19 2013 10 生涯乳量が 13 産で 162,021kg のホルスタインがいる KASUYA FARM様 KASUYA FARM様は千葉県の外房、館山道 鋸南保田インターから鴨川方面へ車で約30分の場所にあ ります。近くには『日本酪農発祥の地』があり、古くから酪農が盛んな地域です。 今回はKASUYA FARM代表の糟谷 英文様にお話しを伺いました。糟谷様は千葉県ホルスタイン改良 同志会の副会長、千葉県乳用牛群改良検定組合組合長等の要職に付かれています。 日本酪農発祥の地ということからKASUYA FARM様の歴史も古く、大正 8 年に 1 頭からはじめられ、 英文様で 4 代目。現在、英文様が牧場全体と育成の管理、弟の博文様と中国人研修生(1 名)が搾乳と給飼、 お母様が哺乳と経理を担当されています。 KASUYA FARM様には MMD500(乳量計付自動離脱装置)を導入いただきました。 【牧場概要】 所 在 地:千葉県鴨川市 飼養頭数:搾乳牛 57 頭、乾乳牛 10 頭、育成牛 33 頭 牛舎形態:つなぎ牛舎 68 頭 出荷乳量:640t 草 地:牧草(8 反歩)、ホールクロップ(1 町歩) 【KASUYA FARM様 トピックス】 KASUYA FARM様には 13 産で生涯乳量が 162,021kg のホルスタインがおり、10 月には 14 産目の 分娩予定とのことでした。都府県の記録では生涯乳量 166,278kg が最高です。都府県の記録更新が目前に 迫っています。 【糟谷様の声】 MMD500(乳量計付自動離脱装置)の導入により、毎回の正確な乳量を把握することができるようになり ました。自動離脱装置も活用し、1 頭あたりの搾乳時間も導入前と比較すると短縮しました。 今後は MMD500 と連動する飼養管理ソフト VMAP-2 の導入を検討しています。 月 1 回ルートプログラムで来てくれる関東オリオン安房酪農営業所の竹内さんには、今回導入した MMD の情報をもらい購入のきっかけになりました。また、機器の点検も毎日正常に使用できるように してもらっています。 糟谷 英文様 牧場風景 お客様の声 このコーナーでは現地取材した『お客様の声』を皆様にお届けします。 (中央オリオン販売㈱新潟営業所:ルート担当者 遠山隆二 記) 20 歳で 30 頭牛舎を新築し就農。通年サイレージで安定経営 ルートの定期訪問で洗剤攻略 新潟県上越市 井澤牧場様 井澤輝雄様(59 歳)は、旧農業教育センターを卒業後、20 歳で 30 頭牛舎を新築し、就農されました。 現在はイネ発酵粗飼料で通年サイレージを給与、昨年の出荷乳量は約 240tと素晴らしい経営をされています。 【牧場概要】 経 産 牛 頭 数 :25 頭 牛 舎 形 態 : 木造 2 階 対尻式 ミ ル カ ー : 他社(ユニット部はオリオン) バルククーラー:BRS1500HE 草 地 面 積 :コーン 1.5 町歩 ホールクロップ 16 町歩 井澤 輝雄 様 【牧場様の声】 旧農業センターを卒業後、就農した時点では、機械も経営も 全くの素人で、選択肢の余裕がなく搾乳機を購入してしまった。 しかし、購入後のアフターサービスが悪く、思案していたと ころ、オリオンが定期的に顔を見せてくれるようになり、人柄 に惚れて、洗剤と搾乳機器のユニット部を購入しました。 牧場風景 ルートマンリレー通信 北海道オリオン㈱帯広営業所では、ルートカー4台 (内パーラー専任ルート1台)の4名(リーダー工藤、天羽、 三井、渕上)で十勝管内423軒の酪農家様をサポートして おります。 帯広営業所には16名が在籍しており、主な業務分類は 営業、サービス、ルートとなっています。全員で協力し農業 大国十勝のお客様の酪農経営をバックアップしています。 お客様の生産性、経営に大きく関わる機械を取り扱って いるという自覚を持ち、最大限の注意を図り安心安全を常に 考え行動しています。 所内では週に1度のミーティングを行い、担当地区が違う 社員間でも情報の共有化を図り、各担当者が定めた目標達成 に向け日々精進を重ねています。 今後も更なる酪農業発展のために製品知識の習得を心が け、酪農経営に対して当社が協力できる事を社員全員で考え ていきたいと思います。 次回は中国オリオン㈱様にバトンタッチします。 購入していただいているクリーン洗剤 (北海道オリオン㈱十勝支店帯広営業所:工藤 憲一 記) 帯広営業所:左から工藤・渕上・天羽・三井 酪農家の皆様に役立つコラム 正しい搾乳手順で乳房炎を防止しましょう!! ※細菌数・体細胞数が増加した場合は、搾乳手順の見直しをしましょう 搾乳手順 プレ ディッピング 方 法 推奨商品 ●搾乳手袋を着用する ◇セラテック(5 倍希釈使用) ●根元まで浸漬し、30 秒程度放置 ◇ノーリターンカップ ●ノーリターンカップを使用する ◇搾乳手袋 ※プレの目的は、汚れを分解させることと、 環境性細菌による乳房炎予防 ●各分房 5 回以上 ◇ストリップカップ ●ストリップカップを使用 前搾り 乳頭清拭 注意:牛床には捨てない ●サンテックスで洗浄したタオルを使用 ◇マイクロファーバータオル ●1 頭 1 布で綺麗な面を使用 ◇シュアーカンフォート ●乳頭側面、先端を各 3 回 人気商品 注意:乳頭側面のふき取りは、ねじりながら 行う サンテックス 乳頭清拭用 タオル専用洗剤 ●乳房、乳頭が張った状態を確認する ユニット装着 ●前搾りから概ね 60 秒から 90 秒で、 ユニットからエアーを入れないで装着 ●ねじれないように装着 注意:ユニットからエアーを入れると、ドロッ プレッツ現象で乳房炎の危険性あり ●真空を完全に切ってから外す 離脱 ●タイミングは、1 ユニット全体で 400ml 以下または、1 分房終了した時 注意:離脱時は真空を切ってから外す . ポスト ディッピング ●根元まで浸漬 ◇セラテック(原液使用) ●ノーリターンカップを使用する ◇コート 10Ⅲ(2 倍稀釈使用) 注意:搾乳終了後、乳頭口の中まで浸透させる。 ◇アーマー(原液使用) 伝染性細菌による乳房炎予防 ◇ソフト DIP(原液使用) 新商品紹介 ゾ ル ビ サ ン 乳房炎予防は牛床から ZorbiSanで牛床を衛生的に! ■ 牛の肌が一番触れるのはどこでしょうか? 牛は 1 日のうち横臥休息は約 10 時間と言われています。つまり、牛床に水分・栄養分があれば、 牛の体温で細菌を増殖させていることになります。 ■ ZorbiSan の効果(敷料中の細菌数) ※ZorbiSan を使用し翌日に計測 固形原料 内容量:20kg ■ ZorbiSan の特長 ●pH を下げる当社独自の吸湿剤 ●牛床を清潔で乾燥した状態に保ち、 牛にとって快適な空間で乳質の向上 ●悪臭を防止 ●敷料の寿命を延長 ●フリーストール牛舎、子牛牛舎、 専用散布器:別売品 ■ 使用方法 フリーストール牛舎マット 初回:清潔なストール・マットの後部 1/3 に約 450g を散布した後、 追加敷料表面に約 140g 散布。 2 回目以降:ストール 1/3 部に週 2 回 140g散布 分娩牛舎用の牛舎で使用 小牛小屋及び牛舎 ZorbiSan は医薬用外劇物です。 ※使用上の注意事項 ・濡れた手では使用しない ・ゴム手袋を着用する ・施錠可能な専用場所に表示の上、 保管 ご用命は下記へ 初回:清潔な小屋・牛床の表面に 1 頭当り約 280g を散布した後、 追加敷料表面に約 170g 散布。 2 回目以降:週 2 回 小牛 1 頭当り 170g を散布。
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