銃剣で戦う - タテ書き小説ネット

銃剣で戦う
ローズ
タテ書き小説ネット Byヒナプロジェクト
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︻小説タイトル︼
銃剣で戦う
︻Nコード︼
N5590BA
︻作者名︼
ローズ
ゲームの中に閉じ込められた、主人公が銃剣で頑張るというお
︻あらすじ︼
話です。
主人公最強です。
︵拙い文章ですが、理解頂ける様頑張りたいと思います︶
書ける時間があれば書いていきたいと思います。
よろしくお願いします。
1
一話
・・・・ダッン!・・・・ダッン!・・・
俺は今、森の中にいた。
静寂な森の中で俺の射つ銃声の音が大きく響く。
そして、獲物は光となって消えていった⋮
********************
龍也”の義妹の“海
今、俺は母親の車に揺らされながら、目的地へと向かっていた。
﹁兄様、兄様、楽しみですね﹂
隣の少女から唐突に話しかけられた。
﹁そうだな﹂
その言葉に少し笑みが漏れた。
﹁私はとても楽しみです﹂
少女は満面の笑みを浮かべた。
優香”だ。
隣で声をかけている少女は俺のこと“海原
原
2
優香は父の知人の娘で10年前に海原にやって来た。
優香の父親と母親は飛行機の墜落事故で亡くなった。
優香の家はは相当の金持ちらしく、親族と名乗る他人が金目当て
で優香の元へやって来たのだそうだ。
その親族たちは誰が優香を引き取るかで喧嘩にも発展したそうだ。
親族たちは決して優香を見ておらず、優香の親が残した莫大な遺
産しか見ていなかった。
それを見兼ねた、俺の父が激怒し、遺産を自称親族たちにくれて
やり、優香だけを引き取ったそうだ。
﹁自分の身に何かあったら、優香を守ってくれ﹂それが優香の父親
との約束だったそうだ。
そうして、優香は海原一家の一員になったのだ。
だが、優香は親が死んだことの悲しみと親族たちの行動に怯え、重
度のノイローゼになっていた。
それから、優香は笑わなくなった。
小さい頃からの優しい笑顔が消え、何をしても無関心だった。
俺が中学生に入る頃、友達が面白いから優香にやらせてみろと言
われたのでMMO−RPGを優香にやらせて見ることにした。
最初は無表情でやっていたが、次第に表情が変化し、前のように
笑うようになったのである。
3
俺の父、母は泣いて喜び、俺もとても喜んだ。
それから、優香がMMO−RPGにドップリとハマってしまった。
俺は勉強や交友関係は大丈夫かなと心配したが、勉強では学年一
位で友好関係も良かったから俺は何も言わなかった。
そして今年、軍のVR技術を使い仮想空間での実際の魔法や戦闘
が出来るという夢のVRMMO−ROGのβテスターの募集をして
いた。
これを義妹の優香が見逃すはずがなく、応募したら、当たってし
まった。
それは良かったのだが。
何故か、俺にもVRMMO−RPGの招待状が来ていたのだ。
これにはとても驚いた。
俺は応募していないのだから。
優香が一緒に応募していたらしい。
そのため、俺も一緒に行くことになったのだった。
夏休み中の一ヶ月間、泊りがけで体験するそうだ。
優香はとても楽しみのようだ。いつもソワソワしていたのだから、
分かってしまう。
﹁⋮に⋮ま⋮⋮兄様﹂
誰かが肩を揺する。そして、目が覚めるのである。
﹁着きましたよ﹂
4
﹁ん?⋮あぁ⋮⋮着いたか﹂
脳が再起動し完璧に目が覚めた。
俺たちは母親に礼を言ってホテルの中に入っていった。
俺たちは指定された、ホテルでチェックインを済ませ、会社から
の説明会までの時間、優香のMMO−RPGの話をずっと聞いてい
た。
正直、疲れた。
そして、本社の大きな会場で説明を聞くことになった。優香は食
いつく様に見ていたが、俺は寝ていた。
説明会の終わりに近づくと一人の男が出てきた。
名前は忘れたがこのVRMMO−RPGの︻終わりなき世界︼の
開発責任者らしい。
その男は白熱する会場でこのVRMMO−RPGについて熱心に
話していた。
最後に﹁存分に楽しんでくれ﹂と言った、瞬間、会場は爆発した。
その時に浮かべていた男の笑みは何か寒気のする様なものだった。
その後、優香はMMO−ROGの時のギルドのメンバーの所へ行
った。
5
ギルドのメンバーの数人も当たったらしい。
俺はVRMMO−RPGが始まるまでの時間、バイキング方式の
飯を食って、また寝た。
俺は目覚めて、時計を見た。時計は開始時間をかなり過ぎていた。
それを見た、俺は急いでVR機の元へ向かった。
さっき、優香から﹁寝坊しないで下さい﹂と言われたばかりだっ
たので恥ずかしくなってしまった。
そして、受付を通して、VR機のある場所へとたどり着いた。
俺が見たVR機は棺桶のように見えたのは気のせいだろうか?
まぁ、そんなことはどうでもいい。
さっさと入ろう。
俺はVR機に入り、扉を閉めた。
そして、目を閉じるという指示が出たので目を閉じた。
オープニングの様なものが流れ、俺は地に立った。
俺は始めてVRMMOをやるので良く分からないが⋮俺は何処か
のボロい家の中にいた。
6
何かおかしくない?
︻現在ステータス︼
名前:RYU
性別:♂
職業:無職Lv1
︿スキル﹀なし
︿称号﹀なし
所持金:5000コルド
7
一話︵後書き︶
楽しく読んで頂けるように頑張ります。
よろしくお願いします。
8
2話
俺は今、ボロい家の中にいた。
家の中の家具はボロくは無いが家の中は埃が溜まっていた。
そのため、俺は扉や窓を全て開け放った。
そして、床に落ちていたハタキや箒を駆使して部屋を最低限住む
ことのできる状態にまで掃除をした。
何故、俺がここに住むようなことを言ったかというと家の周りが
深い森に囲まれていたからである。
俺は森を探索する為に家の中を軽く物色した。
物色し始めて数十分後、見つかったのが短剣二本と単発式の銃一
丁と銃弾十二発と黒いローブを見つけた。
この銃は先端にナイフを取り付けるようになっていて、取り付け
ると銃剣になった。
そして、俺は今、白いパンツとシャツだけだったので黒いローブ
があったのには助かった。
これで変態と言われることはない。
そして、俺はゆっくりと森の中へと入って行った。
森に入って暫くすると、何かが叫ぶ声が二つあった。気になった
俺はその声の元へと向かった。
暫く歩いていると二つの内一つの叫び声が止んだ。
9
その音の元を見るとドラゴン?よりも恐竜に似た緑色の生き物が
雄叫びをあげていた。
この生物のことをグリーンドラゴンと呼ばせてもらうことにした。
グリーンドラゴンは戦いで頭の上にあるHPバーが一割弱にまで減
っていた。
レベルは﹃???﹄になっており、レベルがかなり離れているよ
うだ。
俺は少し、ビビってしまった。
ゲームがこんなにリアルだなんて。
俺は葛藤した。
戦うかそれとも逃げるのかを。俺がここから逃げてもまだまだい
るだろう。
だから、俺は戦うことを選択をした。
俺はゆっくりと弾を装填し、グリーンドラゴンの頭を狙うように
構えた。
それに気付いたのかグリーンドラゴンが一瞬で距離を数メートル
まで迫っていた。
俺は何故か冷静に頭だけを狙っていた。
それから、ゆっくりと引き金を引いた。
⋮ダッァン⋮⋮⋮
銃声が森の中で響いた。クリティカルヒットという文字を浮かび
上がらせて。
10
グリーンドラゴンは倒れ光となって消えていった。
俺は何かが切れたように地面に座り込んだ。
ポーンという音と共に﹁無職﹂レベルが2に上がりました。レベ
ル3に上がりました。・・・・・・・﹁無職﹂レベル10に上がり
ました。スキル︽ジャンプLv1︾︽ステップLv1︾︽体術Lv
1︾を獲得しました。・・・・・・﹁無職﹂レベル20に上がりま
した。スキル︽幸運︾を獲得しました。職業︿銃剣士﹀を獲得しま
した。
職業を﹁無職﹂から﹁銃剣士﹂に替えますか?
・・・YES
職業﹁銃剣士﹂になりました。
スキル︽射撃Lv1︾︽狙撃Lv1︾︽銃剣術Lv1︾︽突きL
v1︾を獲得しました。・・・・・・・・・・・・﹁銃剣士﹂レベ
ルレベル15に上がりました。︽急所狙いLv1︾︽貫通強化Lv
1︾︽隠密Lv1︾を獲得しました。・・・・・・・レベル25に
上がりました。︽拡散攻撃Lv1︾︽受け流しLv1︾を獲得しま
した。
一定値以上の経験値を獲得したため、︽弾数2倍︾︽連続射撃L
v1︾︽見切りLv1︾︽索敵Lv1︾︽状態異常無効︾︽即死無
効︾を獲得しました。
称号︽竜殺し︾︽スナイ
特定の条件を満たしたのでスキル︽威圧Lv1︾︽冷静Lv1
︾︽下克上︾︽才能︾を獲得しました。
パー︾を獲得しました。
おぉ、スゲー。こんなに沢山貰ったぜ。
グリーンドラゴンのドロップ品もかなり良かった。
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ドロップ品は亜竜の鱗五つと亜竜の牙四つと亜竜の肉八つだった。
よし、満足したしログアウトしよう。
俺はログアウトを探して選択した。
だが、ログアウト出来なかった。
何故かと思っていたら、一通のメールが届いた。
送信者:???
本文:君たちをゲームの中に閉じ込めた。
ここから出るためにはゲームを進めなければならない。
この世界の死は現実世界の死と同じである。
さぁ!進め冒険者達よ。
健闘を祈る⋮⋮
・・・・・・・・・・・・は?
嘘だろ?意味が分からない。
でも、現にログアウトが出来ない。
この世界の死は現実世界の死と同じ。
ここで焦るのが普通だろう。
だが、俺はとても冷静だった。
俺はこれからどうしようかと考えていたのである。
12
13
2話︵後書き︶
∼スキル∼
︻戦闘スキル︼使いたい時に使うことが出来る。MPを使用すると
発動するスキル。
基本的に一部の街では使用不可。
︽ジャンプLv1︾
︽ステップLv1︾
︽体術Lv1︾
︽射撃Lv1︾
︽狙撃Lv1︾
︽銃剣術Lv1︾
︽突きLv1︾
︽急所狙いLv1︾
︽貫通強化Lv1︾
︽隠密Lv1︾
︽拡散攻撃Lv1︾
︽受け流しLv1︾
︽連続射撃Lv1︾
︽見切りLv1︾
︽索敵Lv1︾
︽威圧Lv1︾
︽冷静Lv1︾
︻常時発動スキル︼MPを使用しなくても発動出来るスキル。常に
14
発動している。
︽幸運︾
︽下克上︾
︽才能︾
︽状態異常無効︾
︽即死無効︾
︽弾数2倍︾
︻生活スキル︼MPを使用する物もある。生産職の必至スキル。
︻称号︼スキルとは違って、常時一つしかつけることが出来ない。
いつでも付け替え出来る。効果はかなり高い。
︽竜殺し︾
︽スナイパー︾
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3話
﹁どういう事だ!!!﹂
街に怒声が響く。
それもあちらこちらから。
街の人々はパニックに陥っていた。
﹁何!?このメール??﹂
﹁どういうことだ!﹂
﹁ログアウト出来ねぇ?﹂
﹁えっ?死んじゃうの⋮?﹂
﹁うっ⋮うううぇぇん!ママー!﹂
﹁帰りたいよー!﹂
﹁じゃあ、さっきフィールドで死んだ奴は?﹂
﹁誰かー!﹂
街のあちらこちらから怒りの声や悲しみの声が響いている。
その中にはキョロキョロと何かを探しているように首を振ってい
る少女がいた。
少女は人混みを掻き分け、進んで行く。時より、少女が何かを叫
んでいるが虚しくもその叫びは周りの声に混ざって消えていく。
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それでも少女は進んで行く。
突然、手首を後ろから掴まれ、それは阻まれてしまった。
症状は掴まれた方を振り向いた。そこには少女の仲間と思われる
少女が立っていた。
その二人の少女は何かを話し合って、その後、追いかけて来た少
女に引っ張られて連れて行かれた。引っ張られている少女は何か言
っているがお構いなしに連れて行かれた。
その時の少女の言葉は﹁お兄ちゃん、何処ですか?﹂と言っている
ようだった⋮
17
3話︵後書き︶
∼職業∼
職業は神殿へ行くと替えることができる。プレイヤー達は最初に
神殿へ行き、職業を替えること。
特定の条件で貰える職業もあるがプレイヤー達はまだ知らない。
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4話
俺は目覚めた。窓から射し込む光によって。
俺はベッドから立ち上がった。そして、目の前にある割れている
鏡を覗き込んだ。そこには現実世界と同じ容姿をしている俺が映っ
ていた。
俺は大きな欠伸をした後、朝食を取ることにした。朝食と言って
も、竜の肉を焼いただけの物だけど。竜の肉は一つだけでも結構な
量があったのでかなり腹が膨れた。
そして、俺は昨晩見つけた、地下への扉を開けることにした。
床にある、少し錆びた鉄扉を開けると、冷たい空気が流れてきた。
俺は薄暗い階段を一歩ずつ、ゆっくりと降ろして行った。
その階段は10段程で終わった。
そして、目の前にある少し大きめの鉄扉を開けて進んだ。中に進
むと突然、光を浴びた。
俺は前を向いた。すると、そこにはこのボロ家より大きい部屋が
広がっていた。部屋の周りには沢山の本が入っている本棚があった。
そして、意識は部屋の中央の机の上にある古びた壺に向いた。
俺はそれをゆっくりと持ち上げた。触って見ると、かなり丈夫な
素材が使われていると分かった。
壺には蓋があった。蓋を外して覗き込んでも壺の中には何も入っ
ていなかった。
俺はそれを触っていると使い方が何故か分かった気がしてきた。
19
俺は机の上に散らばっていた塊をいくつか入れて蓋をして、何ら
かの力を入れると壺が少し揺れ始めた。
暫くして、中を見ると何かの塊が鉄へと変わっていた。
ポーン・・・スキル︽錬金術Lv1︾を獲得しました。
なるほど、これは錬金壺だったのか。でも、何で分かったのだろ
うか?
・・・・あぁ!分かった。
もしかして、スキルの︽才能︾のおかげかな?
だとしたら、とても良いスキルだな。きっと、スキルが覚え易く
なるスキルなんだな、と考えた。
それよりも。
俺は机の上に放置されている本を徐に手に取った。
そこには錬金術のレシピがズラッと書かれていた。俺はそのレシ
ピを見ていく。
﹁あった!﹂
目に入ったのは銃弾のレシピだった。
20
4話︵後書き︶
駄文ですが、理解して貰えるよう頑張ります。
21
5話
ザック⋮ザック⋮⋮
今、俺はボロ家の隣の畑を耕している。地下室で見つけた地図に
よるとこのボロ家は亜竜の森と呼ばれる森の真ん中に近いところに
あるらしい。
この亜竜の森は真ん中辺りにはあまりモンスターがいないのだそ
うだ。
この森は迷路のようになっていて、出るためにはかなりの時間が
掛かるらしい。
だから、俺は長い間住む可能性を含めて畑を耕している。
この世界では現実世界と同じように腹が減る。そのため、何も食
べないと餓死する可能性がある。
畑を耕す事は意外に大変でずっと鍬を振るっているために手にま
めが出来てしまった。
そして、トマトなどの種を蒔いて井戸から汲み上げた水を蒔いた
俺は装備を整えて森の中に入っていった。
俺は今、安全とスキルのレベル上げのために︽隠密︾を駆使して
ある物を探していた。
ある物とは怪我をした時などに役立つ薬草である。薬草は魔物も
食べるらしいので薬草を採って来て、栽培する方が安全で良いらし
いので畑を耕していた。
22
沢山の本の中に薬草について書かれた物があったので特徴は分か
るのだが何処にあるかは分からなかったので今、本を見ながら探し
ている。
薄暗い森の中をくねくねと探している。一時間程歩き回ったと
ころで少し開けた場所に出た。
開けた場所には薬草らしき植物が群生していた。俺は本と見比べ
て、本物だと分かったのでいくつかは根っこごと採って、他の薬草
は根っこを残して摘んでいった。
そして、この場所を地図にマークした。
薬草は育てるのを除いて70個取れた。採ったのは全てアイテム
ボックスに入れてある。
俺は思ったより薬草が採れたので別の物を探すことにした。
その後、地図を見ながら探索していると何か悲鳴のような声が聞
こえた。
俺は直様︽索敵︾を使った。すると、今いる場所から少し西に行
ったところにいくつかの反応があった。
俺は見つからないように走って行った。
悲鳴の元へ行くと黒緑の醜いモンスターがいた。
ゴブリンだ。
それも結構、沢山と。ゴブリン達は何かを囲むように何かをして
いた。
23
よく見ると、殴ったり、蹴ったりしている。
俺はゴブリンのレベルを見る。
28⋮⋮31⋮42など十数匹いた。
俺はレベル上げのチャンスだと思い、レベルの一番高い47に銃
口を向けた。
俺は音をあまり出さないようにローブを巻き付け、ゆっくりとゴ
ブリンの頭に狙いを付けて、放つ⋮
・・・・・パッ⋮ン
小さい乾いた音がこぼれた。
ゴブリンは倒れ、
光となっていった。
⋮ポーン
レベルが26に上がりました。レベルが27に上がりました。・・
・・・・・レベルが33に上がりました。
特定の条件を達成しました。スキル︽サイレント・ショットLv
1︾を獲得しました。
俺は会得したばかりの︽サイレント・ショット︾を使った。ゴブ
リン達は混乱しながらなす術もなく光となった。
使った弾数は17だった。︽弾数2倍︾のお陰で残り5発ある。
俺は急いでゴブリン達のいた場所へ走った。
24
そこには白い少年、少女が血塗れで倒れていた。
容姿はかなり良い方だがこの子達はゴブリンだった。
厳密に言えば、︿ハイゴブリン﹀のようだが。
一通りの応急手当をして、草や木を使って隠れ
俺は治療することにした。採った、薬草を使って傷口に塗って止
血した。そして、
ることにした。
俺は隠れながら︽索敵︾を使い、周りに何もいないことを確認し
て木にもたれ掛かった。
・・・・・・・・。
・・・・・ん?
俺はいつの間にか、寝ていたようだ。
何故か体が重い⋮。
俺は目を擦りながら体を見る。そこには白い二人の少年少女?が
俺にしがみ付くように眠っていた。
俺はよく分からず、呆けていた。
すると、少年少女が目を覚まし此方を凝視する。
すると、二人?はにっと笑い、抱きつかれた。
25
俺は本当に何も分からず、暫く呆けていた⋮⋮
26
6話
俺は薄暗い森の中を地図を見ながら歩いていた。
数メートル後ろに二匹のゴブリンを連れながら。
俺は後ろに振り返り一歩近づく。すると、ゴブリンは一歩後ろに
下がる。近づく。下がる。近づく。下がる。近づく。下がる。近づ
く。下がる。近づく。下がる。近づく。さg﹁それはもういい!﹂
ゴブリンはビックっと震えた。
俺はそれを見て、大きな溜息を付く。
﹁お前達は俺について行き来たいのか?﹂
二匹のゴブリンはお互いに顔を合わせて笑い、此方に走って来て
抱きつかれた。
俺は少し恥ずかしいなと思ったりした。
⋮ポーン
特定の条件を満たしたにで職業︽特級魔従士︾を獲得しました。
職業︽銃剣士︾を︽特級魔従士︾へと替えますか?
・・・・・NO
職業は︽銃剣士︾のままです。獲得した職業を神殿へ行くと替え
ることが出来ます。
特定の条件を満たしたのでスキル︽魔物使い︵特︶Lv1︾︽ス
カウトLv1︾を獲得しました。
27
ん?︽スカウト︾?
魔物を仲間にすることが出来るのか?それはおいおい調べていけ
ばいいだろう。
俺は今だに抱きついているゴブリンを引き離し、名前を付けてあ
げた。
すると、とても喜ばれた。
俺はステータスが何か変わっているか確認する。
名前:RYU
性別:♂
職業:銃剣士Lv42
スキル:︽ジャンプLv1︾︽ステップLv1︾︽体術Lv1︾︽
射撃Lv7︾︽狙撃Lv7︾︽銃剣術Lv1︾︽突きLv1︾︽急
所狙いLv6︾︽貫通強化Lv4︾︽隠密Lv5︾︽拡散攻撃Lv
1︾︽受け流しLv1︾︽連続射撃Lv1︾︽見切りLv1︾︽索
敵Lv2︾︽威圧Lv2︾︽冷静Lv6︾︽錬金術Lv2︾︽サイ
レント・ショットLv3︾︽魔物使い︵特︶Lv2︾︽スカウトL
v1︾︽幸運︾︽下克上︾︽才能︾︽状態異常無効︾︽即死無効︾
︽弾数2倍︾
称号:︿スナイパー﹀
所持金:5000コルド
従魔:ハイゴブリン×2
このゴブリン達は俺の従魔になってる。連れて行けるのは2体ま
でのようだ。
28
ハイゴブリン×2の部分を触ると他のステータスが見れた。
名前:ミラ
性別:♂
種族:ハイゴブリン
職業:鬼闘士Lv65
スキル:︽ジャンプLv17︾︽ステップLv25︾︽体術Lv5
5︾︽鬼闘流Lv33︾︽鬼人化Lv17︾︽受け流しLv16︾
︽身代わりLv3︾︽鬼拳Lv14︾︽鬼人波Lv6︾︽登るLv
34︾︽気配察知Lv11︾︽剛力Lv29︾︽頑丈Lv47︾︽
物拾いLv36︾︽人語︵下︶︾︽兄弟愛︾︽慈愛︾︽長寿︾
称号:︿RYUの従魔﹀
名前:ミル
性別:♀
種族:ハイゴブリン
職業:鬼巫女Lv57
スキル:︽ジャンプLv7︾︽ステップLv10︾︽体術Lv43
︾︽下級回復魔術Lv52︾︽中級回復魔術Lv23︾︽MP回復
量増加Lv19︾︽魔術強化Lv21︾︽結界Lv8︾︽下級支援
魔術Lv34︾︽中級支援魔術Lv16︾︽人語︵下︶︾︽兄弟愛
︾︽慈愛︾︽長寿︾
称号:︿RYUの従魔﹀
・・・・・・・・・。
俺はそのステータスの高さに絶句した。ゴブリンは雑魚と認識し
ていたため、絶句しかなかった。
29
俺は暫くの間、絶句していた。
リュウをゴブリン達は不思議そうに見ていた。
俺は正常に戻ったと同時にゴブリン達を見ると思わず、敬礼をし
てしまった。
その姿をゴブリン達は不思議そうに見ていた。
この事をあとあとゴブリン達に思い返されて、爆笑されたのは言
わなくていい話だろう。
30
6話︵後書き︶
31
7話
俺は今、燃えるような色をしている草を離れて見ていた。
俺はその草に向かって、小石を投げた。
⋮ヒュン・・・・・
その小石は草に当たった。
ドッオオォォォォォォ!!!!!!!!!!
周りの木々を巻き込んで爆発を起こした。
ワ∼⋮スゲー。
俺はその予想以上の凄さで片言になったのは仕方のないことだろ
う。
今、小石をぶつけた草は火薬草と言われていて銃弾を作るのに必
要な素材だ。
だが、火薬草は何かに触れると爆発してしまうので危険だ。
危険だって言うレベルじゃないよな?あんなのくらったら一瞬で
御陀仏だよな?
俺は愚痴りながら、他の火薬草を採ろうと動き出した。俺は余り
密集していない火薬草を集中的に採ることにした。火薬草が密集し
ていると連鎖爆発で本当に御陀仏だからな。
火薬草は水で濡らして採るらしい。俺は水の入った水筒をゴブリ
ン達にも与えて手分けして採ることにした。
32
何とか一つも爆発せずに無事採ることが出来た。慎重かつ素早く
採っていったのでスキル︽採取︾を獲得してしまった。
俺は目的を果たしたので。家へ帰ることにした。
その日、見た夕陽はとても綺麗に見えた。
俺たちはボロ家まで帰って来て、火薬草を水に浸した。
火薬草は一晩、水に浸すといいとゴブリンに言われたので殆どの
火薬草を水に浸すことにした。
俺たちは水で体を洗い、焼肉を食ってベッドが一つしか無いので
一緒に寝ることにした。
一緒に寝ると言った時、ミルが嬉しいそうだったのは何でだろう。
やっぱり、毛布で寝たかったんだろうと考えて意識を闇に落とし
ていった。
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PDF小説ネット発足にあたって
http://ncode.syosetu.com/n5590ba/
銃剣で戦う
2012年10月2日22時51分発行
ット発の縦書き小説を思う存分、堪能してください。
たんのう
公開できるようにしたのがこのPDF小説ネットです。インターネ
うとしています。そんな中、誰もが簡単にPDF形式の小説を作成、
など一部を除きインターネット関連=横書きという考えが定着しよ
行し、最近では横書きの書籍も誕生しており、既存書籍の電子出版
小説家になろうの子サイトとして誕生しました。ケータイ小説が流
ビ対応の縦書き小説をインターネット上で配布するという目的の基、
PDF小説ネット︵現、タテ書き小説ネット︶は2007年、ル
この小説の詳細については以下のURLをご覧ください。
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