絆つなげる 明日へつながる④ 第51回社会福祉 夏季大学の内容から

平成24年10月1日発行(毎月1回1日発行 定価150円) 昭和27年4月7日 第3種郵便物承認 発行人:武田政義 発行所:社会福祉法人 兵庫県社会福祉協議会
兵庫県社会福祉協議会
I N F O R M A T I O N ・伝 言 板
助成金情報
No.740
特集……P2
ストップ・ザ・無縁社会
絆つなげる 明日へつながる④
第51回
社会福祉夏季大学の
内容から
「ストップ・ザ・無縁社会」広がれ!全県キャンペーン……P6
みんなでつくるひょうごの福祉……P7
認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けるために
∼
「グリーンハイツ地区成年後見センター」の取り組みから∼
あなたのまちの社協ナビ……P8
南あわじ市社協
みんなで考え みんなでつくる 笑顔のまち ∼行政施策との連携で進める地域づくりの展開∼
地域を駆ける!ワーカー物語……P9
安心して暮らせる地域をつくる!
上郡町社会福祉協議会 竹内 盛一郎さん
県社協ニュース……P10
みんなの広場……P11
この機関紙は赤い羽根共同募金配分金により発行しています。
伊丹市
見やすいユニバーサルデザイン
フォントを採用しています。
10月から、
共同募金運動が
スタートします!
●ひょうごの福祉 第740号 ●発行所/社会福祉法人 兵庫県社会福祉協議会 〒651-0062 神戸市中央区坂口通2丁目1番1号 TEL078(242)4633 FAX078(242)4153
10
平成24年10月1日発行(毎月1回1日発行)定価150円 昭和27年4月7日第3種郵便物承認 ●発行人 武田 政義 ●編集人 永守 研吾 ●URL www.hyogo-wel.or.jp/
認め合い ともにつながり 支え合う みんなでつくる ひょうごの福祉
東日本大震災県外避難者の皆さんに
支援情報をお届けします!
締切り 平成24年11月11日
(日)
消印有効
福祉活動等に対する助成金の情報です。
詳細に
ついては、
それぞれの問合せ先にご確認ください。
ひょうご安全の日推進事業
助成制度
(第2期)
「災害文化」の定着に貢献する兵庫県内で実
施される事業へ助成します。
対象団体 規約などを有し、事業責任者、会
計責任者などを明確にしている団体(NPO、
自主防災組織、
実行委員会など)
助成額 地域事業上限50万円、全県事業上
限100万円
締切り 平成24年10月22日
(月)
申 事業を実施する地域を所管する県民局防災
●
担当課
問 ひょうご安全の日推進県民会議事務局
●
TEL078-362-9984
URL http://www.19950117hyogo.jp/
平成25年度年賀寄附金配分
総務大臣の認可を経て、法律で定められた
10の分野の事業を行う全国各地の社会福祉
施設をはじめ、多くの団体に配分します。
対象団体 【一般枠】
「お年玉付き郵便葉書等
に関する法律」
に定められた10の事業を行
う社会福祉法人、更生保護法人、公益社団
法人、公益財団法人、特例社団法人、特例
財団法人、
特例非営利活動法人などの団体
【特別枠】東日本大震災による被災者の救
助またはその予防
(復興)
を目的とする事業
配分事業分野 【一般枠】活動・一般プログラ
ム、活動・チャレンジプログラム、施設改修、
機器購入、
車両購入
【特別枠】東日本大震災の被災者救助・予防
(復興)
助成金額 1件あたり500万円
(上限)
※活動・チャレンジプログラムのみ50万円
締切り 平成24年11月30日
(金)
消印有効
申●
問 日本郵便株式会社 総務部
●
TEL03-3504-4401
URL http://www.post.japanpost.jp/kifu/
キリン福祉財団
平成25年度キリン・子育て公募助成
地域に根付く小さな福祉活動に助成します。
対象事業 「地域」
「子育て」
「ボランティア」
の
3つのキーワードに合致する、地域での子育
てに関わるボランティア活動を目的とする
民間団体で、4人以上のメンバーが中心と
なって活動する団体・グループ
(活動の年数、
法人格の有無は問わない)
助成金額 1件(1団体)上限30万円(総額
3,500万円)
問 公益財団法人 キリン福祉財団
●
東日本 大 震 災 県 外 避 難 者 西日本 連 絡 会
(愛称「まるっと西日本」)では、関西に避難
されている当事者同士の交流会や支援イベ
ントなど、避難者に役立つ情報を無料で配
信しています。
支援情報メールのお申込みは、
[email protected]へ空メー
ルを送って登録してください。
URL http://maruttonishi.jimdo.com
TEL03-5540-3522
URL http://www.kirin.co.jp/found
研 修・イベント
第10回生と死を考える市民フォーラム
「住み慣れた街で認知症を楽しむ」
日時 平成24年10月13日
(土)
14:00∼16:00
場所 尼崎市総合文化センター7階
第2会議室
参加費 無料
内容 特別講演「認知症薬の最新事情」
(長
尾クリニック院長 長尾和宏さん)、かいご
漫才など
定員 100人(先着順)
申●
問 ケアネット尼崎 TEL06-6412-9012
●
介護の日シンポジウム
行事予定
10月
15・16日 生活保護中堅ケースワーカー研修
◆社会福祉研修所
24 日 社会福祉法人財務管理研修◆県福
祉センター
平成20年に制定された
「介護の日」
にあわせて、
「老いを生きることを共に考える」をテーマに、
介護の日シンポジウムを開催します。精神科医
で
『「老い」
を生きるということ』
の著者・竹中星
郎さんと、
NHK
「ハートネットTV・介護百人
一首」等の司会でご活躍の小谷あゆみさんを
迎え、
これからのケアを共に考えます。
日時 平成24年11月7日
(水)
13:00∼17:00
場所 兵庫県民会館9階 けんみんホール
参加費 無料
定員 300人
締切り 平成24年10月25日
(木)
申 URL http://www.hyogo-kenroukyo.jp/
●
問 一般社団法人 兵庫県老人福祉事業協会
●
TEL078-291-6822
県社協第227回理事会◆県福祉セ
ンター
25日 福祉の就職説明会 AUTUMNin
あまがさき◆尼崎市総合文化センター
26日 新任職員OJT担当者研修(Bコー
ス)
◆県福祉センター
28日 第15回介護支援専門員実務研修
受講試験◆神戸大学ほか
県地域包括・在宅介護支援センター
29日 協議会 現任職員研修会◆県福祉
センター
30日 県地域包括・在宅介護支援センター
協議会 現任職員研修会◆西播地
域地場産業振興センター
第61回兵庫県社会福祉大会
社会福祉の発展に功績を残された方々へ
の表彰および記念講演を行います。
主催 兵庫県、兵庫県社会福祉協議会、
高砂市、
高砂市社会福祉協議会
日時 平成24年11月30日
(金)
13:00∼16:00
会場 高砂市文化会館じょうとんばホール
参加費 無料
内容 表彰式典、谷五郎氏(ラジオ・パー
ソナリティ)による記念講演「絆つ
なげる・明日へつながる」
申●
問 兵庫県社会福祉協議会総務企画部
●
TEL078-242-4636
URL http://www.hyogo-wel.or.jp
15日 県社協第174回評議員会◆県福祉
センター
31日 福祉の就職説明会 AUTUMN in
あかし◆明石市立産業交流センター
11月
1日 介護支援専門員専門研修課程Ⅱ・
更新研修A
(後期)◆県立のじぎく
会館ほか
10日 介護福祉士受験セミナー公開模擬
試験◆社会福祉研修所
11日 福祉の就職説明会 AUTUMN in
ひめじ◆姫路商工会議所
28日 近畿ブロック地域包括・在宅介護支
援センター協議会 奈良県セミナー
◆ホテル日航奈良
30 日 老人福祉施設中堅職員研修◆社会
福祉研修所
第61回兵庫県社会福祉大会◆高
砂市文化会館
兵庫県の地域福祉情報誌
現状の制作物を一新したい
新しい情報を伝えたい
そんなとき、
ご相談ください。
●人も地域も元気に!地域の夢とアイデアが詰まった
“ご当地福祉”
を紹介します!
カタログ、
パンフレット、情報誌、広告などの企画・制作
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TEL078-331-5255 FAX078-331-7800
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イディー 神戸
検索
●福祉制度を分かりやすく!福祉のさまざまな情報を
お伝えします!
毎月発行・年間購読料 1,
500円(送料別)
申し込み・問い合わせ 兵庫県社協 総務企画部 TEL078-242-4633
基調講演
﹁〝無縁社会〟を超えて∼
次世代福祉社会の展望∼﹂
や子どもを養うという、社縁が中心
の 社 会でし た 。ま た 、地 域のた めに
頑 張 る 商 店 街 や 建 設 業 も 行 政に守
られて 続いていった よ う に 、行 政 に
社縁や地縁が守られ、血縁がそれに
ぶら下がる社会になっていたのです。
この縁の結び目が、震災が起きた
1995年ぐらいからほどけてしま
いました。日経連が
﹁新時代の﹃ 日本
的経営 ﹄﹂
を発表し、非正規雇用の人
たちが初めて1,000万人を突破
川 市 で 家 族 が 地 域 社 会 とのつな が
孤独死しました。今年も札幌市や立
は5年間に200人以上の高齢者が
阪神・淡路大震災後の仮設住宅で
男 女 の 未 婚 率 の 急 増 とい う 血 縁 の
の解体により出会いの場も無くなり、
る男性が少なくなるとともに、社縁
相 手 に 臨 む 収 入 条 件 を ク リ アで き
正社員の雇用が揺らぎ、女性が結婚
した 年です 。社 縁 を 担ってきた 男 性
りを断たれひっそりと亡くなる事態
域の交流の場であった商店街が衰退
揺らぎに直結しました。さらに大規
たのでしょうか。
していくことなどを通じて、﹁無縁社
が起きています。日 本社会でこのよ
戦 後 の日 本 社 会 は 社 会 保 障 に あ
会﹂
化が進んでしまったのです。
さらに大事なのは、高齢世代の単
税の一体改革です。
めていこ う とい う の が 社 会 保 障 と
行っていき 、社 会の持 続 可 能 性 を 高
る よ う に 子 育て 支 援 や 就 労 支 援 を
てもらい、支える側も力を発 揮でき
こ と で 高 齢 世 代 も 支 え る 側 に 回っ
です 。そこで 、生 涯 現 役 社 会 という
の力というものが弱くなっているの
りきれない。日 本では特に支える側
でも 仕 事の中 身 が 変 わら ずに 頑 張
プの対 象 から外されるため、いつま
して会 社に入らないとキャリアアッ
辞めてしまう。若者たちも正社員と
割 近 くは 最 初の出 産の際 に 会 社 を
題もあります。働いている女 性の7
高 齢 世 代 を 支 える 側の就 労の問
ります。
代 の 単 独 世 帯 が 急 増 す るこ と に な
年 には 特 に 大 都 市 を 中 心 に 高 齢 世
が 年 を 取ってい くこ とで 、2030
非 正 規 雇 用 で 結 婚 で き ない 人 た ち
車 ﹂の 形 に 近 づいていま す 。さ らに 、
だった の が 、だ ん だ ん 1 対 1の﹁ 肩
年 には3 対 1の 比 率 で﹁ 騎 馬 戦 ﹂型
ながりの幸福に転換しています。失
相 関 を 失っており 、物の幸 福 か らつ
一人当たりのGDPの伸びがすでに
うものです。日 本では生活満足度と
たちに、翼 をつけて羽 ばたいてもら
社 会 に 参 加 し よ う に もで き ない 人
個別管理する前者に対して、後者は
ます。当事者を縦割りの行政目線で
から
﹁ 翼の 保 障 ﹂
への転 換と言ってい
会保障の方向性を、私は
﹁殻の保障﹂
るという考え方です。このような社
を元気にしながら、自らも元気にな
は、みんな が 社 会 とつな がって 社 会
本 来 一 体 改 革 が 目 指 し てい た の
に対する重要な処方箋となります。
無 縁 社 会 化 を 伴った 少 子 高 齢 社 会
つきの場をつくり出していくことが、
取り組みなどを通じて、新しい結び
荘﹂︵釧路市︶
のような共生型福祉の
強を教える
﹁コミュニティハウス冬月
給 者 が 母 子 世 帯 の 子 ど も た ちに 勉
びとーまれ﹂︵富山市︶
や生 活 保 護 受
子 ど もた ち が 一 緒 に 暮 らす
﹁このゆ
具 体 的には、高 齢 者と障 害を持った
ものをつくっていくしかありません。
難で、﹁ 新しい家 族 ﹂とでもいうべき
一 人 一 人 の 高 齢 者 を 支 え る のは 困
れ か らは 民 生 委 員 や 社 協 が 個 別 に
﹁ 地 縁 ﹂
の希 薄 化 も 経 済 発 展の結
や、公家や町人が身分を明かさない
集 ま る 中 世の待 避 所︵ 駆 け 込 み 寺 ︶
題 を 起 こ して 逃 げて き た 人 た ち が
家の縁は強 固でしたが、いろんな問
縁・血 縁 や 、今の社 縁 に 相 当 す る 武
のは少し違うと思います。確かに地
てきて、それが最 近 途 切れたという
常に強固なつながりが歴史的に続い
とこ ろで 、日 本 社 会 において 、非
新 た な 縁 づく りの方 法
こ れ か らの
なっているのです。
る関係にあることが、非常に重要に
働き続けて社会とつながり認められ
業 手 当 な ど の 給 付 の 問 題 では な く 、
え、雇用を守られた男性稼ぎ主が妻
公共事業で仕事をつくって業界を支
ります が 、戦 後 日 本 社 会は、政 府 が
は、血縁、地縁、社縁
︵会社の縁︶
があ
をつくってきま し た 。そこでの縁 に
ていく伝統を昔から持っていました。
従来の縁の外に新たな空間をつくっ
で歌を詠みついでいく連歌のように、
れる 高 齢 世 代の人口 比は、2005
き る 現 役 世 代︵
化と一 体のものです。働くことがで
﹁無縁社会﹂
化の状況は、少子高齢
高齢世代をどう支えるか
歳 ︶と 支 えら
独世帯をどう支えていくかです。こ
る 福 祉 の 支 援 者 と ご 本 人 、政 治 家 、
果です。昔は地方で農業や商業を先
信していただくことこそ、無縁社会
当 に 役 立つた め に 必 要 なこ と を 発
いる皆さんが、この改革が地域で本
りなのです。最 前 線で取り組まれて
体 改 革の趣 旨は、実はつながりづく
﹁ 翼 の 保 障 ﹂
への 転 換 を 目 指 す 一
づくりをしていくことも大切です。
り を す る﹁ 押 し か け 型 ﹂
の両 面で 縁
いる 困 難 にア ウ ト リ ー チ 型 で 目 配
ンストップサ ー ビスと 、潜 伏 化 して
居支援﹂
を束ねる
﹁ 待ち受け型 ﹂
のワ
さらに、﹁ 就 労 支 援 ﹂﹁ 家 計 支 援 ﹂﹁ 住
の﹁ 伴 走 型 ﹂が 大 事 に なって き ま す 。
﹁ 翼 の 保 障 ﹂を 支 え るつか ず 離 れ ず
こ れ か らの 縁 結 び の 方 法 と して は 、
1のような形が想定できます。また、
これからの新しい縁としては、表
気にする処方箋です。
合いを強めていくことが、地 域を元
んです 。NPOなどと 連 携して支え
生 委 員 、社 協 、社 会 福 祉 法 人の皆 さ
に大切なのです。その縁結び役は民
から無縁社会を克服する上で、非常
つながりをつくっていくことが、
これ
このように、たとえ弱 くても新しい
∼
を 脱 却 し てい く 大 事 な 一 歩 に な る
行政官、メディアの人たちを、
つなげ
﹁ 殻 の 保 障 ﹂か ら﹁ 翼 の 保 障 ﹂
へ
と思います。
高 齢 者の社 会 参 加 を 促 す
公共的空間
辻 東 日 本 大 震 災 のあ る 被 災 地で
は、仮設住宅の玄関を向き合わせて
バリアフリ ーにして、買い物のでき
る 商 店 や ケ アの あ る サ ポ ー ト セン
ターも置きました。従来型の仮設住
という活動を通して縁結びをしてい
︶
同居が激減しています。
が充実してきたことにより、三 世代
地域間の労働移動が進み、年金制度
ったら家族が支援をしていましたが、
的に支援を行い、祖父母が病気にな
す。昔は親が貧乏でも子どもが経済
今では %と非常に低くなっていま
が 三 世 代 住 宅 に 住 ん でい ま し た が 、
1975 年 に は 高 齢 者 の 半 分 以 上
に 住 む﹁ 三 世 代 同 居 ﹂の 激 減 で す 。
父 母 と 成 人 した 子 どもと 孫 が 一 緒
﹁ 血 縁 ﹂
について象 徴 的なのは、祖
縁が希薄化してきました。
生 に 対 応 方 法 を 教 え てい る 人 も い
という選択を行う時期に来ています。
ヨーロッパ流の福祉国家を選ぶのか
アメリカ流の自立型社会を選ぶのか、
心 して 暮 ら せ る よ う に な る た め に 、
今の日 本社会においては、国民が安
国と言えます。﹁ 無 縁 社 会 ﹂
に入った
並んで最低水準で、低福祉・低負担の
付 費の対GDP比 率 が 、アメリカと
日本は統計を見れば、社会保障給
結びつきも弱くなってきました。
労働者が増えた結果、労働者の間の
感 じな くなりました 。ま た 、非 正 規
り、労働者は自分の企業に親しみを
な が り が で き て い ま す 。こ の よ う
り 外 出 の 回 数 が 増 え 、い ろ ん なつ
か た ち で 働 い て い ま す 。そ れ に よ
お 年 寄 り が ワ ー ク シェア リン グ の
ト ラン 、塾 な ど で チ ー ム を 組 ん だ
制 度 が 日 本の企 業 制 度の重 要 な 柱
宅 で は 弱った 高 齢 者 は 住 み 続 け ら
ます 。深 くて広い河で隔てられてい
が ヨ ー ロッパ は 非 常 に 高 い の で す
ま す 。2年 前 、私の母 親 も 悪 性 リン
れ ず 、孤 独 死 も 起こ りえま す 。それ
な 公 共 的 空 間 を 戦 略 的に創 出 す る
が 、福 祉 に 見 返 り が あ る な ら 負 担
パ 腫 が 見つ か り 、自 宅 で 暮 ら し て
るという喜びをもらっているのです。
で支 える 人 も 人 間の尊 厳に感 動 す
るというのではなく、共に暮らす中
な 、困った 人 を 困ってない人 が 助 け
辻 事 例 で 挙 げ ら れ た 地 域 のよ う
どう選択するのかが問題です。
う こ と を み ん なで 考 え る よ う な 運
た が 、福 祉 に お 金 を 出 し て 支 え あ
い ﹂と い う 言 葉 が よ く 使 わ れ ま し
ま し た 。今 回 の 震 災 で は﹁ 支 え あ
お 金 の 流 れ ができ た か ら だ と 感 じ
そ れ が 可 能 なのも 介 護 保 険 に よ り
の 本 当 の 意 味 は﹁ 名 誉 の 回 復 ﹂
です 。
設計思想です。これにより高齢者も
外 出 ができ、お互いの様子がわかり、
自 然 に 人 と 人 が 触 れ 合 う よ う にな
ります。
千 葉 県 の 柏 市 で は 、高 齢 者 の 社
会 参 加のためにコミュニティビジネ
北海道釧路市
http://n-salon.org/tougetuso/
ケアタウン小平
東京都小平市
http://caretownkodaira.net/npo/
共生型地域オープンサロン
北海道当別町
http://yuyu24.com/facility02.html
社会福祉法人南高愛隣会
コロニー雲仙
長崎県雲仙市
http://www.airinkai.or.jp/
社会福祉法人むそう
愛知県半田市
http://www.musou03.org/
平田運動公園仮設住宅
岩手県釜石市
豊四季台地域高齢社会
総合研究会
千葉県柏市
http://kashiwa-toyoshikidai.org/
健康と病いの語り
ディペックス・ジャパン
http://www.dipex-j.org/
やねだん
鹿児島県鹿屋市
http://www.yanedan.com/
患者・家族と医療をつなぐ
NPO法人 架け橋
http://www.kakehashi-npo.com/
浦河べてるの家
「幻覚&妄想大会」
北海道浦河市
http://urakawa-bethel.or.jp/
ス に 取 り 組 ん で お り 、農 業 や レ ス
コミュニティハウス冬月荘
:
p
t
t
h
そ ういうこ と を 理 解 し た 市 民 が 地
動 が 起きることを 望みます 。
宮城県大崎市
http://www.kokoronosato.net/
/
m
o
c
.
i
h
s
i
n
e
i
k
u
y
.
w
w
w
/
/
全国で展開される新たな縁結び
域に多 くいることが大 切で、そのよ
穂波の郷クリニック
大 熊 私 は 福 祉 と 医 療 、現 場 と 政
大 熊 日 本 で は 、い ろ ん な か た ち
うな地域では
﹁孤独なお年寄りはど
富山県富山市
http://www.geocities.jp/kono_yubi/
策をつなぐ
﹁えにしネット﹂︵
の縁 結 びが 行われています
︵ 表2参
うしているんだろう ﹂
と 気 にか け 合
を 全 部 街 と して 受 け と め る と い う
と と も に 、民 間 に よ る 恒 久 的 な シ
を す る と い う コン セン サ ス が あ り
照 ︶。いいこ と を し ていれ ばいつか
うようになると思います。
つくろう としています 。
世 の 中 が 分 かって く れ る と い う 日
福 祉 にお 金の流 れ を
本 人 の 美 意 識 が あ り ま す が 、多 く
の人 にア ピ ー ルしないと 、分 かって
ら 出 ら れ な く な る と 思 わ れてい た
大 熊 デュシェンヌ 型 筋 ジ ス ト ロ
はいかがでしょうか。
病 気 が あ り ま す が 、デンマ ー ク で
は も ら え ま せ ん 。民 生 委 員 や 社 協
橘 木 すべての 国 民 にこのよ う な
は 、電 動 車いすで 外 出 し 、自 分の家
フィー と い う 、呼 吸 が 困 難 に な り 、
サ ー ビ ス が 行 き 渡 る た め に 、福 祉
に 住 み 、結 婚 までしていま す 。家 族
の皆さんの活動も、世の中に活動を
の 充 実 には お 金 が か か るこ と を 認
が 疲れ果てるということもなく、
人 工 呼 吸 器 が 必 要で 一 生 療 養 所 か
識 し な け れ ば な り ま せ ん 。社 会 保
愛 情 も 枯 れ な い 。福 祉 や 医 学 の 学
ど う 発 信 し てい く か を 考 えて み て
障 給 付 費の国 民 所 得 に 占 め る 比 率
新たな
「縁結び」
はいかにして可能か
(鼎談の様子)
インターネットなどで調べてみましょう!
■表2 全国における
「縁づくり」
の取組事例
(講演で言及されたもの)
鼎談
﹁コミュニティをどう
再生するか∼新たなつな
がりづくりに向けて∼﹂
ス テ ム 化 を 目 指 す こ と で 、薄 れ て
社 会の変 化
橘木 俊詔さん
いるのです が 、ど んなに 歳 を とって
だったのです が 、経 済 が 低 成 長にな
同志社大学
経済学部教授
ま す 。し か し 日 本 で は 福 祉 を 充 実
橘 木 高度成長期以降の日 本の社
64
い く 人 と 人 と のつな が り を 新 た に
る と 企 業 も そ れ が 維 持でき な く な
提供し、終身雇用や年功序列などの
業 員 に 社 宅 な ど のい ろ ん な 福 祉 を
﹁ 社 縁 ﹂
についても、昔は企 業 が 従
たのです。
の結びつきが非常に希薄になってき
そのため、都会に住む人たちの地域
隣 り 近 所 に 住 む よ う にな りま し た 。
当日は400人を超える参加者が聴講
も 人 の 役 に 立った り お しゃれ を し
会経済の変遷により、血縁、地縁、社
﹁ 縁 ﹂の 希 薄 化 を 招いた
祖 代々営んでいたため、隣の人のこ
かわらず、それなりに安定した社会
まりお金を使ってこなかったにもか
模小売店舗法などが改正されて、地
宮本 太郎さん
うな
﹁無縁化﹂
はどのように進んでき
﹁ 無縁社会﹂
はなぜ出現したか
北海道大学大学院
法学研究科教授
ていこうと始めました。今日は、あた
えする。
とは 誰 も 知っていたのです が 、若い
め、第51回社会福祉夏季大学を開催した。
かかいコミュニティをつくるために話
ていくための方策を県民とともに考える機会とするた
人が都会に出てきて、見知らぬ人が
の一環として、これからの新たな支え合い社会を実現し
し合っていただけたらと思います。
する議論が展開された、社会福祉夏季大学の概要をお伝
大熊 由紀子さん
2
2012 October
2012 October
今月の特集では、多彩な講師陣により
「無縁社会」
に関
国際医療福祉大学
大学院教授
15
このゆびとーまれ
えにしネット
http://www.yuki-enishi.com/
(大熊 由紀子さんのホームページ)
辻 哲夫さん
3
本会では、
「 ストップ・ザ・無縁社会」全県キャンペーン
す る と 経 済 が 弱 く な る とい う 反 対
「共生縁」
皆が弱者の時代に、助ける人と助けられる人という縁ではなく、
支え合う縁
たいよ うです 。リハビリテ ーション
「はざまの縁」
制度と制度をつなぎながら、制度的に対応されてこなかった
ニーズに対応していく縁(大阪府社会福祉協議会の社会貢献事
業など)
運 動 が あ る 。こ れ に 対 し て 国 民 が
「必要縁」
子育て、介護、引きこもり、失業などの解決のために、地域、家族、
企業、
NPOが連携していくことで生まれる縁
4
ストップ・ザ・無縁社会
■表1 これからの新しい縁のかたち
2012 October
2012 October
5
絆つなげる 明日へつながる④
第51回社会福祉
夏季大学の内容から
東京大学高齢社会
総合研究機構特任教授
18
特集
S PECIAL E DITION
SPECIAL EDITION
基調講演
﹁〝無縁社会〟を超えて∼
次世代福祉社会の展望∼﹂
や子どもを養うという、社縁が中心
の 社 会でし た 。ま た 、地 域のた めに
頑 張 る 商 店 街 や 建 設 業 も 行 政に守
られて 続いていった よ う に 、行 政 に
社縁や地縁が守られ、血縁がそれに
ぶら下がる社会になっていたのです。
この縁の結び目が、震災が起きた
1995年ぐらいからほどけてしま
いました。日経連が
﹁新時代の﹃ 日本
的経営 ﹄﹂
を発表し、非正規雇用の人
たちが初めて1,000万人を突破
川 市 で 家 族 が 地 域 社 会 とのつな が
孤独死しました。今年も札幌市や立
は5年間に200人以上の高齢者が
阪神・淡路大震災後の仮設住宅で
男 女 の 未 婚 率 の 急 増 とい う 血 縁 の
の解体により出会いの場も無くなり、
る男性が少なくなるとともに、社縁
相 手 に 臨 む 収 入 条 件 を ク リ アで き
正社員の雇用が揺らぎ、女性が結婚
した 年です 。社 縁 を 担ってきた 男 性
りを断たれひっそりと亡くなる事態
域の交流の場であった商店街が衰退
揺らぎに直結しました。さらに大規
たのでしょうか。
していくことなどを通じて、﹁無縁社
が起きています。日 本社会でこのよ
戦 後 の日 本 社 会 は 社 会 保 障 に あ
会﹂
化が進んでしまったのです。
さらに大事なのは、高齢世代の単
税の一体改革です。
めていこ う とい う の が 社 会 保 障 と
行っていき 、社 会の持 続 可 能 性 を 高
る よ う に 子 育て 支 援 や 就 労 支 援 を
てもらい、支える側も力を発 揮でき
こ と で 高 齢 世 代 も 支 え る 側 に 回っ
です 。そこで 、生 涯 現 役 社 会 という
の力というものが弱くなっているの
りきれない。日 本では特に支える側
でも 仕 事の中 身 が 変 わら ずに 頑 張
プの対 象 から外されるため、いつま
して会 社に入らないとキャリアアッ
辞めてしまう。若者たちも正社員と
割 近 くは 最 初の出 産の際 に 会 社 を
題もあります。働いている女 性の7
高 齢 世 代 を 支 える 側の就 労の問
ります。
代 の 単 独 世 帯 が 急 増 す るこ と に な
年 には 特 に 大 都 市 を 中 心 に 高 齢 世
が 年 を 取ってい くこ とで 、2030
非 正 規 雇 用 で 結 婚 で き ない 人 た ち
車 ﹂の 形 に 近 づいていま す 。さ らに 、
だった の が 、だ ん だ ん 1 対 1の﹁ 肩
年 には3 対 1の 比 率 で﹁ 騎 馬 戦 ﹂型
ながりの幸福に転換しています。失
相 関 を 失っており 、物の幸 福 か らつ
一人当たりのGDPの伸びがすでに
うものです。日 本では生活満足度と
たちに、翼 をつけて羽 ばたいてもら
社 会 に 参 加 し よ う に もで き ない 人
個別管理する前者に対して、後者は
ます。当事者を縦割りの行政目線で
から
﹁ 翼の 保 障 ﹂
への転 換と言ってい
会保障の方向性を、私は
﹁殻の保障﹂
るという考え方です。このような社
を元気にしながら、自らも元気にな
は、みんな が 社 会 とつな がって 社 会
本 来 一 体 改 革 が 目 指 し てい た の
に対する重要な処方箋となります。
無 縁 社 会 化 を 伴った 少 子 高 齢 社 会
つきの場をつくり出していくことが、
取り組みなどを通じて、新しい結び
荘﹂︵釧路市︶
のような共生型福祉の
強を教える
﹁コミュニティハウス冬月
給 者 が 母 子 世 帯 の 子 ど も た ちに 勉
びとーまれ﹂︵富山市︶
や生 活 保 護 受
子 ど もた ち が 一 緒 に 暮 らす
﹁このゆ
具 体 的には、高 齢 者と障 害を持った
ものをつくっていくしかありません。
難で、﹁ 新しい家 族 ﹂とでもいうべき
一 人 一 人 の 高 齢 者 を 支 え る のは 困
れ か らは 民 生 委 員 や 社 協 が 個 別 に
﹁ 地 縁 ﹂
の希 薄 化 も 経 済 発 展の結
や、公家や町人が身分を明かさない
集 ま る 中 世の待 避 所︵ 駆 け 込 み 寺 ︶
題 を 起 こ して 逃 げて き た 人 た ち が
家の縁は強 固でしたが、いろんな問
縁・血 縁 や 、今の社 縁 に 相 当 す る 武
のは少し違うと思います。確かに地
てきて、それが最 近 途 切れたという
常に強固なつながりが歴史的に続い
とこ ろで 、日 本 社 会 において 、非
新 た な 縁 づく りの方 法
こ れ か らの
なっているのです。
る関係にあることが、非常に重要に
働き続けて社会とつながり認められ
業 手 当 な ど の 給 付 の 問 題 では な く 、
え、雇用を守られた男性稼ぎ主が妻
公共事業で仕事をつくって業界を支
ります が 、戦 後 日 本 社 会は、政 府 が
は、血縁、地縁、社縁
︵会社の縁︶
があ
をつくってきま し た 。そこでの縁 に
ていく伝統を昔から持っていました。
従来の縁の外に新たな空間をつくっ
で歌を詠みついでいく連歌のように、
れる 高 齢 世 代の人口 比は、2005
き る 現 役 世 代︵
化と一 体のものです。働くことがで
﹁無縁社会﹂
化の状況は、少子高齢
高齢世代をどう支えるか
歳 ︶と 支 えら
独世帯をどう支えていくかです。こ
る 福 祉 の 支 援 者 と ご 本 人 、政 治 家 、
果です。昔は地方で農業や商業を先
信していただくことこそ、無縁社会
当 に 役 立つた め に 必 要 なこ と を 発
いる皆さんが、この改革が地域で本
りなのです。最 前 線で取り組まれて
体 改 革の趣 旨は、実はつながりづく
﹁ 翼 の 保 障 ﹂
への 転 換 を 目 指 す 一
づくりをしていくことも大切です。
り を す る﹁ 押 し か け 型 ﹂
の両 面で 縁
いる 困 難 にア ウ ト リ ー チ 型 で 目 配
ンストップサ ー ビスと 、潜 伏 化 して
居支援﹂
を束ねる
﹁ 待ち受け型 ﹂
のワ
さらに、﹁ 就 労 支 援 ﹂﹁ 家 計 支 援 ﹂﹁ 住
の﹁ 伴 走 型 ﹂が 大 事 に なって き ま す 。
﹁ 翼 の 保 障 ﹂を 支 え るつか ず 離 れ ず
こ れ か らの 縁 結 び の 方 法 と して は 、
1のような形が想定できます。また、
これからの新しい縁としては、表
気にする処方箋です。
合いを強めていくことが、地 域を元
んです 。NPOなどと 連 携して支え
生 委 員 、社 協 、社 会 福 祉 法 人の皆 さ
に大切なのです。その縁結び役は民
から無縁社会を克服する上で、非常
つながりをつくっていくことが、
これ
このように、たとえ弱 くても新しい
∼
を 脱 却 し てい く 大 事 な 一 歩 に な る
行政官、メディアの人たちを、
つなげ
﹁ 殻 の 保 障 ﹂か ら﹁ 翼 の 保 障 ﹂
へ
と思います。
高 齢 者の社 会 参 加 を 促 す
公共的空間
辻 東 日 本 大 震 災 のあ る 被 災 地で
は、仮設住宅の玄関を向き合わせて
バリアフリ ーにして、買い物のでき
る 商 店 や ケ アの あ る サ ポ ー ト セン
ターも置きました。従来型の仮設住
という活動を通して縁結びをしてい
︶
同居が激減しています。
が充実してきたことにより、三 世代
地域間の労働移動が進み、年金制度
ったら家族が支援をしていましたが、
的に支援を行い、祖父母が病気にな
す。昔は親が貧乏でも子どもが経済
今では %と非常に低くなっていま
が 三 世 代 住 宅 に 住 ん でい ま し た が 、
1975 年 に は 高 齢 者 の 半 分 以 上
に 住 む﹁ 三 世 代 同 居 ﹂の 激 減 で す 。
父 母 と 成 人 した 子 どもと 孫 が 一 緒
﹁ 血 縁 ﹂
について象 徴 的なのは、祖
縁が希薄化してきました。
生 に 対 応 方 法 を 教 え てい る 人 も い
という選択を行う時期に来ています。
ヨーロッパ流の福祉国家を選ぶのか
アメリカ流の自立型社会を選ぶのか、
心 して 暮 ら せ る よ う に な る た め に 、
今の日 本社会においては、国民が安
国と言えます。﹁ 無 縁 社 会 ﹂
に入った
並んで最低水準で、低福祉・低負担の
付 費の対GDP比 率 が 、アメリカと
日本は統計を見れば、社会保障給
結びつきも弱くなってきました。
労働者が増えた結果、労働者の間の
感 じな くなりました 。ま た 、非 正 規
り、労働者は自分の企業に親しみを
な が り が で き て い ま す 。こ の よ う
り 外 出 の 回 数 が 増 え 、い ろ ん なつ
か た ち で 働 い て い ま す 。そ れ に よ
お 年 寄 り が ワ ー ク シェア リン グ の
ト ラン 、塾 な ど で チ ー ム を 組 ん だ
制 度 が 日 本の企 業 制 度の重 要 な 柱
宅 で は 弱った 高 齢 者 は 住 み 続 け ら
ます 。深 くて広い河で隔てられてい
が ヨ ー ロッパ は 非 常 に 高 い の で す
ま す 。2年 前 、私の母 親 も 悪 性 リン
れ ず 、孤 独 死 も 起こ りえま す 。それ
な 公 共 的 空 間 を 戦 略 的に創 出 す る
が 、福 祉 に 見 返 り が あ る な ら 負 担
パ 腫 が 見つ か り 、自 宅 で 暮 ら し て
るという喜びをもらっているのです。
で支 える 人 も 人 間の尊 厳に感 動 す
るというのではなく、共に暮らす中
な 、困った 人 を 困ってない人 が 助 け
辻 事 例 で 挙 げ ら れ た 地 域 のよ う
どう選択するのかが問題です。
う こ と を み ん なで 考 え る よ う な 運
た が 、福 祉 に お 金 を 出 し て 支 え あ
い ﹂と い う 言 葉 が よ く 使 わ れ ま し
ま し た 。今 回 の 震 災 で は﹁ 支 え あ
お 金 の 流 れ ができ た か ら だ と 感 じ
そ れ が 可 能 なのも 介 護 保 険 に よ り
の 本 当 の 意 味 は﹁ 名 誉 の 回 復 ﹂
です 。
設計思想です。これにより高齢者も
外 出 ができ、お互いの様子がわかり、
自 然 に 人 と 人 が 触 れ 合 う よ う にな
ります。
千 葉 県 の 柏 市 で は 、高 齢 者 の 社
会 参 加のためにコミュニティビジネ
北海道釧路市
http://n-salon.org/tougetuso/
ケアタウン小平
東京都小平市
http://caretownkodaira.net/npo/
共生型地域オープンサロン
北海道当別町
http://yuyu24.com/facility02.html
社会福祉法人南高愛隣会
コロニー雲仙
長崎県雲仙市
http://www.airinkai.or.jp/
社会福祉法人むそう
愛知県半田市
http://www.musou03.org/
平田運動公園仮設住宅
岩手県釜石市
豊四季台地域高齢社会
総合研究会
千葉県柏市
http://kashiwa-toyoshikidai.org/
健康と病いの語り
ディペックス・ジャパン
http://www.dipex-j.org/
やねだん
鹿児島県鹿屋市
http://www.yanedan.com/
患者・家族と医療をつなぐ
NPO法人 架け橋
http://www.kakehashi-npo.com/
浦河べてるの家
「幻覚&妄想大会」
北海道浦河市
http://urakawa-bethel.or.jp/
ス に 取 り 組 ん で お り 、農 業 や レ ス
コミュニティハウス冬月荘
:
p
t
t
h
そ ういうこ と を 理 解 し た 市 民 が 地
動 が 起きることを 望みます 。
宮城県大崎市
http://www.kokoronosato.net/
/
m
o
c
.
i
h
s
i
n
e
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k
u
y
.
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w
w
/
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全国で展開される新たな縁結び
域に多 くいることが大 切で、そのよ
穂波の郷クリニック
大 熊 私 は 福 祉 と 医 療 、現 場 と 政
大 熊 日 本 で は 、い ろ ん な か た ち
うな地域では
﹁孤独なお年寄りはど
富山県富山市
http://www.geocities.jp/kono_yubi/
策をつなぐ
﹁えにしネット﹂︵
の縁 結 びが 行われています
︵ 表2参
うしているんだろう ﹂
と 気 にか け 合
を 全 部 街 と して 受 け と め る と い う
と と も に 、民 間 に よ る 恒 久 的 な シ
を す る と い う コン セン サ ス が あ り
照 ︶。いいこ と を し ていれ ばいつか
うようになると思います。
つくろう としています 。
世 の 中 が 分 かって く れ る と い う 日
福 祉 にお 金の流 れ を
本 人 の 美 意 識 が あ り ま す が 、多 く
の人 にア ピ ー ルしないと 、分 かって
ら 出 ら れ な く な る と 思 わ れてい た
大 熊 デュシェンヌ 型 筋 ジ ス ト ロ
はいかがでしょうか。
病 気 が あ り ま す が 、デンマ ー ク で
は も ら え ま せ ん 。民 生 委 員 や 社 協
橘 木 すべての 国 民 にこのよ う な
は 、電 動 車いすで 外 出 し 、自 分の家
フィー と い う 、呼 吸 が 困 難 に な り 、
サ ー ビ ス が 行 き 渡 る た め に 、福 祉
に 住 み 、結 婚 までしていま す 。家 族
の皆さんの活動も、世の中に活動を
の 充 実 には お 金 が か か るこ と を 認
が 疲れ果てるということもなく、
人 工 呼 吸 器 が 必 要で 一 生 療 養 所 か
識 し な け れ ば な り ま せ ん 。社 会 保
愛 情 も 枯 れ な い 。福 祉 や 医 学 の 学
ど う 発 信 し てい く か を 考 えて み て
障 給 付 費の国 民 所 得 に 占 め る 比 率
新たな
「縁結び」
はいかにして可能か
(鼎談の様子)
インターネットなどで調べてみましょう!
■表2 全国における
「縁づくり」
の取組事例
(講演で言及されたもの)
鼎談
﹁コミュニティをどう
再生するか∼新たなつな
がりづくりに向けて∼﹂
ス テ ム 化 を 目 指 す こ と で 、薄 れ て
社 会の変 化
橘木 俊詔さん
いるのです が 、ど んなに 歳 を とって
だったのです が 、経 済 が 低 成 長にな
同志社大学
経済学部教授
ま す 。し か し 日 本 で は 福 祉 を 充 実
橘 木 高度成長期以降の日 本の社
64
い く 人 と 人 と のつな が り を 新 た に
る と 企 業 も そ れ が 維 持でき な く な
提供し、終身雇用や年功序列などの
業 員 に 社 宅 な ど のい ろ ん な 福 祉 を
﹁ 社 縁 ﹂
についても、昔は企 業 が 従
たのです。
の結びつきが非常に希薄になってき
そのため、都会に住む人たちの地域
隣 り 近 所 に 住 む よ う にな りま し た 。
当日は400人を超える参加者が聴講
も 人 の 役 に 立った り お しゃれ を し
会経済の変遷により、血縁、地縁、社
﹁ 縁 ﹂の 希 薄 化 を 招いた
祖 代々営んでいたため、隣の人のこ
かわらず、それなりに安定した社会
まりお金を使ってこなかったにもか
模小売店舗法などが改正されて、地
宮本 太郎さん
うな
﹁無縁化﹂
はどのように進んでき
﹁ 無縁社会﹂
はなぜ出現したか
北海道大学大学院
法学研究科教授
ていこうと始めました。今日は、あた
えする。
とは 誰 も 知っていたのです が 、若い
め、第51回社会福祉夏季大学を開催した。
かかいコミュニティをつくるために話
ていくための方策を県民とともに考える機会とするた
人が都会に出てきて、見知らぬ人が
の一環として、これからの新たな支え合い社会を実現し
し合っていただけたらと思います。
する議論が展開された、社会福祉夏季大学の概要をお伝
大熊 由紀子さん
2
2012 October
2012 October
今月の特集では、多彩な講師陣により
「無縁社会」
に関
国際医療福祉大学
大学院教授
15
このゆびとーまれ
えにしネット
http://www.yuki-enishi.com/
(大熊 由紀子さんのホームページ)
辻 哲夫さん
3
本会では、
「 ストップ・ザ・無縁社会」全県キャンペーン
す る と 経 済 が 弱 く な る とい う 反 対
「共生縁」
皆が弱者の時代に、助ける人と助けられる人という縁ではなく、
支え合う縁
たいよ うです 。リハビリテ ーション
「はざまの縁」
制度と制度をつなぎながら、制度的に対応されてこなかった
ニーズに対応していく縁(大阪府社会福祉協議会の社会貢献事
業など)
運 動 が あ る 。こ れ に 対 し て 国 民 が
「必要縁」
子育て、介護、引きこもり、失業などの解決のために、地域、家族、
企業、
NPOが連携していくことで生まれる縁
4
ストップ・ザ・無縁社会
■表1 これからの新しい縁のかたち
2012 October
2012 October
5
絆つなげる 明日へつながる④
第51回社会福祉
夏季大学の内容から
東京大学高齢社会
総合研究機構特任教授
18
特集
S PECIAL E DITION
SPECIAL EDITION
・無 縁 社 会 」
ザ
・
プ
ッ
ト
ス
「
グリーンハイツ地区成年後見センターは、地域住民
みんなでつくる
ひょうごの福祉
が主体となって設立されたNPO法人なんだ。認知症
になっても地域で暮らし続けることを実現するために、
住民にとって身近な相談窓口として、成年後見制度に
地域の課題を
解決するために
﹁ 認 知 症になっても住み慣れた 地
域で 暮 らし 続 け たい﹂。グリ ーンハ
イ ツ 地 区 成 年 後 見 センタ ー は 、こ
のよ う な 地 域 住 民 の 願 い を 叶 え る
た め に 立 ち 上 げ ら れ た 。高 齢 化 率
の 高 さ や 一 人 暮 らし 高 齢 者の 増 加
といった 地 域 課 題 に 目 を 向 け た グ
リーンハイツ・清 和 台・大 和・明 峰の
4地 区 の 福 祉 委 員 会 が 中 心 と なっ
月 に 設 立 され た 地 域 住 民 主
て 、地 域 の 中 で 何 が で き る か を 勉
年
年度に県
強 会 な ど で 話 し 合った 結 果 、平 成
体の組織だ。
∼
23
住民同士で支え合う
新たな仕組み
センターは、平成
が 実 施 し た 市 民 後 見 人 養 成 研 修の
受 講 者 な ど 、成 年 後 見 制 度 に 関 す
る 知 識 を 有 した 会 員 を 中 心に構 成
されており、成年後見制度に関連し
た﹁ 相 談 事 業 ﹂
と
﹁啓発事業﹂
を展開
している。専門職ではない住民自身
が 制 度 を 学 び 、住 民のための相 談・
啓発に取り組んでいるところが、こ
22
11
認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けるために
∼
「グリーンハイツ地区成年後見センター」
の取り組みから∼
「ストップ・ザ・無縁社会」
全県キャンペーンの最新情報をお伝えします。
TOPICS
キャンペーン事業が続々開催!
寄付について(お礼)
8月10日に開催された
「ストップ・ザ・無縁社会」
全県
9月14日、全県キャンペーンの趣旨に賛同された
キャンペーン推進協議会設立総会では、記念講演会も
株式会社NTTドコモ関西支社より、
「 ストップ・ザ・無
併せて開催されました。概要は下記の
「ささえあいメッ
縁社会」全県キャンペーン推進協議会に対して50万
セージ」
をご覧ください。また、
8月23日に開催された
円のご寄附をいただきました。当日は、同支社神戸支
第51回社会福祉夏季大学も、
400人を超えるご参加
店長の松谷正輝氏に対して、推進協議会代表幹事の
をいただきました
(2∼5ページの特集参照)
。なお、各
武田政義県社協会長より感謝盾が贈呈されました。
行事のアンケートでは、参加者の皆様よりキャンペー
いただいた寄附金は、全県キャンペーンの各種事業
ンに対するメッセージを多数お寄せいただいています。
の推進に活用させていただく予定です。ここにあらた
ホームページ
(ht
tp://s
top-muen.jp)
で随時ご紹介
めてお礼を申し上げます。
していますので、ぜひご覧ください!
皆様からいただいたメッセージ
(一部)
社会となるよう願います。
●隣近所とのお付き合いを大切にと簡単に言いますが、
一番難しい問題です。
れまでにはな
い新たな支え
合 いの 仕 組 み
といえる。
す で に セン
タ ーでは 、相 談
を 受 けて申 立
書の書き方や
家 庭 裁 判 所へ
地域へ出向き
「成年後見制度」
をアピール
ッセージ
ささえあいメ
今回は、
8月10日に開催された記念講演会の内容
(要旨)
をご紹介します。
無縁社会を生きる∼いのちの大切さ∼
るよう 、他の各 地 区にも増やしてい
き、その相談員として市民後見人養
成 研 修の受 講 者に活 動してほしい﹂
と語る。身近な相談窓口 が広がるこ
とで住民にとっての安心感が生まれ
る 。ま た 、専 門 職ではない身 近 な 住
民 が 権 利 擁 護 の 担 い 手 と して 活 動
に取り組むことで、多くの住 民の理
解 と 協 力 が 得 られ る 環 境 に もつな
がる。住民自らが権利擁護の担い手
となる新たな取り組みとして、今後
の展開に注目したい。
無縁社会にストップをかけるために、どう私たちは
多く存在する切腹や心中、文学者の自殺の背後にあ
生きていくべきか、
3つのテーマでお話しします。
る、
「 地上にあるもので永遠なものは一つもない」
と
まずは
「いじめ」
の問題です。小説
「蠅の王」
で描かれ
いう
“無常観”について、教育の場や地域社会で考え
たように、西欧では子どもたちは放置すれば限りなく
ていく作業を抜きにしては解決できないと思います。
野生化していく、
という考えが共有されていました。
し
最後に
「人間関係」の問題です。無差別殺人や詐欺
かし、我が国では子どもたちの世界に対する関心が強
事件が広がりを見せる中で、学校や家庭で
「他人を信
くなかった気がします。今回のいじめ事件では、明らか
用するな」
と教え始めている気がします。正しい倫理
に子どもの野生化の片鱗が現れていますが、それに
観や思想信条を持ち、人を信じることが最大の価値で
対して日本の社会、学校・地域・家庭がどう考えている
あることを教えていかなければ、
のかを心配しています。いじめの加害者を犯罪者のよ
日本社会は崩壊するでしょう。
うに扱うのは危険です。加害者と被害者という二元論
から自由になることが、人として必要ではないかと思
います。
また、
「自殺」
の問題については、日本の歴史の中に
7
2012 October
p -m u e n
●キャンペーンが考えるきっかけとなり、今後よりよい
の付 添いなど 、制 度の活 用に向けた
支 援 を 行っている 。身 近 な 地 域に相
談 窓 口 を 設 置 し てい る と い う 特 徴
特定非営利活動法人グリーンハイツ地区成年後見センター
(川西市緑台6-1-85)
☎072-767-7860 FAX072-744-1136
を 生 かし 、相 談 者の自 宅へ積 極 的に
成年後見制度を支える担い手として、
これからは福祉や司
法の専門職だけではなく地域住民の力も欠かせません。
その
中で、行政や専門職ではない、住民自らが主体となって取り
組むことの意義は大きいと思います。
ますます認知症者が増
えると言われる中で、住民主体の新たな支え合いの取り組み
として今後の展開に注目です。
出 向き 、専 門 機 関への相 談 を 迷 う と
きなどにも、気 軽に相 談できるよう
環境づくりにも努めている。
ま た 、認 知 症 になっても 暮 らし 続
けられる 地 域 づくりのためには、住
民 自 身 も 制 度 の 理 解 を 深 め るこ と
が必 要との考えから、講 演 会や地 域
に出 向 く出 前 講 座 を 積 極 的に開 催
している。
身近で頼れる
相談窓口を目指して
現在窓口はグリーンハイツ地区の
みに設 置されている が 、理 事 長の岡
やすえ氏は、﹁より身近な窓口となれ
取材を終えて
h tt p :/ /s to
地域で支え合い、地域を元気にする
取り組みを紹介します。
関するさまざまな支援を行っているよ。
23
ンペーン
ャ
キ
県
全
!
れ
広が
.j p
宗教学者
国際日本文化研究センター名誉教授
山折 哲雄さん
2012 October
6
みんなで考え みんなでつくる 笑顔のまち たこ と が きっか け だ 。そこで 市 社
場 所 が 少 ない﹂という 声 が 上 がっ
場 所 や 安 心 して 出 か け ら れ る 居
害者から、﹁困った時に相談できる
りだ。計画策定の際に高齢者や障
につなげる地域ケアシステムづく
り ご と を 確 実 に キャッチ し 、解 決
行することを目指す。
政施策にも反映しながら着実に実
け、2つの柱 を 軸にした 計 画 を 行
でつく る ﹂ま ち づくりの実 現 に 向
市社協では
﹁みんなで考え、みんな
大 き な 転 換 点 を 迎 えつつあ る 中 、
ている。行政のコミュニティ施策が
センター ﹂
を設 置する方 針を固め
ム︶づくりを 目 指 す 。﹁み∼あシス
み ∼ あシステ
﹁ カフェにふらっと 立ち寄 るように
テム ﹂始 動 に 向 けて 、ま ず は 今 年
アシステム
︵通称
もに 困 り ご と を 解 決 す る 地 域 ケ
チし、専 門 職 だけでなく住 民とと
協 では 、困 り ご と を 確 実 に キャッ
∼行政施策との連携で進める地域づくりの展開∼
南 あ わ じ 市 社 協 で はこ の た び 、
年 度 ︶を 策 定 した 。今 回の計
第2次地域福祉推進計画
︵ 平成
∼
画の最大の特徴は、市の地域福祉
計画づくりとの連動。市と社協が
合 同で 住 民 アンケ ー ト や 地 区 懇
談 会 な どに取 り 組 み 、﹁ 行 政 と 共
通目標が確認できた﹂
と市社協の
山 口 事 務 局 長 は 話 す 。計 画 で は 、
﹁住民の力を育む﹂﹁誰もが安心し
て 暮 ら せ る し く み づく り ﹂
の2つ
を重点の柱に掲げた。
お茶を飲みながら気軽に防災を考
月 に 障 害 者 虐 待 防 止 センタ ー
は、﹁ 隣 近 所 との付き合いは大 切 ﹂
を育む﹂
こと。住民アンケートから
計 画の1つ目の柱は
﹁ 住 民の力
も、﹁ 地 域でのつな がり づくりを 考
り組む防災を学ぶ。
カフェの参加者
し、〝もしもの時〟
に家庭や地域で取
いる 。市や 自 主 防 災 組 織 とも連 携
単 位の市 内4支部で取り組まれて
た 継 続 した 支 援 が 可 能 なし くみ
共 有することで、本 人を中 心とし
必 要 に 応 じて 関 係 機 関 と も 情 報
通 じて 、キャッチ し た 困 り ご と を
る 社 協の相 談 窓口 や 各 種 事 業 を
を 受 託 。同センター をはじめとす
えることができる場 ﹂
として、
旧町
と答える人 が多い一方 、
実 際は
﹁あ
える機会になっている﹂
と話し、
学び
﹁防災カフェ﹂
をきっかけ
にした支え合い活動
いさつ程 度の付 き 合い﹂
にと どま
づくりを展開する。
くりの支 援などを担 う
﹁市民交流
改め、概ね小 学 校 区 ごとにまちづ
今後、旧町単位での分庁舎方式を
合 併から7年 が 経 過し、市では
を生かした活動が模索されている。
2つ目 の 計 画 の 柱 は 、住 民 の 困
困りごとを確実にキャッチ!
地域ケアシステムづくり
る人が多い実態が浮かび上がった。
そこで、
住民による一歩進んだ支え
合い活 動のきっかけ として、市 社
協では
﹁ 防 災カフェ﹂
に力を入れる
こ とにし た 。この
﹁ 防 災 カフェ﹂
は、
また、認知症や障害のある方が何ら
そ の 後 の 会 話 が で き ま せ んで し た 。
しかけている姿を背中越しに見た時、
や、
お前はどこにいったんだい﹂
と話
主人か息子さんの名前を呼び、﹁○○
て、小さなカメの背 をなでながらご
を 届 けた 時のこ とです 。縁 側に座っ
らしのおばあさん宅に給食サービス
入局したての頃 、上品なひとり暮
護保険、
給食サービスを手配し、
なん
センターと連携して、
病院の受診、
介
しないと!﹂
と上郡 町 地 域 包 括 支 援
した。﹁何とか
いない状況で
ど何も食べて
な く 、ほ と ん
い て 、お 金 も
ほど衰弱して
から動けない
進組織の設置と、
各 分 野 が 緻 密な連
資質を探し続けることです。
職 員 ﹂﹁ 人 ﹂
として求められる正しい
に察知できるような仕組みづくりが
できればいいなと思っています。
ご本人の生活の場に飛び込み、寄
り添う竹内さん。家族や地域の関係
ために、中立的に今自分がどこに立
を高める
﹁エンパワメント﹂
を進める
当事者や地域が本来持っている力
専 門 職 や 住 民 か ら 厚い信 頼 が 寄 せ
るこ と を 大 切 に 考 え 行 動 す る 姿 に 、
でも、ご本人が安心して暮らし続け
の葛 藤 がつきまといます。そんな中
をひもとき、紡ぎなおす支援は多く
つべき か 、どこに 向 けて 取 り 組 むべ
られています。
大切にしていることは?
取材を終えて
絡 を 取り 合い、住 民のSOSを 早 め
各自治会に見合った小地域福祉推
力を入れたい活動は?
も視野に入れて活動しています。
家族や近隣との関係をほぐすこと
ご本 人の過 去も理 解し、
もつれた
方 々 との協 力の輪 を 広 げな がら、
このよ う に 専 門 機 関 や 地 域 の
を送っておられます。
現在は施設で安心した生活
て成 年 後 見 制 度 を利 用し、
後 、遠 方の親 戚の協 力 を 得
安 心して暮 らせる 地 域をつくる!
男性高齢者
の 方 で す 。訪
かの理由でこの町を去った時、﹁あの
とか命を救 うことができました。ご
3年計画で108つの自治会との懇談会をスタート
きかを意識しています。また、﹁社協
第1回福祉の絵マップコンクールスタート
(平成24年度で第7回目)
問 す る と 、ご
時に何かできたことがあったのでは
本人の
﹁安心して暮らしたい﹂
という
あなたの原点は?
ないか﹂
と、
ワーカーとしての自問自
想いに応えようと、
福 祉サー ビス利
本 人はこたつ
答の日々が始まりました。
用 援 助 事 業による支援をはじめ、
民
生委員や自治会長と一緒に見守りを
進 めまし た 。一度 、ボ ヤ 騒 ぎ が あ り 、
が、
緊急時の連絡先を伝えるなど一緒
印象に残る
エピソードは?
ある 時 、﹁ 最 近 、
あの人の姿 を見 か
に見守っていただくよう理解を求め
近隣から不安の声が寄せられました
けない﹂
という情報が、
ふれあい・いき
ました。
その後、
各種サービスと地域
第5次地域福祉推進計画の策定
24
いきサロン参加者を通じて民生委員
福祉サービス利用援助事業を初めて担当
33歳
平成16年台風23号災害による町内外の救援活動
31歳
28
の見守りで限界まで自宅で暮らした
27歳 上郡町社協に入局
10
検索
南あわじ市社協
南あわじ市社会福祉協議会☎0799-44-3007
から入ってきました。
ひとり暮らしの
Personal History
市町社協の取り組んでいるさまざまな活動を紹介します。
8
2012 October
2012 October
せい いち ろう
竹内 盛一郎さん
南あわじ市社協では、平成24年度から5カ年計画で第2次地
域福祉推進計画を策定しました。
ちょうど、市の「地域福祉計画」
「障害福祉計画(3期)」
「 老人福祉計画(5期)」が策定・見直しの
時期にあったことから、行政職員と合同で作業チームを編成し、
アンケートの立案や地区別懇談会の開催、そしてさまざまな調査
結果と目標を共有できたことは、
とても意義深
いものでした。
今後も関係機関との連携を強化し、行政計
画との整合を図りながら、
「みんなで考え みん
なでつくる 笑顔のまち」
の実現に向けて取り
組んでまいります。
南あわじ市社会福祉協議会
会長 谷口 啓一
9
上郡町社会福祉協議会
たけうち 防災カフェで地域のつながりづくり
もから大 人
地 域 の 子ど
で、ふれあ
ん
込
き
たちを巻
います( 絵
て
げ
広
いの輪を
の様子)
会
員
委
行
マップ実
南 あ わ じ 市 社 協
あなたのまちの社協ナビ
!
駆ける
を
域
地
ワーカー物語
このコーナーでは、県内の社協職員など
“地域福祉を進める人々”
の活動を取り上げながら、
ワーカーとしての想いを伝えます。
平成 年度
﹁トップマネジメントセミナー﹂
開催
平成 年度
兵庫県民生委員・児童委員研修総会
なっている 社 会 的 孤 立 を 地 域 福 祉
動﹂
。孤立死をはじめ各地で問題と
防 ぐ 地 域 福 祉のあり 方 と 社 協 活
た。メインテーマは
﹁社会的孤立を
人 が 出 席し
マネジメントセミナー ﹂
を 開 催 、県
に、今 年 度 から開 始 す る﹁ストップ・
市 町 社 協 会 長で合 意するととも
協 の 相 互 支 援 の 体 制 整 備 について
2 日 目 に は 、災 害 時 に お け る 社
ことの重要性が提起された。
ない 地 域 生 活 支 援 を よ り 強 化 す る
に迫 ることや、制 度の狭 間 をつくら
地 域 に 足 を 運 んで 住 民 の 生 活 実 態
いて語られ、本 人の同 意 を得ること
人情報保護の重要性と落とし穴につ
援助は成り立たない﹂
とした上で、
個
人情報への接近なくして社会福祉の
に課 題 共 有 を 行った 。講 演では、﹁ 個
人 情 報 の 適 切 な 取 り 扱い﹂
をテーマ
270人が参加した。1日 目は、﹁個
児 童 委 員 研 修 総 会 が 開 催 さ れ 、約
9 月 3 ∼ 4 日 、兵 庫 県 民 生 委 員・
が 活 動 を 進 め る 上で 必 要 な 視 点 を
共有した。全県の民生委員児童委員
深め、最 後はグルー プごとの成 果を
者の支 援など、テーマごとに協 議 を
知 症の方への接し方 、災 害 時 要 援 護
とり 暮 らし 高 齢 者への見 守りや 、認
むアクションプランについて検討。ひ
題を出し合い、今後重点的に取り組
習では、それぞれの民 児 協 活 動の課
また 、
2日 間にわたるグルー プ演
∼個人情報の取り扱いや今後の重点取り組みを話し合う∼
の観 点 か らど う 捉 え 、対 応 を 図 る
ザ・無縁社会﹂
全県キャンペーンの市
や情報の使用目的を明確にすること
確認し、
情報交換し合う場となった。
∼ 社 会 的 孤 立に社 協はど う 対 応 す る か∼
のかを議論した。
町・ブロック 域 での 展 開 について 協
の大切さを確認し合った。
内市町社協の会長ら
基 調 講 演では、明 治 学 院 大 学 教
議を行った。
8月 日∼ 日にかけて
﹁トップ
24
授 の 河 合 克 義 さ ん よ り 、数 々 の
データ・調査結果をもとに、無縁化
が 高 齢 者のみならず 幅 広い世 代へ
広 がっている 実 態 について 講 演 い
ただいた。
﹁ 支 え 合 う 地 域へ∼ 小 地 域 福 祉
活 動 と ケ アシステム づ く り ∼ ﹂と
題 し た パネル 討 議では 、朝 来 市 社
協の戸 田 幸 男 会 長 と 宝 塚 市 社 協
の稲 野 廣 理 事 長 か ら、介 護 職 員 を
含 めた 職 員 が 多 職 種でチ ームを
組 んで住 民 活 動 支 援 を 行っている
取り組みが報告された。
セミナ ー を 通 して 、社 協 を はじ
めとする福 祉 専 門 職 が積 極 的に
日 、県 福 祉 センタ ー にて
での流れや手法、さらに策定の第1
社会福祉法人経営計画策定ゼミナール
が開講される
8月
ステップである
﹁ビジョンの設定﹂
に
関する講 義 があった。続いて、参 加
﹁ 社 会 福 祉 法 人 経 営 計 画 策 定 ゼミ
ナール﹂
を開講した。
者が自法人の経営理念に基づいた
ビ ジョン の 設 定 作
本 ゼミナ ー ルは 、社 会 福 祉 法 人
を取り巻く情勢が激し
業にも取り組んだ。
本 ゼミナ ー ルは
く変化する中、安定した
経 営 活 動を展 開するた
め のツ ー ル で あ る 経 営
今 年 で3 回 目 を 迎
演習では、
民児協のアクションプランについて多くの意見が交わされた。
お問い合わせ先
兵庫県社協 総務企画部 ☎078-242-4633 FAX 078-242-4153 E-mail [email protected]
アピールしたい活動の
情報をお寄せください。
発災後3日間を乗り切るための
資源や方法に知恵を絞る
連絡先
兵庫県地域包括・在宅介護支援センター協議会
事務局(兵庫県社会福祉協議会 地域福祉部)
☎(078)
242-4634 FAX
(078)
242-0297
他の専門職との連携を目指し、今年度は
県内社会福祉協議会職員とともに参加で
きる、支え合いマップづくりにヒントを得た
地域のネットワークづくりをテーマに開催!
お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
*本会入会の手続き、活動や研修内容・お申込みに関するお問い合わ
せは、下記事務局まで。
え 、その 間 、経 営 計
職員同士が学び、情報交換をする仕組みづくりが進んでき
計 画の具 体 的 な 策 定 手
ました。
画の策 定に着 手 し
また、ブロック活動支援助成を強化し、より身近な地域で
法を学ぶものである
︵プ
開しています。
た法人が年々増え
織しています。職員の資質向上のため、各研修の開催や、近
ログラムは別表参照︶
。
策提言活動を行うなど、協議会だからこその取り組みを展
昨年度の研修テーマは「災害にも
強いネットワークづくり」
成9年11月11日に設立され、全国で2番目に多い会員で組
講師・コーディネーター 木原 孝久 氏(住民流福祉総合研究所 所長)
パネラー 県内の地域包括支援センター(在宅介護支援センター)職員
主催 兵庫県地域包括・在宅介護支援センター協議会
日時・場所
神戸会場 10月29日
(月) 県福祉センター 1階多目的ホール
姫路会場 10月30日
(火) 西播地域地場産業振興センター 9階901室
*両日とも10:30∼16:30 同内容
参加費 会員:無料 非会員:5,000円
畿ブロックや全国研修の情報、国の動向等を発信したり、政
「ストップ・ザ・無縁社会」全県キャンペーンの展開を協議
組み=地域包括ケアシステム」
を構築することを目指し、平
「住民と専門職が
連携・協働する地域づくり
∼助け合いから、安心の地域へ∼」
域で、尊厳あるその人らしい生活を継続することができる仕
ている。今後もゼミ
◆講師からの総括
現任職員研修会
議会は、兵庫県内のセンターが、
「 高齢者等が住み慣れた地
第1回目は、社会保障
等の総合相談窓口として県内に約300カ所あります。本協
ナールをはじめと
◆「BSCを活用した経営計
第4回
画の作成」
(12月)
◆「計画策定後の進捗管理
について」
こんな取り組みをしています
地域包括支援センター・在宅介護支援センターは、高齢者
と税の一体改革などの情
◎各法人での課題レポート
の作成
兵庫県地域包括・在宅介護支援センター協議会
地域の安心を、住民の皆さんとともに!
ビジョンの策定に熱心に取り組む参加者
◆「ビジョン達成に向けたス
ト ーリー づ くり∼ 戦 略
マップの作成∼」
した 経 営 計 画 策 定 支 援 事 業 を 通
第3回
◆「バランス・スコアカード
(11月) (BSC)の活用」
勢動向や計画策定の意義を確認し
◎各法人での課題レポート
の作成
じ 、社 会 福 祉 法 人の経 営 基 盤 強 化
◆「経営課題の抽出と経営
戦略の策定」
た 後 、兵 庫 県 立 大 学の當 間 克 雄 教
第2回
◆
「法人の現状分析
(10月)
∼SWOT分析∼」
を支援していく。
◎各法人での課題レポート
の作成
兵庫県社協の会員からの情報発信コーナーです
みんなの広 場
「無縁化」の広がりについて語る河合さん
37
23
◆「経営理念の確認及びビ
ジョンの設定について」
授 より 、経 営 計 画の概 要 や 策 定 ま
プログラム
10
2012 October
2012 October
11
24
22
28
◆「社会福祉法人における
経営計画策定の意義」
第1回
(8月)
県社協ニュース
NEWS
平成24年10月1日発行(毎月1回1日発行 定価150円) 昭和27年4月7日 第3種郵便物承認 発行人:武田政義 発行所:社会福祉法人 兵庫県社会福祉協議会
兵庫県社会福祉協議会
I N F O R M A T I O N ・伝 言 板
助成金情報
No.740
特集……P2
ストップ・ザ・無縁社会
絆つなげる 明日へつながる④
第51回
社会福祉夏季大学の
内容から
「ストップ・ザ・無縁社会」広がれ!全県キャンペーン……P6
みんなでつくるひょうごの福祉……P7
認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けるために
∼
「グリーンハイツ地区成年後見センター」の取り組みから∼
あなたのまちの社協ナビ……P8
南あわじ市社協
みんなで考え みんなでつくる 笑顔のまち ∼行政施策との連携で進める地域づくりの展開∼
地域を駆ける!ワーカー物語……P9
安心して暮らせる地域をつくる!
上郡町社会福祉協議会 竹内 盛一郎さん
県社協ニュース……P10
みんなの広場……P11
この機関紙は赤い羽根共同募金配分金により発行しています。
伊丹市
見やすいユニバーサルデザイン
フォントを採用しています。
10月から、
共同募金運動が
スタートします!
●ひょうごの福祉 第740号 ●発行所/社会福祉法人 兵庫県社会福祉協議会 〒651-0062 神戸市中央区坂口通2丁目1番1号 TEL078(242)4633 FAX078(242)4153
10
平成24年10月1日発行(毎月1回1日発行)定価150円 昭和27年4月7日第3種郵便物承認 ●発行人 武田 政義 ●編集人 永守 研吾 ●URL www.hyogo-wel.or.jp/
認め合い ともにつながり 支え合う みんなでつくる ひょうごの福祉
東日本大震災県外避難者の皆さんに
支援情報をお届けします!
締切り 平成24年11月11日
(日)
消印有効
福祉活動等に対する助成金の情報です。
詳細に
ついては、
それぞれの問合せ先にご確認ください。
ひょうご安全の日推進事業
助成制度
(第2期)
「災害文化」の定着に貢献する兵庫県内で実
施される事業へ助成します。
対象団体 規約などを有し、事業責任者、会
計責任者などを明確にしている団体(NPO、
自主防災組織、
実行委員会など)
助成額 地域事業上限50万円、全県事業上
限100万円
締切り 平成24年10月22日
(月)
申 事業を実施する地域を所管する県民局防災
●
担当課
問 ひょうご安全の日推進県民会議事務局
●
TEL078-362-9984
URL http://www.19950117hyogo.jp/
平成25年度年賀寄附金配分
総務大臣の認可を経て、法律で定められた
10の分野の事業を行う全国各地の社会福祉
施設をはじめ、多くの団体に配分します。
対象団体 【一般枠】
「お年玉付き郵便葉書等
に関する法律」
に定められた10の事業を行
う社会福祉法人、更生保護法人、公益社団
法人、公益財団法人、特例社団法人、特例
財団法人、
特例非営利活動法人などの団体
【特別枠】東日本大震災による被災者の救
助またはその予防
(復興)
を目的とする事業
配分事業分野 【一般枠】活動・一般プログラ
ム、活動・チャレンジプログラム、施設改修、
機器購入、
車両購入
【特別枠】東日本大震災の被災者救助・予防
(復興)
助成金額 1件あたり500万円
(上限)
※活動・チャレンジプログラムのみ50万円
締切り 平成24年11月30日
(金)
消印有効
申●
問 日本郵便株式会社 総務部
●
TEL03-3504-4401
URL http://www.post.japanpost.jp/kifu/
キリン福祉財団
平成25年度キリン・子育て公募助成
地域に根付く小さな福祉活動に助成します。
対象事業 「地域」
「子育て」
「ボランティア」
の
3つのキーワードに合致する、地域での子育
てに関わるボランティア活動を目的とする
民間団体で、4人以上のメンバーが中心と
なって活動する団体・グループ
(活動の年数、
法人格の有無は問わない)
助成金額 1件(1団体)上限30万円(総額
3,500万円)
問 公益財団法人 キリン福祉財団
●
東日本 大 震 災 県 外 避 難 者 西日本 連 絡 会
(愛称「まるっと西日本」)では、関西に避難
されている当事者同士の交流会や支援イベ
ントなど、避難者に役立つ情報を無料で配
信しています。
支援情報メールのお申込みは、
[email protected]へ空メー
ルを送って登録してください。
URL http://maruttonishi.jimdo.com
TEL03-5540-3522
URL http://www.kirin.co.jp/found
研 修・イベント
第10回生と死を考える市民フォーラム
「住み慣れた街で認知症を楽しむ」
日時 平成24年10月13日
(土)
14:00∼16:00
場所 尼崎市総合文化センター7階
第2会議室
参加費 無料
内容 特別講演「認知症薬の最新事情」
(長
尾クリニック院長 長尾和宏さん)、かいご
漫才など
定員 100人(先着順)
申●
問 ケアネット尼崎 TEL06-6412-9012
●
介護の日シンポジウム
行事予定
10月
15・16日 生活保護中堅ケースワーカー研修
◆社会福祉研修所
24 日 社会福祉法人財務管理研修◆県福
祉センター
平成20年に制定された
「介護の日」
にあわせて、
「老いを生きることを共に考える」をテーマに、
介護の日シンポジウムを開催します。精神科医
で
『「老い」
を生きるということ』
の著者・竹中星
郎さんと、
NHK
「ハートネットTV・介護百人
一首」等の司会でご活躍の小谷あゆみさんを
迎え、
これからのケアを共に考えます。
日時 平成24年11月7日
(水)
13:00∼17:00
場所 兵庫県民会館9階 けんみんホール
参加費 無料
定員 300人
締切り 平成24年10月25日
(木)
申 URL http://www.hyogo-kenroukyo.jp/
●
問 一般社団法人 兵庫県老人福祉事業協会
●
TEL078-291-6822
県社協第227回理事会◆県福祉セ
ンター
25日 福祉の就職説明会 AUTUMNin
あまがさき◆尼崎市総合文化センター
26日 新任職員OJT担当者研修(Bコー
ス)
◆県福祉センター
28日 第15回介護支援専門員実務研修
受講試験◆神戸大学ほか
県地域包括・在宅介護支援センター
29日 協議会 現任職員研修会◆県福祉
センター
30日 県地域包括・在宅介護支援センター
協議会 現任職員研修会◆西播地
域地場産業振興センター
第61回兵庫県社会福祉大会
社会福祉の発展に功績を残された方々へ
の表彰および記念講演を行います。
主催 兵庫県、兵庫県社会福祉協議会、
高砂市、
高砂市社会福祉協議会
日時 平成24年11月30日
(金)
13:00∼16:00
会場 高砂市文化会館じょうとんばホール
参加費 無料
内容 表彰式典、谷五郎氏(ラジオ・パー
ソナリティ)による記念講演「絆つ
なげる・明日へつながる」
申●
問 兵庫県社会福祉協議会総務企画部
●
TEL078-242-4636
URL http://www.hyogo-wel.or.jp
15日 県社協第174回評議員会◆県福祉
センター
31日 福祉の就職説明会 AUTUMN in
あかし◆明石市立産業交流センター
11月
1日 介護支援専門員専門研修課程Ⅱ・
更新研修A
(後期)◆県立のじぎく
会館ほか
10日 介護福祉士受験セミナー公開模擬
試験◆社会福祉研修所
11日 福祉の就職説明会 AUTUMN in
ひめじ◆姫路商工会議所
28日 近畿ブロック地域包括・在宅介護支
援センター協議会 奈良県セミナー
◆ホテル日航奈良
30 日 老人福祉施設中堅職員研修◆社会
福祉研修所
第61回兵庫県社会福祉大会◆高
砂市文化会館
兵庫県の地域福祉情報誌
現状の制作物を一新したい
新しい情報を伝えたい
そんなとき、
ご相談ください。
●人も地域も元気に!地域の夢とアイデアが詰まった
“ご当地福祉”
を紹介します!
カタログ、
パンフレット、情報誌、広告などの企画・制作
神戸市中央区海岸通8番 神港ビルヂング5F
TEL078-331-5255 FAX078-331-7800
http://www.idee-kobe.co.jp
株式会社 イディー
イディー 神戸
検索
●福祉制度を分かりやすく!福祉のさまざまな情報を
お伝えします!
毎月発行・年間購読料 1,
500円(送料別)
申し込み・問い合わせ 兵庫県社協 総務企画部 TEL078-242-4633