングについての知識を深めることを目指す。 (オムニバス方式/全15回) (前村 公彦/8回) ①授業の概要、進め方、ルール ②受講生各チームのトレーニングの現状を分析する ③マラソンの競技特性について考える ④受講生各競技種目の競技特性について考える ⑤黒人ランナーが速い理由について考える ⑥受講生各競技種目における日本と海外の違いについて考える ⑦マラソンの競技能力を評価する生理的指標について考える ⑧受講生各競技種目の競技能力を評価する生理的指標について考える (山本 泰明/7回) ①生理的指標の測定を実際に試みる ②マラソンにおける具体的なトレーニングの組み方について考える ③受講生各競技種目におけるトレーニングの組み方について考える ④IPUのトレーニング環境を使った工夫について検討する ⑤受講生各チームのトレーニングについて改善策を発表し、討論する ⑥受講生各チームのトレーニングについて改善策を発表し、討論する ⑦本講義のまとめ スポーツメンタルトレーニング論 あがりや緊張、集中力、リラックス、マイナス思考、やる気の低下、チーム内の人間関係など 様々なメンタル面での問題がスポーツ選手の競技生活やパフォーマンス発揮に影響をおよぼ すことがある。そこで本講義では、競技力向上あるいは実力発揮のためのメンタルトレーニン グの方法について解説し、理解を深めるとともに、各テーマに沿ったメンタルトレーニング技法 の実習を行い、競技場面で活かせるよう体験的に習得することを目的とする。 6 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 講義等の内容 コミュニティスポーツ論 健康や運動に対する関心の高まり、それに伴う地域におけるスポーツ振興など、現代ではス ポーツは人々の暮らしと密接な繋がりを持っている。本授業では地域で展開されるスポーツ活 動の基本的な考え方やその必要性について検討する。特にコミュニティスポーツにおける総 合型地域スポーツクラブの重要性を中心的テーマとして取り扱い、その設立背景・経緯、形成 発展過程を辿っていく。講義をとおして学生には、地域社会におけるスポーツ指導者にとって 必要な資質が何であるかを考えてほしい。 国際スポーツ論 体育(スポーツ)は、国際的に見ると、国情や施策・方針によって、指導のレベルや方法に大き な違いがある。各国の指導方針や教授資料等の解析に基づいて、国際体育論、リーダー論を 学び、我が国のスポーツのあり方や方向性について学生が考える機会としたい。 乳児スポーツ論 スポーツは健康増進、体力向上だけではなく、友達と協力できた喜び、友達から認められた喜 び、努力してできた喜びなどの人間としての豊かな心の基本がスポーツを通して得られる。幼 児はスポーツを遊びとして行っている。「スポーツ遊び」をすることは、健全な心身の発育と、小 学校体育科の目標設定の前提となっている「生涯にわり運動やスポーツを豊かに実践してい くことの基礎を培う」ことを小学校低学年へつなげる第一歩となっている。そこで、幼児期特有 の動きに留意しながら遊びとしてのスポーツの内容や環境構成について論述し、具体的な方 途について考える。 本授業はスポーツイベントの理念と意義を理解するとともに、スポーツイベントと地域形成、現 代社会におけるスポーツイベント政策、プロフェッショナルスポーツの発展過程などについて、 その歴史的・社会的な意味や現代的機能を探求する。また、国際、国内、地域、各レベルに おけるスポーツイベントの事例を取り上げ、その社会的な構造と機能を理解しながら課題を講 述する。またスポーツイベントにかかわる先行研究を取り上げ、その課題を講述する。 専 門 体 基 育 礎 学 科 目 スポーツイベント論 スポーツイベント運営実習 華やかに開催されている各種スポーツのイベントであっても、裏方にまわると様々な問題が山 積みしている。本授業においては、イベントを開催できるまでの諸問題に触れ、その具体的中 身の課題を解決しながら授業を進めていくことにする。前半では体育祭をテーマに企画、運営 を行う。また、後半ではグループごとにイベントを興し、企画・運営を行い、スポーツイベントの マネジメント能力を養成する。 7 備考 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 スポーツリスクのマネージメント 講義等の内容 スポーツの大衆化と高度化の進展に伴い、スポーツ活動が活発となり隆盛をみるにつれ、い オムニバス方式 わゆるスポーツ事故もまた増加傾向を示し、さらに近年の国民の権利意識の高まりと共に事故 責任の追及も厳しくなってきている。本講義においてスポーツ活動のいわば副産物たるスポー ツ事故の近年の傾向を把握し、事故の原因や事故対策について考察し、有効な事故防止策 について理解する。また各競技種目の事故例をあげ、詳しく講述する。 (オムニバス方式/全15回) (永井 純/1回) ①わが国における体育・スポーツ事故の状況 (一柳 昇/2回) ①バレーボールにおける事故の状況(授業中に起きる問題) ②バレーボールにおける事故の状況(クラブ活動等で起きる問題) (山本 孔一/1回) ①ソフトボールにおける事故の状況(授業中に起きる問題) (水口 潔/2回) ①水泳における事故の状況(授業中に起きる問題) ②器械運動における事故の状況(授業中に起きる問題) (降屋 丞/2回) ①サッカーにおける事故の状況(授業中に起きる問題) ②サッカーにおける事故の状況(クラブ活動等で起きる問題) (藤本 元/2回) ①ハンドボールにおける事故の状況(授業中に起きる問題) ②ハンドボールにおける事故の状況(クラブ活動等で起きる問題) 専 門 体 基 育 礎 学 科 目 備考 (矢野 智彦/2回) ①柔道における事故の状況(授業中に起きる問) ②柔道における事故の状況(クラブ活動等で起きる問題) (今野 満/1回) ①剣道における事故の状況(クラブ活動等で起きる問題) (嘉戸 洋/1回) レスリングにおける事故の状況(クラブ活動等で起きる問題) (西口 聡/1回) ラグビーにおける事故の状況(クラブ活動等で起きる問題) スポーツ相談の実際 スポーツ選手や運動を行っている人の心理的な側面の理解を図り、実際に相談支援ができる までの人材育成が本講義の狙いである。そのために、スポーツ・運動を継続するための目的 意識やモチベーションのしくみについて理解するとともに、それを促すための関わり方(行動 変容)の演習を行い、学習を深める。又、スポーツ・運動を行う際に実際起こりがちな心理的な 不安や悩みについて、事例検討を図りその時にどのように話を聴いていき、不安や悩みの解 消に向けたカウンセリング技法についても、実際に相談支援の演習を行い、学習を深める。 運動学 運動学とは、1960年にクルト・マイネルによって上梓された「スポーツ運動学」がその基礎であ り、指導の現場に役立つ統合的な理論として認識されている。人間のスポーツ運動を、自然科 学的側面から分析するのではなく、学習者の主観的な立場を受け入れる人間学的側面から 分析、統合する理論体系である。この授業では、指導の現場では必ず必要となる運動学的な 考察方法などについて理解を深めることを目指す。 8 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 武道指導論 講義等の内容 本講義は、日本の伝統文化である武道を現代において正しくとらえ、将来に正しく伝承してい オムニバス方式 くことを目的とする。柔道及び剣道の指導方法論についての理解を深め、指導者や保健体育 科教員を目指す上で必要となる知識を身につけるとともに、武道の特性を踏まえて、武道を正 しく習得させるための心構えについても講義の中で取り上げる。 (オムニバス方式/全15回) (矢野 智彦/7回) 柔道の指導方法論についての理解を深め、指導者や保健体育科教員を目指す上で必要とな る知識を身につけるとともに、特性を踏まえて、正しく習得させるための心構えについて学ぶ。 (今野 満広/7回) 剣道の指導方法論についての理解を深め、指導者や保健体育科教員を目指す上で必要とな る知識を身につけるとともに、特性を踏まえて、正しく習得させるための心構えについて学ぶ。 (矢野 智彦・今野 満広/1回) 総論(武道全般について) 体 育 学 動きの発達とスキルの獲得 ジュニアスポーツの指導者は、その対象となる幼児・児童・生徒の運動動作発達の過程を熟 知する必要がある。それは円滑な技術習得(スキルの獲得)の指導のためだけでなくスポーツ 障害を未然に防ぐことにもなる。また、動作獲得のプロセスを学ぶことは、指導者にとって重要 な観察眼を養う事にもなる。 本講では、発育発達段階に応じた動きの発達とスキルの獲得の過程を学ぶ。つまり、基礎的 動作に始まり高度なスポーツスキルの獲得にいたるまでの運動学習について、年齢、スキルレ ベルに応じた運動・スポーツ指導の方法学び、指導者としての心構えを理解する。 運動遊び・ゲームの実際 多くのスポーツ活動は、「あそび」から始まり、やがてスポーツ、競技スポーツへと発展する。そ の一連の過程で、子どもが活動そのものに興味関心、面白さ、楽しさを体感でき、夢中になっ て遊ぶことで、スムーズに多様なスキルが獲得できるようにならなければならない。そのため、 指導者(教員も含む)課せられた課題、つまり教材を工夫して提供することは重要である。反 面、いかに安全にスポーツスキルを獲得させるかも重要な課題である。本講は、学生が互いに 指導者と子どもの役割を務める実践型模擬授業形式をとり、実際の場面で必要な指導方法論 を学んでいく。 健康管理概論 高等学校で生物の履修がない学生にも理解可能なように生物学の基本的事項からはじめて、 他の関連する講義の足がかりとなるよう講義する。また、自分自身の健康状態を把握し、より いっそうの健康に関心を抱き、健康管理概論のベースを理解することを目的とする。医学は大 きく分けて、病気の人と対峙し、病気の治療を目的としている臨床医学、生物学を基礎に、病 気の病因・病態を解明することを目的としている基礎医学、主として集団としてのヒトを対象に した社会医学からなる。 さらにこれら3つの分野についても概説するとともに今日的なトピック的事項を概説する。 健康科学概論 現代社会における健康諸問題(個体側面と社会側面)と健康阻害要因について探求する。各 ライフステージにおける健康課題について掌握し、健康な生活習慣の形成、また健康を維持 増進する方法やその課題について学習する。また、インターネットなど各種の資料蒐集によっ て現代社会の健康課題の認識から課題解決に向けて、デイベート法などによって確かな健康 観と健全な生活習慣の構築、健康な社会の実現をねらう。 専 門 基 礎 科 目 健 康 科 学 フィットネスプログラム論 トレーニング演習 備考 子どもの体力低下の深刻化や超高齢社会を迎えた現在、生活習慣病に罹る人々が増加して いる。様々な年齢層、健康状態に応じ、楽しく続けられる効果的なフィットネスプログラムを提 供していくことが指導者に求められている。本講義は、各年齢層に応じた健康づくりにおける 運動・身体活動の重要性を認識し、フィットネスプログラムの基礎知識を理解することを目的と する。 競技力向上のためにトップアスリートたちは継続的にトレーニングを実施している。一方で健康 の維持増進を目的とした運動に関する関心も年々高まってきている。このような背景からより専 門的なエクササイズやトレーニング方法、測定・評価、安全管理などを正しく実践できる指導者 の存在が必要とされている。本講義では、運動生理学・スポーツバイオメカニクス・トレーニング 理論などの専門教科をもとに、幅広い競技レベルに対応できる指導力の習得を目的とする。 9 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 解剖学Ⅰ 医学概論の講義内容を基礎にヒトの体について、主としてハードウエアの面からの理解を深 め、他の教科の基礎となるようすることを目的とする。 医学は正常状態の理解のうえに異常な 状態を理解する学問として発達してきた。 正常状態の理解には解剖学は生理学、生化学とな らんで必須である。 後に学ぶ病理学やスポーツ生理などの理解のために重要と思われる事項 を重点的におこなう。 解剖学はややもすれば暗記するだけに終始しがちであるが、理解をし て後の科目の役に立つ講義をめざしたい。 生理学Ⅰ 生理学は正常な人体の機能を学ぶ学問である。生理学で学ぶ内容は二つに大別され、その 一つは生命維持に関する機能、例えば呼吸、消化、循環などであり、他の一つは外界の情報 に素早く反応する機能、例えば運動、感覚、思考などである。これらの機能を担っている単位 は細胞である。この為、最初に細胞の機能に関して講義をする。次いで、様々な生理機能を、 諸君が気付かないで行っている日常的な行動などと関連させて講義する。これらの講義を聴く 事により、情報伝達、運動、呼吸、消化等、様々な生理機能を担うメカニズムを理解する。 病理学Ⅰ 解剖学、生理学で学んだ正常人体の構造機能の理解のうえに病的状態における形態変化と 病態生理学を理解する。 本来的にヒトは自然治癒力をもっており、多くの病気、疾患が発症するが自然に治癒する。と ころが、治癒力を上回る、内的および外的因子の影響により、さらに悪化する結果となり、病気 が進行し、合併症とかが併発する。どのような条件によって病気が進行していくかを理解する。 講義の前半は総論的事項を中心に概説し、後半は各論的事項に言及する。 トレーナー論 近代競技スポーツのハイレベル及び専門化に伴い、アスリートたちを取り巻く環境が変化して いる。科学的な根拠を基にスポーツ現場で実践できる指導者・コーチをはじめ、スポーツドク ター、運動生理学者、管理栄養士らによるサポート体制がトップアスリートだけでなく一般競技 者の間でも求められるようになってきた。 同時にアスレティックトレーナー(AT)の果たす役割も 重要になっている。 本講義では、AT活動に関する専門領域の基礎知識および技術を正しく理解することを目的と する。 講義内容は特に将来アメリカ留学を希望する学生に参考となるように特定専門用語な どの説明は英語を用いる場合もある。 リハビリテーション(以下、リハビリ)は“全人間的復権”と理解され、失った機能を回復・代償さ せることで、人間の「人間らしく生きてゆく能力の回復」を目的とする。その中で“スポーツ傷害” に対するリハビリは「スポーツ活動への復帰」を目標とするため、アスレティックリハビリと呼び、 実際のスポーツ現場へ直接つなげる重要な役目を持つ。 本講義では、アスリート及び指導者に必要なアスレティックリハビリの基礎知識を習得し、アス レティックリハビリの流れ、内容、方法を理解し、現場での練習や選手指導に役立てることを目 的とする。なお講義内容は将来アメリカ留学を希望する学生に参考となるように専門用語など の説明は英語を用いる場合もある。 アスレティックリハビリテーション論 専 門 基 礎 科 目 講義等の内容 健 康 科 学 スポーツ障害論 スポーツ心理学 スポーツと食事 スポーツバイオメカニクスⅠ スポーツにおける様々な傷害・障害を外科的・内科的な面より包括的に講義する。また、傷害・ 障害の発症原因より、それらの予防、処置等について論述し、これまでに学んできた体育・ス ポーツに関する知識を統合して、現役としてのスポーツ活動や将来のスポーツ指導者として、 スポーツ活動のあり方を考えながら、実践面でのスポーツ活動に資することを目的として講述 する。 スポーツをすることによって学べることは、スポーツの世界だけで完結すべきものではない。社 会生活や人生につながる普遍性はたくさんある。これまでスポーツに関わり、そしてこれからも スポーツに関わり続ける者として、スポーツから学べることについて再確認し、それらに対する 自らの持論を対話の中で深く掘り下げて見直し、今後の具体的な実践につなげていけるよう になることを目指す。 本講義ではコンディショニングにおける食事・栄養摂取の重要性について理解し、競技特性 の異なるアスリートの日常的な栄養ケアができるようにする。また、栄養欠陥による疾病の予防 や様々なトレーニング状況に応じた栄養ケアをできるようにする。さらにアスリートに対するサプ リメントの正しい選び方と使用法について理解し、管理栄養士と連携した栄養ケアができるよう にする。 「スポーツバイオメカニクスとは、力学、生理学、解剖学などの基礎知識を活用して、身体運動 のからくりをよりよく理解するための応用学である」と定義されている。本講義では、先ず、力 学、生理学、解剖学などの基本的な知識について論述する。次に、人の最も基本的な動作で ある直立二足歩行から各種スポーツについて、身体運動を発現させる骨格筋の収縮時に発 生する電位変化を記録した筋電図により、それぞれの動作の技術的特徴と、得られた結果の 学習指導への適用について論述する。 スポーツバイオメカニクスⅡ 「スポーツバイオメカニクスとは、力学、生理学、解剖学などの基礎知識を活用して、身体運動 の仕組みをよりよく理解するための応用学である」と定義されている。本講義では、力学・生理 学・解剖の基本的な知識について再度論述し、スポーツ分野における様々な身体運動を、 様々な測定方法によって客観的に解析することにより、優れた運動の仕組みや障害の状態を 理解し、問題点を見出してその改善策を研究する。 予防とコンディショニングⅠ コンディショニングの要素である傷害発生要因について理解し、その評価法を学び、コンディ ショニングを意識したトレーニング計画の立案、アドバイスができるようになる。 10 備考 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 予防とコンディショニングⅡ 本講座では、様々なコンディショニング方法について、講義での解説と実技実習を通して、ア スレティックトレーナーの実践の場で様々なコンディションにング方法を指導できるようになるこ とを目指す。 予防とコンディショニングⅢ 本講義では、様々な競技スポーツの特性に合ったコンディショニングコンディショニングプログ ラムを立案できる能力を獲得できることを目指す。また、コンディショニングの要素、評価を通し て、傷害予防の方策を見出し、スポーツ現場の環境整備を推進できるようになることを目指 す。 運動学の基本形である筋骨系解剖学、神経筋生理学、バイオメカニクスのそれぞれを理解す ることにより、正常な人間の運動を基本的知識を理解し、運動解析を行う基礎、特に、身幹・下 肢機能や歩行などの学習・理解を深化させる。 運動学特論A 運動学特論B 姿勢や上肢機能について、運動学的な基礎事項を学習し、観察法・分析法を修得する。ま た、運動動作に関わる生体の構造と機能を筋骨系解剖学、神経筋生理学、バイオメカニクス の応用編として、それらの理論、動作分析における記載方法や運動学習に関する知識学ぶ。 公衆衛生学Ⅰ 公衆衛生学は、地域社会さらには国民全体の健康増進、疾病の予防のための学問である。一 次予防,二次予防および三次予防の理論に基づき,環境諸要因が健康あるいは社会生活に 及ぼす影響について理解を深め,疾病予防や健康増進へのアプローチの方法等,保健予 防・医療に関する知識を習得する。学習の目標は公衆衛生の意義を認識しその方法論に習 熟し、且つ保健、医療、福祉等について基礎的な理解をする。 解剖・生理学実習 この実習では解剖学と生理学の講義で習った、正常なヒトの体の構造と機能を、骨モデル、顕 微鏡と計測機器を使って実際に自分の目で観察し、計測して理解し、その過程で医学・生物 学的なものの考え方を身につけることを目的とする。本実習は解剖学分野、組織学分野と生 理学分野に区別される。本実習はスポーツ系の学生を主たる対象とするため、前半の解剖学 分野ではヒトの骨モデル使用し、人体の支柱となる骨格、骨を連結する関節とその関節の運動 に関与する筋を中心に理解を深める。さらに、それらの構造が触診できるように体表解剖学を 修得する。組織学分野では色々な生理機能を発現する構造を顕微鏡で観察し、構造と機能 の密接な関係を理解する。生理学分野では心臓や筋の運動機能の測定を中心に、感覚器と して働く皮膚の機能なども理解する。 柔道整復術および柔道整復師の沿革を示し、日本固有の伝統医療であることを学ぶ。また柔 道整復師と柔道の関わりに対する歴史的背景を知り、柔道整復術が中国の整復法を元に、日 本の柔術家により発展的に工夫されたものであることを学ぶ。しかし、その医学的基礎は東洋 思想を基にした医学(東洋)にあるのではなく、あくまでも客観的理解を基にした西洋医学で成 り立っていることを知る。それゆえ柔道整復術の現代的な意義は、近代医学の基礎である分 子生物学的理解が行えてこそ、チーム医療や代替医療としての存在価値があり得ることを学 ぶ。ヒトの体の形態、生理、病理を組織学的粒子の世界で学ぶことで生命観を新たにし、グ ローバル社会における柔道整復の業務範囲や医療倫理のあり方を考えさせ、医療の一分野 であることを認識し、医師を始め多くの医療職との医学的科学的連携を取ることの必要性を学 ぶ。 また、総論では保存療法としての柔道整復術の歴史的独自性の理解し、近代医療における柔 道整復は、運動器の損傷や障害に対して、人体に加わるカ、身体の基礎的状態、損傷時のカ の加わり方などに対し、急性損傷と亜急性損傷があることを学び、保存療法を行う上で、柔道 整復独特の合理的捉え方がなされていることを知る。すべての科目で分子生物学的理解を基 に、常に科学的疑問を持ちうる必要があることを学び、日進月歩の医科学に常に追従できる 学問的基礎を養う。 基礎柔道整復学Ⅰ(総論) 専 門 基 礎 科 目 講義等の内容 健 康 科 学 基礎柔道整復学Ⅱ(骨折) 臨床に直結する骨の形態、機能の捉え方を学ぶ。その上で骨損傷の分類、症状、合併症に ついて学び、小児骨折・高齢者骨折の違いを知る。整形外科での治療ガイドラインを基準にし た各骨折の治癒日数、治療経過、予後を学び、更に伝統的柔道整復独特の骨折治療法につ いて組織学的・分子生物学的に学び硬組織の組織学的理解と、修復に対し分子生物学的に 理解する。各論において頭部、脊椎、上肢、下肢に分け、保存療法の適応、不適応を明確に して全身の骨折について学ぶ。また小児の骨折と成人の骨折の違いについ学ぶ。 基礎柔道整復学Ⅲ(脱臼) 保存療法の適応のみならず、外科的適応の脱臼を含め、臨床において起こりうるすべての脱 臼について学ぶ。単に整復法を学ぶのではなく、なぜ脱臼するのか、脱臼することで関節周 囲の軟部組織にどのような影響があるのかを組織学的根拠を基に近代科学的に学ぶ。特に 反復性脱臼の成因について、関節軟骨、線維軟骨の修復特性について詳細に学び、柔道整 復術の適応範囲を明確に理解する。各論としては、全身の関節脱臼を学ぶが、特に指関節脱 臼の外科的適応の解剖学的理由、肩関節脱臼が反復性になりやすい理由、膝蓋骨外側脱 臼・亜脱臼症候群と下肢の形態の関係など、一度、脱臼するとその後終生問題となりうる組織 学的根拠を熟知する。特殊な脱臼として、関節の数か所において腱脱臼があることを学び、初 期処置を誤ると外科的処置が適応になることを学ぶ。 急性捻挫と亜急性捻挫の概念を理解させ、柔道整復でいうところの捻挫は、単に靭帯損傷だ けに限らないことを学ぶ。関節包靭帯と、関節包から独立した靭帯の損傷は発生学的にも組 織学的にも異なった靭帯であり、その治癒機序も異なっていることを学ぶ。日常生活、スポー ツ、仕事場で生じやすい捻挫について、組織学的に学ぶことで、保存療法としての柔道整復 術の適応範囲を明確にする。特に細胞外基質における膠原線維、弾性線維の修復に対する 線維芽細胞と周囲のその他の細胞との分子生物学的関係について深く学ぶ。各論において は、捻挫を生じやすい部位である顎関節、頸部、腰部、手関節、膝関節、足関節について、特 に深く学ぶ。外科的処置が必要な理由を組織学的に知る。 基礎柔道整復学Ⅳ(捻挫) 11 備考 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 専 門 基 礎 科 目 授業科目の名称 講義等の内容 備考 基礎柔道整復学Ⅴ(軟部組織) 軟部組織損傷は、柔道整復の臨床においてもっとも多い損傷といえる。近年、画像診断機器 の発達により、軟部組織の病的状態を可視化することが可能になってきている。解像度や分 解能が高まったことから、これまで触診・視診に頼っていたが、客観的定量的に示せるように なってきている。このような医療の現状に追従した軟部組織治療学を組織学的視点から学ぶ。 細胞外基質のおける線維性組織損傷に伴い、同時に血管や神経も損傷することから、軟部組 織損傷に対する柔道整復は、それら多くの組織間・細胞間の分子メカニズムを考慮しなけれ ばならないことを学ぶ。腱損傷や腱断裂(たとえばアキレス腱、上腕二頭筋腱、指の腱など)もこ の教科で学ぶが、その治癒過程は外科学における創傷治癒過程の分子メカニズムが基本と なっていることを学び、柔道整復師が行ってきた保存療法を科学的に理解させ、自然治癒力 のメカニズムについて学ぶ。 スポーツ健康論 健康は人類にとって何よりもかけがいのない幸福である。 健康と病気は連続スペクトル上の事 オムニバス方式 象で、ある時点から健康で、ある時点から病気ということはない。多くの病気、疾患において境 界型(正常と疾患の中間型)が存在する。自然治癒力を高め、医学的治療に頼らずに、スポー ツによって、健康を維持、増進したり、境界型の状態を正常に戻すことは重要なことである。 し かしながら、スポーツによって障害を起こすことも尐なからずある。健康にとってスポーツは両 刃の刃である。 本講義においては健康とスポーツの関係を正しく理解するとともに、スポーツ による事故に対する対応を理解する。 健 康 科 学 (オムニバス方式/全15回) (石原 和泰/8回) ①スポーツと健康の関係についての概略 ②健康診断結果の読み方 ③健康診断結果の効果判定 ④運動のためのメディカルチェックについて ⑤基礎と記録法 ⑥運動負荷試験の実際 ⑦負荷心電図の実際例 ⑧呼吸器疾患、循環器疾患の運動療法 (古山 喜一/4回) ①身体活動の算定方法と、実際の例、METSの理解 ②生活習慣病に対しての運動処方 ③服薬者に対する運動処方 ④運動処方の実際の例 コ ア 科 目 健 康 運 動 分 スポーツ健康実習 野 (杉田 郁代/2回) ①行動学の基礎と運動行動変容について ②運動行動変容の実際の例 スポーツと健康論を受け、実践的力をつけるため、実習形式で理解を深め、自らの健康を増 進するとともに、スポーツ事故に対する対応を身につける。 (オムニバス方式/全15回) (古山 喜一/10回) ①身体活動量の測定法の実際(生活時間調査) ②身体組成の測定 ③ケーススタディー1,2 ④ケーススタディー3,4 ⑤ケーススタディー5,6 ⑥ケーススタディー7,8 ⑦ケーススタディー9,10 ⑧ケーススタディー11,12 ⑨高齢者の体力測定法の実習1 ⑩高齢者の体力測定法の実習2 (河合 洋二郎/4回) ①正常心電図 ②負荷心電図 ③呼気ガス分析、乳酸値 ④最大酸素摂取量の測定 (杉田 郁代/1回) ①行動変容プログラムの実習 12 オムニバス方式 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 介護演習 運動障害と予防および救急処置 運動は健康維持や増進に非常に貢献するが、その一方でそれ自身危険を伴う行為でもある。 運動を契機に障害の発生する場合がある。障害の発生機序を理解し、その予防を合わせて理 解する。また、本講義は後の科目(スポーツ健康論など)の役に立つ講義をめざしたい。 アスレティックトレーナーの役割 本講義では、まずスポーツ環境におけるアスレティックトレーナーの役割を具体的に示しなが ら、日本体育協会公認アスレティックトレーナー養成の歴史的背景や趣旨、設立に至った背 景を紹介する。そのうえで、アスレティックトレーナー業務を組織的に運営していく方法、コー チ、スポーツドクターなど様々な分野の専門家と連携を取って選手をサポートしていく方法な ど、アスレティックトレーナーが現場で活動する上で必要な知識の養成を図る。 保健体育科指導法Ⅰ(基礎) 中学校保健体育科の教科目標・内容について論述し、理解を深める。今、学校教育現場での 問題点として、スポーツ好きの体育嫌いがあげられる。これは授業外で身体を動かすこと、ス ポーツをすることは好きであるが、体育の授業を受けるのは嫌いであるということで、授業実施 者には、教授方法や授業計画へのより一層の工夫が求められる。そのような観点から、保健体 育科指導法I(基礎)では授業実践の基礎的知識として、運動領域の編成および各運動領域 の内容を理解するとともに、器械運動領域を例として授業実施者としての工夫について解説 する。 本講義では、アスレティックトレーナーが行う、選手の動作の運動学的観察、スポーツ障害の 評価、原因の同定、アスレチックリハビリテーションなどのトレーナー活動に最低限度必要な人 体の構造と機能について理解する。そのために、運動器の骨、筋、靱帯、関節、神経支配と身 体活動とを関連づけて学習することをねらいとする。 運動器の解剖と機能Ⅰ ア ス レ テ 運動器の解剖と機能Ⅱ ィ ッ ク ト 救急処置 レ ー ナ ー 分 野 健康管理とスポーツ医学 備考 介護に関する基本的理念及び専門知識を修得し、介護展開理論を学ぶ。介護の対象となる オムニバス方式 人々についての理解を深め、 自己の介護観形成を図る。介護援助理論を理解し、その応用 方法について介護等の現場で展開されていることを見聞し、総合的理解を深める。 (オムニバス方式/全15回) (高塚 延子/12回) ①オリエンテーション ②高齢者の自立支援 ③関係領域、関係職種との連携、介護の歴史 ④利用者本位、人権尊重、自己決定、自己選択、自立支援、生活支援 ⑤対人援助の技法、信頼関係の深め方 ⑥観察、記録、ニーズ把握、コミュニケーション ⑦利用者理解(認知症の高齢者) ⑧利用者理解(障害者の特徴) ⑨ケアプランの作り方 ⑩介護現場の見学・演習1 ⑪介護現場の見学・演習2 ⑫まとめ (古山 喜一/3回) ①介護予防に関する基本的理念 ②介護予防に関連する体力測定法と評価法の理論 ③介護予防に関連する体力測定法と評価法の実習 健 康 運 動 分 野 コ ア 科 目 講義等の内容 本講義では、アスレティックトレーナーが行う、選手の動作の運動学的観察、スポーツ障害の 評価、原因の同定、アスレチックリハビリテーションなどのトレーナー活動に最低限度必要な人 体の構造と機能について理解する。そのために、運動器の骨、筋、靱帯、関節、神経支配と身 体活動とを関連づけて学習することをねらいとする。 不慮あるいは突発的な傷病者に対して的確な救急処置が実行されない場合、治療の時間が 長引いたり、後遺症を残す結果となる。また救急処置の有無により傷病者の生死にかかわるよ うなことさえある。本講義では、生命にかかわるよう緊急の事故あるいはスポーツ活動によって 生じた障害に対する救急処置の手儒運や具体的な対処法の習得を目的とする。加えて現場 で備えておくべき応急処置用器具に関する知識とその使用方法についいても理解することを 目的とする。 アスリートにみられる内臓器官などの疾患では、疾患の病態、症状、対応策、処置、予防措置 について理解させること。感染症に対する対応策では、スポーツ現場および海外遠征時に注 意すべき感染症の種別、病態、症状、対応策、処置、予防策について理解させること。 アスリートにみられる病的現象では、病的現象(オーバートレーニング症候群、突然死、過換気 症候群など)の病態、症状、原因などを理解させるとともに、それらに対する対抗策、処置、予 防措置について学ぶことをねらいとする。この他、スポーツ選手にみられる摂食障害、減量障 害、飲酒、喫煙などの問題点について学ぶことをねらいとする。 特殊環境のスポーツ医学では、高所、低圧、高圧、暑熱環境などでの運動時における生体反 応、順応、そしてそれらの環境下での障害について学ぶことをねらいとする。年齢・性別による 特徴では、女性、高齢者、発育期の子供の生理的特徴、運動時に対する応答、特異的な障 害について学習することをねらいとする。 内科的メディカルチェックでは、メディカルチェックの意義、必要性、その内容、実施方法など について学習することをねらいとする。ドーピングコントロールでは、アンチドーピングの目的、 ドーピングの定義などをアスレティックトレーナーが理解するとともに、スポーツ選手を指導する ことができるようにすることをねらいとする。 13 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 検査・測定と評価Ⅰ 講義等の内容 備考 アスレティックトレーナーに必要とされる評価についてその意義と考え方を学び、具体的な評 オムニバス方式 価による問題点の抽出までのプロセスを理解し、実践できる能力を習得することをねらいとす る。アスレティックトレーナーが評価を進める上で必要となる検査測定手技について、その目 的と意義を理解し、具体的に実技できるまでの能力を習得することをねらいとする。 アスレティックトレーナーが評価を進める上で必要となるスポーツ動作の観察・分析について、 その目的と意義を理解し、6つの基本動作についてそのバイオメカニクス、動作に影響をあた える機能的と体力的要因を説明できる能力を習得することを目的とする。 (オムニバス方式/全15回) (飯出 一秀/7回) ①ATによる評価の目的、意義および役割 ②機能評価のプロセス・機能評価に必要な検査測定、機能評価に使われる機器、道具・機能 評価に基づく問題点の抽出 ③機能評価に基づくアスレティックリハビリテーションおよびコンディショニングの目標設定、機 能評価に基づくアスレティックリハビリテーションプログラムおよびコンディショニングプログラム の立案 ④徒手的筋力検査の目的と意義 ⑤徒手的筋力検査の具体的方法(指定図書による) ⑥定期試験 ⑦実技試験 コ ア 科 目 ア ス レ テ 検査・測定と評価Ⅱ ィ ッ ク ト レ ー ナ ー 分 野 (今野 満広/8回) ①姿勢・身体アライメントの観察、計測の目的と意義 ②姿勢・身体アライメントの観察、計測方法 ③関節弛緩性検査の目的と意義 ④関節弛緩性に関する検査測定 ⑤関節可動域検査の目的と意義 ⑥関節可動域の検査方法、関節可動域に影響をあたえる筋郡のタイトネスの検査測定方法 ⑦筋萎縮に関する検査の目的と意義 ⑧筋萎縮や筋肥大の程度を観察方法 アスレティックトレーナーに必要とされる評価についてその意義と考え方を学び、具体的な評 オムニバス方式 価による問題点の抽出までのプロセスを理解し、実践できる能力を習得することをねらいとす る。アスレティックトレーナーが評価を進める上で必要となる検査測定手技について、その目 的と意義を理解し、具体的に実技できるまでの能力を習得することをねらいとする。 アスレティックトレーナーが評価を進める上で必要となるスポーツ動作の観察・分析について、 その目的と意義を理解し、6つの基本動作についてそのバイオメカニクス、動作に影響をあた える機能的と体力的要因を説明できる能力を習得することを目的とする。 (オムニバス方式/全15回) (飯出 一秀/9回) ①機器を用いた筋力および筋持久力の検査測定の目的と意義 ②機器を用いた筋力および筋持久力の検査測定手法 ③全身持久力の検査測定の目的と意義・全身持久力の評価指標 ④全身持久力を測定検査する具体的手法 ⑤身体組成の検査測定の目的と意義 ⑥身体組成を測定検査する具体的方法・キャリパーを用いた身体組成計測 ⑦一般的な体力測定の検査項目とその目的と概要 ⑧、⑨まとめ (今野 満広/6回) ①評価におけるスポーツ動作の観察・分析の目的と意義、 歩行動作のバイオメカニクス、 歩行動作に影響をあたえる機能的、体力的要因 ②走動作のバイオメカニクス、 走動作に影響をあたえる機能的、体力的要因、 外傷の発生 機転となるような走動作の特徴とメカニズム ③ストップ・方向転換動作のバイオメカニクス、 ストップ・方向転換動作に影響をあたえる機能 的、体力的要因、 外傷の発生機転となるようなストップ・方向転換動作の特徴とメカニズム ④跳動作のバイオメカニクス、 跳動作に影響をあたえる機能的、体力的要因、 外傷の発生 機転となるような跳動作の特徴とメカニズム ⑤投動作のバイオメカニクス、 投動作に影響をあたえる機能的、体力的要因、 外傷の発生 機転となるような投動作の特徴とメカニズム ⑥あたり動作のバイオメカニクス、 あたり動作に影響をあたえる機能的、体力的要因、 外傷 の発生機転となるようなあたり動作の特徴とメカニズム スポーツ外傷・障害の基礎知識Ⅰ アスレティックトレーナーが活動を行う上で必要なスポーツ外傷・障害の基礎知識について理 解する。そのために、上肢・下肢・体幹の主となるスポーツ外傷の病態、評価方法および重篤 な外傷・年齢・性差によるスポーツ外傷の特徴の習得することをねらいとする。 14 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 講義等の内容 備考 スポーツ外傷・障害の基礎知識Ⅱ アスレティックトレーナーが活動を行う上で必要なスポーツ外傷・障害の基礎知識について理 解する。そのために、上肢・下肢・体幹の主となるスポーツ外傷の病態、評価方法および重篤 な外傷・年齢・性差によるスポーツ外傷の特徴の習得することをねらいとする。 運動生理学Ⅱ 本講義では、筋の形態的・機能的な特徴の把握、運動時の呼吸循環反応、運動時の代謝と オムニバス方式 ホルモン調節など、様々な観点から運動の生理的機序を習得させ、さらにそれらの各種トレー ニングによる効果などについて理解を深めることを目標とする。また、運動生理学の基礎的な 理論はもとより、発育発達期、青年期、老齢期、さらには、一般人とトップアスリートなどの比較 を通してそれぞれに適した生体のトレーナビリティーの特徴を十分に理解し、より実践的・実際 的な知識を習得する ア ス レ テ ィ ッ ク ト レ ー ナ ー 分 コ 野 ア アスレティックリハビリテーション基礎 科 目 アスレティックリハビリテーションⅠ (オムニバス方式/15回) (前村 公彦/8回) ①骨格筋の構造の理解、筋線維タイプと競技種目特性 ②筋収縮の様式、筋力に影響する要因とトレーニング効果 ③ATPサイクル、ATP-CP系・解糖系・酸化系 ④各種トレーニングとエネルギー代謝 ⑤代謝とは、糖質・脂質・蛋白代謝の概要 ⑥筋機能の特性、遺伝の影響 ⑦筋肉痛、肉離れ、貧血、月経異常 ⑧まとめ (山本 泰明/7回) ①筋肥大のメカニズム、筋肥大に影響する要因 ②ニューロンと興奮の伝導、運動単位の動員様式 ③呼吸の基礎概念、最大酸素摂取量、酸素負債量 ④ATとは、ATを規定する因子、トレーニングとAT ⑤高所環境での生理的応答、高所トレーニング ⑥成長期におけるトレーナビリティー、発育と神経・筋 ⑦加齢に伴う各種体力の低下とその予防策 リハビリテーション(以下、リハビリ)は‘全人間的復権’と理解され、失った機能を回復・代償さ せることで人間の「人間らしくいきてゆく能力の回復」を目的とする。‘スポーツ傷害’に対するリ ハビリは「スポーツ活動への復帰」を目的とするためにアスレティック・リハビリテーションと呼ば れ、実際のスポーツ現場へ直接つなげる重要な役割を持つ。本講義では、アスレティック・リハ ビリテーションの概念と定義、そして実践にあたって必要となる基礎的な知識の習得を目的と する。 アスレティックリハビリテーションは、①筋力回復および筋力増強、②関節可動域回復、③神 経筋協調性、⑤全身持久力回復、⑥身体組成の管理、⑦再発予防および外傷予防を主な目 的としている。本講義では、「アスレティックリハビリテーション基礎」からの内容を深め、特に上 肢および体幹を中心とした外傷ごとのリスク管理に基づいたアスレティックリハビリテーションプ ログラム作成と実際に実践できる知識と技術の習得を目的とする。 アスレティックリハビリテーションⅡ アスレティックリハビリテーションは、①筋力回復および筋力増強、②関節可動域回復、③神 経筋協調性、⑤全身持久力回復、⑥身体組成の管理、⑦再発予防および外傷予防を主な目 的としている。本講義では、「アスレティックリハビリテーション基礎」からの内容を深め、特に下 肢および競技(種目)特性を中心とした外傷ごとのリスク管理に基づいたアスレティックリハビリ テーションプログラム作成と実際に実践できる知識と技術の習得を目的とする。 医学・柔道整復の歴史 医学史は医学の誕生とその後の過程の歴史、およびその底辺を流れる生命の本質、すなわ ち生命の根幹の流れを学ぶための学問である。生命を取り扱う鍼灸師・柔道整復師にとって、 医学の歴史を学ぶことは極めて重要なことである。本講義では、東洋医学と西洋医学の経年 的推移を通して、推移の中での大きな動機となる事象を取り上げながら、医学に携わる者とし て本学の広く・確かな学識の背景をもった医療人としての人材を講義を通して育成する。 柔 道 解剖学Ⅱ 整 復 分 野 正常な人体構造の基準となる体位全般についての名称と実際の体位、細胞・組織レベルでの 解剖学的・標本作製学的学習、次いで、骨、筋、内臓について各器官の構造と機能を各論的 に学習をする。また、運動器や内臓と密接に関連している脳・神経系、脈管系、感覚器系につ いて学習し、生体全体の機能について総合的に理解する。神経系では中枢神経と末梢神 経。中枢神経では脳・脊髄の各部位の機能の特徴、末梢神経では体性神経・自律神経につ いてその構造と機能、神経伝達のメカニズムと機能発現についても併せて学習する。加えて 内臓諸臓器の構造学的情報を機能と併せて学習し循環器系の形態・構造と神神経・筋肉など との関係性を解剖学的に学習する。さらに、内分泌および生殖器系・泌尿器系を重点的に学 習する。 15 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 生理学Ⅱ 植物機能である血液、循環、呼吸、消化と吸収・栄養と代諏、賢臓の尿生成と排泄生理機構、 内分泌、生殖、血液・呼吸・循環・消化・腎臓の尿などの個々の生理機構を学び、次いでこれ らの機構を包括的に捕らえつつ、酸塩基平衡の学習を進める。 また動物性生理機構では、筋肉の収縮を含めた生理機構、神経系(ニューロンの特性・中枢 神経・末梢神経)、感覚器、体温、運動生理などを中心として個々の生理学的事象を学習し、 神経系やホルモン系による、身体の統合的・協調的な生命維持の生理機構を学習する。 公衆衛生学Ⅱ 健康の概念、疾病予防に関する知識について習得する。具体的には衛生学・公衆衛生学の 歴史と公衆衛生活動、健康の概念、疾病の予防と健康管理、感染症の予防、消毒、環境保 健、母子保健、学校保健、産業保健、成人・老人保健などを総括的に学習する。また、健康に 影響をおよぼす様々な環境要因を明らかにし、その予防活動に連携させ、精神保健、生活環 境・食品衛生活動、地域保健と国際保健、衛生行政と保健医療制度、および衛生統計などに ついて学習する。 病気の成因病理学的変化を通して病態を総合的に理解し、同時に病理学的専門用語を正し く理解・習得する。総論的には、疾病論・病因論を通して発生病理の概念を把握させ、病理学 の基本的な7病変(退行性病変・進行性病変・循環障害・炎症・免疫異常とアレルギー・腫瘍・ 先天性異常)を学習する。各論的には器官別に各々の臓器に起こる疾患を学習させる。また、 基本的な遺伝子の知見および検索方法を学習し、特に、問題となっている悪性腫瘍の遺伝子 的機構、疫学、腫瘍以外の遺伝性疾患についても学習する。 病理学Ⅱ コ ア 科 目 講義等の内容 外科学Ⅰ 本講義では、外科学総論にあたる部分である.すなわち、外科学の概念、損傷、外傷、炎症、 腫瘍、ショックと外科学との関連性について学習する。 外科学Ⅱ 外科学は極めて広範囲である。本講義では、各論的にその項目を学習する。手術について・ 熱傷・外科感染症・輸液と輸血法・消毒と滅菌・麻酔・移植と免疫・出血と止血・心肺蘇生法な どを理解する。 内科学Ⅰ 診察概論として臨床医学全般についての理解を深めるために、歴史・視診・打診・聴診・触 診・生命徴候・知覚検査・反射検査、生命徴候の測定・生理機能検査・検体検査・運動機能検 査などの基本的な学習をする。 柔 道 内科学Ⅱ 整 復 分 野 整形外科学Ⅰ 整形外科学Ⅱ 主な疾患学(呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患、肝・胆・膵疾患、代謝・栄養疾患、内分 泌疾患、血液・造血器疾患、腎・尿路疾患、神経疾患、感染症・性病、リウマチ性疾患、アレル ギー疾患、免疫不全症、環境要因による疾患などを学び、総合的に本教科の理解ができるこ とを目標に授業を進行する。 整形外科学は、運動器に生じた諸疾患を取り扱う臨床医学の1学問分野である。本講では、整 形外科学の総論的学問領域を取り扱う。講義内容は以下の通りである。整形外科学概論、運 動器の知識、整形外科診断学、整形外科治療学を臨床の場における実態を対比しながら、平 易に講義する。 整形外科学は柔道整復師にとって、極めて重要な学科の一つである。本講義は、全身性の骨 南部疾患、感染性疾患、非感染性軟部・神経・筋の系統疾患を学習する。また、健康柔道整 復学ときわめて近い分野である関節疾患、骨端症、骨軟部腫瘍、体幹の疾患、肩甲帯および 上肢の疾患、骨盤および下肢の疾患について、特に、レントゲン画像を多く用いて学習する。 リハビリテーション医学Ⅰ リハビリテーションの概念とリハビリテーションに関連する社会環境を理解し、医療を担うための 医療倫理・社会モラルを身につける学習をする。講義の内容については、リハビリテーション 概論その理念、リハビリテーションに係わる職種、地域におけるリハビリテーション・ケアマネジ メント、社会におけるリハビリテーションの実態・枠組み・施設、リハビリテーションのスポーツヘ の活用、患者の接遇・対応、現代医療倫理とその背景、について学習する。 リハビリテーション医学Ⅱ リハビリテーションに関するチーム医療を行う点で必要な他職種について学習する。 講義の内容については、 (1)リハビリテーションの概要を復習、リハビリテーションの障害のと らえ方、障害の評価(ICIDHとICFを含む)、医学的リハビリテーション(理学療法、作業療法、言 語療法、補装具療法、鍼灸とリハビリテーションなど)の実態 (2)運動の仕組みとしてのリハビリ テーション(運動の基礎、身体各部の機能、骨・関節・筋・神経の解剖・生理 (3)各疾患のリハ ビリテーション(脳卒中・脊髄損傷・脳性麻痺・切断・呼吸や循環障害・他) について学ぶ。 関係法規 法の意義に始まり、法の体系全体を学び、柔道整復師および柔道整復に関する法規を学ぶ。 特に柔道整復師と患者の権利(イン フォームド・コンセント)については十分な教育を行う。 各論として、総則、免許、試験、業務、施術所、雑則、罰則、指定登録機関および指定試験機 関、附則学ぶ。また関係法規として、医療従事者の資格法、医療法、社会福祉関係法規、社 会保険関係法規、その他の関係法規について学ぶ。 16 備考 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 臨床柔道整復学Ⅰ(骨折Ⅰ) 上肢は日常生活や社会生活を営むために重要な部位であるため機能障害を残してはならな い。上肢に限らず、外科手術の著しい進歩により、関節内に骨折線がおよぶ例や、粉砕に近 い骨折も、近年、観血的療法の範疇となっている。 本講義では上肢の骨折について、保存療法の限界について、医学的・組織学的に明確に学 ぶ。各論においては、保存療法で適切に対応できる例、鎖骨骨折、前腕下端部骨折、上腕骨 骨幹部骨折、中手骨骨折などを中心に、整形外科でのギプス固定法や装具療法も含め、医 学的理療ガイドに沿った内容で学ぶ。 臨床柔道整復学Ⅱ(骨折Ⅱ) 下肢はヒトとしての特徴である2本足で移動するという点で、社会生活上、重要な支持組織であ る。創外固定法の発展により、外科的処置による早期社会復帰できるようなった骨延長の医科 学的原理についても学ぶ。このような治療法に対抗できる下肢の保存療法はとても尐ないこと を知り、徒手整復も含め主に骨癒合に至るまでの機能回復の過程で、歴史的な柔道整復の 技術を活かされうることを学ぶ。 各論においては、保存療法の適応になる例の中で、主に幼児の大腿骨骨折、小児の下腿骨 骨折、成人の腓骨下端部骨折、脛骨下部骨折、踵骨骨折について、早期より歩行可能な固 定による方法を学び、ここでは装具療法が有用であることが多いことから、その活用について 学ぶ。 臨床柔道整復学Ⅲ(脱臼) 脱臼の整復は通常、牽引操作だけで解剖学的位置に戻せるが、中には脱臼とともに周囲軟 部組織が介入してしまう例もあることを学ぶ。脱臼の整復に関わる場合、整復後の治癒過程に おける軟骨や線維軟骨の組織学的特性を知る.また、各論では主に肩関節脱臼、肘関節脱 臼、中手指節関節脱臼、指関節背側脱臼、母指中手指節関節脱臼、顎関節脱臼など、日常 遭遇しやすい例を基に学ぶ。スポーツで障害を残しやすい脱臼や亜脱臼について、また肘内 障については、関節包の損傷がない亜脱臼であるが、整復後すぐに再脱臼することがあるな ど乳幼児特有の事象を学ぶ。股関節脱臼については、基本的に保存療法が行われるが、そ の管理は専門医にゆだねるべき例であることを発生学的に知る。膝蓋骨脱臼の鑑別と管理の 特殊性を組織学的に学ぶ。 柔 道 臨床柔道整復学Ⅳ(捻挫) 整 復 分 野 コ ア 科 目 体 育 実 技 ・ 柔 道 整 復 実 技 講義等の内容 急性捻挫(いわゆる外傷捻挫)と柔道整復の伝統的理解である亜急性捻挫による組織損傷に ついて学ぶ。急性捻挫による靱帯組織損傷では、靱帯が弛緩してしまうことがあり、習慣性捻 挫に注意が必要である。これに対し亜急性捻挫の場合、組織損傷を自覚するのに時間がかか ることから急性捻挫と比較して関節可動域や機能が低下していることが多いことを学ぶ。関節 包靱帯や関節内靱帯の治療と関節包外靱帯の治療は組織学的根拠から経過観察において 異なることを学ぶ。 各論においては、脊柱と四肢の関節すべてについて学び、それそれの関節において関節軟 骨の組織学的特性の違いを知る。 臨床柔道整復学Ⅴ(軟部組織Ⅰ) 筋組織、腱組織、および打撲等による皮下結合組織損傷について、それぞれの治癒過程に おける組織学的特性を知り、先ず臨床において保存的治療の適応、不適応について学ぶ。 特に筋の打撲や挫傷における損傷の解剖学的、組織学的理解が、画像診断の発達により根 本的に変わったことを学ぶ。また皮膚の損傷は柔道整復師の業務外であるが、皮下結合組織 の良好な治癒に上皮細胞の組織学的関与が深いことを知り、皮膚外から行う保存療法として の柔道整復術の効果的な臨床を学ぶ。不適切な処置によって、時として皮膚や皮下に石灰 化が生じうるのが軟部組織であること、そのような場合の処置についても学ぶ。各論としては、 ここでは上肢について、主に腱板損傷、上腕二頭筋長頭腱損傷、肘関節内側損傷、マレット 指、弾発指などについて学び、加えて各種の軟部スポーツ障害について学ぶ。 臨床柔道整復学Ⅵ(軟部組織Ⅱ) ここでは下肢について、大腿四頭筋断裂、ハムストリングス筋断裂、膝ヒダ障害、腓腹筋断裂、 弾発股などについて学び、加えて各種の軟部スポーツ障害についても学ぶ。さらに、ここでは 業務と直結しない神経損傷についてその治癒過程の臨床を組織学を通して学ぶ。 また、高齢社会を迎え、高次脳機能障害を有する高齢者が2次的に関節を構成する筋や腱、 関節包など運動器を損傷することが多くなっており、損傷のメカニズムなど、それらの基礎疾患 をもった運動器の損傷に対する臨床を学ぶことは時代の要求である。 臨床柔道整復学Ⅶ(臨床応用) シミュレーション形式で外傷に対する一連の対応を行なう。提示された症例に対し、病態を絞 り込むとともに他の外傷との鑑別すべき注意点、合併症の有無を確認し、更に全身状態を把 握した上で処置に臨むものであり、これまで断片的に習得してきた知識や技術をこの授業を通 して融合させ、将来の臨床現場に活かすために理解を深める。 水泳 水泳は陸上運動とは違い、水という特殊な環境下において行われる運動である。また、水は衝 撃を吸収するクッション効果を持つ反面、水中運動時には粘性抵抗として働き、水中運動を陸 上運動に比べて効率の悪いものにするという側面を持つ。そこで、本実習においては、水中で の身体の変化、水の特性、および、水泳の基礎的な理論を十分に理解すると共に、水中でリ ラクゼーションできる呼吸法を学習の中核として捉え、4泳法(クロール、平泳ぎ、バタフライ、 背泳)を含んだ水中での運動能力を高めることを目標にする。さらに、海(オープンウォー ター)の特性を理解し一定時間泳ぐことなどを通して、水との関係を深めていくことを目的とす る。 多様な雪上スポーツのなかで、世界でもっとも多くの人々が楽しんでいる、アルペン・スキー& スノーボードについて学習する。雪の斜面を安全にコントロールしながら滑降するための基本 を学ぶ。 雪上スポーツ 17 備考 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 体 育 実 技 ・ 柔 道 整 復 実 技 キ ャ リ ア 形 成 科 目 イ ン タ ー ン シ ッ プ 授業科目の名称 講義等の内容 集団行動 地球上のすべての生物は、集団をなして生きている。いつの時代にも仲間が必要である。私 たち人間も集団の中から多くのことを学び、生きていくための価値を身に着けてきた。きまりや 約束を守る態度だけでなく、他人を思いやる気持ち。仲間意識や共通意識、さらには自ら率 先して行動しようとする心。そして、これらの精神を身につける最高の教材が集団行動である。 ダンス ダンサーだけでなく、アスリートにも、余暇の体ほぐしとしてもダンスは総合的に身体に有効的 な全身運動である。バレエ、ジャズ、モダンダンス、ヨガ、ジャイロキネシス、ピラティスなどから 組み合わせた基本的なダンスのエクササイズやストレッチを通して呼吸と体のコーディネーショ ンをうまく使い、体のアライメントを重視した正しい体の動かし方を理解する。日常の動作、しぐ さ、ジェスチャーから踊りに発展していく過程を経験し、緊張を解きほぐしリラックスした心と体 で楽しく音楽やリズムに合わせて踊ることに慣れ親しみ、体を使って表現することへの抵抗し んを和らげることを目標とする。 柔道Ⅰ(基礎) 日本が発祥の地である柔道は、オリンピックの正式種目に採用されて以来、世界の柔道として 発展・拡大してきた。柔道の技術は投げ技、固め技から構成されている。これらの技術を習得・ 向上させるためには、柔道の基本動作、基礎技術をしっかりと身に付けることが大切である。 本授業においては柔道の基本的動作と基礎技術を身につけると同時に、柔道指導における 安全性や管理方法についても理解を深めることを目的とする。 柔道Ⅱ(応用) 「柔道Ⅰ」においては、柔道の基本的動作と基礎技術を身につけると同時に、柔道指導にお ける安全性や管理方法についても理解を深めることを目的として授業が行われたが、「柔道Ⅱ (応用)」においては、「柔道Ⅰ(基礎)」において体得した柔道の基本動作、基礎技術をさらに 習熟させると同時に、掛かり稽古・試合等を通して応用技術を習得する。また、実技能力を向 上させるのみならず、柔道指導における安全・管理および審判法を学び、教育現場で指導で きるように履修者の資質を高めることを目的とする。 整復学実技Ⅰ(包帯法Ⅰ) 包帯とは創傷や骨折治療を助けるため、長期間にわたって身体に装着する物である。 本講義では骨折整復の保持、患部の状況に合わせ包帯の種類や基本的操作法について学 習する。 整復学実技Ⅱ(包帯法Ⅱ) 包帯とは創傷や骨折治療を助けるため、長期間にわたって身体に装着する物である。 本講義では骨折整復の保持、患部の状況に合わせ包帯の種類や基本的操作法について学 習する。 整復学実技Ⅲ(上肢・固定法Ⅰ) 固定とは一定期間患部をある肢位に保持し、運動を制限することにより、損傷組織を良好な治 癒環境に導くものである。 上肢固定法Ⅰでは肩関節、肘関節の固定を中心に実技実習を行ない、固定の目的、種類、 肢位、期間、範囲、材料について理解を深める。 整復学実技Ⅳ(上肢・固定法Ⅱ) 固定とは一定期間患部をある肢位に保持し、運動を制限することにより、損傷組織を良好な治 癒環境に導くものである。 上肢固定法Ⅱでは手関節、手指部の固定を中心に実技実習を行ない、固定の目的、種類、 肢位、期間、範囲、材料について理解を深める。 整復学実技Ⅴ(下肢・固定法Ⅰ) 固定とは一定期間患部をある肢位に保持し、運動を制限することにより、損傷組織を良好な治 癒環境に導くものである。 下肢固定法Ⅰでは体幹から股関節、膝関節の固定を中心に実技実習を行ない、固定の目 的、種類、肢位、期間、範囲、材料について理解を深める。 整復学実技Ⅵ(下肢・固定法Ⅱ) 固定とは一定期間患部をある肢位に保持し、運動を制限することにより、損傷組織を良好な治 癒環境に導くものである。 下肢固定法Ⅱでは足関節、足部の固定を中心に実技実習を行ない、固定の目的、種類、肢 位、期間、範囲、材料について理解を深める。 整復学実技Ⅶ(総合) 固定とは一定期間患部をある肢位に保持し、運動を制限することにより、損傷組織を良好な治 癒環境に導くものである。 総合では固定によるリスクマネジメントを中心に学び、事故の発生要因、状況、環境、対処や 再発防止に向けた学習を実技・実習形式で行い理解を深める。 健康運動実習 21世紀に入り我国では老齢人口が急激に増加し、これまでにない勢いで高齢化社会を向か えている。健康で自立した生活の維持、確保の為に健康運動は大きな要素の一つとなってい る。この実習ではこれまでに学内教育で習得した知識や技術を実際の現場で対象者を見なが ら統合させ、実践力・応用力・創造力を身につけ、対象者に対する個別運動プログラムや運動 の指導案を積極的に作成し、健康課題へのアプローチ方法について実習を通して理解するも のである。 18 備考 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 アスレティックトレーナー実習Ⅰ アスレティックトレーナー実習Ⅱ キ ャ リ ア 形 成 科 目 講義等の内容 アスレティックトレーナーの仕事である、スポーツ外傷の応急処置、選手の健康管理、予防対 策、スポーツ復帰への手助け、リハビリテーション、コンディショニングの調整、テーピングなど の具体的な仕事、監督・コーチ・選手・ドクターなどの橋渡し的な仕事、個々の選手の障害や 検査・測定の記録・保管などの仕事を実際の現場を見学しアスレティックトレーナーの資質向 上を目的とする。 アスレティックトレーナーが評価を進める上で必要となる検査測定手技について、その目的と 意義を理解し、実際のスポーツ現場・リハビリの現場での検査・測定をして評価する。それをも とにアスレティックリハビリテーションプログラムを作成実習する。各競技のフィジカル・メディカ ル・スポーツ傷害について検査・測定することにより、競技特性を評価することも目的とする。 アスレティックトレーナー実習Ⅲ 柔軟性の改善と疲労の回復に効果的なストレッチ、ケガの応急処置・再発防止・予防を目的と するテーピング、応急処置などについての基礎知識をもとに、スポーツ現場で実際におこない 習得することを目的とする。競技別に、体系によるストレッチのちがいやケガのちがいについて も同時に習得する。 アスレティックトレーナー実習Ⅳ アスレティックリハビリテーションの概念と定義を理解し、運動療法・物理療法と補装具の使用 に関する基礎知識をもって、アスレティックリハビリテーションプログラムを作成したものを実践 し習得していくことを目的とする。また、競技特性に基づいたアスレティックリハビリテーションの プログラムの作成したものを実践し習得する。 アスレティックトレーナー実習Ⅴ アスレティックリハビリテーションの概念と定義を理解し、運動療法・物理療法と補装具の使用 に関する基礎知識をもって、アスレティックリハビリテーションプログラムを作成したものを実践 し習得していくことを目的とする。また、競技特性に基づいたアスレティックリハビリテーションの プログラムの作成したものを実践し習得する。 イ ン 整復臨床実習Ⅰ タ ー ン シ ッ プ 備考 実習指導者のもとで、将来柔道整復師を目指す学生として対象者の検査・測定評価を実施 オムニバス方式 し、それにより障害構造の理解を深め、問題点の把握、目標の設定、治療計画の立案・実施、 再評価ができるようにする。 ①専門職としての適性を培いふさわしい態度をとることができる。 ②対象者のリスク管理に配 慮できる。 ③柔道整復の施術を施行するための情報収集・検査測定ができる。 ④得られた 情報を整理し、疾患と障害の構造を把握することができる。 ⑤目標を設定し、治療・援助計画 を立案することができる。 ⑥対象者の再評価、治療計画の変更ができる。 実習終了後、セミナーを実施する。 (オムニバス方式/全15回) (全5回) ①オリエンテーション ②施術録(カルテ)の記載 ③業務範囲・健康保険制度の概要 ④問診・触診の概要 ⑤問診・触診の概要 (全5回) ①ROM・MMTなどの計測評価 ②ROM・MMTなどの計測評価 ③ROM・MMTなどの計測評価 ④ROM・MMTなどの計測評価 ⑤ROM・MMTなどの計測評価 (全5回) ①柔道整復術・手技療法 ②柔道整復術・手技療法 ③柔道整復術・手技療法 ④柔道整復術・手技療法 ⑤柔道整復術・手技療法 19 別記様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (体育学部 健康科学科) 科目 区分 授業科目の名称 整復臨床実習Ⅱ イ ン タ ー ン シ ッ プ 講義等の内容 実習指導者のもとで、将来柔道整復師を目指す学生として対象者の検査・測定評価を実施 オムニバス方式 し、それにより障害構造の理解を深め、問題点の把握、目標の設定、治療計画の立案・実施、 再評価ができるようにする。 ①専門職としての適性を培いふさわしい態度をとることができる。 ②対象者のリスク管理に配 慮できる。 ③柔道整復の施術を施行するための情報収集・検査測定ができる。 ④得られた 情報を整理し、疾患と障害の構造を把握することができる。 ⑤目標を設定し、治療・援助計画 を立案することができる。 ⑥対象者の再評価、治療計画の変更ができる。 実習終了後にセミナーを実施する。 (オムニバス方式/全15回) (全5回) ①オリエンテーション ②物理療法基礎 ③物理療法基礎 ④物理療法基礎 ⑤物理療法基礎 (全5回) ①運動器疾患の検査・評価 ③運動器疾患の検査・評価 ④運動器疾患の検査・評価 ⑤運動器疾患の検査・評価 (全5回) ①柔道整復術・手技療法 ②柔道整復術・手技療法 ③柔道整復術・手技療法 ④柔道整復術・手技療法 ⑤柔道整復術・手技療法 キ ャ リ ア 形 成 科 目 海外研修 国際化時代の今日においては、海外で語学力を磨き、異文化体験を積むことは、視野を世界 に広げるきっかけとなり、その後の人生において大きな財産となる。従って、次代を担う若者達 にとっては必要かつ望ましい体験の中の一つであると考えられる。本研修は、実際に海外に おいて生活し、異文化コミュニケーションを実践することを通じて、他国の文化・習慣などを学 び、理解することにより、受講者の国際的視野を高めることを目的に行われる。 ゼミナールⅠ(基礎) 本ゼミナールは卒業研究へ結びつく研究課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心を もって学問的に取り組むことが出来るような条件整備を行い、学生の研究を支援する。した がって本ゼミナールは3年次段階で実施することから、学生の研究方向の拡散や広範囲な興 味、関心を肯定的に受け止め、なおかつ研究分野を一定程度に特定できるよう積極的な支援 体制を取る。具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバ イスや共同討議を取り入れたゼミナール形式とする。 ゼミナールⅡ(応用) 3年次に引き続き、卒業研究へ結びつく研究課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心を もって学問的に取り組むことが出来るような条件整備を行い、学生の研究を支援する。した がって本ゼミナールは3年次段階で実施することから、学生の研究方向の拡散や広範囲な興 味、関心を肯定的に受け止め、なおかつ研究分野を一定程度に特定できるよう積極的な支援 体制を取る。具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバ イスや共同討議を取り入れたゼミナール形式とする。ゼミナールⅠ(基礎)での学習①学んだ 情報整理②疑問、問題点の抽出及び整理③関連文献収集④課題確認を発展させる。 ゼ 卒業研究 ミ ナ ー ル 備考 健康科学に関する研究を行い、卒業論文作成に際して研究計画の立案と研究テーマの設定 をし、さらに論文執筆まで体系的かつ具体的に指導する。指導にあたってはセミナー形式で 研究テーマ・関連する文献・研究方法・研究内容の中間報告等を逐次発表させる。研究対象 地域の選定や調査の方法・まとめ方等については、個別にも指導を行う。 授業計画としては、①卒業論文の作成法 ②卒業論文の中間発表 ③卒業論文のまとめ方 とする。参考図書は指定しないが選択に際しては授業中に適宜指摘する。 課題研究Ⅰ 健康科学分野においてこれまでに学習してきた各専門基礎科目、専門科目を総合的に関連 付け体系的に健康科学関連の理解を深めるものである。 科学的根拠に基づいた理論的構築が行えるよう幅広い科学的根拠の集積とさらなる解明に向 けて積極的な思考と行動ができる能力を養う。 「学生主体」「学生支援型教員指導」「グル-プ学習」で行い、専門領域からの諸問題を自らの 関心に基づき主体的にテーマを設定し、様々な研究手法を学習する。 課題研究Ⅱ 4年間の専門領域においてこれまでに学習してきた諸問題の中から自らの関心に基づき、主 体的にテーマを設定し、様々な研究手法を用いて卒業研究に結び付く、基盤となる重点課題 の研究手法をさらに深く学習する。 20
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